JP2007114077A - プレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置および物品角度測定装置 - Google Patents

プレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置および物品角度測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】板材の曲げ角度に左右で誤差が生じていても、両側の板材部分間の角度測定が行え、曲げ角度の範囲に係わらず高精度の角度測定ができる板材曲げ角度測定装置を提供する。
【解決手段】プレスブレーキのダイ2とパンチ4間に介在してV字状に曲げられた板材Wの曲げ線と平行な回動中心O1,O2回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームが設けられる。これらのアームは、それぞれ接触子部が板材Wに点接触するものであって、板材Wの曲げ線に対する左右の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所に片側2点ずつ、接触可能なように設けられる。4本アームを板材接触側へ付勢する付勢手段が設けられる。各アームの接触子部が板材Wに接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段が設けられる。接触検出手段の出力と角度測定手段の測定値は角度算出手段に入力され板材Wの曲げ角度が算出される。
【選択図】図3

Description

この発明は、プレスブレーキのダイとパンチ間に介在してV字状に曲げられた状態の板材の曲げ角度を測定する板材曲げ角度測定装置に関する。
従来、プレスブレーキ等の曲げ機械における板材曲げ角度測定装置として、例えば図9〜図11に示すような各種のものが提案されている。
図9に示す板材曲げ角度測定装置(特許文献1)では、L字状のアーム31,32を枢軸33を介してX字状に連結してなるリンク機構30をダイ側に構成し、これらアーム31,32の先端部に設けられたローラ等からなる接触子34をV字状に曲げられた板材W1の下面に接触させ、このときのリンク機構30のアーム31,32の開き角度をポテンショメータ35で測定し、その開き角度から板材曲げ角度を求めるようにしている。
図10に示す板材曲げ角度測定装置(特許文献2)では、4枚のリンク41〜44からなる平行リンク機構40をパンチ45側に設け、パンチ45とダイ46の間に介在してV字状に曲げられた板材W1のパンチ45側に向く両傾斜面に、前記平行リンク機構40の左右の2枚のリンク41,42がそれぞれ倣って接面するように、パンチ45から平行リンク機構40をシリンダ等の昇降駆動装置47で押し下げ、その押し下げ量から板材曲げ角度を求めるようにしている。
図11に示す板材曲げ角度測定装置(特許文献3)では、パンチ(図示せず)とダイ50の間に介在してV字状に曲げられた板材(図示せず)のダイ側に向く両傾斜面に対面するように一対の接触板51,52を、ダイ50側に揺動自在に支持している。これら各接触板51,52は、各一対のシリンダ53A,53B,54A,54Bの進退ロッド56に連結すると共に、ばね57で各シリンダ53A〜54B側から接触板51,52を付勢することにより、各接触板51,52を板材Wの傾斜面に倣うように接面させる。このときの各シリンダシリンダ53A〜54Bの進退ロッド56の進出量から板材曲げ角度を求めるようにしている。
特許第3242694号公報 特許第3415080号公報 特開2002−310608号公報
図9の板材曲げ角度測定装置では、リンク機構30を構成する左右のアーム31,32が連動するため、片方のアーム31における接触子34が板材W1の一方の傾斜面に接触しただけで板材曲げ角度が測定されることとなる。そのため、板材W1の曲げ角度に左右で誤差が生じている場合に、高い測定精度が望めない。また、ポテンショメータ35が検出する直線変化量を角度に変換する処理が必要である。
また、図10の板材曲げ角度測定装置では、平行リンク機構40を構成する4枚のリンク41〜44のうち左右の2枚のリンク41,42を板材W1の両方の傾斜面に接触させるようにしているが、2枚のリンク41,42のうち1枚のリンクが一方の傾斜面に接触しただけで板材曲げ角度が測定されることとなり、高い測定精度が望めない。また、昇降駆動装置の押し下げ量(直線変化量)を角度に変換する処理が必要である。さらに、パンチ45側に板材曲げ角度測定装置を設けているため、その設置に制約があるほか、パンチ45の強度低下も招く。
図11の板材曲げ角度測定装置は、4点の測定が可能であり、板材の曲げ角度に左右で誤差が生じていても精度良く角度測定が行える。しかし、シリンダ53A〜54Bの進退ロッド56の進出量を角度に変換する必要があり、直線変化量を角度値に変換するため、曲げ角度によっては、誤差が生じ易い。特に、板材の曲げ角度が鈍角であると、誤差が出易い。
この発明の目的は、板材の曲げ角度に左右で誤差が生じていても、両側の板材部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、曲げ角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定ができるプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置を提供することである。
この発明の他の目的は、板材の曲げ加工の妨げとならない配置が容易に行えるものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、板材の曲げ変形に対するアームの追従性が高く、より精度の良い角度検出が可能なものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、物品のV字状部分の角度に左右で誤差が生じていても、両側の部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定ができる物品角度測定装置を提供することである。
この発明のプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置は、プレスブレーキのダイとパンチ間に介在してV字状に曲げられた状態の板材の曲げ角度を測定する装置であって、板材の曲げ線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設ける。これら4本のアームは、それぞれ接触子部が板材に点接触するものであって、板材の曲げ線に対する左右の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設ける。これら各アームを板材接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が板材に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て板材に接したときの前記各角度測定手段の測定値から板材の曲げ角度を算出する曲げ角度算出手段とを設ける。前記板材の曲げ線は、ダイとパンチの関係で定まる仮想の曲げ線のことである。
この構成によると、各アームは、それぞれ独立して起倒回動自在とされているので、左右の板材部分の曲げ角度が非対称となっていても、板材の曲げ変形に追従して接触子部が板材に対し4点で点接触した状態を保つことができる。そのため、精度の良い角度検出が行える。また、板材の曲げ変形に追従して回動する各アームの回転角度を角度測定手段で測定し、その測定値に基づき板材の曲げ角度を曲げ角度算出手段で算出するようにしているので、直線変位量から回転変位量への変換処理などが不要となり、全角度範囲にわたって測定誤差を一定にでき、高精度の曲げ角度測定が可能となる。
この発明において、前記各アームを、ダイまたはこのダイを支持する部材に設置しても良い。ダイ側にアームを設置すると、周辺に板材曲げ角度測定装置を設置する空間の余裕が十分に得られ、板材の曲げ加工の妨げにならないように板材曲げ角度測定装置を配置できる。また、パンチ側に設置した場合のようにパンチの強度低下を招くといった不具合が生じない。
この発明において、前記各アームが、基端が回動中心となるアーム基端側部と、このアーム基端側部から板材側へ延びて先端に前記接触子部を有するアーム先端側部とでなるL字状としても良い。
アームを短くすると、アームと板材の接触角が小さいため、アームの回転方向分力が小さくなり、アームの板材への追従性が低下する。しかし、各アームを上記のようにL次状とすると、アームを短い寸法とした場合でも板材に対するアーム先端側部の接触角度が大きくなって、板材の曲げ変形に対するアームの追従性を確保することができる。
この発明の物品角度測定装置は、物品のV字状部分の角度を測定する装置であって、
前記V字の先端線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設け、これら4本のアームは、それぞれ接触子部が物品に点接触するものであって、前記先端線に対する左右部分における先端線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設け、これら各アームを物品接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が物品に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て物品に接したときの前記各角度測定手段の測定値から物品のV字状部分の角度を算出する角度算出手段とを設けたものである。
この構成によると、この発明の板材曲げ角度測定装置につき説明したと同様にして、物品のV字状部分の角度に左右で誤差が生じていても、両側の部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定が行える。
この発明のプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置は、プレスブレーキのダイとパンチ間に介在してV字状に曲げられた状態の板材の曲げ角度を測定する装置であって、板材の曲げ線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設け、これら4本のアームは、それぞれ接触子部が板材に点接触するものであって、板材の曲げ線に対する左右の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設け、これら各アームを板材接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が板材に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て板材に接したときの前記各角度測定手段の測定値から板材の曲げ角度を算出する曲げ角度算出手段とを設けたため、板材の曲げ角度に左右で誤差が生じていても、両側の板材部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、曲げ角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定ができる。
この発明の物品角度測定装置は、物品のV字状部分の角度を測定する装置であって、前記V字の先端線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設け、これら4本のアームは、それぞれ接触子部が物品に点接触するものであって、前記先端線に対する左右部分における先端線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設け、これら各アームを物品接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が物品に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て物品に接したときの前記各角度測定手段の測定値から物品のV字状部分の角度を算出する角度算出手段とを設けたため、物品のV字状部分の角度に左右で誤差が生じていても、両側の部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定ができる。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図4と共に説明する。図1および図2は、この実施形態の板材曲げ角度測定装置を備えたプレスブレーキの正面図および側面図である。このプレスブレーキは、ベッド1上に雌型となる直線状のダイ2が取付けられ、ラム3の下端に雄型となるパンチ4が取付けられている。ラム3は、両側部でガイド5によりベッド1に昇降自在に設置され、ラム昇降駆動装置6により昇降駆動される。ラム昇降駆動装置6は、電動モータまたは油圧シリンダ等からなり、任意位置への昇降制御が可能なものとされている。ダイ2およびパンチ4は、各々型幅方向に複数の分割型2A,4Aに分割されていて、分割型2A,4Aの配列個数の選択により、型幅変更が可能とされている。この型幅変更は、分割型2A,4Aを、加工に使用する使用位置(図示された位置)と退避位置との間に、分割型選択機構(図示せず)で移動させることにより行われる。ダイ2における一部の分割型2Aに板材曲げ角度測定装置9が設けられている。
ベッド1にはダイ2の前後に板材支持台7およびゲージ8が設置されている。折り曲げるべき板材Wは、板材支持台7に載せられてゲージ8に当たるまで、ダイ2の上に挿入され、ラム3によるパンチ4の下降により、雌型のダイ2と雄型のパンチ4とで挟まれて、板材WがV字状に折り曲げられる。
ダイ2は、この実施形態では図3(A)に示すようにV溝2aを有するエアーベンド用あるいはボトミング用のものとされるが、3点ベンド用のものを用いても良い。板材Wの曲げ角度は、V溝2aの溝幅、溝両側面の成す角度、パンチ4の先端縁の断面形状、およびパンチ4のダイ2内への突っ込み量によって定まる。
板材曲げ角度測定装置9は、ダイ分割型2Aの前後両面に設けられた各ブラケット10A,10Bに対して、板材Wの曲げ線(例えば図3(A)において紙面に垂直な方向の線分)と平行な回動中心O1,O2にそれぞれ独立して起倒回動自在に設けられた4本のアーム11〜14を有する。具体的には、図3(A)において、ダイ分割型2Aの左側面のブラケット10Aに2本のアーム11,12が、またダイ分割型2Aの右側面のブラケット10Bに残る2本のアーム13,14が設けられている。これら各アーム11〜14は、基端が回動中心となるアーム基端側部11a〜14aと、このアーム基端側部11a〜14aから板材W側へ延びて先端に接触子部15A〜15Dを有するアーム先端側部11b〜14bとでなるL字状とされている。
接触子部15A〜15Dは板材Wに点接触するものであって、例えば前記アーム先端側部11b〜14bに回転自在に枢支される小型カムフォロアからなる。左側のアーム11,12の各接触子部15A,15Bは、板材Wの曲げ線に対する左側の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所との2点で接触可能なように設けられている。同様に、右側のアーム13,14の各接触子部15C,15Dも、板材Wの曲げ線に対する右側の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所との2点で接触可能なように設けられている。つまり、板材Wの合計4点にそれぞれ接触可能なように、各アーム先端側部11b〜14bに接触子部15A〜15Dが設けられている。
図3(B)における右側から見た部分破断図を図4に示す。同図のように、ブラケット10Bは概形U字状とされ、その片側の縦板部10Baに、アーム13のアーム基端側部13aに連結され前記回動中心O2と同心の回転軸16が軸受17を介して回転自在に支持されている。また、前記ブラケット10Bのもう片側の縦板部10Bbには、アーム14のアーム基端側部14aに連結され前記回動中心O2と同心の回転軸16が軸受(図示せず)を介して回転自在に支持されている。これにより、右側の2つのアーム13,14が、ブラケット10Bの内側で互いに対向するように回動中心O2回りに起倒回動自在に支持されている。左側のアーム11,12の支持構造は詳述しないが、上記した右側のアーム13,14と同様の支持構造により支持されている。
各アーム11〜14の回転軸16には、各アーム11〜14を板材接触側へ付勢する付勢手段18がそれぞれ設けられている。付勢手段18は各回転軸16に巻き付けられたねじりばねからなる。
また、各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dには、これら接触子部15A〜15Dが板材Wに接触したことを検出する接触検出手段19がそれぞれ設けられている。接触検出手段19は例えば感圧センサ等からなる。
さらに、各アーム11〜14の回転軸16には、各アーム11〜14の回転角度を測定する角度測定手段20が設けられている。角度測定手段20は、角度ポテンショメータ等の回転計測センサからなる。
これら角度測定手段20の測定値と前記接触検出手段19の検出信号は曲げ角度算出手段21に入力される。曲げ角度算出手段21は、前記接触検出手段19の出力から前記4本のアーム11〜14の接触子部15A〜5Dが全て板材Wに接したことを検出し、このときの各角度測定手段20の測定値から、所定の演算を施して板材Wの曲げ角度を算出する手段である。
なお、この実施形態では、板材曲げ角度測定装置9をダイ2に設置しているが、ダイ2を支持する部材22に設置しても良い。さらには、例えば図7に示すように、板材曲げ角度測定装置9をパンチ4側に設置しても良い。
次に、上記板材曲げ角度測定装置9の動作を説明する。4本の各アーム11〜14は、付勢手段18により板材接触側へ付勢されているので、プレスブレーキのダイ2の上に板材Wが載せられた加工開始前の状態(図3(A))でも、各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dは板材Wに点接触した状態にある。この状態から、パンチ4が下降駆動されて、ダイ2とパンチ4間に介在する板材Wが図3(B)のようにV字状に曲げられると、この曲げ変形に追従して各アーム11〜14が回動し、各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dは板材Wに点接触した状態を維持する。
すなわち、板材Wの曲げ線に対する左側の板材部分には、左側の2本のアーム11,12の接触子部15A,15Bが、曲げ線の近い箇所と遠い箇所との2点で点接触する。また、板材Wの曲げ線に対する右側の板材部分には、右側の2本のアーム13,14の接触子部15C,15Dが、曲げ線の近い箇所と遠い箇所との2点で点接触する。この場合、各アーム11〜14は、それぞれ独立して起倒回動自在とされているので、左右の板材部分の間で曲げ角度が非対称となっていても、接触子部15A〜15Dは常に板材Wに対して4点で点接触した状態を保つことができる。
このとき、各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dに設けられた接触検出手段19は、接触子部15A〜15Dが板材Wに接したことを検出し、その検出信号が曲げ角度算出手段21に入力される。また、各アーム11〜14の回転軸16に設けられた角度測定手段19は、各アーム11〜14の回転角度を測定し、その測定値が曲げ角度算出手段21に入力される。曲げ角度算出手段21は、各接触検出手段19の検出信号から4本のアーム11〜14の接触子部15A〜15Dが全て板材Wに接したことを判定し、そのときの各角度測定手段20の測定値から板材Wの曲げ角度を算出する。この角度算出では、例えば左側の2本のアーム11,12の接触子部15A,15Bが、板材Wの曲げ線に対する左側の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所とに2点で接触することから、その2点を結ぶ線分の傾斜を板材部分の傾斜と見なして、アーム11,12の回転角度に基づき左側の板材部分の傾斜角度を算出する。右側の板材部分の傾斜角度も同様にして算出する。
このように、この構成の板材曲げ角度測定装置9では、板材Wの曲げ変形に追従して回動する各アーム11〜14の回転角度を角度測定手段20で測定し、その測定値に基づき板材Wの曲げ角度を曲げ角度算出手段21で算出するようにしているので、直線変位量から回転変位量への変換処理などが不要となり、全角度範囲にわたって測定誤差を一定にでき、高精度の曲げ角度測定が可能となる。また、各アーム11〜14は、それぞれ独立して起倒回動自在とされているので、左右の板材部分の間で曲げ角度が非対称となっていても、板材Wの曲げ変形に追従して接触子部15A〜15Dが板材Wに対し4点で点接触した状態を保つことができる。
また、この実施形態では、板材曲げ角度測定装置9をダイ2側に設置しているので、板材Wの曲げ加工の妨げにならないように板材曲げ角度測定装置9を配置でき、パンチ4側に設置した場合のようにパンチ4の強度低下を招くといった不具合が生じない。
また、この実施形態では、各アーム11〜14を、基端が回動中心となるアーム基端側部11a〜14aから板材W側へ延びて先端に接触子部15A〜15Dを有するアーム先端側部11b〜14bとでなるL字状としているので、アーム11〜14を短い寸法とした場合でも板材Wに対するアーム先端側部11b〜14bの接触角度が大きくなって、板材Wの曲げ変形に対するアーム11〜14の追従性を確保することができる。
図5および図6は、この発明の他の実施形態を示す。このプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置9Aは、図5に示すように、ダイ分割型2Aにおける一幅面に、板材Wの曲げ線と平行な回動中心O3〜O6回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のL字状アーム11〜14を設けたものである。図1〜図4に示した先の実施形態と異なり、例えば左側の2本のアーム11,12の回動中心O3,O4は上下にずれた位置とされている。右側の2本のアーム13,14の回動中心O5,O6についても同様に、上下にずれた位置とされている。
図5(B)における右側から見た概略図を図6に示す。同図のように、上記4本のアーム11〜14は、隣接するダイ分割型2A,2A間の隙間空間に配置される。各アーム11〜14のアーム先端側部11b〜14bに接触子部15A〜15Dを有すること、各アーム11〜14を板材接触側へ付勢する付勢手段(図示せず)、各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dが板材に接したことを検出する接触検出手段19、各アーム11〜14の回転角度を測定する角度測定手段20、前記接触検出手段19により4本のアーム11〜14の接触子部15A〜15Dが全て板材Wに接したときの各角度測定手段20の測定値から板材Wの曲げ角度を算出する曲げ角度算出手段21を設けたことは、いずれも先の実施形態の場合と同様である。
なお、図3の実施形態では、ダイ2に板材曲げ角度測定装置9を固定するため、複数のダイ2には同数の板材曲げ角度測定装置9が必要であるが、図5,図6に示す実施形態では、ダイ2とは独立して板材曲げ角度測定装置9Aを設けるため、単一の板材曲げ角度測定装置9Aで複数のダイ2に対応させることができる。
図8は物品角度測定装置の実施形態を示す。この物品角度測定装置9Bは、図3,図4の実施形態に係る板材曲げ角度測定装置9に対して、測定対象が物品MのV字状部分Maであること、および図3のダイ2を介することなく各アーム11〜14が支持部材22に設置されていることを除き、図3,図4の実施形態と同様である。
すなわち、物品角度測定装置9Bは、物品MのV字状部分Maの開き角度を測定する装置であって、前記V字の先端線Maaと平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアーム11〜14を設ける。上記先端線Maaは、物品Mを所定位置に配置した場合における先端線である。これら4本のアーム11〜14は、それぞれ接触子部15A〜15Dが物品Mに点接触するものであって、前記先端線Maaに対する左右部分における先端線Maaから近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設ける。これら各アーム11〜14を物品接触側へ付勢する付勢手段18を設ける。各アーム11〜14の接触子部15A〜15Dが物品Mに接したことを検出する接触検出手段19と、各アーム11〜14の回転角度を測定する角度測定手段20と、前記接触検出手段19により前記4本のアーム11〜14の接触子部15A〜15Dが全て物品Mに接したときの前記各角度測定手段20の測定値から物品MのV字状部分Maの開き角度を算出する角度算出手段21Aとを設ける。詳細については、図3,図4の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
この物品角度測定装置9Bによると、上記実施形態の曲げ角度測定装置につき説明したと同様にして、物品MのV字状部分Maの角度に左右で誤差が生じていても、両側の部分間の角度測定が行え、かつ測定量の角度値への変換処理が不要で、角度の範囲にかかわらず、高精度の角度測定が行える。
この発明の第1の実施形態に係る板材曲げ角度測定装置を備えたプレスブレーキの概略構成を示す正面図である。 同プレスブレーキの概略構成を示す側面図である。 板材曲げ角度測定装置の動作説明図である。 同板材曲げ角度測定装置の部分破断側面図である。 この発明の他の実施形態に係る板材曲げ角度測定装置の動作説明図である。 同板材曲げ角度測定装置の側面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る板材曲げ角度測定装置の概略正面図である。 この発明の一実施形態にかかる物品角度測定装置の破断正面図である。 従来例の概略図である。 他の従来例の概略図である。 さらに他の従来例の概略図である。
符号の説明
2…ダイ
4…パンチ
9,9A…板材曲げ角度測定装置
11〜14…アーム
11a〜14a…アーム基端側部
11b〜14b…アーム先端側部
15A〜15D…接触子部
18…付勢手段
19…接触検出手段
20…角度測定手段
21…曲げ角度算出手段

Claims (4)

  1. プレスブレーキのダイとパンチ間に介在してV字状に曲げられた状態の板材の曲げ角度を測定する装置であって、
    板材の曲げ線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設け、これら4本のアームは、それぞれ接触子部が板材に点接触するものであって、板材の曲げ線に対する左右の板材部分における曲げ線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設け、これら各アームを板材接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が板材に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て板材に接したときの前記各角度測定手段の測定値から板材の曲げ角度を算出する曲げ角度算出手段とを設けたプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置。
  2. 前記各アームを、ダイまたはこのダイを支持する部材に設置した請求項1記載のプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置。
  3. 前記各アームが、基端が回動中心となるアーム基端側部と、このアーム基端側部から板材側へ延びて先端に前記接触子部を有するアーム先端側部とでなるL字状とした請求項1または請求項2記載のプレスブレーキにおける板材曲げ角度測定装置。
  4. 物品のV字状部分の角度を測定する装置であって、
    前記V字の先端線と平行な回動中心回りにそれぞれ独立して起倒回動自在な4本のアームを設け、これら4本のアームは、それぞれ接触子部が物品に点接触するものであって、前記先端線に対する左右部分における先端線から近い箇所と遠い箇所とに片側2点ずつ、合計4点にそれぞれ接触可能なように設け、これら各アームを物品接触側へ付勢する付勢手段を設け、各アームの接触子部が物品に接したことを検出する接触検出手段と、各アームの回転角度を測定する角度測定手段と、前記接触検出手段により前記4本のアームの接触子部が全て物品に接したときの前記各角度測定手段の測定値から物品のV字状部分の角度を算出する角度算出手段とを設けた物品角度測定装置。
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