JP2007115480A - 燃料電池、燃料電池システム、及び燃料電池の水分収支制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池内における面方向の湿潤度分布を把握可能にする。
【解決手段】MEA11を備えた単セルを複数積層させてなる燃料電池の前記MEA11に、その面方向内における複数箇所の変位を検出する変位センサ1を設けた。制御部は、燃料電池の湿潤度を変位センサ1の出力に基づき測定し、この測定結果に基づいて水分収支を制御する。
【選択図】図3
【解決手段】MEA11を備えた単セルを複数積層させてなる燃料電池の前記MEA11に、その面方向内における複数箇所の変位を検出する変位センサ1を設けた。制御部は、燃料電池の湿潤度を変位センサ1の出力に基づき測定し、この測定結果に基づいて水分収支を制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、湿潤度に応じて少なくとも面方向に伸縮する伸縮部を備えた燃料電池、燃料電池システム、及び燃料電池の水分収支制御方法に関する。
例えば固体高分子型の燃料電池は、膜−電極接合体(以下、MEA)の両面を燃料ガス(水素等)流路及び酸化ガス(空気等)流路を備えたセパレータで狭持して構成されている。MEAは、乾燥すると急激にプロトン伝導性が低下する(ドライアップ)一方、水が過量に存在すると性能低下を起こす(フラッディング)。従来、燃料電池スタックの積層方向長さの変位に応じて湿潤度を測定するものや、燃料電池スタックの応力,荷重,変位等に基づいて湿潤度を測定するものがあった。
特開2001-332280号公報
特開2003-173805号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された技術は、燃料電池スタックの積層方向長さの変位に基づいて湿潤度を測定するものであるから、面方向の湿潤度分布を把握することができない。このため、湿潤度に基づく正確な水分収支制御が困難である。また、部分的なドライアップやフラッディングを把握することができず、発電効率の低下を来たす虞もある。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、燃料電池内における面方向の湿潤度分布を把握可能にすることを目的とする。
本発明の燃料電池は、膜−電極接合体と前記膜−電極接合体を挟む酸化ガス流路および燃料ガス流路とを備えたセルを積層してなる燃料電池であって、前記セル内に、湿潤度に応じて少なくとも面方向に伸縮する伸縮部と、前記伸縮部の面方向内における変位を検出する検出部と、を備えたものである。
このような構成によれば、検出された面方向の変位から燃料電池内の湿潤度を直接把握することができる。
前記検出部は複数箇所に設けられていてもよい。
このような構成によれば、複数箇所の湿潤度を把握することによって湿潤度分布を把握することが可能となる。
前記検出部は、反応ガス(酸化ガス、燃料ガス)または冷媒(例えば、冷却水)の入口側及び出口側の2個所に設けられていてもよく、特に酸化ガスの入口側および出口側の2個所に設けられていてもよい。
このような構成によれば、局部的に湿潤度が高い傾向にある部分と低い傾向にある部分の2箇所の状態を把握することができるので、湿潤度分布をより正確に把握することが可能となる。
本発明の燃料電池システムは、上記いずれかの構成からなる燃料電池と、前記検出部で検出された変位に基づき前記燃料電池内の湿潤度を測定する測定部と、を備えたものである。
このような構成によれば、検出された面方向の変位から燃料電池内の湿潤度を直接把握することができる。また、検出部を複数備えた構成では、複数箇所の湿潤度を把握することによって湿潤度分布を把握することが可能となる。
さらに、前記測定部の測定結果に基づき前記燃料電池の水分収支を制御(例えば、加湿量の制御、反応ガス流量の制御等)する制御部を備えてもよい。
このような構成によれば、燃料電池の水分収支が面方向内で直接把握された湿潤度または湿潤度分布に基づき制御されるので、より正確な水分収支制御が可能となる。
本発明に係る燃料電池の水分収支制御方法は、湿潤度に応じて少なくとも面方向に伸縮する伸縮部を備えた燃料電池の水分収支制御方法であって、前記燃料電池内の湿潤度を前記伸縮部の面方向内における変位に基づき測定し、この測定結果に基づいて前記燃料電池の水分収支を制御するものである。
このような構成によれば、燃料電池の面方向内の湿潤度を直接把握し、これに基づき燃料電池の水分収支が制御されるので、より正確な水分収支制御が可能となる。
前記燃料電池内の湿潤度を前記伸縮部の面方向内における複数箇所の変位に基づき測定してもよい。
このような構成によれば、燃料電池の面方向内の湿潤度分布を把握し、この湿潤度分布に基づき燃料電池の水分収支が制御されるので、検出部が単数の場合よりも更に正確な水分収支制御が可能となる。
複数箇所の
複数箇所の
本発明によれば、燃料電池における面方向の湿潤度分布を把握することが可能になり、より正確な水分収支制御が可能となる。
次に、本発明に係る燃料電池システムの一実施の形態を説明する。以下、この燃料電池システムを燃料電池車両の車載発電システムに適用した場合について説明するが、本発明はこのような適用例に限らず、船舶,航空機,電車、歩行ロボット等のあらゆる移動体への適用や、例えば燃料電池が建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用発電システムへの適用も可能である。
図1に示すように、酸化ガス(反応ガス)としての空気(外気)は、空気供給路71を介して燃料電池20の空気供給口に供給される。空気供給路71には、空気を加圧するコンプレッサA3及び空気に所要の水分を加える加湿器A21が設けられている。コンプレッサA3は、モータ(補機)によって駆動される。このモータは、後述の制御部50によって駆動制御される。
燃料電池20から排出される空気オフガスは、排気路72を経て外部に放出される。排気路72は途中で2つに分岐し、その一方が加湿器A21の熱交換器を通過する排気路72aとなり、他方が加湿器A21をバイパスする排気路72bとなる。排気路72aには、加湿器A21の下流側に弁A4を備え、排気路72bは弁A5を備える。これら弁A4,A5は、制御部50からの指令によって開度面積が変更可能な構成とされている。
排気路72の燃料電池20側に配設された不図示の圧力センサ等の出力が制御部50に送られ、制御部50は各弁A4,A5の開度面積およびコンプレッサA3の回転数を制御する。これにより、燃料電池20への供給空気圧や供給空気流量を設定する。
燃料ガス(反応ガス)としての水素ガスは、不図示の水素供給源から燃料供給路74を介して燃料電池20の水素供給口に供給される。水素供給源は、例えば高圧水素タンクが該当するが、いわゆる燃料改質器や水素吸蔵合金等であっても良い。
燃料電池20で消費されなかった水素ガスは、水素オフガスとして燃料循環路75に排出され、燃料供給路74に戻される。燃料循環路75には、水素オフガスから水分を回収する気液分離器H42、水素オフガスを加圧する水素ポンプH50、及び逆流阻止弁H52が設けられている。
水素オフガスは、燃料供給路74で水素供給源からの水素ガスと合流し、燃料電池20に供給されて再利用される。逆流阻止弁H52は、燃料供給路74の水素ガスが燃料循環路75側に逆流することを防止する。
燃料循環路75を流れる水素オフガスは、排出制御弁H51を介して、パージ流路76によって排気可能とされている。排出制御弁H51は、例えば電磁式の遮断弁であり、制御部50からの指令によって作動することにより、水素オフガスを外部に排出(パージ)する。このパージ動作を間欠的に行うことによって、水素ガス中の不純物濃度が増すことによるセル電圧の低下を防止することができる。
燃料電池20の冷却水出入口には、冷却水(冷媒)を循環させる冷却路73が設けられている。冷却路73には、イオン交換樹脂C3,冷却水の熱を外部に放熱するラジエータ(熱交換器)C2、冷却水を加圧して循環させるポンプC1、及び燃料電池20から冷却路73への冷却水の流入を制御する冷却水三方弁C4が設けられている。ラジエータC2には、モータによって回転駆動される冷却ファンが設けられている。
制御部50は、CPU、ROM、RAM、HDD、入出力インタフェース及びディスプレイなどの公知構成から成る制御コンピュータシステムによって構成されており、図示しない車両のアクセル信号などの要求負荷や燃料電池システムの各部のセンサ(例えば、変位センサ1、圧力センサ、温度センサ、流量センサ、出力電流計、出力電圧計等)から制御情報を受け取り、システム各部の弁類(例えば、弁4、弁5、排出制御弁H51)やモータ類(例えば、コンプレッサA3や水素ポンプH50の駆動モータ)の運転を制御する。
燃料電池20は、燃料ガスと酸化ガスの供給を受けて発電する単セル2を所要数積層してなる燃料電池スタックとして構成されている。燃料電池20が発生した電力は、図示しないパワーコントロールユニットに供給される。パワーコントロールユニットは、車両の駆動モータを駆動するインバータと、コンプレッサモータや水素ポンプ用モータなどの各種の補機類を駆動するインバータと、二次電池等の蓄電手段への充電や該蓄電手段からのモータ類への電力供給を行うDC-DCコンバータなどが備えられている。
図2は、単セル2の構成を示す分解斜視図である。単セル2は、MEA(伸縮部)11と、MEA11を挟持する一対のセパレータ12a,12bとで構成され、全体として積層形態を有している。MEA11および各セパレータ12a,12bは、略平面状の部品であり且つ平面視矩形の外形形状を有しており、MEA11の外形は、各セパレータ12a,12bの外形よりも僅かに小さく形成されている。MEA11とセパレータ12a,12bとは、それらの間の周辺部にて互いに接着される。
MEA11は、高分子材料のイオン交換膜からなる電解質膜21と、電解質膜21を両面から挟んだ一対の電極22a,22b(カソードおよびアノード)とで構成され、全体として積層形態を有している。より詳細には、図4に示すように、電解質膜基材23の両面に、電解質24,触媒層25,撥水層26及び拡散層27が、この順にそれぞれ積層されてなる。
一方の電極22a(カソード)には、空気や酸化剤などの酸化ガスが供給され、他方の電極22b(アノード)には、燃料ガスとしての水素ガスが供給される。この二つのガスによってMEA11内で電気化学反応が生じ、単セル2は起電力を得る。
各セパレータ12a,12bは、ガス不透過の導電性材料で構成されている。導電性材料としては、例えばカーボンや導電性を有する硬質樹脂のほか、アルミニウムやステンレス等の金属(メタル)が挙げられる。
セパレータ12a,12bには、電極22a,22bに面する部分をプレス成形されることで表裏各面に複数の凹凸が形成されている。この複数の凸部および凹部は、それぞれ一方向に延在しており、酸化ガス、燃料ガスおよび冷却水の流路32を画定している。また、セパレータ12a,12bの端部には、酸化ガス、燃料ガス、および冷却水の入口マニホールド40及び出口マニホールド40が設けられている。
電解質膜21は、保水量(湿潤度)が変化することによって伸縮する。よって、電解質膜21を含むMEA11も湿潤度に応じて伸縮する。そこで、湿潤度の変化によるMEA11の面方向の変位を検出する、例えば歪みゲージ等の変位センサ(検出部)1を、セパレータ12a,12bに形成された流路32との関係では図3(a)の(1)〜(3)に示す位置のいずれかに、また、MEA11の厚さ方向(積層方向)には図4の(a)〜(e)に示した位置のいずれかに取り付ける。
図3において、(1)はセパレータ12a,12b間であって流路32に面していない位置、(2)はセパレータ12a,12bの流路32を跨ぐ位置、(3)はセパレータ12a,12bの流路32に面した位置である。
図4において、(a)は電解質膜基材23と電解質24との間、(b)は電解質24と触媒層25との間、(c)は触媒層25と撥水層26との間、(d)は撥水層26と拡散層27との間、(e)は拡散層27とセパレータ12a,12bとの間である。そして、変位センサ1は、MEA11を形成する際に、上記個所のいずれかに取り付けられる。
上記変位センサ1は、単セル2内に画成された酸化ガスまたは燃料ガスの流路32の入口及び出口の近傍、あるいは、これらガスの流路32が直線部とターン部を有するサーペンタイン流路である場合には、ターン部の近傍などに取り付けることが、面方向の湿潤度分布を把握する上で有効である。図5は、酸化ガスの流路32の入口及び出口の近傍に変位センサ1を設けた例である。
また、燃料電池20内に複数積層された単セル2の中でも、図6に示すように、セル積層方向の中央部(A)及び端部(B)に配置された単セル2内に変位センサ1に取り付けることで、単セル2内における面方向の湿潤度のバラツキだけでなく、単セル2毎の湿潤度(保水量)のばらつき、つまり、単セル2の積層方向における湿潤度のばらつきを把握することが可能となる。
MEA11は、図3(b)及び図7に示すたように、保水量(湿潤度)が増加すると、流路32に面した部位で面方向に沿った伸び(変位)が生ずる。その伸び量(変位量)は電解質膜21の種類により異なる。MEA11の面方向の寸法が変化すると、変位センサ1の出力が例えば図8に示すように変化する。変位センサ1の出力についても、当該変位センサ1の取り付け位置により異なる。
このため、変位センサ1の出力から該変位センサ1が取り付けられているMEA11の湿潤度を換算するためのマップを予め求めておき、制御部50に記憶しておく。制御部50は、変位センサ1の出力と前記マップから、変位検出時におけるMEA11の湿潤度(保水量)を求めてもよい。つまり、本実施形態の制御部50は、本発明の測定部として機能する。
なお、変位センサ1の少なくとも一部が流路32に面している場合、つまり、図3の(2),(3)に示すようなセンサ配置の場合は、流路32内をガスが流通する時に変位センサ1が振動することを利用して、保水量増加によってMEA11の伸びが大きくなった場合における該MEA11の変位振動を信号処理することにより湿潤度を求めてもよい。
以上説明したとおり、本実施形態の燃料電池20を備えた燃料電池システムによれば、MEA11に対して変位センサ1が直接取り付けられているので、単セル2内の局所的な湿潤度を求めることができる。このため、ガス露点計測よりも応答性の良い水分収支制御が可能となる。
しかも、MEA11内に設けられた変位センサ1が、酸化ガス流路32の入口付近及び出口付近に対応する2個所に設置されているので、単セル2の面方向における湿潤度分布を把握することが可能となる。このため、局所的なドライアップやフラッディングを高精度に把握することが可能となる。
さらに、本実施形態の燃料電池20は、セル積層方向の中央部(A)と端部(B)に配置された各単セル2に変位センサ1が設けられているので、単セル2毎の湿潤度のばらつきをも把握することができる。
次に、以上のようにして把握した湿潤度に基づき、いかにして燃料電池20の水分収支制御を行うかについて、例を挙げて説明する。
本実施形態の制御部50は、流路32の入口側に設けられた変位センサ1の出力が所定出力を下回った場合、すなわち、湿潤度が低下してMEA11が面方向に収縮した場合、弁A5の開度面積をそれまでよりも小さくして、加湿器A21による酸化ガスの加湿量を高める。かかる水分収支制御は、当該変位センサ1の出力が所定値に回復するまで、すなわち、MEA11の湿潤度が適正範囲に回復するまで行われる。
この湿潤度の回復措置は、コンプレッサA3の回転数を下げて燃料電池20への酸化ガス供給量を低減させたり、冷却水の循環量を増やして燃料電池20の温度を低下させたり、弁A4の開度面積をそれまでよりも小さくして流路32内のガス圧を増加させることによって燃料電池20からの水分持ち去り量を低減させる、等によっても可能である。
上記とは逆に、流路32の入口側に設けられた変位センサ1の出力が所定出力を上回った場合、すなわち、湿潤度が増加してMEA11が面方向に伸長した場合には、上記と逆の動作を行う。
一方、流路32の出口側に設けられた変位センサ1の出力が所定出力を下回った場合には、上記と同様の動作を行えばよく、これとは逆に所定出力を上回った場合には、上記と逆の動作を行う。
以上の場合においては、燃料電池20のセル積層方向中央部(A)に位置する単セル2内の変位センサ1が所定の出力となるように制御されるのが好ましい。
これらの水分収支制御により、従来フラッディング防止として過剰に行ってきた排水処理(例えば、ガス量の増加、ガスの脈動供給、ガス圧の低減、スタック温度の上昇等)を適正に制御することができ、発電効率が向上する。また、湿潤度を測定することによってセル電圧の変動を未然に把握することができるので、セルモニタ等による監視を不要とすることができる。
上記実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれに限定するものではなく、その要旨を逸脱しない限り各種構成部品を適宜設計することができる。例えば、変位センサ1は、燃料ガスや冷却水の流路32の入口近傍及び出口近傍に対応する位置に取り付けてもよい。
また、MEA11の面方向における変位を検出する検出部としては、本実施形態の変位センサ1に代えて、感圧センサを用いることも可能である。
1…変位センサ(検出部)、2…単セル、11…MEA、21…電解質膜、20…燃料電池スタック、50…制御部(測定部)、71…空気供給路、72…排気路、74…燃料供給路、75…燃料循環路
Claims (7)
- 膜−電極接合体と前記膜−電極接合体を挟む酸化ガス流路および燃料ガス流路とを備えたセルを積層してなる燃料電池であって、
前記セル内に、湿潤度に応じて少なくとも面方向に伸縮する伸縮部と、前記伸縮部の面方向内における変位を検出する検出部と、を備えた燃料電池。 - 前記検出部を複数備えた請求項1に記載の燃料電池。
- 前記検出部が反応ガスまたは冷媒の入口側及び出口側の2個所に設けられている請求項2に記載の燃料電池。
- 前記検出部が酸化ガスの入口側及び出口側の2個所に設けられている請求項3に記載の燃料電池。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池と、
前記検出部で検出された変位に基づき前記燃料電池内の湿潤度を測定する測定部と、を備えた燃料電池システム。 - 前記測定部の測定結果に基づき前記燃料電池の水分収支を制御する制御部を備えた請求項5に記載の燃料電池システム。
- 湿潤度に応じて少なくとも面方向に伸縮する伸縮部を備えた燃料電池の水分収支制御方法であって、
前記燃料電池内の湿潤度を前記伸縮部の面方向内における変位に基づき測定し、この測定結果に基づいて前記燃料電池の水分収支を制御する燃料電池の水分収支制御方法。
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