JP2007142184A - 電波受信用コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】接地の電気的な接続性が向上した電波受信用コンバータを提供する。
【解決手段】電波受信用コンバータは、シャーシ1と、シャーシ1に対向するように配置されたフレーム3と、シャーシ1とフレーム3とに挟まれるように固定された基板2と、導電性部材で形成された介在部材7aとを備える。基板2は、アース部23を有する。シャーシ1は、アース部23に対向するように形成された窪み部6aを有する。介在部材7aは、窪み部6aに配置されている。介在部材7aは、アース部23に接触している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波受信用コンバータに関する。
衛星放送や衛星通信などの信号を受信するために、アンテナ装置を備える受信システムが用いられる。
図19に衛星放送を受信するためのアンテナ装置の概略図を示す。矢印65に示すように、放送衛星からの到来信号は、電波受信用コンバータとしてのLNB(Low Noise Block down)コンバータ42で受信される。放送衛星からの到来信号は、パラボラアンテナ41の表面で反射して、LNBコンバータ42のフィードフォーン42に集められる。LNBコンバータ42は、放送衛星から到来する12GHz帯の微弱の信号を、1GHz帯のIF(Intermediate Frequency)帯域の信号に変換する。LNBコンバータ42は、低雑音の状態で信号を増幅する。LNBコンバータ42で増幅された信号は、Fコネクタ15を介して、ケーブル43に伝達される。このようなLNBコンバータは、たとえば、特開2003−37402号公報に開示されている。
図20に、衛星放送受信システムの概略図を示す。LNBコンバータ42で受信された信号は、ケーブル43に伝達され、室内に配置されているDBS(Direct Broadcasting Satellite)チューナなどの受信機器45に送信される。受信機器45においては、受信した信号の処理を行なって、テレビジョン受像機などに信号を送信する。テレビジョン受像機などは、受信した信号に基づいて映像や画像を表示したり音声を出力したりする。
図21に、従来の技術に基づくLNBコンバータの概略断面図を示す。LNBコンバータは、シャーシ1を備える。シャーシ1は、本体部16と管部11とを含む。シャーシ1は、ホーン部13を含む。ホーン部13の先端には、キャップ14が配置されている。管部11の内部には、入射した電波を分離するための隔壁部12が形成されている。
LNBコンバータは、基板2を備える。基板2には電波の増幅回路などの電気回路が配置されている。基板2の電気回路は、Fコネクタ15に接続されている。LNBコンバータは、フレーム3を備える。フレーム3は、管部11の端面に対向するように形成された反射部26を含む。フレーム3は、ビス4によってシャーシ1に固定されている。LNBコンバータは、蓋部材5を備える。蓋部材5は、ビスによってシャーシ1に固定されている。
図22に、シャーシの管部、基板およびフレームの反射部の拡大分解斜視図を示す。管部11および反射部26は、それぞれが円筒状に形成されている。基板2には、開口部22が形成されている。開口部22は平面形状が円になるように形成されている。基板2には、開口部22の内周面から内側に向かって飛出すように形成されたプローブ25が配置されている。
基板2は、表面に形成されたアース部23を有する。アース部23は、開口部22の形状に沿って形成されている。アース部23は、基板2の表裏の両面に形成されている。スルーホール24は、基板2を貫通する穴である。表裏のアース部23は、スルーホール24を介して互いに接続されている。アース部23は、基板2に形成された図示しない接地回路に接続されて接地されている。
図21および図22を参照して、パラボラアンテナの表面で反射した信号は、LNBコンバータのホーン部13に集められる。入射した信号は、ホーン部13および管部11を進行する。管部11を進行する信号は、基板2に配置されたプローブ25によって受信される。プローブ25によって受信された信号は、基板2の電気回路によって周波数変換および増幅などの処理が行なわれる。信号は、Fコネクタ15に出力される。
電波受信用コンバータにおいては、筐体となるシャーシおよびフレームは、接地される。シャーシおよびフレームの接地においては、基板2の表面に形成されたアース部23が、シャーシ1およびフレーム3に接触することにより、シャーシ1およびフレーム3の接地が行なわれている。シャーシ1は、管部11の端面がアース部23に接触することにより接地されている。フレーム3は、反射部26の端面がアース部23に接触することにより接地されている。
特開2003−37402号公報
図23に、従来の技術に基づくLNBコンバータにおけるシャーシの管部、基板、およびフレームの反射部の拡大概略断面図を示す。基板2は、シャーシ1とフレーム3とに挟まれるように配置されている。
図24に、図23におけるA部の拡大概略断面図を示す。従来の技術においては、シャーシ1の管部11と基板2に形成されたアース部23との接触性を向上させるために、管部11の端面に突出部21が形成されている。突出部21は、管部11の端面から突出するように形成されている。
電波受信コンバータにおけるシャーシおよびフレームなどは、ダイカスト部品が用いられている場合が多い。すなわち、シャーシやフレームなどは、鋳造によって製造されている場合が多い。シャーシまたはフレームの製造においては、金型の老朽化による鋳造の大きさのばらつき、反り、変形、摩耗などが発生する場合がある。
このため、図24に示すように、管部11の端面に突出部21を形成したにも関わらず、突出部21以外の部分において、シャーシ1と基板2とが接触する場合があった。たとえば、シャーシ1自体に反りが生じてしまって、突出部21が基板2のアース部23に十分に接触せずにアース部の接続不良が生じるという問題があった。
または、鋳造以外の製造方法においても、管部の端面と基板の表面に形成されたアース部との接触が不十分で、十分な接地が行なわれない場合があった。たとえば、加工時における製造誤差により、十分な接地が行なわれない場合があった。
本発明は、接地の電気的な接続性が向上した電波受信用コンバータを提供することを目的とする。
本発明に基づく電波受信用コンバータは、シャーシと、上記シャーシに対向するように配置されたフレームと、上記シャーシと上記フレームとに挟まれるように固定された基板と、導電性部材で形成された介在部材とを備える。上記基板は、アース部を有する。上記シャーシおよび上記フレームのうち少なくとも一方は、上記アース部に対向するように形成された窪み部を有する。上記介在部材は、上記窪み部に配置されている。上記介在部材は、上記アース部に接触している。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、上記シャーシに接触する面、上記フレームに接触する面、および上記アース部に接触する面のうち、少なくとも一の面に表面から突出する突起部を有する。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、上記シャーシまたは上記フレームと嵌合するように形成された嵌合部を含む。上記嵌合部は、凸部、凹部および貫通穴のうちいずれかを有する。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、上記シャーシと上記フレームとが対向する方向において弾性を有するように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、枠形状に形成されている。上記介在部材は、上記枠形状の内側から外側に向かって、または外側から内側に向かって、反るように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、側方から見たときに波形に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、切欠きに挟まれた押圧部を有する。上記押圧部は、上記介在部材の表面から少なくとも一部が飛出すように形成されている。
上記発明において好ましくは、上記介在部材は、導電性樹脂で形成されている。
本発明によれば、接地の電気的な接続性が向上した電波受信用コンバータを提供することができる。
(実施の形態1)
図1から図14を参照して、本発明に基づく実施の形態1における電波受信用コンバータについて説明する。電波受信用コンバータは、電波を受信する機能を有する。電波受信用コンバータには、たとえば、衛星放送受信用コンバータや、衛星通信受信用コンバータなどが含まれる。本実施の形態においては、衛星放送受信用コンバータとして、LNBコンバータについて説明する。
図1に、本実施の形態におけるLNBコンバータの概略断面図を示す。本実施の形態におけるLNBコンバータは、シャーシ1を備える。シャーシ1は、本体部16と、ホーン部に接続された管部11とを含む。管部11は、導波管として形成されている。管部11は、本体部16から立設するように形成されている。管部11は、円筒状に形成されている。
本実施の形態における管部11は、本体部16と一体的に形成されている。本実施の形態におけるシャーシ1は、鋳造によって形成されている。管部11の内側には、電波を分離するための隔壁部12が形成されている。図1において、隔壁部12は、本発明の理解を容易にするために一点鎖線で想像線として示されている。
本実施の形態におけるLNBコンバータは、基板2を備える。本実施の形態における基板2は、平面状に形成されている。基板2は、管部11と連通するように形成された開口部22を有する。基板2の表面または内部には、電気回路が形成されている。シャーシ1の本体部16には、Fコネクタ15が固定されている。Fコネクタ15は、基板2に形成された電気回路と接続されている。
本実施の形態におけるLNBコンバータは、フレーム3を備える。フレーム3は、シャーシ1と対向するように配置されている。フレーム3は、ビス4によってシャーシ1に固定されている。
フレーム3は、シャーシ1の管部11と連通するように形成された反射部26を含む。反射部26は、管部11の断面形状とほぼ同じ断面形状になるように形成された凹部である。反射部26と管部11の内面とは、連続するように形成されている。反射部26は、内面で電波を反射できるように形成されている。このように、本実施の形態においては、管部11の内面と基板2の開口部22と反射部26の内面とが互いに連通するように形成されている。
図2に、シャーシの管部、基板の開口部およびフレームの反射部の部分の拡大概略断面図を示す。
基板2は、開口部22の形状に沿って形成されたアース部23を有する。アース部23は、導電性を有する材料で形成されている。アース部23は、帯状に形成されている。アース部23は、基板2の表裏の表面に形成されている。表裏のアース部23は、スルーホール24を介して互いに電気的に接続されている(図22参照)。アース部23は、図示しない基板2に形成された接地回路に接続されて接地されている。
本実施の形態におけるシャーシ1は、アース部23に対向するように形成された窪み部6aを有する。窪み部6aは、管部11の端面に形成されている。窪み部6aは、後述する介在部材を嵌め込むことができるように形成されている。
LNBコンバータは、本実施の形態における第1の介在部材として、介在部材7aを備える。介在部材7aは、導電性を有する材料で形成されている。介在部材7aは、アース部23に対応する大きさを有する。
図3に、本実施の形態における第1の介在部材の平面図を示す。図4に、本実施の形態における第1の介在部材の側面図を示す。介在部材7aは、平板状に形成されている。介在部材7aは、枠形に形成されている。介在部材7aは、円環状に形成されている。介在部材7aの内径は、基板2の開口部22の径とほぼ同じになるように形成されている。介在部材7aは、アース部23の形状に対応するように形成されている。
介在部材7aの厚さは、窪み部6aの深さよりも厚くなるように形成されている。すなわち、介在部材7aを窪み部6aに配置したときに、介在部材7aが管部11の端面から飛出すように形成されている。本実施の形態における介在部材7aは、窪み部6aの深さよりも、0.2mm以上0.3mm以下の範囲内で厚くなるように形成されている。介在部材7aは、基板2とシャーシ1とに挟まれることによって固定されている。基板2およびフレーム3は、ビス4によってシャーシ1に固定されている。
本実施の形態においては、シャーシ1とアース部23との間に介在部材7aが配置されているため、シャーシ1とアース部23との電気的な接続を確実に行なうことができる。たとえば、シャーシ1の製造誤差によって、シャーシ1自体が全体的に撓んでいた場合においても、シャーシ1の管部11とアース部23との電気的な接続を確実に行なうことができる。この結果、シャーシの接地を確実に行なうことができる。
本実施の形態におけるLNBコンバータにおいては、基板2とシャーシ1との間に隙間が生じた場合には、この隙間から電波が漏れることが生じ得る。しかしながら本実施の形態においては、介在部材7aが配置されているため、基板2とシャーシ1との間に隙間が生ずることを抑制でき、電波の漏れを防止することができる。
また、介在部材の厚さを窪み部の深さよりも、厚くすることによって、シャーシの表面から介在部材の一部を突出させることができ、介在部材とアース部とを優先的に接触させることができる。介在部材7aは、窪み部6aの深さよりも、0.2mm以上0.3mm以下の範囲内で厚くなるように形成されていることが好ましい。この構成により、より確実にシャーシとアース部との電気的な接続を行なうことができる。
第1の介在部材としての介在部材7aにおいては、厚さが異なるものを数種類予め形成しておくことにより、シャーシの製造誤差などが生じた場合においても、適切な厚さの介在部材を選択することによって、より確実にシャーシとアース部との間の電気的な接続を行なうことができる。
図5に、本実施の形態における第2の介在部材の平面図を示す。図6に、本実施の形態における第2の介在部材の側面図を示す。第2の介在部材としての介在部材7bは、シャーシ1との接触面または基板2のアース部23との接触面に、突起部31が形成されている。突起部31は、一定の間隔をあけて配置されている。突起部31は、それぞれがほぼ同じ高さになるように形成されている。
介在部材が接触面に突起部を有することにより、突起部が他の部分よりも優先的にシャーシまたはアース部に接触して、より確実にシャーシとアース部との電気的な接続を行なうことができる。
介在部材に形成される突起部としては、シャーシやアース部に食い込むような形状に形成されていることが好ましい。この構成により、接触部分における接触面積が大きくなり、より確実に電気的な接続を図ることができる。また、シャーシの窪み部などにおける製造誤差の許容範囲が大きくなる。
本実施の形態の第2の介在部材においては、アース部またはシャーシに接触する表面のうち、一方の表面に突起部が形成されているが、この形態に限られず、両方の表面に突起部が形成されていても構わない。
図7に、本実施の形態における第3の介在部材の平面図を示す。図8に、図7におけるVIII−VIII線に関する矢視断面図を示す。
第3の介在部材としての介在部材7cは、シャーシに嵌合するように形成された嵌合部を含む。介在部材7cにおいては、嵌合部として貫通穴32が形成されている。介在部材7cが用いられる場合には、シャーシ1に形成される窪み部を、介在部材7cの形状に対応するように形成する。また、窪み部に介在部材の嵌合部に対応する被嵌合部を形成する。たとえば、介在部材7cが用いられる場合には、窪み部の底面に、底面から突起する貫通穴への挿入部が被嵌合部として形成する。
介在部材が、シャーシと嵌合するように形成された嵌合部を含むことによって、介在部材を正確な位置に配置することができる。たとえば、本実施の形態においては、管部としての導波管の中心軸と、介在部材の開口部の中心とを同軸上に配置することができる。この結果、介在部材の位置ずれに起因する電波特性への影響を小さくすることができる。
本実施の形態の第3の介在部材においては、嵌合部として貫通孔が形成されているが、この形態に限られず、嵌合部としては、介在部材に凹部が形成され、窪み部にこの凹部に対応する凸部が形成されていても構わない。または、介在部材の表面に凸部が形成され、シャーシの窪み部にこの凸部に対応する凹部が形成されていても構わない。
図9に、本実施の形態における第4の介在部材の平面図を示す。図10に、図9におけるX−X線に関する矢視断面図を示す。第4の介在部材としての介在部材7dは、平面形状が枠形に形成されている。介在部材7dは、円環状に形成されている。介在部材7dは、枠形状の内側から外側に向かって、反るように形成されている。介在部材7dは、断面形状において、シャーシまたはアース部と接触する部分が傾斜するように形成されている。
介在部材7dは、シャーシとフレームとが対向する方向において、弾性を有するように形成されている。すなわち、介在部材7dが、基板2とシャーシ1とに挟まれたときに、挟まれる力の反力を生ずるように形成されている。この構成により、介在部材7dをより確実に、アース部およびシャーシに接触させることができる。また、基板やシャーシなどの製造時における許容誤差が大きくなる。
図11に、本実施の形態における第5の介在部材の平面図を示す。図12に、本実施の形態における第5の介在部材の側面図を示す。第5の介在部材としての介在部材7eは、側方から見たときの形状が波形に形成されている。介在部材7eは、側方から見たときに凹凸を繰返す形状に形成されている。介在部材7eは、延びる方向に沿って、波を打つように形成されている。
介在部材7eにおいても、シャーシとフレームとが対向する方向において、弾性を有する。このため、介在部材をより確実にアース部およびシャーシに接触させることができる。また、基板やシャーシなどの製造時における許容誤差を大きくすることができる。
図13に、本実施の形態における第6の介在部材の平面図を示す。図14に、第6の介在部材における押圧部の拡大概略斜視図を示す。
第6の介在部材としての介在部材7fは、切欠きに挟まれた押圧部33を有する。押圧部33は、介在部材7fの他の部分の表面から少なくとも一部が飛出すように形成されている。押圧部33は、断面形状が山形になるように形成されている。押圧部33は弾性を有するように形成されている。
介在部材7fにおいても、シャーシとフレームとが対向する方向において、弾性を有する。このため、介在部材をより確実にアース部およびシャーシに接触させることができる。また、基板やシャーシなどの製造時における許容誤差を大きくすることができる。
さらに、押圧部の形状、材質、または厚さなどを変更することにより、押圧部の弾性の強さを容易に調整することができる。さらに、押圧部がアース部やシャーシに接触する位置を容易に設計変更することができる。
本実施の形態における介在部材は、金属で形成されている。介在部材は、この形態に限られず、たとえば、導電性樹脂で形成されていても構わない。または、導電性樹脂と金属とを組合せたもので形成されていても構わない。介在部材を、導電性樹脂で形成することによって、シャーシとフレームとが対向する方向において、弾性を有することができる。
本実施の形態における導波管としての管部は、断面形状が円であるが、この形態に限られず、断面形状が正方形や矩形の管部にも、本発明を適用することができる。
本実施の形態における介在部材は、平面形状が円環状になるように形成されている。また、介在部材の平面形状は、管部の断面形状に沿って形成されている。介在部材は、この形態に限られず、平面形状が正方形や矩形であっても構わない。介在部材は、枠形に限られず、任意の形状を採用することができる。たとえば、介在部材は、円弧状であったり、直線状であったりしても構わない。また、介在部材は、管部の断面形状に沿って形成されていなくても構わない。
本実施の形態においては、鋳造によってシャーシが製造されている。本実施の形態におけるシャーシは、本体部と管部とが一体的に形成されているが、この形態に限られず、本体部と管部とが別工程で製造され、後に互いに固定されていても構わない。
また、本実施の形態においては、電波受信コンバータとして、衛星放送を受信するためのLNBコンバータを例に採り挙げて説明したが、この形態に限られず、電波を受信する機能を有する装置に本発明を適用することができる。
(実施の形態2)
図15および図16を参照して、本発明に基づく実施の形態2における電波受信用コンバータについて説明する。本実施の形態における電波受信用コンバータは、衛星放送を受信するためのLNBコンバータである。
図15は、本実施の形態におけるLNBコンバータの概略断面図である。図16は、介在部材が配置される部分の拡大概略断面図である。本実施の形態におけるLNBコンバータは、介在部材が基板とフレームとの間に配置されている。
本実施の形態におけるフレーム3は、反射部26の端面に窪み部6bを有する。介在部材7aは、窪み部6bに配置されている。窪み部6bは、基板2のアース部23に対向するように形成されている。介在部材7aは、窪み部6bに配置されている。
介在部材7aは、窪み部6bに配置されたときに、一部が反射部26の端面よりも飛出すように形成されている。すなわち、介在部材7aは、厚さが窪み部6bの深さよりも厚くなるように形成されている。介在部材7aは、基板2とフレーム3とに挟まれることによって固定されている。
本実施の形態においては、基板2のアース部23とフレーム3との間に、介在部材7aが配置されている。この構成により、フレーム3とアース部23との間の電気的な接続を確実に行なうことができる。この結果、フレーム3を確実に接地することができる。また、基板2とフレーム3との間に生ずる隙間から電波が漏れることを防止できる。
介在部材として、実施の形態1における第1の介在部材から第6の介在部材を本実施の形態におけるLNBコンバータに適用できることや、このときの作用および効果は、実施の形態1と同様であるので、ここでは説明を繰返さない。たとえば、介在部材として、シャーシとフレームとが対向する方向に弾性を有するものを採用することにより、より確実に基板のアース部とフレームとの電気的な接続を得ることができる。その他の構成、作用および効果については実施の形態1と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態3)
図17および図18を参照して、本発明に基づく実施の形態3における電波受信用コンバータについて説明する。本実施の形態における電波受信用コンバータは、衛星放送を受信するためのLNBコンバータである。
図17は、本実施の形態におけるLNBコンバータの概略断面図を示す。図18は、介在部材が配置される部分の拡大概略断面図である。
本実施の形態のLNBコンバータは、介在部材が基板とシャーシとの間、および基板とフレームとの間に配置されている。シャーシ1は、管部11の端面に窪み部6aを有する。フレーム3は、反射部26の端面に窪み部6bを有する。窪み部6aには、介在部材7aが配置されている。窪み部6bには介在部材7aが配置されている。それぞれの介在部材7aは、シャーシ1の管部11の端面、およびフレーム3の反射部26の端面よりも飛出すように形成されている。それぞれの介在部材7aは、基板2とシャーシ1とに挟まれることにより、または基板2とフレーム3とに挟まれることにより固定されている。
本実施の形態においては、シャーシ1とアース部23との電気的な接続、およびフレーム3とアース部23との電気的な接続を、確実に行なうことができる。この結果、シャーシ1およびフレーム3を確実に接地することができる。また、シャーシ1と基板2との間、またはフレーム3と基板2との間に、隙間が生じて電波が漏れることを防止することができる。
介在部材として、実施の形態1における第1の介在部材から第6の介在部材を本実施の形態におけるLNBコンバータに適用できることや、このときの作用および効果は、実施の形態1と同様であるので、ここでは説明を繰返さない。たとえば、介在部材として、シャーシとフレームとが対向する方向に弾性を有するものを採用することにより、より確実に基板のアース部とシャーシまたはフレームとの電気的な接続を得ることができる。その他の構成、作用および効果については実施の形態1および2と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
上記の実施の形態に係るそれぞれの図面において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明に基づく実施の形態1におけるLNBコンバータの概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるLNBコンバータの拡大概略断面図である。 実施の形態1における第1の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第1の介在部材の側面図である。 実施の形態1における第2の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第2の介在部材の側面図である。 実施の形態1における第3の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第3の外在部材の断面図である。 実施の形態1における第4の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第4の介在部材の断面図である。 実施の形態1における第5の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第5の介在部材の側面図である。 実施の形態1における第6の介在部材の平面図である。 実施の形態1における第6の介在部材の拡大斜視図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるLNBコンバータの概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるLNBコンバータの拡大概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態3におけるLNBコンバータの概略断面図である。 本発明に基づく実施の形態3におけるLNBコンバータの拡大概略断面図である。 アンテナ装置の概略斜視図である。 電波受信システムの概略図である。 従来の技術に基づくLNBコンバータの概略断面図である。 従来の技術に基づくLNBコンバータの管部、基板および反射部の分解斜視図である。 従来の技術に基づくLNBコンバータの拡大概略断面図である。 従来の技術に基づくシャーシの管部の端面の拡大概略断面図である。
符号の説明
1 シャーシ、2 基板、3 フレーム、4 ビス、5 蓋部材、6a,6b 窪み部、7a〜7f 介在部材、11 管部、12 隔壁部、13 ホーン部、14 キャップ、15 Fコネクタ、16 本体部、21 突出部、22 開口部、23 アース部、24 スルーホール、25 プローブ、26 反射部、31 突起部、32 貫通穴、33 押圧部、41 パラボラアンテナ、42 LNBコンバータ、43 ケーブル、44 フィードフォーン、45 受信機器、65 矢印。

Claims (8)

  1. シャーシと、
    前記シャーシに対向するように配置されたフレームと、
    前記シャーシと前記フレームとに挟まれるように固定された基板と、
    導電性部材で形成された介在部材と
    を備え、
    前記基板は、アース部を有し、
    前記シャーシおよび前記フレームのうち少なくとも一方は、前記アース部に対向するように形成された窪み部を有し、
    前記介在部材は、前記窪み部に配置され、
    前記介在部材は、前記アース部に接触している、電波受信用コンバータ。
  2. 前記介在部材は、前記シャーシに接触する面、前記フレームに接触する面、および前記アース部に接触する面のうち、少なくとも一の面に表面から突出する突起部を有する、請求項1に記載の電波受信用コンバータ。
  3. 前記介在部材は、前記シャーシまたは前記フレームと嵌合するように形成された嵌合部を含み、
    前記嵌合部は、凸部、凹部および貫通穴のうちいずれかを有する、請求項1に記載の電波受信用コンバータ。
  4. 前記介在部材は、前記シャーシと前記フレームとが対向する方向において弾性を有するように形成された、請求項1に記載の電波受信用コンバータ。
  5. 前記介在部材は、枠形状に形成され、
    前記介在部材は、前記枠形状の内側から外側に向かって、または、外側から内側に向かって反るように形成された、請求項4に記載の電波受信用コンバータ。
  6. 前記介在部材は、側方から見たときに波形に形成されている、請求項4に記載の電波受信用コンバータ。
  7. 前記介在部材は、切欠きに挟まれた押圧部を有し、
    前記押圧部は、前記介在部材の表面から少なくとも一部が飛び出すように形成された、請求項4に記載の電波受信用コンバータ。
  8. 前記介在部材は、導電性樹脂で形成された、請求項4に記載の電波受信用コンバータ。
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