JP2007212163A - プローブカード - Google Patents

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隆一郎 森
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Abstract

【課題】 第1基板と第2基板との電気的な接続をより確実に行うことができるプローブカードを提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の接続部材6を、その変形しやすい方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部に対する放射方向Aに延びるように配置して、コンタクト基板4及びメイン基板5の各電極41,51に接合する。これにより、複数の接続部材6を、その変形しやすい方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の熱膨張の方向と一致するように配置することができる。したがって、コンタクト基板4及びメイン基板5が熱膨張した場合に、各電極41,51と接続部材6との接合が外れたり、接続部材6が破損したりするのを防止できるので、コンタクト基板4とメイン基板5との電気的な接続をより確実に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プローブカードに係り、更に詳しくは、コンタクトプローブが形成されたコンタクト基板と、このコンタクト基板を保持するメイン基板との電気的な接続構造の改良に関する。
半導体装置との電気的な接続を行うための装置の一例として、半導体集積回路などの検査対象物にコンタクトプローブ(接触探針)を接触させることにより電気的な接続を行うプローブカードが知られている。プローブカードは、一般的に、半導体集積回路の電極数及びピッチに対応して多数のコンタクトプローブを基板上に整列配置することにより構成されている。
プローブカードの中には、コンタクトプローブが形成された第1基板としてのコンタクト基板と、このコンタクト基板に対向するように配置され、コンタクト基板を保持する第2基板としてのメイン基板とを備えたものがある(例えば、特許文献1)。コンタクト基板上のコンタクトプローブとメイン基板上の配線との電気的な接続は、コンタクト基板とメイン基板との間に設けられたインターポーザと呼ばれる電気的接続手段により行うことができる。このインターポーザは、例えば、コンタクト基板及びメイン基板にそれぞれ形成された電極に対して両端部が接触する複数の接続子と、これらの接続子を一体的に保持する支持板とからなるユニットとして構成されている。
コンタクトプローブは、その先端において検査対象物に接触する。より具体的には、コンタクト基板に対して平行に配置された検査対象物に対して、コンタクトプローブを鉛直方向に接近させ、その先端を接触させる。その後、コンタクトプローブを更に押し付けることにより、いわゆるオーバードライブを行い、すべてのコンタクトプローブを検査対象物に確実に接触させることができる。
特開2004−119945号公報
通常、インターポーザの接続子は、いわゆるワイヤーボンディングなどの形成方法を用いて弾性変形可能な細長い形状に形成され、その先端がコンタクト基板及びメイン基板の各電極に当接している。そのため、このようなプローブカードを高温環境下で使用したときには、コンタクト基板やメイン基板が熱膨張することにより接続子の先端位置がずれて、コンタクト基板及びメイン基板の各電極間の電気的な接続を良好に行うことができない場合があった。
接触子をコンタクト基板及びメイン基板の各電極に接合すれば、各電極に対して接続子の先端位置がずれるのを防止することはできるが、この場合、コンタクト基板やメイン基板の熱膨張により、コンタクト基板及びメイン基板の各電極の相対位置がずれて、各電極と接触子との接合が外れたり、接続子が破損したりするおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、第1基板と第2基板との電気的な接続をより確実に行うことができるプローブカードを提供することを目的とする。
第1の本発明によるプローブカードは、コンタクトプローブに導通する複数の第1電極を有する第1基板と、上記第1基板に対して平行に配置され、上記第1電極に対向する複数の第2電極を有する第2基板と、上記第1基板及び上記第2基板の間に配置され、互いに対向する上記第1電極及び上記第2電極に接合されて、それらの電極を電気的に接続する複数の接続部材とを備え、上記複数の接続部材は、上記第1基板及び上記第2基板の周方向に比べて、上記第1基板及び上記第2基板の各中心部に対する放射方向に変形しやすく形成されている。
このような構成により、複数の接続部材を、その変形しやすい方向が第1基板及び第2基板の各中心部に対する放射方向に延びるように配置して、第1電極及び第2電極に接合することができる。複数の接続部材がそれぞれ第1電極及び第2電極に接合されるので、第1電極と第2電極との接続をより強固に行うことができる。
このプローブカードが高温環境下で使用された場合、第1基板及び第2基板は、各中心部に対して放射状に熱膨張することとなる。上記のような構成によれば、複数の接続部材を、その変形しやすい方向が第1基板及び第2基板の熱膨張の方向と一致するように配置することができる。したがって、第1基板及び第2基板が熱膨張した場合に、各電極と接続部材との接合が外れたり、接続部材が破損したりするのを防止できるので、第1基板と第2基板との電気的な接続をより確実に行うことができる。
第2の本発明によるプローブカードにおいて、上記複数の接続部材は、板状の金属材料が上記第1基板及び上記第2基板に垂直な面内で湾曲又は屈曲された形状である。このような構成により、板状の金属材料が湾曲又は屈曲された形状からなる接続部材の変形しやすい方向を、第1基板及び第2基板の熱膨張の方向と一致させることができる。
第3の本発明によるプローブカードにおいて、上記複数の接続部材は、上記第1基板及び上記第2基板の各中心部内の1点に対して点対称に配置されている。このような構成により、各中心部に対して放射状に熱膨張する第1基板及び第2基板を、各中心部内の1点に対して点対称に配置された複数の接続部材により接続することができる。これにより、第1基板及び第2基板の熱膨張時に、各接続部材に作用する力を均一化することができ、第1基板及び第2基板の相対的な位置ずれを抑制することができる。したがって、各電極と接続部材との接合が外れたり、接続部材が破損したりするのをより効果的に防止でき、第1基板と第2基板との電気的な接続をさらに確実に行うことができる。
本発明によれば、複数の接続部材を、その変形しやすい方向が第1基板及び第2基板の熱膨張の方向と一致するように配置することができる。したがって、第1基板及び第2基板が熱膨張した場合に、各電極と接続部材との接合が外れたり、接続部材が破損したりするのを防止できるので、第1基板と第2基板との電気的な接続をより確実に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態によるプローブカード1の一例を示した断面図であり、シリコンウエハ2とのコンタクト前の状態を示している。このプローブカード1は、第1基板としてのコンタクト基板4と、第2基板としてのメイン基板5とを備えている。
コンタクト基板4は、平板状に形成された薄いシリコン製の基板からなり、その下面には、検査対象物としてのシリコンウエハ2の電極21に接触させるための多数のコンタクトプローブ3が、複数列に整列配置されている。コンタクト基板4の上面には、多数の電極41が形成されている。これらの電極41は、コンタクト基板4に形成されている多数の配線を介して、それぞれ対応するコンタクトプローブ3に導通している。
メイン基板5は、平板状に形成されたガラスエポキシ製の基板からなり、コンタクト基板4よりも表面積及び厚みが大きく形成されている。コンタクト基板4は、メイン基板5の中央部の下方に平行に配置されており、メイン基板5の下面におけるコンタクト基板4に対向する領域には、コンタクト基板4の上面に形成されている電極41に対向する多数の電極51が形成されている。
コンタクト基板4及びメイン基板5の互いに対向する電極41,51は、接続部材6により電気的に接続されている。メイン基板5には、各電極51に導通する多数の配線が形成されており、これらの配線がテスター装置(図示せず)と電気的に接続されている。このように、コンタクト基板4に形成されている多数のコンタクトプローブ3は、電極41,51及び接続部材6を介して、それぞれテスター装置に接続されている。
検査時には、シリコンウエハ2が可動テーブル7上に載置されて、シリコンウエハ2の電極21がプローブカード1に対向した状態となる。この状態から、可動テーブル7を水平面内で移動又は回転させ、各コンタクトプローブ3と各電極21との位置合わせを行った後、可動テーブル7を上昇させて各コンタクトプローブ3を対応する電極21に接触させ、テスター装置による集積回路の電気特性の検査が行われる。
このように、プローブカード1は、シリコンウエハ2に対して鉛直方向に向かって接近し、各コンタクトプローブ3の先端部がシリコンウエハ2の電極21に接触する。このとき、シリコンウエハ2の電極21の取付誤差等に起因して、一部のコンタクトプローブ3の先端部だけが電極21に接触した状態となる。その後、コンタクトプローブ3を更に電極21に押し付けることにより、いわゆるオーバードライブを行い、すべてのコンタクトプローブ3をシリコンウエハ2の電極21に確実に接触させることができる。
コンタクト基板4は、メイン基板5により上下動可能に保持されている。コンタクト基板4の周縁部には、それぞれコンタクト基板4を貫通して上方へ延びる棒材からなる複数の保持部材8が固定されている。各保持部材8の上端部は、メイン基板5に形成された貫通孔52を介してメイン基板5を貫通している。
各保持部材8は、上下方向に真っ直ぐ延びる軸部81と、この軸部81の上端部に形成された頭部82とが形成されている。頭部82は、軸部81よりも大きい外径を有している。各保持部材8の軸部81を貫通孔52に貫通させた状態で、頭部82をメイン基板5の上面における貫通孔52の周縁部に係合させることにより、コンタクト基板4が複数の保持部材8を介してメイン基板5に保持されている。
各接続部材6は、その厚みよりも幅の方が大きい板状の金属材料が、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で厚み方向に湾曲されることにより、開口部61を有する略C字形状に形成されている。例えば、各接続部材6の厚みは10μm程度、幅は100μm程度であり、直径が300μm程度になるように略C字形状に湾曲されている。
各接続部材6は、開口部61がコンタクト基板4及びメイン基板5に対向しないように配置され、外周面の下部がコンタクト基板4の電極41に面接触して接合されるとともに、外周面の上部がメイン基板5の電極51に面接触して接合されている。すなわち、各接続部材6は、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ当接する1対の当接部62と、これらの1対の当接部62を連結する連結部63とを備えている。本実施の形態のような略C字形状の接続部材6においては、連結部63が、コンタクト基板4及びメイン基板に5に垂直な面内で湾曲された湾曲部64として形成されている。
このような構成により、各接続部材6は、コンタクト基板4及びメイン基板5の各電極41,51から受ける上下方向の力に対して、連結部63が弾性変形するようになっている。言い換えれば、各接続部材6は、コンタクト基板4及びメイン基板5を弾性的に連結している。したがって、オーバードライブ時などのようにコンタクト基板4に上下方向の外力が作用した場合には、各保持部材8の軸部81がメイン基板5の貫通孔52内を摺動するようにして、コンタクト基板4がメイン基板5に対して上下動することとなる。
図2は、プローブカード1の構成例を示した平面図であり、(a)は、コンタクト基板4が円形状に形成された構成例、(b)は、コンタクト基板4が矩形状に形成された構成例を示している。図2に示すように、この例では、メイン基板5は円形状に形成されている。
図2(a)の例では、円形状に形成されたコンタクト基板4が、メイン基板5の中心部53に対向するように配置されている。すなわち、コンタクト基板4は、その中心部43がメイン基板5の中心部53に対向するように配置されている。ここで、コンタクト基板4の中心部43は、円形状のコンタクト基板4における中心点44近傍の領域であり、この中心部43にコンタクトプローブ3が形成されている。また、メイン基板5の中心部53は、円形状のメイン基板5における中心点54近傍の領域である。
各接続部材6は、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対して外側に形成された円環状の接続部材配置領域65内に配置されている。より具体的には、コンタクト基板4及びメイン基板5の中心点44,54に対する複数の放射線上に、それぞれ2以上の接続部材6が整列するように配置されている。この例では、中心点44,54を中心に一定角度ごとに延びる8本の放射線上に、それぞれ3つの接続部材6が整列するように配置されている。
各列の接続部材6は、それぞれの幅方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の周方向に沿うように、開口部61をコンタクト基板4及びメイン基板5の放射方向に沿って中心部43,53側に向けた姿勢で配置されている(図1参照)。このような構成により、複数の接続部材6が、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心点44,54に対して点対称に配置されている。
各保持部材8は、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対して接続部材配置領域65の外側に配置されている。メイン基板5の各貫通孔52は、周方向よりも径方向の長さの方が長い長孔として形成されている。したがって、各貫通孔52に貫通された保持部材8は、メイン基板5の径方向である放射方向に沿ってスライド可能となっている。
図2(b)の例では、矩形状に形成されたコンタクト基板4が、メイン基板5の中心部53に対向するように配置されている。この例のコンタクト基板4は、その対角線の交点としての中心点44近傍の領域を中心部43として、その中心部43がメイン基板5の中心部53に対向するように配置されている。このような円形状でないコンタクト基板4においては、その中心点44に対して放射状に延びる方向を放射方向とし、この放射方向に直交する方向を周方向とする。
各接続部材6は、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対して外側に形成された円環状の接続部材配置領域65内に配置されている。この例において、接続部材配置領域65内における各接続部材6の配置態様は、図2(a)の例と同様であるので、その説明を省略することとする。また、各保持部材8も、図2(a)の例と同様に、メイン基板5における接続部材配置領域65の外側に放射方向に延びるように形成された長孔52に対して、放射方向にスライド可能に取り付けられている。
本実施の形態において、各接続部材6は、その幅方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の周方向に沿っているので、周方向へ変形しにくくなっている。すなわち、各接続部材6は、コンタクト基板4及びメイン基板5の周方向に比べて、図1に矢印Aで示すように、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対する放射方向に変形しやすく形成されている。
特に、各接続部材6は、環状ではなく開口部61を有しているので、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対する放射方向により変形しやすい。ただし、各接続部材6の開口部61が、すべてコンタクト基板4及びメイン基板5の中心部43,53側を向くような構成に限らず、その一部又はすべてがコンタクト基板4及びメイン基板5の中心部43,53と反対側を向くように配置されていてもよい。
このように、本実施の形態では、複数の接続部材6を、その変形しやすい方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の各中心部43,53に対する放射方向に延びるように配置して、コンタクト基板4及びメイン基板5の各電極41,51に接合することができる。複数の接続部材6がそれぞれコンタクト基板4及びメイン基板5の各電極41,51に接合されるので、各電極41,51の接続をより強固に行うことができる。また、各接続部材6がコンタクト基板4及びメイン基板5の周方向に変形しにくいので、コンタクトプローブ3とシリコンウエハ2の電極21との接触時の安定性を確保することができる。
このプローブカード1が高温環境下で使用された場合、コンタクト基板4及びメイン基板5は、各中心部43,53に対して放射状に熱膨張することとなる。ここで、コンタクト基板4及びメイン基板5は、それぞれ材質が異なるので、各中心部43,53に対する放射方向への熱膨張率が異なる。
本実施形態のような構成によれば、複数の接続部材6を、その変形しやすい方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の熱膨張の方向と一致するように配置することができる。したがって、コンタクト基板4及びメイン基板5が熱膨張した場合に、各電極41,51と接続部材6との接合が外れたり、接続部材6が破損したりするのを防止できるので、コンタクト基板4とメイン基板5との電気的な接続をより確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、各中心部43,53に対して放射状に熱膨張するコンタクト基板4及びメイン基板5が、各中心部43,53内の1点である中心点44,54に対して点対称に配置された複数の接続部材6により接続されている。これにより、コンタクト基板4及びメイン基板5の熱膨張時に、各接続部材6に作用する力を均一化することができ、コンタクト基板4及びメイン基板5の相対的な位置ずれを抑制することができる。したがって、各電極41,51と接続部材6との接合が外れたり、接続部材6が破損したりするのをより効果的に防止でき、コンタクト基板4とメイン基板5との電気的な接続をさらに確実に行うことができる。
このように、多数の接続部材6をコンタクト基板4及びメイン基板5の間に一定の方向を向けた姿勢で取り付ける方法としては、多数の接続部材6を一体的に保持する保持手段として、多数の開口部が形成された保持板を用いる方法が考えられる。このような方法によれば、保持板に形成された多数の開口部に、一定の方向を向けた姿勢でそれぞれ接続部材6を係合させて保持し、それらの接続部材6を一体的に移動させてコンタクト基板4及びメイン基板5の間に配置して、各電極41,51に接合することができる。この場合、各接続部材6を電極41,51に接合した後、保持板はコンタクト基板4及びメイン基板5の間にそのまま配置された状態とされてもよい。
図3は、プローブカード1の一部断面図であり、図1の接続部材6の変形例として6種類の接続部材6a〜6fを示している。図3(a)〜(e)に示す接続部材6a〜6eは、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ当接する1対の当接部62a〜62eと、これらの1対の当接部62a〜62eを連結する連結部63a〜63eとを備えており、連結部63a〜63eには、少なくとも1つの湾曲部又は屈曲部が形成されている。
図3(a)に示す接続部材6aは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲されることにより、1つの開口部61aを有する略U字形状に形成されている。この接続部材6aは、コンタクト基板4及びメイン基板5に対して平行に延び、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ面接触して接合される1対の当接部62aと、これらの1対の当接部62aを連結する連結部63aとを備えている。連結部63aは、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲された湾曲部64aとして形成されている。
図3(b)に示す接続部材6bは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲されることにより、2つの開口部61bを有する略S字形状に形成されている。この接続部材6bは、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ面接触して接合される1対の当接部62bと、これらの1対の当接部62bを連結する連結部63bとを備えている。連結部63bには、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲された2つの湾曲部64bが形成されている。
図3(c)に示す接続部材6cは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で屈曲されることにより、2つの開口部61cを有する略Z字形状に形成されている。この接続部材6cは、コンタクト基板4及びメイン基板5に対して平行に延び、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ面接触して接合される1対の当接部62cと、これらの1対の当接部62cを連結する連結部63cとを備えている。連結部63cには、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で屈曲された2つの屈曲部64cが形成されている。
図3(d)に示す接続部材6dは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲されることにより、3つの開口部61dを有する形状に形成されている。この接続部材6dは、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ面接触して接合される1対の当接部62dと、これらの1対の当接部62dを連結する連結部63dとを備えている。連結部63dには、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲された3つの湾曲部64dが形成されている。
図3(e)に示す接続部材6eは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で屈曲されることにより、3つの開口部61eを有する略Σ字形状に形成されている。この接続部材6eは、コンタクト基板4及びメイン基板5に対して平行に延び、コンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ面接触して接合される1対の当接部62eと、これらの1対の当接部62eを連結する連結部63eとを備えている。連結部63eには、コンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で屈曲された3つの屈曲部64eが形成されている。
図3(f)に示す接続部材6fは、1つの湾曲部64fを有しているが、図3(a)〜(e)に示した接続部材6a〜6eとは異なり、コンタクト基板4及びメイン基板5の各電極41,51との接合部が、面接触ではなく線接触となっている。すなわち、この接続部材6fは、板状の金属材料がコンタクト基板4及びメイン基板5に垂直な面内で湾曲されることにより、中央部に1つの開口部61fを有する形状に形成され、両端部がコンタクト基板4の電極41及びメイン基板5の電極51にそれぞれ線接触して接合されている。ただし、1つの湾曲部64fを有するような形状に限らず、1つの屈曲部を有するような形状であってもよいし、2つ以上の湾曲部又は屈曲部が形成されていてもよい。
図3(a)〜(f)に示すような接続部材6a〜6fは、その幅方向がコンタクト基板4及びメイン基板5の周方向に沿うように、開口部61a〜61fをコンタクト基板4及びメイン基板5の放射方向に向けた姿勢で、コンタクト基板4とメイン基板5の間に配置される。
上記実施の形態では、コンタクト基板4が円形状や矩形状に形成された構成について説明したが、このような構成に限らず、コンタクト基板4が多角形などの他の形状に形成されていてもよい。また、メイン基板5も、円形状に限らず、矩形状やその他の形状であってもよい。この場合、コンタクト基板4及びメイン基板5の各中心点を、コンタクト基板4及びメイン基板5の各重心とし、それらの重心近傍の領域を中心部としてもよい。
また、上記実施の形態では、検査対象物の一例としてのシリコンウエハ2にプローブカード1を接触させる場合について説明したが、このプローブカード1は、シリコンウエハ2などの半導体集積回路に限らず、他の半導体装置の電極に接触させて使用することも可能である。
本発明の実施の形態によるプローブカードの一例を示した断面図であり、シリコンウエハとのコンタクト前の状態を示している。 プローブカードの構成例を示した平面図であり、(a)は、コンタクト基板が円形状に形成された構成例、(b)は、コンタクト基板が矩形状に形成された構成例を示している。 プローブカードの一部断面図であり、図1の接続部材の変形例として6種類の接続部材を示している。
符号の説明
1 プローブカード
2 シリコンウエハ
3 コンタクトプローブ
4 コンタクト基板
5 メイン基板
6,6a〜6f 接続部材
41 電極
43 中心部
44 中心点
51 電極
53 中心部
54 中心点
61,61a〜61f 開口部
62,62a〜62e 当接部
63,63a〜63e 連結部
64,64a,64b,64d,64f 湾曲部
64c,64e 屈曲部

Claims (3)

  1. コンタクトプローブに導通する複数の第1電極を有する第1基板と、
    上記第1基板に対して平行に配置され、上記第1電極に対向する複数の第2電極を有する第2基板と、
    上記第1基板及び上記第2基板の間に配置され、互いに対向する上記第1電極及び上記第2電極に接合されて、それらの電極を電気的に接続する複数の接続部材とを備え、
    上記複数の接続部材は、上記第1基板及び上記第2基板の周方向に比べて、上記第1基板及び上記第2基板の各中心部に対する放射方向に変形しやすく形成されていることを特徴とするプローブカード。
  2. 上記複数の接続部材は、板状の金属材料が上記第1基板及び上記第2基板に垂直な面内で湾曲又は屈曲された形状であることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  3. 上記複数の接続部材は、上記第1基板及び上記第2基板の各中心部内の1点に対して点対称に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプローブカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160031453A (ko) * 2013-05-06 2016-03-22 폼팩터, 인크. 전자 디바이스들을 테스트하기 위한 프로브 카드 조립체

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