JP2007216351A - バニシングドリル - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のバニシングドリルに比べて加工精度が同等以上であり、しかもカジリ不良等の品質不具合が格段に発生し難い新たなバニシングドリルを提供する。
【解決手段】バニシングドリルは、複数の切刃部22と、複数の切刃部22の間に設けられる複数のバニシング刃部23と、複数の切刃部22および複数のバニシング刃部23におけるそれぞれの外周縁部を形成する複数のランド部24と、切刃部22の前方側とバニシング刃部23に形成されるランド部24の後方側との間の領域に形成される切屑排出溝25と、切刃部22に形成されるランド部24の後方側とバニシング刃部23の前方側との間に形成されるドリル壁面26と、を備えている。そして、ドリル壁面26には、符号Aで示されるドリル回転方向におけるバニシング刃部23の前方側近傍であって軸線方向に延在して形成される切粉排出溝30が形成されている。
【選択図】図1B
【解決手段】バニシングドリルは、複数の切刃部22と、複数の切刃部22の間に設けられる複数のバニシング刃部23と、複数の切刃部22および複数のバニシング刃部23におけるそれぞれの外周縁部を形成する複数のランド部24と、切刃部22の前方側とバニシング刃部23に形成されるランド部24の後方側との間の領域に形成される切屑排出溝25と、切刃部22に形成されるランド部24の後方側とバニシング刃部23の前方側との間に形成されるドリル壁面26と、を備えている。そして、ドリル壁面26には、符号Aで示されるドリル回転方向におけるバニシング刃部23の前方側近傍であって軸線方向に延在して形成される切粉排出溝30が形成されている。
【選択図】図1B
Description
本発明は、切刃部とバニシング刃部とを併せ持つことによって高精度な孔加工を行うことができるバニシングドリルの改良に関するものである。
従来から、鋳鉄やアルミニウム合金等の材料から成る工作物の孔加工に用いられる工具として、一本の工具に研削加工用の切刃部とバニシング効果を発生させるバニシング刃部とを併せ持つバニシングドリルが知られている。この種のドリルでは、孔加工時に、まず超硬合金等から成る切刃部によって下孔を形成し、続いてこの下孔の内壁面を切刃部よりわずかに外径の大きなバニシング刃部で削るという加工手順が実施される。そして、このようにして加工された加工孔は、切刃部による粗切削とバニシング刃部による仕上切削が実施されることによって、良好な面粗度および加工精度を得ることが可能となっている。
一般的なバニシングドリルは、例えば図2Aおよび図2Bに示されるような構造を有している。ここで、図2Aは、従来のバニシングドリルの基本構成を説明するための外観正面図である。また、図2Bは、図2Aで示した従来のバニシングドリルの先端部のみを示す下面図である。
従来のバニシングドリル100は、把持対象となるシャンク部110と、切削加工を行う刃部120とから構成されており、これらはろう付け等によって固定されている。刃部120の構成は、チゼルポイント121を中心として点対称に形成される2つの切刃部122と、2つの切刃部122の間の位置、すなわち図2Bにおいて紙面左右方向にそれぞれ1つずつ設けられる2つの切刃部122に対して紙面上側と紙面下側の2箇所の位置にそれぞれ1つずつ設けられる2つのバニシング刃部123と、2つの切刃部122および2つのバニシング刃部123におけるそれぞれの外周縁部を形成する4つのランド部124と、を備えるというものである。一般的に、切刃部122には、超硬合金や高硬度焼結体等から成るチップをろう付けする構成が採用され、一方、バニシング刃部123については、少なくともその先端部周辺を超硬合金等で形成する構成が採られている(例えば、下記特許文献1参照)。
また、図2B中の符号Aで示されるドリル回転方向における切刃部122の前方側とバニシング刃部123に形成されるランド部124の後方側との間を結ぶ外形線は、軸心側に窪んだ窪み形状として形成されており、この窪み形状の外形線が軸線方向に延在することによって切屑排出溝125が形成されている。
さらに、ドリル回転方向Aにおいて、切刃部122に形成されるランド部124の後方側とバニシング刃部123の前方側との間を結ぶ外形線は、略直線状に形成されるとともに、かかる略直線状の外形線が軸線方向に延在することによってドリル壁面126が形成されている。
このように構成された従来のバニシングドリル100は、チゼルポイント121が工作物に押圧された状態で所定方向に回転駆動される。そして、切刃部122によって穿設された下孔の内壁面に4つのランド部124が順々に摺接し、このランド部124によって刃部120が4点支持された状態で孔加工が行われる。この場合、4つのランド部124は、穿設された孔の内壁面をバニシング加工する機能を発揮する。なお、孔加工される工作物が鋼材又はアルミニウム等の軽合金の場合には、発生する切削熱から刃部120を保護する必要があるため、切削油が用いられる。この切削油は、切刃部122によって穿設された下孔の内壁面と切屑排出溝125およびドリル壁面126との間に形成される隙間を通じて供給され、刃部120の異常な発熱防止と潤滑剤としての機能を発揮する。
ところで、刃部120の作用によって発生した切屑は、切刃部122の前方側に位置する切屑排出溝125に集められる。そして、切削加工の進行による切屑の増加にともなって、切屑は切屑排出溝125に沿って順次上方に押し上げられ、排出されることになる。なお、切刃部122およびバニシング刃部123の作用によって発生する切屑や切粉を効果的に排出するために、図2Aおよび図2Bで例示した切刃部122前方側の切屑排出溝125に加え、バニシング刃部123の前方側にも切屑排出溝125と同様の形状を採用したバニシングドリルも存在している(例えば、下記特許文献2,3,4参照)。
しかしながら、近時の産業界では、製造品の品質向上や不具合品発生率の低減によるコストダウン等、バニシングドリルのさらなる改良が求められている。特に、バニシングドリルを用いた孔加工においては、加工面にスジ状のカジリ不良が突発的に発生することがある。このカジリ不良が発生してしまうと、非常に高い面粗度や加工精度を要求される製造品の場合には手直しを行うことができず、製造品を廃却処分しなければならない事態も発生することがあった。
このようなカジリ不良等の不具合防止の対策として、例えば上記特許文献5に開示されるようなドリル壁面126の形状変更による切削油供給条件の改善なども行われてはいるが、要求されるレベルの加工精度を満足するものは、これまで実現されていない。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、従来のバニシングドリルに比べて加工精度が同等以上であり、しかもカジリ不良等の品質不具合が格段に発生し難い新たなバニシングドリルを提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係るバニシングドリル(1)は、チゼルポイント(21)を中心として点対称に形成される複数の切刃部(22)と、前記複数の切刃部(22)の間に設けられる複数のバニシング刃部(23)と、前記複数の切刃部(22)および前記複数のバニシング刃部(23)におけるそれぞれの外周縁部を形成する複数のランド部(24)と、ドリル回転方向(A)における前記切刃部(22)の前方側と前記バニシング刃部(23)に形成されるランド部(24)の後方側との間を結ぶ外形線が軸心側に窪んだ窪み形状として形成されるとともに、かかる窪み形状の外形線が軸線方向に延在することによって形成される切屑排出溝(25)と、ドリル回転方向(A)における前記切刃部(22)に形成されるランド部(24)の後方側と前記バニシング刃部(23)の前方側との間を結ぶ外形線が略直線状に形成されるとともに、かかる略直線状の外形線が軸線方向に延在することによって形成されるドリル壁面(26)と、を備える。そして、前記ドリル壁面(26)には、ドリル回転方向(A)における前記バニシング刃部(23)の前方側近傍であって軸線方向に延在して形成される切粉排出溝(30)が形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係るバニシングドリル(1)において、前記複数の切刃部(22)の軸線方向には、切刃部(22)で切削した加工孔の入口に面取り加工を行うための面取り刃部(27)が設けられており、さらに、前記切粉排出溝(30)は、前記ドリル壁面(26)の先端部(30a)から、軸線方向と垂直な方向における前記面取り刃部(27)設置位置と略同じ位置(30b)まで延在するように構成することが好適である。
本発明によれば、従来のバニシングドリルに比べて加工精度が同等以上であり、しかもカジリ不良等の品質不具合が格段に発生し難いバニシングドリルを提供することができる。
まず、新たなバニシングドリルを創案するにあたって、発明者らは、バニシングドリルを用いた孔加工において突発的に発生するカジリ不良の発生原因について検討を行った。そして、これまで発止原因がはっきりせず、工具メーカーなどの当業者が切削油の最適化等の対策を提案するなかで、発明者らが鋭意努力した結果、カジリ不良の発生原因が切刃部122やバニシング刃部123による切屑や切粉の噛み込みにあることが判明した。特にこのカジリ不良については、従来のバニシングドリル100で採用されていた切屑排出溝125のみでは解決できない不具合であり、バニシング刃部123の作用によって発生する細かな切粉を、如何にスムーズに除去するかが重要であることが明らかとなった。
そこで、カジリ不良の発生原因を究明した発明者らは、カジリ不良の発生率を飛躍的に抑えることができる新たなバニシングドリルを創案するに至った。以下、本発明である新たなバニシングドリルの好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1Aは、本実施形態に係るバニシングドリルの基本構成を説明するための外観正面図である。また、図1Bは、図1Aで示した本実施形態に係るバニシングドリルの先端部のみを示す下面図である。
すなわち、本実施形態に係るバニシングドリル1は、把持対象となるシャンク部10と、切削加工を行う刃部20とから構成されており、これら2つの部材はろう付け等の固定接合手段を用いることによって確実な固定状態が維持されている。
図1Aにおいて示すシャンク部10の外郭形状は、円筒形状をしているが、この形状についてはテーパー部を設けた形状など、ドリル把持手段の型式に応じた形状を採用することが可能である。
一方、刃部20の構成は、チゼルポイント21を中心として点対称に形成される2つの切刃部22と、2つの切刃部22の間の位置、すなわち図1Bにおいて紙面左右方向にそれぞれ1つずつ設けられる2つの切刃部22に対して紙面上側と紙面下側の2箇所の位置にそれぞれ1つずつ設けられる2つのバニシング刃部23と、2つの切刃部22および2つのバニシング刃部23におけるそれぞれの外周縁部を形成する4つのランド部24と、を備えるというものである。切刃部22には、従来技術と同様に、超硬合金や高硬度焼結体等から成るチップをろう付けする構成が採用され、バニシング刃部23については、少なくともその先端部周辺を超硬合金等で形成する構成を採用することができる。
また、図1A中の符号Aで示されるドリル回転方向における切刃部22の前方側とバニシング刃部23に形成されるランド部24の後方側との間を結ぶ外形線は、軸心側に窪んだ窪み形状として形成されており、この窪み形状の外形線が軸線方向に延在することによって切屑排出溝25を形成している。
さらに、ドリル回転方向Aにおいて、切刃部22に形成されるランド部24の後方側とバニシング刃部23の前方側との間を結ぶ外形線は、略直線状に形成されるとともに、かかる略直線状の外形線が軸線方向に延在することによってドリル壁面26が形成されている。
そして、本実施形態に係るバニシングドリル1のさらなる特徴的な構成として、上述したドリル壁面26には、軸線方向に延在して切粉排出溝30が形成されている。この切粉排出溝30は、ドリル回転方向Aにおけるバニシング刃部23の前方側近傍のドリル壁面26上で軸線方向に延びる一筋の溝として形成されるものであり、その軸線方向に対して垂直な方向の断面形状(すなわち、図1Aにおける横断面形状)は、軸心方向を向いた溝底部が尖った概略三角形状として形成されている。
また、本実施形態に係るバニシングドリル1では、2つの切刃部22の軸線方向に対応する位置に、切刃部22で切削した加工孔の入口に面取り加工を行うための面取り刃部27が設けられているのであるが、上述した切粉排出溝30は、ドリル壁面26の先端部30aから、軸線方向と垂直な方向における面取り刃部27設置位置と略同じ位置30bまで延在するように形成されている。したがって、以上のように構成された本実施形態に係るバニシングドリル1については、次に説明する作用効果を発揮することができるようになっている。
すなわち、チゼルポイント21が工作物に押圧された状態で所定方向に回転駆動されると、まず、切刃部22によって下孔が穿設される。切刃部22によって穿設された下孔の内壁面には、4つのランド部24が順々に摺接し、このランド部24によって刃部20が4点支持された状態で孔加工が行われる。このとき、バニシング刃部23は、外形寸法が切刃部22の外形寸法よりも若干大きく形成されているので、バニシング効果を発揮することができるようになっており、切刃部22によって粗加工状態とされている下孔の仕上加工を行う。また、4つのランド部24についても、バニシング刃部23と同様のバニシング効果を発揮することができるので、バニシング刃部23と協働して穿設された孔の内壁面をバニシング加工することになる。
また、従来技術と同様に、孔加工される工作物が鋼材又はアルミニウム等の軽合金の場合には、発生する切削熱から刃部20を保護する必要があるため、切削油が用いられる。この切削油は、切刃部22によって穿設された下孔の内壁面と切屑排出溝25、切粉排出溝30およびドリル壁面26との間に形成される隙間を通じて供給され、刃部20の異常な発熱防止と潤滑剤としての機能を発揮する。
そして、刃部20の作用によって発生した切屑および切粉は、切刃部22の前方側に位置する切屑排出溝25と、バニシング刃部23の前方側に位置する切粉排出溝30とによって集められ、排出されることになる。特に、切刃部22によって発生する比較的大きなサイズの切屑については切屑排出溝25に集められ、バニシング刃部23やランド部24等によって発生する比較的小さなサイズの切粉については切粉排出溝30に集められる。
切屑排出溝25および切粉排出溝30の内部では、切削加工の進行による切屑および切粉の増加にともなって、切屑は切屑排出溝25に沿って順次上方に押し上げられ、また、切粉は切粉排出溝30に沿って順次上方に押し上げられることにより、スムーズな排出動作が実現されている。さらに、切刃部22およびバニシング刃部23の作用によって発生する切屑や切粉を効果的に排出するため、切屑排出溝25の形成範囲は、刃部20の先端部から刃部20とシャンク部10との接続部近傍にまで及んでおり、一方の切粉排出溝30については、ドリル壁面26の先端部30aから、面取り刃部27設置位置と略同じ水平の位置30bまで延在して形成されている。このような切屑排出溝25と切粉排出溝30との形成領域の違いは、排出対象となる切屑および切粉の大きさや形状、さらには発生箇所に由来して決定されており、上述した構成を採用することによってスムーズな切屑および切粉の排出動作が実現され、カジリ不良の発生率を飛躍的に抑制することが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、図1Aおよび図1Bを用いて説明した本実施形態に係るバニシングドリル1では、切刃部22およびバニシング刃部23が、それぞれ2つずつ形成されている場合を例示して説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、上述した個数に限られるものではなく、切刃部22およびバニシング刃部23をそれぞれ3つ以上設けたり、切刃部22の設置数に対してバニシング刃部23を2倍以上の個数設けたりするなど、その設置個数は任意に決定することが可能である。ただし、この場合にも、切刃部22の前方側に切屑排出溝25を形成するとともに、バニシング刃部23の前方側近傍に切粉排出溝30を形成することが重要である。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 バニシングドリル、10 シャンク部、20 刃部、21 チゼルポイント、22 切刃部、23 バニシング刃部、24 ランド部、25 切屑排出溝、26 ドリル壁面、27 面取り刃部、30 切粉排出溝、30a 先端部、30b 軸線方向と垂直な方向における面取り刃部設置位置と略同じ(水平の)位置、100 従来のバニシングドリル、110 シャンク部、120 刃部、121 チゼルポイント、122 切刃部、123 バニシング刃部、124 ランド部、125 切屑排出溝、126 ドリル壁面。
Claims (2)
- チゼルポイントを中心として点対称に形成される複数の切刃部と、
前記複数の切刃部の間に設けられる複数のバニシング刃部と、
前記複数の切刃部および前記複数のバニシング刃部におけるそれぞれの外周縁部を形成する複数のランド部と、
ドリル回転方向における前記切刃部の前方側と前記バニシング刃部に形成されるランド部の後方側との間を結ぶ外形線が軸心側に窪んだ窪み形状として形成されるとともに、かかる窪み形状の外形線が軸線方向に延在することによって形成される切屑排出溝と、
ドリル回転方向における前記切刃部に形成されるランド部の後方側と前記バニシング刃部の前方側との間を結ぶ外形線が略直線状に形成されるとともに、かかる略直線状の外形線が軸線方向に延在することによって形成されるドリル壁面と、
を備えるバニシングドリルにおいて、
前記ドリル壁面には、ドリル回転方向における前記バニシング刃部の前方側近傍であって軸線方向に延在して形成される切粉排出溝が形成されていることを特徴とするバニシングドリル。 - 請求項1に記載のバニシングドリルにおいて、
前記複数の切刃部の軸線方向には、切刃部で切削した加工孔の入口に面取り加工を行うための面取り刃部が設けられており、
前記切粉排出溝は、前記ドリル壁面の先端部から、軸線方向と垂直な方向における前記面取り刃部設置位置と略同じ位置まで延在していることを特徴とするバニシングドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006041349A JP2007216351A (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | バニシングドリル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006041349A JP2007216351A (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | バニシングドリル |
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JP2007216351A true JP2007216351A (ja) | 2007-08-30 |
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ID=38494144
Family Applications (1)
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JP2006041349A Pending JP2007216351A (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | バニシングドリル |
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JP (1) | JP2007216351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103624330A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-12 | 成都发动机(集团)有限公司 | 一种小直径内孔铰刀 |
-
2006
- 2006-02-17 JP JP2006041349A patent/JP2007216351A/ja active Pending
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CN103624330A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-12 | 成都发动机(集团)有限公司 | 一种小直径内孔铰刀 |
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