JP2007012749A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属外装や金属シャーシを用いない電子機器において、表示装置を保持するフレームが金属フレームの場合、電気的に浮いた状態となり、不要輻射や静電気による電子機器の誤作動が懸念されるため、追加部品を必要とせずに確実に金属フレームの接地を行う方法に係る電子機器を提供する。
【解決手段】 表示装置を備え、表示装置を保持する金属フレームをモールド外装に固定することで表示装置を固定する電子機器において、表示装置を制御するプリント配線板の一部の絶縁皮膜を開口し、開口されたランドが金属フレームとモールド外装に挟まれた構成をとることによりランドと金属フレームが接し、金属フレームがプリント配線板内の導体層を経由して他のプリント配線板のグランドに導通する。
【選択図】 図4

Description

本発明は電子機器に関し、特に表示装置を備えた電子機器において、表示装置を保持するための金属フレームのグランド接地方法に関する。
近年、デジタルカメラや携帯電話などのような携帯型の電子機器においては、対衝撃や不要輻射防止のため、金属筐体を用いるケースが増えている。しかし、その一方でコストダウンや軽量化のために、モールド筐体を用いる場合も少なくない。このようなモールド筐体を用いた際に、電子機器内部に金属部材を使用する必要性が生じた場合、金属部材が電気的に浮いた状態であると不要輻射や静電気により電子機器が誤作動を起こすような問題が考えられ好ましくない。
そこで、このような問題を解決するために、従来は、電気的に浮いた金属部材をシステム制御基板のグランド(以下、GNDと称す)の信号に接続する方法をとっている。具体的には、金属部材に立ち上げ部を形成し、そこにネジ穴を切り、その一方でシステム制御基板にはレジストを剥離したランドを設置する。このランドはシステム制御基板のGNDに通じており、ランド開口されたプリント配線板と金属部材の立ち上げ部を面で接触させ、ビス止め等の手段を用いることにより金属部材とシステム制御基板のGNDを接続する。
しかし、このような構成にすると、システム制御基板にはビス止め用の穴を設置する必要が生じる。ビス穴に加えビスと他の実装部品のクリアランスを含めると、多くの領域が必要になるため、ビス止めの位置は必然的に基板の隅に設定されることが多い。このような場合には、電子機器内のレイアウトの関係上、必ずしも電気的に浮いた金属部材をシステム制御基板のGNDに接続できないという問題が生じる。
このような問題を解決するために、特許文献1のような方法が知られている。それによると、金属部材とシステム制御基板のGNDをビス止めにより接続するのではなく、金属部材に立ち上げ部を設定し、システム制御基板には、立ち上げ部を挿入可能なコネクタを配置し、コネクタに金属部材の立ち上げ部を挿入することにより金属部材とプリント配線板のGNDを接続している。これによると、システム制御基板の任意の場所にコネクタを配置することが可能になるため、システム制御基板のビス止めのランドで金属部材とシステム制御基板を導通させる従来の方法と比較して位置的な制約は少なくなる。
特開平10−256683号公報
しかしながら、上述のような方法では、金属部材とシステム制御基板のGNDを接続するために、コネクタを使用する必要が生じ、コストアップの要因になる。また、GND接続用のコネクタをシステム制御基板に配置する領域を確保する必要がある。さらに、金属部材の立ち上げ部をシステム制御基板に接続するため、金属部材とシステム制御基板を隣接した状態で配置する必要性が生じる。
そこで、電気的に浮いた金属部材をシステム制御基板のGNDに接続する場合において、コネクタのような追加部品を必要とせず、金属部材とシステム制御基板のレイアウトの制約が少ない方法が望まれている。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、追加部品あるいは、追加のプリント配線板をあらたに必要とせずに、電気的に浮いた金属フレームを他のプリント配線板のGNDに接続することが可能になり、金属フレームと金属フレームのグランドを接地させるためのプリント配線板の配置に自由度を持たせた設計が可能になる電子機器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、表示装置を備え、前記表示装置を保持する金属フレームをモールド外装に固定することで表示装置を固定する電子機器において、前記表示装置を制御するプリント配線板の一部の絶縁皮膜を開口し、開口されたランドが前記金属フレームと前記モールド外装に挟まれた構成をとることにより前記ランドと前記金属フレームが接し、前記金属フレームが前記プリント配線板内の導体層を経由して他のプリント配線板のグランドに導通することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、表示装置を有する電子機器で、表示装置が金属フレームに保持され、モールド外装に固定されるような場合において、表示装置の信号を処理するプリント配線板の一部の絶縁皮膜を開口し、開口されたランドと金属フレームを接続させ、プリント配線板の導体層を通じて他のプリント配線板のGNDに接続する方法である。この方法で金属フレームに導通させるためのパターンを露出するプリント配線板は、表示装置を制御するためのプリント配線板であるため、追加部品あるいは、追加のプリント配線板をあらたに必要とせずに、電気的に浮いた金属フレームを他のプリント配線板のGNDに接続することが可能になる。
さらに、表示装置の信号を処理するプリント配線板にフレキシブルプリント配線板を用いることにより、金属フレームと金属フレームのグランドを接地させるためのプリント配線板の配置に自由度を持たせた設計が可能になる。
また、請求項2に記載のように、表示装置を保持する金属フレームが外装にビス止めされていることは、表示部の固定が安定されるとともに、金属フレームと露出したパターンの接続も安定するため、有効である。
さらに、請求項3に記載のように、表示装置を保持する金属フレームが外装に嵌合構造で固定される場合、ビス止めで固定する場合と比較して、組立性が向上し有効である。
請求項4に記載のように、表示装置を制御するプリント配線板内の金属フレームをGNDに接地させるためのパターンが複数の制御線の一番外側を通ることは、表示装置を制御する信号線のノイズ低減に効果がある。
請求項5に記載のように、表示装置を制御するプリント配線板が複数の配線層をもったフレキシブル配線板であり、金属フレームをGNDに接地させるためのパターンが複数の制御線の一番外側を通り、裏面で制御線を覆うように配線されていることは、表示装置を制御する信号線のノイズ低減に効果がある。
請求項6に記載のように、表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブルプリント配線板であり他のプリント配線板にコネクタで接続されていることは、少ない工数で表示装置を制御する信号線に加え金属フレームの接地を行うことができ有効である。
請求項7に記載のように、表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブルプリント配線板であり他のプリント配線板に半田付けで接続されていることは、接続が不安定な場合に起こるインピーダンスの増加を防ぐことができ、金属フレームを確実にGNDに接地させることが可能になる。
請求項8に記載のように、表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブルプリント配線板であり他のプリント配線板にビス止めで接続されていることは、フレキシブルプリント配線板とプリント配線板の接続を確実に行うことができ有効である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本実施例で用いるデジタルカメラ1の外観図である。本デジタルカメラは外装2をモールド材料で形成されており、カメラ上面部には、電源のON/OFFを行うためのパワースイッチ3、シャッターを切るためのレリーズスイッチ4を備えている。そして、カメラ前面部には光学系の処理を行うためのレンズ・鏡筒ユニット5、暗いところでの撮影を補助するためのストロボ6を備え、カメラ背面部には各種機能を設定するための機能設定ボタン7、撮影画像、メニュー設定画面等を表示するためのLCD8を備えている。
本実施例のLCD8の構成について図2に示す。
本LCDは、表示部のLCDパネル9と外部との電気的な接続を行うためのフレキシブルプリント配線板10(以下、LCD FPCと称す)とLCDパネル9を照射するためのLEDが実装されたフレキシブルプリント配線板11(以下、バックライトFPCと称す)とLEDから発光された光をLCDパネル9全体に導光するための不図示の導光板とLCDユニットを保持するためのLCDフレーム12からなる。
本LCDフレーム12は薄型化のため金属部材により形成され、モールド外装2にビス止めで固定されている。コストダウンや薄型化のために金属シャーシを用いないデジタルカメラも多くLCDユニットの固定方法が問題となる。そこで、本実施例のようにLCDユニットをモールド外装2に固定することで、金属シャーシを用いないデジタルカメラにおいても、安定した保持が可能になる。さらに、LCDユニットを外装2に固定することで、外装2に設けられたLCDのための開口部とLCDパネル9の位置決めが確実に行えるため組立作業性の面においても有効である。
しかし、LCDフレーム12がモールド外装に固定されているため、金属部材であるLCDフレーム12が電気的に浮いた状態になってしまう。デジタルカメラにおいて電気的に浮いた金属がある場合は、静電気により誤動作を起こす原因になることや、不要輻射を発生することが考えられ問題である。
そこで、本実施例では、図3のように、バックライトFPC11にパターン露出部13を設けさらに、位置決めとビス止め用を兼ねた穴部14を設け、パターン露出部13をLCDフレーム12に接するようにLCDユニット8を組み立てる。モールド外装2には位置決め用のボスとビス止め用の穴が空いており、バックライトFPC11をモールド外装2とLCDフレーム12で挟み込むようにしてビス止めで固定する(図4参照)。
これにより、LCDフレーム12とバックライトFPC11のパターン露出部13が導通する。バックライトFPC11はシステム制御基板15に配置されているバックライトFPC用のコネクタ16を介しシステム制御基板15に接続されている(図5参照)。
ここで、バックライトFPC11のパターン露出部13はバックライトFPC11内の配線層を通じてシステム制御基板16のGND部と接続している。本実施例のバックライトFPC11は片面のフレキシブル配線板であり、バックライトFPC11を通るGNDの配線は他の信号線の外側を通るように配線している。これにより、GNDの配線がシールドとなりバックライトFPC11のノイズ低減の役割になる。
以上により、電気的に浮いた状態であったLCDフレーム12に対し、追加部品を必要とすること無しに、システム制御基板のGNDと接続することが可能となる。さらに、システム制御基板16のGNDとLCDフレーム12を接続された状態になることで、システム制御基板16のGND強化にもつながる。
本実施例では、バックライトFPCに端子部を露出して、LCDフレームとシステム基板のGNDの導通を行ったが、LCD FPCに同様の処置をしてもよく、また、LCDフレームの外装への固定方法は、嵌合構造をとってもよい。
実施例におけるデジタルカメラの外観図 実施例におけるLCDユニットを示す図 実施例におけるバックライトFPCを示す図 実施例におけるLCDユニットの組付け図 実施例におけるLCDユニットとシステム制御基板の接続状況を示す図
符号の説明
1 実施例におけるデジタルカメラ
2 モールド外装
3 パワースイッチ
4 レリーズスイッチ
5 レンズ・鏡筒ユニット
6 ストロボ
7 機能設定ボタン
8 LCDユニット
9 LCDパネル
10 LCDフレキシブルプリント配線板
11 バックライトフレキシブルプリント配線板
12 LCDフレーム
13 パターン露出部
14 穴部
15 システム制御基板
16 コネクタ

Claims (8)

  1. 表示装置を備え、前記表示装置を保持する金属フレームをモールド外装に固定することで表示装置を固定する電子機器において、前記表示装置を制御するプリント配線板の一部の絶縁皮膜を開口し、開口されたランドが前記金属フレームと前記モールド外装に挟まれた構成をとることにより前記ランドと前記金属フレームが接し、前記金属フレームが前記プリント配線板内の導体層を経由して他のプリント配線板のグランドに導通することを特徴とする電子機器。
  2. 前記金属フレームは、前記モールド外装に対しビス止めで固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記金属フレームは、前記モールド外装に対し嵌合構造で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記表示装置を制御するプリント配線板内の前記金属フレームをグランドに接地させるためのパターンが前記プリント配線板内の複数の制御線の一番外側を通ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記表示装置を制御するプリント配線板が少なくとも2層以上の配線層があるフレキシブル配線板であり、前記金属フレームをグランドに接地させるためのパターンが前記フレキシブル配線板内の複数の制御線の一番外側を通るように配線するとともに、裏面で制御線を覆うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブル配線板であり、他のプリント基板にコネクタで接続されることにより、前記金属フレームが前記プリント基板のグランドに導通していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブル配線板であり、他のプリント基板に半田付けで接続されることにより、前記金属フレームが前記プリント基板のグランドに導通していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記表示装置を制御するプリント配線板がフレキシブル配線板であり、他のプリント基板にビス止めで接続されることにより、前記金属フレームが前記プリント基板のグランドに導通していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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