JP2007064991A - 電子部品試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被試験電子部品とテストヘッドのコンタクト部とのミスコンタクトを防止することが可能な電子部品試験装置を提供することを目的とする。
【解決手段】電子部品試験装置1は、ICデバイスを保持するコンタクトアーム420と、コンタクトアーム420を移動させる移動装置と、コンタクトアーム420に保持されたICデバイスの、ソケット50に対する相対位置を認識する位置認識手段と、位置認識手段により認識されたICデバイスの相対位置に基づいてコンタクトアーム420の位置を補正する位置補正手段と、位置認識手段によるICデバイスの相対位置の認識の際に、コンタクトアーム420を装置基台11に拘束するための位置決めシャフト414及び嵌合部材436と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路素子などの各種電子部品(以下、代表的にICデバイスとも称する。)をテストするための電子部品試験装置に関する。
ハンドラ(Handler)と称される電子部品試験装置では、トレイに収納した多数の被試験電子部品(以下、ICデバイスとも称する。)をハンドラ内に搬送し、各ICデバイスをテストヘッドのコンタクト部(以下、ソケットとも称する。)に電気的に接触させ、電子部品試験装置本体(以下、テスタとも称する。)に試験を行わせる。そして、試験が終了すると各ICデバイスをテストヘッドから追い出し、試験結果に応じたトレイに載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへの仕分けが行われる。
こうしたハンドラを用いてICデバイスの試験を行う場合に、ICデバイスが小さかったり入出力端子のピッチが狭いと、テスト時にICデバイスとテストヘッドのコンタクト部との接触が正確に行われず、しばしばテストを適切に行えないことがある。そこで、ICデバイスとテストヘッドとのミスコンタクトを防止することを目的として、画像処理技術を用いてICデバイスをコンタクト部に対して高精度に位置決めするものが従来から知られている。
具体的には、撮像手段によりコンタクトアームに保持されたICデバイスを撮像し、撮像された画像情報に基づき、位置認識手段がコンタクトアームに保持されたICデバイスのコンタクト部に対する相対位置を認識し、前記認識に基づいてコンタクトアーム位置補正手段がコンタクトアームの位置の補正を行うことにより、ICデバイスとコンタクト部との正確な接触を達成する電子部品試験装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような電子部品試験装置では、作業の効率化のため、複数のコンタクトアームが相互に独立して移動可能となっており、例えば、一方のコンタクトアームが試験を行っている間に、他方のコンタクトアームの位置の補正を行う場合がある。
しかしながら、このような2つのコンタクトアームを用いる電子部品試験装置においては、一方のコンタクトアームの位置補正時に、当該コンタクトアームが他方のコンタクトアームの動作により振動を受け、補正に誤差が生じる恐れがある。また、電子部品試験装置では、コンタクトアームの動作による振動の影響以外にも、コンタクトアームの位置補正時に同時に動作する、トレイを搬送するトレイ搬送装置や、ICデバイスを搬送するデバイス搬送装置などの動作により位置補正中のコンタクトアームが振動を受けることもある。
このような振動の影響によりコンタクトアームの位置補正に誤差が生じることで、試験時にICデバイスとテストヘッドのコンタクト部とが適切に接触することができない場合がある。
国際公開第03/075023号パンフレット
本発明は、被試験電子部品とテストヘッドのコンタクト部とのミスコンタクトを防止することが可能な電子部品試験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品を保持してテストヘッドのコンタクト部に前記被試験電子部品を接触させるコンタクトアームと、装置基台側に設けられて前記コンタクトアームを移動させる移動手段と、を備えた電子部品試験装置であって、前記コンタクトアームに保持された前記被試験電子部品の、前記コンタクト部に対する相対位置を認識する位置認識手段と、前記位置認識手段により認識された前記被試験電子部品の相対位置に基づいて、前記被試験電子部品を保持した前記コンタクトアームの位置を補正する位置補正手段と、前記位置認識手段による前記被試験電子部品の相対位置の認識の際に、前記コンタクトアームを前記装置基台に拘束する第1の拘束手段と、をさらに備えた電子部品試験装置が提供される(請求項1参照)。
本発明では、被試験電子部品の相対位置を認識する位置認識手段、コンタクトアームの位置を補正する位置補正手段、及び、コンタクトアームを装置基台に拘束する第1の拘束手段、を電子部品試験装置に設ける。
そして、位置認識手段によりコンタクト部に対する被試験電子部品の相対位置を認識し、認識された被試験電子部品の相対位置に基づいて、位置補正手段がコンタクトアームの位置を、テスト時に被試験電子部品がテストヘッドのコンタクト部に正確に接触するように補正する。
また、相対位置の認識中に位置補正を受けるコンタクトアームが他の部分の動作により生じる振動の影響を受けて位置がずれないように、第1の拘束手段がコンタクトアームを装置基台に拘束する。これにより、振動による影響を抑え、正確な位置補正が可能となり、ICデバイスとテストヘッドのコンタクト部とのミスコンタクトを防止することが可能となる。
上記発明においては特に限定されないが、前記テストヘッドの前記コンタクト部に前記被試験電子部品を接触させる際に、前記コンタクトアームを前記テストヘッドに拘束する第2の拘束手段を更に備えることが好ましい(請求項2参照)。
コンタクトアームが被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に接触させて試験を行う際、第2の拘束手段があることにより、被試験電子部品が、試験中ずっとテストヘッドに拘束されることになる。そのため、振動による影響が抑えられ、被試験電子部品がコンタクト部の所定の位置でコンタクト部と正確に接触した状態が保たれる。これにより、被試験電子部品とコンタクト部とのミスコンタクトを防止することができる。
(2)上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品を保持してテストヘッドのコンタクト部に前記被試験電子部品を接触させるコンタクトアームと、装置基台側に設けられて前記コンタクトアームを移動させる移動手段と、を備え、前記コンタクトアームは、前記移動手段に固定された固定側アームと、前記被試験電子部品を保持し、前記固定側アームに相対移動可能に連結された保持側アームと、を有する電子部品試験装置であって、前記保持側アームに保持された前記被試験電子部品の、前記コンタクト部に対する相対位置を認識する位置認識手段と、前記位置認識手段により認識された前記被試験電子部品の相対位置に基づいて、前記被試験電子部品を保持した前記保持側アームの位置を補正する位置補正手段と、前記位置補正手段による前記保持側アームの位置補正の際に、前記固定側アームを前記装置基台に拘束する第1の拘束手段と、をさらに備えた電子部品試験装置が提供される(請求項3参照)。
本発明では、保持側アームに保持された被試験電子部品の相対位置を認識する位置認識手段、保持側アームの位置を補正する位置補正手段、及び、固定側アームを装置基台に拘束する第1の拘束手段、を電子部品試験装置に設ける。
そして、位置認識手段により、保持側アームに保持された被試験電子部品の、コンタクト部に対する相対位置を認識し、認識された被試験電子部品の相対位置に基づいて、位置補正手段が、テスト時に被試験電子部品がテストヘッドのコンタクト部に正確に接触するように保持側アームの位置を補正する。
また、補正中に振動を受けて固定側アームの位置がずれないように、第1の拘束手段が固定側アームを装置基台に拘束する。これにより、振動による影響を抑え、正確な位置補正が可能となり、ICデバイスとテストヘッドのコンタクト部とのミスコンタクトを防止することが可能となる。
上記発明においては特に限定されないが、前記テストヘッドの前記コンタクト部に前記被試験電子部品を接触させる際に、前記固定側アームを前記テストヘッドに拘束する第2の拘束手段を備えることが好ましい(請求項4参照)。
コンタクトアームが被試験電子部品をテストヘッドのコンタクト部に接触させる際、第2の拘束手段により、固定側アームが、試験中にずっとテストヘッドに拘束されることになる。そのため、振動による影響が抑えられ、保持側アームに保持された被試験電子部品がコンタクト部の所定の位置でコンタクト部と正確に接触した状態が保たれる。これにより、被試験電子部品とコンタクト部とのミスコンタクトを防止することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記第1及び/又は第2の拘束手段は、少なくとも前記コンタクト部に実質的に平行なX−Y平面における前記固定側アームの平面運動を拘束することが好ましい(請求項5参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記コンタクトアームは、前記保持側アームと前記固定側アームの間に、コンタクト部に実質的に平行なX−Y平面における、前記固定側アームに対する前記保持側アームの平面運動を拘束又は非拘束とするロックアンドフリー機構をさらに有することが好ましい(請求項6参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記第1の拘束手段は、前記コンタクトアーム側に設けられた第1の凸状又は凹状部材と、前記装置基台側に設けられた第2の凹状又は凸状部材と、から構成され、前記第1の凸状又は凹状部材が、前記第2の凹状又は凸状部材に嵌合することで前記コンタクトアームが前記装置基台に拘束されることが好ましい(請求項7参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記第1の凸状又は凹状部材の外周面又は内周面、及び、前記第2の凹状又は凸状部材の内周面又は外周面は、それぞれテーパ状であることが好ましい(請求項8参照)。
第1の凸状又は凹状部材の外周面又は内周面、及び、第2の凹状又は凸状部材の内周面又は外周面がそれぞれテーパ状であることにより、第1の凸状又は凹状部材が、第2の凹状又は凸状部材に嵌合する際にガイド機能が発揮され、嵌合が容易になる。
上記発明においては特に限定されないが、前記第2の拘束手段は、前記第1の凸状又は凹状部材と、前記テストヘッド側に設けられた第3の凹状又は凸状部材と、から構成され、前記第3の凹状又は凸状部材は、前記第2の凹状又は凸状部材と同一形状であることが好ましい(請求項9参照)。
装置基台側に設けられた第3の凹状又は凸状部材が、テストヘッドが有する前記コンタクト部の周囲の第2の凹状又は凸状の位置決め部と同一の形状であることにより、位置決めに用いる部品数を減らすことができ、装置の大型化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態における電子部品試験装置1は、ハンドラ10、テストヘッド70及びテスタ80を備えており、テストヘッド70とテスタ80とはケーブル81を介して接続されている。
ハンドラ10は、格納部20、ローダ部30、テスト部40及びアンローダ部50から構成されており、格納部20からローダ部30を介してテスト部40に被試験ICデバイスを供給し、コンタクトアーム420がテストヘッド70のソケット71にICデバイスを押し付けて、テスタ80がテストヘッド70及びケーブル81を介してICデバイスのテストを実行した後、アンローダ部50が、試験済みのICデバイスを、テスト結果に従って分類しながら格納部20に格納する。
<格納部20>
格納部20は、供給トレイ用ストッカ21、分類トレイ用ストッカ22、空トレイ用ストッカ23及びトレイ搬送装置24を備えており、試験前及び試験後の被試験ICデバイスを格納することが可能となっている。
供給トレイ用ストッカ21は、複数の供給トレイを積層して収容しており、それぞれの供給トレイには複数の試験前のICデバイスが搭載されている。本実施形態では、図1に示すように、格納部20に2つの供給トレイ用ストッカ21が設けられている。なお、本発明においては供給トレイ用ストッカ21の数は特にこれに限定されない。
分類トレイ用ストッカ22は、複数の分類トレイを積層して収容しており、それぞれの分類トレイには複数の試験済みのICデバイスが搭載されている。本実施形態では、図1に示すように、格納部20に4つの分類トレイ用ストッカ22が設けられている。分類トレイ用ストッカ22を4つ設けることにより、試験結果に応じて、最大4つの分類にICデバイスを仕分けして格納することが可能となっている。つまり、良品と不良品の分類のみではなく、良品の中でも動作速度が高速なもの、中速なもの、低速なもの、或いは、不良の中でも再試験が必要なもの等に仕分けすることが可能となっている。なお、本発明においては分類トレイ用ストッカの数は特にこれに限定されない。
空トレイ用ストッカ23は、複数の空トレイを積層して収容している。それぞれの空トレイは、供給トレイ上に搭載された全てのICデバイスがローダ部30に供給されて空となったトレイである。
なお、供給トレイ、分類トレイ及び空トレイは、特に図示しないが、いずれもICデバイスを収容可能な凹部が複数形成された同一形状のトレイであり、本実施形態では、便宜上、試験前のICデバイスを搭載したトレイを供給トレイと称し、試験済みのICデバイスを搭載したトレイを分類トレイと称し、ICデバイスを搭載していないトレイを空トレイと称している。
各ストッカ21〜23には、特に図示しないが、Z軸方向に沿って移動可能なエレベータが設けられており、積層した状態の複数のトレイを昇降させることが可能となっている。
トレイ搬送装置24は、図1に示すように、支持レール241、可動ヘッド242及び吸着パッド243から構成されており、X軸方向及びZ軸方向に沿ってトレイを移動させることが可能となっている。このトレイ搬送装置24は、供給トレイ用ストッカ21、空トレイ用ストッカ23及び分類トレイ用ストッカ22を包含する動作範囲を有している。
支持レール241は、ハンドラ10の装置基台11上にX軸方向に沿って設けられている。可動ヘッド242は、この支持レール241にX軸方向に沿って移動可能に支持されている。4つの吸着パッド243は、可動ヘッド242に下向きに装着されており、特に図示しないアクチュエータによりZ軸方向に沿って移動可能となっている。
トレイ搬送装置24は、全ての試験前のICデバイスをローダ部30に供給して空となった空トレイを供給トレイ用ストッカ21から空トレイ用ストッカ23に移動させる。また、トレイ搬送装置24は、分類トレイが試験済みのICデバイスで満杯となった場合に、空トレイ用ストッカ23から分類トレイ用ストッカ22に空トレイを移送する。
<ローダ部30>
ローダ部30は、第1のデバイス搬送装置31、ヒートプレート32及び2つの第1のバッファ部33を備えており、格納部20から試験前のICデバイスを取り出し、所定の熱ストレスを印加した後にテスト部30に供給することが可能となっている。
第1のデバイス搬送装置31は、図1に示すように、支持レール311、可動レール312、可動ヘッド313及び吸着パッド314から構成されており、4つのICデバイスをX−Y−Z軸方向に沿って移動させることが可能となっている。この第1のデバイス搬送装置31は、供給トレイ用ストッカ21、ヒートプレート32及び第1のバッファ部33を包含する動作範囲を有している。
支持レール311は、ハンドラ10の装置基台11上にY軸方向に沿って設けられている。可動レール312は、2本の支持レール311の間にY軸方向に沿って移動可能に支持されている。可動ヘッド313は、可動レール312にX軸方向に沿って移動可能に設けられている。吸着パッド314は、可動ヘッド313に下向きに装着されており、特に図示しないアクチュエータによりZ軸方向に沿って移動可能となっている。
この第1のデバイス搬送装置31は、供給トレイ用ストッカ21の供給トレイからヒートプレート32に一度に4つのICデバイスを搬送し、ヒートプレート32にてICデバイスに所定の熱ストレスが印加された後、さらにそのICデバイスをヒートプレート32から第1のバッファ部33に移動させる。
ヒートプレート32は、例えば下部に発熱源(不図示)を有する金属製プレートであり、試験前のICデバイスに所定の熱ストレスを印加することが可能となっている。このヒートプレート32の上部表面には、ICデバイスを収容可能な複数の凹部321が形成されている。
第1のバッファ部33は、図1に示すように、アクチュエータ331と可動ヘッド332から構成されており、ICデバイスをローダ部30の領域からテスト部40の領域に移動させることが可能となっている。
アクチュエータ331は、ハンドラ10の装置基台11上にX軸方向に沿って伸縮可能に設けられている。可動ヘッド332は、アクチュエータ331の駆動軸の先端部に固定されている。可動ヘッド332の上面には、ICデバイスを収容可能な4つの凹部333が形成されている。
この第1のバッファ部33は、第1のデバイス搬送装置31により可動ヘッド332の各凹部333に4つのICデバイスが落とし込まれると、アクチュエータ331を伸長させて、ローダ部30の領域からテスト部40の領域に4つのICデバイスを一度に移動させる。
<テスト部40>
テスト部40は、デバイス移動装置(以下、移動手段とも称する。)41と4つのアライメント装置(以下、位置補正手段とも称する。)43を備えており、画像処理技術を用いて試験前のICデバイスをソケット71に対して高精度に位置決めした後に、テストヘッド70のソケット71にICデバイスを押し付けることが可能となっている。
図2に示すように、テスト部40の下部に空間12が形成されており、この空間12にテストヘッド70が挿入され、テスト部40の下方にテストヘッド70が位置している。
テスト部40におけるハンドラ10の装置基台11には開口11aが形成されている。また、テストヘッド70の上部には、4つのソケット71が装着されている。各ソケット71は、ICデバイスの入出力端子に対応するように配置された多数のコンタクトピン72を備えている。そして、テストヘッド70上部に装着されたソケット71が、開口11aを介してハンドラ10の内部に臨んでいる。また、テストヘッド70の上部において各ソケット71の周囲には、後述する2本の位置決めシャフト414と嵌合するための、2つの位置決め部73が設けられている(図3参照)。
位置決め部73は、図5に示すように、内孔73bを有する筒体73cから構成されている。内孔73bは、後述する位置決めシャフト414が挿入可能な内径を有しており、内孔73bの上部には、上に向かうに従って径がテーパ状に大きくなっているテーパ73aが形成されている。そして、後述するように、位置決め部73に位置決めシャフト414が嵌合する際には、このテーパ73aと、位置決めシャフト414のテーパ414aとがガイド機能を発揮することで、嵌合がスムーズに行われる。また、内孔73bにおいて、テーパ73aよりも下側の内壁面には、複数のベアリング73dが、回転可能に埋め込まれている。そのため、内孔73bへの位置決めシャフト414の進入がスムーズに行われる。この位置決め部73を構成する材料としては、例えばステンレス鋼等の金属等を挙げることができる。なお、位置決めシャフト414と、位置決め部73の嵌合時のクリアランスは、例えば10μm程度となっている。
デバイス移動装置41は、支持レール411、可動レール412及び可動ヘッド413から構成されており、ICデバイスをX−Y−Z軸方向に沿って移動させることが可能となっている。このデバイス移動装置41は、開口11aを介してハンドラ10内部を臨んでいるソケット71とアライメント装置43とを包含する動作範囲を有している。
支持レール411は、ハンドラ10の装置基台11上にY軸方向に沿って設けられている。可動レール412は、2本の支持レール411の間にY軸方向に沿って移動可能に支持されている。可動ヘッド413は、可動レール412にX軸方向に沿って移動可能に支持されている。
なお、図1に示すように、本実施形態では、2本の支持レール411の間に2つの可動レール412が独立して移動可能に支持されている。そのため、一方の可動レール412がアライメント装置43に移動してICデバイスの位置のアライメントを行っている間に、他方の可動レール412がソケット71上に移動してICデバイスのテストを行うことが可能となっている。
可動ヘッド413は、図4に示すように、2本の位置決めシャフト414及びコンタクトアーム420を備えている。コンタクトアーム420は、テストヘッド70に設けられたソケット71の配列に対応するように、可動ヘッド413に下向きに装着されている。同様に、2本の位置決めシャフト414も、テストヘッド上に設けられた2つの位置決め部73及びステージ上に設けられた2つのアライメント用の嵌合部材436に対応するように、可動ヘッド413に下向きに装着されている。位置決めシャフト414と位置決め部73は、後述するように、コンタクトアーム420をテストヘッド70側に固定する。また、位置決めシャフトと嵌合部材436は、後述するようにコンタクトアーム420のアライメント時に固定側アーム421を装置基台11側に固定する。なお、図4では、便宜上、一つのコンタクトアーム420しか図示していないが、実際には図1に示すように、2行2列の配列で4つのコンタクトアーム420が、図示しないアクチュエータの駆動軸の先端に装着されている。
2本の位置決めシャフト414は、シャフト支持部材416に下向きに固定された円柱状の部材であり、位置決め部73及び後述するアライメント用の嵌合部材436に嵌合可能な形状となっており、先端が球面又は斜面等から構成されるテーパ414aとなっている。この位置決めシャフト414は、例えば、ステンレス鋼に焼き入れ処理を行うことで構成されている。位置決めシャフト414をシャフト支持部材416に取り付ける手法としては、例えばボルト締結等を挙げることができる。あるいは、位置決めシャフト414とシャフト支持部材416を一体に形成してもよい。
各コンタクトアーム420は、固定側アーム421、ロックアンドフリー機構422及び保持側アーム423から構成されている。
固定側アーム421は、その上端でアクチュエータ415の駆動軸に固定されており、その下端で、ロックアンドフリー機構422を介して、保持側アーム423に連結されている。
ロックアンドフリー機構422は、特に図示しないが、加圧エアを利用して、固定側アーム421に対する保持側アーム423のXY平面に沿った相対移動及びZ軸を中心とした相対的な回転を拘束したり、非拘束したりすることが可能となっている。また、このロックアンドフリー機構422は、固定側アーム421の中心軸と保持側アーム423の中心軸とを一致させるセンタリング機能も備えている。
保持側アーム423は、その下端にICデバイスを吸着保持するための吸着パッド424が設けられていると共に、その周囲を覆うように環状の当接部材425が設けられている。
また、保持側アーム423の内部に、ヒータ426及び温度センサ427が埋め込まれている。保持側アーム423の温度を温度センサ427により検出することでICデバイスの温度を間接的に測定し、この測定値に基づいてヒータ426のON/OFF制御を行うことにより、ヒートプレート32にて印加された熱ストレスを維持することができる。
図3及び図4に示すように、装置基台11においてアライメント装置43のために形成された開口の周囲には、当該開口の径方向内側に向かって突出するように設けられた略L字形状のアングル13が設けられており、このアングル13上には、上述した2本の位置決めシャフト414が嵌合する、アライメント用の嵌合部材436が2つ設けられている。アングル13を構成する材料としては、大きな力が加わるため強度が求められることから、装置基台11と同じく金属材料等を挙げることができる。装置基台11へのアングル13の取り付け手法としては、例えばボルト締結等を挙げることができる。あるいは、装置基台11とアングル13を一体として形成しても良い。
嵌合部材436は、図5に示すように、内孔436bを有する筒体436cから構成されている。内孔436bは、位置決めシャフト414が挿入可能な内径を有しており、内孔436bの上部には、上に向かうに従って径がテーパ状に大きくなっているテーパ436aが形成されている。そして、後述するように、嵌合部材436に位置決めシャフト414が嵌合する際には、このテーパ436aと、位置決めシャフト414のテーパ414aとがガイド機能を発揮することで、嵌合がスムーズに行われる。また、内孔436bにおいて、テーパ436aよりも下側の内壁面には、複数のベアリング436dが回転可能に埋め込まれている。そのため、内孔73bへの位置決めシャフト414の進入がスムーズに行われる。この嵌合部材436を構成する材料としては、例えばステンレス鋼等の金属を挙げることができる。なお、位置決めシャフト414と、嵌合部材436の嵌合時のクリアランスは、例えば10μm程度となっている。
アライメント装置43は、図4に示すように、ステージ431、ミラー433及びデバイスカメラ434を備えており、ステージ431に当接している保持側アーム423の位置や姿勢のアライメントを行うことで、ICデバイスをソケット71に対して高精度に位置決めすることが可能となっている。なお、本実施形態では、デバイス移動装置41が2つの可動ヘッド413を備えていることに対応して、図1に示すように、2組合計4個のアライメント装置43が設けられている。
ステージ431は、特に図示しないモータ機構により、XY平面に沿った移動及びZ軸を中心とした回転が可能となっている。また、ステージ431の略中央部には、ICデバイスが通過可能であり且つ環状の当接部材425が当接可能な内径を有する開口432が形成されている。
そして、ロックアンドフリー機構422が非拘束な状態において、保持側アーム423がステージ431に当接して、ステージ431が移動した際に保持側アーム423がその動きに追従することで、保持側アーム423に保持されているICデバイスの位置がアライメントされるようになっている。
デバイスカメラ434は、XY平面に沿って横置きに設置された例えばCCDカメラであり、ミラー433及びステージ431の開口432を介して、保持側アーム423に吸着保持されているICデバイスを撮像することが可能となっている。このデバイスカメラ434は、ICデバイスをソケット71に押し付ける前にソケット71に対してICデバイスを位置決めするために、テストの前に毎回使用される。
このデバイスカメラ434は、図6に示すように、画像処理装置44に接続されており、撮像した画像情報を画像処理装置44に送信することが可能となっている。以下、デバイスカメラ434と画像処理装置44とをあわせ、位置認識手段45とも言う。
画像処理装置44は、特に図示しない画像処理プロセッサやROM、RAM等から構成されており、ICデバイスのテストに際して、デバイスカメラ434により撮像された画像情報に対して画像処理を行い、保持側アーム423に吸着保持されているICデバイスの位置及び姿勢を認識することが可能となっている。さらに、画像処理装置44は、認識したICデバイスの位置及び姿勢を、予め設定されたソケット71の位置及び姿勢に相対的に一致させるのに必要なアライメント量を算出し、このアライメント量をアライメント装置43の制御装置435に送信する。アライメント装置43の制御装置435は、そのアライメント量に基づいて、ステージ431のモータ機構を制御して、ICデバイスの位置や姿勢のアライメントを行う。
さらに、本実施形態における画像処理装置44は、デバイスカメラ434により撮像された画像情報に対して画像処理を行ってICデバイスの位置や姿勢を抽出することが可能な抽出部441と、抽出結果に基づいて、予め設定されたソケット71の位置と比較することで、ICデバイスのソケット71に対する相対的な位置及び姿勢の差異の有無を認識する認識部442と、認識結果に基づいてICデバイスのアライメント量を算出する演算部443と、を備えている。アライメント時の画像処理装置44の機能の詳細については後述する。
<アンローダ部50>
アンローダ部50は、図1に示すように、2つの第2のバッファ部51と第2のデバイス搬送装置52を備えており、テスト部40から試験済みのICデバイスを搬出して、それらICデバイスを試験結果に応じて仕分けしながら格納部20に移動させることが可能となっている。
第2のバッファ部51は、第1のバッファ部33と同様に、アクチュエータ511と可動ヘッド512から構成されており、ICデバイスをテスト部40の領域からアンローダ部50の領域に移動させることが可能となっている。
アクチュエータ511は、ハンドラ10の装置基台11上にX軸方向に沿って伸縮可能に設けられている。可動ヘッド512は、アクチュエータ511の駆動軸の先端に固定されている。可動ヘッド512の上面には、ICデバイスを収容可能な4つの凹部513が形成されている。
この第2のバッファ部51は、デバイス移動装置41により可動ヘッド512の各凹部513に4つのICデバイスが落とし込まれると、アクチュエータ511を短縮させて、テスト部40の領域からアンローダ部50の領域に4つのICデバイスを一度に移動させる。
第2のデバイス搬送装置52は、第1のデバイス搬送装置31と同様に、支持レール521、可動レール522、可動ヘッド523及び吸着パッド524から構成されており、4つのICデバイスをX−Y−Z軸方向に沿って移動させることが可能となっている。この第2のデバイス搬送装置52は、第2のバッファ部51及び4つの分類トレイ用ストッカ22を包含する動作範囲を有している。
支持レール521は、ハンドラ10の装置基台11上にY軸方向に沿って設けられている。可動レール522は、2本の支持レール521の間にY軸方向に沿って移動可能に支持されている。可動ヘッド523は、可動レール522にX軸方向に沿って移動可能に設けられている。吸着パッド524は、可動ヘッド523に下向きに装着されており、特に図示しないアクチュエータによりZ軸方向に沿って移動可能となっている。
この第2のデバイス搬送装置52は、試験済みのICデバイスを第2のバッファ部51から試験結果に応じた分類トレイ用ストッカ22の分類トレイに移動させる。
以下に、図7を参照しながら、本実施形態に係る電子部品試験装置1によりICデバイスの位置のアライメント方法について概説する。
格納部20からローダ部30を介してテスト部40に供給されたICデバイスを、デバイス移動装置41のコンタクトアーム420が吸着保持してアライメント装置43のステージ431に移動させる。そして、保持側アーム423が、当接部材425を介してステージ431に当接する。
このとき、図8に示すように、コンタクトアーム420に設けられた位置決めシャフト414が、装置基台11側のアングル13に設けられたアライメント用の嵌合部材436に嵌合することで、固定側アーム421が装置基台11に固定(拘束)される。この際、位置決めシャフト414のテーパ414a及び嵌合部材436のテーパ436aがガイド機能を発揮することで嵌合がスムーズに行われる。また、嵌合部材436に回転可能に設けられたベアリング436dにより、嵌合部材436内への位置決めシャフト414の進入がスムーズに行われる。
そして、保持側アーム423をステージ431に当接させた状態で、開口432を介して、保持側アーム423に保持されたICデバイスをデバイスカメラ434が撮像し、その画像情報を画像処理装置44に送信する(ステップS200)
この撮像時に、固定側アーム421が装置基台11側に固定されていることで、アライメントが終了し、ICデバイスのテスト動作に移っている他方のコンタクトアーム420や、トレイ搬送装置24、第1のデバイス搬送装置31、第2のデバイス搬送装置52、第1のバッファ部33、第2のバッファ部51などの動作による振動を受けずに、位置認識手段45による正確な撮像及び補正位置の認識が可能となる。
そして、画像処理装置44の抽出部441が、その画像情報に画像処理を施して、ICデバイスの位置及び姿勢を抽出する(ステップS210)。
次いで、画像処理装置の認識部44が、ステップS210で算出されたICデバイスの位置及び姿勢と、予め設定されているソケット71の位置及び姿勢とを比較することで、ICデバイスのソケット71に対する相対的な位置及び姿勢の差異の有無を認識する(ステップS220)。なお、ソケット71の位置及び姿勢は、例えば、ICデバイスの品種交換の際等に、可動ヘッド413に設けられたソケットカメラ(不図示)でソケット71を撮像する等して予め設定されている。
この比較・認識において、ICデバイスの位置及び姿勢がソケット71の位置及び姿勢に相対的に一致している場合(ステップS220にてYES)には、ICデバイスの位置及び姿勢のアライメントは終了する。
ステップS220においてICデバイスの位置及び姿勢とソケット71の位置及び姿勢が相対的に一致していない場合(ステップS220にてNO)には、画像処理装置44の演算部44が、ICデバイスの位置及び姿勢をソケット71の位置及び姿勢に相対的に一致させるように、ICデバイスのアライメント量を算出する(ステップS230)。
次に、ロックアンドフリー機構422が、固定側アーム421に対する保持側アーム423の相対移動のロックを解除し(ステップS240)、アライメント装置43のステージ431がアライメント量を移動して、この移動動作に保持側アーム423が追従することにより、ICデバイスの位置及び姿勢のアライメントが行われる(ステップS250)。この際にも、ステップS200において形成された、位置決めシャフト414が嵌合部材436に嵌合し、固定側アーム421が装置基台11側に固定された状態が維持されている。そのため、振動によりアライメント時にコンタクトアーム421がずれることに起因する、ICデバイスとソケット71とのミスコンタクトを防止することができる。
次に、認識部442は、上述したステップ220と同様に、ICデバイスの位置及び姿勢と、予め設定されているソケット71の位置及び姿勢とを再度比較し差異の有無を認識する(ステップS260)。これらが相対的に一致していない場合(ステップS260にてNO)には、ステップS230に戻って、演算部が必要なアライメント量の算出を行う。
ステップS260の比較・認識において、ICデバイスの位置及び姿勢と、ソケットの位置及び姿勢が相対的に一致している場合(ステップS260にてYES)には、ロックアンドフリー機構422が、固定側アーム421に対する保持側アーム423の相対移動をロックする(ステップS270)。
以上のICデバイスの位置及び姿勢のアライメント処理が終了したら、デバイス移動装置41は、ICデバイスをソケット71に移動させ、ICデバイスをソケット71に押し付けて、ICデバイスの入出力端子とソケット71のコンタクトピン72とを電気的に接触させ、この状態でケーブル81及びテストヘッド70を介して、テスタ80がICデバイスのテストを実行する。
このテストヘッド70には、位置決め部73が設けられている。この嵌合部材73は、アライメント用の嵌合部材436と同じ形状であるので、コンタクトアーム420に位置決めシャフト414と異なる新たな位置決め用のシャフトを設ける必要がない。そのため、部品数を少なく抑えることができ、電子部品試験装置1の大型化を防止することができる。
上述した本実施形態にかかる電子部品試験装置1では、コンタクトアーム420に保持されたICデバイスと、テストヘッド70のソケット71とのミスコンタクトを効果的に防止することができる。具体的には、従来の電子部品試験装置においては、ICデバイスとソケット71との最終的なコンタクト位置に最大で100μm程度のずれが発生する。一方、本発明の電子部品試験装置1においては、発生する位置ずれは最大で25μm程度と、位置決め精度が大幅に改善される。そして、25μm程度の位置ずれであれば、ミスコンタクトとはならず、試験を確実に行うことができる。
また、アライメント時に位置決めされたコンタクトアームがずれることがないため、位置決めをやり直す必要がなくなる。そのため、アライメント時に位置決めに要する時間を短縮することができ、作業効率が向上する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、本実施形態では固定手段として位置決めシャフト及び嵌合部材を用いたが、これに限られず、例えば永久磁石や粘着剤を用いてコンタクトアームを装置基台に固定してもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置を示す平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、本発明の実施形態におけるコンタクトアーム、位置補正手段及びテストヘッドの概略断面図である。 図4は、本発明の実施形態におけるコンタクトアームと位置補正手段の概略断面図である。 図5は、本発明の実施形態における嵌合部材の断面図である。 図6は、本発明の実施形態における画像処理装置及びその周辺の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施形態におけるICデバイスの位置のアライメント方法を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態におけるコンタクトアームの位置決めシャフトと位置補正手段の嵌合部材とが嵌合した状態を示した図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
10…ハンドラ
11…基台
40…テスト部
41…デバイス移動装置
414…位置決めシャフト
420…コンタクトアーム
43…アライメント装置
431…ステージ
434…デバイスカメラ
436…嵌合部材
44…画像処理装置
70…テストヘッド
71…ソケット
72…コンタクトピン
73…位置決め部

Claims (9)

  1. 被試験電子部品を保持してテストヘッドのコンタクト部に前記被試験電子部品を接触させるコンタクトアームと、
    装置基台側に設けられて前記コンタクトアームを移動させる移動手段と、を備えた電子部品試験装置であって、
    前記コンタクトアームに保持された前記被試験電子部品の、前記コンタクト部に対する相対位置を認識する位置認識手段と、
    前記位置認識手段により認識された前記被試験電子部品の相対位置に基づいて、前記被試験電子部品を保持した前記コンタクトアームの位置を補正する位置補正手段と、
    前記位置認識手段による前記被試験電子部品の相対位置の認識の際に、前記コンタクトアームを前記装置基台に拘束する第1の拘束手段と、をさらに備えた電子部品試験装置。
  2. 前記テストヘッドの前記コンタクト部に前記被試験電子部品を接触させる際に、前記コンタクトアームを前記テストヘッドに拘束する第2の拘束手段を更に備えた請求項1に記載の電子部品試験装置。
  3. 被試験電子部品を保持してテストヘッドのコンタクト部に前記被試験電子部品を接触させるコンタクトアームと、
    装置基台側に設けられて前記コンタクトアームを移動させる移動手段と、を備え、
    前記コンタクトアームは、
    前記移動手段に固定された固定側アームと、
    前記被試験電子部品を保持し、前記固定側アームに相対移動可能に連結された保持側アームと、を有する電子部品試験装置であって、
    前記保持側アームに保持された前記被試験電子部品の、前記コンタクト部に対する相対位置を認識する位置認識手段と、
    前記位置認識手段により認識された前記被試験電子部品の相対位置に基づいて、前記被試験電子部品を保持した前記保持側アームの位置を補正する位置補正手段と、
    前記位置補正手段による前記保持側アームの位置補正の際に、前記固定側アームを前記装置基台に拘束する第1の拘束手段と、をさらに備えた電子部品試験装置。
  4. 前記テストヘッドの前記コンタクト部に前記被試験電子部品を接触させる際に、前記固定側アームを前記テストヘッドに拘束する第2の拘束手段を更に備えた請求項3に記載の電子部品試験装置。
  5. 前記第1及び/又は第2の拘束手段は、少なくとも前記コンタクト部に実質的に平行なX−Y平面における前記固定側アームの平面運動を拘束する請求項4に記載の電子部品試験装置。
  6. 前記コンタクトアームは、前記保持側アームと前記固定側アームの間に、コンタクト部に実質的に平行なX−Y平面における、前記固定側アームに対する前記保持側アームの平面運動を拘束又は非拘束とするロックアンドフリー機構をさらに有する請求項3〜5のいずれかに記載の電子部品試験装置。
  7. 前記第1の拘束手段は、
    前記コンタクトアーム側に設けられた第1の凸状又は凹状部材と、
    前記装置基台側に設けられた第2の凹状又は凸状部材と、から構成され、
    前記第1の凸状又は凹状部材が、前記第2の凹状又は凸状部材に嵌合することで前記コンタクトアームが前記装置基台に拘束される請求項1〜6のいずれかに記載の電子部品試験装置。
  8. 前記第1の凸状又は凹状部材の外周面又は内周面、及び、前記第2の凹状又は凸状部材の内周面又は外周面は、それぞれテーパ状である請求項7に記載の電子部品試験装置。
  9. 前記第2の拘束手段は、
    前記第1の凸状又は凹状部材と、
    前記テストヘッド側に設けられた第3の凹状又は凸状部材と、から構成され、
    前記第3の凹状又は凸状部材は、前記第2の凹状又は凸状部材と同一形状である請求項7又は8に記載の電子部品試験装置。
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