JP2007135030A - 無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システム - Google Patents

無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信網内の無線ネットワーク制御装置で輻輳が発生したとき、これを回避するために接続中の基地局を維持したまま無線ネットワーク制御装置間の接続切替を行うことが可能な方法及び装置並びに移動通信システムを提供する。
【解決手段】移動通信網内のコアネットワーク400から全ての無線ネットワーク制御装置301〜304の輻輳状態を示す網内管理情報を取得し、一の移動端末100から基地局201を介して発呼要求(1)を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成すると共に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを、移動端末100に対して基地局201を介して通知(2)し、移動端末100が接続先の無線ネットワーク制御装置(例えば、無線ネットワーク制御装置302)を選択できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムに関し、特に無線ネットワーク制御装置において発生する輻輳に対して、これを回避するために無線ネットワーク制御装置の接続切替を行う無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムに関するものである。
上記のような輻輳回避技術としては、従来より、以下に説明する従来例[1]〜[3]によるものが挙げられる。
従来例[1]:図18
図18は、コアネットワーク400とこれに接続される例えば4つの無線ネットワーク制御装置301〜304(以下、符号300で総称することがある。)と、この内の例えば無線ネットワーク制御装置301によって管理される2つの基地局201_1及び201_2(以下、符号200で総称することがある。)とで構成される移動通信システムを示している。この例では特に移動端末100が基地局201_1に接続されて通信を行う場合を示しており、移動端末100は、基地局201_1に対して点線で示す発呼要求(1)を行った後、接続中状態にある。
基地局201_1で輻輳(2)が発生したとき、移動端末100は、現在接続している基地局201_1が輻輳状態にあることを自律的に検知すると共に、他の輻輳していない基地局201_2に対して実線で示すハンドオーバ要求(3)を行うことによって接続切替し、その通信を継続可能にしている(例えば、特許文献1参照。)。
従来例[2]
また、図示しないが、輻輳が発生した基地局がビジー通知を接続中の移動端末に対して送信し、移動端末がそのビジー通知に含まれる情報と予め保持している近隣基地局の情報とに基づいて他の基地局を選択/接続することにより輻輳を回避することを可能としているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
従来例[3]:図19
図19は、図18に示した従来例において、さらにコアネットワーク400に特定のサービスを提供するコンテンツサーバ501〜503(以下、符号500で総称することがある。)を接続した移動通信システムを示している。この例では、特に移動端末100が基地局201に接続して通信を行い、コンテンツサーバ500が提供するサービスを利用する場合を示している。
今、図18の従来例と同様に、移動端末100が、基地局201に対して発呼要求(1)を行った後、接続中状態にあり、基地局201の上位装置である無線ネットワーク制御装置301で輻輳(2)が発生したとき、移動端末100は、一点鎖線で示す経路情報(3)(移動端末100と基地局200間の全ての無線経路及び基地局200からコンテンツサーバ500に至る全ての有線経路情報)を取得する。
そして、移動端末100は、取得した経路情報(3)に基づいて基地局202を選択/接続(4)することにより輻輳(2)を回避してコンテンツサーバ500が提供するサービスの利用を継続することを可能にしている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平5-292012号公報 特開2003-224882号公報 特開2004-266519号公報
近年、携帯電話の急速な普及及び高帯域データ通信の利用増加に伴い、基地局の設置数が増加すると共に、1つの基地局でカバーするエリアの小型化が進んでいる。
そのため、基地局の上位装置である無線ネットワーク制御装置が管理する基地局数が増加し、無線ネットワーク制御装置の処理負荷による輻輳の発生及び通信品質の低下が問題となっている。
このような場合、上記の特許文献1及び2は、基地局間でその接続先を切替して輻輳を回避することは可能であるが、無線ネットワーク制御装置が輻輳した場合は、その輻輳を回避することができず、さらには、接続切替先である基地局が同一の無線ネットワーク制御装置に管理されている場合は、基地局を切り替えても無線ネットワーク制御装置で発生する輻輳を回避できないという課題がある。
また、上記の特許文献3は、無線経路及び有線経路毎、すなわち、基地局及び基地局からコンテンツサーバに至る経路全てを切り替えることにより輻輳を回避しようとするものであるので、基地局が単独の場合にはその経路切替を行うことはできず、また、切替先の基地局が輻輳しているような状況下でもその経路切替を行うことができないという課題があった。
従って、本発明は、移動通信網内の無線ネットワーク制御装置で輻輳が発生したとき、これを回避するために接続中の基地局を維持したまま無線ネットワーク制御装置間の接続切替を行うことが可能な方法及び装置並びに移動通信システムを提供することを目的とする。
[1]上記の目的を達成するため、本発明に係る無線ネットワーク制御方法(又は装置)は、移動通信網内のコアネットワークから全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する第1ステップ(又は手段)と、一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2ステップ(又は手段)と、該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知し、該移動端末が接続先の無線ネットワーク制御装置を選択できるようにする第3ステップ(又は手段)とを備えたことを特徴とする。
これを、図1に示す本発明の動作原理を用いて説明すると、本発明に係る無線ネットワーク制御方法(及び装置)は、移動通信網内の無線ネットワーク装置301〜304の各々において実現されており、例えば無線ネットワーク装置301(無線ネットワーク装置302〜304についても同様。)において、第1ステップ(又は手段)では、コアネットワーク400から無線ネットワーク制御装置301〜304の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する。
そして、第2ステップ(又は手段)では、移動端末100から基地局201を介して点線で示す発呼要求(1)を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。第3ステップ(又は手段)では、作成した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを移動端末100に対して基地局201を介して一点鎖線で示す通知(2)を行う。
ここで、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTは、例えば図示のように、無線ネットワーク制御装置302に最も高い優先度(優先度=“01”)が設定され、順次優先度が低くなるように、無線ネットワーク制御装置303の優先度=“02”、無線ネットワーク制御装置304の優先度=“03”が設定されるとした場合、移動端末100は、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISから、接続先として最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置302を選択して接続を行う。
このように、本発明の無線ネットワーク制御方法(及び装置)においては、接続中の基地局201を維持したまま輻輳状態が良い無線ネットワーク制御装置への接続切替を行うことを可能にしている。
従って、移動通信網内の任意の無線ネットワーク制御装置で輻輳が発生した場合には、輻輳状態が悪い無線ネットワーク制御装置から輻輳状態が良い無線ネットワーク制御装置へ接続を切り替えることになり、その接続切替中、輻輳が発生している無線ネットワーク制御装置の輻輳状態の回復を図ることができる。
[2]また、上記[1]において、該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4ステップをさらに備えることができる。
従って、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々が、自分自身の輻輳状態をコアネットワーク400に対して通知することにより、コアネットワーク400が最新の輻輳状態を保持することが可能になる。
[3]また、上記[1]において、該輻輳状態が、3つ以上の状態を含むことができる。
すなわち、図18及び19に示す従来例においては、共に輻輳状態が完全に発生したことをトリガとしてその回避を行うものであったが、本発明においては、輻輳状態として3つ以上の状態(例えば、輻輳が発生している状態、輻輳が発生する危険性のある状態、正常に通信が行われている状態等の段階的な状態)を含むことができるので、特定の無線ネットワーク制御装置(例えば、無線ネットワーク制御装置301)が完全に輻輳状態となってしまう前にその無線ネットワーク制御装置へのアクセスを分散させて、輻輳の発生を未然に回避することを可能にしている。
[4]また、上記[1]において、該網内管理情報が、発呼要求を行った全ての移動端末の発呼時刻が設定された発呼時刻情報をさらに含むものであり、該第2ステップ(又は手段)が、該発呼時刻情報から同一時刻に発呼を行った複数の移動端末を抽出したとき、該同一時刻に発呼を行った移動端末毎に異なる接続優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、この場合には、網内管理情報が、輻輳状態に加えて発呼時刻情報を含むように構成されおり、一の移動端末100から発呼要求を受けた際に、該発呼時刻情報から同一時刻に他の移動端末(移動端末100以外)からの発呼も抽出したとき、接続優先度が高い移動端末から順に異なる無線ネットワーク制御装置が接続先となるようにするための無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、この無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTにより、同一時刻に発呼を行った各移動端末は、それぞれ異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続され、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止することが可能になる。
[5]また、上記[1]において、該網内管理情報が、網内の全ての移動端末に対する接続の優先度が設定された接続優先度情報をさらに含むものであり、該第2ステップ(又は手段)が、該接続優先度情報から各移動端末の接続優先度を抽出すると共に、該接続優先度の高い移動端末から順に該輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、この場合には、網内管理情報が、輻輳状態に加えて移動端末の接続優先度情報を含むように構成されている。ここで、各移動端末に対する接続の優先度は、例えば契約種別等により設定されるものである。
任意の移動端末100から発呼要求を受けたとき、該接続優先度情報から各移動端末(移動端末100を含む全ての移動端末)の接続優先度を抽出すると共に、発呼要求を行った移動端末100の接続優先度に応じた優先度、すなわち、接続優先度から相対的に輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、接続優先度の高い移動端末ほど輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に接続することが可能になると共に、接続優先度の異なる移動端末が、それぞれ異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続され、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止することも可能になる。
[6]また、上記[5]において、該接続優先度情報が、複数の優先度を含み且つ複数の移動端末について同一の優先度を含むことができる。
従って、例えば契約種別等の分類により複数の接続優先度が設定可能であり且つ接続優先度が同一、すなわち、契約種別が同一となる移動端末が複数存在するような場合であっても、接続優先度が同一である移動端末群毎に、異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続することが可能である。
[7]また、上記[1]において、該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の接続優先度が設定されたサービス種別優先度情報をさらに含むものであり、該第2ステップ(又は手段)が、該移動端末が要求するサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報に基づき、該抽出したサービス種別に対応して無線ネットワーク制御装置毎に接続優先度を規定した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、この場合には、網内管理情報が、輻輳状態に加えてサービス種別優先度情報を含むように構成されている。ここで、各無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の優先度は、例えば音声呼及びパケット呼等のサービス種別毎に設定されるものである。
任意の移動端末100から発呼要求を受けたとき、要求されたサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報から該要求されたサービス種別に対応する無線ネットワーク制御装置の優先度順に並べた無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、移動端末が要求するサービス種別に応じて異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続させて、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止することが可能になる。
[8]また、上記[1]において、該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対する呼接続比率が設定された呼接続比率情報をさらに含むものであり、該第2ステップ(又は手段)が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出したとき、該呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置から順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、この場合には、網内管理情報が、輻輳状態に加えて呼接続比率情報を含むように構成されており、任意の移動端末100から発呼要求を受けた際に、該網内管理情報から同一の輻輳状態である無線ネットワーク制御装置を複数抽出したとき、呼接続比率情報から、それらの無線ネットワーク制御装置同士の呼接続比率を比較して呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置から順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、発呼要求を行った移動端末は、輻輳状態が良く且つ呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置に接続することが可能になり、良好な通信品質条件下で通信を行うことができる。
[9]また、上記[1]において、該第2ステップ(又は手段)が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、ラウンドロビンを用いて該発呼要求を受ける毎に該同一輻輳状態の複数の無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、任意の移動端末から発呼要求を受けた際に、網内管理情報から同一の輻輳状態である無線ネットワーク制御装置を複数抽出したとき、ラウンドロビンを用いて発呼要求を受ける毎に異なる優先度、すなわち、例えば一の移動端末100から発呼要求を受けたときに最も高く優先度を設定する無線ネットワーク制御装置を選択する際に、その直前に発呼要求を行った他の移動端末(移動端末100以外)に対して作成した無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST中に設定されている最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置を選択論理から除いて優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、移動端末から発呼要求が行われる毎に異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続させて、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止することが可能になる。
[10]また、上記[1]において、該第2ステップ(又は手段)が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、線形合同法を用いて作成した乱数表に基づいて該発呼要求を受ける毎に全無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、任意の移動端末100から発呼要求を受けた際に、網内管理情報から同一の輻輳状態である無線ネットワーク制御装置を複数抽出したとき、線形合同法を用いて作成した乱数表に基づいて発呼要求を受ける毎に全無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付加した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する。
従って、移動端末から発呼要求が行われる毎に異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続させて、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止することが可能になる。
[11]また、上記の目的を達成するための本発明に係る移動通信システムは、図1に示すように移動端末100と、移動通信網内の全ての無線ネットワーク制御装置301〜304の輻輳状態を示す網内管理情報のデータベースを有するコアネットワーク400と、コアネットワーク400から該網内管理情報を取得する第1手段、一の移動端末100から基地局201を介して発呼要求(1)を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する第2手段、及び無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを、移動端末100に対して基地局201を介して通知(2)する第3手段を備えた無線ネットワーク制御装置301〜304とを備え、移動端末100が、通知された無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの中から最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置(例えば、無線ネットワーク制御装置302)を選択して接続(3)することを特徴とする。
上記[1]で説明した通り、移動通信システム内の全無線ネットワーク装置301〜304に対して本発明を適用することで、移動端末100が接続中の基地局201を維持したまま輻輳状態が良い無線ネットワーク制御装置302への接続切替を行うことを可能にしている。
また、コアネットワーク400が網内管理情報データベースを有するようにしたので、各無線ネットワーク制御装置301〜304は移動通信システム内で一元化された情報を取得することができる。
[12]また、上記[10]において、該無線ネットワーク制御装置が、該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4手段をさらに備えることができる。
従って、移動通信システム内の無線ネットワーク制御装置301〜304の各々が、自分自身の輻輳状態をコアネットワーク400に対して通知することにより、コアネットワーク400が全無線ネットワーク制御装置301〜304の最新の輻輳状態を保持することが可能になる。
[13]また、上記[11]において、該コアネットワークが、該通知された輻輳状態に基づいて該網内管理情報データベースを更新することができる。
従って、コアネットワーク400が、移動通信システム内の無線ネットワーク制御装置301〜304の各々から通知された最新の輻輳状態を網内管理情報データベースに反映させておくことにより、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々は、移動通信システム内の全無線ネットワーク制御装置301〜304の最新の輻輳状態を取得することが可能となる。
本発明によれば、移動端末が接続中の基地局を維持したまま輻輳状態が良い無線ネットワーク制御装置への接続切替を行うことを可能にし、以て移動通信網内の任意の無線ネットワーク制御装置で輻輳が発生した場合には、輻輳状態が悪い無線ネットワーク制御装置から輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置へ接続切替することにより、輻輳が発生している無線ネットワーク制御装置の輻輳状態の回復を図ることができる。また、輻輳発生を未然に予防することもできる。
さらに、移動端末毎に異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成して移動端末へ通知するので、移動通信網内の全ての無線ネットワーク制御装置資源を均等に使用でき、以て無線ネットワーク制御装置稼動状態の偏りを無くし、システムとしての長寿命化が図れる。
本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置は、図1について説明した通り、無線ネットワーク制御301〜304の各々において実現されており、その実施例及び無線ネットワーク制御装置リストの作成手順例及び作成例を、図2〜17を参照して以下に説明する。
[1]構成実施例:図2
本実施例では、移動通信システムが、図2に概略的に示すように、移動端末100と、基地局200と、無線ネットワーク制御装置300と、網内管理情報データベース410を有するコアネットワーク400とで構成されている。無線ネットワーク制御装置300は、さらに、コアネットワーク400から網内管理情報を取得する網内管理情報取得部310、移動端末100から基地局200を介して発呼要求を受ける接続制御部320、取得した網内管理情報に基づき輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するリスト作成部340、及び作成した無線ネットワーク制御装置リストを移動端末100に対して基地局200を介して通知するリスト通知部330を備えている。
[2]動作実施例:図3〜17
次に、本実施例の動作について説明する。まず、無線ネットワーク制御装置300がコアネットワーク400から網内管理情報を取得する際の動作例及び移動端末100内部における発呼要求から接続中状態に至るまでの処理フローを、それぞれ、図3及び図4を参照して以下に説明する。
網内管理情報の取得動作例:図3
図3は、図2に示した移動通信システムの内、無線ネットワーク制御装置301〜304、コアネットワーク400、及び網内管理情報データベース410の接続関係を具体的に示したものである。
例えば無線ネットワーク制御装置303において輻輳が発生した場合、無線ネットワーク制御装置303はコアネットワーク400に対して輻輳状態を通知(1)する。
そして、コアネットワーク400は、通知された輻輳状態に基づいて網内管理情報データベース410を更新(2)する。
これにより、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々がコアネットワーク400から網内管理情報を取得(3)したとき、無線ネットワーク制御装置303の輻輳状態に変化があったこと(輻輳が発生していること)を検知することができる。
移動端末の処理フロー:図4
図4は、移動端末100が発呼要求を行ってから接続中状態に至るまでの処理フローを示している。
移動端末100がアイドル状態、すなわち、発呼要求を行っておらず、いずれの基地局200及び無線ネットワーク制御装置300にも接続されていない状態にあるとき、移動端末100におけるユーザの発呼操作に応じて基地局200を介して無線ネットワーク制御装置300へ発呼要求を行う(ステップS1)。
発呼要求を行った後、移動端末100は、輻輳状態が良い順に高い優先度が付された無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(図1参照)を受信する(ステップS2及びS3)。
なお、無線ネットワーク制御装置300における無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成例及び移動端末100への通知動作については後述する。
そして、移動端末100は、受信した無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTから最も高い優先度が付された無線ネットワーク制御装置(例えば、図1に示す無線ネットワーク制御装置302)を選択する(ステップS4)と共に、選択した無線ネットワーク制御装置への接続を行い(ステップS5)、以降、移動端末100は、接続中状態へと遷移して通信を行う。
全体動作例:図5
次に、本実施例の全体動作を、図5を参照して説明する。なお、図5は、図2に示した移動通信システムの内、移動端末100と、無線ネットワーク制御装置301及び302と、コアネットワーク400との間の動作を具体的に示したものである。
まず、無線ネットワーク制御装置301は、図3で示したように、コアネットワーク400から常に最新の網内管理情報を取得(1)しており、接続制御部321が移動端末100から発呼要求(2)を受けたとき、リスト作成部341へ無線ネットワーク制御装置リストの作成を依頼(3)する。
これを受けてリスト作成部341は、コアネットワーク400から既に取得している網内管理情報に基づき、例えば無線ネットワーク制御装置302に対して最も高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成すると共に、リスト通知部331へ通知(4)する。リスト通知部331は、作成された無線ネットワーク制御装置リストを接続制御部321に通知(5)し、さらに接続制御部321から移動端末100へ通知(6)する。
無線ネットワーク制御装置リストを受けた移動端末100は、図4で示したように、通知された無線ネットワーク制御装置リストに基づき優先度の最も高い無線ネットワーク制御装置302を選択(7)して、無線ネットワーク制御装置302へ接続(8)する。
無線ネットワーク制御装置リスト作成例:図6〜17
以下、無線ネットワーク制御装置リストの作成例(1)〜(6)を、それぞれ、図6〜17を参照して説明する。なお、無線ネットワーク制御装置リストの作成方法は種々考えられるため、その方法は特に以下の作成例に限定されるものではない。
(1)発呼時刻によるリスト作成例:図6,7
図6は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、輻輳状態を示す輻輳情報CNGS_INFO(同図(a))に加えて発呼時刻情報DT_INFO(同図(b))を含む実施例を示しており、輻輳情報CNGS_INFOは、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々に対する輻輳状態を示し、発呼時刻情報DT_INFOは移動通信システム内の移動端末101〜105の各々に対する発呼時刻を示している。
図7は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、同一時刻に発呼要求を行う移動端末の各々に対してその発呼時刻により振り分けて、図6(2)に示す各移動端末毎に異なる無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
ここで、輻輳情報CNGS_INFO中の輻輳状態は“1”が最も輻輳状態が良く、数値が大きくなるにつれて輻輳状態が悪くなり、輻輳状態は“5”が最も輻輳状態の悪い状態を示す(以下、無線ネットワーク制御装置リストの作成例(2)〜(6)の説明においても同様)。すなわち、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々の輻輳状態は、良い方から順に無線ネットワーク制御装置301(輻輳状態=“1”)→無線ネットワーク制御装置302(輻輳状態=“2”)→無線ネットワーク制御装置304(輻輳状態=“3”) →無線ネットワーク制御装置303(輻輳状態=“5”)となっている。
また、発呼時刻情報DT_INFOは、移動端末101及び102が同一発呼時刻(発呼時刻=“10:15:01”)であること、移動端末103及び104が同一発呼時刻(発呼時刻=“10:15:03”)であること、及び移動端末105(発呼時刻=“10:15:04”)については同一時刻に発呼要求を行った移動端末が存在しないことをそれぞれ示している。
次に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図7を参照して説明する。
例えば移動端末101から発呼要求を受けたとき、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS10)。輻輳情報CNGS_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在し(ステップS11)、まだ無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTへは何も設定していない状態、すなわち、移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭への設定であるためステップS13へ進む(ステップS12)。
ステップS13では、発呼時刻情報DT_INFOを確認し、この結果、移動端末101と同一時刻に発呼要求を行った移動端末102が存在するため(ステップS14)、同一時刻に発呼を行った他の移動端末、すなわち、移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定されている無線ネットワーク制御装置を選択論理から除く処理を行う(ステップS15)が、移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTはまだ作成していないため、何も処理を行わずステップS16へ進む。
なお、上記の例では同一時刻に発呼要求を行っている移動端末101及び102に対して、移動端末101から先に処理しているが、これは例えばリスト作成プログラムを実際に実行したときの順序等によるものであって、移動端末102を先に処理することもあり得る。
そして、輻輳状態の最も良い無線ネットワーク制御装置、すなわち、無線ネットワーク制御装置301を移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定する(ステップS16)と共に、無線ネットワーク制御装置301を以降のレコードに対する選択論理から除いて(ステップS17)、ステップS11へ戻る。
ステップS11において、移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置302〜304がまだ存在し且つ無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭への設定は完了しているため、ステップS12からステップS18へ進む。ステップS18では、無線ネットワーク制御装置301の次に輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置302を無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの2番目のレコードとして設定する。これを無線ネットワーク制御装置303及び304についても繰り返して行い、図6(2)に示すように移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(接続優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成する。
一方、移動端末101と同一時刻に発呼要求を行った移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTについては、ステップS15及びS16において、同一時刻に発呼要求を行った移動端末101の無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定した無線ネットワーク制御装置301を選択論理から除いた内で、最も輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置302を先頭に設定し、以下移動端末101の場合と同様にして、図6(2)に示すような無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(接続優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置302→301→304→303)を作成する。
また、上記と同様にして、同一時刻に発呼要求を行った移動端末103及び104に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図6(2)に示すように作成される。
また、同一時刻に発呼要求を行った他の移動端末が存在しない移動端末105に対しては、ステップS18の設定処理のみを実行して、図6(2)に示すように、輻輳状態の良い順に無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(接続優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成する。
このようにして全移動端末101〜105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTが作成されるが、移動端末101及び102(又は移動端末103及び104)に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭、すなわち、最も接続優先度の高い無線ネットワーク制御装置は、それぞれ無線ネットワーク制御装置301及び302であり、異なる無線ネットワーク制御装置が設定されるため、同一時刻に発呼要求を行った移動端末101及び102(又は移動端末103及び104)は、それぞれ異なる無線ネットワーク制御装置301及び302に分散して接続され、その結果、特定の無線ネットワーク装置、例えば輻輳状態の最も良い無線ネットワーク制御装置301のみへのアクセス集中を防止できる。
(2) 移動端末の接続優先度によるリスト作成例:図8,9
図8は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、輻輳状態を示す輻輳情報CNGS_INFO(同図(a))に加えて移動通信システム内の移動端末に対する接続優先度情報CPRR_INFO(同図(b))を含む実施例を示している。すなわち、輻輳情報CNGS_INFOは、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々に対する輻輳状態を示し、接続優先度情報CPRR_INFOは移動通信システム内の移動端末101〜105の各々に対する接続優先度を示している。
図9は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、移動通信システム内の移動端末101〜105の各々に対してその接続優先度により振り分けて、図8(2)に示す無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
ここで、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々の輻輳状態は、良い方から順に無線ネットワーク制御装置302(輻輳状態=“1”)→無線ネットワーク制御装置301(輻輳状態=“2”)→無線ネットワーク制御装置304(輻輳状態=“3”) →無線ネットワーク制御装置303(輻輳状態=“5”)となっており、また、移動端末101〜105の各々の接続優先度は、高い方から順に移動端末102(接続優先度=“P1”)→移動端末101,103及び104(接続優先度=“P2”)→移動端末105(接続優先度=“P5”)となっている。
次に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図9を参照して説明する。
例えば移動端末101から発呼要求を受けたとき、接続優先度情報CPRR_INFOから移動端末101〜105の各々の接続優先度を抽出する(ステップS20)と共に、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS21)。
この結果、輻輳情報CNGS_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在するため(ステップS22)、移動端末101の接続優先度=“P2”に応じた相対的な輻輳状態、すなわちこの場合は、移動端末102(接続優先度=“P1”)に次いで2番目の接続優先度であるため、輻輳状態が2番目に良い無線ネットワーク制御装置301を無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定すると共に、以降のレコードに対しては輻輳状態の良い順に無線ネットワーク制御装置を設定して、図8(2)に示すように、移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成してステップS24へ進む(ステップS23)。
ステップS24では、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTへ設定した全無線ネットワーク制御装置301〜304が選択論理から除かれるため、ステップS22へ戻った後、作成処理を完了する。
また、上記と同様にして、移動端末102〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図8(2)に示すように作成される。
このようにして全移動端末101〜105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTが作成されるが、接続優先度の最も高い移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭には輻輳状態の最も良い無線ネットワーク制御装置302、接続優先度が移動端末101と同一である移動端末103及び104に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭には同様に無線ネットワーク制御装置301、接続優先度の最も低い移動端末105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭には輻輳状態の最も悪い無線ネットワーク制御装置303が、それぞれ設定されている。
このように、接続優先度の高い移動端末ほど輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に接続することが可能になると共に、接続優先度の異なる移動端末が、それぞれ異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続され、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止できる。
図8の例では、同図(1)(b)の接続優先度情報CPRR_INFOには、3種類の接続優先度P1,P2,及びP5が設定され、3つの移動端末101,103,及び104が同一の接続優先度=“P2”に設定されているが、接続優先度“P2”が同一である移動端末101,103,及び104のグループと、接続優先度が“P1”である移動端末102と、接続優先度が“P5”である移動端末105とが、それぞれ、異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続することができる。
(3)サービス種別優先度によるリスト作成例:図10,11
図10は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、サービス種別優先度情報SVC_INFOを含む実施例を示しており、このサービス種別優先度情報SVC_INFOは、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々に対して、サービス種別が“音声呼”である場合の音声呼優先度、及びサービス種別が“パケット呼”である場合のパケット呼優先度を示している。
図11は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、移動端末の移動端末101〜105の各々が要求するサービス種別に対してそのサービス種別により振り分けて、図10(2)に示す移動端末が要求するサービス種別毎に異なる無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
ここで、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々の音声呼優先度及びパケット呼優先度は、それぞれ、(音声呼優先度,ケット呼優先度)={P1, P2}、{P2, P1}、{P2, P3}、{P3, P2}となっており、“音声呼”のサービスに対しては無線ネットワーク制御装置301が最も高い優先度に設定され、“パケット呼”のサービスに対しては無線ネットワーク制御装置302が最も高い優先度に設定されている。
次に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図11を参照して説明する。
今、例えば移動端末101から発呼要求を受けたとき、要求されたサービス種別が“音声呼”であることを抽出する(ステップS30)と共に、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS31)。
この結果、ステップS32では、サービス種別優先度情報SVC_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在し且つステップS33では要求されたサービス種別が“音声呼”であるため、図10(2)に示すように、音声呼優先度順に移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(接続優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→303→304)を作成してステップS35へ進む(ステップS34)。
ステップS35では、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTへ設定した全無線ネットワーク制御装置301〜304が選択論理から除かれるため、ステップS32へ戻った後、作成処理を完了する。
一方、“パケット呼”のサービスを要求する移動端末102から発呼要求を受けたときは、図10(2)に示すように、パケット呼優先度順に移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(接続優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置302→301→304→303)を作成する(ステップS36)。
また、上記と同様にして、移動端末103〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図10(2)に示すように作成される。
このようにして全移動端末101〜105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTが作成されるが、“音声呼”のサービスを要求する移動端末101,103,及び104の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭、すなわち、最も接続優先度の高い無線ネットワーク制御装置は、無線ネットワーク制御装置301であり、“パケット呼”のサービスを要求する移動端末102及び105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭は、無線ネットワーク制御装置302であるため、各移動端末が要求するサービス種別に応じて異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続させ、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止できる
(4) 呼接続比率によるリスト作成例:図12,13
図12は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、輻輳状態を示す輻輳情報CNGS_INFO(同図(a))に加えて呼接続比率情報CCR_INFO(同図(b))を含む実施例を示しており、輻輳情報CNGS_INFO及び呼接続比率情報CCR_INFOは、それぞれ無線ネットワーク制御装置301〜304の各々に対する輻輳状態及び呼接続比率を示している。
図13は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、輻輳状態が同一である無線ネットワーク制御装置を呼接続比率により振り分けて、図12(2)に示す無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
ここで、無線ネットワーク制御装置301及び302が同一の輻輳状態(輻輳状態=“2”)、無線ネットワーク制御装置303の輻輳状態が“5”、無線ネットワーク制御装置304の輻輳状態が“3”となっており、また、無線ネットワーク制御装置301〜304の各々の呼接続比率は、良い方から順に無線ネットワーク制御装置301(呼接続比率=“R1”)→無線ネットワーク制御装置302(呼接続比率=“R2”)→無線ネットワーク制御装置303(呼接続比率=“R3”)→無線ネットワーク制御装置304(呼接続比率=“R5”)となっている。
なお、輻輳情報CNGS_INFO中の各輻輳状態は、後述するリスト作成例(5)及び(6)においても同一の設定としている。
次に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図13を参照して説明する。
例えば移動端末101から発呼要求を受けたとき、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS40)。輻輳情報CNGS_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在し(ステップS41)、無線ネットワーク制御装置301及び302が同一の輻輳状態であるためステップS43へ進む(ステップS42)。
このステップS43では、呼接続比率情報CCR_INFOを確認し、その結果、呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置301を移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定すると共に、無線ネットワーク制御装置302を2番目のレコードに設定し(ステップS44)、無線ネットワーク制御装置301及び302を以降のレコードに対する選択論理から除いてステップS41へ戻る(ステップS45)。
ステップS41では、移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置303及び304がまだ存在し且つステップS42ではそれぞれの輻輳状態が異なるため、輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置304を、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの3番目のレコードとして設定する(ステップS46)。これを無線ネットワーク制御装置303についても繰り返して実行し、図12(2)に示すように移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成する。
また、上記と同様にして、移動端末102〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図12(2)に示すように作成される。
このようにして全移動端末101〜105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTが作成されるが、移動端末101〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭、すなわち、最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置は、輻輳状態及び呼接続比率が共に最も良好な無線ネットワーク制御装置301になることを示している。同様に、輻輳状態及び呼接続比率の良い方から順に(但し、輻輳状態を呼接続比率に優先する形で)無線ネットワーク制御装置302→304→303が設定されるため、移動端末101〜105は輻輳状態及び呼接続比率の良い方から無線ネットワーク制御装置に接続して、良好な通信品質条件下で通信を行うことができる。
(5)ラウンドロビンによるリスト作成例:図14,15
図14は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、輻輳状態を示す輻輳情報CNGS_INFOを含む実施例を示している。なお、輻輳情報CNGS_INFO中の各輻輳状態は、上記リスト作成例(4)で示したものと同一の設定としている。
図15は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、輻輳状態が同一である無線ネットワーク制御装置をラウンドロビンを用いて振り分けて、図14(2)に示す無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
次に、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図15を参照して説明する。
例えば最初に移動端末101から発呼要求を受けたとき、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS50)。輻輳情報CNGS_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在し(ステップS51)、無線ネットワーク制御装置301及び302が同一の輻輳状態であるためステップS53へ進む(ステップS52)。
そして、ステップS53では、ラウンドロビンにより他の移動端末に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定されている無線ネットワーク制御装置と異なるように設定する処理を行うが、他の移動端末102〜105に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTはまだ作成していないため、例えば輻輳情報CNGS_INFOの無線ネットワーク制御装置番号順に、無線ネットワーク制御装置301を無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭、無線ネットワーク制御装置302を2番目のレコードにそれぞれ設定してステップS54へ進み、ステップS54では、無線ネットワーク制御装置301及び302を以降のレコードに対する選択論理から除いてステップS51へ戻る。
ステップS51では、移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTに設定可能な無線ネットワーク制御装置303及び304がまだ存在し且つステップS52ではそれぞれの輻輳状態が異なるため、輻輳状態の良い方の無線ネットワーク制御装置304を、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの3番目のレコードとして設定する(ステップS55)。これを無線ネットワーク制御装置303についても繰り返して実行し、図14(2)に示すように移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成する。
次に、移動端末102から発呼要求を受けたときは、ステップS53において、ラウンドロビンにより移動端末101に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭に設定されている無線ネットワーク制御装置301と異なるように、無線ネットワーク制御装置302を移動端末102に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの先頭、無線ネットワーク制御装置301を2番目のレコードにそれぞれ設定し、以降は、移動端末101と同様にして、図14(2)に示す無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置302→301→304→303)を作成する。
また、上記と同様にして、移動端末103〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図14(2)に示すように作成される。ただし、この例では移動端末103→104→105の順に発呼要求が行われるものとする。
このように、移動端末から発呼要求が行われる毎に同一輻輳状態のネットワーク制御装置間で発呼を分散して接続させ、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止できる。
(6)線形合同法によるリスト作成例:図16,17
図16は、無線ネットワーク制御装置が取得する網内管理情報MNG_INFO(同図(1))が、輻輳状態を示す輻輳情報CNGS_INFOを含む実施例を示している。なお、輻輳情報CNGS_INFO中の各輻輳状態は、上記リスト作成例(4)及び(5)で示したものと同一の設定としている。
図17は、この網内管理情報MNG_INFOを用い、輻輳状態が同一である無線ネットワーク制御装置を線形合同法により作成した乱数表に基づいて振り分けて、図16(2)に示す無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTを作成する手順例を示している。
次に、本無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTの作成手順を、図17を参照して説明する。
例えば最初に移動端末101から発呼要求を受けたとき、輻輳情報CNGS_INFOを確認する(ステップS60)。輻輳情報CNGS_INFO中には無線ネットワーク制御装置リストへ設定可能な無線ネットワーク制御装置301〜304が存在し(ステップS61)、無線ネットワーク制御装置301及び302が同一の輻輳状態であるためステップS63へ進む(ステップS62)。
そして、ステップS63では、線形合同法により作成した乱数表に基づいて無線ネットワーク制御装置301〜304を整列し、その整列順に、例えば図16(2)に示すような無線ネットワーク制御装置リストCS_LIST(優先度の高い順から無線ネットワーク制御装置301→302→304→303)を作成してステップS64へ進む。
ステップS64では、無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTへ設定した全無線ネットワーク制御装置301〜304が選択論理から除かれるため、ステップS61へ戻った後、作成処理を完了する。
また、移動端末101の場合と同様にして、移動端末102〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTも図16(2)に示すように作成される。なお、この例では無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTが、移動端末101〜105の各々から発呼要求が行われる毎に線形合同法により作成した乱数表に基づき作成されている。すなわち、その発呼順序に関わらず、発呼要求毎(移動端末毎)に無線ネットワーク制御装置301〜304の全てに対してランダムに優先度を付して作成されることになるため、移動端末101〜105の各々に対する無線ネットワーク制御装置リストCS_LISTは、それぞれ異なる設定となっている。
このように、移動端末から発呼要求が行われる毎に異なる無線ネットワーク制御装置に分散して接続させ、特定の無線ネットワーク装置へのアクセス集中を防止できる。
なお、上記実施例によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
(付記1)
移動通信網内のコアネットワークから全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する第1ステップと、
一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2ステップと、
該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知し、該移動端末が接続先の無線ネットワーク制御装置を選択できるようにする第3ステップと、
を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御方法。
(付記2)付記1において、
該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4ステップをさらに備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御方法。
(付記3)付記1において、
該輻輳状態が、3つ以上の状態を含むことを特徴とする無線ネットワーク制御方法。
(付記4)付記1において、
該網内管理情報が、発呼要求を行った全ての移動端末の発呼時刻が設定された発呼時刻情報をさらに含むものであり、
該第2ステップが、該発呼時刻情報から同一時刻に発呼を行った複数の移動端末を抽出したとき、該同一時刻に発呼を行った移動端末毎に異なる接続優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記5)付記1において、
該網内管理情報が、網内の全ての移動端末に対する接続の優先度が設定された接続優先度情報をさらに含むものであり、
該第2ステップが、該接続優先度情報から各移動端末の接続優先度を抽出すると共に、該接続優先度の高い移動端末から順に該輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記6)付記5において、
該接続優先度情報が、複数の優先度を含み且つ複数の移動端末について同一の優先度を含むことを特徴とする無線ネットワーク制御方法。
(付記7)付記1において、
該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の接続優先度が設定されたサービス種別優先度情報をさらに含むものであり、
該第2ステップが、該移動端末が要求するサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報に基づき、該抽出したサービス種別に対応して無線ネットワーク制御装置毎に接続優先度を規定した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記8)付記1において、
該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対する呼接続比率が設定された呼接続比率情報をさらに含むものであり、
該第2ステップが、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出したとき、該呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置から順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記9)付記1において、
該第2ステップが、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、ラウンドロビンを用いて該発呼要求を受ける毎に該同一輻輳状態の複数の無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記10)付記1において、
該第2ステップが、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、線形合同法を用いて作成した乱数表に基づいて該発呼要求を受ける毎に全無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
(付記11)
移動通信網内のコアネットワークから全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する第1手段と、
一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2手段と、
該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知し、該移動端末が接続先の無線ネットワーク制御装置を選択できるようにする第3手段と、
を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
(付記12)付記11において、
該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4手段をさらに備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
(付記13)付記11において、
該輻輳状態が、3つ以上の状態を含むことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
(付記14)付記11において、
該網内管理情報が、発呼要求を行った全ての移動端末の発呼時刻が設定された発呼時刻情報をさらに含むものであり、
該第2手段が、該発呼時刻情報から同一時刻に発呼を行った複数の移動端末を抽出したとき、該同一時刻に発呼を行った移動端末毎に異なる接続優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記15)付記11において、
該網内管理情報が、網内の全ての移動端末に対する接続の優先度が設定された接続優先度情報をさらに含むものであり、
該第2手段が、該接続優先度情報から各移動端末の接続優先度を抽出すると共に、該接続優先度の高い移動端末から順に該輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記16)付記15において、
該接続優先度情報が、複数の優先度を含み且つ複数の移動端末について同一の優先度を含むことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
(付記17)付記11において、
該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の接続優先度が設定されたサービス種別優先度情報をさらに含むものであり、
該第2手段が、該移動端末が要求するサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報に基づき、該抽出したサービス種別に対応して無線ネットワーク制御装置毎に接続優先度を規定した無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記18)付記11において、
該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対する呼接続比率が設定された呼接続比率情報をさらに含むものであり、
該第2手段が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出したとき、該呼接続比率の良い無線ネットワーク制御装置から順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記19)付記11において、
該第2手段が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、ラウンドロビンを用いて該発呼要求を受ける毎に該同一輻輳状態の複数の無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記20)付記11において、
該第2手段が、該網内管理情報から同一輻輳状態である複数の無線ネットワーク制御装置を抽出した場合、線形合同法を用いて作成した乱数表に基づいて該発呼要求を受ける毎に全無線ネットワーク制御装置間で互いに異なる優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
(付記21)
移動端末と、
移動通信網内の全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報のデータベースを有するコアネットワークと、
該コアネットワークから該網内管理情報を取得する第1手段、一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2手段、及び該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知する第3手段を備えた無線ネットワーク制御装置と、を備え、
該移動端末が、該通知された無線ネットワーク制御装置リストの中から最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置を選択して接続することを特徴とする移動通信システム。
(付記22)付記21において、
該無線ネットワーク制御装置が、該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4手段をさらに備えたことを特徴とする移動通信システム。
(付記23)付記22において、
該コアネットワークが、該通知された輻輳状態に基づいて該網内管理情報データベースを更新することを特徴とする移動通信システム。
本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの動作原理を示したブロック図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムにおける構成実施例を示したブロック図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの網内管理情報の取得動作例を示したブロック図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムにおける移動端末の処理フローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの全体動作例を示したブロックシーケンス図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(1)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(1)を示すフローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(2)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(2)を示すフローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(3)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(3)を示すフローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(4)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(4)を示すフローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(5)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(5)を示すフローチャート図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムで用いられる網内管理情報及び無線ネットワーク制御装置リストの実施例(6)を示す図である。 本発明に係る無線ネットワーク制御方法及び装置並びに移動通信システムの無線ネットワーク制御装置リスト作成手順例(6)を示すフローチャート図である。 移動通信システムの輻輳回避技術の従来例[1]を示すブロック図である。 移動通信システムの輻輳回避技術の従来例[3]を示すブロック図である。
符号の説明
100, 101〜105 移動端末
200, 201, 201_1, 201_2, 202 基地局
300, 301〜304 無線ネットワーク制御装置
310, 311〜312 網内管理情報取得部
320, 321〜322 接続制御部
330, 331〜332 リスト通知部
340, 341〜342 リスト作成部
400 コアネットワーク
410 網内管理情報データベース
500, 501〜503 コンテンツサーバ
CS_LIST 無線ネットワーク制御装置リスト
MNG_INFO 網内管理情報
CNGS_INFO 輻輳情報
DT_INFO 発呼時刻情報
CCR_INFO 呼接続比率情報
CPRR_INFO 接続優先度情報
SVC_INFO サービス種別優先度情報
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (10)

  1. 移動通信網内のコアネットワークから全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する第1ステップと、
    一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2ステップと、
    該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知し、該移動端末が接続先の無線ネットワーク制御装置を選択できるようにする第3ステップと、
    を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御方法。
  2. 請求項1において、
    該網内管理情報が、発呼要求を行った全ての移動端末の発呼時刻が設定された発呼時刻情報をさらに含むものであり、
    該第2ステップが、該発呼時刻情報から同一時刻に発呼を行った複数の移動端末を抽出したとき、該同一時刻に発呼を行った移動端末毎に異なる接続優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
  3. 請求項1において、
    該網内管理情報が、網内の全ての移動端末に対する接続の優先度が設定された接続優先度情報をさらに含むものであり、
    該第2ステップが、該接続優先度情報から各移動端末の接続優先度を抽出すると共に、該接続優先度の高い移動端末から順に該輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
  4. 請求項1において、
    該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の接続優先度が設定されたサービス種別優先度情報をさらに含むものであり、
    該第2ステップが、該移動端末が要求するサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報に基づき、該抽出したサービス種別に対応して無線ネットワーク制御装置毎に接続優先度を規定した無線ネットワーク制御装置リストを作成するステップを含むことを特徴とした無線ネットワーク制御方法。
  5. 移動通信網内のコアネットワークから全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報を取得する第1手段と、
    一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2手段と、
    該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知し、該移動端末が接続先の無線ネットワーク制御装置を選択できるようにする第3手段と、
    を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  6. 請求項5において、
    該網内管理情報が、発呼要求を行った全ての移動端末の発呼時刻が設定された発呼時刻情報をさらに含むものであり、
    該第2手段が、該発呼時刻情報から同一時刻に発呼を行った複数の移動端末を抽出したとき、該同一時刻に発呼を行った移動端末毎に異なる接続優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
  7. 請求項5において、
    該網内管理情報が、網内の全ての移動端末に対する接続の優先度が設定された接続優先度情報をさらに含むものであり、
    該第2手段が、該接続優先度情報から各移動端末の接続優先度を抽出すると共に、該接続優先度の高い移動端末から順に該輻輳状態の良い無線ネットワーク制御装置に対して高い優先度を付して異なる無線ネットワーク制御装置を接続先とするための無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
  8. 請求項5において、
    該網内管理情報が、全無線ネットワーク制御装置に対するサービス種別毎の接続優先度が設定されたサービス種別優先度情報をさらに含むものであり、
    該第2手段が、該移動端末が要求するサービス種別を抽出すると共に、該サービス種別優先度情報に基づき、該抽出したサービス種別に対応して無線ネットワーク制御装置毎に接続優先度を規定した無線ネットワーク制御装置リストを作成する手段を含むことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。
  9. 移動端末と、
    移動通信網内の全ての無線ネットワーク制御装置の輻輳状態を示す網内管理情報のデータベースを有するコアネットワークと、
    該コアネットワークから該網内管理情報を取得する第1手段、一の移動端末から基地局を介して発呼要求を受けたとき、該網内管理情報に基づき該輻輳状態が良い順に高い優先度を付した無線ネットワーク制御装置リストを作成する第2手段、及び該無線ネットワーク制御装置リストを、該移動端末に対して該基地局を介して通知する第3手段を備えた無線ネットワーク制御装置と、を備え、
    該移動端末が、該通知された無線ネットワーク制御装置リストの中から最も優先度の高い無線ネットワーク制御装置を選択して接続することを特徴とする移動通信システム。
  10. 請求項9において、
    該無線ネットワーク制御装置が、該コアネットワークに対して自分自身の輻輳状態を通知する第4手段をさらに備えたことを特徴とする移動通信システム。
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