JP2007105573A - 集塵機用フイルタ交換方法及びフイルタ交換用補助具 - Google Patents

集塵機用フイルタ交換方法及びフイルタ交換用補助具 Download PDF

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Abstract

【課題】 集塵機のフイルタ交換を回収袋の集塵機への1回の取り付けと、回収袋の1度の切断作業によって、極めて簡単に、且つ、確実に行うことができるように工夫した集塵機用フイルタ交換方法とフイルタ交換用補助具を提供する。
【解決手段】 フイルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成した回収袋PNの中に、少なくともフイルタが1個分入る回収用スペース部P1をあけて新フイルタ12を収容して、この新フイルタ12を収容した部分を回収用スペース部P1とは区分けされた独立する収容スペース部P2に成形する。回収袋PNの口元PXを集塵機1のフイルタ取付口9に取付け後、蓋体10を外して使用済みフイルタ11’を回収袋の回収用スペース部P1に収め、収容スペース部P2から新フイルタ12をフイルタ取付口9に差し込んで取付ける。
【選択図】 図9

Description

本発明は、工場等の作業現場から発生するダストを収集する集塵機に実施して好適なフイルタの交換方法と、フイルタ交換用補助具に関するものである。
集塵機用フイルタの交換方法に関しては、従来より、特許文献1に記載の「密封交換型フイルタユニットにおけるフイルタ交換方法と装置」に見られるように、集塵機にフイルタ回収用のバッグ(フイルタを入れる袋)を取り付け、使用済みフイルタと遮熱板を回収してバッグの入口を切断した後に、新たなフイルタと遮熱板を入れたバッグを集塵機に取り付け、先のバッグの残部を袋の奥に回収してバッグの一部を切断することにより、新フイルタを集塵機に取付けるように構成したものが存在する。
更に、特許文献2に記載の「排気装置」には、排風機の吸引側にフイルタ装置を設置し、フイルタの取付口にフイルタの収納袋を取り付けてフイルタを回収すると共に、その他の方法を上記特許文献1と同様に構成したものが記載されている。
特開昭58−41396号公報 実開昭63−94521号公報
ところが、上記特許文献1に記載のフイルタ交換方法と装置は、集塵機にフイルタ回収用バッグを取り付け、この回収用バッグにフイルタを回収して切り離し、廃棄した後に、新たなフイルタを入れた新たなバッグを集塵機に取り付けてフイルタの交換を行うため、フイルタの交換に当たって2度の袋(バッグ)の取り付けと、2度の切り離し作業が必要になって、交換作業の工数が掛かって煩雑化する問題があった。
また、上記特許文献2に記載されているフイルタ交換方法の場合も、上記特許文献1の方法と同様に、2度の収納袋の取り付けと、2度の切り離し作業を必要とするため、前項と同様の問題があった。
従って本発明の技術的課題は、集塵機のフイルタ交換を回収袋の集塵機への1回の取り付けと、回収袋の1度の切断作業によって、極めて簡単に、且つ、確実に行うことができるように工夫した集塵機用フイルタ交換方法とフイルタ交換用補助具を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る集塵機用フイルタ交換方法は、工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換するための方法であって、フイルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成された回収袋の中に、交換用の新フイルタを収納する工程と、少なくともフイルタが1個分入る回収用のスペースを残した状態で、上記新フイルタが収納されている回収袋の部分を、当該回収用スペース部とは独立する収容スペース部に区分成形する工程と、この区分成形され、且つ、内部に新フイルタが収容されている収容スペース部の入口部分を、再開封可能な結束手段を用いて仮り閉塞する工程と、上記回収袋の口元を集塵機のフイルタ取付口に取付ける工程と、上記フイルタ取付口を密閉する蓋体を外し、この外した蓋体を上記回収袋の中に置いた状態のまま、集塵機内の使用済みフイルタを上記フイルタ取付口より取り出して上記回収袋の回収用スペース部の中に回収する工程と、上記使用済みフイルタが回収された回収用スペース部の入口部分を、上下長手方向に間隔をあけて2ヶ所固着又は緊縛する閉塞工程と、これ等2ヶ所固着又は緊縛された閉塞部の中間部を切り離して、使用済みフイルタを収めた回収用スペース部を上記回収袋から切り離す工程と、上記収容スペース部の入口を仮り閉塞していた結束手段を取り外して、収容スペース部を上記回収袋の内部に連通させる工程と、上記新フイルタを収容スペース部より上記回収袋及びフイルタ取付口を通して集塵機内部に挿入して取付ける工程と、上記回収袋内に置かれている蓋体を上記フイルタ取付口に取付けて密閉する工程とから成ることを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る集塵機用フイルタ交換方法は、前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略二股状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る集塵機用フイルタ交換方法は、前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略逆T字状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る集塵機用フイルタ交換方法は、前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略トの字状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る集塵機用フイルタ交換方法は、工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換するための方法であって、フイルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成された回収袋の中に、交換用の新フイルタを収納袋に入れ、且つ、収納袋の入口を再開放可能な結束手段を用いて仮り閉塞して収納する工程と、上記回収袋の口元を集塵機のフイルタ取付口に取付ける工程と、上記フイルタ取付口を密閉する蓋体を外し、この外した蓋体を上記回収袋の中に置いた状態のまま、集塵機内の使用済みフイルタを上記フイルタ取付口より上記回収袋の中に回収する工程と、使用済みフイルタが収容された上記回収袋の部分を、上記収納袋に入った新フイルタが収められているスペース部分とは独立する回収用スペース部に区画形成する工程と、この区分形成され、且つ、内部に使用済みフイルタが回収されている回収用スペース部の入口部分を、上下長手方向に間隔をあけて2ヶ所固着又は緊縛する閉塞工程と、これ等2ヶ所固着又は緊縛された閉塞部の中間部分を切り離して、使用済みフイルタを収めた回収用スペース部を上記の回収袋から切り離す工程と、上記新フイルタを収めた収納袋の入口を仮り閉塞している結束手段を外して、収納袋を上記回収袋に連通させる工程と、上記新フイルタを収納袋より取り出し、且つ、上記回収袋及びフイルタ取付口を通して集塵機内部に挿入して取付ける工程と、上記回収袋内に置かれている蓋体を上記フイルタ取付口に取付けて密閉する工程とから成ることを特徴としている。
(6) 更に、本発明の請求項6に係る集塵機用フイルタ交換方法は、前記新フイルタを集塵機内部に取付けた後の回収袋を、上記フイルタ取付口から取り外し、且つ、新しくフイルタ取付口に取付けられる回収袋に入れて、使用済みフイルタと一緒に処理することを特徴としている。
(7) 次に、本発明の請求項7に係る集塵機のフイルタ交換用補助具は、工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換する場合に使用する補助具であって、集塵機のフイルタ取付口の付近に補助具の全体を取り外し自在に装着することができる装着部と、集塵機のフイルタ取付口の蓋体を載置又は収納自在に構成した蓋体配置部と、2個のフイルタを並列状態に搭載可能に構成したフイルタ搭載スペースとを備え、当該フイルタ搭載スペースは、交換用の新フイルタを搭載するための予備載置部と、上記フイルタ取付口の蓋体を取り外すことによって集塵機から引き出された使用済みフイルタを搭載するための取付け載置部とによって構成されると共に、上記予備載置部に搭載されていた新フイルタを、上記取付け載置部に対して積替え自在に構成したことを特徴としている。
(8) また、本発明の請求項8に係る集塵機のフイルタ交換用補助具は、前記補助具の全体が金属製又はプラスチック製の杆材又はパイプを加工して形成されており、且つ、前記装着部が前記集塵機のフイルタ取付口の近傍に設けられたフックに対して懸掛け自在に構成されていることを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、集塵機のフイルタを交換するに当たって、フイルタが2個又は2個以上入る大きさの回収袋に予め新フイルタを入れ、新フイルタが入った収容スペース部の入口部分を再開封可能な結束手段を用いて仮り閉塞して、回収袋の口元を集塵機のフイルタ取付口に取付ける。次いで、フイルタ取付口の蓋体を外して、この蓋体を回収袋内に置いた後、集塵機より使用済みフイルタを取出して上記回収袋の回収用スペース部内に回収し、この回収用スペース部の入口を2ヶ所間隔あけて閉塞して、その中間部を切り離すことにより、使用済みフイルタを廃棄処理可能とすると共に、新フイルタが入った収容スペース部の入口を開放することにより、新フイルタを使用済みフイルタに代えて集塵機に取り付けることができる。
その結果、フイルタの交換時に回収袋の集塵機に対する取り付けを1回で済ませることができ、回収袋の切断(切り離し)も1度で済むため、交換作業が頗る簡単になって、作業者や周辺を汚染されたダストで汚すことなく、衛生的に交換作業を行うことを可能にする。
上記(2)、(3)、(4)で述べた請求項2、3、4に係る手段によれば、回収袋に新フイルタを収める収容スペース部と、使用済みフイルタを回収する回収用スペース部とが、略二股状(略逆Y字状)、略T字状、或いは、略トの字状に分かれて形成されているため、新旧フイルタの収納箇所が明確になって、各フイルタを正しく各スペース部内に収納したり、各入口の開閉作業を的確に行うことができるため、フイルタの交換作業を効率良く行うことを可能にする。
上記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、回収袋の中に新フイルタを収納した収納袋を入れてフイルタの交換作業を行うため、フイルタの交換作業を簡単に、且つ、素早く行うことを可能にする。
上記(6)で述べた請求項6に係る手段によれば、新フイルタを集塵機の内部に取り付けた後に残る回収袋は、フイルタ取付口を密閉してエアー漏れを防止すると共に、フイルタの交換時には、使用済みフイルタと一緒に回収袋に入れて廃棄処理することができるため、使用済み回収袋の廃棄処理を簡単に行うことができると共に、使用済み回収袋からのダストの飛散を防止することができる。
上記(7)と(8)で述べた請求項7、8に係る手段によれば、フイルタ取付口の部分に設けたフックを利用して取り付けた補助具を用いて、新旧双方のフイルタを補助具の予備載置部と取付け載置部を利用して行うことができ、また、フイルタ取付口から外した蓋体を、この補助具に設けた配置部に載置又は収納してフイルタの交換作業を行うことができるため、フイルタの交換作業を簡単に、且つ、安全に進めることができ、更に、大きなフイルタでも一人で容易に交換できると共に、フイルタ交換作業終了後は、この補助具を集塵機より取り外しておくことにより、集塵運転を円滑に、且つ、支障無く進めることを可能にする。
以上述べた次第で、本発明に係る集塵機用フイルタ交換方法及びフイルタ交換用補助具によれば、作業が繁雑でダストによる空気汚染の可能性が高かった集塵機用フイルタの交換作業を、一人でも簡単に、且つ、ダストを飛散させることなく衛生的に交換できるものであって、特に、有害物質を収集したフイルタを交換する場合に、有害物質が飛散して周囲の環境を悪化させたり、作業者に付着したりする問題を解消できる利点を備えている。
以下に、上述した本発明に係る集塵機用フイルタ交換方法及びフイルタ交換用補助具の実施の形態を図面と共に説明すると、図1において符号1で全体的に示したのは本発明が実施される集塵機で、2は内部にフイルタ11…を取付けた集塵機の機体、3はフイルタ11…から払い落とされたダストを溜めるホッパ、4はダスト排出用の操作ハンドル、5はダストの排出口、6はこの排出口5に取付けたダスト回収袋の残部、2Tは集塵機1の脚部、7はマノメータを示す。
更に図中、9は機体2の前面に複数並設された断面略円筒状を成すフイルタ取付口、2Hはこれ等各取付口9より差し込まれたフイルタ11を機体2内部に保持するフイルタ保持部、10はフイルタ保持部2H内に保持されたフイルタ11の口を塞ぐ蓋体で、10Rは蓋体10の開閉用ハンドルを示す。また、8は各フイルタ取付口9毎に設けられたフックで、後述するフイルタ交換用補助具は、このフック8を用いて各フイルタ取付口9の前面部に対して取付け自在に構成されている。
図2は、上記フイルタ交換用補助具20の一例を示した平面図、図3は当該補助具20を前記フック8を用いてフイルタ取付口9の前面部分に取付けた状態を示した平面図、図4は上記補助具20の側面図、図5はその正面図であって、補助具20の全体は金属製或いは強化プラスチック製の杆材又はパイプを屈曲加工したり、溶接又は溶着加工することによって構成されている。
上記フイルタ交換用補助具20は、上記図2乃至図5に示すように、集塵機1のフイルタ取付口9の前面部付近に補助具20の全体を取り外し自在に装着することができる装着部21と、フイルタの交換時に前記フイルタ取付口9から取り外した蓋体10を載置する蓋体配置部23と、新旧2個(2本)のフイルタを並列状態に搭載可能(載置可能)に構成したフイルタ載置スペース部24とによって構成されている。
更に図中、22は装着部21を構成する前記フック8に懸掛け自在な装着杆、21Aはこの装着杆22に連設した立ち上がり杆、21Tは前記蓋体配置部23を構成する載置杆、24Aと24Bは前記フイルタ搭載スペース部24を構成する取付け載置部と予備載置部で、24Xと24Yはこれ等両載置部24A,24Bを構成するフイルタ支持杆であって、前記フイルタ取付口9の延長線上に設けた取付け載置部24Aは、フイルタ交換時に上記フイルタ取付口9から取出した使用済みフイルタ11’(図7乃至図9参照)の載置台として使用し、予備載置部24Bは交換する新フイルタ12(図6、図7、図9参照)の載置台として使用する仕組みに成っている。
尚、24Zは上記両載置部24A,24Bに載置した各フイルタ11’、12の脱落防止杆であり、また、図3においてPOは上記フイルタ取付口9を塞ぐようにゴムリング13と締付けバンド14を用いて取付けられている回収袋の残部で、SAはその入口を固着又は緊縛した閉塞部であって、この回収袋の残部POは、前回のフイルタ交換時に使用した回収袋PN(図6乃至図15参照)が残ったものである。
次に、本発明に係る集塵機用フイルタ交換方法とフイルタ交換用補助具20を用いて、新旧のフイルタ12、11’を交換する手順を図6乃至図11の記載に基づいて説明する。
図6は、フイルタ交換の第1工程を示したもので、図中、PNはフイルタを少なくとも2個(2本)、又は、2個以上入る程の大きさに形成したビニール製の回収袋で、この回収袋PNの内部には、少なくともフイルタが1個分入る回収用スペース部P1を残した状態で交換用の新フイルタ12が収容され、且つ、この収容された新フイルタ12が前記フック8を用いてフイルタ取付口9の前面部に取付けられたフイルタ交換用補助具20の予備載置部24Bに載置される。
また、図中P2は上記の新フイルタ12が収納された回収袋PNの収容スペース部で、この収容スペース部P2は、新フイルタ12を収容した後に、その入口を再開封可能な結束具STで仮り閉塞することにより、上記回収用スペース部P1とは区分けされた状態(区画された状態)に構成される。
その後、第2工程に進んで、図7に示すように、前記締付けバンド14を外して、ゴムリング13と回収袋の残部POを回収袋PNの回収用スペース部P1内に落とし込み、次いで、回収袋PNの口元PXを新しいゴムリング13と上記の締付けバンド14を用いてフイルタ取付口9に装着すると共に、ハンドル10Rを操作してフイルタ取付口9の内部入口(具体的にはフイルタの口)を閉塞していた蓋体10を外し、この取り外した蓋体10を回収袋PNの中に入れた状態のまま、前記補助具20の配置部23上に載置した後、交換する使用済みフイルタ11’を回収袋PNの回収用スペース部P1内に取り出して、補助具20の取付け載置台24A上に載置する。
図8は、上記図7で説明した第2工程の状態を側面から見たものであって、図中、PVは上記補助具20の配置部23に載置した蓋体10のハンドル10Rを包むように屈曲することにより、回収袋PNの破損を防止する前記回収袋PNの屈曲部を示す。
次に、図9及び図10は第3工程を示したもので、上記使用済みフイルタ11’を収容した前記回収用スペース部P1の入口部分を、長手方向に間隔をあけて2箇所固着又は緊縛によって閉塞して閉塞部SA,SAと成し、その後、これ等2箇所の閉塞部SA,SAの中間部を切り離すことにより、使用済みフイルタ11’を回収袋の残部POと一緒に回収袋PNの回収用スペース部P1内に密閉状態に収容すると共に、これを補助具20の取付け載置台24Aから下に降ろすことにより、ダストを周囲に飛散させることなく廃棄処理することを可能にする。
その後、最終工程に進んで、前記回収袋PNの収容スペース部P2内に収容されている新フイルタ12を、そのまま補助具20の取付け載置台24Aに移し替えると共に、上記新フイルタ12を収めた収容スペース部P2の入口を仮り閉塞していた結束具STを取り外して開口した後、図11に示すように新フイルタ12を開口された回収袋PNの中を通してフイルタ取付口9より集塵機1内のフイルタ保持部2H内に嵌め込み、次いで、蓋体10をフイルタ取付口9に取付け、更に、使用済みとなった回収袋PN(この時点で残部POと成る)を図3に示すようにフイルタ取付口9を塞ぐようにその周囲に取付けて、最後に補助具20を取り外すことによって交換作業が終了する。
尚、上記のフイルタ交換用補助具20は、図3に示すように左右2本(3本以上の複数本の場合もある)のフイルタ11,11の交換が可能なように、その横幅が広く形成されているため、例えば図面上左側のフイルタ11の交換が済んだら、引き続き、同様に右側のフイルタ11の交換を可能にする。また、この右側のフイルタ11の交換に際しては、上記補助具20のフイルタ搭載スペース部24を構成する取付け載置部24Aと予備載置部24Bが、左右反対になることは勿論であって、そのために両載置部24Aと24Bは同一形状に作られている。
図12は、請求項5に記載のフイルタ交換方法を説明したものであって、この交換方法によれば、大きさHが、フィルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成された回収袋PNを使用して、以下の工程を行うことによって新旧のフイルタ12と11’を交換することができる。
即ち、上記回収袋PHの中に、交換用の新フイルタ12を収納袋PCに入れ、且つ、収納袋PCの入口を再開放可能な結束具PDを用いて仮り閉塞して収納する工程と、上記回収袋PHの口元PEを前記集塵機1のフイルタ取付口9にゴムリング13と締付けバンド14を用いて取付ける工程と、上記フイルタ取付口9を密閉する蓋体10を外し、この外した蓋体10を上記回収袋PHの中に置いた状態のまま、集塵機1内の使用済みフイルタ11’を上記フイルタ取付口9より上記回収袋PHの中に回収する工程と、使用済みフイルタ11’が収容された上記回収袋PHのスペース部分を、上記収納袋PCに入った新フイルタ12が収められているスペース部分P2とは独立する回収用スペース部P1に区画形成する工程と、この区分形成され、且つ、内部に使用済みフイルタ11’が回収されている回収用スペース部P2の入口部分を、上下長手方向に間隔をあけて2ヶ所固着又は緊縛する閉塞工程と、これ等2ヶ所固着又は緊縛された閉塞部の中間部分を切り離して、使用済みフイルタ11’を収めた回収用スペース部P1を上記の回収袋PHから切り離して、廃棄可能にする工程と、上記新フイルタ12を収めた収納袋PCの入口を仮り閉塞している結束具PDを外して、収納袋PCを上記回収袋PHに連通させる工程と、上記新フイルタ12を収納袋PCより上記回収袋PH及びフイルタ取付口9を通して集塵機1の内部に挿入して、フイルタ保持部2Hに取付ける工程と、上記回収袋PH内に置かれている蓋体10を上記フイルタ取付口9に取付けて密閉する工程とを行うことにより、新旧のフイルタ12,11’を交換することができる。
次に、フイルタ交換を容易に行うために開発された前記回収袋PNの実施例を、図13乃至図15の記載に基づいて説明する。
即ち、図13は前記請求項2に記載された回収袋PNの実施例を示したものであって、この実施例では、使用済みフイルタ11’が収容される回収用スペース部P1と、新フイルタ12が収容される収容スペース部P2とが、略二股状(略八の字状又は略逆Y字状)に形成されていて、前述したフイルタの交換作業を容易に行うことを可能にしている。尚、図中PLは収容スペース部2の入口を再開封可能な結束具ST(図6参照)で仮り閉塞する箇所を示す。
また、図14は前記請求項3に記載した全体が略逆T字状に形成された回収袋PNの実施例を示し、更に、図15は前記請求項4に記載した全体が略トの字状に形成された回収袋PNの実施例を示したものであって、いずれも新旧のフイルタ12と11’の交換を容易に、且つ、確実に行うことを可能にしている。
本発明に係る集塵機のフイルタ交換方法が実施される集塵機の一例を示した側面図。 本発明に係るフイルタ交換用補助具の平面図。 図2に示した補助具の集塵機への取付状態を説明した平面図。 図2に示した補助具の側面図。 図2に示した補助具の正面図。 フイルタ交換の第1工程を説明した平面図。 フイルタ交換の第2工程を説明した平面図。 フイルタ交換の第2工程を説明した側面図。 フイルタ交換の第3工程を説明した平面図。 フイルタ交換の第4工程を説明した平面図。 フイルタ交換の最終工程を説明した平面図。 請求項5に記載した本発明の実施例を説明した説明図。 請求項2に記載した略二股状に形成された回収袋の実施例を示した平面図。 請求項3に記載した略逆T字状に形成された回収袋の実施例を示した平面図。 請求項4に記載した略トの字状に形成された回収袋の実施例を示した平面図。
符号の説明
1 集塵機
8 フック
9 フイルタ取付口
10 蓋体
10R ハンドル
11 使用中のフイルタ
11’ 使用済みフイルタ
12 新フイルタ
20 フイルタ交換用補助具
21 装着部
23 蓋体配置部
24 フイルタ搭載スペース部
24A 取付け載置部
24B 予備載置部
PN・PH 回収袋
P1 回収用スペース部
P2 収容スペース部
PX 回収袋の口元
ST 再開封可能な結束具
SA・SA 閉塞部
PO 回収袋の残部

Claims (8)

  1. 工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換するための方法であって、
    フイルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成された回収袋の中に、交換用の新フイルタを収納する工程と、
    少なくともフイルタが1個分入る回収用のスペースを残した状態で、上記新フイルタが収納されている回収袋の部分を、当該回収用スペース部とは独立する収容スペース部に区分成形する工程と、
    この区分成形され、且つ、内部に新フイルタが収容されている収容スペース部の入口部分を、再開封可能な結束手段を用いて仮り閉塞する工程と、
    上記回収袋の口元を集塵機のフイルタ取付口に取付ける工程と、
    上記フイルタ取付口を密閉する蓋体を外し、この外した蓋体を上記回収袋の中に置いた状態のまま、集塵機内の使用済みフイルタを上記フイルタ取付口より取り出して上記回収袋の回収用スペース部の中に回収する工程と、
    上記使用済みフイルタが回収された回収用スペース部の入口部分を、上下長手方向に間隔をあけて2ヶ所固着又は緊縛する閉塞工程と、
    これ等2ヶ所固着又は緊縛された閉塞部の中間部を切り離して、使用済みフイルタを収めた回収用スペース部を上記回収袋から切り離す工程と、
    上記収容スペース部の入口を仮り閉塞していた結束手段を取り外して、収容スペース部を上記回収袋の内部に連通させる工程と、
    上記新フイルタを収容スペース部より上記回収袋及びフイルタ取付口を通して集塵機内部に挿入して取付ける工程と、
    上記回収袋内に置かれている蓋体を上記フイルタ取付口に取付けて密閉する工程とから成ることを特徴とする集塵機用フイルタ交換方法。
  2. 前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略二股状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用フイルタ交換方法。
  3. 前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略逆T字状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用フイルタ交換方法。
  4. 前記フイルタ交換用に使用する回収袋として、新フイルタを収容するための収容スペース部と、使用済みフイルタを回収するための回収用スペース部とが、略トの字状に分かれて形成されている回収袋が使用されることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用フイルタ交換方法。
  5. 工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換するための方法であって、
    フイルタが少なくとも2個、又は、2個以上入る程の大きさに形成された回収袋の中に、交換用の新フイルタを収納袋に入れ、且つ、収納袋の入口を再開放可能な結束手段を用いて仮り閉塞して収納する工程と、
    上記回収袋の口元を集塵機のフイルタ取付口に取付ける工程と、
    上記フイルタ取付口を密閉する蓋体を外し、この外した蓋体を上記回収袋の中に置いた状態のまま、集塵機内の使用済みフイルタを上記フイルタ取付口より上記回収袋の中に回収する工程と、
    使用済みフイルタが収容された上記回収袋の部分を、上記収納袋に入った新フイルタが収められているスペース部分とは独立する回収用スペース部に区画形成する工程と、
    この区分形成され、且つ、内部に使用済みフイルタが回収されている回収用スペース部の入口部分を、上下長手方向に間隔をあけて2ヶ所固着又は緊縛する閉塞工程と、
    これ等2ヶ所固着又は緊縛された閉塞部の中間部分を切り離して、使用済みフイルタを収めた回収用スペース部を上記の回収袋から切り離す工程と、
    上記新フイルタを収めた収納袋の入口を仮り閉塞している結束手段を外して、収納袋を上記回収袋に連通させる工程と、
    上記新フイルタを収納袋より取り出し、且つ、上記回収袋及びフイルタ取付口を通して集塵機内部に挿入して取付ける工程と、
    上記回収袋内に置かれている蓋体を上記フイルタ取付口に取付けて密閉する工程とから成ることを特徴とする集塵機用フイルタ交換方法。
  6. 前記新フイルタを集塵機内部に取付けた後の回収袋を、上記フイルタ取付口から取り外し、且つ、新しくフイルタ取付口に取付けられる回収袋に入れて、使用済みフイルタと一緒に処理することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の集塵機用フイルタ交換方法。
  7. 工場等の作業現場から排出されるダストを収集する集塵機のフイルタを交換する場合に使用する補助具であって、
    集塵機のフイルタ取付口の付近に補助具の全体を取り外し自在に装着することができる装着部と、
    集塵機のフイルタ取付口の蓋体を載置又は収納自在に構成した蓋体配置部と、
    2個のフイルタを並列状態に搭載可能に構成したフイルタ搭載スペースとを備え、
    当該フイルタ搭載スペースは、交換用の新フイルタを搭載するための予備載置部と、上記フイルタ取付口の蓋体を取り外すことによって集塵機から引き出された使用済みフイルタを搭載するための取付け載置部とによって構成されると共に、上記予備載置部に搭載されていた新フイルタを、上記取付け載置部に対して積替え自在に構成したことを特徴とする集塵機のフイルタ交換用補助具。
  8. 前記補助具の全体が金属製又はプラスチック製の杆材又はパイプを加工して形成されており、且つ、前記装着部が前記集塵機のフイルタ取付口の近傍に設けられたフックに対して懸掛け自在に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の集塵機のフイルタ交換用補助具。
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