JP2007104917A - 農業用遮光シート - Google Patents

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Abstract

【課題】通気性を阻害することなく、遮光することを可能とする農業用遮光シートの提供
【解決手段】単繊維が集合して形成された500デシテックス以上の熱可塑性樹脂からなる集合線条体Aを密に並べ、集合線条体Aの長さ方向に8mm以上の間隔をおいて交差する熱可塑性樹脂製の細幅線条体Bによって集合線条体Aを締止してシート状に形成してなることを特徴とする農業用遮光シート。集合線条体Aが、フラットヤーンに縦方向の切れ目を多数形成したスプリットヤーン、単繊維が収束されたマルチフィラメントであること、集合線条体Aと細幅線条体Bが絡み織によって締止されてなることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、農業、園芸、畜産分野における日覆、さらに詳しくは、通気性がよく、風圧による損傷が少なく、また、透湿性に優れた農業用遮光シートに関する。
従来、果物や花卉などの栽培において、促成栽培や防寒、防霜を目的として、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの合成樹脂シートで被覆した中で栽培する、いわゆるビニールハウス栽培が行われている。しかし、この種の合成樹脂シートで被覆したハウスは、昼間の温度上昇が大きすぎる傾向にあり、夏季においては直射日光が強く、作物に高温障害が発生し易いため作物に日覆を掛けることが行われている。
日覆は、遮光性のシートを、ポリ塩化ビニルなどのハウス用フィルムの上に掛ける方法や、ハウス用フィルムに代えて農業ハウス用枠に直接被覆する方法などがある。
かかる遮光性のシートとしては、通気性を有する寒冷紗、あるいは、モノフィラメントやフラットヤーンからなる編織物など粗目のネット状物が多く使用されている(特許文献1、2)。ネット状物は通気性がよく、特に、農業ハウス用枠体に直接被覆すると外気の流通がよく、換気性に優れるため、ハウス内の温度上昇を防止する効果が大きい。
しかし、透過光量を抑制して遮光性を高めるためには、ネット状物の網目を小さくする必要があり、その場合、換気性が犠牲とならざるを得ないという問題がある。
また、ハウス用フィルムの上に掛ける場合や、農業ハウス用枠に直接被覆する場合等、屋外に張設する場合は、遮光性シートが直接風を受けることになり、強風によってネット状物があおられる問題があり、飛ばされたり、破れたりする事故が発生する。このため、作物の日覆として使用されるシートは、遮光性と共に通気性に優れ風圧を受けない構造とすることが重要となる。
近年、軽量で安価であることからフラットヤーンを利用し、ヤーンの交点を熱融着させた平織りの遮光シートを使用することが多くなっているが、平織りの織布は、引張りに対しては強度が高いが、通気性が低く、風圧を受けて、大きくあおられ易い。また、フラットヤーンの織布は、ポリ塩化ビニルなどハウス用フィルムの上に重ねて被覆した場合、ハウス用フィルムとの接触面積が大きいためブロッキングし易く、遮光シートを取り外すのに手間がかかるという問題があった。
特開平10−290635号公報 実用新案登録第3107430号
本発明は、通気性を阻害することなく、遮光することを可能とし、風圧に対して強度の高い農業用遮光シートを提供するものである。
本発明は、かかる課題を解決するために鋭意検討した結果なされたものであって、具体的には、単繊維が集合して形成された500デシテックス以上の熱可塑性樹脂からなる集合線条体を密に並べ、集合線条体の長さ方向に8mm以上の間隔をおいて交差する熱可塑性樹脂製の細幅線条体によって集合線条体を締止してシート状に形成してなることを特徴とする農業用遮光シートを提供するものである。
また、本発明は、集合線条体がフラットヤーンに縦方向の切れ目を多数形成したスプリットヤーンである上記の農業用遮光シート、集合線条体が単繊維が収束されたマルチフィラメントである上記の農業用遮光シート、及び、集合線条体と細幅線条体が絡み織によって締止されてなる上記の農業用遮光シートを提供するものである。
本発明農業用遮光シートは、経糸または緯糸の一方に集合線条体を使用し、他方に細幅の線条体を用いて、集合線条体の長さ方向に間隔を置いて交差させて集合線条体を締止しているから、嵩高のシートとなり、太陽光の透過抑制効果が大きく、また、単繊維によって、太陽光は反射分散されるから、作物に対する日光の照射を和らげることができると同時に、細い繊維で構成され、広い間隔で締止されているから、繊維間が広く開くことが可能で、空気抵抗が少なく、空気が通り易いから、風にあおられる心配がない。
本発明の農業用遮光シート1は、図1に示すように、熱可塑性樹脂からなる集合線条体Aを密に並べると共に、集合線条体の長さ方向に8mm以上の間隔を置いて交差する熱可塑性樹脂製の細幅線条体Bによって集合線条体Aを締止してシート状とされる。
集合線条体Aとは、単繊維が束ねられて形成された線条体を意味し、マルチフィラメント、あるいは、スプリットヤーンを包含する。
また、細幅線条体Bとしては、テープ、ヤーン、スプリットヤーン、モノフィラメント、短繊維、長繊維、スパン糸等を用いることができ、これら線条体Bは必要に応じて撚糸される。
集合線条体Aとしては、図3(a)に示すように、結晶性樹脂の単層であってもよいが、図3(b)に示すように、基層5の片面に接合層6を積層し、また、図3(c)に示すように、接合層6を基層5の両面に積層することもできる。また、細幅線条体Bは、これらの他、図3(d)、(e)に示すように、シースコア構造またはサイドバイサイド構造とすることも可能である。
集合線条体A及び細幅線条体Bの単層体、あるいは積層体の基層5を構成する熱可塑性樹脂としては、延伸効果の大きい樹脂、一般には結晶性樹脂が使用され、具体的には、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・α−オレフィン系重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ビニロン等を用いることができる。中でも加工性と経済性から高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが望ましい。
接合層6は、集合線条体Aと細幅線条体Bが締止された後、集合線条体Aと細幅線条体Bとの間を接合して目ずれを防止するもので、基層5を構成する熱可塑性樹脂より融点が低く熱融着性の優れた熱可塑性樹脂が用いられる。
具体的には、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・α−オレフィン系重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系重合体、等のオレフィン系重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66のポリアミド等を用いることができ、基層の熱可塑性樹脂との関係で基層より低融点、好ましくは20℃以上融点の低い熱可塑性樹脂が選択される。特に、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体が望ましく、特に、メタロセン触媒を用いて重合した線状低密度ポリエチレンが好ましい。
集合線条体A又は細幅線条体Bを形成する熱可塑性樹脂には、無機充填材を添加することができる。無機充填材の種類としては、熱可塑性樹脂添加材として自体公知の無機充填材を使用することができ、例えば、タルク、クレー、マイカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ウオラストナイト、ゼオライト、ハイドロタルサイト、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、珪酸カルシウム等を使用することができる。
無機充填材を配合することによって風合いや保温性、または製織性を向上することができ、無機充填材の配合量は、0.1〜40重量%、好ましくは1〜30重量%である。
集合線条体A又は細幅線条体Bの基層5あるいは接合層6として用いられる熱可塑性樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができる。
具体的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ホスナイトなどの有機リン系、チオエーテル系等の酸化防止剤;ヒンダードアミン系等の光安定剤;ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系等の紫外線吸収剤;ノニオン系、カチオン系、アニオン系等の帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤;含臭素有機系、メラミン系、リン酸系、燐酸エステル系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リン等の難燃剤;有機顔料;無機顔料;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤等が挙げられる。
特に、集合線条体A又は細幅線条体Bを構成する樹脂として、ポリオレフィンが使用されたときは、ヒンダードアミンを側鎖に有するエチレン系重合体を配合することが望ましい。
上記の充填材あるいは添加剤は、適宜組み合わせて、材料組成物を調製するいずれかの工程で配合される。添加剤の配合は、従来の公知の二軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ミキシングロール等の混練装置を用いて所定割合に混合して、これを溶融混練して調製してもよいし、高濃度のいわゆるマスターバッチを作製し、これを希釈して使用するようにしてもよい。
積層体が使用される場合、その成形材料となる積層フィルムを成形する手段としては、予め基層5となるフィルムと接合層6となるフィルムを形成してドライラミネート法や熱ラミネート法を用いて複層化する手段や、基層5となるフィルムの表面に接合層6となる熱可塑性樹脂をコーティングする方法、予め形成した基層5となるフィルムに接合層6を押出ラミネートする方法、あるいは、多層共押出法によって積層フィルムとして押出成形するなどの公知の手段から適宜選択して用いればよいが、成形の容易さやコスト面、並びに、製品の各層間の接着性及び光透過性の点では、多層共押出法によって基層5と接合層6の積層体を一段で得る方法が望ましい。
また、延伸する方法としては、基層5となるフィルムを一軸方向に延伸した後、接合層6となる熱可塑性樹脂を積層し、これをテープ状にスリットしてもよく、あるいは、基層5と接合層6とが積層された積層フィルムをスリットする前、又は、スリットした後、一軸方向に延伸することによって得ることもできる。
延伸方法としては、熱ロールによる延伸、熱板による延伸、熱風炉内でロールによって延伸する方法等によって行なうことができる。延伸倍率は、3〜12倍、好ましくは5〜10倍程度が適当である。
なお、集合線条体Aには、遮光性を付与することが望ましく、集合線条体Aを構成する熱可塑性樹脂に、アルミニウム粉末、酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の光反射性粉末、あるいは、カーボンブラック等の光吸収性粉末を添加することが望ましい。また、無機充填材を添加して比較的低温で大きく延伸することによって線条体内にボイドを生じさせる方法も有力である。
集合線条体Aとしては、マルチフィラメントを使用するときは、単繊維の太さは0.05〜50デシテックスの範囲が好ましく、単繊維が収束されたマルチフィラメントの太さとしては、500〜5000デシテックス、好ましくは800〜3000デシテックスとされる。スプリットヤーンを用いるときは、一般に、500〜5000デシテックス、好ましくは800〜3000デシテックス、糸幅が1.0〜50mm、好ましくは3.0〜30mmの範囲のフラットヤーンとされ、これに縦方向に多数の切れ目を入れて開繊して用いられる。
細幅線条体Bの太さは10〜5000デシテックスの範囲が好ましく、フラットヤーンであれば糸幅が0.5〜30mm、好ましくは1.0〜20mm、厚さが10〜150μm、好ましくは20〜100μmの範囲が望ましい。モノフィラメントであれば繊維径が0.1〜1.5mm、好ましくは0.2〜1mmの範囲が望ましい。
得られた集合線条体A及び細幅線条体Bは、図1に示すように、集合線条体Aを密に並べ、これに細幅線条体Bを交差させて締止することによってシート状体とされる。
集合線条体Aを締止する方法としては、間隔を置いて細幅線条体Bを平行に配設し、集合線条体Aと細幅線条体Bの交差部を平織りとしてもよく、また、絡み織することもできる。さらに、細幅線条体Bを経メリヤス編みとして集合線条体Aを係止することもできる。従って、細幅線条体Bはメリヤス編みのように一本が単独で集合線条体Aを締止する場合もあれば2本一組となって締止する場合もある。また、2本一組が2列以上を形成する細幅線条体B群によって締止することもできる。2列以上の細幅線条体B群によって締止するときは、群内の細幅線条体Bは可及的近接して配し、細幅線条体B群間は間隔を置くようにされる。
しかして、本発明は、集合線条体Aを細幅線条体Bで締止させる場合、8mm以上、好ましくは10mm以上100mm以下、さらに好ましくは15mm以上100mm以下の非締止部が集合線条体Aに生じるように締止される。細幅線条体B間の間隔をあけて集合線条体Aに非締止部が生じるようにすることによって、集合線条体Aの嵩高性を阻害することなくシート状とすることができ、遮光性、通風性の優れたシートとすることができる。
本発明農業用遮光シートの質量は20〜300g/mであることが望ましく、20g/m未満であると耐久性や強度に劣り、300g/mを超えると展張する作業者に負担が大きく、また内張りカーテン資材として使用する場合は、被覆するためのワイヤーなどに過剰な負荷がかかり故障の原因となる。
本発明農業用遮光シート1は、必要に応じて表面を親水性化する処理が行われる。親水性化処理によって、結露によって生じた水滴が作物の上に落ちることを防ぐことができる。親水性化処理は、火炎処理、コロナ処理やプラズマ処理等の物理的処理、あるいは、界面活性剤等を熱可塑性樹脂中に添加し、樹脂表面にブリードアウトさせる方法や親水性樹脂等をコーティングする等の化学的処理を利用することができる。なお、親水性化処理は、織成する前の集合線条体A又は細幅線条体Bに行うことができ、また、織成した後シートに対して行うことができる。
本発明農業用遮光シートは、作物の日覆、あるいは、図2に示すように、ハウス2の外側等に張設してハウス用シートとして使用することができる。
(測定法)
1)遮光率:JIS L1055 カーテンの遮光性試験方法A法に準拠
2)通気性:ブロアの全面に円筒を取り付け、円筒中心部の風速を4.5m/sに設定した後、円筒先端部測定試料を取り付け通過する風量が3.7mとなる時間を測定した。
3)ブロッキング:5cmに切り出した市販の農業用ビニルと遮光性シート試料を重ね、重ね分5cm×5cmに5kgの重錘をのせ、70℃の恒温槽内に静置し、24時間後に取り出し、遮光性シート試料と農業用ビニルの接着力を引張試験機によって測定した。
(実施例1)
高密度ポリエチレン(密度0.956、MFR0.55)に黒色顔料2重量部を添加してインフレーション成形法によってフィルムとし、得られたフィルムをレザーによってスリットした。次いで、温度110℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行い、糸幅12mm、肉厚19μmのフラットヤーンを得た。これを針刃ロールによって縦方向の切れ目を多数形成してスプリットヤーンとした。
また、高密度ポリエチレン(密度0.955、MFR0.8)を押出機によってストランドを押出し成形し、温度110℃の熱風循環式オーブンを用いて7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行い、直径0.3mmのモノフィラメントを得た。
得られたスプリットヤーンを緯糸として、2本1組のモノフィラメントを2組ずつ30mmの間隔で交差させて絡み織をしてシートを得た。
(比較例1)
実施例1において、フラットヤーンを開繊することなく、直接使用した他は実施例1に準拠してシートを得た。フラットヤーンの幅、打込み本数を表1の通りとした他は実施例1に準拠して遮光シートを得た。得られたシートの評価結果は表1のとおりであった。
(比較例2)
実施例1において、経糸、緯糸とも幅1.6mmのフラットヤーンを用い、絡み織を平織とした他は実施例1に準拠してシートを得た。得られたシートの評価結果は表1の通りであった。
Figure 2007104917
本発明遮光シートの例を示す斜視図 本発明遮光シートの使用例を示す斜視図 線条体の例を示す縦断面図
符号の説明
A.集合線条体
B.細幅線条体
1.農業用遮光シート
2.農業用ハウス
5.基層
6.接合層

Claims (4)

  1. 単繊維が集合して形成された500デシテックス以上の熱可塑性樹脂からなる集合線条体を密に並べ、集合線条体の長さ方向に8mm以上の間隔をおいて交差する熱可塑性樹脂製の細幅線条体によって集合線条体を締止してシート状に形成してなることを特徴とする農業用遮光シート。
  2. 集合線条体が、フラットヤーンに縦方向の切れ目を多数形成したスプリットヤーンである請求項1に記載の農業用遮光シート。
  3. 集合線条体が、単繊維が収束されたマルチフィラメントである請求項1に記載の農業用遮光シート。
  4. 集合線条体と細幅線条体が絡み織によって締止されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の農業用遮光シート。
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