JP2007207534A - コイン形電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉄鋼板を構成素材とする封口板を有しており、外表面の錆の発生や漏液の発生を抑制したコイン形電池を提供する。
【解決手段】 上面壁および該上面壁から下方向に湾曲した湾曲部を有する封口板と、外装缶の開口部とが、ガスケットを介してかしめられることで封口されているコイン形電池であって、上記封口板は、少なくとも鉄鋼基材の外表面がNiメッキされ、かつNiメッキ部分と鉄鋼基材部分の間に、FeとNiとが互いに拡散した領域が存在しているNiメッキ鋼板で構成されており、上記封口板の上記湾曲部の曲率半径R(mm)と該湾曲部の内角θ(°)との比R/θが、0.0060〜0.0160であることを特徴とするコイン形電池である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイン形電池に関し、さらに詳しくは長期貯蔵時の電池缶の耐腐食性能に優れたコイン形電池に関するものである。
二酸化マンガン−リチウム電池などに代表されるコイン形電池は、封口板、外装缶ともにステンレス鋼板が一般的に用いられている。ステンレス鋼板は強度が高いため、封口板および外装缶の厚みを薄くしても強度をある程度確保でき、漏液や電池の変形などの問題が生じにくいことから、こうした問題の発生を抑えつつ高容量化を達成できる点で好ましい。
また、コイン形電池は、電子機器になどの電源として用いられる際に、電子機器内において設置された端子と電池の封口板もしくは外装缶が点接触により通電を行う場合があることから、封口板もしくは外装缶の外面は、接触抵抗を低減させるために、Niメッキなどのメッキ処理が行われているのが一般的である。
ところが、コイン形電池は、かしめ加工によって外装缶の開口部を封口しており、封口板、外装缶ともに端部に変形の大きな加工領域を有しているため、外面に設けたNiメッキ層などに亀裂や剥離が生じる場合がある。しかしながら、ステンレス鋼は耐腐食性が高いため、Niメッキ層に亀裂や剥離が生じた場合においても外装缶の腐食の問題が生じないという点でも好ましかった。
コイン形電池の封口板や外装缶の素材としてのステンレス鋼板には、上記のような利点がある反面、高価格であるため、電池の製造コストが増大するというデメリットもある。
他方、例えば、筒形電池の外装缶を、Fe−Ni拡散層を有するNiメッキ鋼板で構成する技術も提案されている(特許文献1)。このようなNiメッキ鋼板は、ステンレス鋼に比べて安価であるため、コイン形電池において、封口板や外装缶の素材を、上記のNiメッキ鋼板に置き換えることで、製造コストを下げ得る可能性がある。
特開2005−85480号公報
しかしながら、本発明者らの検討によると、特許文献1に開示されているようなNiメッキ鋼板をコイン形電池の封口板や外装缶に用いると、これら封口板や外装缶に錆が生じて外観不良などの問題が発生したり、また、漏液が生じてしまうことが判明した。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、鉄鋼板を構成素材とする封口板を有しており、外表面の錆の発生や漏液の発生を抑制したコイン形電池を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明のコイン形電池は、上面壁および該上面壁から下方向に湾曲した湾曲部を有する封口板と、外装缶の開口部とが、ガスケットを介してかしめられることで封口されているものであって、上記封口板は、少なくとも鉄鋼基材の外表面がNi(ニッケル)メッキされ、かつNiメッキ部分と鉄鋼基材部分の間に、Fe(鉄)とNiとが互いに拡散した領域が存在しているNiメッキ鋼板で構成されており、上記封口板の上記湾曲部の曲率半径R(mm)と該湾曲部の内角θ(°)との比R/θが、0.0060〜0.0160であることを特徴とするものである。
上記封口板を構成する上記Niメッキ鋼板は、無光沢Niメッキ層を有する鉄鋼板に熱処理を施すことで得られたものであることが好ましく、この場合、無光沢Niメッキ層の厚みは、2〜10μmであることが推奨される。
本発明のコイン形電池においては、外装缶はステンレス鋼により構成されていることが好ましく、また、リチウムまたはリチウム合金を有する負極を備えていることが推奨される。
なお、電池業界においては、高さより径の方が大きい扁平形電池をコイン形電池と呼んだり、ボタン形電池と呼んだりしているが、そのコイン形電池とボタン形電池との間に明確な差はなく、本発明のコイン形電池も、ボタン形電池と呼ばれるものを排除しているわけではなく、そのようなボタン形電池と呼ばれる電池も、本発明のコイン形電池の範囲内に含まれ、また、平面形状が円形のもののみならず、四角形などの多角形状の扁平形電池も包含される。
本発明によれば、封口板の構成素材に特定のNiメッキ鋼板を適用することにより、従来のステンレス鋼製封口板を有するコイン形電池に比べて、製造時のコストダウンを図って生産性を高め、更に外表面の錆の発生や漏液の発生を抑制も達成したコイン形電池を提供することができる。
特許文献1に開示されているような筒形電池では、通常、外装缶は更に外装部材(電池の名称などを印刷したフィルムなど)で覆われるため、外部環境の影響を受け難い。しかし、コイン形電池の封口板や外装缶では、上記の通り、直接点接触により通電する場合があるため、素材をフィルムなどで覆うことができず、外部からの水分などの影響を受け易い。そのため、例えば、封口板や外装缶に加工する際の変形の大きな箇所では、Niメッキ層の剥離やひび割れなどが生じて下地の鉄鋼基材が露出し易く、こうした箇所が外部の水分などの影響を受けて錆が生じるものと考えられる。
そこで、より電池外部への露出部分が少ない封口板について、特定のNiメッキ鋼板を用いて、更に検討を進めたところ、封口板に錆が生じないような加工をしつつ、コイン形電池を完成させると、比較的漏液が生じ易いことが判明した。
上記の事情に鑑みて、本発明では、封口板を特定のNiメッキ鋼板で構成して、Niメッキ部分の剥離やひび割れを抑制し、また、封口板の形状を制御することで、Niメッキ部分の剥離やひび割れを更に抑制して封口板外面での錆の発生を抑制すると共に、漏液の発生も抑えることに成功した。
本発明に係る封口板は、少なくとも鉄鋼基材の外表面がNiメッキされてなり、かつNiメッキ部分と鉄鋼基材部分との間に、FeとNiが互いに拡散した領域が存在するNiメッキ鋼板で構成されている。
上記のNiメッキ鋼板は、例えば、Niメッキ層を有する鉄鋼板に熱処理を施すことで得ることができる。この熱処理によってNiメッキ層と鉄鋼基材(鉄鋼板)の界面で、Niメッキ層中のNiと、鉄鋼基材中のFeとが互いに拡散した領域(以下、「Fe−Ni拡散領域」という)が層状に形成される。
このように、Niメッキ層(Niメッキ部分)と鉄鋼基材(鉄鋼基材部分)との間にFe−Ni拡散領域が存在するNiメッキ鋼板であれば、Fe−Ni拡散領域の存在によって、Niメッキ鋼板表面のNiメッキ層と鉄鋼基材との密着性が向上するため、封口板に加工する際のNiメッキ層の剥離やひび割れの発生が抑制され、錆の発生が抑えられる。なお、本発明に係る封口板を構成しているNiメッキ鋼板では、Fe−Ni拡散領域の形成により、かかるFe−Ni拡散領域との境界が曖昧となるため、例えばNiメッキ層は、Fe−Ni拡散領域と明確に区別できる層ではないが、本明細書では、以降の記載において、Fe−Ni拡散領域が形成された後のNiメッキ鋼板におけるNiメッキ層の残存部分(Niメッキ部分)を、便宜上、「Niメッキ層」という。また、同じ理由から、Fe−Ni拡散領域が形成された後の鉄鋼基材(鉄鋼板)部分についても、「鉄鋼基材」や「鉄鋼板」という。
なお、上記の通り、本発明に係る封口板を構成するNiメッキ鋼板は、例えば、Niメッキ鋼板を熱処理することにより得られるが、熱処理前のNiメッキ鋼板では、そのNiメッキ層が、無光沢Niメッキ層であることが好ましい。無光沢Niメッキ層とは、光沢添加剤、レベリング剤、ピンホール抑制剤などの有機系添加剤を用いずに形成した軟質Niメッキ層のことである。軟質Niメッキ層とは、PやSなどの微量合金メッキである通常のNiメッキ層(所謂硬質Niメッキ層)とは異なり、こうしたPやSなどの微量成分を、メッキ層形成時に不可避的に混入するものを除き実質的に含有しないか、仮に含有していても、メッキ層の硬度の増加に影響しない程度であるNiメッキ層を意味している。
すなわち、通常の硬質Niメッキ層(光沢Niメッキ層や半光沢Niメッキ層と称されているものも含む)では、上記のPやSなどの微量成分が光沢剤として機能すると共に硬化剤としても機能するため、硬度が高く延展性に劣る。これに対し、PやSなどの硬化成分を殆どまたは全く含有していない無光沢メッキ層では延展性が良好であり、上記の熱処理によってFe−Ni拡散領域を形成した後に残されたNiメッキ層においても、良好な延展性が維持されるので、封口板の形状に成形加工した際にも、Niメッキ層の剥離やひび割れが生じ難いため、錆の発生をより抑えることができる。
上記無光沢Niメッキ層の厚みは、例えば、1.5μm以上、より好ましくは2.5μm以上であって、10μm以下、より好ましくは5μm以下であることが望ましい。無光沢Niメッキ層の厚みが小さすぎると、熱処理により形成されるFe−Ni拡散領域が薄くなるため、封口板に加工する際のNiメッキ層のひび割れや剥離の抑制効果が小さくなることがある。また、無光沢Niメッキ層の厚みが大きすぎると、封口板に加工する際のNiメッキ層のひび割れや剥離の抑制効果が飽和する一方で、製造コストが増大するため好ましくない。
また、熱処理前の鉄鋼基材(鉄鋼板)の厚みは、例えば、100〜500μmであることが好ましい。
上記無光沢Niメッキ層を有するNiメッキ鋼板を熱処理してFe−Ni拡散領域を形成する際には、箱型焼鈍法による熱処理の場合には、例えば、450〜650℃の温度で4〜15時間、連続焼鈍法による熱処理の場合には、例えば、600〜850℃の温度で0.5〜3分、といった熱処理条件を採用することが好ましい。
図1に、本発明のコイン形電池の一例を示す。図1は、本発明のコイン形電池の要部の断面を示す模式図であり、1はコイン形電池、2は封口板、3は外装缶、4はガスケット(環状ガスケット)、5は負極、6はセパレータ、7は正極である。
図1に示すように、コイン形電池1では、封口板2と外装缶3とが、ガスケット4を介して、外装缶3の開口端部を内方に締め付けるようにかしめられ、封口板2の周辺折り返し部と外装缶3の開口端部とがガスケット4に圧接されることで封口されている。そして、コイン形電池1の内部には、封口板2に接する負極5と、外装缶3に接する正極7とが、セパレータ6を介して重ねられた状態で装填されており、電解液(図示しない)が注入されている。封口板2は負極側の端子として、外装缶3は正極側の端子として、それぞれ機能する。
また、2aは封口板2の上面壁で、2bは、上面壁2aから下方向に湾曲した湾曲部である。本発明では、封口板2において、その構成素材が上記特定のNiメッキ鋼板であることに加えて、湾曲部2bの曲率半径R(mm)と湾曲部2bの内角θ(°)との比「R/θ」が、0.0060以上、0.0160以下であるところに最大の特徴を有している。
図2に、図1に示した封口板2の拡大図を示している。なお、図2は、封口板2の断面図を示しているが、理解を容易にするために、封口板2が断面図であることを示す斜線を省略している。封口板2の湾曲部2bとは、封口板2を断面で見た場合に、略平坦な上面壁2aから下方向へ向う変曲部を始端とし、次に曲率が変化する変曲部を終端とする、曲率が一定の部分を意味している。そして、湾曲部2bの曲率半径Rとは、図2に示すように、封口板2の湾曲部2aの外表面(電池外表面)の曲面の曲率半径のことであり、湾曲部2bの内角θとは、湾曲部2b外表面の両端から曲率中心に向かう線分を引いたときの、両線分間の内角のことである。なお、図2では、曲率半径Rや内角θの理解を容易にするように図示しており、例えば曲率半径を求めるための曲率中心の位置などについては、必ずしも正確ではない。
この封口板2の湾曲部2bにおいて、R/θの値を上記特定値に制御することによって、湾曲部2bにおけるNiメッキ層の剥離やひび割れの発生を防止すると共に、電池とした後の漏液の抑制を達成できる。すなわち、R/θの値が小さすぎると、特に湾曲部2b付近において、Niメッキ層に剥離やひび割れが生じ、錆が発生し易くなる。他方、R/θの値が大きすぎると、Niメッキ層の剥離やひび割れは生じ難いが、電池とした際に漏液が生じ易くなる。R/θの値は、0.008以上であることが好ましく、また、0.015以下であることが好ましい。
R/θの値を制御することは、上記特定のNiメッキ鋼板を用いて封口板を成形する際の、湾曲部における変形領域の大きさを調節することを意味している。
例えば、湾曲部の曲率半径Rを小さく加工すると、湾曲部での変形は大きくなる。そのため、R/θの値が上記特定値を下回ることになるように、Rを小さく、湾曲部での変形が大きくなるように加工すると、湾曲部近傍において、Niメッキ層の剥離やひび割れが生じてしまう。また、θが大きくなりすぎるように加工すると、上部が内向きに曲げられることになり、電池内容積に無駄が生じることがある。
他方、湾曲部の曲率半径Rを大きく加工したり、湾曲部の内角θを小さく加工したりすると、湾曲部での変形が小さくなるため、Niメッキ層の剥離やひび割れは生じ難くなるが、Niメッキ鋼板の加工硬化の程度が小さくなる。そのため、R/θの値が上記特定値を超えることとなるように、Rを大きくしたり、θを小さくすると、湾曲部における加工硬化が不十分になり、封口板の強度不足が生じて、電池とした際に漏液が生じてしまう。
上記湾曲部の曲率半径Rは、例えば、0.40mm以上、より好ましくは0.50mm以上であって、0.90mm以下、より好ましくは0.70mm以下であることが望ましい。また、上記湾曲部の内角θは、例えば、60°以上、より好ましくは70°以上であって、90°以下、より好ましくは85°以下であることが望ましい。
なお、本発明において、封口板の上記湾曲部におけるR/θを制御するのは、封口板の電池外に露出する部分のうち、上記湾曲部が、封口板に加工成形された際に最も変形を受けている箇所であるからである。
本発明の電池に係る外装缶としては、ステンレス鋼により構成されたものであることが好ましい。封口板は、電池とした際にかしめ部(封口板と外装缶とをガスケットを介してかしめた封口部)を内側から支持する機能もあるが、上記特定のNiメッキ鋼板を用いて構成した封口板では、ステンレス鋼で構成した封口板に比べると多少強度が劣るため、例えば、外装缶にも上記特定のNiメッキ鋼板を用いると、かしめ部の強度の更なる低下を引き起こしてしまう。
また、本発明のコイン形電池では、例えば有機電解液電池とする場合には、負極にリチウムやリチウム合金を用いることが好ましいが、このような負極を有する場合には、電池電圧が約3Vとなり、上記特定のNiメッキ鋼板を素材とすると、封口板については酸化されることは無いが、外装缶については、酸化により腐食孔が生じてしまう虞がある。
本発明のコイン形電池には、電解液として有機電解液を有する有機電解液電池、電解液としてアルカリ電解液(アルカリ水溶液)を有するアルカリ電池のいずれの態様も含まれる。
本発明のコイン形電池に係る正極は、正極活物質、導電助剤およびバインダーを含む正極合剤を、ペレット状に加圧成形したものである。正極活物質は特に限定されないが、例えば、有機電解液電池である場合には、マンガン、コバルト、ニッケル、マグネシウム、銅、鉄、ニオブなどの酸化物;これらの複合酸化物;これらとリチウムとの複合酸化物;フッ化黒鉛;などが、アルカリ電池である場合には、二酸化マンガン、オキシ水酸化ニッケル、酸化銀などが挙げられる。また、導電助剤としては、例えば、カーボンブラック、鱗片状黒鉛、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、繊維状炭素などが用いられ、バインダーとしては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン、カルボキシメチルセルロース、スチレンブタジエンラバーなどが使用できる。
本発明に係る負極としては、有機電解液電池である場合には、負極活物質として、リチウム金属またはリチウム合金を用いたものが好ましい。リチウム合金としては、例えば、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−鉛合金、リチウム−ビスマス合金、リチウム−インジウム合金、などの二元系リチウム合金や、リチウム−インジウム−ガリウム合金などの三元系リチウム合金などが挙げられる。これらリチウム合金の中では、リチウム−アルミニウム合金が特に好適である。また、本発明の電池がアルカリ電池である場合には、負極としては、亜鉛や亜鉛合金を用いることができる。
電解液としては、本発明の電池が有機電解液電池である場合には、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネートなどの環状炭酸エステル;ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネートなどの鎖状炭酸エステル;や、1,2−ジメトキシエタン、ジグライム(ジエチレングリコールメチルエーテル)、トリグライム(トリエチレングリコールジメチルエーテル)、テトラグライム(テトラエチレングリコールジメチルエーテル)、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシメタン、テトラヒドロフランなどのエーテル;より選ばれる1種の溶媒あるいは2種以上の混合溶媒に電解質を0.3〜2.0mol/L程度の濃度に溶解させることによって調製した有機電解液が用いられる。
上記電解質としては、例えば、LiBF、LiPF、LiAsF、LiSbF、LiClO、LiCFSO、LiCSO、LiN(CFSO、LiN(CSOなどが用いられる。
また、本発明の電池がアルカリ電池である場合には、電解液には、アルカリ性の水溶液(例えば、水酸化リチウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液など)を用いることができる。
セパレータとしては、微孔性樹脂フィルム、樹脂不織布のいずれも用いることができる。その材質としては、例えば、PE、PP、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィンのほか、耐熱用として、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)などのフッ素樹脂;PPS;ポリエーテルエーテルケトン(PEEK);PBTなどが挙げられる。また、上記材質の微孔性樹脂フィルムと樹脂不織布とを複数積層したり、微孔性樹脂フィルム同士や樹脂不織布同士を複数積層することによってセパレータを構成してもよい。
封口板と外装缶の間に介在させるガスケットの素材としては、例えば、PP;ナイロン(ナイロン6、ナイロン66など);などの他、耐熱用に、PFAなどのフッ素樹脂;ポリフェニレンエーテル(PPE);ポリスルフォン(PSF);ポリアリレート(PAR);ポリエーテルスルフォン(PES);PPS;PEEK;などが例示できる。
本発明のコイン形電池は、上記に例示した各構成要素(発電要素)の選択によって、一次電池、二次電池いずれの形態も採り得る。そして、本発明のコイン形電池は、従来公知のコイン形一次電池やコイン形二次電池が適用されている各種用途に好適に用いることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。
実施例1
この実施例1のコイン形電池1を作製するにあたって、外装缶3、封口板2、環状ガスケット4、正極7、負極5、セパレータ6、電解液は以下に示すものを用いた。まず、外装缶3には、厚み3μmのニッケルメッキを施した厚み200μmのステンレス鋼板を、絞り加工によって周壁の高さ3mmの有底円筒状に成形したものを用いた。
封口板2には、3μmの無光沢Niメッキを施した厚み250μmの冷間圧延鋼板(鉄鋼板)に熱処理を施すことによって、Fe−Ni拡散領域を形成し、湾曲部2bを有する形状に成形したものを用いた。ここで、熱処理は、連続焼鈍法を用いて780℃で60秒間の条件にて行った。
また、封口板2の湾曲部の形状としては、曲率半径Rを0.6mm、湾曲部の内角θを78°とした。この際のR/θは0.0077であった。
正極7の作製にあたっては、正極活物質として二酸化マンガンを用い、導電助剤として人造黒鉛を用い、バインダーとしてポリテトラフルオロエチレンを用い、二酸化マンガンが91.7質量%、人造黒鉛が7.6質量%、ポリテトラフルオロエチレンが0.7質量%となるようにこれらを混合して正極合剤を調製した。この正極合剤を金型に充填し、加圧成形して正極7を作製した。この正極7は直径が16mmであり、厚さが1.9mmであった。
電解液としては、プロピレンカーボネートと1,2−ジメトキシエタンとの体積比1:1の混合溶媒にLiClOを0.5mol/l溶解させることによって調製した有機電解液を用いた。
負極5には、厚みが0.58mmのリチウム板を、直径16mmの円形に打ち抜いたものを用い、この負極5を封口板2に収容した。
そして、セパレータ6としてはポリプロピレン不織布を用い、環状ガスケット4にはポリプロピレン製のものを用い、それらと上記の外装缶3、封口板2、正極7、負極5、および電解液などを用いて、図1に示す構造で直径20mm、高さ3.2mmのコイン形電池を作製した。ここで、この実施例1の電池を図1を参照しつつ説明すると、正極1は上記のように二酸化マンガンを正極活物質とする正極合剤を加圧成形したものからなり、負極5は上記のようにリチウムからなり、これらの正極7と負極5との間にはポリプロピレン不織布からなるセパレータ6が介在し、図示していないが、この電池には上記の電解液が注入され、これら、正極7、負極5、セパレータ6、電解液などからなる発電要素は、上記外装缶3、封口板2および環状ガスケット4で形成される空間内に収容されている。そして、電池は、その組立時において、外装缶3の開口端部を内方に締め付ける、いわゆるカシメ加工をすることによって環状ガスケット4を封口板2の周辺折り返し部と外装缶3の開口端部内周面とに圧接させることによって外装缶3の開口部を封口して、電池内部が密閉状態にされている。
実施例2
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを0.6mm、湾曲部の内角θを60°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0100であった。
実施例3
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを0.55mm、湾曲部の内角θを84°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0065であった。
実施例4
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを0.9mm、湾曲部の内角θを60°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0150であった。
実施例5
封口板2を形成するための材料として、1.5μmの無光沢Niメッキを施した厚み250μmの冷間圧延鋼板(鉄鋼板)に、実施例1と同じ条件で熱処理を施したものを用いた以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。
比較例1
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを0.45mm、湾曲部の内角θを78°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0058であった。
比較例2
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを0.45mm、湾曲部の内角θを86°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0052であった。
比較例3
封口板2の湾曲部の形状を、曲率半径Rを1.1mm、湾曲部の内角θを60°にした以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。なお、封口板2の湾曲部のR/θは0.0183であった。
比較例4
封口板2を形成するための材料として、3μmの無光沢Niメッキを施した厚み250μmの冷間圧延鋼板(鉄鋼板)を、熱処理を施さず、Fe−Ni拡散領域を形成せずにそのまま用いた以外は、実施例1と同様にしてコイン形電池を作製した。
上記実施例1〜5、および比較例1〜4の電池を、85℃、相対湿度90%の雰囲気中に15日間貯蔵し、漏液発生の有無、および湾曲部の腐食の有無を調べた。それぞれの判別は目視にて行った。これらの試験にあたっては、実施例1〜5の電池、比較例1〜4の電池を、それぞれ25個ずつ用いた。その結果を表1に示す。
また、図3に実施例1の電池の封口板における湾曲部を電子顕微鏡にて撮影した写真を、図4に比較例4の電池の封口板における湾曲部を電子顕微鏡にて撮影した写真を示す。
表1に示すように、Fe−Ni拡散領域を有するNiメッキ鋼板を用い、R/θが好適値となるように加工された封口板を有する実施例1〜5のコイン形電池は、比較例1、2、4のコイン形電池に比べて湾曲部での腐食を生じておらず、また、比較例3のコイン形電池のように漏液の発生もなく、封口板に鉄鋼板を用いても電池缶の腐食および強度の低下による漏液の問題が改善されていることが確認できる。
ここで、実施例1の電池の封口板における湾曲部を電子顕微鏡にて撮影した写真である図3と、比較例4の電池の封口板における湾曲部の写真である図4とを比較すると、実施例の電池では、Niメッキ部分の亀裂の発生を顕著に抑制できていることが確認できる。
本発明のコイン形電池の要部の一例を模式的に示す縦断面図である。 図1に示したコイン形電池に係る封口板の要部を示す拡大図である。 実施例1に係るコイン形電池の封口板の湾曲部の電子顕微鏡写真である。 比較例4に係るコイン形電池の封口板の湾曲部の電子顕微鏡写真である。
符号の説明
1 コイン形電池
2 封口板
2a 上面壁
2b 湾曲部
3 外装缶
4 ガスケット

Claims (4)

  1. 上面壁および該上面壁から下方向に湾曲した湾曲部を有する封口板と、外装缶の開口部とが、ガスケットを介してかしめられることで封口されているコイン形電池であって、
    上記封口板は、少なくとも鉄鋼基材の外表面がNiメッキされ、かつNiメッキ部分と鉄鋼基材部分の間に、FeとNiとが互いに拡散した領域が存在しているNiメッキ鋼板で構成されており、
    上記封口板の上記湾曲部の曲率半径R(mm)と該湾曲部の内角θ(°)との比R/θが、0.0060〜0.0160であることを特徴とするコイン形電池。
  2. 上記封口板を構成する上記Niメッキ鋼板は、無光沢Niメッキ層を有する鉄鋼板に熱処理を施すことで得られたものである請求項1に記載のコイン形電池。
  3. 上記無光沢Niメッキ層の厚みが、2〜10μmである請求項1に記載のコイン形電池。
  4. 上記外装缶はステンレス鋼により構成されており、かつリチウムまたはリチウム合金を有する負極を備えている請求項1〜3のいずれかに記載のコイン形電池。
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