JP2007221614A - 自動車内通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリ線のようにバス状に配線された信号線を通信線として、S/N特性の異なる複数の通信対象に対して信頼性の高いブロードキャスト通信ができる自動車内通信装置を提供する。
【解決手段】自動車内の制御側の電子制御装置200に接続された送信側の通信装置100と、複数の被制御側の電子制御装置200a,200b,200c,200dと、被制御側の電子制御装置200a,200b,200c,200dに接続された受信側の通信装置100a,100b,100c,100dと、電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線301とを備え、送信側の通信装置100が、受信側の通信装置100a,100b,100c,100dに対して複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中からサブキャリア毎により低いビット割付量を選択してブロードキャスト通信を行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車内において通信を行う自動車内通信装置に係り、特にバッテリ線等のようにバス状に配線された信号線を通信線として用いる自動車内通信装置に関する。
機械的な制御機構によって実現されてきた従来の自動車の走行制御は、急速な半導体技術の進歩により、燃費や安全性の向上などのために電子的な制御に置き換えられている。この電子制御技術の発展により、ハイブリッド車(エンジンとモータのハイブリッド駆動車)が実現され、普及されつつある。今後、ガソリン車やディーゼル車の性能改善や、燃料電池車や電気自動車の開発において、電子制御技術は益々その重要性を増していくのは確実である。
自動車の電子制御技術においては、モータやランプなどの制御のため、アクチュエータとそれらを制御する装置との間で制御信号を通信する必要があるため、車載ネットワーク技術が重要性を増してきている。代表的な車載ネットワーク技術としては、CAN,LIN,FlexRay,MOST等が挙げられる。この中でCANは例えば(非特許文献1)に記載のように、専用の通信線を利用して最大1Mbpsの伝送速度を実現しており、現在のところ車載ネットワーク技術の中で最も普及している。
これら車載ネットワーク技術の普及に伴い、自動車内の配線数が増加し、車載重量が増加するため問題となっている。車内の配線数を低減するため、(特許文献1)に記載の従来技術では、バッテリ線を利用して電源供給とデータ通信を行う第1通信線とデータ通信のみを行う第2通信線との2系統で通信を行うことで、車内の配線数を増加させることなく信頼性も向上させる車両通信システムを提案している。
又、(特許文献2)に記載の従来の技術では、ブレーキの制御信号を通信するための通信線としてバッテリ線を利用することで、バネ下のワイヤハーネスを増やすことのない電動ブレーキシステムを提案している。
又、(特許文献3)に記載の従来の技術では、車両に搭載された各ECUに、電源線を介して各種情報を送受信可能な送受信部を設け、送受信すべき情報の種別毎に異なる伝送周波数を用いてFDMA方式又はCDMA方式で多重通信する車両用通信システムを提案している。
特開2003−318925号公報 特開2005−76863号公報 特開2003−101557号公報 CAN Specification 2.0, Part A, Part B
一方、車載機器には同時に複数の対象を制御する必要が生じる場合がある。例えば、電子制御式ブレーキシステム(EMBともいう)では、中央指令所的な機能を有する制御装置から、右側前輪,左側前輪,右側後輪,左側後輪の計4輪に取付けられたブレーキを制御するための複数の電子制御ユニット(Electronic Control Unit の略でECUともいう)に対して、一斉に制御信号を送出する必要がある。このような制御に対応するため、CANでは、一度に複数の対象に通信を行うブロードキャスト形式の通信(同報通信ともいう)を可能としている。このようなCANでは、通信用の専用線を設ける必要があるため、自動車内の配線数を低減できないという問題がある。
(特許文献1)に記載のように、バッテリ線を利用して電源供給とデータ通信を行う第1通信線とデータ通信のみを行う第2通信線との2系統で通信を行うものでは、通信用の専用線も設けなくてはならないため、自動車内の配線数を低減できないという問題がある。又、バッテリ線を利用してデータ通信を行うものの、ブロードキャスト通信を行う方法については記載されていない。
(特許文献2)には、ブレーキの制御信号を通信するための通信線としてバッテリ線を利用することが開示されているものの、ブロードキャスト通信を行う方法については記載されていない。
(特許文献3)には、送受信すべき情報の種別毎に多重通信を行うことが提案されているが、複数の情報の種別毎に多重化された同時の通信を行い、各グループ毎にスケジュール通りの送受信を行うもので、ブロードキャスト通信を行う方法については記載されていなく、通信する電源線のノイズについて配慮されていないものである。
複数の制御装置を同時に制御するためには、ブロードキャスト通信を行う必要がある。通信を制御対象ごとに順次行う場合は、制御時間に遅れが生じる。例えば、バッテリ線を利用してブレーキを制御する場合、4輪それぞれに設置されたブレーキ制御用のECUに異なる時間遅れを伴って制御情報が到達するため、同時にブレーキを制御して制動力を発生させることが困難となる。
しかし、End−EndのS/N特性が予め保証されているCANで使用される通信用の専用線とは異なり、バッテリ線のように予め通信用に敷設された線ではない信号線の場合には、ノイズ源からの距離や線路の長さ,線路の分岐数などによって周波数依存性を持つため、End−EndのS/N特性が時間的に大きく変動する場合がある。
バッテリ線を用いて通信する場合、通信線のS/N特性は、図13に示すような周波数依存性を持ち、約5MHzから30MHzの使用周波数帯域においてほぼ一定のパワーで送信される送信信号は、通信線において減衰して図13に示したような受信信号となる。この受信信号とノイズとの差がS/Nである。
一般的には高周波側の減衰量が大きいが、通信線の分岐部からの反射波などによってノッチを生じることもある。以上述べたようにS/N特性がEnd−Endの通信装置の組み合わせで大きく変わるバッテリ線のような通信線において、専用線用に予めS/Nが保証されたCANのブロードキャスト通信方式を利用して通信を行うことは困難である。
本発明の第1の目的は、バッテリ線のようにバス状に配線された信号線を通信線として、S/N特性の異なる複数の通信対象に対して信頼性の高いブロードキャスト通信ができる自動車内通信装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、複数の制御装置のほぼ同時の制御を実現し、かつ省線化も実現する自動車内通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の自動車内通信装置は、自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、送信側の通信装置が、受信側の通信装置に対して前記複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中からサブキャリア毎により低いビット割付量を選択してブロードキャスト通信を行うものである。
又、送信側の通信装置と前記受信側の通信装置間のバッテリ線の長さの各々が均等な距離となるように配置し、送信側の通信装置は受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行うものである。
又、送信側の通信装置を大きいノイズの発生源の近くに設置し、送信側の通信装置は受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行うものである。
本発明によれば、バッテリ線のようにバス状に配線された信号線に接続された複数の通信装置間において、ブロードキャスト通信を行うことでほぼ同時の制御を実現しながら、複数の通信装置の中で最低のS/Nに合わせて送信することで信頼性の高い制御を行うことが可能となる。又、送信側通信装置を大きいノイズの発生源の近く(例えばエアコンの近く)に設置しているので、受信側通信装置におけるS/N特性の最低値がより高くなり、より信頼性の高い通信を行うことが可能となる。
本発明の一実施例である自動車内通信装置について図1から図15により説明する。以下では、通信方式としてOFDM変調方式を用いた場合について説明するが、一般のマルチキャリアを用いた通信方式も適用できる。
本実施例の自動車内通信装置の構成を図1に示す。制御側である送信側通信装置100にはブレーキを制御するための電子制御装置である制御装置200(以下、ブレーキECUという。)が接続され、送信側通信装置100及びブレーキECU200は、直流電圧が印加されたバッテリ線301に接続されている。自動車内をバス状に配線された通信線であるバッテリ線301は、電力を供給するための例えばDC12V系のバッテリ300に接続される。又、別のバッテリ線は、ブレーキを駆動する電動機,ステアリング,パワーウィンドウなどのアクチュエータに接続され、自動車内をバス状に配線されている。図1に示す例では、前輪及び後輪の4箇所のブレーキを制御するため、それぞれのブレーキ付近に、受信側通信装置100a,100b,100c,100dが設置され、それぞれバッテリ線301に接続されている。受信側通信装置100a,100b,100c,100dには、それぞれブレーキECU200a,200b,200c,200dが接続され、それぞれバッテリ線301に接続されている。送信側通信装置100は、後述するように受信側通信装置100a,100b,100c,100dに対してブロードキャスト通信するようになっている。
送信側通信装置100とブレーキECU200、受信側通信装置100a,100b,100c,100dとブレーキECU200a,200b,200c,200dの各々は1:1の通信が可能な一般的な通信プロトコル、例えばEthernet(登録商標),USBなどが使用される。
なお、ここでは、通信装置とブレーキECUを別々の装置として示しているが、通信装置とブレーキECUを一体に構成して簡素化することができる。通信装置とブレーキECU及びそれらの間で通信する機能を通信ICとして構成することにより装置が小型化となり、自動車への設置が容易になる。通信装置およびブレーキECUを取付ける場所はバネ下である場合があり、バネ下は設置スペースが限られているため、装置の簡素化を図ることは非常に重要である。
〔送信側通信装置の設置場所〕
送信側通信装置100及び受信側通信装置100a,100b,100c,100dは、図2に示すように配置される。受信側通信装置100a,100b,100c,100dは、ブレーキを制御するため、各車輪のバネ下に取付けられる。送信側通信装置100は、受信側通信装置100a,100b,100c,100dからできるだけ均等な距離となり、次の理由により大きいノイズの発生源となるエアコン302の近く設置されているバッテリ線301に接続して設置される。
S/Nを推定した複数の通信装置の中で一つだけ非常に低いS/N推定結果となるものがあった場合、仮にその他の通信装置のS/N推定結果が非常に高かったとしても、最も低いS/Nに合わせてビット割付量が決定されるため、実効的な通信速度が低くなってしまう。この問題を回避するためには、図1に示すブロードキャスト通信信号を送信する送信側通信装置100の設置場所に注意する必要がある。
図13に示すように、S/N特性は主に信号の減衰量と受信側通信装置におけるノイズパワーによって決まる。信号の減衰量は、信号線の線路長や分岐数によって決まるので、S/Nの最低値をより高くするためには、送信側通信装置と各受信側通信装置間の信号線の線路長や分岐数ができるだけ同じになる場所に送信側通信装置を設置するのが良い。又、エンジンやエアコン,インバータ装置など大きなノイズの発生源となる部品の近くに送信側通信装置を設置した方が、ノイズが信号線で減衰するため、受信側通信装置におけるノイズパワーが小さくなるのでより良い。
普通乗用車のエンジンルーム内で測定したバッテリ線のノイズを図14に示す。エンジンのノイズは約4MHz以下の低周波帯域、及び約11MHzから21MHzの周波数帯域において非常に高い。又、エアコンのノイズは21MHz以下の周波数帯域においてエンジンのノイズより高い。
同じ乗用車のトランクルーム内で測定したバッテリ線のノイズを図15に示す。図14に示すノイズとの比較から分るように、エンジンおよびエアコンの上述した帯域のノイズは共に全体的にかなり低下している。
これらの測定結果を考慮すると、例えばFF車(前輪駆動車)の場合で、各ブレーキを制御するために、図2に示すように、受信側通信装置100a,100b,100c,
100dが各車輪のバネ下に取付けられている場合には、送信側通信装置100は、受信側通信装置100a,100b,100c,100dからできるだけ均等な距離となり、大きいノイズの発生源となるエアコン302の近くに設置されているバッテリ線301に接続して設置するのが良い。
送信側通信装置100から受信側通信装置100a,100b,100c,100dに一方向のブロードキャスト通信を行い、受信側通信装置100a,100b,100c,100dから返信しない場合は、送信側通信装置100は受信側通信装置100a,100b,100c,100dからの確認応答信号(Ack)を受信する必要がないため、送信側通信装置100を受信側通信装置100a,100b,100c,100dから均等な距離に配置するように接続することで、受信側通信装置100a,100b,100c,
100dにおけるS/N特性の最低値をより高くすることが可能であり、実効通信速度が向上する。又、後輪よりも前輪のブレーキ制動力を先行して作動させたい場合は、意図的に車両前面寄りに送信側通信装置100を設置することにより、前輪に設置されたブレーキECUの受信側通信装置100a及び100bまでのバッテリ線の線路長が短くなり、信号の減衰量が少なくなるため、受信側通信装置100a及び100bにおけるS/N特性が受信側通信装置100c,100dより向上する。
なお、以下では、バッテリ線を例にとり説明するが、バス状に配線された信号線でもよい。又、ブレーキECUについて説明するが、例えば、ステアリング,パワーウィンドウなどのアクチュエータの制御装置に通信装置を接続した場合にも適用できる。
〔通信装置の構成〕
送信側通信装置100は図3に示すように構成され、受信側通信装置100a,100b,100c,100dも同様に構成されている。
バッテリ線301には結合器110が接続され、結合器110には、バンドパスフィルタ(BPフィルタともいう)101a,101bが接続されている。結合器110は、図4に示すように、コンデンサ110a,110b及びトランス110cで構成されている。コンデンサ110a,110bで直流電圧をカットし、トランス110cのインダクタンスとコンデンサ110a,110bの静電容量の値で決まる高周波通過特性により通過する通信信号がBPフィルタ101a,101bと授受されるようになっている。
BPフィルタ101aは、受信アンプ102に接続され、BPフィルタ101aを通過した通信信号は受信アンプ102で増幅される。受信アンプ102には、アナログ/ディジタル変換器(以下、A/D変換器という)103が接続され、アナログ信号をディジタル信号に変換する。A/D変換器103には復調器104が接続されている。
一方、変調器107にはディジタル信号をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器(以下、D/A変換器)108が接続され、D/A変換器108は送信アンプ
109に接続されている。BPフィルタ101bは、送信アンプ109に接続され、送信アンプ109で増幅した信号がBPフィルタ101bで不要な高周波成分をカットされて結合器110に出力される。
復調器104と変調器107はアクセスコントローラ105に、アクセスコントローラ105はプロトコル変換器106に接続され、プロトコル変換器106はEthernet(登録商標)またはUSB等の標準的な規格のケーブルでECUなどの外部装置と接続されている。通信装置100と外部装置間のインターフェースは、PCIバスなど規格化されたバス配線で接続してもよい。
通信装置100は、次のように動作する。プロトコル変換器106は、外部装置からデータを受け取ると、通信装置100で扱うフォーマットの通信パケットに変換する。アクセスコントローラ105は、プロトコル変換器106からの通信パケットを受信すると、通信パケットを変調器107に出力する。変調器107は、信号線105bにより受信されるアクセスコントローラ105に記憶されているキャリアテーブルのビット割付量情報に基づいて、各サブキャリアに通信パケットを割り付けて通信信号を生成する。通信信号はD/A変換器108によりアナログ信号に変換され、送信アンプ109によって増幅された後、BPフィルタ101bで不要な高周波成分がカットされ、結合器110を介してバッテリ線301に出力され、通信装置100aに通信される。
ここで、結合器110は、直流電圧が重畳されていない通信線では不要であるが、バッテリ線301では直流電流が重畳されているためバッテリ線301と接続するために設けられている。又、通常、通信用の信号は電力供給用周波数よりも高い周波数に設定されるため、結合器110によって通信信号を減衰させないでバッテリ線301に重畳させるようにすることが可能である。
一方、通信装置100aから送信されてきた通信信号は、BPフィルタ101aによって通信帯域以外の信号が抑制され、通信帯域の信号を受信アンプ102に出力する。受信アンプ102は受信信号を増幅した後、A/D変換器103によってディジタル信号に変換される。
変換されたディジタル信号は、復調器104に出力され、復調器104では、信号線
105aにより受信されるアクセスコントローラ105に記憶されているキャリアテーブルのビット割付量情報に基づいて各サブキャリアに割り付けられているデータを取り出し、アクセスコントローラ105を介してプロトコル変換器106に出力する。プロトコル変換器106では、通信パケットを、外部装置とのインターフェースが取れるようにプロトコル変換をして、外部装置に通信パケットを送信する。
〔変調器及び復調器の構成〕
変調器107は、図5に示すように構成されている。アクセスコントローラ105からの送信データは、スクランブル及び誤り訂正符号化部171に入力され、スクランブル及び誤り訂正符号化が行われて、シリアル/パラレル変換部172に入力される。シリアル/パラレル変換部172では、信号線105bからのビット割付量情報を用いてシリアル/パラレル変換を行ってサブキャリア毎の送信ビットパターンに分割される。シリアル/パラレル変換部に接続されたマッピング処理部173では、サブキャリア毎に送信ビットパターンに対してマッピング処理を行って、全サブキャリアのI(同相成分)出力及びQ(直交成分)出力を得る。全サブキャリアのI(同相成分)出力及びQ(直交成分)出力は、IFFT処理部174にて送信信号の時間波形を生成し、時間波形の周期性を保つようにしながら、ガードインターバル付加部175で時間波形の一部を信号の前段に挿入するガードインターバル付加を行うことで送信信号を生成する。このガードインターバル付加はマルチパスフェージング環境下におけるシンボル間干渉を防ぐ役割を持つ。
復調器104は図6に示すように構成されている。A/D変換器103により変換されたディジタル信号は、ガードインターバル除去部141でガードインターバル除去が行われ、FFT処理部142に入力される。FFT処理部142では、ガードインターバル除去後の受信信号に対してFFT処理を実行して全サブキャリアのI入力及びQ入力を得る。FFT処理部142に接続された等化処理部143では、全サブキャリアのI入力及びQ入力に対して等化処理を行った上で、デマッピング処理部144で信号線105aらのビット割付量情報を用いてデマッピング処理部144でデマッピング処理を行うことにより受信ビットパターンを得た後、パラレル/シリアル変換部145でパラレル/シリアル変換を行い、デスクランブル/誤り訂正復号部146でデスクランブル及び誤り訂正復号を行って受信データを得る。なお、等化処理は伝送路歪みを補正するためのものである。
〔通信信号の構成〕
通信線であるバッテリ線に重畳する通信信号10は、図7に示すように、同期部11,ヘッダ部12,ECUaの制御情報部13a,ECUbの制御情報部13b,・・・,
ECUnの制御情報部13nが連結されて構成されている。
同期部11は、通信信号10の始まりを検出し、復調開始タイミングを合わせるために用いられる。ヘッダ部12は通信信号10が複数のECUの制御情報を有するブロードキャスト信号であることを示すために用いられる。このヘッダ部12は、通信信号10をブロードキャスト通信専用とする場合には省略される。
同期部11とヘッダ部12は、想定する通信可能な最低のS/N特性において復調可能な簡便な方式を用いることができる。例えば、同期部11は複数のプリアンブル信号の相互相関を取ることで同期検出可能な信号とする。図8は、同期部11の一例を示し、プリアンブル信号1とプリアンブル信号2で構成されており、プリアンブル信号1とプリアンブル信号2は同一の波形となっている。このため、プリアンブル信号1を少しずつ遅延させながら、プリアンブル信号2と相互相関値を計算すると、ある一点で相互相関値のピークが生じるため、同期検出が可能である。
図8では同期部11が2つのプリアンブル信号で構成される例を示したが、通信線のS/N特性が低くてプリアンブル信号が2つだけでは同期検出不可能である場合には、より多数のプリアンブル信号を連結して相互相関値を計算することにより、より低いS/N特性についても同期検出が可能となる。
ヘッダ部12は、例えば、キャリアとキャリアの位相差に対してデータを割り付ける差動変調方式を用いれば良い。差動変調方式は、実際のデータ通信処理の前に通信路の減衰,位相特性を測定する必要が無く、通信路のS/N特性が低い場合においても簡便な変復調処理で通信可能なために一般的に広く用いられる方式である。
ヘッダ部12に、差動BPSKを用いた場合には、ビット誤り率10-5の条件では約
10dBのS/Nで通信可能である。より低S/Nの通信路では、図9に示すようにヘッダ情報を複数コピーして冗長化する、或いはヘッダ情報を誤り訂正符号化することにより、ヘッダ情報を確実に通信することが可能になる。
ECUaの制御情報部13a,ECUbの制御情報部13b,・・・,ECUnの制御情報部13nは、ヘッダ部12と比較して情報量が多いため、周波数利用効率向上のために、通信線のS/N特性に応じて適応的に変調方式を変更する適応変調方式を用いるのが良い。
適応変調方式では、図1に示す通信信号10を送信する送信側通信装置100と通信信号を受信する複数の受信側通信装置100a,100b,・・・との間において、信号を送受信する通信線のS/N特性を推定するトレーニングを最初に必要な回数だけ実施する。その後、送信側通信装置100では、推定した通信線のS/N特性を比較し、通信信号のサブキャリア毎に最低のS/Nとなった推定結果から、BPSK,QPSK,16QAM,64QAM,256QAMなどと称されるサブキャリアの変調方式を決定する。
〔サブキャリア変調方式の決定方法〕
OFDM変調方式では、サブキャリアにデータを割り付けて伝送するが、サブキャリア毎のS/Nによりそのビット割付量には制限がある。S/Nとビット誤り率の関係は図
10に示すようになっている。
バッテリ線301に重畳したノイズのうち、特定周波数のノイズレベルが高いと、その特定周波数に合致するキャリアのS/Nが他のキャリアよりも低いため、特定周波数のキャリアのビット誤り率が大きく、ビット割付量がより低くなる。例えばビット誤り率
(BER)を10-5に設定すれば、256QAM,64QAM,16QAM,QPSK,BPSKではS/Nがそれぞれ約32dB,約26dB,約20dB,約14dB,約
10dB必要である。256QAMでは8ビットの割付が可能であり、64QAMは6ビット、16QAMは4ビット、QPSKは2ビット、BPSKは1ビットの割付が可能であり、S/Nが約10dB未満であれば、ビットの割付をしない。
複数の通信装置に対して、適応変調方式を用いてブロードキャスト通信を行うことは通常、困難である。本実施例では、複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中から、より低いビット割付量を選択する。
このビット割付量の決定手順を図11に示す流れ図により説明する。ステップ601で、初期化処理を行う。初期化処理は、通信信号を構成するサブキャリアk(k=1〜kmax)のビット割付量A(k)を最大の値に設定する。本実施例の場合、256QAMまで用いているので、最大値は8ビットに設定する。ここで、kmax はサブキャリアの総数である。パイロットキャリアを用いている場合には、使用するパイロットキャリアの数をkmax から予め引いておく。又、S/Nを推定する対象の通信装置の番号iをi=1に設定する。ここで通信装置の番号iはi=1〜imax の範囲とする。
ステップ602で、k=1に設定し、ステップ603で、通信装置iについてのS/N推定結果から、サブキャリアkのビット割付量Bi(k)を設定する。このビット割付量の判定には図10で示したS/Nとビット誤り率の関係を使用する。
ステップ604で、ビット割付量A(k)とビット割付量Bi(k)を比較し、より小さいビット割付量である方を選択して、ビット割付量C(k)に設定する。
図12は、ビット割付量A(k)とビット割付量Bi(k)からビット割付量C(k)を設定する処理について示す図である。
図12に示すように、予め保存していたビット割付量A(k)と通信装置iについてS/Nを推定した結果から判定して得られたビット割付量Bi(k)をkについてそれぞれ比較し、より小さいビット割付量である方を採用してビット割付量C(k)に設定する。例えば、k=1ではビット割付量A(1)=8、ビット割付量Bi(1)=4であるから、ビット割付量Bi(1)=4を採用してビット割付量C(1)=4と設定する。ビット割付量の値が同じ場合には、どちらの値を選んでも良い。このような比較処理をkについて順次行っていくことで全てのkについてビット割付量C(k)が得られる。
通常、実際のS/Nより高いS/Nを想定したビット割付量では、通信エラーが多発するために正常な通信ができないが、実際のS/Nよりも低いS/Nを想定したビット割付量とした場合には逆により信頼性の高い通信を行うことが可能である。又、全ての通信装置に共通したビット割付量となるため、容易にブロードキャスト通信することが可能となる。
ステップ605で、kがkmax と等しいかどうかを判定し、Yesの場合にはステップ606に進み、Noの場合にはステップ609に進む。なお、ステップ609に進んだ場合には、kに1を加えてステップ603から同じ処理を繰り返す。ステップ606では、1からkmax までの全てのkについてビット割付量C(k)をビット割付量A(k)に代入する。ビット割付量C(k)をビット割付量A(k)に代入することで、ビット割付量A(k)はi番目の通信装置までのS/N推定結果から最低のS/Nのビット割付量を選択していることになる。
ステップ607で、iがimax と等しいかどうかを判定し、Yesの場合にはステップ608に進み、Noの場合にはステップ610に進む。なお、ステップ610に進んだ場合には、iに1を加えてステップ602から同じ処理を繰り返す。ステップ608で処理は終了し、最終的に得られたビット割付量A(k)が通信信号のサブキャリア変調に用いることになるビット割付量のデータとして記憶される。
このように、より低いS/Nに対応したサブキャリアの変調方式を採用しているため、全ての受信側通信装置100a,100b,・・・において復調を行うことができる。これに対して、より高いS/Nに対応したサブキャリアの変調方式を採用した場合には、実際のS/Nよりも高いS/Nが必要な変調方式でデータを送るため、通信誤りが頻発して正常な通信が困難となる。
なお、ECUaの制御情報部13a,ECUbの制御情報部13b,・・・,ECUnの制御情報部13nでは、複数の電子的制御装置を制御するための制御情報を変調した信号が複数連結されている。この複数連結された制御情報は、シンボル単位で各制御装置のデータの位置が予め取り決められており、各受信側通信装置では必要なシンボルのデータを取り出すことにより、各受信側通信装置で区別することができる。又は、制御情報量のビット数を予め決めておいて、そのビット数のブロック単位で制御情報を取り出す方法としても良い。その他の方法としては、各ECUの制御情報部13a,13b,・・・,
13nの間に区切りとして認識し易いデータ、例えば0を10回繰り返すなどのデータを挿入して区別することができる。この方法を用いた場合には制御情報量を任意に可変とすることができる。
このように制御情報を構成することにより、各制御装置の制御情報量を異ならせることができ、例えばカーブなどにおいて、内側前輪,外側前輪,内側後輪,外側後輪の条件によって制御量を変えるということが可能となり、より安全な走行を行うことが可能である。また異なる種類の情報、例えばブレーキを制御するための情報とステアリングを制御するための情報を一つの通信信号で通信することも可能である。
図7に示す通信信号10は、一般的なOFDM変調方式の通信信号と同様に構成されているが、S/N特性の異なる複数の通信装置間においてブロードキャスト通信を可能とするために、上述したような通信信号の変調を行っている。又、図7に示す通信信号の構成は、通信に最低限必要なものを示しており、例えば通信信号の後に通信信号の終了を意味する信号終了部などの構成を付加してもよい。
本発明の他の実施例を図16,図17により説明する。本実施例は、図1に示す実施例と同様に構成されているが、図16に示すように、本実施例では送信側通信装置100にBPフィルタ101a,受信アンプ102,A/D変換器103,復調器104で構成される受信処理部を複数設けている。複数の受信処理部のBPフィルタ101aはそれぞれ結合器110に接続され、復調器104はそれぞれアクセスコントローラ105に接続されている。受信側通信装置もこれと同様に構成される。
ブロードキャスト通信を行う場合においても、受信側通信装置100a,100b,
100c,100dが信号を受信した確認応答信号(以下Ackと略称する)を返すことが必要な場合がある。ブロードキャスト通信された場合は、複数の受信側通信装置からほぼ同時にAckが返されるので、Ackの送信タイミングが重なり、判別できないという問題が生じる。
そこで、受信側通信装置に予め優先順位を設けて、優先順位の高い順番の受信側通信装置からAckを返すことによりAckの送信タイミングをずらして受信側通信装置を判別する方法がある。この方法では、全ての受信側通信装置からAckが返されるまで待つ必要があるため、遅延時間が大きく、送信側通信装置でブロードキャスト通信するメリットが損なわれるという問題がある。
この問題を解決するため、本実施例では、図16に示すように、使用帯域3MHzから31MHzを4等分して受信側通信装置100a,100b,100c,100dで使用する周波数帯域を異ならせている。複数の受信処理部のそれぞれのBPフィルタ101aは、受信側通信装置100a,100b,100c,100dで使用するそれぞれの周波数帯域に合致するように設定されている。このため、異なる周波数帯域をそれぞれのBPフィルタが通信信号を分類して処理でき、同時にAckを受けることができる。この結果、ブロードキャスト通信の高速性を低減することなく、信頼性の高い通信を行うことが可能となる。
本発明のさらに他の実施例を図18により説明する。本実施例は、図1に示す実施例と同様に構成されているが、本実施例では、バッテリ線301にステアリングECU201,201a,201b,201c,201dが接続され、ステアリングECU201は、送信側通信装置100に接続され、ステアリングECU201a,201b,201c,201dはそれぞれ受信側通信装置100a,100b,100c,100dに接続されている。
複数の制御装置を同時に制御することが重要である制御装置としてブレーキの他にステアリング(四輪操舵ともいう)がある。ステアリングもブレーキと同様に左側前輪,右側前輪,左側後輪,右側後輪の計4輪に制御装置(ステアリングECU)を設置して制御される。ブレーキECUとステアリングECUに別々に通信装置を設けて制御情報を通信するように構成してもよいが、本実施例では、ブレーキECUとステアリングECUを組にして1つの通信装置で両方の制御情報を通信させるように構成しているので、通信装置が1つでよく、ばね下に設置する場合に設置スペースを小さくできる。又、ブレーキECUとステアリングECUと通信装置を一体化してもよく、このように構成すれば装置の簡素化を図ることができる。
本実施例による自動車内通信装置を用いることで、バッテリ線などのバス状に配線された通信線に接続された複数の自動車内通信装置に対し、ほぼ同時の制御を実現することが可能となり、高速かつ信頼性の高い通信システムを提供できる。
本発明の一実施例である自動車内通信装置の構成図である。 送信側通信装置の設置場所を示す平面図である。 通信装置の構成図である。 結合器の構成図である。 変調器の構成図である。 復調器の構成図である。 通信信号の構成図である。 同期部の信号を示す図である。 ヘッダ情報の冗長化を行うための構成図である。 ガウス雑音下でのビット誤り率特性図である。 ビット割付量の決定するフロー図である。 ビット割付量の選択を説明する図である。 通信線のS/N特性を示す図である。 エンジンルーム内で測定したノイズを示す図である。 トランクルーム内で測定したノイズを示す図である。 本発明の他の実施例である通信装置の構成図である。 通信装置の使用周波数帯域を説明する図である。 本発明さらに他の実施例である自動車内通信装置の構成図である。
符号の説明
10…通信信号、11…同期部、12…ヘッダ部、13…ECUの制御情報部、100…送信側通信装置、100a,100b,100c,100d…受信側通信装置、101a,101b…BPフィルタ、102…受信アンプ、103…A/D変換器、104…復調器、105…アクセスコントローラ、105a,105b…ビット割付量情報、106…プロトコル変換器、107…変調器、108…D/A変換器、109…送信アンプ、110…結合器、200,200a,200b,200c,200d…ブレーキECU、201,201a,201b,201c,201d…ステアリングECU、300…バッテリ、301…バッテリ線、302…エアコン。

Claims (10)

  1. 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置が、前記受信側の通信装置に対して前記複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中からサブキャリア毎により低いビット割付量を選択してブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
  2. 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置と前記受信側の通信装置間のバッテリ線の長さの各々が均等な距離となるように配置し、前記送信側の通信装置は前記受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
  3. 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置を大きいノイズの発生源の近くに設置し、前記送信側の通信装置は前記受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
  4. 前記送信側の通信装置と前記受信側の通信装置間の通信線の長さの各々が均等な距離となるように配置した請求項1に記載の自動車内通信装置。
  5. 前記送信側の通信装置を大きいノイズの発生源の近くに設置した請求項2又は4に記載の自動車内通信装置。
  6. 前記電子制御装置と通信装置が一体的に形成されている請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
  7. 前記被制御側の電子制御装置がブレーキを制御するECUであって、前記通信装置の通信機能をICで構成した請求項6に記載の自動車内通信装置。
  8. 前記通信線がバッテリ線である請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
  9. 前記ブロードキャスト通信は、電子制御装置のそれぞれに異なる情報を有する制御情報を変調した通信信号により行う請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
  10. 前記受信側の通信装置から送信する確認応答信号を前記受信側の通信装置毎に異なる周波数帯域で構成した請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。


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