JP2007054886A - ヘミング加工装置およびヘミング加工方法 - Google Patents

ヘミング加工装置およびヘミング加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 設備全体の上下高さ方向の大型化を防止する。
【解決手段】 予備曲げ刃9および本曲げ刃11を備える可動フレーム7が、ベースフレーム5に対してトグルリンク機構29によって上下動する。予備曲げ刃9は予備曲げ刃スライドシリンダ51により水平移動し、本曲げ刃11は本曲げ刃スライドシリンダにより水平移動する。予備曲げ刃9および本曲げ刃11を水平方向に前進移動させた状態で可動フレーム7を下降させることで、予備曲げ刃9によりダイ3上のワークWの縁部Fを予備曲げ加工する。その後、予備曲げ刃9のみ後退させた状態で可動フレーム7を下降させることで、本曲げ刃11により予備曲げ加工後のワークWの縁部Fを本曲げ加工する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイに設置したワークの縁部に対し、予備曲げ加工を行う予備曲げ刃と、予備曲げ加工後に本曲げ加工を行う本曲げ刃とをそれぞれ備えたヘミング加工装置およびヘミング加工方法に関する。
従来のヘミング加工装置としては、例えば下記特許文献1に記載されたものがある。これは、予備曲げ刃および本曲げ刃を備えたフレームを、トグルリンク機構を用いて揺動および直線移動させて、予備曲げ加工および本曲げ加工を行うものである。なお、予備曲げ刃は、本曲げ加工を行う際には、その上方に位置する本曲げ刃とワークとの間から離反するようフレームに対して後退移動する。
動作としては、まず上記フレームを、予備曲げ刃および本曲げ刃がダイ上のワークの縁部の上方となるようベースに対して揺動させた後、下方に向けて直線移動させることで予備曲げ刃をワークに向けて接近させて予備曲げ加工を行い、続いて、予備曲げ刃をフレームに対して後退移動させた状態で、フレームをさらに直線移動させることで、予備曲げ刃より上方位置にある本曲げ刃をワークに接近させて本曲げ加工を行う。この際フレームは、ベースに設けたカム溝にガイドされて揺動および直線運動を行う。
特開2003−251417号公報
しかしながら、上記した従来のヘミング加工装置は、予備曲げ刃および本曲げ刃をそれぞれ備えたフレーム全体を、揺動させた後、下方に向けて直線移動させることで、予備曲げ加工および本曲げ加工を行うため、フレームの上下方向のストロークが大きく、したがって設備全体の上下高さ方向が大型化し、ワークの投入および取出作業が煩雑なものとなる。
そこで、本発明は、設備全体の上下高さ方向の大型化を防止することを目的としている。
本発明は、ダイにセットしたワークの縁部に対し、予備曲げ加工を行う予備曲げ刃と、予備曲げ加工後に本曲げ加工を行う本曲げ刃とをそれぞれ備えたヘミング加工装置において、前記予備曲げ刃を、前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側に位置する予備曲げ位置と、この予備曲げ位置から後退した予備曲げ待機位置との間を直線的に移動させる予備曲げ刃駆動源と、前記本曲げ刃を、前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側に位置する本曲げ位置と、この本曲げ位置から後退した本曲げ待機位置との間を直線的に移動させる本曲げ刃駆動源とをそれぞれ設け、前記予備曲げ刃および予備曲げ刃駆動源と、前記本曲げ刃および本曲げ刃駆動源とをそれぞれ設けた可動フレームを、前記ダイ側に設置したベースフレームに対し、トグルリンク機構を介して前記予備曲げ刃駆動源による予備曲げ刃および前記本曲げ刃駆動源による本曲げ刃のそれぞれの前記移動方向と直交する方向に直線的に移動させて、前記予備曲げ加工および本曲げ加工をそれぞれ行わせる曲げ加工駆動源を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、予備曲げ刃および本曲げ刃を、それぞれ直線的に移動させてワークの縁部に対してダイと反対側の予備曲げ位置および本曲げ位置としてワークに接近させ、この移動方向と直交する方向に、予備曲げ刃および本曲げ刃を備えた可動フレームを移動させて、予備曲げ加工および本曲げ加工を行うようにしたため、可動フレームの動きとしては、予備曲げ刃および本曲げ刃をワークに接近させた後の直線運動のみであり、したがってその直線運動のストロークは短くて済み、設備全体の上下高さ方向の大型化を防止することができ、ワークの投入および取出作業が容易なものとなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すヘミング加工装置1の側面断面図である。ワークWは、ダイ3上にセットしてあり、このワークWは、図2にその全体を斜視図で示すように、自動車の車体バネル材であるドアパネルであり、このドアパネルは、特に図示しないがインナパネルとアウタパネルとで構成され、アウタパネルの90度程度に折り曲げられた縁部Fを、インナパネルの縁部に重ねるように縁曲げ加工する。
図2に示すように、上記したヘミング加工装置1は、ワークWの周囲を囲むように、5台設置している。いずれのへミング加工装置1も、基本的な構造は全く同一である。
図3は、図1の右側面図に相当し、図1は図3のA−A断面図である。ただし、図3は、本曲げ加工後の状態(後述する図11に相当)を示す。へミング加工装置1は、ダイ3の側部にベースフレーム5を設置してあり、ベースフレーム5に対し、その上部に設けてある可動フレーム7が図1,図3中で上下方向に移動可能である。可動フレーム7に、予備曲げ刃9および本曲げ刃11を設けてある。
ベースフレーム5は、ダイ3側の減速機取付板13と、減速機構取付板13の図3中で左右両側に位置する一対の側板15と、減速機取付板13および側板15の上端部に位置する上板17とを備えている。
図3中で右側の側板15の下部外側には、曲げ加工駆動源としてのサーボモータ19を取り付ける一方、減速機取付板13の図1中で右側には減速機21を取り付け、これら、サーボモータ19および減速機21にそれぞれ設けたプーリ23および25相互をタイミングベルト27により連結する。なお、減速機21には、遊星歯車機構を使用している。
また、減速機取付板13の減速機21と反対側には、トグルリンク機構29を設けている。このトグルリンク機構29は、駆動側リンク31と従動側リンク33とをそれぞれ備えおり、駆動側リンク31の一端(図1,3中で上端)を減速機21の出力軸35に連結固定し、駆動側リンク31の他端(図1,3中で下端)を従動側リンク33の一端(図1,3中で下端)に下部連結軸37を介して回転可能に連結する。従動側リンク33の他端(図1,3中で上端)は、上部連結軸39を介して可動フレーム7のリンク取付部41に回転可能に取り付ける。
すなわち、サーボモータ19の駆動によりタイミングベルト21および減速機21を介してトグルリンク機構29の駆動側リンク31が、減速機21の出力軸35を中心として回転し、これに伴い従動側リンク33が、上部連結軸29を中心として回転すると同時に上下方向に移動して、可動フレーム7をベースフレーム5に対して上下動させる。
なお、図3は、前述したように、本曲げ刃11を用いた本曲げ加工後の状態であり、このとき従動側リンク33は、下部,上部各連結軸37,39の中心が図3中で上下方向(鉛直方向)に重なる位置となるよう上下方向に平行となっている。
可動フレーム7は、図1のB−B断面図である図4に示すように、左右の側板43と、側板43の上端相互を連結する上板45と、図1中で右側上部の側板43相互を連結するシリンダ取付板47と、側板43下部の図1中で左端部相互を連結している、前述したリンク取付部41とをそれぞれ備えている。
そして、図3に示すように、左右の側板43の内側に、前記したベースフレーム5の左右の側板15が位置し、この側板15に対し、可動フレーム7が、ガイド部49を介して上下動可能となっている。ガイド部49は、図3の簡略化したC−C断面図である図5に示すように、ベースフレーム5の側板15に固定してある。
上記したシリンダ取付板47には、図3中で紙面裏側に、予備曲げ刃駆動源としての予備曲げ刃スライドシリンダ51と、本曲げ刃駆動源としての本曲げ刃スライドシリンダ53の後端をそれぞれ固定している。
予備曲げ刃スライドシリンダ51は、図3中で左側に位置し、そのピストンロッド55の先端を、図1に示すように、予備曲げ刃保持フレーム57のロッド取付部59に連結している。
予備曲げ刃保持フレーム57は、図6に、上記した各シリンダ51,53の後端側上部から見た内部構造を示すように、底板61と、底板61の左右両端から上方に延びる一対の側板63と、前述したロッド取付部59とをそれぞれ備えている。そして、側板63がその外側のガイド部65を介して、図1中で左右方向にスライド移動する。ガイド部65は、図4に示すように可動フレーム7の側板43の内面に固定してある。
また、予備曲げ刃保持フレーム57は、底板61の図1中で左側の前端に、予備曲げ刃9を固定する予備曲げ刃固定板67を備えている。
前記したベースフレーム5の上板17には、上方に突出する予備曲げ刃ガイド部71を設けている。この予備曲げ刃ガイド部71は、後述する図9に示すように、予備曲げ刃9が、予備曲げ刃保持フレーム57とともに図1中で左方向に予備曲げ位置である前進限位置まで移動した状態で、下降する際に、底板61の後端面61aが側面71aに接触する。
また、予備曲げ刃保持フレーム57の底板61には、後述する本曲げ加工時(図11参照)に、上記した予備曲げ刃ガイド部71が入り込む逃げ孔61bを設けてある。
一方本曲げ刃スライドシリンダ53は、図3中で右側に位置し、そのピストンロッド73の先端を、図6に示すように、予備曲げ刃保持フレーム57のロッド取付部59を貫通して、ロッド取付部77に連結している。このロッド取付部77前端面は、本曲げ刃11を固定している、本曲げ刃保持フレーム75の本曲げ刃固定板79に連結固定している。
上記した本曲げ刃保持フレーム75は、図4に示すように、前記したガイド部65に対して図4中で紙面に直交する方向(図1中で左右方向)に移動可能な左右の側板81および、各側板81の上端相互を連結する上板83を備えるとともに、左右の側板81の図1中で左側端部相互を連結する前記した本曲げ刃固定板79を備えている。なお、図5では上板83を省略している。
また、図4のD−D断面図である図7に示すように、ベースフレーム5の側板17の本曲げ刃11と反対側の後端には、上方に突出する本曲げ刃ガイド部85を設けている。この本曲げ刃ガイド部85は、本曲げ刃11が、本曲げ刃保持フレーム75とともに図1中で左方向に本曲げ位置である前進限位置まで移動した状態で、下降する際に、側板81の下部後端面81aが側面85aに接触する。
上記した本曲げ刃11は、図1に示すように、後退限位置(本曲げ待機位置)にある状態で、同様に後退限位置(予備曲げ待機位置)ある予備曲げ刃9の直上方に位置している。
次に、上記したヘミング加工装置1の動作を説明する。前記した図1は、予備曲げ刃9および本曲げ刃11が、それぞれ予備曲げ待機位置および本曲げ待機位置にあり、かつ可動フレーム7が上昇限位置にあり、この状態で、ワークWをダイ3上にセットする。
その後、図6に示してある本曲げ刃スライドシリンダ53の駆動により、図8に示すように、本曲げ刃保持フレーム75を前進させ、これとともに移動する本曲げ刃11を、ワークWの縁部Fの上方、すなわちワークWの縁部Fに対してダイ3と反対側に位置させる。
さらに、予備曲げ刃スライドシリンダ51の駆動により、予備曲げ刃保持フレーム57を前進させ、これとともに移動する予備曲げ刃9を、本曲げ刃11の下方で、かつワークWの縁部Fの上方、すなわちワークWの縁部Fに対してダイ3と反対側に位置させる。このとき、トグルリンク機構29は、図3の本曲げ加工後の状態に対し、下部連結軸37が上部連結軸39を中心として図3中で時計回り方向に位置して、従動側リンク33が図3の鉛直状態に対して傾いた状態となっている。
図8の状態から、図2,図3に示してあるサーボモータ19を駆動し、タイミングベルト27および減速機21を介してトグルリンク機構29の駆動側リンク31を、減速機21の出力軸35を中心として図3中で反時計回り方向に回転させる。これにより、駆動側リンク31に下部連結軸37を介して連結している従動側リンク33が、上部連結軸39を中心として図3中で反時計回り方向に回転すると同時に下降し、この下降に伴って可動フレーム7も下降する。
そして、可動フレーム7の下降により、図9に示すように、予備曲げ刃9がワークWの縁部Fを、図1の90度程度から45度程度となるよう予備曲げ加工する。このとき、予備曲げ刃保持フレーム57における底板61の後端面61aが、ベースフレーム5に設けた予備曲げ刃ガイド部71の側面71aに接触しながら移動する。このため、予備曲げ刃9のワークWに対する加圧力の反力を、上記接触部で受けることになり、予備曲げ刃9によるワークWに対する加圧力を所望に維持することができ、予備曲げ加工を精度よく確実に行うことができる。
上記した予備曲げ加工後の状態でも、トグルリンク機構29は、図3の状態に対し、下部連結軸37が上部連結軸39を中心として図3中で時計回り方向に位置して従動側リンク33が図3の鉛直状態に対して傾いた状態となっている。
予備曲げ加工後は、サーボモータ19を逆転駆動して予備曲げ刃9を可動フレーム7とともに上昇させた後、予備曲げ刃スライドシリンダ51の駆動により、図10のように、予備曲げ刃9を、予備曲げ刃保持フレーム57とともに後退させて予備曲げ待機位置とする。
続いて、図10の状態から、予備曲げ加工時と同様にしてサーボモータ19を駆動し、タイミングベルト27および減速機21を介してトグルリンク機構29の駆動側リンク31を、減速機21の出力軸35を中心として図3中で反時計回り方向に回転させ、これに伴い従動側リンク33を、上部連結軸39を中心として図3中で反時計回り方向に回転させると同時に下降させて、可動フレーム7を下降させる。
そして、可動フレーム7の下降により、図11に示すように、本曲げ刃11がワークW(アウタパネル)の縁部Fをインナパネルの縁部に重なるように本曲げ加工する。このとき、図7に示すように、本曲げ刃保持フレーム75における側板81の下部後端面81aが、ベースフレーム5における本曲げ刃ガイド部85の側面85aに接触しながら移動する。このため、本曲げ刃11のワークWに対する加圧力の反力を、上記接触部で受けることになり、本曲げ刃11によるワークWに対する加圧力を所望に維持することができ、本曲げ加工を精度よく確実に行うことができる。
また、上記した本曲げ加工時にて可動フレーム7が下降する際には、図11に示すように、予備曲げ刃ガイド部71が予備曲げ刃保持フレーム57の底板61に形成した逃げ孔61bに入り込み、予備曲げ刃ガイド部71の底板61への干渉を防止している。
本曲げ加工後は、サーボモータ19を逆転駆動して本曲げ刃11を可動フレーム7とともにベースフレーム5に対して上昇させた後、本曲げ刃スライドシリンダ53の駆動により、予備曲げ刃9を予備曲げ刃保持フレーム57とともに可動フレーム7に対して後退移動させ、図1と同様の状態とする。そして、加工後のワークWをダイ3から取り出し、次のワークの投入を待つ。
なお、図1,図8〜図10における下部連結軸37および上部連結軸39の上下方向位置は、図3,図11に対して同等位置としてあるが、実際にはトグルリンク機構29の駆動により図3,図11対して上方に位置している。
以上のように、本実施形態のヘミング加工装置によれば、予備曲げ刃9および本曲げ刃11を、それぞれ直線的に水平移動させてワークWの縁部Fに対してダイ3と反対側の予備曲げ位置および本曲げ位置としてワークWに接近させ、上記水平移動方向と直交する下方に、予備曲げ刃9および本曲げ刃11を備えた可動フレーム7を移動させて、予備曲げ加工および本曲げ加工を行うようにしたため、可動フレーム7の動きとしては、予備曲げ刃9および本曲げ刃11をワークWに接近させた後の直線運動のみであり、したがってその直線運動のストロークは短くて済み、設備全体の上下高さ方向の大型化を防止することができる。
このように、設備全体の上下高さ方向の大型化を防いで上下高さを低く抑えることで、ダイ3に対するワークWの投入および取出作業が容易となる。
なお、ダイ3に対するワークWの投入および取出作業は、例えば図示しないロボットを用いて行い、その際ロボットハンドの位置決め部位を、図2に示してあるハンド置き台87に位置決め固定し、位置決め固定した状態のロボットがワークWを把持したまま、前記した予備曲げ加工および本曲げ加工を行う。
また、上記したヘミング加工装置1では、予備曲げ刃9および本曲げ刃11が、ダイ3に対して加圧方向に垂直に直線的に移動してヘミング加工を行うので、ワークWに対する進入角度が常に一定となり、加工品質が向上するとともに設計が容易であり、例えばワーク形状によってはヘミング加工装置1全体を傾斜して配置すればよく、ワーク形状に合わせてその都度設計する必要もなく、標準化が容易である。
さらに、加圧源となるトグルリンク機構29が、予備曲げ刃9および本曲げ刃11のほぼ直下に位置するので、ワークWに対するヘミング加工時での加圧力を均一化でき、加工品質も向上する。
上記加圧源である倍力機構となるトグルリンク機構29を利用し、かつ減速機21には機械効率がよいとされる遊星歯車機構を使用することにより、サーボモータ19を小型化でき、省力化を達成することができる。
本発明の一実施形態を示すヘミング加工装置の側面断面図で、図3のA−A断面に相当する。 図1のヘミング加工装置を複数台用いて自動車のドアパネルに対してヘミング加工を行っている状態を示す斜視図である。 図1の右側面図に相当するヘミング加工装置の背面図である。 図1のB−B断面図である。 図3の簡略化したC−C断面図である。 ヘミング加工装置の背面側上部から見た内部構造図である。 図4のD−D断面図である。 ヘミング加工装置の動作説明図で、予備曲げ待機時の状態を示す。 ヘミング加工装置の動作説明図で、予備曲げ加工時の状態を示す。 ヘミング加工装置の動作説明図で、本曲げ待機時の状態を示す。 ヘミング加工装置の動作説明図で、本曲げ加工時の状態を示す。
符号の説明
W ワーク
F ワークの縁部
1 ヘミング加工装置
3 ダイ
5 ベースフレーム
7 可動フレーム
9 予備曲げ刃
11 本曲げ刃
19 サーボモータ(曲げ加工駆動源)
29 トグルリンク機構
51 予備曲げ刃スライドシリンダ(予備曲げ刃駆動源)
53 本曲げ刃スライドシリンダ(本曲げ刃駆動源)
61a 予備曲げ刃保持フレームの底板の後端面(予備曲げ刃の予備曲げ待機位置側の基端部の端面)
71 予備曲げ刃ガイド部
85 本曲げ刃ガイド部
81a 本曲げ刃保持フレームの側板の下部後端面(本曲げ刃の本曲げ待機位置側の基端部の端面)

Claims (4)

  1. ダイにセットしたワークの縁部に対し、予備曲げ加工を行う予備曲げ刃と、予備曲げ加工後に本曲げ加工を行う本曲げ刃とをそれぞれ備えたヘミング加工装置において、前記予備曲げ刃を、前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側に位置する予備曲げ位置と、この予備曲げ位置から後退した予備曲げ待機位置との間を直線的に移動させる予備曲げ刃駆動源と、前記本曲げ刃を、前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側に位置する本曲げ位置と、この本曲げ位置から後退した本曲げ待機位置との間を直線的に移動させる本曲げ刃駆動源とをそれぞれ設け、前記予備曲げ刃および予備曲げ刃駆動源と、前記本曲げ刃および本曲げ刃駆動源とをそれぞれ設けた可動フレームを、前記ダイ側に設置したベースフレームに対し、トグルリンク機構を介して前記予備曲げ刃駆動源による予備曲げ刃および前記本曲げ刃駆動源による本曲げ刃のそれぞれの前記移動方向と直交する方向に直線的に移動させて、前記予備曲げ加工および本曲げ加工をそれぞれ行わせる曲げ加工駆動源を設けたことを特徴とするヘミング加工装置。
  2. 前記予備曲げ刃を前記可動フレームにおける前記ダイ近傍位置に配置し、前記予備曲げ刃の前記予備曲げ待機位置側の基端部の端面を予備曲げ加工時にガイドする予備曲げ刃ガイド部を、前記ベースフレームに設けたことを特徴とする請求項1に記載のヘミング加工装置。
  3. 前記本曲げ刃を前記可動フレームにおける前記ダイ近傍位置に配置し、前記本曲げ刃の前記本曲げ待機位置側の基端部の端面を本曲げ加工時にガイドする本曲げ刃ガイド部を、前記ベースフレームに設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のヘミング加工装置。
  4. ダイにセットしたワークの縁部に対し、予備曲げ刃を用いて予備曲げ加工を行った後、本曲げ刃を用いて本曲げ加工を行うヘミング加工方法において、前記本曲げ刃を、本曲げ刃駆動源により、可動フレームに対し、本曲げ待機位置から直線的に前進させて前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側に位置する本曲げ位置に移動させるとともに、前記予備曲げ刃を、予備曲げ刃駆動源により、前記可動フレームに対し、予備曲げ待機位置から直線的に前進させて前記ワークの縁部に対して前記ダイと反対側でダイと前記本曲げ刃との間に位置する予備曲げ位置に移動させた状態で、前記可動フレームをベースフレームに対し、トグルリンク機構を介して前記予備曲げ刃駆動源による予備曲げ刃および前記本曲げ刃駆動源による本曲げ刃のそれぞれの前記移動方向と直交する方向に直線的に移動させることで、前記可動フレームに設けた予備曲げ刃を前記ワークの縁部に接近させて予備曲げ加工を行い、この予備曲げ加工後、前記予備曲げ刃を前記予備曲げ待機位置に後退させてから、前記可動フレームをベースフレームに対し、トグルリンク機構を介して前記予備曲げ刃駆動源による予備曲げ刃および前記本曲げ刃駆動源による本曲げ刃のそれぞれの前記移動方向と直交する方向に直線的に移動させることで、前記可動フレームに設けた本曲げ刃を前記ワークの縁部に接近させて本曲げ加工を行うことを特徴とするヘミング加工方法。
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