JP2007014141A - 無停電電源装置、入力電力監視方法、記録媒体、および、プログラム - Google Patents

無停電電源装置、入力電力監視方法、記録媒体、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力電力の異常を、入力電源の状態に応じて、適切に検出することができるようにする。
【解決手段】
CPU122は、ユーザにより設定された入力電圧範囲を示す情報を操作部123から取得する。CPU122は、電力検出回路131から供給される入力電力データ、および、ユーザにより設定された入力電圧範囲に基づいて、交流電源101から供給される入力電力の異常を検出し、交流電源の異常を検出した場合、UPS103にバックアップ運転を実行させる。本発明は、UPSに適用できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、無停電電源装置、入力電力監視方法、記録媒体、および、プログラムに関し、特に、入力電力の異常を適切に検出することができるようにした無停電電源装置、入力電力監視方法、記録媒体、および、プログラムに関する。
近年、コンピュータなどの情報処理装置の普及が進み、その重要性は年々増している。しかしながら、情報処理装置が消費する電力は、商用交流電源から直接供給されることが多く、このため、商用交流電源に異常が発生すると(例えば、瞬間的な電圧の低下(瞬断)や突然の停電等が発生すると)、その時点で情報処理装置が処理していた情報が破損したり損失してしまう他、情報処理装置自身(例えば、内蔵するハードディスク等)が故障してしまう、といった不具合が発生することが多々ある。
そこで、近年、このような不具合の発生を回避するために、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)の普及が進んでいる。UPSは、商用交流電源が正常である場合、商用交流電源からの電力を情報処理装置などの負荷機器に供給し、商用交流電源が異常である場合、その出力を切替えて、内蔵するバッテリからの電力を負荷機器に供給することができる。これにより、UPSが接続された負荷機器は、商用交流電源に異常が発生しても、UPS内のバッテリから供給される電力を使用することができるので、処理をそのまま続行することが可能になる。
なお、以下、UPSが商用交流電源など外部から供給される電力を負荷機器に供給することを商用給電とも称し、UPSが内蔵するバッテリからの電力を負荷機器に供給することをバックアップ給電とも称する。また、以下、UPSが商用給電していることを通常運転とも称し、UPSがバックアップ給電していることをバックアップ運転とも称する。さらに、以下、バックアップ運転(バックアップ給電)を行う時間をバックアップ時間とも称する。また、以下、商用交流電源など外部からUPSに供給される(入力される)電力を入力電力と称し、入力電力の電圧および電流を、それぞれ入力電圧および入力電流と称する。また、以下、UPSから負荷機器に供給する(出力する)電力を出力電力と称し、出力電力の電圧および電流を、それぞれ出力電圧および出力電流と称する。
ところで、UPSは入力電力の異常(例えば、商用交流電源の異常)を検出するために入力電力を監視する。そこで、商用交流電源の異常を精確に検出するために、入力電圧の波形が正弦波に近い場合とピーク付近がカットされた波形の場合とで、入力電圧の異常を検出するために比較する電圧の波形の形状を切替えることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−149685号公報
ところで、特許文献1に記載の発明では、入力電圧の実効値の許容範囲(以下、入力電圧範囲とも称する)が所定の値に固定されているため、例えば、入力電圧範囲を100V±20V(80V乃至120V)とした場合、図1に示されるように、UPSに入力される実効電圧が120V付近で変動するとき、停電が発生した期間T4に加えて、入力実効電圧が120Vを超えた期間T1乃至T3においても、UPSによりバックアップ運転が行われる。
一方、UPSに用いられるバッテリは、充放電の回数が多いほど、また、1回当たりの放電の深さが深いほど(放電量が多いほど)、劣化が早まり、寿命が短くなる。そのため、バッテリの寿命の観点からすれば、バックアップ運転の回数をできる限り少なくすることが望ましい。
また、図1に示されるようにバックアップ運転が頻繁に行われると、停電が発生した場合に、バッテリが十分に充電されておらず、バックアップ給電することができる時間(以下、バックアップ可能時間と称する)が短くなる可能性がある。
従って、もし、UPSに接続される負荷機器の入力実効電圧の許容範囲がUPSの入力電圧範囲より広い場合、期間T1乃至T3において、バックアップ運転をせずに商用運転のままとすることが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無停電電源装置(UPS)の入力電力の異常を、入力電源の状態に応じて、適切に検出することができるようにするものである。また、本発明は、無停電電源装置がバックアップ運転を行った原因を容易に解析できるようにするものである。
本発明の一側面の無停電電源装置は、外部から供給される入力電力の異常が検出された場合、バッテリによる負荷機器へのバックアップ給電を行う無停電電源装置であって、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御する記憶制御手段と、入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得する取得手段と、パラメータに基づいて、入力電力の異常を検出する検出手段とを含む。
本発明の一側面の無停電電源装置においては、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶が制御され、入力電力の異常を検出するためのパラメータが取得され、パラメータに基づいて、入力電力の異常が検出される。
従って、入力電源の状態に応じて、入力電力の異常を検出するためのパラメータを調整することができ、入力電力の異常を適切に検出することができる。これにより、バッテリの放電回数を抑え、バッテリの寿命の短縮を防止することができる。また、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。
この記憶制御手段、取得手段、および、検出手段は、例えば、CPUにより構成される。入力電力に関するデータは、例えば、入力電力の電圧または電流の瞬時値を含む。パラメータは、例えば、入力電圧の許容範囲、最大入力許容電圧、最大入力許容電流など入力電力の異常を検出するためのパラメータである。記憶手段は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体により構成される。また、記憶手段は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアにより構成することもできる。
この無停電電源装置においては、データは、入力電力の実効電圧を含み、パラメータは、入力電力の実効電圧の範囲を含み、検出手段は、入力電力の実効電圧が前記範囲内であるか否かに基づいて、入力電力の異常を検出するようにすることができる。
これにより、無停電電源装置の入力電圧の異常を検出するためのパラメータを簡単かつ適切に設定することができる。
この無停電電源装置は、データに基づいて、パラメータを設定する設定手段をさらに設けることができる。
これにより、無停電電源装置の入力電力の異常を検出するためのパラメータを、入力電力の状態に応じて、簡単かつ適切に設定することができる。
この無停電電源装置においては、設定手段は、データに基づいて、入力電力の実効電圧の平均値を算出し、所定の複数の実効電圧の範囲の中から、中央値が平均値に最も近い実効電圧の範囲をパラメータとして設定し、検出手段は、入力電力の実効電圧が、設定手段により設定された実効電圧の範囲内であるか否かに基づいて、入力電力の異常を検出するようにすることができる。
これにより、入力電力の異常を検出するためのパラメータを、入力電力の状態に応じて迅速に適切な値に設定することができる。
この無停電電源装置は、データを表示する表示手段をさらに設けることができる。
これにより、入力電力の状態を視覚的に確認することができ、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。
この無停電電源装置においては、記憶制御手段は、入力電力の異常が発生した場合、入力電力に関するデータを記憶手段に記憶させるように制御するようにすることができる。
これにより、記憶手段の容量を効率的に使用できるとともに、異常時の入力電力に関するデータを迅速に確認することができる。
本発明の一側面の入力電力監視方法、プログラム、または、記録媒体に記録されているプログラムは、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得する取得ステップと、パラメータに基づいて、入力電力の異常を検出する検出ステップとを含む。
本発明の一側面の入力電力監視方法、プログラム、または、記録媒体に記録されているプログラムにおいては、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶が制御され、入力電力の異常を検出するためのパラメータが取得され、パラメータに基づいて、入力電力の異常が検出される。
従って、入力電源の状態に応じて、入力電力の異常を検出するためのパラメータを調整することができ、入力電力の異常を適切に検出することができる。これにより、バッテリの放電回数を抑え、バッテリの寿命の短縮を防止することができる。また、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。
この記憶制御ステップは、例えば、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御するCPUによる記憶制御ステップにより構成され、取得ステップは、例えば、入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得するCPUによる取得ステップにより構成され、検出ステップは、例えば、パラメータに基づいて、入力電力の異常を検出するCPUによる検出ステップにより構成される。
入力電力に関するデータは、例えば、入力電力の電圧または電流の瞬時値を含む。パラメータは、例えば、入力電圧の許容範囲、最大入力許容電圧、最大入力許容電流など入力電力の異常を検出するためのパラメータである。記憶手段は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体により構成される。また、記憶手段は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアにより構成することもできる。
以上のように、本発明の一側面によれば、無停電電源装置に供給される入力電力の異常を検出することができる。また、本発明の一側面によれば、無停電電源装置の入力電力の異常を、入力電源の状態に応じて、適切に検出することができる。さらに、本発明の一側面によれば、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明を適用したUPS103の一実施の形態を示すブロック図である。UPS103は、電力供給部121、CPU(Central Processing Unit)122、操作部123、記憶部124、RAM(Random Access Memory)125、内部電源生成回路126、表示部127、および、外部インタフェース(I/F)128を含むように構成される。
電力供給部121の入力側には、ブレーカ102を介して、交流電源101が接続され、出力側には、コンピュータなどの情報処理装置などにより構成される負荷機器104が接続されている。電力供給部121は、ブレーカ102がオンされ、入力電源である交流電源101が正常で、交流電源101から供給される入力電力が正常である場合、すなわち、入力電力の各種のパラメータ(例えば、電圧値、電流値など)がUPS103の許容範囲内である場合、交流電源101からの入力電力を負荷機器104に供給する。これに対して、交流電源101に停電などの異常が発生したり、ブレーカ102がオフされたりして、入力電力に異常が発生した場合、すなわち、入力電力の各種のパラメータがUPS103の許容範囲外となった場合、電力供給部121は、内蔵するバッテリ135からの電力を負荷機器104に供給する。
なお、電力供給部121の電力供給方式(すなわち、その構成)は、図2の例では、説明の簡略上、いわゆる常時商用給電方式とされているが、図2の例に限定されず、いわゆるラインインタラクティブ方式や、いわゆる常時インバータ方式といった様々な方式を適用することが可能である。また、負荷機器104に正弦波により近い波形の電圧を印加できるよう、図示はしないが、フィルタ部等の、他の構成要素が設けられることもある。
電力供給部121は、電力検出回路131、スイッチ132、ライン133、充電回路134、バッテリ135、DC/DCコンバータ136、インバータ137、スイッチ138、および、スイッチ139を含むように構成される。
電力検出回路131は、例えば、検出抵抗等で構成され、入力電力の状態(例えば、電圧および電流の瞬時値など)を検出し、その検出結果を示すデータ(以下、入力電力データと称する)をCPU122に供給する。
スイッチ132は、例えば、リレーやコンタクタなどにより構成される。スイッチ132は、入力電圧が所定の範囲内である場合、自動的にオンし、入力電圧が所定の範囲外である場合、自動的にオフする。また、スイッチ132は、例えば、UPS103に故障が発生したり、入力電力に異常が発生した場合、CPU122の制御の基に、強制的にオフされる。
ライン133は、交流電源101からの電力を伝播するラインである。すなわち、後述するように、入力電力が正常である場合(すなわち、通常の場合)、CPU122の制御の基に、スイッチ138の入力がライン133側に切替えられ、交流電源101からの電力が、ライン133、スイッチ138、および、スイッチ139を介して、負荷機器104に供給される。
充電回路134は、バッテリ135の充電器である。充電回路134は、CPU122の制御の基に、交流電源101から印加される交流の入力電圧を、所定のレベルの直流電圧に変換して、バッテリ135に印加し、バッテリ135に充電電流を供給する。
バッテリ135は、入力電力に異常が発生した場合、負荷機器104に電力を供給する予備電源(バックアップ電源)である。
DC/DCコンバータ136は、CPU122の制御の基に、バッテリ135の直流電圧を、所定の直流電圧に変換し、インバータ137に印加する。
インバータ137は、CPU122の制御の基に、DC/DCコンバータ136により印加される直流電圧を、交流電源101と同一の周波数、かつほぼ同一のレベルの交流電圧に変換し、スイッチ138、および、スイッチ139を介して、負荷機器104に交流電圧を印加する(電力を供給する)。
スイッチ138は、上述したように、CPU122の制御の基に、その入力が切替えられる。すなわち、CPU122は、UPS103が稼動状態であって、かつ、入力電力に異常が発生している場合、スイッチ138の入力をインバータ137側に切替え、それ以外の場合、スイッチ138の入力をライン133側にする。
スイッチ139は、CPU122の制御の基に、その状態が切替えられる。すなわち、CPU122は、UPS103が稼動状態の場合、スイッチ139をオンにし、それ以外の場合、スイッチ139をオフにする。
CPU122は、電力検出回路131から供給される入力電力データ、および、操作部123を操作することによりユーザにより入力される各種の指令を示す情報に基づいて、UPS103の各部の動作を制御する。
操作部123は、例えば、スイッチやボタンなどにより構成され、ユーザがUPS103に各種の指令を入力するときに操作される。
記憶部124は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体により構成される。記憶部124は、電力検出回路131から供給される入力電力データなどを記憶する。
内部電源生成回路126は、スイッチ138から出力される電力(UPS103の出力電力)、または、バッテリ135からの電力の供給を受け、CPU122を動作させるための電力を生成し、生成した電力をCPU122に供給する。
表示部127は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などにより構成され、UPS103の状態、入力電力に関するデータなどを表示する。
外部インタフェース128は、コンピュータなどの外部の機器と通信を行う。外部インタフェース128は、CPU122から供給される情報やコマンドを外部に出力し、外部から送信されてくる情報やコマンドをCPU122に供給する。
図3は、所定のプログラムを実行することによりCPU122により実現される機能の構成の例を示すブロック図である。CPU122がプログラムを実行することにより、入力電力データ記憶部151、入力電力監視部152、入力電圧範囲設定部153、入力電圧範囲取得部154、給電制御部155、入力電力データ表示制御部156、および、入力電力データ出力部157を含む機能が実現される。
入力電力データ記憶部151は、電力検出回路131から供給される、入力電力に関するデータである入力電力データを記憶部124またはRAM125に記憶させる。
入力電力監視部152は、電力検出回路131から供給される入力電力データに基づいて、交流電源101から供給される入力電力の状態を監視する。例えば、入力電力監視部152は、入力電圧範囲設定部153または入力電圧範囲取得部154から供給される入力電圧範囲を示す情報に基づいて、入力電圧の異常を検出する。また、入力電力監視部152は、入力電力の状態を示す情報を給電制御部155に供給する。
入力電圧範囲設定部153は、図6を参照して後述するように、ユーザが操作部123を操作して入力する入力電圧範囲の自動設定の指令を操作部123から取得し、記憶部124に記憶されている入力電力データに基づいて、入力電圧範囲を設定する。入力電圧範囲設定部153は、設定した入力電圧範囲を示す情報を入力電力監視部152に供給する。
入力電圧範囲取得部154は、ユーザが操作部123を操作して入力する、入力電圧範囲の手動設定の指令、または、入力電圧範囲を示す情報を操作部123から取得する。入力電圧範囲取得部154は、入力電圧範囲を示す情報を入力電力監視部152に供給する。また、入力電圧範囲取得部154は、入力電力に関するデータの表示を指示する情報を入力電力データ表示制御部156に供給する。
給電制御部155は、図4を参照して後述するように、入力電力監視部152から供給される入力電力の状態を示す情報などに基づいて、負荷機器104への給電を制御する。
入力電力データ表示制御部156は、ユーザが操作部123を操作して、入力電力に関するデータの表示の指令を入力した場合、または、入力電圧範囲取得部154から入力電力に関するデータの表示を指示する情報を取得した場合、記憶部124に記憶されている入力電力データに基づいて、入力電力に関するデータを表示部127に表示させる。
入力電力データ出力部157は、電力検出回路131から供給される入力電力データを外部インタフェース128を介して外部に出力する。
次に、図4乃至図8を参照して、UPS103により実行される処理を説明する。
まず、図4のフローチャートを参照して、UPS103により実行される給電処理を説明する。なお、この処理は、例えば、ユーザが、ブレーカ102をオフの状態からオンにし、交流電源101からUPS103への入力電力の供給が開始されるともに、UPS103の図示せぬ電源スイッチがオンされたとき開始される。
ステップS1において、CPU122は、入力電力データの取得を開始する。電力検出回路131は、入力電力の状態を検出し、その検出結果を示す入力電力データを入力電力データ記憶部151、入力電力監視部152、および、入力電力データ出力部157に供給する。入力電力データは、例えば、入力電力の電圧および電流の瞬時値を含む。入力電力データ記憶部151は、入力電力データのRAM125への記憶を開始する。このとき、入力電力データ記憶部151は、入力電力データに入力電力データの検出時間を関連づけてRAM125に記憶させる。なお、RAM125に記憶されている入力電力データは、所定の期間が経過した後、順次消去される。また、入力電力データ出力部127は、必要に応じて、外部インタフェース128を介して、外部の機器への入力電力データの出力を開始する。
ステップS2において、入力電力監視部152は、入力実効電圧が入力電圧範囲内であるか否かを判定する。具体的には、入力電力監視部152は、電力検出回路131から供給される入力電力データに基づいて、入力実効電圧を算出する。入力電力監視部152は、算出した入力実効電圧と現在設定されている入力電圧範囲とを比較する。入力実効電圧が入力電圧範囲内であると判定されるまで、ステップS2の判定処理が繰り返し実行され、ステップS2において、入力実効電圧が入力電圧範囲内であると判定された場合、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、UPS103は、給電を開始する。具体的には、入力電圧が所定の範囲内になることにより、スイッチ132がオンし、充電回路134に交流電源101からの交流の入力電圧が印加される。充電回路134は、給電制御部155の制御の基に、印加された入力電圧を所定のレベルの直流電圧に変換する。変換された直流電圧はバッテリ135に印加され、バッテリ135の充電が開始される。給電制御部155は、スイッチ138の入力をライン133側にし、スイッチ139をオンにする。これにより、交流電源101からの電力が、ブレーカ102、電力検出回路131、スイッチ132、ライン133、スイッチ138、および、スイッチ139を介して、負荷機器104に供給される。すなわち、通常運転による商用給電が開始される。
ステップS4において、入力電圧範囲設定部153は、入力電圧範囲の自動設定が指令されたか否かを判定する。ユーザが、操作部123を操作して、入力電圧範囲の自動設定の指令を入力し、入力電圧範囲の自動設定を指令する情報が操作部123から入力電圧範囲設定部153に供給された場合、入力電圧範囲設定部153は、入力電圧範囲の自動設定が指令されたと判定し、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、入力電圧判定設定部153は、入力電圧範囲自動設定処理を行う。入力電圧範囲自動設定処理の詳細は、図6を参照して後述するが、この処理により、入力電圧データに基づいて入力電圧範囲が設定され、設定された入力電圧範囲を示す情報が、入力電力監視部152に供給される。その後、処理はステップS9に進む。
ステップS4において、入力電圧範囲の自動設定が指令されていないと判定された場合、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、入力電圧範囲取得部154は、入力電圧範囲の手動設定が指令されたか否かを判定する。ユーザが、操作部123を操作して、入力電圧範囲の手動設定の指令を入力し、入力電圧範囲の手動設定を指令する情報が操作部123から入力電圧範囲取得部154に供給された場合、入力電圧範囲取得部154は、入力電圧範囲の手動設定が指令されたと判定し、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、入力電力データ表示制御部156は、入力電力に関するデータを表示させる。具体的には、入力電圧範囲取得部154は、入力電力に関するデータの表示を指示する情報を入力電力データ表示制御部156に供給する。入力電力データ表示制御部156は、記憶部124から入力電力データを読み出し、入力電力データに基づいて、入力電力に関するデータを表示部127に表示させる。
図5は、このとき表示部127に表示されるデータの例を示している。図5に示される例では、入力電力の電圧および電流の瞬時値を時系列にプロットすることにより、入力電圧の波形201および入力電力の波形202が表示されている。なお、図5に示されるグラフの横軸は時間を示し、縦軸は電圧および電流を示している。例えば、ユーザは、操作部123を操作して、画面を横方向にスクロールさせることにより、任意の時間の入力電圧および入力電流の波形を表示させることができる。これにより、ユーザは、UPS103以外の装置を用いずに、入力電力データに関するデータを簡単に確認することができる。
なお、例えば、入力電圧および入力電流の瞬時値を表形式で時系列に並べて表示させるようにしてもよい。また、例えば、入力電圧および入力電流の実効値、最大値、平均値などをグラフまたは表などの形式で表示部127に表示させるようにしてもよい。
ステップS8において、入力電圧範囲取得部154は、入力電圧範囲を取得する。具体的には、ユーザは、表示部127に表示されている入力電力に関するデータに基づいて、操作部123を操作して、入力電圧範囲を設定する。これにより、ユーザは、入力電力データに関するデータを確認しながら、UPS103への入力実効電圧の状態に応じて、交流電源101からの入力電圧が印加される機器(例えば、スイッチ132、138および139、充電回路134、内部電源生成回路126、負荷機器104など)の入力実効電圧の許容範囲内で、適切な入力電圧範囲を簡単に設定することができる。
操作部123は、ユーザにより設定された入力電圧範囲を示す情報を入力電圧範囲取得部154に供給する。入力電圧範囲取得部154は、入力電圧範囲を示す情報を入力電力監視部152に供給する。これ以降、自動設定または手動設定により入力電圧範囲が新たに設定されるまで(変更されるまで)、ステップS8において設定された入力電圧範囲に基づいて、入力電力の異常が検出される。
ステップS6において、入力電圧範囲の手動設定が指令されていないと判定された場合、ステップS7およびS8の処理はスキップされ、処理はステップS9に進む。
ステップS9において、上述したステップS2の処理と同様に、入力実効電圧が入力電圧範囲内であるか否かが判定される。入力実効電圧が入力電圧範囲内であると判定された場合、処理はステップS4に戻り、上述したステップS4乃至S9の処理が繰り返し実行される。この間、UPS103による商用給電が継続される。
ステップS9において、入力実効電圧が入力電圧範囲内でないと判定された場合、処理はステップS10に進む。
ステップS10において、UPS103は、バックアップ運転を開始する。具体的には、入力電力監視部152は、入力電力の異常が発生したことを通知する情報を給電制御部155に供給する。給電制御部155は、DC/DCコンバータ136およびインバータ137の駆動を開始するとともに、スイッチ138の入力をインバータ137側に切替える。DC/DCコンバータ136は、給電制御部155の制御の基に、バッテリ135により印加される直流電圧を、所定の直流電圧に変換し、インバータ137に印加する。インバータ137は、給電制御部155の制御の基に、DC/DCコンバータ136により印加される直流電圧を、交流電源101と同一の周波数、かつほぼ同一のレベルの交流電圧に変換し、スイッチ138、および、スイッチ139を介して、負荷機器104に交流電圧を印加する。すなわち、バックアップ運転によるバックアップ給電が開始される。
ステップS11において、入力電力データ記憶部151は、入力電力データの保存を開始する。具体的には、入力電力データ記憶部151は、入力電力の異常が発生した時間より所定の時間だけ前から現在までのRAM125に記憶されている入力電力データを、記憶部124に記憶させる。また、入力電力データ記憶部151は、RAM125に加えて、入力電力データの記憶部124への記憶を開始させる。
ステップS12において、上述したステップS2の処理と同様に、入力実効電圧が入力電圧範囲内であるか否かが判定される。入力実効電圧が入力電圧範囲内でないと判定された場合、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、給電制御部155は、バッテリ135の容量がなくなったか否かを判定する。給電制御部155は、バッテリ135の電圧を検出し、バッテリ135の電圧が所定のレベル以上である場合、バッテリ135の容量がなくなっていないと判定し、処理はステップS12に戻る。
その後、ステップS12において、入力実効電圧が入力電圧範囲内であると判定されるか、ステップS13において、バッテリ135の容量がなくなったと判定されるまで、ステップS12およびS13の判定処理が繰り返し実行される。この間、UPS103によるバックアップ給電が継続される。
ステップS13において、バッテリ135の容量がなくなったと判定された場合、すなわち、バッテリ135の電圧が所定のレベルを下回った場合、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、UPS103は給電を停止する。具体的には、給電制御部155は、スイッチ139をオフにし、スイッチ138の入力をライン133側に切替え、DC/DCコンバータ136およびインバータ137の駆動を停止し、UPS103から負荷機器104への給電を停止する。
ステップS15において、入力電力データ記憶部151は、入力電力データの保存を停止する。具体的には、入力電力データ記憶部151は、入力電力データの記憶部124への記憶を停止させる。
その後、処理はステップS2に戻り、上述したステップS2以降の処理が実行される。すなわち、入力実効電圧が入力電圧範囲内に回復した場合、UPS103から負荷機器104への給電が再開される。
ステップS12において、入力実効電圧が入力電圧範囲内であると判定された場合、すなわち、入力実効電圧が入力電圧範囲内に回復した場合、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、UPS103は、バックアップ運転を停止し、通常運転を再開する。具体的には、入力電力監視部152は、入力実効電圧が入力電圧範囲内に回復したことを示す情報を給電制御部155に供給する。給電制御部155は、スイッチ138の入力をライン133側にし、DC/DCコンバータ136およびインバータ137の駆動を停止する。これにより、通常運転による商用給電が再開される。
ステップS17において、ステップS15と同様の処理により、入力電力データの保存が停止される。これにより、入力電力の異常が発生した時間より所定の時間だけ前から入力電力が正常に戻るまでの期間の入力電力データのみが記憶部124に記憶される。従って、記憶部124の容量を効率的に使用できるとともに、異常時の入力電力データを迅速に確認することができる。
その後、処理は、ステップS4に戻り、上述したステップS4以降の処理が実行される。
次に、図6のフローチャートを参照して、図4のステップS5の入力電圧範囲自動設定処理の詳細を説明する。なお、以下、入力電圧範囲は、図7に示される所定の設定範囲1乃至5の中から選択されることにより設定されるものとする。設定範囲1乃至5はそれぞれの範囲のセンタ値(中央値)を中心とする±20Vの範囲とされ、具体的には、設定範囲1は90V±20V(70V乃至110V)、設定範囲2は100V±20V(80V乃至120V)、設定範囲3は110V±20V(90V乃至130V)、設定範囲4は115V±20V(95V乃至135V)、および、設定範囲5は120V±20V(100V乃至140V)とされる。
ステップS21において、入力電圧範囲設定部153は、入力実効電圧を算出する。具体的には、入力電圧範囲設定部153は、記憶部124から入力電力データを読み出す。入力電圧範囲設定部153は、直前の半周期分の入力電圧の瞬時値に基づいて、入力電圧の実効値を算出する。
ステップS22において、入力電圧範囲設定部153は、所定の個数(例えば、10000個)の入力実効電圧を算出したか否かを判定する。所定の個数の入力実効電圧を算出していないと判定された場合、処理はステップS21に戻り、直前に入力実効電圧を算出した半周期のさらに1つ前の半周期分の入力電圧の瞬時値に基づいて、入力電圧の実効値を算出する。その後、ステップS22において、所定の個数の入力実効電圧を算出したと判定されるまで、ステップS21およびS22の処理が繰り返し実行される。すなわち、所定の個数の入力実効電圧、すなわち、直前の所定の期間内の入力実効電圧が算出される。
ステップS22において、所定の個数の入力実効電圧が算出されたと判定された場合、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、入力電圧範囲設定部153は、入力実効電圧の平均値を算出する。ステップS22において算出した入力実効電圧の個数をn個、入力実効電圧をVrmsi(i=1,2,・・・n)とした場合、入力実効電圧の平均値Vrmsaveは以下の式(1)により算出される。
Figure 2007014141
これにより、ステップS1およびS2の処理で入力実効電圧を算出した期間において、入力実効電圧は、平均値Vrmsaveを中心に変動していたことが検出される。
ステップS24において、入力電圧範囲設定部153は、各設定範囲のセンタ値と入力実効電圧の平均値との差分の絶対値を算出する。
ステップS25において、入力電圧範囲設定部153は、センタ値が入力実効電圧の平均値に最も近い設定範囲、すなわち、入力実効電圧の平均値との差分の絶対値が最も小さいセンタ値を持つ設定範囲を検出する。
ステップS26において、入力電圧範囲設定部153は、入力電圧範囲を設定し、入力電圧自動範囲設定処理は終了する。具体的には、入力電圧範囲設定部153は、ステップS25において検出したセンタ値が入力実効電圧の平均値に最も近い設定範囲を入力電圧設定範囲に設定し、設定した入力電圧設定範囲を示す情報を入力電力監視部152に供給する。これ以降、自動設定または手動設定により入力電圧範囲が新たに設定されるまで(変更されるまで)、ステップS26において設定された入力電圧範囲に基づいて、入力電力の異常が検出される。
このようにして、適切な入力電圧範囲を自動的に設定することができる。
なお、図7に示される例では、各設定範囲の幅を一定にするようにしたが、各設定範囲の幅を各設定範囲で異なるようにしてもよい。例えば、入力電圧の変動幅に応じて、入力電圧範囲の幅を変更することにより、適切に入力電圧の異常を検出できるようにすることができる。
また、入力電圧範囲を複数の設定範囲から選択するのではなく、例えば、入力実効電圧の平均値Vrmsaveを中心とする所定の範囲を入力電圧範囲とするなど、入力実効電圧の平均値Vrmsaveなどに基づいて入力電圧範囲を設定するようにしてもよい。
さらに、交流電源101からの入力電圧が印加される機器の入力実効電圧の許容範囲を予め入力しておき、その許容範囲内で入力電圧範囲を選択または設定できるようにしてもよい。
以上のようにして、入力電力の状態に応じて、入力電力の異常を検出するためのパラメータである入力電圧範囲を簡単かつ適切に調整(設定)することができる。例えば、図9に示されるように、図1と同じ入力実効電圧の波形に対して、入力電圧範囲を120±20V(100V乃至140V)に設定することにより、停電が発生した期間T11のみバックアップ運転が行われるようになり、バッテリの放電回数を抑え、バッテリの寿命の短縮を防止することができる。
また、入力電力に関するデータが自動的に蓄積されるため、電源の品質を解析する電源品質アナライザなどの装置を設けることなく、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。従って、例えば、UPSがバックアップ運転を行った原因の解析も容易に行うことができる。
以上のように、外部から供給される入力電力の異常が検出された場合、バッテリによる負荷機器へのバックアップ給電を行う無停電電源装置において、入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御し、入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得し、パラメータに基づいて、入力電力の異常を検出する場合には、無停電電源装置に供給される入力電力の異常を検出することができる。また、無停電電源装置の入力電力の異常を、入力電源の状態に応じて、適切に検出することができる。さらに、入力電力の状態の解析を容易に行うことができる。
なお、以上の説明では、入力電圧範囲を設定する例について示したが、入力電圧の異常を検出するための他のパラメータ、例えば、最大入力許容電圧、最大入力許容電流なども、同様の方法により自動または手動で設定することできる。
また、記憶部124を磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアにより構成するようにして、記憶部124に記憶されている入力電力データを他の情報処理装置で解析できるようにしてもよい。
さらに、記憶部124に記憶されている入力電力データを、外部インタフェース128を介して、外部に出力させることも可能である。
また、以上の説明では、入力電力の異常時のみ入力電力データを記憶部124に保存する例について示したが、ユーザが操作部123を操作して指示することにより、任意の時間に入力電力データを記憶部124に保存させるようにすることも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
図9は、汎用のパーソナルコンピュータ900の内部の構成例を示す図である。CPU(Central Processing Unit)901は、ROM(Read Only Memory)902に記憶されているプログラム、または記録部908からRAM(Random Access Memory)903にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM903にはまた、CPU901が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU901、ROM902、およびRAM903は、バス904を介して相互に接続されている。このバス904にはまた、入出力インタフェース905も接続されている。
入出力インタフェース905には、ボタン、スイッチ、キーボードあるいはマウスなどで構成される入力部906、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ、並びにスピーカなどで構成される出力部907、ハードディスクなどで構成される記録部908、およびモデムやターミナルアダプタなどで構成される通信部909が接続されている。通信部909は、インターネットを含むネットワークを介して通信処理を行う。
入出力インタフェース905にはまた、必要に応じてドライブ910が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア911が適宜装着され、そこから読み出されたコンピュータプログラムが、記録部908にインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記録する記録媒体は、図9に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア911により構成されるだけでなく、装置本体にあらかじめ組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM903または記録部908に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来のUPSの動作を説明するための入力実効電圧の波形図である。 本発明を適用したUPSの一実施の形態を示すブロック図である。 図2のUPSのCPUにより実現される機能の構成の例を示す図である。 図2のUPSにより実行される給電処理を説明するためのフローチャートである。 入力電力に関するデータの表示例を示す図である。 図2のステップS5の入力電圧範囲自動設定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 入力電圧範囲の設定範囲の例を示す図である。 図2のUPSの動作を説明するための入力実効電圧の波形図である。 パーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。
符号の説明
101 交流電源
102 ブレーカ
103 UPS
104 負荷機器
121 電力供給部
122 CPU
123 操作部
124 記憶部(記憶手段)
125 RAM
127 表示部(表示手段)
128 外部インタフェース
131 電力検出回路
132 スイッチ
133 ライン
134 充電回路
135 バッテリ
136 DC/DCコンバータ
137 インバータ
138,139 スイッチ
151 入力電力データ記憶部(記憶制御手段)
152 入力電力監視部(検出手段)
153 入力電圧範囲設定部(設定手段)
154 入力電圧範囲取得部(取得手段)
155 給電制御部
156 入力電力データ表示制御部
157 入力電力データ出力部
901 CPU
902 ROM
903 RAM
908 記録部
910 ドライブ
911 リムーバブルメディア

Claims (9)

  1. 外部から供給される入力電力の異常が検出された場合、バッテリによる負荷機器へのバックアップ給電を行う無停電電源装置において、
    前記入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御する記憶制御手段と、
    前記入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得する取得手段と、
    前記パラメータに基づいて、前記入力電力の異常を検出する検出手段と
    を含む無停電電源装置。
  2. 前記データは、前記入力電力の実効電圧を含み、
    前記パラメータは、前記入力電力の実効電圧の範囲を含み、
    前記検出手段は、前記入力電力の実効電圧が前記範囲内であるか否かに基づいて、前記入力電力の異常を検出する
    請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記データに基づいて、前記パラメータを設定する設定手段を
    さらに含む請求項1に記載の無停電電源装置。
  4. 前記設定手段は、前記データに基づいて、前記入力電力の実効電圧の平均値を算出し、所定の複数の実効電圧の範囲の中から、中央値が前記平均値に最も近い前記実効電圧の範囲を前記パラメータとして設定し、
    前記検出手段は、前記入力電力の実効電圧が、前記設定手段により設定された前記実効電圧の範囲内であるか否かに基づいて、前記入力電力の異常を検出する
    請求項3に記載の無停電電源装置。
  5. 前記データを表示する表示手段を
    さらに含む請求項1乃至4のいずれかに記載の無停電電源装置。
  6. 前記記憶制御手段は、前記入力電力の異常が発生した場合、前記入力電力に関するデータを前記記憶手段に記憶させるように制御する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の無停電電源装置。
  7. 外部から供給される入力電力の異常が検出された場合、バッテリによる負荷機器へのバックアップ給電を行う無停電電源装置の入力電力監視方法において、
    前記入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得する取得ステップと、
    前記パラメータに基づいて、前記入力電力の異常を検出する検出ステップと
    を含む入力電力監視方法。
  8. 外部から供給される入力電力の異常が検出された場合、バッテリによる負荷機器へのバックアップ給電を行う無停電電源装置のコンピュータに、
    前記入力電力に関するデータの記憶手段への記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記入力電力の異常を検出するためのパラメータを取得する取得ステップと、
    前記パラメータに基づいて、前記入力電力の異常を検出する検出ステップと
    を実行させるプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
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