JP2007123400A - 電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 - Google Patents
電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007123400A JP2007123400A JP2005311146A JP2005311146A JP2007123400A JP 2007123400 A JP2007123400 A JP 2007123400A JP 2005311146 A JP2005311146 A JP 2005311146A JP 2005311146 A JP2005311146 A JP 2005311146A JP 2007123400 A JP2007123400 A JP 2007123400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor unit
- case
- capacitor
- power converter
- protruding edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 コンデンサユニット1は、電解コンデンサ2を突出縁6を具備した上ケース3と下ケース4とで挟み込み保持し、下ケース4と上ケース3の両端の合わせ面10をネジ6で固定している。コンデンサユニットを電力変換装置内に取付ける際、突出縁6を手掛かりにして取付ける。
【選択図】図1
Description
図において、1はコンデンサユニットであり、2は電解コンデンサ、3は上ケース、4は下ケース、5は固定用ネジである。
図から明らかなように、従来のコンデンサユニットは、その形状がほぼ対称であった。
また、取付け時に取付ベースとコンデンサユニットの間で手を挟む危険もあった。
さらに、その形状がほぼ対称のため、電力変換装置へ取付ける際、組立作業者が気をつけていないとコンデンサユニットを逆向きに取付けてしまうことがあった。その結果、電解コンデンサの極性が逆向きになり、電解コンデンサが破壊される事故が発生するという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、重量物であるコンデンサユニットを安全に搬送することができ、取付けの際に手を挟んで怪我をすることがなく、取外し容易でメンテナンス性に優れ、組立作業者が取付方向を間違えることがなく、さらには、当該課題を解決すると共に冷却効率が高い構造のコンデンサユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電気部品と、電気装置に取付けるための固定部が設けられたケースと、を備え、前記電気部品が前記ケースにより保持される電気機器において、前記ケースの上面端部に把持用の突出縁を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、有極性コンデンサと、電気装置に取付けるための固定部が設けられたケースと、を備え、前記有極性コンデンサが前記ケースにより保持されるコンデンサユニットにおいて、前記ケースの上面端部に把持用の突出縁を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記ケースは、前記ケース下側の金属製下ケースと前記ケース上側の上ケースとからなり、前記上ケースの突出縁は、前記上ケースの一部を折り曲げ加工することにより形成される
ことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、前記ケースは、前記有極性コンデンサを冷却するための冷却孔を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4いずれかに記載のコンデンサユニットを備えたことを特徴とするものである。
(1)重量物であるコンデンサユニットを安全に搬送することができる。
(2)取付けの際に手を挟んで怪我をすることがないので、安全性が向上する。
(3)取外しが容易となるので、メンテナンス性が向上する。
(4)組立作業者が取付方向を間違えることがなくなるので、極性を逆に接続することによる事故を防止することができる。
(5)突出縁の加工と共に形成された穴が冷却孔を兼ねるため冷却効率が向上する。
という、複数の効果がある。
2は有極性のコンデンサであり、本実施例においては電解コンデンサである。3、4はそれぞれ金属板を折り曲げ加工された上ケース、下ケースである。上ケース3と下ケース4の表面には、電解コンデンサの冷却効率を向上させるための冷却孔が軽量化も兼ねて複数設けられている。また、上ケース3と下ケース4の両端には、それぞれを結合するための合わせ面10が設けられており、合わせ面同士を固定用ネジ5で固定することで、コンデンサユニット1のケースを構成している。当該合わせ面10には、コンデンサユニット1を電力変換装置に設けられた取付けベースに固定するための取付け部(本実施例においては切り欠き)が複数箇所(本実施例においては2箇所)設けられている。
コンデンサユニット1は、以上のような構成となっており、複数の電解コンデンサ2を上ケース3と下ケース4とで挟み込んで保持し、上ケース3と下ケース4の合わせ面10を固定用ネジ5で固定することにより組み立てられる。
従って、重量物であるにもかかわらず、突出縁6を把持することで安定して把持することができるので、手を滑らせることなく、安全に搬送することができる。
従来は、取付時、上ケース3と下ケース4の合わせ面10を手掛かりにして、取付ベースに取り付けていたため、コンデンサユニットと取付ベースの間に手を挟む危険があった。
しかし、上ケース3の突出縁6を手掛かりにして取付けられるため、組立作業者は手を挟む危険は解消される。また、メンテナンスの際のコンデンサユニット交換時においても、前記突出縁6を手掛かりにすることで容易に取外しが可能となる。
従って、重量物であるコンデンサユニットを手を挟み込むことなく安全に電力変換装置に着脱することができる。
従来のコンデンサユニットは、形状がほぼ対称のため、作業者が気をつけていないとコンデンサユニットを逆向きに取付けてしまうことがあった。
しかし、前記の通り搬送時は突出縁6を把持して搬送するため、上下を逆向きに取付ける恐れが極めて少ない。さらに、万一逆向きに取り付けたとしても、突出縁6が取付ベースに引っ掛かるので、下ケース4と上ケース3の両端の合わせ面10に設けられた取付け部が浮き上がり、物理的に所定の取り付け場所に取付けることができない。
従って、コンデンサユニットを逆向きに取付けてしまうことがなく、電解コンデンサの極性が逆向きになって事故が起こることがないので、安全性が向上する。
また、ケースの材質は金属でなくとも、樹脂としても良い。
2 電解コンデンサ
3 上ケース
4 下ケース
5 固定用ネジ
6 突出縁
7 取付ベース
10 合わせ面
Claims (5)
- 電気部品と、電気装置に取付けるための固定部が設けられたケースと、を備え、前記電気部品が前記ケースにより保持される電気機器において、
前記ケースの上面端部に前記ケースの一部を折り曲げ加工することによって形成された把持用の突出縁を備えたことを特徴とする電気機器。 - コンデンサと、電気装置に取付けるための固定部が設けられたケースと、を備え、前記コンデンサが前記ケースにより保持されるコンデンサユニットにおいて、
前記ケースの上面端部に把持用の突出縁を備えたことを特徴とするコンデンサユニット。 - 前記ケースは、前記ケース下側の金属製下ケースと前記ケース上側の上ケースとからなり、
前記上ケースの突出縁は、前記上ケースの一部を折り曲げ加工することにより形成される
ことを特徴とする請求項2記載のコンデンサユニット。 - 前記ケースは、前記コンデンサを冷却するための冷却孔を備えたことを特徴とする請求項2記載のコンデンサユニット。
- 請求項2乃至4いずれかに記載のコンデンサユニットを備えたことを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311146A JP4910362B2 (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311146A JP4910362B2 (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007123400A true JP2007123400A (ja) | 2007-05-17 |
JP2007123400A5 JP2007123400A5 (ja) | 2008-08-28 |
JP4910362B2 JP4910362B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=38146941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005311146A Expired - Fee Related JP4910362B2 (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4910362B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009253009A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Panasonic Corp | キャパシタモジュール |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6165736A (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-04 | Citizen Watch Co Ltd | テ−ブル機構 |
JPH07226339A (ja) * | 1994-02-09 | 1995-08-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解コンデンサ |
JP2004221182A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ装置およびその製造方法 |
-
2005
- 2005-10-26 JP JP2005311146A patent/JP4910362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6165736A (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-04 | Citizen Watch Co Ltd | テ−ブル機構 |
JPH07226339A (ja) * | 1994-02-09 | 1995-08-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解コンデンサ |
JP2004221182A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ装置およびその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009253009A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Panasonic Corp | キャパシタモジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4910362B2 (ja) | 2012-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10388921B2 (en) | Latching mechanism for a battery pack | |
US7674129B1 (en) | Clamping device for DIN rail | |
JP2009512984A (ja) | 電池用ケーブルコネクタ装置 | |
JP4910362B2 (ja) | 電気機器、コンデンサユニットおよび電力変換装置 | |
JP4632353B2 (ja) | 蓄電素子の接続構造および蓄電素子モジュール | |
JP5621728B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP5111290B2 (ja) | 短絡接地器具 | |
JP2019029418A (ja) | 感電防止機能を備えたリアクトル | |
US20050181662A1 (en) | Printed circuit board module and disconnect bow | |
JP6321760B1 (ja) | 接続部材およびそれを具備するモータ駆動装置 | |
EP2782432A2 (en) | Substrate spacing member and inverter device | |
JP6362549B2 (ja) | 蓄電装置 | |
TWM568915U (zh) | Fastener structure | |
JP5849987B2 (ja) | 板状金属部材及び電子機器 | |
US20220078947A1 (en) | Electronic module | |
US10450177B2 (en) | Prying tool for high-voltage battery pack | |
JP2004007951A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2009123952A (ja) | ナット回転規制治具および変圧器解体器具 | |
CN213562042U (zh) | 一种捋线工具 | |
US20230146872A1 (en) | Electric connection box | |
CN210254616U (zh) | Pcb板焊接用夹持治具 | |
JP5730723B2 (ja) | Pcカットアウト用仮送電具 | |
US11937409B2 (en) | Electronic module | |
CN111448714B (zh) | 适于便于修理螺栓电连接的接触装置 | |
TWM459513U (zh) | 金屬加工治具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080714 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110627 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111220 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |