JP2007159888A - おろし装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小分けにして使用されるすりおろし食材の風味を損ねることなく、鮮度維持、長期保存効果を向上させることができ、調理効率を高めることができるおろし装置の提供を目的とする。
【解決手段】食材1を冷却保存して保持する冷却保持部2と、
おろし刃3を備えて前記冷却保持部2に対する相対移動を開始、停止操作自在で、冷却保持部2により冷却保存されて保持された食材1を適宜タイミングで小分けにしてすりおろし可能なおろし部4とを有して構成する。
【選択図】図1

Description

本発明はおろし装置に関するものであり、より詳細には食材をすりおろすすりおろし装置に関するものである。
従来、おろし装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、おろし装置は、本体の上部に保護容器を固定し、また、本体の上部に設けられる回転軸におろし板を取り付けて形成される。保護容器はおろし板を覆う容器であり、材料の挿入用の開口が上部に設けられるとともに、すりおろしたものを排出する排出口が側面に設けられる。おろし板は突起状のおろし刃が表面に放射状、より具体的には放射直線をなすように形成された円板形状で、上述した回転軸に中心部分が取り付けられてほぼ水平に支持される。
上記本体には回転軸を駆動するモータが収容され、大根等のすりおろし材料を開口から保護容器内に挿入して先端をおろし板に当てると、回転するおろし刃によりすりおろすことができる。おろし板の放射直線上に並ぶおろし刃の列間にはすりおろされた材料を落とす開口が形成され、この開口を介しておろし板の下部に落とされたおろしは、おろし板の裏側にその回転方向に交差して形成される押し出し片によりかき出されて排出口から排出される。
特開平8-322745号公報
このようにすりおろして食べられるもの、例えば上述した大根をおろした大根おろしなどは、多くは薬味などとして、一般に流通される素材としての大根の大きさに比べて極めて少量が料理に使用される。一方、一般に食材は、冷蔵庫などに入れて冷却することにより、鮮度を保ち、長期保存ができるようになるが、すり下ろした場合には、酵素の作用などによって冷却した場合にも比較的短期間で風味が極端に低下してしまう。したがってかかる事情により、この種の食材については、予めすりおろすことなく素材の原形を維持したまま冷蔵庫に入れて保存しておき、料理に使用する際に都度冷蔵庫から取り出して少量をすりおろすことにより、その風味や鮮度が維持され、長期保存が可能にされている。
しかしながら、飲食店など料理が不規則なタイミングで、時には頻繁になされるような場合、都度冷蔵庫から食材を取り出してすりおろしては、冷却による鮮度維持、長期保存効果が低くなり、また、調理の効率も悪化してしまう。
本発明は以上の問題を解決すべくなされたものであって、小分けにして使用されるすりおろし食材の風味を損ねることなく、鮮度維持、長期保存効果を向上させることができ、調理効率を高めることができるおろし装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
食材1を冷却保存して保持する冷却保持部2と、
おろし刃3を備えて前記冷却保持部2に対する相対移動を開始、停止操作自在で、冷却保持部2により冷却保存されて保持された食材1を適宜タイミングで小分けにしてすりおろし可能なおろし部4とを有するおろし装置を提供することにより達成される。
本発明によれば、食材1のすりおろしは、食材1を保持する冷却保持部2に対しておろし刃3を備えたおろし部4を相対移動させることによりなされる。上記冷却保持部2はおろし部4によりすりおろされる前の食材1、例えば食材1を素材の原形のままなどで保持し、おろし部4が冷却保持部2に対する相対移動を開始、停止操作自在にされることにより、料理のタイミングに応じておろし部4の相対移動が開始、停止操作されることによって、都度食材1をおろしてその風味を高める。
また、上記冷却保持部2は食材1を保持するとともに冷却保存し、これにより食材1の鮮度を維持することができ、長期保存を可能にすることができる。冷却保持部2による食材1の冷却保存は、例えば冷蔵庫や蓄冷材(保冷剤)のように気化熱や融解熱を利用して食材1近傍の空気、あるいは冷却保持部2自体を冷却することにより行うことが可能で、上述した従来例のように内部に投入された食材1に接する内壁面6によりすりおろし時の反動を支えて食材1を保持するケース状に保持部7を構成すれば、外気との区画により食材1の冷却効率を高めることができる。この場合において、蓄冷材、あるいは氷、氷水などの冷却材8を収納する収納部9を上記保持部7に隣接配置して冷却保持部2を構成すれば、従来のおろし装置に比較的簡単な改造を加えるだけで、冷却機能を備えた冷却保持部2を構成することができる。この場合、収納部9や保持部7はアルミニウムなどの高伝熱材料により形成することが望ましく、さらに、収納部9に収納される冷却材8を適宜タイミングで循環させるなどすれば、冷却効果の長期持続を図ることも可能である。
したがって食材1は、例えば素材の原形のままなどの状態で冷却保持部2により冷却保存されて保持されており、これにより冷蔵庫の中と同じように鮮度を維持することができ、長期保存を可能にすることができる。また、料理に食材1をおろしたものを使用したい時には、例えば後述する実施の形態に示すようにスイッチ部の操作によりおろし部4を駆動すれば、冷却保存状態の食材1をそのまますりおろすことができ、風味の良好なすりおろし食材1を適宜のタイミングで簡単な操作によってつくることができる。また、冷却保持部2に保持された食材1をすりおろし尽くすことなく料理に必要なすりおろし量が作れたときには、再度スイッチ部を操作するなどしておろし部4の駆動を停止させれば、すりおろし残された食材1はそのまま冷却保持部2に保持されて冷却保存され、すりおろし尽くすまでこの操作を繰り返すことにより、食材1を使い切るまでその鮮度を保って長期保存でき、風味の良好なすりおろし食材1をつくることができる。
また、上述のように食材1を冷却する場合、おろし部4による食材1のすりおろしにより、すりおろされる食材1の側に大きな反動を与えないようにすることが冷却効率上有効であり、この場合、回転駆動するおろし板10の表面にほぼ渦巻き状におろし刃3を立て並べることにより、食材1側の反動を効果的に軽減することができる。すなわち、この場合、おろし板10と食材1との間における摩擦力の作用する方向は、図5(a)において矢印で示すように渦巻き上の各点における法線方向になるため、上述した従来例のように放射直線の直交方向、すなわちおろし板10の半径の直交方向に作用する場合に比べてより多様化することができる。したがって食材1と接触する領域内で摩擦力の作用方向が相互に打ち消し合う方向を多く含むことにより、摩擦によって生じる振動をより軽減することができる。特に、後述する実施の形態に示すように、インボリュート曲線に沿っておろし刃3を並べれば、おろし板10と食材1の直径の比率に関わらず、上述した領域内における摩擦力の作用方向の変化率をより大きく設定することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、小分けにして使用されるすりおろし食材の風味を損ねることなく、鮮度維持、長期保存効果を向上させることができ、調理効率を高めることができるおろし装置を提供することができるために、飲食サービスをより向上させることができる。
図1ないし図5に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、おろし装置は、大根おろしの製造に適した大根おろし装置として構成され、図1および図2に示すように、装置本体20に投入筒21を取り付け、押し棒22を組み付けて形成される。
装置本体20は、図1に示すように、回転軸23を駆動制御する本体部24と、上記回転軸23により回転駆動されるおろし板10により食材としての大根1をすりおろすおろし部4とを有する。本体部24は、上述した回転軸23を駆動制御する図示しない原動機としてのモータや制御部が組み込まれた筐体であり、その底面部には設置用の脚部24aが形成され、その側面部には、上記制御部を操作することのできるスイッチ部25が形成される。上記制御部の操作により、回転軸23の回転の開始、停止や、回転スピード、あるいはスイッチ部25への1回の操作により回転軸23が回転する時間の調節、すなわちタイマーなどが設定できるようにされる。
この本体部24の上部には上述した回転軸23が上方に向かって垂直に立設され、この回転軸23の下方には、図1に示すように、製造された大根おろしを所定の位置にガイドするシュート26と、このシュート26にガイドされた大根おろしを受ける適宜の小さな容器27を支持する容器支持台28とが筐体内に設けられる。なお、図2や図3における29はメンテナンスや大根おろしを取り出す際などに使用される扉部であり、また、回転軸23は、例えばかさば歯車等を介するなどして適宜その軸線上からずれた位置のモータにより回転するようにされる。以上の本体部24は、上記回転軸23におろし板10を装着することにより、その上部におろし部4が形成される。
おろし部4は、本体部24の上部に図示しないねじ等により脱着自在に取り付けられるカバー部材30によって回転軸23に装着されたおろし板10をほぼ覆って形成される。おろし板10は、略円盤形状のABS樹脂であり、図3および図4に示すように、表面には突起状のおろし刃3が設けられるとともに、おろした大根を上述したシュート26側に排出する排出口31が表裏を貫通して穿孔される。また、おろし板10の中心部の底面側には軸受け部32が凹設され、この軸受け部32に上述した回転軸23を嵌合させることにより本体部24上部にほぼ水平に支持される。この実施の形態において、おろし板10の直径は140ミリ程度、すなわち大根1の中でも特に流通量の多い青首大根1の直径の1.5倍程度の大きさにされる。
カバー部材30は、おろし板10よりもやや大きい程度の直径を備えたアルミニウムからなる有底円筒状のカバー本体33を有し、おろし板10の周囲を囲むように本体部24上部にカバー本体33が被せられることにより、その底板30aによっておろし板10の上面を覆う。カバー本体33の高さは、おろし板10上にすりおろした食材が多少積み上げられても可能な程度に、おろし板10の表面と底板30aの底面が適宜間隔を隔てるように設定される。このカバー本体33の上面、すなわち底板30aには、略円柱状の大根1を原形のままその長手方向に沿って内部に投入できる程度、すなわち、この実施の形態においてはカバー本体33の3分の2程度の大きさの直径を備えた円形の開口部5が開設される。この開口部5は、図3に示すようにその周縁をカバー部材30の周壁に近接する位置にカバー本体33に対して偏心して配置され、また、開口部5の周縁から立設するようにしてカバー本体33の上面、すなわち底板30aには、上述した投入筒21に嵌合するアルミニウムからなる円筒ケース状の保持部7が形成される。
一方、投入筒21は、図1および図2(b)に示すように、長辺がカバー本体33の外径とほぼ同じ長さで、短辺が保持部7の外径よりもやや大きい程度の長さに形成される断面矩形のほぼボックス状で、その内部には、高さ方向に貫通するようにして保持部7の外径にほぼ一致する内径を備えた円柱状の中空部34が開設され、この中空部34を側方から包囲するようにして、中空部34の周壁、上記長辺と短辺、および形成される底面により適宜の容積を備えた収納部9が形成される。上記中空部34は、上述した保持部7が挿入された際に投入筒21の短辺がカバー本体33の周縁にほぼ合わさるように配置され、また、収納部9は、中空部34の側方全周に渡って少なくとも薄手の蓄冷材8が挿入可能な程度の容積、この実施の形態においては高さ寸法が100ミリ程度、最小部における周方向の幅寸法が30ミリ程度の大きさに形成される。
上記投入筒21は、板状のアルミニウムに曲げ加工等を施して上述した長辺、短辺を備えて有底角筒状に形成されるケース部21aの底壁に、上記保持部7の外径にほぼ等しい直径の開口を開設し、この開口の周縁に、ケース部21aとほぼ等しい高さを備えてアルミニウムにより円筒形状に形成される連結体21bの下端縁を溶接等により適宜固定し、ケース部21aの側壁との間に少なくとも30ミリ程度の間隔を隔てて連結体21bを立設して形成される。このケース部21a底壁の開口は、内部に保持部7を挿入した際に、ケース部21aの短辺がカバー本体33の周縁にほぼ重なるように配置調整される。また、ケース部21aの上部開放部には、連結体21bの直径よりもやや幅広い程度のほぼ板状に形成される上部支持片21cが連結体21bの上面に重なるようにケース部21aの短辺間にねじ止めされて架設され、これによりケース部21a上部には、上述した薄手の蓄冷材8が挿入できる程度の適宜広さ、この実施の形態においては100ミリ×30ミリ程度の開放部35が形成される。この上部支持片21cには、ケース部21aの底壁と同じサイズの開口が連結体21bの中空部34に貫通状に開設されるとともに、開口の周囲からはリブ36が垂下されて連結体21bの外壁上部に内壁面6を当接させる。なお、図2(b)において37は上述した連結体21bと上部支持片21cをネジ止めするネジである。
また、押し棒22は、保持部7の内径よりもやや小さい程度の外径を備えた外形円ほぼ柱形状の棒部22aと、この棒部22aの上部に突設される握り部22bとを有する。棒部22aは、PMMA(ポリメチルメタクリレート)等の適宜の強度、安定性を備えた合成樹脂材等により中空に形成され、カバー部材30の保持部7に対して投入筒21の連結体21bを外嵌したときの投入筒21の上面からおろし板10の表面までの長さよりやや長寸に形成される。
以上の大根おろし装置は、回転軸23の上端部におろし板10の軸受け部32を嵌合した後、おろし板10を覆うように本体部24の上部にカバー部材30を取り付けて装置本体20が形成され、さらにカバー部材30の保持部7に投入筒21の連結体21bを外嵌させることにより装置本体20に投入筒21が取り付けられる。この後、モータ等を適宜電源に繋ぎ、さらに、投入筒21内部の収納部9にその上面の開放部35を介して外部から摂氏0度の温度設定が可能な薄手の蓄冷材8を挿入し、連結体21bの側方周囲に蓄冷材8を充填することにより、おろし加工の準備が完了する。
この状態で保持部7は連結体21bを介して蓄冷材8により冷却され、上方から連結体21bの内部に大根1を素材の原形のまま縦にして挿入すれば、大根1を冷却保存することができる。収納部9の開放部35を介した外気への開放による放熱損失や伝熱損失により、大根1は、蓄冷材8の設定温度である0度よりもやや高くなり、大根1等の生鮮食品の保存に最適な5度近傍に冷却される。
また、大根おろしを製造する際には、スイッチ部25を操作しておろし板10を回転させればよく、大根1は自重によりおろし板10の表面に押し付けられ、あるいは手で握っておろし板10に向かって押し付けるだけで、簡単にすりおろし、擦り砕くことができる。図3に2点鎖線で示すように、保持部7の開口部5がおろし板10に対して偏心して配置されることにより、すりおろしに伴って大根1がおろし刃3とともに回転してしまうことはなく、また、すりおろしに伴う摩擦による反動の一部が相殺され、大根1側に生じる反動が小さくなる。さらに、おろし板10の回転方向に対して直交方向となる大根1の径方向が支えられる、すなわち大根1の側壁が保持部7の内壁面6に接することによって、回転するおろし板10のおろし刃3から受けるすりおろしの反動によって大根1がたついてしまうはない。
一方、必要量の大根おろしを製造し終えたら、再度スイッチ部25を操作するなどしておろし板10の回転を停止させれば、すりおろし残された固形の大根1はそのままおろし板10の表面に下面を載せた状態で保持され、この状態のまま蓄冷材8により冷却保存される。したがって、このように大根1を冷却する蓄冷材8を収納する投入筒21と、上述したように大根1を保持するカバー本体33により、大根1は冷却保存されて保持されることになり、これら投入筒21とカバー本体33により冷却保持部2が構成される。
さらに、すりおろし残された固形の大根1の長さが短くなり、自重によるおろし板10への圧接が弱くなり、また、上端が連結体21bの内部に隠れて手で押すことが難しくなったときには、押し棒22を上方から連結体21b内、具体的には保持部7内に差し込み、その上部の握り部22bを握っておろし板10に向かって押し込めば、手で押し込むときと同じような力でおろし板10に大根1を圧接させ、大根おろしを大根1の最後まできれいに、かつスムーズに製造することができる。
加えて、この実施の形態において、大根1の冷却効率を高めるために、上述したおろし板10には、図5において一点鎖線で示すように、表面に突設されるおろし刃3がインボリュート曲線に沿って周方向に適宜の均等間隔で並べられ、同時に周方向におろし刃3の列間を縫うようにして同様にインボリュート曲線間を開設して排出口31が複数開設される。これにより、内周側に比して回転速度が速くなるために大根1との摩擦による反動が内周側に比べて相対的に大きくなりやすい外周側に対し、内周側のおろし刃3の密度を極めて緻密にすることができ、これにより摩擦によって生じる反動を外周側よりも内周側をより相対的に大きくし、上述したように直径のより大きいおろし板10と小さい大根1との中心の偏心による反動の相殺効率を高め、すりおろしによる大根1のがたつきをより軽減することが可能となる。
また、排出口31についても、内周側から外周側に行くに従って周方向の開口面積が漸次増大し、上述した回転速度の差による相対的な排出効率の悪化を軽減し、大根1とおろし板10の接触面積全域に渡って、よりスムーズに大根おろしを排出させることができる。なお、このようにおろし刃3をおろし板10の半径方向に弓状に配置したときの回転により大根1が受ける反動をなだらかにするために、この場合おろし板10は、図4(a)に矢印で示すように、インボリュート曲線が凸になる回転方向に沿って回転される。また、この回転方向により下流側に位置する排出口31の裏面は、図5(b)に示すように、下流側に行くに従って漸次高さがなるように傾斜する傾斜壁38として形成され、回転により大根おろしのシュート26側への押し出し力を生じるようにされる。
なお、以上の実施の形態においては、収納部9が形成された投入筒21を保持部7が形成されたカバー部材30に取り外し自在に設け、投入筒21とカバー部材30により冷却保持部2を構成し、蓄冷材8の冷却能力が落ちたときには投入筒21単位で交換できるようにする場合を示したが、これらを一体に形成してより簡潔におろし装置を構成することも可能である。また、おろし刃3のインボリュート曲線上の密度などを変更したおろし板10を付け替えておろし具合を変更できるようにすることも可能である。さらに、カバー部材30や保持部7、投入筒21を耐食性に優れるステンレスにより形成することも可能であり、この場合には蓄冷材8の設定温度を高めるなどして冷却機能の低下を補うことが望ましい。加えて、投入筒21の収納部9の開放部35を適宜の扉体等により閉塞できるようにしたり、保持部7を投入筒21の外壁に外嵌させるなどして蓄冷材8により近接する連結体21bの内壁面6を直接大根1に当接させたりすれば、冷却能力をより向上させることが可能である。
本発明を示す正面図で、要部を断面にして表した図である。 装置本体や投入筒、押し棒を説明する図で、(a)は装置本体の側面図、(b)は投入筒の側面視における要部断面図、(c)は押し棒の側面図である。 図2(a)の3A-3A線断面図で、押し棒を二点鎖線の外形線で表した図である。 おろし刃を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の4B-4B線縦断面図である。 おろし刃を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図である。
符号の説明
1 食材
2 冷却保持部
3 おろし刃
4 おろし部
5 開口部
6 内壁面
7 保持部
8 冷却材
9 収納部
10 おろし板

Claims (3)

  1. 食材を冷却保存して保持する冷却保持部と、
    おろし刃を備えて前記冷却保持部に対する相対移動を開始、停止操作自在で、冷却保持部により冷却保存されて保持された食材を適宜タイミングで小分けにしてすりおろし可能なおろし部とを有するおろし装置。
  2. 前記冷却保持部は、おろし部側に開口する開口部を備えてケース状に形成され、投入された食材に接する内壁面によりすりおろし時の反動を支える保持部と、
    該保持部に隣接配置されて冷却材を収納可能に形成される収納部とを有する請求項1記載のおろし装置。
  3. 前記おろし部は、回転駆動するおろし板の表面にほぼ渦巻き状におろし刃を立て並べて形成される請求項1または2記載のおろし装置。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147643A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Hideo Matsumoto おろし装置
CN102655794A (zh) * 2009-12-17 2012-09-05 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于食物加工器的磨碎圆盘

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