JP2007021710A - ブレード - Google Patents

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Takeshi Kawahara
剛 川原
Tomoo Seto
智雄 瀬戸
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Mitsubishi Materials Corp
三菱マテリアル株式会社
Nippon Diamond Kk
日本ダイヤモンド株式会社
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Abstract

【課題】基板の摩耗をより良好に防止して、耐久性の向上を図ったブレードを提供する。
【解決手段】略円板状に形成された基板1の外周側に砥粒層2を備えるとともに、基板1の外周側に径方向内側に向けて形成される複数のスリット3を備えたブレードCにおいて、基板1の周方向に隣り合うスリット3により画成される外周片1cの少なくとも1つに、砥粒層2の厚さよりも小さな厚さで形成され、少なくとも基板1よりも高耐摩耗性を有する耐摩耗性部材6を砥粒層2と基板1との間に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばアスファルトやコンクリート舗装面等の切削に使用されるブレードに関する。
従来、例えばアスファルトやコンクリート舗装面など(被削体)の切断には、ダイヤモンドブレード(ブレード)が使用されている。この種のブレードAは、例えば図10から図11に示すように、略円板状に形成された例えば鋼製の基板1と、基板1の外周1aに沿って円弧状に固着された砥粒層(セグメントチップ)2とから構成され、セグメントチップ2の厚さT1が基板1の厚さT2よりも大きく形成されている。また、基板1の外周1a側には、その周方向に一定間隔で基板1の径方向内側に向けて切り欠かれた複数のスリット3が形成されている。このスリット3は、切削時に供給される水などのクーラントを被削体とセグメントチップ2との接触部分に供給し、また、切削屑を外部に排出するためのものとされている。
このように構成されたブレードAは、基板1の中央軸心O1に穿孔された中心孔1bに例えば道路カッタなどの切削装置の回転軸が嵌合され、回転軸を介して軸線O1回りに高速回転されつつセグメントチップ2が被削体に切り込まれて、被削体の切削に使用される。ここで、この種のブレードAでは、セグメントチップ2が基板1よりも大きな厚さで形成されていることにより、被削体の切削に供されるセグメントチップ2のみを被削体に直接接触させることができ、切削抵抗を極力小さくした状態で切削を行なうことが可能とされる。
一方で、例えばアスファルト舗装面の切断を行う場合などでは、アスファルトの表層や基層下に設けられた路盤の一部も同時に切削することになり、ブレードの外周側が路盤内を通過することとなる。一般に、路盤は、砂や砕石などが転圧されて構成されており、この路盤の切削に伴って分離された砂などの切削屑がクーラントとともに外部に排出される途中で基板と激しく接触され、セグメントチップ自体の消耗が進まないうちに基板が摩耗されてしまうという問題があった。特に、図12から図13に示すように、セグメントチップ2が基板1よりも大きな厚さで形成されていることにより、その接合部分には段差が生じ、この接合部分近傍の基板(首下部4)に切削屑が集中されて局所的に激しく摩耗されてしまう。最終的には、首下部4が破断して寿命に達していないセグメントチップ2が脱落されてブレードAが使用不能になるという問題があった。
これに対して、図14から図17に示すように、隣り合うスリット3によって画成される基板1の外周片1cの回転方向T前方側を向く一端部1dに、超硬合金材料の表面にダイヤモンド焼結体を設けた小片5を取り付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。このブレードBにおいては、基板1よりも硬質の小片5を一端部1dに設けることによって小片5よりも回転方向T後方側の外周片1cの摩耗を低減することができるものとされている。また、この小片5が基板1の厚さT1と同一あるいはやや大きな厚さT3で形成され、且つセグメントチップ2の厚さT2よりも小さく形成されていることにより、切削抵抗を増大させることなく基板1を保護することが可能とされている。
特開平6−246640号公報
しかしながら、上記の図14から図17に示すようなブレードBでは、基板1の外周片1cの回転方向T前方側を向く一端部1dに硬質の小片5を設けることによって、基板1の外周片1cの一端部1d側に位置する首下部4の摩耗を防止することが可能であるが、この小片5を設けた場合においても、特に小片5よりも回転方向T後方側に位置する首下部4には、セグメントチップ2と基板1との段差に起因して切削屑が集中されてしまい、局所的な激しい摩耗が生じるという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑み、基板の摩耗をより良好に防止して、耐久性の向上を図ったブレードを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のブレードは、略円板状に形成された基板の外周側に砥粒層を備えるとともに、前記基板の外周側に径方向内側に向けて形成される複数のスリットを備えたブレードにおいて、隣り合う前記スリットにより画成される外周片の少なくとも1つには、前記砥粒層と前記基板との間に、前記砥粒層の厚さよりも小さな厚さで形成され、少なくとも前記基板よりも高耐摩耗性を有する耐摩耗性部材が介在されていることを特徴とする。
また、本発明のブレードにおいては、前記耐摩耗性部材の厚さが前記基板の厚さと略同一とされていることが望ましい。
さらに、本発明のブレードにおいては、前記耐摩耗性部材が砥粒を包含して形成されていてもよい。
また、本発明のブレードにおいては、前記耐摩耗性部材が前記砥粒層よりも高耐摩耗性を有していてもよい。
さらに、本発明のブレードにおいては、前記耐摩耗性部材の径方向外側に位置する端縁が、該耐摩耗性部材が設けられた前記外周片と隣り合う少なくともブレード回転方向後方側の前記外周片の径方向外側に位置する端縁よりも径方向外側に配されていることが望ましい。
本発明のブレードによれば、砥粒層と基板との間に介在される耐摩耗性部材が、砥粒層の厚さよりも小さな厚さで形成され、基板よりも高耐摩耗性を有するものとされていることによって、首下部に基板に代わって耐摩耗性部材を配することができ、集中する切削屑によってこの首下部が激しく摩耗することを防止できる。また、耐摩耗性部材が砥粒層の厚さよりも小さな厚さで形成されていることにより、切削時に耐摩耗性部材を被削体と非接触に保つことができ、耐摩耗性部材を設けた場合においても切断抵抗の増大を招くことがないものとすることができる。よって、ブレードの切れ味を維持して、砥粒層自体の消耗が進まないうちに首下部が破損することを防止でき、ブレードの耐久性を向上させることが可能となる。
また、本発明のブレードにおいては、耐摩耗性部材の厚さが基板の厚さと略同一とされていることによって、耐摩耗性部材と基板の接合部分に切削屑が集中されることを防止することができ、基板が局所的に摩耗されることを確実に防止できる。
さらに、本発明のブレードにおいては、耐摩耗性部材が砥粒を包含して形成されていることによって、砥粒を固定する結合材が摩耗されることで耐摩耗性部材の表面に砥粒を突出状態で露出させることができる。このため、切削時に突出状態で露出した砥粒に切削屑を接触させて分散させることができ、耐摩耗性部材の首下部に切削屑が集中されることを防止できるため、更なるブレードの耐久性向上を図ることが可能となる。
また、本発明のブレードにおいては、耐摩耗性部材が砥粒層よりも高耐摩耗性を有していることによって、砥粒層が消耗する前に耐摩耗性部材が摩耗されることを確実に防止でき、ブレードを確実に砥粒層の寿命まで使用することができる。
さらに、本発明のブレードにおいては、耐摩耗性部材の径方向外側に位置する端縁が、この耐摩耗性部材が設けられた外周片と隣り合う少なくともブレード回転方向後方側の外周片の径方向外側に位置する端縁よりも径方向外側に配されていることによって、すなわち、耐摩耗性部材が介在された部分の首下部が、耐摩耗性部材を備えない部分の首下部よりも径方向外側に位置されていることによって、耐摩耗性部材の首下部に集中した切削屑、または耐摩耗性部材で分散した切削屑を、ブレードの回転に伴ってブレード回転方向後方側に位置する硬質の砥粒層に接触させることが可能になる。これにより、耐摩耗性部材に対してブレード回転方向後方側に位置する基板に切削屑が接触することを抑制して、この部分の基板が摩耗することを防止できる。よって、さらなるブレードの長寿命化を図ることが可能になる。
以下、図1から図4を参照し、本発明の第1実施形態に係るブレードについて説明する。本実施形態は、例えばアスファルトやコンクリート舗装面などの被削体の切断に用いられるブレードに関するものである。
本実施形態のブレードCは、図1から図4に示すように、略円板状に形成された例えば鋼製の基板1と、この基板1の外周縁(外周)1aに沿って備えられたセグメントチップ(砥粒層)2とを主な構成要素としている。
基板1には、中央軸心O1に、例えば道路カッタなどの図示せぬ切削装置の回転軸が嵌合される中心孔1bが設けられているとともに、外周縁1aから基板1の径方向内側に向けて切り欠かれた複数のスリット3が設けられている。このスリット3は、周方向に一定間隔で形成されているとともに、内側端部が拡径された円形孔3aとされており、水などのクーラントが径方向内側から外側に流れるウォーターウェイとされている。また、基板1の隣り合うスリット3により径方向外側に向けて突出状態で画成される部分が外周片1cとされている。
一方、複数の外周片1cのうち、周方向に等間隔に位置する6つの外周片1eは、他の外周片1cとは異なる形状とされており、後述する回転方向T前方側を向く一端部1dの径方向の長さが他の外周片1cの一端部1dよりも短く形成されている。また、一端部1dが短く形成された外周片1eは、径方向外側を向く端縁1fが軸線O1方向の平面視で直線状に形成されている。これに対して、残りの外周片1cはその外周縁1aが中央軸心O1から一定の半径の円弧をなすように形成されている。また、前記6つの外周片1eには、その端縁1fとセグメントチップ2との間に、基板1よりも高耐摩耗性を有する耐摩耗性部材6が介在している。この耐摩耗性部材6は、軸線O1方向の平面視で、回転方向Tに向けて径方向に漸次幅広となるように例えば略三角形状を呈するように形成され、この耐摩耗性部材6と外周片1eとを合わせた形状が、他の外周片1cと同一形状となるように形成されていて、この耐摩耗性部材6の径方向外側に他の外周片1cに設けられたセグメントチップ2と同様に形成されたセグメントチップ2が配設されている。
セグメントチップ2は、例えばNi(ニッケル)やCo(コバルト)などの金属または合金からなる金属結合剤中にダイヤモンドまたはCBN(立方晶窒化ホウ素)などの超砥粒が分散されて固着されたものである。また、セグメントチップ2は、前記6つの外周片1eを除く外周片1cの基板1の径方向外側を向く外周縁1aに沿って円弧状を呈する所定幅Hで形成されており、例えばろう付によって外周縁1aに固着されている。ここで、このセグメントチップ2は、基板1の厚さT1よりも大きな厚さT2で形成されている。
耐摩耗性部材6は、セグメントチップ2と同様に、例えばNiやCoなどの金属または合金からなる金属結合剤中にダイヤモンドまたはCBNなどの超砥粒が分散されて固着されたものである。ただし、この耐摩耗性部材6は、セグメントチップ2の砥粒よりも粒径が小さい砥粒を備えるものとされ、さらに、セグメントチップ2よりも大きな集中度で形成されている。また、耐摩耗性部材6の結合材は、セグメントチップ2の結合材よりも硬質のものとされていることが望ましい。これにより、耐摩耗性部材6は、セグメントチップ2および基板1よりも高耐摩耗性を有するものとされている。
このような耐摩耗性部材6は、例えばセグメントチップ2とは別々に超砥粒を金属結合剤に分散してプレス成形した素材同士を一体に焼結することにより接合して形成されるものであり、こうしてセグメントチップ2と一体形成された耐摩耗性部材6が基板1の前記端縁1fに例えばろう付によって固着されることにより、セグメントチップ2と基板1との間に介在させられる。なお、こうして耐摩耗性部材6の外周縁6aで一体とされて配設されたセグメントチップ2の外周縁2aは、他のセグメントチップ2の外周縁2aと同一の軸心O1を中心とした円周上に配設される。
また、この耐摩耗性部材6は、その厚さT3が基板1の厚さT1と同一とされており、セグメントチップ2よりも小さな厚さで形成されている。よって、基板1との接合部分には段差が存在せず、すなわち、基板1と耐摩耗性部材6の両側面部分が面一とされ、セグメントチップ2の両側面との接合部分には段差が存在している。
ついで、上記の構成からなるブレードCを用いてアスファルト舗装面(被削体)を切断する方法について説明する。
はじめに、基板1に形成された中心孔1bを、例えば道路カッタなどの図示せぬ切削装置の回転軸に嵌合させて、切削装置にブレードCを装着する。そして、この切削装置を駆動するとともに回転軸を所定の回転数で回転させて、ブレードCを所定の周速でT方向に回転させる。この段階で、図示せぬ被削体にブレードCの外周縁(セグメントチップ2の外周縁2a)を切り込ませて被削体の切断を開始する。このとき、図示せぬ車載された水タンクなどからクーラントとして例えば水が基板1の軸線O1に直交する側面に供給される。供給されたクーラントは、ブレードCの回転に伴い基板1の径方向外側に向けて、且つ回転方向T側に凸の曲線を描きつつ基板1の側面に沿って流出する。そして、基板1の外周縁1a付近に到達したクーラントは、その一部が各スリット3を通じて径方向内側から外側に排出され、その他のクーラントは、セグメントチップ2と基板1または耐摩耗性部材6との接合部分の段差(首下部4)を介して回転方向T後方側のスリット3から排出される。
ここで、アスファルト舗装面を切断する際には、アスファルト舗装の上層と基層の下方に位置する路盤の一部も切削することになり、ブレードCの外周側が砂や砕石を転圧した路盤内を通過することになる。このため、ブレードCの基板1の軸線O1に直交する側面に切削屑(砂や他の切削屑)が激しく接触される。例えば図13から図16に示した従来の外周片1cの回転方向T前方側を向く一端部1dに小片5を取り付けたブレードBでは、小片5に近い首下部4の摩耗は防止されるが、小片5よりも回転方向T後方側に位置する首下部4に切削屑が集中し局部的な摩耗が生じてしまう。
これに対して、本実施形態のブレードCでは、図1から図4に示すように、基板1とセグメントチップ2との間に耐摩耗性部材6を介在させることによって、首下部4に高耐摩耗性を有する耐摩耗性部材6が配されるため、首下部4近傍に切削屑が集中した場合においても、従来のブレードA、Bのように首下部4が局所的に摩耗されることがないものとされる。よって、例えばセグメントチップ2自体の摩耗が進まないうちに首下部4が摩耗しブレードCが使用不能になることを防止でき、確実にブレードCを寿命まで使用することができるため、ブレードCの耐久性を向上させることが可能となる。
したがって、上記のブレードCによれば、セグメントチップ2と基板1との接合部分近傍の首下部4に切削屑が集中した場合においても耐摩耗性部材6が高耐摩耗性を備えているため、摩耗を防止することができる。
また、耐摩耗性部材6が結合材と砥粒とで構成されているため、耐摩耗性部材6の外面6bに切削屑が激しく接触しても結合材が優先的に摩耗し、砥粒が外面6bから突出状態で露出される。この砥粒が突出状態で露出された耐摩耗性部材6は、その外面6bが凹凸形状を呈するため、外面6bに接触する切削屑は、突出された砥粒と接触されてその進行方向が変化される。このため、切削屑が首下部4に集中されずに分散されることとなり、さらに局所的な摩耗が生じにくくなるとともに、切削屑が耐摩耗性部材6で分散されることによって、耐摩耗性部材6が設けられた外周片1eより回転方向T後方側に位置する他の外周片1cの首下部4にも切削屑が集中されることがないものとすることができる。
さらに、耐摩耗性部材6が、その厚さT3をセグメントチップ2の厚さT2よりも小さく、且つ基板1の厚さT1と同一として形成されていることによって、耐摩耗性部材6と基板1との接合部分に段差が形成されないため、基板1が摩耗されることを防止できる。また、切削時には、耐摩耗性部材6が被削体に直接的に接触されることがないため、耐摩耗性部材6を設けることによる切削抵抗の増加を招くことがなく、ブレードCの切れ味を維持することが可能である。
また、耐摩耗性部材6は、セグメントチップ2よりも粒径が小さい砥粒を備え、且つ大きな集中度で形成されているため、セグメントチップ2よりも高耐摩耗性を有するものとされる。これにより、切削時のセグメントチップ2の消耗に対して、切削屑による耐摩耗性部材6の摩耗を小さくすることができ、確実にブレードCをセグメントチップ2の寿命まで使用できる。
なお、本発明は、上記の第1実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、耐摩耗性部材6がダイヤモンドまたはCBNの超砥粒と結合材とから構成されるものとしたが、例えばセグメントチップ(砥粒層)2の砥粒と硬度等の異なるグレードのものとされていたり、また、砥粒が例えばSiC(炭化珪素)などであってもよいものである。また、耐摩耗性部材6は、例えば超硬合金で形成されていたり、超硬合金粒子を含有したものとされてもよく、少なくとも基板1より、望ましくはセグメントチップ2よりも耐摩耗性に優れたものであれば特に材質が限定される必要のないものである。
また、耐摩耗性部材6は、基板1の軸線O1方向の平面視で略三角形状を呈し、図1から図4において外周片1eの端縁1f全体に固着されて延設されるものとしているが、例えば図5から図6に示すように、径方向に一定幅で形成されたり、径方向内側に凸の円弧形状を有してもよく、さらに、例えば図7に示すように、外周片1eの端縁1fの一部に固着されるよう形成されてもよいものである。
また、耐摩耗性部材6が設けられた外周片1eは、耐摩耗性部材6を備えた状態で、他の外周片1cと同一形状となるように形成されるものとしたが、例えば図8に示すように、耐摩耗性部材6と一体形成されるセグメントチップ2を、切削抵抗が大きくなり切削に支障をきたさない程度に、他のセグメントチップ2の幅Hよりも大きな幅H2で形成し、セグメントチップ2の径方向内側の端部2bを他のセグメントチップ2より若干基板1側に食い込ませて形成してもよいものである。この場合には、他の外周片1cの首下部4の軸心O1を中心とした円周上に、耐摩耗性部材6と一体とされたセグメントチップ2の若干基板1側に食い込ませた部分を配置することができる。このため、切削時に、他の外周片1cの首下部4に切削屑が集中した場合においても、この切削屑をセグメントチップ2の基板1側に食い込ませた部分に接触させて分散させることが可能となる。よって、首下部4に切削屑が集中することをさらに抑制できるため、ブレードCの耐久性を確実に向上させることが可能となる。
さらに、耐摩耗性部材6は、その厚さT3が基板1の厚さT1と同一であるものとしたが、例えば結合材が摩耗されて露出した砥粒が基板1の軸線O1に直交する側面よりも突出状態となるように、例えば砥粒の粒径の2/3程度、基板1に対して厚肉で形成されてもよいものである。また、予め耐摩耗性部材6の外面6bが凹凸形状を呈するように形成されて、切削屑の分散が行われるようにしてもよいものである。さらに、本実施形態のブレードCにおいては、耐摩耗性部材6が周方向の6箇所に設けられているものとしたが、耐摩耗性部材6の設置数が限定される必要はなく、少なくとも1つの耐摩耗性部材6が設けられていればよい一方、例えば全ての外周片に耐摩耗性部材6が設けられてもよいものである。この場合には、全ての首下部4が耐摩耗性に優れた状態とされる。
ついで、図9を参照し、本発明の第2実施形態に係るブレードについて説明する。本実施形態の説明においては、第1実施形態に共通する構成に対して同一符号を付し、その詳細についての説明を省略する。
本実施形態のブレードDは、図9に示すように、耐摩耗性部材6の外周縁(端縁)6aが径方向外側に突出されており、すなわち、耐摩耗性部材6の径方向外側に位置する外周縁6aが、この耐摩耗性部材6が設けられた外周片1eと隣り合う前記他の外周片1cの径方向外側に位置する外周(端縁)1aよりも径方向外側に配されて、この耐摩耗性部材6と外周片1eとを合わせた形状が、他の外周片1cに対して外周縁6aが径方向外側に突出された分だけ大きく形成されている。また、この耐摩耗性部材6の外周縁6aは、他の外周片1cの外周(端縁)1aと同じ曲率半径をもった円弧形状を呈するように形成されている。
一方、本実施形態の耐摩耗性部材6に一体とされたセグメントチップ2の外周縁2aは、第1実施形態と同様、他の外周片1cに固着されたセグメントチップ2の外周縁2aと同一の軸心O1を中心とした円周上に配されている。これにより、耐摩耗性部材6と一体とされたセグメントチップ2は、他のセグメントチップ2の円弧状を呈する幅Hよりも幅H2が小さく形成され、耐摩耗性部材6とセグメントチップ2の段差部分(首下部4)が、他の外周片1cと他のセグメントチップ2の接合部分(首下部4)よりも径方向外側に位置されている。これにより、耐摩耗性部材6の首下部4の軸心O1を中心とした円周上には、他のセグメントチップ2が配置されている。
上記のように構成されたブレードDにおいては、耐摩耗性部材6の首下部4に集中した切削屑が、ブレードDの回転に伴ってブレード回転方向T後方側に達した際に、耐摩耗性部材6の首下部4の軸心O1を中心とした円周上に基板1ではなく他のセグメントチップ2が配されているため、この基板1よりも硬質な他のセグメントチップ2に接触することになる。これにより、耐摩耗性部材6が介在されていない部分の基板1が切削屑の接触に伴って摩耗することを確実に防止できる。
したがって、本実施形態のブレードDにおいては、耐摩耗性部材6の首下部4を径方向外側にずらして配置することによって、ブレード回転方向T後方側の基板1の摩耗を確実に防止して、さらなるブレードDの長寿命化を図ることが可能とされる。
本発明の第1実施形態として示したブレードの正面図である。 図1のe−e線矢視図である。 図1に示したブレードの耐摩耗性部材の設置部を拡大した図である。 図3のf−f線矢視図である。 本発明の第1実施形態として示したブレードの変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態として示したブレードの変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態として示したブレードの変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態として示したブレードの変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態として示したブレードの耐摩耗性部材の設置部を拡大した図である。 一例として示した従来のブレードの正面図である。 図10のa−a線矢視図である。 従来のブレードの首下部の摩耗例を示した図である。 図12のb−b線矢視図である。 一例として示した従来のブレードの正面図である。 図14のc−c線矢視図である。 図14に示したブレードの小片の設置部を拡大した図である。 図16のd−d線矢視図である。
符号の説明
1 基板
1a 外周縁(外周)
1b 中心孔
1c 外周片(他の外周片)
1d 一端部
1e 外周片
1f 端縁
2 セグメントチップ
3 スリット
4 首下部
6 耐摩耗性部材
6a 外周縁
6b 外面
A ブレード
B ブレード
C ブレード
D ブレード
O1 軸線
T1 基板の厚さ
T2 セグメントチップの厚さ
T3 耐摩耗性部材の厚さ
T 回転方向

Claims (5)

  1. 略円板状に形成された基板の外周側に砥粒層を備えるとともに、前記基板の外周側に径方向内側に向けて形成される複数のスリットを備えたブレードにおいて、
    隣り合う前記スリットにより画成される外周片の少なくとも1つには、前記砥粒層と前記基板との間に、前記砥粒層の厚さよりも小さな厚さで形成され、少なくとも前記基板よりも高耐摩耗性を有する耐摩耗性部材が介在されていることを特徴とするブレード。
  2. 請求項1記載のブレードにおいて、
    前記耐摩耗性部材の厚さが前記基板の厚さと略同一とされていることを特徴とするブレード。
  3. 請求項1または請求項2に記載のブレードにおいて、
    前記耐摩耗性部材が砥粒を包含して形成されていることを特徴とするブレード。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のブレードにおいて、
    前記耐摩耗性部材が前記砥粒層よりも高耐摩耗性を有していることを特徴とするブレード。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のブレードにおいて、
    前記耐摩耗性部材の径方向外側に位置する端縁が、該耐摩耗性部材が設けられた前記外周片と隣り合う少なくともブレード回転方向後方側の前記外周片の径方向外側に位置する端縁よりも径方向外側に配されていることを特徴とするブレード。

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JP2016032866A (ja) * 2013-06-21 2016-03-10 アルベルト・クネーベル・ホールディング・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 小さい鋸歯を有する鋸身
JP2016530113A (ja) * 2013-09-12 2016-09-29 ロディウス シュライフベルクツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 切削工具
JPWO2017145455A1 (ja) * 2016-02-23 2018-03-01 株式会社アライドマテリアル 超砥粒ホイール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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