JP2007081500A - 画像処理装置、動画像データのフィールド・オーダを決定する方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
予めフィールド・オーダの設定を行わなくても正しいフィールド・オーダにより動画像の処理を行うこと。
【解決手段】
本発明における画像処理装置は、動画像データのフィールド・オーダを決定する画像処理装置であって、動画像データの第1フィールド・タイプのフィールド・データと第2フィールド・タイプのフィールド・データとを取得し、比較してそれらの間の動きを表す動きデータを検出する動きデータ検出部と、動きデータを使用して動画像データのフィールド・オーダを判定するフィールド・オーダ判定部と、判定結果に応じてフィールド・データを処理するフィールド・データ処理部とを備える画像処理装置である。このような構成により、正しいフィールド・オーダにて画像処理を行うことが可能となる。
【選択図】図1
Description
発明の実施の形態1における画像処理システムは、フレーム毎に格納された画像データをフィールド毎に再生する場合にフィールド・オーダを判定し、正しいフィールド・オーダにて動画像を再生することができる画像処理システムである。本実施例でのフィールド・タイプは、第1フィールド・タイプであるトップ・フィールドのフィールド・データと第2フィールド・タイプであるボトム・フィールドのフィールド・データより構成されているものとする。
発明の実施の形態1では、再生時のフィールド・オーダの判定を行ったが、本発明における画像処理システムは、動画像を入力してフレーム・データを作成する場合のフィールド・オーダの判定にも利用することが可能である。
発明の実施の形態1における画像処理システムにおいて、入力画像データ記憶部と画像データ変換部の間にバッファを設けることにより、先頭のフレームから正しいフィールド・オーダを設定可能にした例である。図13は、本発明の実施の形態3における画像処理システムの構成を示す図である。
発明の実施の形態3における画像処理システムは、発明の実施の形態1における画像処理システムにバッファを設けたものであるが、同様に発明の実施の形態2における画像処理システムにバッファを設けた構成にすることにより、発明の実施の形態3と同様にフィールド毎に画像データを入力しフレーム化を行う際に先頭のフィールドから正しくフレーム化を行うことが可能となる。
発明の実施の形態3、4では、バッファを用いることにより先頭のフィールドから正しいフィールド・オーダの設定が可能となるが、バッファを用いずに画像データの先頭にフィールド・オーダ判定用の画像データを組み込むことにより先頭のフィールドから正しいフィールド・オーダを設定することが可能となる。
上述の例では、画像処理システム内の各処理をそれぞれ専用の回路にて行っていたが、これを、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)を用いてプログラムにより行うようにしてもよい。このとき、CPUはプログラムに従って動作する。この場合、CPUは、動きベクトル検出部、動きベクトル比較部、出力画像データ変換部、入力画像データ変換部、インターレース画像処理部の処理を行う。また、RAMは、画像データ記憶部、フィールド・バッファ、動きベクトル・バッファの処理及びプログラムやプログラムで使用するデータの格納を行う。
11 フィールド・オーダ判定部
111 フィールド・バッファ
112 ベクトル検出部
113 ベクトル・バッファ
114 ベクトル比較部
12 出力画像データ変換部
13 インターレース画像処理装置
20 インターレース画像処理装置
22 入力画像データ変換部
23 画像データ記憶部
34 バッファ
44 バッファ
4 入力画像データフレーム化回路
41 インターレース画像処理装置
42 フィールド・オーダ設定回路
43 入力画像変換処理回路
44 フレーム画像記憶部
5 フレーム画像データ出力回路
51 フレーム画像記憶部
52 フィールド・オーダ設定回路
53 出力画像変換処理回路
54 インターレース画像処理装置
30 トップ・フィールド
31 ボトム・フィールド
32 フレーム
33 トップ・フィールド
34 ボトム・フィールド
35 フレーム
36 トップ・フィールド
37 ボトム・フィールド
38 フレーム
Claims (18)
- 動画像データのフィールド・オーダを決定する画像処理装置であって、
動画像データの第1フィールド・タイプのフィールド・データと第2フィールド・タイプのフィールド・データとを取得し、前記第1タイプ・フィールド・データと第2タイプ・フィールド・データとを比較してそれらの間の動きを表す動きデータを検出する動きデータ検出部と、
前記検出した動きデータを使用して前記動画像データのフィールド・オーダを判定するフィールド・オーダ判定部と、
前記フィールド・オーダ判定部の判定結果に応じてフィールド・データを処理するフィールド・データ処理部と
を備える画像処理装置。 - 前記動きデータ検出部は、
設定されたフィールド・オーダに従った複数のフィールド・データにおいて、N番目の第1タイプ・フィールド・データとN+k番目の第2タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第1動きデータを検出し(Nは0以上の整数、kは自然数)、
前記N+k番目の第2タイプ・フィールド・データとN+2k番目の第1タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第2動きデータを検出し、
前記フィールド・オーダ判定部は、前記第1及び第2動きデータ間の比較結果を使用して前記設定されたフィールド・オーダの正誤を判定する、請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記動きデータ検出部は、さらに、前記N+2k番目の第1タイプ・フィールド・データとN+3k番目の第2タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第3動きデータを取得し、
前記フィールド・オーダ判定部は、前記第1及び第2動きデータ間の比較結果に加えて、前記第2及び第3動きデータ間の比較結果を使用して前記設定されたフィールド・オーダの正誤を判定する、請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記第1及び第2の動きデータは動きの方向の情報を含み、
前記設定されたフィールド・オーダが誤であるとの判定条件は、前記第1及び第2の動きデータの動きの方向が逆であることを含む、請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記第1、第2及び第3の動きデータは動きの方向の情報を含み、
前記設定されたフィールド・オーダが誤であるとの判定条件は、前記第1及び第2の動きデータの動きの方向が逆であること及び前記第2及び第3の動きデータの動きの方向が逆であることを含む、請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記第1、第2及び第3の動きデータは動きの大きさの情報をさらに含み、
前記設定されたフィールド・オーダが誤であるとの判定条件は、前記前記第1及び第2の動きデータの比が基準値を超えていること及び前記第2及び第3の動きデータの比が前記基準値を超えていることをさらに含む、請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記フィールド・オーダ判定部は、動画像データに本来の画像データと別に組み込まれているフレーム・オーダ判定用データを使用してフレーム・オーダの判定を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記フィールド・オーダ判定部が、その判定処理に使用するフィールド・データを格納するデータ・バッファをさらに備え、
前記フィールド・データ処理部は、前記フィールド・オーダ判定部の判定後に前記データ・バッファに格納されているフィールド・データを取得する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 動画像データのフィールド・オーダを決定する方法であって、
動画像データの第1フィールド・タイプのフィールド・データと第2フィールド・タイプのフィールド・データとを取得し、
前記第1タイプ・フィールド・データと第2タイプ・フィールド・データとを比較してそれらの間の動きを表すデータを取得し、
前記取得した動きを表すデータを使用して前記動画像データのフィールド・オーダを判定する、方法。 - 前記動きを表すデータはフィールド・データ間の動きの方向の情報を含む、請求項9に記載の方法。
- 前記動きを表すデータはフィールド・データ間の動きの大きさの情報を含む、請求項9または10に記載の方法。
- 設定されたフィールド・オーダに従った複数のフィールド・データの中から、N番目の第1タイプ・フィールド・データとN+k番目の第2タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第1動きデータを取得し(N及びkは自然数)、
前記N+k番目の第2タイプ・フィールド・データとN+2k番目の第1タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第2動きデータを取得し、
前記第1及び第2動きデータ間の比較結果を使用して前記設定されたフィールド・オーダの正誤を判定する、請求項9に記載の方法。 - 前記フレーム・オーダの判定は、動画像データに本来の画像データと別に組み込まれているフレーム・オーダ判定用データを使用して行う、請求項9に記載の方法。
- 動画像データのフィールド・オーダを決定するプログラムであって、
動画像データの第1フィールド・タイプのフィールド・データと第2フィールド・タイプのフィールド・データとを取得し、
前記第1タイプ・フィールド・データと第2タイプ・フィールド・データとを比較してそれらの間の動きを表すデータを取得し、
前記取得した動きを表すデータを使用して前記動画像データのフィールド・オーダを判定する、プログラム。 - 前記動きを表すデータはフィールド・データ間の動きの方向の情報を含む、請求項14に記載のプログラム。
- 前記動きを表すデータはフィールド・データ間の動きの大きさの情報を含む、請求項14または15に記載のプログラム。
- 設定されたフィールド・オーダに従った複数のフィールド・データの中から、N番目の第1タイプ・フィールド・データとN+k番目の第2タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第1動きデータを取得し(N及びkは自然数)、
前記N+k番目の第2タイプ・フィールド・データとN+2k番目の第1タイプ・フィールド・データとの間の動きを表す第2動きデータを取得し、
前記第1及び第2動きデータ間の比較結果を使用して前記設定されたフィールド・オーダの正誤を判定する、請求項14に記載のプログラム。 - 前記フレーム・オーダの判定は、動画像データに本来の画像データと別に組み込まれているフレーム・オーダ判定用データを使用して行う、請求項14に記載のプログラム。
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