JP2007049329A - 画像記録装置、画像記録方法、画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データの補正に伴う画像の劣化を抑制することが可能な画像記録装置、画像記録方法、画像表示装置、画像表示方法、画像表示システムを提供する。
【解決手段】 MPEG2データに対して、MPEG2データのビデオストリームを補正するための補正データ(伸張係数G、調光係数L)と、補正データをビデオストリームに同期させるためのタイミングデータとが、MPEGで規定されたプライベートストリームとして付加された合成データを、合成データ入力部32が通信I/F31を介して入力する。デマルチプレクサ33が各ストリームを分配した後、伸張処理部39及び調光素子駆動部40は、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで、補正データに応じた補正(伸張、調光)を行う。
【選択図】 図7
【解決手段】 MPEG2データに対して、MPEG2データのビデオストリームを補正するための補正データ(伸張係数G、調光係数L)と、補正データをビデオストリームに同期させるためのタイミングデータとが、MPEGで規定されたプライベートストリームとして付加された合成データを、合成データ入力部32が通信I/F31を介して入力する。デマルチプレクサ33が各ストリームを分配した後、伸張処理部39及び調光素子駆動部40は、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで、補正データに応じた補正(伸張、調光)を行う。
【選択図】 図7
Description
本発明は、画像記録装置、画像記録方法、画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示システムに関する。
画像表示装置の一形態として、光源から射出された光を、光変調装置(液晶ライトバルブ等)で画像データに応じて変調し、この変調光をスクリーン等に拡大投写して画像を表示するプロジェクタ(投射型表示装置)が知られている。光変調装置は、複数の画素を備えており、画像データに含まれる階調情報に応じて、光の透過率を画素毎に制御することにより、画像データに応じた画像を形成している。
さらに、有効な階調範囲を伸張するために各画素の階調(透過率)を補正する伸張手段と、前記補正に合わせて、光変調装置の各画素に入射する光量を略一様に低減することが可能な調光手段とを備えたプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、例えば、暗い画像を表示する際に、伸張手段によって階調範囲を白側(明るい側)に伸張するとともに、調光手段によって光量を低減させることにより、画像の暗さを維持しつつ有効な階調数を増やし(ダイナミックレンジを拡大し)、コントラスト感を向上させることが可能になる。
しかしながら、動画像を表示する場合のように、画面の明るさが逐次変化する場合には、調光処理や伸張処理が画像の明るさに応じて適切なタイミングで施されないと、画面のちらつきや、過剰な伸張による白飛びが発生してしまうという問題を有している。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、階調の伸張等、画像データの補正に伴う画像の劣化を抑制することが可能な画像記録装置、画像記録方法、画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示システムを提供することにある。
本発明の画像記録装置は、画像データを入力する画像データ入力部と、前記画像データ入力部が入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成部と、前記画像データ入力部が入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成部で生成された補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成部とを備えたことを特徴とする。
この画像記録装置によれば、画像データに、画像データを補正するための補正データと、補正データを画像データに同期させるためのタイミングデータとを付加した合成データを生成している。このため、合成データに基づいた画像を表示する画像表示装置において、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで補正を行うことが可能となるため、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化を抑制することが可能となる。
この画像記録装置において、前記画像データが、MPEG規格に基づいた画像データである場合には、前記合成データ生成部は、前記補正データ及び前記タイミングデータを、前記MPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加することが望ましい。
この画像記録装置によれば、補正データ及びタイミングデータがMPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加されるため、付加後の合成データもまたMPEG規格に基づいたデータとなる。このため、MPEG規格に基づいた画像データを再生可能な装置であれば、画像データを補正するための構成を備えていない場合にも、画像データに応じた画像を再生することが可能となり、多くの装置で再生可能な合成データを生成することが可能となる。
この画像記録装置において、前記補正データ生成部は、前記画像データに基づいて、前記画像データが表す階調情報に応じた特徴量を抽出する特徴量抽出部を備え、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータを、前記補正データとして生成することが望ましい。
この画像記録装置によれば、画像データの階調情報に応じて、階調範囲を伸張するための伸張パラメータを補正データとして生成し、画像データに付加している。このため、合成データに基づいた画像を表示する画像表示装置において、画像データの階調範囲を伸張することが可能となり、画像のダイナミックレンジを拡大してコントラスト感を向上させることが可能となる。
この画像記録装置において、前記補正データ生成部は、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータを、前記補正データとして生成することが望ましい。
この画像記録装置によれば、伸張パラメータとともに調光パラメータを補正データとして生成し、画像データに付加している。このため、合成データに基づいた画像を表示する画像表示装置において、階調範囲の伸張に伴う輝度の変化を抑制することが可能となる。
本発明の画像記録方法は、画像データを入力する画像データ入力工程と、前記画像データ入力工程にて入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成工程と、前記画像データ入力工程にて入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成工程にて生成された補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成工程とを備えたことを特徴とする。
この画像記録方法によれば、画像データに、画像データを補正するための補正データと、補正データを画像データに同期させるためのタイミングデータとを付加した合成データを生成している。このため、合成データに基づいた画像を表示する画像表示装置において、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで補正を行うことが可能となるため、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化を抑制することが可能となる。
本発明の画像表示装置は、画像データに、前記画像データが表す画像を補正するための補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータが付加された合成データを入力する合成データ入力部と、前記合成データ入力部が入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出部と、前記データ抽出部で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理部とを備え、前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示することを特徴とする。
この画像表示装置によれば、画像データを補正するための補正データと、補正データを画像データに同期させるためのタイミングデータとが、画像データに付加された合成データを入力し、補正処理部が、画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施すため、画像データの補正を適切なタイミングで行うことが可能となる。この結果、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化を抑制することが可能となる。
この画像表示装置において、前記補正データに、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータが含まれている場合には、前記補正処理部は、前記伸張パラメータに基づいて、前記階調範囲を伸張することが望ましい。
この画像表示装置によれば、伸張パラメータに基づいて画像データの階調範囲を伸張することが可能となり、画像のダイナミックレンジを拡大してコントラスト感を向上させることが可能となる。
この画像表示装置において、前記補正データに、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータが含まれている場合には、前記調光パラメータに基づいて、前記画像の輝度を調整する調光手段を備えることが望ましい。
この画像表示装置によれば、調光パラメータに基づいて画像の輝度を調整する調光手段を備えているため、階調範囲の伸張に伴う輝度の変化を抑制することが可能となる。
本発明の画像表示方法は、画像データに、前記画像データが表す画像を補正するための補正データ、及び、前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータが付加された合成データを入力する合成データ入力工程と、前記合成データ入力工程にて入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出工程と、前記データ抽出工程で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理工程と、前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示する表示工程とを備えたことを特徴とする。
この画像表示方法によれば、画像データに、画像データを補正するための補正データと、補正データを画像データに同期させるためのタイミングデータとが付加された合成データを入力し、補正処理工程にて、画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施すため、画像データの補正を適切なタイミングで行うことが可能となる。この結果、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化を抑制することが可能となる。
本発明の画像表示システムは、画像記録装置と、画像表示装置とを有する画像表示システムであって、前記画像記録装置は、画像データを入力する画像データ入力部と、前記画像データ入力部が入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成部と、前記画像データ入力部が入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成部で生成された前記補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成部とを備え、前記画像表示装置は、前記合成データを入力する合成データ入力部と、前記合成データ入力部が入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出部と、前記データ抽出部で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理部とを備え、前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示することを特徴とする。
この画像表示システムによれば、画像記録装置が、画像データに対して、画像データを補正するための補正データと、補正データを画像データに同期させるためのタイミングデータとを付加した合成データを生成し、画像表示装置が、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで、補正データに基づく補正を行うため、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化を抑制することが可能となる。
この画像表示システムにおいて、前記画像データが、MPEG規格に基づいた画像データである場合には、前記画像記録装置の前記合成データ生成部は、前記補正データ及び前記タイミングデータを、前記MPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加することが望ましい。
この画像表示システムによれば、補正データ及びタイミングデータがMPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加されるため、付加後の合成データもまたMPEG規格に基づいたデータとなる。このため、MPEG規格に基づいた画像データを再生可能な装置であれば、画像データを補正するための構成を備えていない場合にも、画像データに応じた画像を再生することが可能となり、多くの装置で再生可能な合成データを生成することが可能となる。
この画像表示システムにおいて、前記画像記録装置の前記補正データ生成部は、前記画像データに基づいて、前記画像データが表す階調情報に応じた特徴量を抽出する特徴量抽出部を備え、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータを、前記補正データとして生成し、前記画像表示装置の前記補正処理部は、前記伸張パラメータに基づいて、前記階調範囲を伸張することが望ましい。
この画像表示システムによれば、伸張パラメータに基づいて画像データの階調範囲を伸張することが可能となり、画像のダイナミックレンジを拡大してコントラスト感を向上させることが可能となる。
この画像表示システムにおいて、前記画像記録装置の前記補正データ生成部は、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータを、前記補正データとして生成し、前記画像表示装置は、前記調光パラメータに基づいて、前記画像の輝度を調整する調光手段を備えることが望ましい。
この画像表示システムによれば、画像表示装置が、調光パラメータに基づいて画像の輝度を調整する調光手段を備えているため、階調範囲の伸張に伴う輝度の変化を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像表示システムの概略構成を示す説明図である。
図1に示すように、画像表示システム1は、画像記録装置としてのサーバ2と、画像表示装置としてのプロジェクタ3とを有しており、サーバ2及びプロジェクタ3は、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワーク4を介して接続されている。サーバ2は、画像データを入力し、この画像データに応じた補正データを生成するとともに、画像データと補正データとを合成した合成データを出力可能になっている。プロジェクタ3は、この合成データを、通信ネットワーク4を介して入力し、スクリーンSC等に合成データに応じた画像を表示する。なお、後述するように、本実施形態のプロジェクタ3は、前記補正データに基づく補正処理として、画像の明るさに応じた階調範囲の伸張処理、及びそれに応じた調光(光量調整)処理が可能となっている。このため、例えば、暗い画像を表示する際には、階調範囲を白側(明るい側)に伸張するとともに、伸張量に応じて光量を低減させることで、画像の暗さを維持しつつ有効な階調数を増やし(ダイナミックレンジを拡大し)、コントラスト感を向上させることができる。
図1は、本実施形態の画像表示システムの概略構成を示す説明図である。
図1に示すように、画像表示システム1は、画像記録装置としてのサーバ2と、画像表示装置としてのプロジェクタ3とを有しており、サーバ2及びプロジェクタ3は、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワーク4を介して接続されている。サーバ2は、画像データを入力し、この画像データに応じた補正データを生成するとともに、画像データと補正データとを合成した合成データを出力可能になっている。プロジェクタ3は、この合成データを、通信ネットワーク4を介して入力し、スクリーンSC等に合成データに応じた画像を表示する。なお、後述するように、本実施形態のプロジェクタ3は、前記補正データに基づく補正処理として、画像の明るさに応じた階調範囲の伸張処理、及びそれに応じた調光(光量調整)処理が可能となっている。このため、例えば、暗い画像を表示する際には、階調範囲を白側(明るい側)に伸張するとともに、伸張量に応じて光量を低減させることで、画像の暗さを維持しつつ有効な階調数を増やし(ダイナミックレンジを拡大し)、コントラスト感を向上させることができる。
図2は、本実施形態のサーバ2の構成を示すブロック図である。
サーバ2は、パーソナルコンピュータ等で構成され、図2に示すように、制御部10と、HDD(Hard Disk Drive)11と、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ12と、通信部13とを備えている。
サーバ2は、パーソナルコンピュータ等で構成され、図2に示すように、制御部10と、HDD(Hard Disk Drive)11と、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ12と、通信部13とを備えている。
制御部10は、データ制御部15、補正データ生成部16、合成データ生成部17等で構成され、サーバ2の動作を統括制御するとともに、HDD11やDVDドライブ12から画像データを入力して各種処理を施したり、処理後のデータをHDD11やDVDドライブ12に出力したりすることができる。なお、制御部10は、具体的には、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されており、CPUがHDD11に記憶された制御プログラムをRAMに読み込んだ後、当該制御プログラムに従って動作することにより、上記各部15〜17が実現されている。
HDD11は、前記制御プログラムの他に、MPEG2データ(MPEG(Moving Picture Expert Group)規格に基づいた動画像を表す画像データの1つ)を含む各種データを記憶する。DVDドライブ12は、MPEG2データ等のデータが記憶されたDVDメディア18からデータを読み出したり、記録型のDVDメディア18に対してデータを書き込んだりすることができる。なお、HDD11やDVDドライブ12は、1台ずつに限られず、それぞれ複数台を備える構成としてもよい。
ここで、HDD11やDVDメディア18に記憶されているMPEG2データについて説明する。MPEG2データは、符号化されたビデオストリームやオーディオストリーム等、複数のエレメンタリストリームが多重化されたシステムストリームとして記録されている。MPEG2のシステムストリームは、多重化の方式によって、1つのプログラムで構成されるプログラムストリームと、複数のプログラムを包含し得るトランスポートストリームとに分類されるが、ここでは、説明を簡単にするため、プログラムストリームの場合を例に説明する。
図3(a)〜(c)は、プログラムストリームを説明するための説明図である。
図3(a)に示すように、MPEG2データ(プログラムストリーム)は、複数のパック21で構成されており、図3(b)に示すように、各パック21には、パックヘッダ22と、1つ以上(DVDの場合は、通常1つ)のPES(Packetized Elementary Stream)パケット23とが含まれる。パックヘッダ22には、当該MPEG2データを再生する機器(本実施形態では、プロジェクタ3)の基準クロック(STC:System Time Clock)の参照値であるSCR(System Clock Reference)等が格納されており、各PESパケット23は、図3(c)に示すように、PESヘッダ24と、データ部(ペイロード)25とで構成されている。
図3(a)に示すように、MPEG2データ(プログラムストリーム)は、複数のパック21で構成されており、図3(b)に示すように、各パック21には、パックヘッダ22と、1つ以上(DVDの場合は、通常1つ)のPES(Packetized Elementary Stream)パケット23とが含まれる。パックヘッダ22には、当該MPEG2データを再生する機器(本実施形態では、プロジェクタ3)の基準クロック(STC:System Time Clock)の参照値であるSCR(System Clock Reference)等が格納されており、各PESパケット23は、図3(c)に示すように、PESヘッダ24と、データ部(ペイロード)25とで構成されている。
データ部25には、エレメンタリストリームを所定の単位(例えば、ビデオストリームの場合には1フレーム等、オーディオストリームの場合には1オーディオフレーム等)で分割したデータが、MPEG規格に従って符号化されて格納される。
PESヘッダ24には、ストリーム識別子(Stream ID)が格納されるとともに、必要に応じてPTS(Presentation Time Stamp)、DTS(Decoding Time Stamp)等が格納される。
PESヘッダ24には、ストリーム識別子(Stream ID)が格納されるとともに、必要に応じてPTS(Presentation Time Stamp)、DTS(Decoding Time Stamp)等が格納される。
ストリーム識別子は、ビデオストリームやオーディオストリーム等、当該PESパケット23のデータ部25に格納されているエレメンタリストリームの種別を識別するための1バイトのデータである。例えば、ストリーム識別子が11100000bであれば、当該PESパケット23は、ビデオストリームを構成するビデオ情報をデータ部25に格納したPESパケット23vであることを示し、ストリーム識別子が11000000bであれば、オーディオストリームを構成するオーディオ情報をデータ部25に格納したPESパケット23aであることを示す。また、10111101bは、プライベートストリームを表すストリーム識別子である。プライベートストリームは、データ部25にその他の付加情報を格納する場合に用いられる。
PTSは、ビデオ情報やオーディオ情報等の再生タイミングを表すタイミングデータ(時刻データ)であり、DTSは、ビデオ情報やオーディオ情報等のデコードタイミングを表すタイミングデータである。MPEG2データを再生可能な再生機器(プロジェクタ3を含む)は、STCとDTSとが一致したときにデコードし、STCとPTSとが一致したときに再生を行う。これにより、各エレメンタリストリームを同期させて再生することが可能となっている。
図2に戻って、制御部10のデータ制御部15は、制御部10と、その外部とのデータの入出力を制御するものであり、データ入力部15aとデータ出力部15bとを備えている。データ入力部15aは、本発明の画像データ入力部に相当し、HDD11又はDVDドライブ12から画像データ(MPEG2データ)を入力して、補正データ生成部16及び合成データ生成部17に出力する。
図4は、補正データ生成部16をさらに詳細に説明するためのブロック図である。
図4に示すように、補正データ生成部16は、画像データ変換部16aと、特徴量抽出部16bと、補正データ計算部16cと、補正パケット生成部16dとからなっている。
画像データ変換部16aは、入力したMPEG2データをデコードし、1フレーム毎に、フレーム画像を構成する各画素の輝度値からなるビットマップ画像に変換する。
図4に示すように、補正データ生成部16は、画像データ変換部16aと、特徴量抽出部16bと、補正データ計算部16cと、補正パケット生成部16dとからなっている。
画像データ変換部16aは、入力したMPEG2データをデコードし、1フレーム毎に、フレーム画像を構成する各画素の輝度値からなるビットマップ画像に変換する。
特徴量抽出部16bは、上記ビットマップ画像から、画像の明るさ(各画素の輝度値)に基づいた各種特徴量を1フレーム毎に抽出する。特徴量としては、1フレーム内の最大輝度値(白ピーク値)や、1フレーム内の平均輝度を表すAPL(Average Picture Level:平均画像レベル)が抽出(導出)される。
補正データ計算部16cは、抽出した各フレームの白ピーク値とAPLとに基づき、LUT(Look Up Table)等を用いて、入力したMPEG2データが表す画像を補正するための補正データを、1フレーム毎に計算する。本実施形態では、補正データとして、画像データの各輝度値を伸張する倍率(伸張率)を導くための伸張係数G、及び調光量(輝度低減量)を定めるための調光係数Lを導出する。ここで、伸張係数Gは、8ビットの数値(0〜255)で表されるパラメータ(伸張パラメータ)であり、プロジェクタ3が、伸張率として1+G/256を各輝度値に乗じることにより、各輝度値が1倍〜約2倍の範囲で伸張される。この結果、1フレーム内で用いられる輝度値の範囲(階調範囲)が伸張し、コントラスト感を向上させることができる。調光係数Lは、階調範囲の伸張に伴って画像が明るくなるのを抑制するために、画像の輝度を一様に低減させるためのパラメータ(調光パラメータ)であり、8ビットの数値(0〜255)で表される。プロジェクタ3は、調光係数Lが小さいほど、光量が小さくなるように調光する。
なお、補正によりコントラスト感を向上させるためには、輝度値の伸張による白飛びの発生が最小限に収まる範囲内で、輝度値をできるだけ伸張する必要がある。ここで、1フレーム内の白ピーク値が小さいほど、白飛びを発生させずに輝度値を大きく伸張することが可能であるため、補正データ計算部16cにおいて各係数G,Lを導出する際には、抽出した白ピーク値が小さいほど、伸張係数Gを大きく(調光係数Lは小さく)するのが望ましい。また、入力したAPLの値が小さく白ピーク値から離れているほど、伸張処理により白飛びが発生する画素が限られることから、APLの値が小さいほど、伸張係数Gが大きく(調光係数Lは小さく)なるよう加味するのが望ましい。
補正パケット生成部16dは、フレーム毎に、導出した伸張係数Gを格納した補正パケット23g、及び、導出した調光係数Lを格納した補正パケット23lを生成する。補正パケット23g,23lは、MPEG規格に基づくPESパケットからなり、他のPESパケット23(23v,23a)と同様に、PESヘッダ24とデータ部25とを有する(図3参照)。PESヘッダ24には、プライベートストリームを表すストリーム識別子(10111101b)を格納するとともに、当該補正(伸張、調光)を施すべきタイミングを表す時刻情報をPTSとして格納し、データ部25には、補正の種別(伸張又は調光)を表す補正識別子と、それに対応する補正データ(伸張係数G又は調光係数L)を格納する。なお、補正(伸張、調光)は、ビデオストリームに同期してなされる必要があるため、本実施形態では、PTSとして格納する時刻情報に、ビデオストリームのPTS、即ち、各補正データを導いたフレーム画像のPTSと同一のPTSを用いるようにしている。生成された補正パケット23g、23lは、合成データ生成部17に出力される。
合成データ生成部17は、図5(a)に示すように、データ制御部15から入力したMPEG2データDoに、補正データ生成部16から入力した補正パケット23g、23lを挿入し、図5(b)に示すような合成データDcを生成する。ここで、生成された合成データDcは、元のMPEG2データDoに、プライベートストリームを表すPESパケット(補正パケット23g、23l)を挿入しただけのものであるため、合成データDcもまたMPEG規格に基づいたMPEG2データとなる。このため、MPEG2データを再生可能な再生装置であれば、当該合成データDcに含まれるビデオストリームやオーディオストリームを再生することが可能である。
生成した合成データDcは、データ制御部15に出力され、データ出力部15bによってHDD11に記憶される。なお、元のMPEG2データDoがHDD11から読み出された場合には、DVDドライブ12を介して記録型のDVDメディア18に記憶させることも可能であり、また、DVDドライブ12が複数接続されている場合には、DVDメディア18からMPEG2データDoを読み出すとともに、合成データDcを他のDVDメディアに記憶させることも可能である。
通信部13は、通信ネットワーク4に接続され、通信ネットワーク4を介したデータ通信を可能にするものであり、制御部10は、データ制御部15のデータ入力部15aによってHDD11等に記憶された合成データDcを読み出して、データ出力部15bによって通信部13からプロジェクタ3に出力することができる。
次に、本実施形態のプロジェクタ3について、図面を参照して説明する。
図6は、プロジェクタ3の概略構成を示す構成図であり、光源から射出された光がスクリーンに至るまでの光路を示している。
図6に示すように、プロジェクタ3は、照明光学系110と、色光分離光学系120と、リレー光学系130と、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ140R,140G,140Bと、クロスダイクロイックプリズム150と、投写レンズ160とを備えている。
図6は、プロジェクタ3の概略構成を示す構成図であり、光源から射出された光がスクリーンに至るまでの光路を示している。
図6に示すように、プロジェクタ3は、照明光学系110と、色光分離光学系120と、リレー光学系130と、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ140R,140G,140Bと、クロスダイクロイックプリズム150と、投写レンズ160とを備えている。
照明光学系110は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源ランプからなる光源111と、第1のレンズアレイ112と、第2のレンズアレイ113と、偏光変換素子114と、重畳レンズ115と、調光素子116とを備えている。光源111から射出された光線束は、微小なレンズ112aがマトリクス状に配置された第1のレンズアレイ112によって多数の微小な光線束に分割される。第2のレンズアレイ113及び重畳レンズ115は、分割された光線束のそれぞれが、照明対象である3つの液晶ライトバルブ140R,140G,140Bの全体を照射するように備えられている。このため、各光線束が液晶ライトバルブ140R,140G,140Bで重畳され、液晶ライトバルブ140R,140G,140Bの全体がほぼ均一に照明される。
ここで、第1及び第2のレンズアレイ112,113間の光路には、調光素子116が備えられている。調光素子116は、ルーバー116aの回動により第1のレンズアレイ112から射出される光を絞ることが可能となっており、第1のレンズアレイ112によって分割された光線束の一部を遮ることができる。このため、調光素子116の絞り量に応じて、液晶ライトバルブ140R,140G,140Bを照明する光の量が略一様に制限される。
偏光変換素子114は、光源111からの光を液晶ライトバルブ140R,140G,140Bで効率よく利用可能とするため、特定の偏光方向を有する偏光光に揃える機能を有している。照明光学系110を射出した偏光光は、色光分離光学系120に入射する。
色光分離光学系120は、第1のダイクロイックミラー121と、第1の反射ミラー122と、第2のダイクロイックミラー123とを備えており、照明光学系110から射出された光を、波長域の異なる3色の光に分離する。第1のダイクロイックミラー121は、略赤色の光を透過させるとともに、透過する光よりも短波長の光を反射する。第1のダイクロイックミラー121を透過した赤色光Rは、第1の反射ミラー122で反射されて赤色光用の液晶ライトバルブ140Rを照明する。
第1のダイクロイックミラー121で反射された光のうち、緑色光Gは、第2のダイクロイックミラー123によって反射されて緑色光用の液晶ライトバルブ140Gを照明する。また、青色光Bは、第2のダイクロイックミラー123を透過し、リレー光学系130を通過して、青色光用の液晶ライトバルブ140Bを照明する。
なお、青色光Bの経路は、他の色光の経路に比べて長くなってしまうことから、光線束の発散によって液晶ライトバルブ140Bへの照明効率が低下するのを抑制するために、青色光Bの経路には、リレー光学系130が設けられている。リレー光学系130は、入射側レンズ131と、第2の反射ミラー132と、リレーレンズ133と、第3の反射ミラー134と、射出側レンズ135とを備えている。色光分離光学系120から射出した青色光Bは、入射側レンズ131によってリレーレンズ133の近傍で収束し、射出側レンズ135に向けて発散する。
液晶ライトバルブ140R,140G,140Bのそれぞれは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル141を備えており、液晶パネル141の内面には、液晶に対して微小領域(画素)毎に駆動電圧を印加可能な透明電極(画素電極)がマトリクス状に形成されている。また、液晶パネル141の入射側表面及び射出側表面には、それぞれ入射側偏光板142及び射出側偏光板143が貼り付けられている。入射側偏光板142及び射出側偏光板143は、それぞれ特定の偏光方向の偏光光のみを透過可能であり、入射側偏光板142は、偏光変換素子114によって揃えられた偏光方向の偏光光を透過可能となっている。このため、各液晶ライトバルブ140R,140G,140Bに入射する各色光の大部分は入射側偏光板142を透過して、液晶パネル141に入射する。
ここで、液晶パネル141の各画素に、画像信号に応じた駆動電圧が印加されると、液晶パネル141に入射した光は、駆動電圧に応じて変調され、画素毎に異なる偏光方向を有した偏光光となる。この偏光光のうち、射出側偏光板143を透過可能な偏光成分のみが液晶ライトバルブ140R,140G,140Bから射出される。つまり、液晶ライトバルブ140R,140G,140Bが、画像信号に応じて、画素毎に異なる透過率で入射光を透過させることによって、階調を有する光学像が色光毎に形成される。液晶ライトバルブ140R,140G,140Bから射出した各色光からなる光学像は、クロスダイクロイックプリズム150に入射する。
クロスダイクロイックプリズム150は、各液晶ライトバルブ140R,140G,140Bから射出された各色の光学像を、画素毎に合成してカラー画像を表す光学像を形成する。クロスダイクロイックプリズム150によって合成された光学像は、投写レンズ160によってスクリーンSCに拡大投写され、画像として表示される。
図7は、プロジェクタ3の回路構成を説明するためのブロック図である。
図7に示すように、プロジェクタ3は、図6に示した構成要素に加えて、通信インターフェイス(I/F)31、合成データ入力部32、デマルチプレクサ33、STC生成部34、システム制御部35、ビデオデコーダ36、オーディオデコーダ37、補正制御部38、伸張処理部39、調光素子駆動部40、ライトバルブ駆動部41等を備えている。
図7に示すように、プロジェクタ3は、図6に示した構成要素に加えて、通信インターフェイス(I/F)31、合成データ入力部32、デマルチプレクサ33、STC生成部34、システム制御部35、ビデオデコーダ36、オーディオデコーダ37、補正制御部38、伸張処理部39、調光素子駆動部40、ライトバルブ駆動部41等を備えている。
合成データ入力部32は、サーバ2から通信ネットワーク4を介して供給されたMPEG2データ(合成データDc)を、通信インターフェイス31を介して入力し、順次デマルチプレクサ33に出力する。
デマルチプレクサ33は、本発明のデータ抽出部に相当し、入力した合成データDc(プログラムストリーム)から、各種データを抽出して分配する。具体的には、各パック21のパックヘッダ22に含まれるSCRを抽出してSTC生成部34に出力し、各PESパケット23(補正パケット23g,23lを含む)のPESヘッダ24に含まれるPTS、DTSを抽出してシステム制御部35に出力する。さらに、各PESパケット23のデータ部25に含まれる各種エレメンタリストリーム(ビデオストリーム、オーディオストリーム、プライベートストリーム)を抽出するとともに、PESヘッダ24に含まれるストリーム識別子を参照して、これらの種別(ストリーム)を識別し、ビデオストリームをビデオデコーダ36に、オーディオストリームをオーディオデコーダ37に、プライベートストリーム(補正データ)を補正制御部38に分配する。
STC生成部34は、入力したSCRに基づいてSTCを生成し、システム制御部35に出力する。システム制御部35は、STC生成部34から入力したSTCと、デマルチプレクサ33から入力したPTSやDTSを比較し、比較結果に基づいたタイミングで、ビデオデコーダ36、オーディオデコーダ37、補正制御部38に動作指示を行う。具体的には、ビデオストリームやオーディオストリームにDTSが付加されていた場合には、STCとDTSが一致した時に、各デコーダ36,37でのデコードの開始を指示し、PTSが付加されていた場合には、STCとPTSが一致した時に、各デコーダ36,37からの出力(再生)の指示を行う。また、STCと、補正データを格納したプライベートストリームに付加されているPTSが一致した時には、補正制御部38に対して、補正処理の開始を指示する。これにより、補正処理をビデオストリームに同期させて実施することが可能になっている。
ビデオデコーダ36は、システム制御部35からの動作指示に基づいて、デマルチプレクサ33から入力したビデオストリームをデコードし、フレーム毎に、R(赤)、G(緑)、B(青)、各色の階調を10ビットの輝度値(0〜1023)で表した画像データを生成して伸張処理部39に出力する。オーディオデコーダ37は、システム制御部35からの動作指示に基づいて、デマルチプレクサ33から入力したオーディオストリームをデコードする。デコードされた音声信号は、図示しない増幅回路等を介して図示しないスピーカ等から音声として出力される。
補正制御部38は、デマルチプレクサ33からプライベートストリームとして入力した補正データ(伸張係数G又は調光係数L)を、補正識別子により識別し、補正データが伸張係数Gであれば、伸張処理部39に出力し、調光係数Lであれば、調光素子駆動部40に出力する。各補正データの出力は、システム制御部35からの動作指示に基づいたタイミングで行われる。
伸張処理部39は、本発明の補正処理部に相当し、ビデオデコーダ36から入力した画像データの各輝度値に対して、補正制御部38から入力した伸張係数Gに応じた伸張率(1+G/256)を乗じて伸張する。これに伴い、画像データの輝度値の範囲(階調範囲)が伸張される。伸張された輝度値は、ライトバルブ駆動部41に出力され、ライトバルブ駆動部41は、伸張された輝度値に応じて液晶ライトバルブ140R,140G,140Bを駆動する。また、調光素子駆動部40は、調光素子116の絞り量が、入力した調光係数Lに応じた値となるように、調光素子116のルーバー116aを駆動する。なお、調光素子116及び調光素子駆動部40は、本発明の調光手段に相当する。
以上の動作により、スクリーンSCには、階調範囲が伸張されてコントラスト感が向上した画像が適度な輝度で表示される。
以上の動作により、スクリーンSCには、階調範囲が伸張されてコントラスト感が向上した画像が適度な輝度で表示される。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム1、サーバ2、及びプロジェクタ3によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の画像表示システム1、サーバ2、及びプロジェクタ3によれば、サーバ2が、元のMPEG2データDoに対して、MPEG2データDoのビデオストリームを補正するための補正データ(伸張係数G、調光係数L)と、補正データをビデオストリームに同期させるためのタイミングデータ(PTS)とを付加した合成データDcを生成し、プロジェクタ3が、当該合成データDcを入力して、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで、補正データに応じた補正(伸張、調光)を行うため、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化(白飛びやちらつき等)を抑制することが可能となる。
(1)本実施形態の画像表示システム1、サーバ2、及びプロジェクタ3によれば、サーバ2が、元のMPEG2データDoに対して、MPEG2データDoのビデオストリームを補正するための補正データ(伸張係数G、調光係数L)と、補正データをビデオストリームに同期させるためのタイミングデータ(PTS)とを付加した合成データDcを生成し、プロジェクタ3が、当該合成データDcを入力して、付加されたタイミングデータに基づいたタイミングで、補正データに応じた補正(伸張、調光)を行うため、補正タイミングのずれに伴う画像の劣化(白飛びやちらつき等)を抑制することが可能となる。
(2)本実施形態の画像表示システム1、サーバ2、及びプロジェクタ3によれば、サーバ2の補正データ生成部16が、画像の特徴量に基づいた伸張係数Gを生成し、プロジェクタ3が、伸張係数Gに基づいて画像の階調範囲を伸張するため、画像のダイナミックレンジを拡大してコントラスト感を向上させることが可能となる。
(3)本実施形態の画像表示システム1、サーバ2、及びプロジェクタ3によれば、サーバ2の補正データ生成部16が、画像の特徴量に基づいた調光係数Lを生成し、プロジェクタ3が、調光係数Lに基づいて調光素子116を駆動するため、階調範囲の伸張に伴う輝度の変化を抑制することが可能となる。
(4)本実施形態の画像表示システム1、及びサーバ2によれば、サーバ2が、補正データ(伸張係数G、調光係数L)及びタイミングデータ(PTS)を、MPEG規格で規定されたプライベートストリームとしてMPEG2データDoに付加しているため、付加後の合成データDcもまたMPEG規格に基づいたMPEG2データとなっている。このため、MPEG2データを再生可能な装置であれば、データを補正するための構成(伸張処理部39や調光素子116等)を備えていない場合にも、合成データDcから、元のMPEG2データDoに応じた画像を再生することが可能となり、多くの装置で再生可能な合成データを生成することが可能となる。
(5)本実施形態の画像表示システム1、及びサーバ2によれば、サーバ2が、補正データ(伸張係数G、調光係数L)及びタイミングデータをMPEG2データDoに合成した合成データDcを生成しているため、補正データやタイミングデータが、MPEG2データDoとは別個に存在する場合と比較して、データを利用する際の利便性が向上する。
(6)本実施形態の画像表示システム1、及びプロジェクタ3によれば、プロジェクタ3が、通信部13を介して合成データDcを入力する構成になっているため、記憶媒体を経由して合成データDcを入力する場合とは異なり、記録媒体からデータを読み出すための装置等を備える必要がない。
(変形例)
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、MPEG2のプログラムストリームを例に説明しているが、MPEG2のトランスポートストリームやMPEG1データに対しても、補正データやタイミングデータをプライベートストリームとして付加することが可能である。また、元の画像データはMPEG規格に基づいたデータに限られず、他の形式の画像データに対して、補正データやタイミングデータを付加するようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、MPEG2のプログラムストリームを例に説明しているが、MPEG2のトランスポートストリームやMPEG1データに対しても、補正データやタイミングデータをプライベートストリームとして付加することが可能である。また、元の画像データはMPEG規格に基づいたデータに限られず、他の形式の画像データに対して、補正データやタイミングデータを付加するようにしてもよい。
・前記実施形態では、サーバ2から通信ネットワーク4を介してプロジェクタ3に合成データDcを配信する構成を示しているが、USB(Universal Serial Bus)規格等に基づいたデータ転送であってもよい。或いは、プロジェクタ3に、DVDメディア等の記憶媒体からデータを読み取り可能な読取装置を備えることにより、記憶媒体を介して合成データDcを供給するようにしてもよい。
・前記実施形態では、サーバ2は、HDD11又はDVDメディア18に記憶されたMPEG2データDoを入力しているが、データの入力元は前記に限られず、CD−ROMや各種メモリカード等、他の記憶媒体から入力したり、通信ネットワーク4に接続された外部の画像供給装置等から通信部13を介して入力したりするようにしてもよい。或いは、撮像装置等から直接画像データを入力可能な構成としてもよい。
・前記実施形態では、サーバ2の補正パケット生成部16dが、補正を施すべきタイミングを表す時刻情報を、プライベートストリームのPTSとして補正パケット23g,23lに格納しているが、補正制御(補正制御部38による制御、及び伸張処理部39や調光素子駆動部40による補正処理を含む)に時間を要する場合には、例えば、補正制御の開始時刻を表す時刻情報をDTS、補正制御の完了時刻を表す時刻情報をPTSとして格納するようにしてもよい。プロジェクタ3は、当該DTSに基づいて事前に補正制御を開始することにより、本来補正を施すべきタイミング(PTS)で補正制御を完了させることが可能となり、補正制御に時間を要する場合でも、ビデオストリームに同期した補正を行うことが可能となる。なお、この場合には、補正制御部38は、DTS及びPTSが表す2つの時刻にシステム制御部35から動作指示を受けることになるが、PTSに基づく動作指示は無視するようにしてもよい。また、補正制御が、2段階の制御を要する場合には、第1段階の制御を施すべきタイミングをDTS、第2段階の制御を施すべきタイミングをPTSとして格納し、プロジェクタ3が、DTS、PTSに基づく動作指示で、それぞれ第1の補正制御、第2の補正制御を行うようにしてもよい。
・前記実施形態では、伸張係数Gと調光係数Lとを、別個の補正パケット23g,23lに格納するようにしているが、伸張係数Gと調光係数Lとを、同一の補正パケットのデータ部に格納するようにしてもよい。
・前記実施形態では、プロジェクタ3は、合成データDcに付加された補正データに応じた補正を行うようにしているが、ユーザの意思等に基づいて、補正の実施・不実施を選択できるようにしてもよい。補正を実施しない場合には、元のMPEG2データDoに基づいた画像を表示することが可能である。
・前記実施形態では、伸張係数Gや調光係数Lを導出するための特徴量として、白ピーク値とAPLとを用いているが、利用する特徴量は前記に限定されず、例えば、1フレーム内の最小輝度値(黒ピーク値)や、最頻輝度値、分散等の各種統計値を用いることも可能である。
・前記実施形態では、階調を白側(明るい側)に伸張可能な構成を説明しているが、階調を黒側(暗い側)に伸張するようにしてもよし、白黒両側に伸張可能な構成としてもよい。なお、黒側への伸張のみを行う場合には、調光素子116による調光の必要はない。
・前記実施形態では、光源111として超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源ランプを用いているが、LED(発光ダイオード)からなるLED光源等、他の光源を用いてもよい。
・前記実施形態では、画像表示装置として、外部のスクリーン等に画像を投写するプロジェクタ3を例に説明しているが、透過型のスクリーンが一体的に備えられ、その背面側に画像を投写するリアプロジェクタにも適用可能である。また、バックライトの光等を変調する液晶表示装置等にも適用することができる。
・前記実施形態では、光源111の光を調光するための調光手段として、ルーバー116aにより光量を絞る調光素子116を用いているが、絞り羽根等の他の絞り機構、或いは、光源やバックライトの発光光量を制御可能な制御回路を用いることもできる。また、印加する電圧に応じて光の透過率を変更可能な液晶素子やエレクトロクロミックガラス等を調光素子として用い、光源111からスクリーンSCに至る光路の途中、或いは、スクリーンSCが透過型である場合には、その前面に備えるようにしてもよい。
・前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ140R,140G,140Bを用いているが、反射型の光変調装置であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、マイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調するDMD(テキサスインスツルメンツ社の登録商標)(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等を用いることもできる。
1…画像表示システム、2…サーバ、3…プロジェクタ、4…通信ネットワーク、10…制御部、11…HDD、12…DVDドライブ、13…通信部、15…データ制御部、15a…データ入力部、15b…データ出力部、16…補正データ生成部、16a…画像データ変換部、16b…特徴量抽出部、16c…補正データ計算部、16d…補正パケット生成部、17…合成データ生成部、18…DVDメディア、21…パック、22…パックヘッダ、23,23a,23v…PESパケット、23g,23l…補正パケット、24…PESヘッダ、25…データ部、31…通信インターフェイス、32…合成データ入力部、33…デマルチプレクサ、34…STC生成部、35…システム制御部、36…ビデオデコーダ、37…オーディオデコーダ、38…補正制御部、39…伸張処理部、40…調光素子駆動部、41…ライトバルブ駆動部、111…光源、116…調光素子、116a…ルーバー、140R,140G,140B…液晶ライトバルブ、160…投写レンズ。
Claims (13)
- 画像データを入力する画像データ入力部と、
前記画像データ入力部が入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成部と、
前記画像データ入力部が入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成部で生成された補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成部と、
を備えたことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1に記載の画像記録装置であって、前記画像データは、MPEG規格に基づいた画像データであり、前記合成データ生成部は、前記補正データ及び前記タイミングデータを、前記MPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加することを特徴とする画像記録装置。
- 請求項1又は2に記載の画像記録装置であって、前記補正データ生成部は、前記画像データに基づいて、前記画像データが表す階調情報に応じた特徴量を抽出する特徴量抽出部を備え、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータを、前記補正データとして生成することを特徴とする画像記録装置。
- 請求項3に記載の画像記録装置であって、前記補正データ生成部は、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータを、前記補正データとして生成することを特徴とする画像記録装置。
- 画像データを入力する画像データ入力工程と、
前記画像データ入力工程にて入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成工程と、
前記画像データ入力工程にて入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成工程にて生成された補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成工程と、
を備えたことを特徴とする画像記録方法。 - 画像データに、前記画像データが表す画像を補正するための補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータが付加された合成データを入力する合成データ入力部と、
前記合成データ入力部が入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出部と、
前記データ抽出部で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理部と、
を備え、前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項6に記載の画像表示装置であって、前記補正データには、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータが含まれており、前記補正処理部は、前記伸張パラメータに基づいて、前記階調範囲を伸張することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項7に記載の画像表示装置であって、前記補正データには、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータが含まれており、前記調光パラメータに基づいて、前記画像の輝度を調整する調光手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
- 画像データに、前記画像データが表す画像を補正するための補正データ、及び、前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータが付加された合成データを入力する合成データ入力工程と、
前記合成データ入力工程にて入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出工程と、
前記データ抽出工程で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理工程と、
前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示する表示工程と、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 画像記録装置と、画像表示装置とを有する画像表示システムであって、
前記画像記録装置は、
画像データを入力する画像データ入力部と、
前記画像データ入力部が入力した前記画像データを解析し、当該画像データが表す画像を補正するための補正データを生成する補正データ生成部と、
前記画像データ入力部が入力した前記画像データに対して、前記補正データ生成部で生成された前記補正データ、及び前記補正データを前記画像データに同期させるためのタイミングデータを付加した合成データを生成する合成データ生成部と、
を備え、
前記画像表示装置は、
前記合成データを入力する合成データ入力部と、
前記合成データ入力部が入力した前記合成データから、前記画像データ、前記補正データ、及び前記タイミングデータを抽出するデータ抽出部と、
前記データ抽出部で抽出された前記画像データに対して、前記タイミングデータに基づくタイミングで、前記補正データに基づく補正を施す補正処理部と、
を備え、前記補正処理部で補正された画像データに基づいて、画像を表示することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項10に記載の画像表示システムであって、前記画像データは、MPEG規格に基づいた画像データであり、前記画像記録装置の前記合成データ生成部は、前記補正データ及び前記タイミングデータを、前記MPEG規格で規定されたプライベートストリームとして付加することを特徴とする画像表示システム。
- 請求項10又は11に記載の画像表示システムであって、前記画像記録装置の前記補正データ生成部は、前記画像データに基づいて、前記画像データが表す階調情報に応じた特徴量を抽出する特徴量抽出部を備え、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記画像データの階調範囲を伸張するための伸張パラメータを、前記補正データとして生成し、前記画像表示装置の前記補正処理部は、前記伸張パラメータに基づいて、前記階調範囲を伸張することを特徴とする画像表示システム。
- 請求項12に記載の画像表示システムであって、前記画像記録装置の前記補正データ生成部は、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量に基づいて、前記階調範囲の伸張に伴う画像の輝度変化を抑制するための調光パラメータを、前記補正データとして生成し、前記画像表示装置は、前記調光パラメータに基づいて、前記画像の輝度を調整する調光手段を備えたことを特徴とする画像表示システム。
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