JP2007068477A

JP2007068477A - 自動灌水装置

Info

Publication number: JP2007068477A
Application number: JP2005260023A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Itayama; 好春板山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-09-08
Filing date: 2005-09-08
Publication date: 2007-03-22

Abstract

【課題】本発明は、従来の自動灌水装置に比較してシンプルな構造にし、低コスト化し、所定水量を鉢植え植物用の植木鉢、及び、野外に供える切花用の花立て、花瓶等に、自動的に、灌水することができる自動灌水装置を提供することにある。
【解決手段】上記課題を解決するため、この発明に係る自動灌水装置は、ばねの伸縮を活用し、支持ばね２と支持ばね２で支持される灌水タンク１とを組み合わせ、灌水タンク１の水の増減による水位高さの変化に見合ったばね定数を持つ支持ばね２を選択、使用する事で水位の位置ＨＬを一定に保ち、又、灌水タンク１から灌水される植木鉢用給水鉢８の所要水位ＨＬに、灌水タンク１の水位の位置ＨＬを合わせ、灌水タンク１から、灌水ホース５を通し、サイフォン作用により、植木鉢用給水鉢８の所要の水位ＨＬまで、自動的に灌水することできる。
【選択図】図１

Description

本発明は、鉢植え植物の植木鉢用給水鉢、及び、野外に供える切花用の花立て、花瓶等に、自動的に灌水する装置に関する。

従来から、タイマーを使用した自動潅水装置も販売されている。しかし、配管設備が複雑、コストが高く、使用に高度な技術を必要とする不具合もあっている。

又、ボールタップ弁を使用し、水の水位を一定に保つ自動給水装置があるが、水位調整の難しさ、コスト高で、一般家庭には余り普及していない。

特開平１０−１２７１８９号公報（第４頁、図１，４）特開２００２−３６９６３２号公報（第４頁、図１，第５頁、図４）

従来のタイマー式自動灌水装置は配管設備の複雑、コストも高く、使用に高度な技術を必要とする、又、ボールタップ弁を使用し、水の水位を一定に保つ自動給水装置があるが、水位調整の難しく、コスト高で、余り普及していない。

本発明は、従来の自動灌水装置に比較してシンプルな構造にし、低コスト化し、所要水量を鉢植え植物用の植木鉢、及び、野外に供える切花用の花立て、花瓶等に、自動的に、給水することができる自動灌水装置を提供することにある。

上記課題を解決するため、本発明に係る自動灌水装置は、ばねの伸縮を活用し、支持ばね２と支持ばね２で支持される灌水タンク１とを組み合わせ、灌水タンク１の水の増減による水位高さの変化に見合ったばね定数を持つ支持ばね２を選択、使用する事で水位の位置ＨＬを一定に保ち、又、灌水タンク１から灌水される植木鉢用給水鉢８の所要水位ＨＬに、灌水タンク１の水位の位置ＨＬを合わせ、灌水タンク１から、灌水ホース５を通し、サイフォン作用により、植木鉢用給水鉢８の所要の水位ＨＬまで自動的に、灌水することできる。
図３において、自動灌水装置の水位一定の設定は、灌水タンク１の高い水位H1が給水対象物へ給水されることで低い水位H2となり、その水位差はＨとなり、この水位差Ｈ相当分の水Ｗの重さと、水位差Ｈに等しいばねの伸縮量ｈとに見合うバネ定数を持つ支持バネ２を選択、使用する事で、水位ＨＬは一定を保持可能となり、又、給水対象物への自動灌水は、灌水タンク１から給水鉢８へ灌水ホース５を通り、サイフォン作用により、給水鉢８の所要の水位ＨＬまで灌水できる。

本発明は次のような効果がある。
１．給水対象物の給水鉢等の所要水位まで、自動的に灌水できる。
２．伸縮するばねの活用で灌水タンク水位を一定に保ち、サイフォン作用を活用し、給水鉢等の所要の水位まで自動で灌水できるようにしたことで、シンプルな構造で、低コストとなる自動灌水装置を提供する事ができる。

以下、本発明の実施の形態を図１乃至図４に基づいて具体的に説明する。

図１は、本発明の実施の形態を示す実施例１の鉢植え植物への自動潅水装置を示した正面図である。

図２は、図1を上方から見た平面図である。

図３は、自動潅水装置の灌水タンク水位調整機構を示した図面であり、（ａ）図は灌水タンク１の高い水位の状態を示し、（ｂ）図は灌水タンク１の低い水位の状態を示した図である。

図４は、本発明の実施の形態を示す実施例２の花立てへの自動灌水装置を示した正面図である。

本発明の自動灌水装置は、支持ばね２に連結、支持される灌水タンク１と、支持スタンド３に連結、支持される支持バネ２と、灌水タンク１と灌水ホース５とを連結するホース継ぎ手４と、植木鉢7用の給水鉢８へ灌水する灌水ホース５と、ホースバンド６と、支持バネ２を連結した灌水タンク１を支持し、設置する高さ位置に応じて適宜高さ設定できる支持スタンド３とから構成される。

図１において、灌水タンク１に供給し、溜められた水Ｗは、灌水タンク１と灌水ホース５とを連結するホース継ぎ手４を介し、灌水ホース５を通り、給水対象物の給水鉢８へ灌水される。

図３において、自動灌水装置の水位一定の設定は、灌水タンク１の高い水位H1が給水対象物へ水Ｗを灌水されることで低い水位H2となり、その水位差はＨとなり、この水位差Ｈ相当分の水Ｗの重さと、水位差Ｈに等しいばねの伸縮量ｈとに見合うバネ定数を持つ支持バネ２を選択、使用する事で、水位ＨＬは一定を保持可能となる。

給水対象物への自動灌水の調整は、支持スタンド３の高さ位置を調整し、給水対象物の給水鉢８の所要水位ＨＬに等しくなるように、灌水タンク１の水位ＨＬの高さを調整する。

次に、給水鉢８へ灌水ホース５の末端を挿入し、灌水タンク１の水位ＨＬが給水鉢８へ挿入した灌水ホース５の湾曲部の頂部ＵＬよりも高くなる位置まで、灌水タンク１を持ち上げ、給水鉢８への給水を確認した後、灌水タンクを所定の位置へ戻すことで、給水鉢８の所要水位ＨＬまで、サイフォン作用により、自動的に給水し、所要の水位ＨＬに達すると、給水を停止する。

給水鉢８の水位ＨＬが灌水タンク１の水位ＨＬより下がると、サイフォン作用により、給水が始まり、給水鉢の水位ＨＬ達すると、自動的に給水を停止する。

図４において、本発明の実施の形態を示す実施例２は、実施例１に示す灌水タンク１、支持バネ２、等のほか、ホース分配継ぎ手１２、灌水ホース１３，１４、花立て１０，１１から構成される。

花立て１０、１１への自動灌水は、花立て１０、１１の水位ＨＬが、灌水タンク１の水位ＨＬより下がると、サイフォン作用により、給水が始まり、給水鉢の水位ＨＬに達すると、自動的に給水を停止する。

本発明の実施例１の鉢植え植物への自動潅水装置を示した正面図。本発明の図1を上方から見た平面図。本発明の自動潅水装置の灌水タンク水位調整機構を示した図。本発明の実施例２の花立てへの自動潅水装置を示した正面図。

符号の説明

１灌水タンク
２支持ばね
３支持スタンド
４ホース継ぎ手
５灌水ホース
６ホースバンド
７植木鉢
８給水鉢
１０花立て
１１花立て
１２ホース分配継ぎ手
１３灌水ホース
１４灌水ホース

Claims

鉢植え植物の植木鉢用給水鉢、及び、野外に供える切花用の花立て、花瓶等に、自動的に灌水する装置において、支持ばね２に連結、支持される灌水タンク１と、支持スタンド３に連結、支持される支持バネ２と、支持バネ２を連結した灌水タンク１を支持し、設置する高さ位置に応じて適宜高さ設定できる支持スタンド３から形成し、ばねの伸縮を活用し、支持ばね２と支持ばね２で支持される灌水タンク１とを組み合わせ、灌水タンク１の水の増減による水位高さの変化に見合ったばね定数を持つ支持ばね２を選択、使用する事で水位の位置ＨＬを一定に保持する事を特徴とする自動灌水装置。
灌水タンク１から灌水される植木鉢用給水鉢８の所要水位ＨＬに、灌水タンク１の水位の位置ＨＬを合わせ、灌水タンク１から、灌水ホース５を通し、サイフォン作用により、植木鉢用給水鉢８の所要の水位ＨＬまで自動的に、灌水することできることを特徴とする請求項１に記載の自動灌水装置。