JP2007109455A - 単位電池と組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、パッケージの変形を利用して内圧を検知する検知手段を備えた単位電池において、パッケージの主要な面を利用せずとも内圧の上昇が確実に検知できる組電池と単位電池を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の組電池は、向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面32、34を持っている単位電池10の複数個を接続することで構成されており、前記扁平面32、34を利用して隣接する単位電池10同士を位置決めしている。単位電池10は、前記一対の扁平面32、34間の厚みよりも厚みの薄い部分を有しており、その厚みの薄い部分に、厚みが増大したことを検知する検知手段72が配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内圧の上昇を検知する手段を備えている単位電池と、その単位電池の複数個を接続した組電池に関する。
電池は、パッケージ内に発電要素を収容しており、過充電時や過放電時に、内圧が上昇することがある。内圧が過度に上昇すると、パッケージが破壊し、発電要素がパッケージの外部に放出されてしまう。
電池は、一つ一つの起電圧が低いことから、複数個の電池を接続して組電池とすることがある。複数個の電池を効率的に収容するために、扁平型の電池が開発されている。扁平型の電池は、向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面を備えており、その扁平面を利用して隣接する電池同士を位置決めすることが多い。本明細書では、組電池を構成する一つ一つの電池を単位電池という。
内圧が上昇したことを検知する手段が組込まれている単位電池が提案されている。特許文献1には、発電要素を収容するフィルムパッケージの扁平面に歪センサを固定した単位電池が記載されている。特許文献2と3にも、発電要素を収容する箱状ケースの扁平面に歪センサを固定した単位電池が記載されている。
特開2000−340264号公報 WO2002/099922号公報 特開2003−59484号公報
従来の技術では、内圧によって変形する扁平面に生じた歪を検出することによって、内圧が上昇したことを検知する。多くの組電池では、単位電池の扁平面を利用して隣接する単位電池同士を位置決めするために、扁平面に歪センサを固定すると、隣接する単位電池同士を位置決めすることが難しくなる。隣接する単位電池の扁平面の間に間隔を確保する組電池も存在する。この場合、この間隔を冷却風の通路とする。扁平面に歪センサを固定すると、冷却風の流れに乱れが生じて単位電池を一様に冷却するのが困難となる。あるいはセンサが冷却風に曝され、センサの信頼性が低下する。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、隣接する単位電池同士を位置決めするために利用したり、冷却風に曝して単位電池を冷却したりするために利用する扁平面に手を加えないで、内圧の上昇を検知できる単位電池と、それを利用した組電池を提供することを目的とする。
本発明の組電池は、向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面を持っている単位電池の複数個を接続することで構成されており、前記扁平面を利用して隣接する単位電池同士を位置決めしている。単位電池は、前記一対の扁平面間の厚みよりも厚みの薄い部分を有しており、その厚みの薄い部分に、厚みが増大したことを検知する検知手段が配置されている。
本発明の組電池によると、単位電池の扁平面を利用しないで、単位電池の内圧の変化を検知することができる。複数の単位電池を位置決めして組電池を組立てる際に、隣接する単位電池の扁平面間に検知手段を挟む必要がなく、隣接する単位電池同士を簡単に位置決めすることができる。また、隣接する単位電池の扁平面の間に間隔を確保して冷却風通路を形成する場合にも、検知手段が冷却風の流れを乱すことがない。さらに、検知手段が冷却風に曝されることがなく、検知の信頼性も確保できる。
なお、組電池に含まれるすべての単位電池に上記の検知手段が組込まれている必要はない。組電池に含まれる単位電池のうちの少なくとも一つが、上記構成の単位電池であればよい。組電池に含まれるすべての単位電池に検知手段が配置されていてもよいし、予め選択した一又は二以上の単位電池のみに検知手段が配置されていてもよい。
本明細書でいう「電池」には、一次電池と二次電池が含まれる。典型的な二次電池には、リチウム二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等が例示される。また、典型的な一次電池には、リチウム一次電池、マンガン電池等が例示される。
また「単位電池の扁平面を利用して隣接する単位電池同士を位置決めする」という場合には、隣接する単位電池の扁平面の間に所定の隙間が形成されていてもよいし、隙間が形成されていなくてもよい。例えば、隣接する単位電池と単位電池の間に所定の隙間を形成する仕切り用の枠体が、隣接する単位電池の間に介在していてもよい。あるいは単位電池の扁平面同士を直接的に重ねて拘束しても良い。
また本明細書中でいう「厚みが増大したことを検知する手段(以下単に「検知手段」ということもある)」は、厚みが増大したことを何らかの方法で検知する装置を広く含み、検知手段の種類には限定されない。例えば、厚みの変化に追従して出力が変化するポテンショメータや圧電素子や歪センサが挙げられる。他にも、厚みの変化を利用して開閉する各種スイッチなどが挙げられる。
本発明は、フィルムパッケージを有する単位電池に利用する場合に、特に有用である。
この場合、フィルムパッケージは、一対の扁平面と、その扁平面の周囲に位置するフランジを有している。そのフランジの外側領域は、フィルム同士が接着している封止領域であり、そのフランジの内側領域は、フィルム同士が接着していない非接着領域である。前記検知手段は非接着領域に配置されている。
なお、フィルムパッケージを構成するフィルムの材質は、発電要素を長期に亘って収容できるものであれば、特に限定されない。例えば、リチウム二次電池の場合、従来から使用されているラミネートフィルムを用いることができる。好ましくは、高融点樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(PA)系樹脂)から構成された外面層(保護層)と、金属箔(例えばアルミニウム、スチール)から構成されたバリア層(ガスや水分を遮断するバリア層)と、比較的低融点である樹脂(例えばエチレンビニルアセテート、或いはポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂)から構成された溶着層の三層構造を有するラミネートフィルムを好適に用いることができる。このような三層構造ラミネートフィルムは、適当な加熱圧着手段(例えばヒートプレス機)を使用することによって、それら溶着層同士を容易に接着(溶着)することができる。
フィルムパッケージを用いた単位電池は、扁平面の周囲に位置するフランジを有している。そのフランジの厚みは、一対の扁平面間の厚みよりも薄い。フランジの外側領域を封止領域とし、その封止領域の内側の領域を非接着領域としておくと、内圧が低い状態では非接着領域のフィルム同士は近接して位置している。非接着領域のフィルムは、封止領域のフィルムの延長であり、フィルム同士が接着している封止領域のフィルムの延長であることから、非接着領域のフィルム同士は近接している。内圧が低い状態では非接着領域のフィルム同士は近接して位置しており、非接着領域におけるフランジの厚みは薄い。
単位電池の内圧が上昇すると、その内圧が非接着領域のフィルム同士を押し広げる。この結果、非接着領域の厚みが増大する。非接着領域の厚みが増大したことを検知することによって、単位電池の内圧が上昇したことを検知することができる。
非接着領域は、周方向に伸びるフランジの局所的範囲に形成されていると好ましい。この場合、非接着領域の周囲では、フィルム同士が接着されている。内圧が低い状態では、非接着領域の厚みは薄い。内圧の上昇に追従して非接着領域の厚みが増大する関係が得やすい。検知手段による検知精度が向上する。
前記非接着領域が、内圧が過剰に上昇したときに内圧を開放する安全弁の一部を構成していることが好ましい。この場合、安全弁が開放する以前に、内圧が上昇したことを検知できる。安全弁が開放される前に必要な措置を講じることができる。
本発明の組電池は、枠体を備えており、その枠体に検知手段が固定されていることが好ましい。
ここでいう「枠体」は、単位電池若しくは組電池の周囲に装着される部材であればよくその形状は限定されない。例えば、個々の単位電池ごとに枠体が装着されてもよく、複数の単位電池を一つに取りまとめた状態で枠体が装着されてもよい。もちろん、組電池全体を一つの枠体に収めてもよい。また、枠体を構成する材料も特に限定されず、使用環境や目的に応じて適宜選択することができる。例えば、ポリエチレンやポリプロピレンやポリスチレン等の軽量な材料を選択することもできる。あるいは、アルミニウムやスチール等の金属を利用することもできるし、金属と合成樹脂を複合して枠体を形成することもできる。
枠体に検知手段を固定するようにすると、各種の検知手段を用いることが可能となる。
本発明はまた、内圧が上昇したことを検知することができる単位電池をも提供する。
本発明の単位電池は、向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面と、一対の扁平面間の厚みよりも厚みの薄い部分を有している。その厚みの薄い部分に、厚みが増大したことを検知する検知手段が配置されている。
かかる構成の単位電池によれば、扁平面には検知手段が配置されておらず、その扁平面を自由に利用ことができる。例えば、扁平面を利用して単電池同士の位置関係を固定することもでき、扁平面同士を利用して単電池同士の間に圧縮応力が作用する状態に組付けることもでき、扁平面を利用して単位電池を一様に冷却することもできる。
本発明は、フィルムパッケージを有する単位電池に特に有用である。この場合、フィルムパッケージが一対の扁平面とその扁平面の周囲に位置するフランジを有しており、そのフランジの外側領域はフィルム同士が接着している封止領域であり、そのフランジの内側領域はフィルム同士が接着していない非接着領域であることが好ましい。検知手段は非接着領域に配置されている。
この電池の場合、内圧が低い状態では非接着領域のフィルム同士は近接して位置しており、非接着領域におけるフランジの厚みは薄い。単位電池の内圧が上昇すると、その内圧が非接着領域のフィルム同士を押し広げる。この結果、非接着領域のフランジの厚みが増大する。非接着領域の厚みが増大したことを検知することによって、単位電池の内圧が上昇したことを検知することができる。
非接着領域は、周方向に伸びるフランジの局所的範囲に形成されていると好ましい。あるいは、内圧が過剰に上昇したときに内圧を開放する安全弁の一部を構成していることが好ましい。あるいは検知手段が、単位電池を位置決めする枠体に固定されていることが好ましい。
下記に詳細に説明する実施例の主要な形態を最初に列記する。
(形態1)単位電池は、リチウム二次電池である。
(形態2)組電池を構成する単位電池は、フィルムパッケージを有しており、パッケージに用いられるフィルムはラミネートフィルムから構成されている。そして、フィルム同士を重ね合わせて接着している部位では熱溶着されている。
(形態3)厚みの増大を検知する検知手段は、二つの可動端子を有している。各々の可動端子は厚みの増大に伴って移動し、所定の厚みになったときに二つの端子が接触する。二つの端子の接触の有無で、厚みが増大したことを検知する。
(形態4)前記検知手段は、厚みの増大に伴って生じる変位を利用して開閉する押圧スイッチからなる。
(形態5)前記検知手段は、圧電素子からなる。
(形態6)前記検知手段は、ポテンショメータからなる。
(形態7)隣接する単位電池の間に、位置決め用の拘束部材が挟み込まれている。その拘束部材は、単位電池間に隙間を維持する。その隙間を冷却風が通過する。
(形態8)隣接する単位電池の扁平面と扁平面が密着している。
<第1実施例>
図1〜図4を参照して、第1実施例に係る組電池2を説明する。図1に示すように、組電池2は、6個の扁平な単位電池10から構成されている。各々の単位電池10は、枠体50に収容されている。組電池2は、隣り合う単位電池10、10に備えられた枠体50、50の扁平面62、64が重ね合わされている。組電池2において、隣り合う単位電池10、10の間に空間が形成されていない。組電池2は、扁平面62、64に垂直な方向(図1中の矢印Xの方向)から拘束されている。なお、図1において、単位電池10のパッケージ20内に収容されている発電要素(図4に示す電極体12等)の図示は省略している。
単位電池10は、一般的なリチウム二次電池である。図2に示すように、単位電池10は、パッケージ20と、正極リード14と、負極リード16を備えている。パッケージ20の内部には、図4に示すように、電極体12が収容されている。電極体12は、セパレータと正極シートとセパレータと負極シートを積層したものを、扁平渦状に捲回して形成されている。電極体12は、電解質とともにパッケージ20内に収容されている。
正極シートはアルミニウム製の集電箔で形成されており、その集電箔の表裏両面に正極活物質層が設けられている。正極活物質層には、リチウム二次電池の正極活物質が含まれている。リチウム二次電池の正極活物質には、例えば、LiMn、LiCoO、LiNiOを用いることができる。正極シートは、正極リード14に接続されている。正極リード14はアルミニウム製の板材からなる。図2に示すように、正極リード14は、パッケージ20のフランジ36を通過し、パッケージ20の外方に引き出されている。
負極シートは銅製の集電箔で形成されており、その集電箔の表裏両面に負極活物質層が設けられている。負極活物質層には、リチウム二次電池の負極活物質が含まれている。リチウム二次電池の負極活物質には、例えば、グラファイト、MCMB(メソカーボンマイクロビーズ)等の炭素材料を用いることができる。負極シートは、負極リード16に接続されている。負極リード16は銅製の板材からなる。図2に示すように、負極リード16はパッケージ20のフランジ36を通過し、パッケージ20の外方に引き出されている。
セパレータは、多孔質ポリオレフィンシートである。セパレータには電解質が染み込んでいる。
電解質は、従来から知られているリチウム二次電池用の液状の非水系電解質やゲル状のポリマー電解質を用いることができる。例えば、ジエチルカーボネート(DEC)とエチレンカーボネート(EC)の混合溶媒(例えばDEC:ECが7:3の質量比である混合溶媒)にリチウム塩として六フッ化リチウム(LiPF)を溶解した電解質を用いることができる。
図3に示すように、パッケージ20は、二枚のラミネートフィルム22、24を重ね合わせて構成されている。ラミネートフィルム22、24は、ナイロン樹脂製の外面層(保護層)26と、アルミニウム製のバリア層28と、ポリプロピレン樹脂製の溶着層30が積層されて形成されている。
パッケージ20は、向かい合った状態で略平行に伸びている扁平面32、34を有しており、この扁平面32、34の間に、電極体12や電解質といった発電要素を収容している。扁平面32、34の外周には、フランジ36が形成されている。フランジ36では、二枚のラミネートフィルム22、24が重なり合っている。
扁平面32、34におけるラミネートフィルム22、24間の距離に比して、フランジ36におけるラミネートフィルム22、24間の距離は短い。単位電池10の扁平面32、34における厚みに比して、フランジ36における厚みは薄い。
電極体12や電解質をパッケージ20に収容する方法を簡単に説明する。まず、ラミネートフィルム22の所定の位置に電極体12を配置し、次いでラミネートフィルム24で電極体12を覆う。この状態で、電極体12の周縁部(フランジ36)に位置しているラミネートフィルム24の上部から加熱溶着する。このとき、周方向に伸びているフランジ36のうち、後記する未接着領域40(図2参照)が存在する周方向の範囲を除いて、溶着層30、30同士を熱溶着させる。この段階では、フランジ36の全幅に亘って溶着層30、30同士を熱溶着させる。このとき、正極リード14と負極リード16が、溶着層30、30同士の間を伸びてフランジ36を通過するように溶着する。正極リード14と負極リード16がフランジ36を通過する範囲では、溶着層30が正極リード14と負極リード16に溶着する。
次に、溶着されなかった範囲に残されている開口から、パッケージ20内にリチウム二次電池用電解質を注入する。電解質の注入後、溶着層30、30同士を熱溶着させる。このとき、図3に示すように、フランジ36の外側の部分的領域38でのみ、溶着層30、30同士を熱溶着させる。フランジ36の内側領域には、未接着領域40を残す。図2によく示されているように、未接着領域40は、周方向に伸びるフランジ36の一部の範囲にのみ残される。周方向の一部の範囲に残されている未接着領域40が、後記する膨出部42を形成する。このようにして、パッケージ20が閉じられ、電極体12と電解質が密封される。
膨出部42の未接着領域40では、ラミネートフィルム22と24が接着されていないとはいえ、周囲の封止領域38ではラミネートフィルム22と24が接着されているために、ラミネートフィルム22と24を引き離そうとする大きな力が作用しない限り、未接着領域40のラミネートフィルム22と24は、接近している。パッケージ20内の圧力が低い場合は、ラミネートフィルム22と24は接近しており、膨出していない。しかしながら、パッケージ20内の圧力が高まると、未接着領域40ではラミネートフィルム22と24が接着されていないために、ラミネートフィルム22と24が大きく離れる。膨出部42では、ラミネートフィルム22から24までの距離、すなわち厚みが増加する。
パッケージ20内の圧力がさらに高まると、ラミネートフィルム22と24が剥離する。このとき、未接着領域40の外側では、それ以外の範囲におけるよりも封止領域38の幅が狭い(未接着領域40が存在しない周方向の範囲では、フランジ36の全幅が接着されている)ために、未接着領域40の外側の封止領域38において、ラミネートフィルム22と24が優先的に剥離する。すなわち、ラミネートフィルム22と24が剥離する場合には、未接着領域40の外側の封止領域38で優先的に剥離し、未接着領域40の外側に向けてガスが噴出する。図示はされていないが、未接着領域40の外側には、噴出するガスを受入れてガス処理装置に導くパイプが開口している。未接着領域40は、パッケージ20内の圧力が過剰に高まると開口する安全弁の一部を構成している。
図1に示すように、単位電池10は枠体50に収容されている。図2に示すように、枠体50は二つの半枠体52、54を重ね合わせて組立てられている。半枠体52と半枠体54は、左右対称に形成されている。
半枠体52と54には、重ね合わせたときに、単位電池10がちょうど収まるような収容部53が形成されている。
半枠体52と54には、正極リード14が通過するための切り欠き56と、負極リード16が通過するための切り欠き58と、膨出部42を受入れるための切り欠き60が形成されている。間に単位電池10を収容した状態で半枠体52と54を組み合わせると、切り欠き56から正極リード14が露出し、切り欠き58から負極リード16が露出し、切り欠き60に膨出部42が受入れられる。膨出部42が膨出していない限り、切り欠き60と膨出部42の間には、間隙が存在している。
半枠体52の切り欠き60の外側の壁には、端子68が移動可能に配置されている。図4に示されているように、可動端子68は円弧形状をしており、半枠体52の切り欠き60を画定する面から上面に向けて、半枠体52を貫通している。可動端子68は、図4(A)に示すように、通常は切り欠き60内に飛び出ている。前記したように、膨出部42が膨出していない限り、切り欠き60と膨出部42の間には、間隙が存在している。可動端子68は、その間隙に突出している。可動端子68には、配線74が接続されている。
半枠体54の切り欠き60の外側の壁には、端子70が移動可能に配置されている。図4に示されているように、可動端子70は円弧形状をしており、半枠体54の切り欠き60を画定する面から上面に向けて、半枠体54を貫通している。可動端子70は、図4(A)に示すように、通常は切り欠き60内に飛び出ている。前記したように、膨出部42が膨出していない限り、切り欠き60と膨出部42の間には、間隙が存在している。可動端子70は、その間隙に突出している。可動端子70には、配線76が接続されている。
半枠体52と54が組立てられた場合、切り欠き60、60によって、一つの孔が形成される。この孔は、膨出部42が安全弁として機能する場合、安全弁から排出したガスを外方に排出する孔となっている。その孔に前記したパイプが連通するように接続される。
次に、図4を参照して内圧検知装置72について説明する。検出装置72は、配線74と76の間に電流が流れるのか、流れないのかを監視している図示しない装置を備えている。
内圧検知装置72は、半枠体52に備えられた可動端子68と、可動端子68に接続されている配線74と、半枠体54に備えられた可動端子70と、可動端子70に接続されている配線76と、配線74と76の間に電流が流れるのか流れないのかを監視している装置から構成されている。通常、可動端子68、70は、接触していない(図4(A)参照)。
単位電池10内の圧力が何らかの事象(例えば充放電のくり返しによって電解質が分解してガスが発生する事象)によって単位電池10の内圧が上昇すると、膨出部42の非接着領域40にガスが入りこみ、膨出部42が膨出する。この結果、可動端子68は反時計方向に回転し、可動端子70は時計方向に回転する。この結果、可動端子68、70が接触する(図4(B)参照)。この結果、配線74と76の間に電流が流れ、そのことが検知される。内圧検知装置72を備えていると、内圧が過剰に上昇して安全弁が開放されるよりも前に、内圧が上昇したことを知ることができる。したがって、安全弁が開放される前に、必要な対策を講じることができる。また、安全弁とは別に膨出部42を用意する必要がなく、単位電池10を簡単に製作することができる。
内圧検知装置72は、組電池2を構成する全部の単位電池10に配置してもよいが、図1に示すように、一部の単位電池10のみに配置してもよい。また、本実施例の枠体50付きの単位電池10は、組電池2を構成せず、単独に用いる場合にも有用である。
<第2実施例>
図5を参照して第2実施例の枠体150と検知手段である押圧スイッチ172について説明する。枠体150と押圧スイッチ172以外の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例と重複する説明は省略する。
本実施例に係る枠体150は、第1実施例と同様に、二つの半枠体152、154を重ね合わせることで構成されている。二つの半枠体152、154のうち、半枠体154に押圧スイッチ172が内蔵されている。押圧スイッチ172は、押圧部170が枠体150の内側に突出しており、膨出部42の非接着領域40が膨れ変形したときに、膨出部42が押圧部170を押すように構成されている。
半枠体154の上部からは、押圧スイッチ172の押圧部170が膨出部42によって押されたことによって発せられた信号を伝達する配線174が引き出されている。
かかる構成によっても、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
<第3実施例>
図6を参照して第3実施例の枠体250と検知手段である圧電素子272について説明する。枠体250と圧電素子272以外の構成は第1実施例及び第2実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
本実施例に係る枠体250は、第1実施例及び第2実施例と同様に、二つの半枠体252、254を重ね合わせることで構成されている。二つの半枠体252、254のうち、半枠体252に圧電素子272が内蔵されている。圧電素子272は、圧力を受けると抵抗が変化するピエゾセラミックで構成されている。圧電素子272は、半枠体254の内側に固定された状態で備えられており、単位電池10の膨出部42が膨出すると接触するように配置されている。圧電素子272に接続されている配線274は、半枠体254を貫通しており、半枠体254の上面から引き出されている。
かかる構成によっても、第1実施例及び第2実施例と同様の効果を得ることができる。
<第4実施例>
図7を参照して第4実施例の枠体350と検知手段であるポテンショメータ372について説明する。本実施例の枠体350とポテンショメータ372以外の構成は第1実施例から第3実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
本実施例に係る枠体350は、他の実施例と同様に、二つの半枠体352、354を重ね合わせることで構成されている。二つの半枠体352、354のうち、半枠体352にポテンショメータ372が内蔵されている。ポテンショメータ372は、センサ部370が枠体350の内側に露出しており、膨出部42が膨れ変形したときにセンサ部に接触するように構成されている。ポテンショメータ372は、センサ部370が押し込まれると内部に収容している抵抗の値が変化する。
半枠体352の上部からは、ポテンショメータ372に接続されている配線374が引き出されている。
かかる構成によっても、第1実施例から第3実施例と同様の効果を得ることができる。
<変形例1>
図8と図9を参照して、変形例1の組電池402について説明する。本変形例では単位電池10に備えられる枠体450と組電池402の拘束状態について説明する。変形例1の他の構成は上述の実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
図8は一つの単位電池10が一つのフレーム状の枠体450に収容された状態を示している。単位電池10の一対の扁平面32、34が露出している。
枠体450は二つの半枠体452、454から構成されている。枠体450には、第1実施例と同じ内圧検知装置72が設けられている。内圧検知装置72は、組電池402を構成する全部の単位電池10に配置してもよいが、図9に示すように、一部の単位電池10のみに配置してもよい。検知手段は内圧検知装置72に限られず、第2実施例〜第4実施例で示した検知手段を適用してもよい。
次に図9を参照して、組電池402について説明する。図9は組電池402を構成する単位電池10の配列状態を示す断面図である。図9に示すように、組電池402は、隣り合う単位電池10、10の間に隙間が形成されておらず重ねあわされている。検知手段が扁平面32に設置されないことで、隣り合う単位電池10、10の扁平面32、34を重ね合わせることができる。また、扁平面32、34に垂直な方向(図9中の矢印Xの方向)から拘束すると、個々の単位電池10の電極体に均一な拘束荷重を加えることができる。一般に、電極体は充放電の繰り返しによって膨張現象が生じる。電極体が膨張すると、正極と負極の間の間隔が広くなる。正極と負極の間隔が広くなると、充放電時の電極反応の効率が悪くなり、単位電池10の劣化が生じ易くなる。組電池402のように、個々の単位電池10の電極体が均一に拘束されていると、正極と負極の間隔は広がりにくくなる。すると、個々の単位電池10の電極反応は効率よく進行し、単位電池10の劣化は抑制される。結果、単位電池10の集合体である組電池402は長期に亘って品質を保つことができる。
<変形例2>
図10を参照して、変形例2の組電池502について説明する。組電池502は、隣り合う単位電池10、10の間に備えられた介在部材580と組電池502の拘束状態について説明する。変形例2の他の構成は、変形例1と同様であるので重複する説明は省略する。
図10は、組電池502の構造を示す断面図を示している。組電池502は、枠体450が備えられた6つの単位電池10と、隣り合う単位電池10、10間に介在部材580が備えられている。介在部材580を介することで、単位電池10と単位電池10の間を等間隔に保つことができる。また、単位電池10の間に通風可能な状態で複数の単位電池10を拘束することができる。本変形例の組電池502は、図10に示すように矢印Xの方向から拘束されている。本変形例の組電池502には、一部の単位電池10に第1実施例と同様の内圧検知装置72が備えられている。
単位電池10は上述した変形例1と同様の枠体450が備えられている。単位電池10の扁平面32、34は露出した状態である。介在部材580は、単位電池10の扁平面32、34と平行な1つの縦板584と、縦板584の上端から下端にかけて等間隔に配置された横板582から構成されている。横板582の幅は、隣り合う単位電池10、10の間に形成された間隔と等しい。介在部材580の横板582の端辺は扁平面32、34に当接している。このような縦板584と横板582から形成された介在部材580によって隣り合う単位電池10、10の間には8つの通風路586が形成されている。この通風路586に冷却風を吹き込むことで組電池502の温度上昇が抑制される。
本変形例の組電池502では、隣り合う単位電池10、10の扁平面32、34に内圧検知手段が設置されない。従って、隣り合う単位電池10の間に介在部材580を容易に配置できる。例えば、介在部材580の横板582の端辺と扁平面32、34が当接する箇所を避け、冷却風が流れる通風路586に検知手段を配置すると、冷却風の影響で検知手段が誤作動するおそれがある。また、検知手段の配置によって、冷却風の通風状態が悪くなる。組電池502のように検知手段が扁平面32、34に配置されなければ、冷却風の影響による検知手段の誤作動は防止できる。検知手段が冷却風を乱さないため、単位電池10を一様に冷却することができる。さらに、個々の単位電池10は介在部材580を介した状態で扁平面32、34に垂直な方向(図10の矢印Xの方向)から拘束することができる。このため、個々の単位電池10の電極体には、均一な拘束荷重が加えられる。結果、変形例1と同様、組電池502は長期に亘って品質を保つことができる。
以上に説明した実施例は、種々の変更、修正、変形、及び/又は改良が可能である。本発明の要旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変更を行うことができる。従って、本発明に係る装置及び方法は、全ての周知又は後に開発された変更、修正、変形、及び/又は改良を含むことを意図する。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施例の組電池の配列を示す断面図である。 第1実施例の組電池を構成する枠体が備えられた単位電池の分解斜視図である。 第1実施例に係る膨出部の状態を示すパッケージの断面図である。 第1実施例における単位電池の内圧の上昇を検知する状況を示した模式図である。 第2実施例における単位電池の内圧の上昇を検知する状況を示した模式図である。 第3実施例における単位電池の内圧の上昇を検知する状況を示した模式図である。 第4実施例における単位電池の内圧の上昇を検知する状況を示した模式図である。 変形例の組電池を構成する単位電池を示した斜視図である。 変形例1の組電池の配列を示す断面図である。 変形例2の組電池の配列を示す断面図である。
符号の説明
2、402、502 組電池
10 単位電池
14 正極リード
16 負極リード
20 パッケージ
22、24 ラミネートフィルム
26 外面層
28 バリア層
30 溶着層
32、34 一対の扁平面
36 フランジ
38 封止領域
40 非接着領域
42 膨出部
50、150、250、350、450 枠体
52、54、152、154、252、254、352、354、452、454 半枠体
62、64 枠体の扁平面
68、70 可動端子
72 内圧検知装置
74、76、174、274、374 配線
170 押圧部
172 押圧スイッチ
272 圧電素子
370 センサ部
372 ポテンショメータ
580 介在部材
582 横板
584 縦板
586 通風路

Claims (10)

  1. 向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面を持っている単位電池の複数個を接続した組電池であり、
    前記扁平面を利用して隣接する単位電池同士を位置決めしており、
    その単位電池は、前記一対の扁平面間の厚みよりも厚みの薄い部分を有しており、
    その厚みの薄い部分に、厚みが増大したことを検知する検知手段が配置されていることを特徴とする組電池。
  2. 前記単位電池はフィルムパッケージを有しており、
    そのフィルムパッケージは、前記一対の扁平面と、その扁平面の周囲に位置するフランジを有しており、
    そのフランジの外側領域は、フィルム同士が接着している封止領域であり、
    そのフランジの内側領域は、フィルム同士が接着していない非接着領域であり、
    前記検知手段が、非接着領域に配置されていることを特徴とする請求項1の組電池。
  3. 前記非接着領域は、周方向に伸びるフランジの局所的範囲に形成されていることを特徴とする請求項2の組電池。
  4. 前記非接着領域は、内圧が過剰に上昇したときに内圧を開放する安全弁の一部を構成していることを特徴とする請求項3の組電池。
  5. 枠体を備えており、前記検知手段が枠体に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの組電池。
  6. 向かい合った状態で略平行に伸びている一対の扁平面と、前記一対の扁平面間の厚みよりも厚みの薄い部分を有する単位電池であり、
    その厚みの薄い部分に、厚みが増大したことを検知する検知手段が配置されていることを特徴とする単位電池。
  7. フィルムパッケージに収容されている単位電池であり、
    そのフィルムパッケージは、前記一対の扁平面と、その扁平面の周囲に位置するフランジを有しており、
    そのフランジの外側領域は、フィルム同士が接着している封止領域であり、
    そのフランジの内側領域は、フィルム同士が接着していない非接着領域であり、
    前記検知手段が、非接着領域に配置されていることを特徴とする請求項6の単位電池。
  8. 前記非接着領域は、周方向に伸びるフランジの局所的範囲に形成されていることを特徴とする請求項7の単位電池。
  9. 前記非接着領域は、内圧が過剰に上昇したときに内圧を開放する安全弁の一部を構成していることを特徴とする請求項8の単位電池。
  10. 枠体を備えており、前記検知手段が枠体に固定されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかの単位電池。
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