JP2007030532A - 駆動ベルトの可動子構造及び車両用表示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動子を容易に所望の所定に配置できる駆動ベルトの可動子構造及び車両用表示器の提供。
【解決手段】 内周に駆動歯車R1,R2が掛けられた駆動ベルト8と、駆動ベルト8に固定された可動子7を備え、駆動ベルト8を回動させることにより、可動子7を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造において、可動子7を駆動ベルト8に対して位置調整可能に固定した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、駆動ベルトの可動子構造及び車両用表示器に関する。
従来、内周に駆動歯車が掛けられた駆動ベルトと、この駆動ベルトに固定された可動子を備え、駆動ベルトを回動させることにより、可動子を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造が公知となっている(特許文献1参照)。
特開平11−133872号公報
しかしながら、従来の技術にあっては、駆動ベルトと可動子が一体的に形成されているため、その組み付けの際に駆動ベルトを駆動歯車に固定すると駆動歯車のモータに回転を規制されて可動子の位置調整を容易にできず、可動子を所望の位置に正確に配置するには高度な組み付け技術が要求されるという問題点があった。
なお、駆動歯車を介してモータを無理に回転させると、モータが損傷する虞がある上、モータの回転角制御初期値がずれてしまうため、好ましくない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、駆動ベルトに対して可動子を所望の位置に正確に配置でき、車両用表示器に用いて好適な駆動ベルトの可動子構造及び車両用表示器を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、内周に駆動歯車が掛けられた駆動ベルトと、前記駆動ベルトに固定された可動子を備え、前記駆動ベルトを回動させることにより、可動子を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造において、前記可動子を駆動ベルトに対して位置調整可能に固定したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、内周に駆動歯車が掛けられた駆動ベルトと、前記駆動ベルトに固定された可動子を備え、前記駆動ベルトを回動させることにより、可動子を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造において、前記可動子を駆動ベルトに対して位置調整可能に固定したため、駆動ベルトに対して可動子を所望の位置に正確に配置できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
なお、本実施例1では、駆動ベルトの可動子構造を車両用表示器に適用した場合について説明する。
図1は本発明の実施例1の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両用表示器のディスプレイの収納時を説明する斜視図、図2は同起立時を説明する斜視図、図3はケース内部を説明する図、図4は可動子の分解正面斜視図、図5は同分解背面斜視図、図6は可動子の第1ロック段階を示す正面斜視図、図7は同背面斜視図、図8は可動子の第2ロック段階を示す正面斜視図、図9は同背面斜視図である。
図10は可動子と駆動歯車の固定を説明する側断面図、図11、12は可動子と連結シャフトの固定を説明する図、図13はディスプレイを含む連結シャフト、可動子、駆動ベルトの固定を説明する図、図14は誤着防止手段を説明する図、図15は可動子のインジケータを説明する図、図16は車両用表示器の作動を説明する図である。ただし、図4〜9、図11、12、14において駆動ベルトを二点鎖線で示し、スライダシャフトは省略する。
先ず、全体構成を説明する。
図1、2に示すように、本実施例1の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両用表示器は、車室内のダッシュボードに設置されるものであって、ケース1と、ディスプレイ2と、リッド3が備えられている。
ケース1は、上方が開口した箱状に形成され、その上面には図示を省略するダッシュボートと面一となるように形成されるカバー4が装着されている。
また、図1に示すように、ディスプレイ2の収納時には、カバー4、ディスプレイ2、リッド3が面一の状態になり、図2に示すように、ディスプレイ2の起立時には、カバー4からディスプレイ2の表示部2aが車室内へ向けて斜め上方に向けて起立した状態になると共に、リッド3もディスプレイ2の後方で起立した状態になる。
図3に示すように、ケース1及びリッド3の内部には、一端側がディスプレイ2の中途部に枢軸ピンP1で回動可能に軸支され、且つ、他端側が枢軸ピンP2でケース1に回動可能に軸支されたリンク部材5が設けられている。
また、ディスプレイ2の下端部にはケース1の側方に延設された後述する連結シャフト6が設けられると共に、この連結シャフト6の端部には後述する可動子7に連結されている(図13参照)。
さらに、可動子7は、駆動ベルト8に固定される他、ケース1の前後端部に固定されたスライダシャフト9に摺動しながら前後方向にスライド可能に設けられている。
駆動ベルト8は、その内周に歯面8aを有して一対の駆動歯車R1,R2に掛け渡された所謂無端ベルトであって、これら一対の駆動歯車R1,R2のうち、駆動歯車R1の回転軸には図示を省略するモータが連結されている。
従って、前述したモータ、一対の駆動歯車R1,R2、駆動ベルト8によって駆動機構が構成され、モータの駆動により駆動歯車R1,R2が矢印AまたはB方向に回転すると、駆動ベルト8を介して可動子7がスライダシャフト9に摺動しながら前方または後方に直線運動するようになっている。
その他、リッド3は、ディスプレイ2の後方を覆うためのカバーであって、前後方向が開口したコ字状に形成される他、ケース1側を基部として上下方向に回動可能に構成されている。
なお、本実施例のリッド3は図示を省略するバネ等の付勢手段により下方へ付勢されており、ディスプレイ2の起立時にリンク部材5に摺動して上方へ回動する。
次に、可動子7について詳述する。
図4、5に示すように、可動子7はそれぞれ樹脂製のスライダ部10とホルダ部11で構成されている。
スライダ部10は、全体が略矩形状に形成され、その平坦な下面が駆動ベルト8と略同じ幅に形成される他、その略中心にスライダシャフト9の貫通を許容する大きさの貫通孔10aが形成されている。
また、スライダ部10の左右側面は、それぞれ前後方向の端部を残した状態で内側に窪んだ段部10bが形成されている。
図4に示すように、スライダ部10の左右側面のうちの一方側には、第1爪部10cが段部10bから突設されると共に、この第1爪部10cよりも上方の位置で互いに対向するように2つの第2爪部10dが段部10bから突設されている。
なお、本実施例1の第1爪部10c及び第2爪部10dは先端に行くにつれて傾斜したテーパ部T1,T2を備えて尖った形状に形成されているが、これらの具体的な形状は適宜設定できる。
図5に示すように、スライダ部10の左右側面の他方側にも2つの第2爪部10dが段部10bから突設される他、連結シャフト6の挿入を許容する大きさの挿入孔10eが形成されている。なお、挿入孔10eは有底であるがこの限りではない。
一方、ホルダ部11は、その上面に駆動ベルト8の歯面8aに嵌合する歯面11a(図10参照)を備える結合部11bと、この結合部11bの左右両側から上方に延設され、且つ、スライダ部10の段部10bに挿入して該スライダ部10に係止可能な2つの係合片部11cで構成されている。
図4に示すように、両係合片部11cのうちの一方側の係合片部11cの中央には、上下方向に長く開口された開口部11dをスライダ部10の第1爪部10cに係止可能な第1係止部11eが形成されている。
また、第1係止部11eの前後両側には、斜め上方に延設された鍵状の先端部11fをスライダ部10の第2爪部10dに係止可能な第2係止部11gが形成されている。
なお、第1係止部11e及び第2係止部11gの具体的な形状は適宜設定できる。
図5に示すように、両係合片部11cのうちの他方側の係合片部11cにも第2係止部11gが形成される他、上下方向に長く開口された開口部11hが形成されている。なお、開口部11hの上端はスライダ部10の挿入孔10eと合致する形状に形成されている。
そして、可動子7を駆動ベルト8に固定する際には、先ず、駆動歯車R1,R2に駆動ベルト8を掛け渡した状態とする。
次に、図4、5に示すように、スライダ部10の底面との間で駆動ベルト8を内側と外側から挟むようにホルダ部11を配置した後、図6、7に示すように、ホルダ部11の各係合片部11cをスライダ部10の対応する段部10bに嵌合させて第1爪部10cを第1係止部11eに係止させることにより、両者を結合する(以下、この状態を第1ロック段階と称す)。
具体的には、第1係止部11eは、第1爪部10cのテーパ部T1に摺動しながら外側に弾性変形した後、テーパ部T1を乗り越えた際に再び内側に復元して第1爪部10cの開口部11dに嵌合して係止する。
次に、スライダシャフト9をスライダ部10の貫通孔10aに貫通させてケース1に固定する。なお、スライダシャフト9の固定は他の行程時に行っても良い。
この際、スライダ部10の下面及びホルダ部11の歯面11aと、駆動ベルト8との間には所定の隙間が形成されるため、第1ロック段階において、可動子7を駆動ベルト8に仮保持させながら移動でき、可動子7の位置を容易且つ正確に微調整できる。
従って、スライダ部10の第1爪部10c及びホルダ部11の第1係止部11eは、駆動ベルト8に対する位置を調整可能な状態で互いに結合する第1ロック手段となる。
次に、図8、9に示すように、可動子7を駆動ベルト8に対して所望の位置に配置した後、第2爪部10dを第2係止部11gに係止させると同時に、図10に示すように、ホルダ部11の歯面11aを駆動ベルト8の歯面8aに嵌合させた状態でスライダ部10の下面との間で挟み込んで結合することにより、これら三者を完全に固定する(以下、この状態を第2ロック段階と称す)。
この際、第2係止部11gの先端部11fが、第2爪部10dのテーパ部T2に摺動しながら内側へ弾性変形した後、該テーパ部T2を乗り越えた際に再び外側に復元して第2爪部10dに係止する。
従って、スライダ部10の第2爪部10d及びホルダ部11の第2係止部11gは、駆動ベルト8に対する位置を固定した状態で互いに結合する第2ロック手段となる。
ここで、従来の発明にあっては、駆動ベルトと可動子が一体的に形成されているため、その組み付けの際に駆動ベルトを駆動歯車に掛けると駆動歯車のモータに回転を規制されて可動子の位置調整を容易にできず、可動子を所望の位置に正確に配置するには高度な組み付け技術が要求されるという問題点があった。
なお、駆動歯車を介してモータを無理に回転させると、モータが損傷する虞がある上、モータの回転角制御初期値がずれてしまうため、好ましくない。
これに対し、本実施例1では、前述したように、第1ロック段階において可動子7を駆動ベルト8に仮保持させた状態で微調整できるため、可動子7を所望の位置に正確且つ容易に組み付けることができる。
次に、図11、12に示すように、開口部11hから挿入孔10eにディスプレイ2の連結シャフト6を挿入して図示を省略する抜け止め部材を介して両者を固定する(図13参照)。
この際、可動子7が第2ロック段階でない場合には、図14に示すように、開口部11hの上端部と挿入孔10eが完全に合致しないため、連結シャフト6を挿入できないようになっている。
従って、ホルダ部11の開口部11hは、第1ロック手段による駆動ベルト8に対する位置を調整可能な状態において連結シャフト6との連結を防止し、且つ、第2ロック手段による駆動ベルト8に対する位置を固定した状態において連結シャフト6との連結を許容する誤着防止手段となる。
また、本実施例1では、図15に示すように、開口部11dに近接して三角印のインジケータ15が表示されており、可動子7が第1ロック段階から第2ロック段階になった際に第1爪部10cの先端がインジケータ15に近接することで、可動子7の第1・2ロック段階を確認できるようになっている。
次に、作用を説明する。
このように構成された車両用表示器では、ディスプレイ2の収納時は、可動子7を後方へ移動させた状態とし、ケース1内にディスプレイ2の表示部2aを下方に向けた状態で収納する(図1参照)。
そして、ディスプレイ2の起立時は、図16に示すように、モータの駆動により駆動歯車R1を矢印A方向に回転させて駆動ベルト8を回動させると、可動子7が前方へ直線移動してディスプレイ2を介してリンク部材5の一端側が上方へ回転すると同時に、ディスプレイ2がリンク部材5の枢軸ピンP1を回転中心として回転することにより、表示部2aを車室内から視認可能な姿勢に起立させることができる(図2参照)。
この際、可動子7は、常にスライドシャフト9に摺動案内されるため、スムーズな直線運動が可能となる。
なお、ディスプレイ2の起立時から収納時に移行する際には、駆動歯車を矢印B方向に回転させ、図16で説明した動作が逆に行われること以外は同様であるため、その説明は省略する。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の駆動ベルトの可動子構造及び車両用表示器では、内周に駆動歯車R1,R2が掛けられた駆動ベルト8と、駆動ベルト8に固定された可動子7を備え、駆動ベルト8を回動させることにより、可動子7を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造において、可動子7を駆動ベルト8に対して位置調整可能に固定したため、可動子7を所望の位置に正確に配置できる。
また、可動子7を、駆動ベルト8の内側と外側から挟むように配置されるスライダ部10とホルダ部11で構成し、スライダ部10とホルダ部11が、駆動ベルト8に対する位置を調整可能な状態で互いに結合する第1ロック手段と、駆動ベルト8に対する位置を固定した状態で互いに結合する第2ロック手段を備えるため、可動子7を駆動ベルト8に完全に固定する前に仮保持でき、容易に可動子7の位置を微調整できる。
また、ディスプレイ2の下端部に設けられた連結シャフト6に回動可能に連結され、且つ、内周に駆動歯車R1,R2が掛けられた駆動ベルト8に固定される可動子7と、一端側がディスプレイ2の中途部に回動可能に連結され、且つ、他端側がケース1に回動可能に連結されるリンク部材5を備え、駆動ベルト8を回動させることにより、可動子7を後方へ直線運動させてディスプレイ2の表示部2aを下方に向けた状態でケース1に収納し、可動子7を前方へ直線運動させてディスプレイ2を介してリンク部材5の一端側を上方へ回動させると同時に、該リンク部材5の一端側を回転中心としてディスプレイ2を回転させて表示部2aを車室内から視認可能な姿勢に起立させる車両用表示器において、可動子7を駆動ベルト8に対して位置調整可能に固定したため、可動子7を所望の位置に正確に配置でき、車両用表示器に用いて好適となる。
また、可動子7を、駆動ベルト8の内側と外側から挟むように配置されるスライダ部10とホルダ部11で構成し、スライダ部10とホルダ部11が、駆動ベルト8に対する位置を調整可能な状態で互いに結合する第1ロック手段と、駆動ベルト8に対する位置を固定した状態で互いに結合する第2ロック手段を備えるため、可動子7を駆動ベルト8に完全に固定する前に仮保持でき、容易に可動子7の位置を微調整できる。
また、スライダ部10とホルダ部11は、第1ロック手段による駆動ベルト8に対する位置を調整可能な状態において連結シャフト6との連結を防止し、且つ、第2ロック手段による駆動ベルト8に対する位置を固定した状態において連結シャフト6との連結を許容する誤着防止手段を備えるため、可動子7、駆動ベルト8、連結シャフト6の適正な固定を実現して不完全な状態での製品組み付けを防止できる。
以下、実施例2を説明する。
本実施例2では、第2ロック手段による駆動ベルトに対する位置を固定した際に連結シャフト6の抜け止めを行う脱落防止手段を備えること以外は実施例1と同様であるため、同一構成部材については実施例1と同一の符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図17は本発明の実施例2の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両表示器の可動子の分解背面斜視図(a)及び同斜視図(b)、図18は可動子と連結シャフトの組み付けを説明する図である図、図19は可動子と連結シャフトの組み付けを説明する側断面図である。ただし、図17、18において駆動ベルトを二点鎖線で示し、スライダシャフトは省略する。
図17(a)に示すように、本実施例2では、ホルダ部11の開口部11hの下方が塞がれた状態に形成される他、その下端周縁に段部20が形成され、これにより、図17(b)に示すように、可動子7の第1ロック段階において開口部11hと挿入孔10eは合致して連通状態となっている。
また、図18(a)に示すように連結シャフト6の中途部に内側に窪んだ環状溝21が形成されている。
そして、図18(a)、(b)、図19(a)、(b)に示すように、可動子7の第1ロック段階において連結シャフト6を開口部11hから挿入孔10eに挿入した後、可動子7を第2ロック段階にすると、図18(c)、図19(c)に示すように、連結シャフト6の環状状溝21が段部20に嵌合するため、連結シャフト6の抜け止めを行うことができる。
即ち、連結シャフト6の環状溝20とホルダ部11の開口部11hの段部21は連結シャフト6の抜け止めを行う脱落防止手段となる。
従って、本実施例2では、スライダ部10とホルダ部11は、第2ロック手段による駆動ベルト8に対する位置を固定した際に連結シャフト6の抜け止めを行う脱落防止手段を備えるため、可動子7を駆動ベルト8と連結シャフト6に同時に固定できる他、連結シャフト6を可動子7に固定するための抜け止め部材を省略することができる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、リンク部材5、可動子7、モータ、駆動歯車R1,R2、駆動ベルト8等の設置位置、設置数等については適宜でき、例えば、駆動系統をディスプレイ2の左右両側にそれぞれ設置して2系統としても良い。
また、本実施例1では駆動ベルト8の可動子固定構造を車両用表示器に適用した場合について説明したが、他の装置に適用しても良い。
さらに、可動子7の具体的な材質や詳細な部位の形状等については適宜設定できる。
本発明の実施例1の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両用表示器のディスプレイの収納時を説明する斜視図である。 本発明の実施例1の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両用表示器のディスプレイの起立時を説明する斜視図である。 ケース内部を説明する図である。 可動子の分解正面斜視図である。 可動子の分解背面斜視図である。 可動子の第1ロック段階を示す正面斜視図である。 可動子の第1ロック段階を示す背面斜視図である。 可動子の第2ロック段階を示す正面斜視図である。 可動子の第2ロック段階を示す背面斜視図である。 可動子と駆動歯車の固定を説明する側断面図である。 可動子と連結シャフトの固定を説明する図である。 可動子と連結シャフトの固定を説明する図である。 ディスプレイを含む連結シャフト、可動子、駆動ベルトの固定を説明する図である。 誤着防止手段を説明する図である。 可動子のインジケータを説明する図でする。 車両用表示器の作動を説明する図である。 本発明の実施例2の駆動ベルトの可動子構造が適用された車両表示器の可動子の分解背面斜視図(a)及び同斜視図(b)である。 可動子と連結シャフトの組み付けを説明する図である。 可動子と連結シャフトの組み付けを説明する側断面図である。
符号の説明
P1、P2 枢軸ピン
R1、R2 駆動歯車
T1、T2 テーパ部
1 ケース
2 ディスプレイ
2a 表示部
3 リッド
4 カバー
5 リンク部材
6 連結シャフト
7 可動子
8 駆動ベルト
9 スライダシャフト
10 スライダ部
10a 貫通孔
10b 段部
10c 第1爪部
10d 第2爪部
10e 挿入孔
11 ホルダ部
11a 歯
11b 結合部
11c 係合片部
11d 開口部
11e 第1係止部
11f 先端部
11g 第2係止部
11h 開口部
20 段部
21 環状溝

Claims (6)

  1. 内周に駆動歯車が掛けられた駆動ベルトと、
    前記駆動ベルトに固定された可動子を備え、
    前記駆動ベルトを回動させることにより、可動子を直線運動させる駆動ベルトの可動子構造において、
    前記可動子を駆動ベルトに対して位置調整可能に固定したことを特徴とする駆動ベルトの可動子構造。
  2. 請求項1記載の駆動ベルトの可動子構造において、
    前記可動子を、駆動ベルトの内側と外側から挟むように配置されるスライダ部とホルダ部で構成し、
    前記スライダ部とホルダ部が、駆動ベルトに対する位置を調整可能な状態で互いに結合する第1ロック手段と、
    駆動ベルトに対する位置を固定した状態で互いに結合する第2ロック手段を備えることを特徴とする駆動ベルトの可動子構造。
  3. ディスプレイの下端部に設けられた連結シャフトに回動可能に連結され、且つ、内周に駆動歯車が掛けられた駆動ベルトに固定される可動子と、
    一端側がディスプレイの中途部に回動可能に連結され、且つ、他端側がケースに回動可能に連結されるリンク部材を備え、
    前記駆動ベルトを回動させることにより、可動子を後方へ直線運動させてディスプレイの表示部を下方に向けた状態でケースに収納し、可動子を前方へ直線運動させてディスプレイを介してリンク部材の一端側を上方へ回動させると同時に、該リンク部材の一端側を回転中心としてディスプレイを回転させて表示部を車室内から視認可能な姿勢に起立させる車両用表示器において、
    前記可動子を駆動ベルトに対して位置調整可能に固定したことを特徴とする車両用表示器。
  4. 請求項3記載の車両用表示器において、
    前記可動子を、駆動ベルトの内側と外側から挟むように配置されるスライダ部とホルダ部で構成し、
    前記スライダ部とホルダ部が、駆動ベルトに対する位置を調整可能な状態で互いに結合する第1ロック手段と、
    駆動ベルトに対する位置を固定した状態で互いに結合する第2ロック手段を備えることを特徴とする車両用表示器。
  5. 請求項3または4記載の車両用表示器において、
    前記スライダ部とホルダ部は、第1ロック手段によって駆動ベルトに対する位置を調整可能な状態において連結シャフトとの連結を防止し、且つ、第2ロック手段によって駆動ベルトに対する位置を固定した状態において連結シャフトとの連結を許容する誤着防止手段を備えることを特徴とする車両用表示器。
  6. 請求項3または4記載の車両用表示器において、
    前記スライダ部とホルダ部は、第2ロック手段によって駆動ベルトに対する位置を固定した際に連結シャフトの抜け止めを行う脱落防止手段を備えることを特徴とする車両用表示器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008096857A1 (ja) 2007-02-09 2008-08-14 Nabtesco Corporation 減速装置とそれを利用する追尾式太陽光発電装置

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