JP2007147839A - 転写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
電子写真装置における画像を用紙に転写する転写装置において、転写ベルトから用紙が剥離するときに発生する剥離放電による印刷品質低下を防止するための除電器の用紙通過部にトナーが付着し、そのトナーが用紙に付着して印刷品質の低下を起こすことである。
【解決手段】
除電器のケースの用紙通過部を接地することにより、除電器のケースの用紙通過部にトナーが付着するのを防止して安定した印刷品質を保つことを特徴とする。
【選択図】 図2
電子写真装置における画像を用紙に転写する転写装置において、転写ベルトから用紙が剥離するときに発生する剥離放電による印刷品質低下を防止するための除電器の用紙通過部にトナーが付着し、そのトナーが用紙に付着して印刷品質の低下を起こすことである。
【解決手段】
除電器のケースの用紙通過部を接地することにより、除電器のケースの用紙通過部にトナーが付着するのを防止して安定した印刷品質を保つことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電子写真法を用いる複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置において感光体上のトナー像を用紙に転写する転写装置に関するものである。
排紙搬送コロへのトナー付着防止として、従動コロの外周面を高離型性の樹脂で覆って構成するなどの技術(例えば、特許文献1参照)、及び、トナーの付着を防止するバイアス電圧を印加するトナー付着防止電源を設けるなどの技術(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
除電器には高圧を印加するため該除電器のケースには樹脂を用いられており、除電器に用紙のガイド機能を備えている場合、用紙との摩擦により帯電し、除電器周辺環境に飛散しているトナーを付着させ、その付着したトナーが用紙に付着して印刷品質の低下を招くことになる。
上記特許文献1のように、物理的にトナーが付着する場合は外周面を高離型性の樹脂で覆って構成することが行われるが、帯電により静電的に付着する場合はトナーの付着を防止できない。
また、上記特許文献2のように、バイアス電圧を印加することによりトナーの付着を防止する場合はトナー付着防止電源を設ける必要があり高価な装置となってしまう。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、構造も簡単であり、安価で安定的なトナー付着防止を行うことができる画像形成装置を提供することにある。
請求項1の発明は、除電器のケースの用紙通過部を接地することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、除電器のケースの用紙通過部に金属板を設け、該金属板を接地することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、除電器のケースの用紙通過部に導電性コーティング処理を行い、そのコーティング部を接地することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、除電器のケースの用紙通過部と除電器内部のシールドを同時に接地することを特徴とする。
本発明によれば、装置の構成を複雑にすることなく、容易にトナーの付着を防止することができ、安定的な印刷品質を確保することができる。
以下本発明を、電子写真法を用いるレーザビームプリンタに適用した実施例を図面を用いて説明する。
図1において、複写機、プリンタ等で用いられている有機光導電体(OPC)の場合、感光体1は、帯電器2のコロナ放電によって表面を−極性に帯電する。プリンタで多用されている反転現像方式では、半導体レーザ等の光学系3によって、潜像が形成され、現像機4によって感光体1表面の電位と同極性である−極性トナー5を感光体1上に付着させる。用紙走行部材によって搬送された用紙6は、ガイド板7を経て、転写ベルト8に至る。転写ベルト8は、両端を駆動ローラ9と従動ローラ10によって支持され、駆動ローラ9が回転することによって矢印方向に回転する。転写ベルト8内部に設けられた転写器11のワイヤ12には、高圧電源13から高電圧が印加されるので、コロナ放電によって、転写ベルト8表面にはトナーと逆極性の電荷が発生する。搬送された用紙6は、この電荷によってトナー画像を転写すると同時に用紙6を転写ベルト8に吸着し搬送する。転写ベルト8によって搬送された用紙6は、駆動ローラ9に至った後、除電器14によって除電された後、定着機15で定着され、一方、転写後の残留した感光体1上のトナーは、プレチャージ16、イレーズランプ17を経てクリーナ18で清掃される。
前述したように、転写ベルト方式は、用紙6が転写ベルト8から剥離するときに剥離放電が発生し、用紙上に転写したトナー5が飛び散り印刷品質を低下させるため、一般に用紙6が転写ベルト8から剥離する領域に除電器14を設けることによりトナー5の飛び散りを防止している。しかし、除電器14に高圧を印加することにより、除電器14周辺環境に飛散しているトナーを引き寄せる働きが生じ、除電器14に用紙のガイド機能を備えている場合、一般に除電器14のケースは樹脂でできているため用紙との摩擦により帯電し、除電器14周辺環境に飛散しているトナー5を付着させ、その付着したトナー5が用紙6に付着して印刷品質の低下を招くことになる。
図2に、本発明の除電器14の構造を示す。主な構成として除電器14は高圧を印加するためのコロトロンワイヤ20、金属製のシールド板21及び樹脂製のケース22から構成されている。(a)は用紙通過部にトナー付着防止用の板金23を設ける構造を示す。また、(b)は用紙通過部に導電性コーティング24を設けた構造を示す。本構造にすることにより用紙の摩擦による帯電がなくなり、除電器14周辺に飛散したトナー5の付着を防止することができ、構造も簡単であり、安価で安定的な印刷品質を確保することができる。
1…感光体、2…帯電器、3…光学系、4…現像機、5…トナー、6…用紙、7…ガイド板、8…転写ベルト、9…駆動ローラ、10…従動ローラ、11…転写器、12…ワイヤ、13…高圧電源、14…除電器、15…定着機、16…プレチャージ、17…イレーズランプ、18…クリーナ、20…コロトロンワイヤ、21…シールド板、22…ケース、23…トナー付着防止用の板金、24…導電性コーティング。
Claims (4)
- 電子写真装置における画像を用紙に転写する転写装置において、除電器のケースの用紙通過部を接地することを特徴とする転写装置。
- 前記除電器のケースの用紙通過部に金属板を設け、該金属板を接地することを特徴とする請求項1記載の転写装置。
- 前記除電器のケースの用紙通過部に導電性コーティング処理を行い、そのコーティング部を接地することを特徴とする請求項1記載の転写装置。
- 前記除電器のケースの用紙通過部と該除電器内部のシールドを共に接地することを特徴とする請求項1記載の転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005340142A JP2007147839A (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005340142A JP2007147839A (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 転写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007147839A true JP2007147839A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38209334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005340142A Pending JP2007147839A (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007147839A (ja) |
-
2005
- 2005-11-25 JP JP2005340142A patent/JP2007147839A/ja active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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