JP2007221614A - 自動車内通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車内の制御側の電子制御装置200に接続された送信側の通信装置100と、複数の被制御側の電子制御装置200a,200b,200c,200dと、被制御側の電子制御装置200a,200b,200c,200dに接続された受信側の通信装置100a,100b,100c,100dと、電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線301とを備え、送信側の通信装置100が、受信側の通信装置100a,100b,100c,100dに対して複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中からサブキャリア毎により低いビット割付量を選択してブロードキャスト通信を行うものである。
【選択図】図1
Description
〔送信側通信装置の設置場所〕
送信側通信装置100及び受信側通信装置100a,100b,100c,100dは、図2に示すように配置される。受信側通信装置100a,100b,100c,100dは、ブレーキを制御するため、各車輪のバネ下に取付けられる。送信側通信装置100は、受信側通信装置100a,100b,100c,100dからできるだけ均等な距離となり、次の理由により大きいノイズの発生源となるエアコン302の近く設置されているバッテリ線301に接続して設置される。
100dが各車輪のバネ下に取付けられている場合には、送信側通信装置100は、受信側通信装置100a,100b,100c,100dからできるだけ均等な距離となり、大きいノイズの発生源となるエアコン302の近くに設置されているバッテリ線301に接続して設置するのが良い。
100dにおけるS/N特性の最低値をより高くすることが可能であり、実効通信速度が向上する。又、後輪よりも前輪のブレーキ制動力を先行して作動させたい場合は、意図的に車両前面寄りに送信側通信装置100を設置することにより、前輪に設置されたブレーキECUの受信側通信装置100a及び100bまでのバッテリ線の線路長が短くなり、信号の減衰量が少なくなるため、受信側通信装置100a及び100bにおけるS/N特性が受信側通信装置100c,100dより向上する。
〔通信装置の構成〕
送信側通信装置100は図3に示すように構成され、受信側通信装置100a,100b,100c,100dも同様に構成されている。
109に接続されている。BPフィルタ101bは、送信アンプ109に接続され、送信アンプ109で増幅した信号がBPフィルタ101bで不要な高周波成分をカットされて結合器110に出力される。
105aにより受信されるアクセスコントローラ105に記憶されているキャリアテーブルのビット割付量情報に基づいて各サブキャリアに割り付けられているデータを取り出し、アクセスコントローラ105を介してプロトコル変換器106に出力する。プロトコル変換器106では、通信パケットを、外部装置とのインターフェースが取れるようにプロトコル変換をして、外部装置に通信パケットを送信する。
〔変調器及び復調器の構成〕
変調器107は、図5に示すように構成されている。アクセスコントローラ105からの送信データは、スクランブル及び誤り訂正符号化部171に入力され、スクランブル及び誤り訂正符号化が行われて、シリアル/パラレル変換部172に入力される。シリアル/パラレル変換部172では、信号線105bからのビット割付量情報を用いてシリアル/パラレル変換を行ってサブキャリア毎の送信ビットパターンに分割される。シリアル/パラレル変換部に接続されたマッピング処理部173では、サブキャリア毎に送信ビットパターンに対してマッピング処理を行って、全サブキャリアのI(同相成分)出力及びQ(直交成分)出力を得る。全サブキャリアのI(同相成分)出力及びQ(直交成分)出力は、IFFT処理部174にて送信信号の時間波形を生成し、時間波形の周期性を保つようにしながら、ガードインターバル付加部175で時間波形の一部を信号の前段に挿入するガードインターバル付加を行うことで送信信号を生成する。このガードインターバル付加はマルチパスフェージング環境下におけるシンボル間干渉を防ぐ役割を持つ。
〔通信信号の構成〕
通信線であるバッテリ線に重畳する通信信号10は、図7に示すように、同期部11,ヘッダ部12,ECUaの制御情報部13a,ECUbの制御情報部13b,・・・,
ECUnの制御情報部13nが連結されて構成されている。
10dBのS/Nで通信可能である。より低S/Nの通信路では、図9に示すようにヘッダ情報を複数コピーして冗長化する、或いはヘッダ情報を誤り訂正符号化することにより、ヘッダ情報を確実に通信することが可能になる。
〔サブキャリア変調方式の決定方法〕
OFDM変調方式では、サブキャリアにデータを割り付けて伝送するが、サブキャリア毎のS/Nによりそのビット割付量には制限がある。S/Nとビット誤り率の関係は図
10に示すようになっている。
(BER)を10-5に設定すれば、256QAM,64QAM,16QAM,QPSK,BPSKではS/Nがそれぞれ約32dB,約26dB,約20dB,約14dB,約
10dB必要である。256QAMでは8ビットの割付が可能であり、64QAMは6ビット、16QAMは4ビット、QPSKは2ビット、BPSKは1ビットの割付が可能であり、S/Nが約10dB未満であれば、ビットの割付をしない。
13nの間に区切りとして認識し易いデータ、例えば0を10回繰り返すなどのデータを挿入して区別することができる。この方法を用いた場合には制御情報量を任意に可変とすることができる。
100c,100dが信号を受信した確認応答信号(以下Ackと略称する)を返すことが必要な場合がある。ブロードキャスト通信された場合は、複数の受信側通信装置からほぼ同時にAckが返されるので、Ackの送信タイミングが重なり、判別できないという問題が生じる。
Claims (10)
- 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置が、前記受信側の通信装置に対して前記複数の通信装置において測定して得られたS/Nの推定結果で適用可能なビット割付量の中からサブキャリア毎により低いビット割付量を選択してブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
- 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置と前記受信側の通信装置間のバッテリ線の長さの各々が均等な距離となるように配置し、前記送信側の通信装置は前記受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
- 自動車内に設置された制御側の電子制御装置と、該制御側の電子制御装置に接続された送信側の通信装置と、複数の被制御側の電子制御装置と、該被制御側の電子制御装置に接続された受信側の通信装置と、前記電子制御装置及び通信装置に接続されたバス状に配線された通信線とを備え、前記送信側の通信装置を大きいノイズの発生源の近くに設置し、前記送信側の通信装置は前記受信側の通信装置にブロードキャスト通信を行う自動車内通信装置。
- 前記送信側の通信装置と前記受信側の通信装置間の通信線の長さの各々が均等な距離となるように配置した請求項1に記載の自動車内通信装置。
- 前記送信側の通信装置を大きいノイズの発生源の近くに設置した請求項2又は4に記載の自動車内通信装置。
- 前記電子制御装置と通信装置が一体的に形成されている請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
- 前記被制御側の電子制御装置がブレーキを制御するECUであって、前記通信装置の通信機能をICで構成した請求項6に記載の自動車内通信装置。
- 前記通信線がバッテリ線である請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
- 前記ブロードキャスト通信は、電子制御装置のそれぞれに異なる情報を有する制御情報を変調した通信信号により行う請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
- 前記受信側の通信装置から送信する確認応答信号を前記受信側の通信装置毎に異なる周波数帯域で構成した請求項1から5のいずれかに記載の自動車内通信装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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