JP2007075780A - マンガン含有水の処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】沈降促進材を循環使用するようにした凝集沈殿処理を用い、酸化剤として実質的に塩素剤のみを用いて、簡単にかつ効率よく溶解性のマンガンを酸化して除去できるようにした、マンガン含有水の処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】凝集槽、フロック形成槽、沈殿槽、沈殿槽下部からの沈殿物引き抜き手段、沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段を備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤と沈降促進材を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて沈殿槽にて沈殿分離させ、凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材をフロック形成槽に戻して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理するに際し、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いるマンガン含有水の処理方法及び装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶解性マンガンを含有する水の処理方法及び処理装置に関し、とくに、浄水処理、工業用水処理、下水処理、排水処理において、溶解性マンガンの酸化と酸化したマンガンを除去する、マンガン含有水の処理方法及び装置に関するものである。
撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く手段とその引き抜いた沈殿物を比重及び粒径により分離するためのサイクロン等の分離手段を備えた凝集沈殿装置において、凝集槽にて被処理水に酸化剤、pH調整用の酸またはアルカリ、無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて有機高分子凝集剤と沈降促進材とを添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させ、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物をサイクロン等の分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を凝集槽に輸送して再利用するようにした凝集沈殿装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。このような凝集沈殿装置においては、上記酸化剤としては、例えば次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素、過マンガン酸等が用いられ、pH調整用の酸またはアルカリとしては、例えば硫酸、塩酸、水酸化ナトリウム、消石灰、ソーダ灰等が用いら、凝集剤としては、例えばポリ塩化アルミニウム(以下PACと略称することもある。)、硫酸バンド、硫酸第二鉄、塩化第二鉄等が用いられる。沈降促進材としては、二酸化ケイ素を主成分とする粒状物(ケイ砂)等が用いられている。
ところで、酸化剤を被処理水に添加するのは、溶解性の鉄やマンガンといった金属類を酸化物に変えて、凝集沈殿やろ過処理にて除去可能とするためである。また、酸化剤として塩素剤を用いる場合には、有機物の分解、殺菌、殺藻等の目的もある。また、溶解性の鉄、マンガンを除去する方法として、被処理水に塩素剤を加え、マンガン砂ろ過装置に通水する、ろ過による方法もある。
特開2000−334209号公報 特開2004−267855号公報
被処理水中に含まれる溶解性のマンガンは、塩素剤だけでは完全に酸化できないため、過マンガン酸カリウムを用いたり、塩素剤と過マンガン酸カリウムの両方を用いたりしてマンガンを不溶態のマンガン酸化物とする処理がなされることがある。被処理水のpHを10以上とすれば、塩素だけでもマンガンを酸化することは可能であるが、pHを上げるためにアルカリを大量に使用すると、通常、処理水のpHは排水基準等の面から5.8〜8.6とする必要があることから、最終的に硫酸や塩酸といった酸まで添加する必要が生じることになり、経済性の面で不利になる。
また、過マンガン酸カリウムを用いれば、溶解性マンガンの酸化は容易ではあるが、過マンガン酸カリウムは粉体を溶解させる必要があり、また、注入率の制御が難しいため、単独ではあまり用いられない。塩素剤と併用すれば注入率の制御は多少容易にはなるが、二種類の薬剤を常に使用しなければならないという問題が残る。
さらに、マンガン砂を用いたろ過法の場合、塩素剤のみでマンガンの酸化と除去が可能ではあるものの、被処理水中に濁質や鉄が高濃度で含まれている場合には、前段に酸化処理を含む凝集沈殿処理または加圧浮上処理が必要となり、処理システムが大がかりで複雑なものとなる。
そこで本発明の課題は、沈降促進材を循環使用するようにした凝集沈殿処理を用い、酸化剤として実質的に塩素剤のみを用いて、簡単にかつ効率よく溶解性のマンガンを酸化して除去できるようにした、マンガン含有水の処理方法及び装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るマンガン含有水の処理方法は、撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段(例えば、沈殿物を比重や粒径により分離するサイクロン)とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤と沈降促進材を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材をフロック形成槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とする方法からなる。
また、もう一つの本発明に係るマンガン含有水の処理方法は、撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤と沈降促進材を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を凝集槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とする方法からなる。
さらに、もう一つの本発明に係るマンガン含有水の処理方法は、撹拌機を備えた混和槽と撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、混和槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と沈降促進材を添加し、凝集槽にて無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を混和槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とする方法からなる。
すなわち、これら本発明に係るマンガン含有水の処理方法においては、沈降促進材の添加、回収位置は異なるものの、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることに特徴がある。
上記マンガン酸化物を含む粒状物としては、マンガン酸化物により被覆されている粒状物を用いることができ、該マンガン酸化物により被覆されている粒状物としては、例えば、いわゆるマンガン砂であるを用いることができる。あるいは、上記マンガン酸化物を含む粒状物として、マンガン酸化物自体で形成された粒状物を用いることもできる。
また、上記被処理水に添加する塩素剤としては、例えば、次亜塩素酸ナトリウム、液化塩素溶解液及び二酸化塩素のいずれかを用いることができる。
また、上記被処理水に添加する塩素剤として次亜塩素酸ナトリウムを用い、沈殿槽出口からの処理水中の遊離塩素濃度を測定する手段(つまり、残留塩素濃度計)を設けて、その値が0.1〜1.0mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウムの注入率を制御することができる。
本発明に係るマンガン含有水の処理装置は、撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤と沈降促進材を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材をフロック形成槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とする装置からなる。
また、もう一つの本発明に係るマンガン含有水の処理装置は、撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤と沈降促進材を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を凝集槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とする装置からなる。
さらに、もう一つの本発明に係るマンガン含有水の処理装置は、撹拌機を備えた混和槽と撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、混和槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と沈降促進材を添加し、凝集槽にて無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を混和槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とする装置からなる。
すなわち、これら本発明に係るマンガン含有水の処理装置においては、沈降促進材の添加、回収位置は異なるものの、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることに特徴がある。
上記マンガン酸化物を含む粒状物としては、マンガン酸化物により被覆されている粒状物からなる構成とすることができ、該マンガン酸化物により被覆されている粒状物としては、例えば、いわゆるマンガン砂とすることができる。あるいは、上記マンガン酸化物を含む粒状物として、マンガン酸化物自体で形成された粒状物からなる構成とすることもできる。
また、上記被処理水に添加する塩素剤は、例えば、次亜塩素酸ナトリウム、液化塩素溶解液及び二酸化塩素のいずれかとすることができる。
また、上記被処理水に添加する塩素剤が次亜塩素酸ナトリウムからなり、沈殿槽出口からの処理水中の遊離塩素濃度を測定する手段を有し、かつ、かつその測定手段における値が0.1〜1.0mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウムの注入率を制御する手段を有する構
なお、本発明に係るマンガン含有水の処理方法及び装置において、マンガン酸化物を含む粒状物からなる沈降促進材の粒径は、特に限定されないが、平均粒径として20〜200μmのものが、処理効果の面から好ましい。
本発明に係るマンガン含有水の処理方法及び装置によれば、溶解性のマンガンを含む被処理水を凝集沈殿処理を用いて処理するに際し、マンガン酸化物を含む粒状物からなる沈降促進材を用いることにより、酸化剤として塩素剤のみを用いて溶解性マンガンを酸化し、かつ酸化したマンガンを除去することが可能となる。したがって、簡単にかつ効率よく溶解性のマンガンを酸化して除去できるようになる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、実施例に基づいて、図面を参照しながら説明する。
ダム水を原水とする浄水処理において、精密ろ過(MF膜ろ過)処理の前処理として、本発明における凝集沈殿処理及び鉄、マンガンの酸化及び除去を行った。膜ろ過処理を行う場合、原水(被処理水)中に溶解性の金属、特にマンガンが含まれていると、膜面上で酸化し、水が透過する孔を塞ぐ、いわゆる目詰まり(ファウリング)を起こしてしまう。そのため、膜ろ過の前で溶解性の金属を酸化、できれば酸化物とした後に除去しておくことが望ましい。なお、ここでは精密ろ過としたが、緩速ろ過、急速ろ過、限外ろ過等の除濁ろ過方法を採用することが可能である。
本原水には、懸濁成分(濁度)、色度、有機物の他にダム底泥から溶出した鉄、マンガンが含まれており、精密ろ過を行う前に鉄、マンガンを酸化あるいは酸化後に除去しておく必要がある(特に本発明では、溶解性のマンガンを除去対象としている)。そこで、精密ろ過の前段に本発明に係る方法及び装置にて溶解性の鉄、マンガンの酸化、酸化した鉄、マンガンの除去を行った。なお、本発明に係る方法及び装置では、本来の機能である凝集沈殿処理により、濁度、色度、有機汚物も同時に除去することが可能である。
本発明に係る方法及び装置の具体的な実施例を図1〜図3に示す。図1は実施例1の装置フローを示しており、図1のフロー自体は従来法と同じで、使用する沈降促進材が通常のケイ砂(従来法)か、ケイ砂に酸化マンガンを被覆させたマンガン砂(実施例1)かの違いのみである。図2に示す実施例2では、沈降促進材の添加位置(戻し位置)をフロック形成槽から凝集槽へ変更した。沈降促進材はマンガン砂とした。図3に示す実施例3では、凝集槽の前段に混和槽を設置し、沈降促進材の添加位置(戻し位置)を混和槽とした。沈降促進材はマンガン砂とした。
まず、図1〜図3に示した実施例1〜3の装置構成について説明する。
図1に示す実施例1のマンガン含有水の処理装置1においては、凝集沈殿装置2が、撹拌機3を備えた凝集槽4と、撹拌機5を備えたフロック形成槽6と、槽内上部に傾斜板7を備えた沈殿槽8と、該沈殿槽8の下部から沈殿物9を引き抜く引き抜き手段10としての汚泥循環ポンプ11及びその引き抜きライン12と、引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段としてのサイクロン13とを備えている。溶解性のマンガンを含有する被処理水としての原水14が凝集槽4に導入され、凝集槽4にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤15(図示例では、次亜塩素酸ナトリウム)と無機凝集剤16(図示例では、ポリ塩化アルミニウム〔PAC〕)が各ポンプ17、18を介して添加され、フロック形成槽6にて、凝集助剤としての高分子凝集剤19(本例では、ノニオン性アクリルアミドポリマー)がポンプ20を介して添加されるとともに、沈降促進材21が添加され、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材21とが凝集されて、沈殿槽8にて沈殿分離され、さらに凝集沈殿した沈殿物9が分離手段としてのサイクロン13により汚泥22と沈降促進材21とに分離された後、分離された沈降促進材21がフロック形成槽6に輸送されて再利用されるようになっている。従来法では、沈降促進材としてケイ砂が用いられていたが、本発明の実施例1ではマンガン砂を用いた。実施例2、3でも同様に、沈降促進材としてマンガン砂を用いた。
図2に示す実施例2のマンガン含有水の処理装置41においては、沈降促進材21の添加位置(戻し位置)をフロック形成槽6から凝集槽4に変更し、その他の構成については実質的に図1に示した実施例1と同じとした。図3に示す実施例3のマンガン含有水の処理装置51においては、凝集槽4の前段に攪拌機52を備えた混和槽53を設置し、沈降促進材21の添加位置(戻し位置)を混和槽53とした。その他の構成については実質的に図1に示した実施例1と同じとした。
これら図1〜図3に示した装置においては、沈殿槽8の上部(出口)からの処理水23中の遊離塩素濃度が残留塩素濃度計24によって自動測定できるようになっており、処理水23は、ろ過入口弁25を介し精密ろ過装置26に導入されてろ過されるようになっている。ろ過された処理水27は、処理水弁28を介して一旦逆洗水槽29に貯留され、そこから浄水30として所定の行き先に送られるようになっている。この逆洗水槽29に貯留された浄水30は、逆洗水31としてポンプ32により精密ろ過装置26に送ることができるようになっており、逆洗後の逆洗排水33は逆洗排水弁34を介して排出されるようになっている。
上記装置の仕様、運転条件は以下の通りである。
・処理水量:9.5m3/h
・原水濁度:3.7〜4.5度、平均濁度4.0度
・凝集沈殿装置:スキッド本体寸法:2.3mW×1.5mD×3.4mH
混和槽:図3の装置の場合のみ設置
凝集槽:0.44m3、撹拌機付き
フロック形成槽:0.50m3、撹拌機付き
沈殿槽:0.50m3、(表面積0.25m2、0.5m ×0.5m)
汚泥循環量:0.5m3/h
・汚泥濃縮槽:1m3(図示略)
・塩素剤:次亜塩素酸ナトリウム、沈殿処理水の遊離塩素濃度が0.7mg/Lとなるように添加
・凝集剤:PAC 、注入率20〜50mg/L
・凝集助剤:ノニオン性アクリルアミドポリマー、分子量1600万、
注入率0.2〜0.5mg/L
・沈降促進材:従来法:ケイ砂
本発明の実施例1〜3:マンガン砂
表1に従来法と本発明の実施例1〜3の処理水中のマンガン濃度、鉄濃度を示す。なお、原水は溶解性のマンガン、鉄濃度で、他は全マンガン、全鉄の濃度である。表1に示すように、実施例1〜3のいずれにおいても、従来法よりもマンガン、鉄濃度が低減できていることが分かる。なお、参考として、水道水質基準値は、鉄が0.3mg/L、マンガンが0.05mg/Lである。
本発明に係るマンガン含有水の処理方法及び装置は、溶解性マンガンの除去が要求されるあらゆる浄水処理、工業用水処理、下水処理、排水処理等に適用することができる。
本発明の実施例1に係るマンガン含有水の処理装置の機器系統図である。 本発明の実施例2に係るマンガン含有水の処理装置の機器系統図である。 本発明の実施例3に係るマンガン含有水の処理装置の機器系統図である。
符号の説明
1、41、51 マンガン含有水の処理装置
2 凝集沈殿装置
3 撹拌機
4 凝集槽
5 撹拌機
6 フロック形成槽
7 傾斜板
8 沈殿槽
9 沈殿物
10 引き抜き手段
11 汚泥循環ポンプ
12 引き抜きライン
13 分離手段としてのサイクロン
14 被処理水としての原水
15 塩素剤としての次亜塩素酸ナトリウム
16 無機凝集剤としてのポリ塩化アルミニウム(PAC)
17、18、20 ポンプ
19 高分子凝集剤としてのポリマー
21 沈降促進材
22 汚泥
23 処理水
24 残留塩素濃度計
25 ろ過入口弁
26 精密ろ過装置
27 ろ過された処理水
28 処理水弁
29 逆洗水槽
30 浄水
31 逆洗水
32 ポンプ
33 逆洗排水
34 逆洗排水弁
52 撹拌機
53 混和槽

Claims (16)

  1. 撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤と沈降促進材を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材をフロック形成槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とするマンガン含有水の処理方法。
  2. 撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤と沈降促進材を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を凝集槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とするマンガン含有水の処理方法。
  3. 撹拌機を備えた混和槽と撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、混和槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と沈降促進材を添加し、凝集槽にて無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を混和槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する方法であって、沈降促進材としてマンガン酸化物を含む粒状物を用いることを特徴とするマンガン含有水の処理方法。
  4. 前記マンガン酸化物を含む粒状物として、マンガン酸化物により被覆されている粒状物を用いる、請求項1〜3のいずれかに記載のマンガン含有水の処理方法。
  5. 前記マンガン酸化物により被覆されている粒状物がマンガン砂である、請求項4に記載のマンガン含有水の処理方法。
  6. 前記マンガン酸化物を含む粒状物として、マンガン酸化物自体で形成された粒状物を用いる、請求項1〜3のいずれかに記載のマンガン含有水の処理方法。
  7. 前記被処理水に添加する塩素剤として、次亜塩素酸ナトリウム、液化塩素溶解液及び二酸化塩素のいずれかを用いる、請求項1〜6のいずれかに記載のマンガン含有水の処理方法。
  8. 前記被処理水に添加する塩素剤として次亜塩素酸ナトリウムを用い、沈殿槽出口からの処理水中の遊離塩素濃度を測定する手段を設けて、その値が0.1〜1.0mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウムの注入率を制御する、請求項1〜7のいずれかに記載のマンガン含有水の処理方法。
  9. 撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤と沈降促進材を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材をフロック形成槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とするマンガン含有水の処理装置。
  10. 撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、凝集槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と無機凝集剤と沈降促進材を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を凝集槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とするマンガン含有水の処理装置。
  11. 撹拌機を備えた混和槽と撹拌機を備えた凝集槽と撹拌機を備えたフロック形成槽と沈殿槽と該沈殿槽下部から沈殿物を引き抜く引き抜き手段と引き抜いた沈殿物を汚泥と沈降促進材とに分離する分離手段とを備え、混和槽にてマンガンを含有する被処理水に塩素剤と沈降促進材を添加し、凝集槽にて無機凝集剤を添加し、フロック形成槽にて高分子凝集剤を添加し、被処理水中の懸濁物質と沈降促進材とを凝集させて、沈殿槽にて沈殿分離させ、さらに凝集沈殿した沈殿物を分離手段により汚泥と沈降促進材とに分離した後、沈降促進材を混和槽に輸送して再利用する凝集沈殿装置を用いてマンガン含有水を処理する装置であって、沈降促進材がマンガン酸化物を含む粒状物からなることを特徴とするマンガン含有水の処理装置。
  12. 前記マンガン酸化物を含む粒状物が、マンガン酸化物により被覆されている粒状物からなる、請求項9〜11のいずれかに記載のマンガン含有水の処理装置。
  13. 前記マンガン酸化物により被覆されている粒状物がマンガン砂である、請求項12に記載のマンガン含有水の処理装置。
  14. 前記マンガン酸化物を含む粒状物が、マンガン酸化物自体で形成された粒状物からなる、請求項9〜11のいずれかに記載のマンガン含有水の処理装置。
  15. 前記被処理水に添加する塩素剤が、次亜塩素酸ナトリウム、液化塩素溶解液及び二酸化塩素のいずれかからなる、請求項9〜14のいずれかに記載のマンガン含有水の処理装置。
  16. 前記被処理水に添加する塩素剤が次亜塩素酸ナトリウムからなり、沈殿槽出口からの処理水中の遊離塩素濃度を測定する手段を有し、かつ、かつその測定手段における値が0.1〜1.0mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウムの注入率を制御する手段を有する、請求項9〜15のいずれかに記載のマンガン含有水の処理装置。
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