JP2007008342A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 旋回時のトラクション性能を向上させる。
【解決手段】 車両への装着向きが指定されることにより、内の接地端Ei及び外の接地端Eoを有する空気入りタイヤである。トレッド部2に、該トレッド部2の車両外側を非直線でタイヤ周方向にのびる外の非直線溝3oと、トレッド部2の車両内側を非直線でタイヤ周方向にのびる内の非直線溝3iとが設けられることにより、該外、内の非直線溝3o、3iの間にタイヤ軸方向の振れ幅aを有してタイヤ周方向にのびる非直線リブ4が形成される。外の接地端Eoを旋回外側とする旋回走行時の接地形状において、該非直線リブ4は、タイヤ周方向の接地長さが最大をなす旋回時最大接地長位置MCの両側に接地部を有してタイヤ周方向にのびる。外の非直線溝3oは、非直線リブ4側の溝壁の半径方向外側に、面取状で傾斜して非直線リブの接地表面に連なる面取部7を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、旋回時のトラクション性能を向上しうる空気入りタイヤに関する。
従来、車両の旋回走行時のトラクション性能を向上させるために、旋回走行時の旋回外側かつ車両外側の領域にリブ等を配置することが行われている(例えば下記特許文献1ないし2参照。)。
特開平8−164714号公報 特開平8−197912号公報
しかしながら、上記特許文献1では、前記リブがタイヤ周方向に直線状にのびているため、大きな横力を受ける旋回走行時には該リブがタイヤ軸方向に倒れやすい。これは、前記リブの接地面積を減少させる。従って、旋回走行時のトラクション性能の向上についてさらなる改善の余地がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出されたもので、トレッド部に、旋回走行時の接地形状においてタイヤ周方向の接地長さが最大をなす旋回時最大接地長位置をのびる非直線リブを設けることを基本として、旋回時においても該リブの十分な接地面積を確保し、ひいてはトラクション性能を高め得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、車両への装着向きが指定されることにより、車両内側に位置する内の接地端及び車両外側に位置する外の接地端を有する自動車用の空気入りタイヤであって、トレッド部に、最も外の接地端側を非直線でタイヤ周方向にのびる外の非直線溝と、それよりも車両内側に配されかつ非直線でタイヤ周方向にのびる内の非直線溝とを含む少なくとも2本の非直線溝が設けられることにより、該外、内の非直線溝の間にタイヤ軸方向に変位しながらタイヤ周方向にのびる1本の非直線リブが形成され、前記外の接地端を旋回外側とする旋回走行時の接地形状において、該非直線リブは、タイヤ周方向の接地長さが最大をなす旋回時最大接地長位置の両側に接地部を有するとともに、前記外の非直線溝は、前記非直線リブ側の溝壁の半径方向外側に、面取状で傾斜して前記非直線リブの接地表面に連なる面取部を含むことを特徴とする。
本明細書において、前記「車両内側」及び「車両外側」とは、タイヤが車両に装着されたときに該タイヤの任意の位置から見た車両幅方向の向きを示す。即ち、車両内側は、車両の車体中心線側を向く方向とし、車両外側は、その反対側を向く方向とする。
また、本明細書において、空気入りタイヤの前記「接地端」とは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に押し付けた接地状態でのトレッド部の接地端部の位置とする。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"とする。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。さらに前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"であるが、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
また、本明細書において、「リブ」とは、少なくとも1本の周方向溝に隣接して設けられ、かつ、横溝によってタイヤ周方向の連続性が断たれていない陸部とする。ただし、放熱性や偏摩耗防止のために設けられる幅が1.0mm以下のスリット又はサイピング等はここで言う横溝には含めないものとする。
また、本明細書において、空気入りタイヤの前記「トレッド接地幅」とは、前記接地状態における接地端間のタイヤ軸方向の距離とする。
また、本明細書において、前記「旋回外側」とは、車両が旋回する際、旋回中心から遠ざかる向きを示す方向とする。
また、本明細書において、前記「旋回走行時の接地形状」とは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに、図10に示されるように、正規荷重を負荷してキャンバー角α=4度で平面に静的に押し付けたときに得られるトレッド部の接地形状で近似的に得るものとする。
また請求項2記載の発明は、前記非直線リブは、最も内の接地端側で接地する内の接地部と、最も外の接地端側で接地する外の接地部とを有し、かつ前記内、外の接地部の間のタイヤ軸方向の距離である振れ幅の中心と、前記旋回時最大接地長位置とのタイヤ軸方向距離が、前記振れ幅の40%以下である請求項1記載の自動車用の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記非直線リブは、前記振れ幅の中心が前記旋回時最大接地長位置に実質的に一致する請求項2記載の自動車用の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記トレッド部には、前記外の非直線溝から前記外の接地端を外側に越えてのびる外の主横溝が隔設され、該外の主横溝の両溝壁は、その半径方向外端部に、面取状に傾斜して接地表面に連なる面取部を含むとともに、該面取部は、前記外の接地端からタイヤ赤道側にトレッド接地幅の15%の距離を隔てた位置から該外の接地端をタイヤ軸方向外側に越えて形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記トレッド部には、前記外の主横溝の間に、前記外の非直線溝からのびかつ外の接地端の手前で終端する少なくとも1本の外の副横溝が設けられるとともに、前記外の副横溝は、そのタイヤ軸方向内側の端部に、溝底を隆起させたタイバーが設けられている請求項4に記載の自動車用の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記トレッド部には、前記内の非直線溝と前記内の接地端との間に、タイヤ軸方向に変位して非直線でタイヤ周方向にのびる補助の非直線溝が設けられ、該補助の非直線溝は、前記内、外の非直線溝に比して、タイヤ軸方向の振れ幅が小さいか及び/又はピッチのタイヤ周方向の長さが大きい請求項1乃至5のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、トレッド接地幅TWと、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態におけるキャンバー量Dとの比(D/TW)が0.04〜0.06である請求項1乃至6のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、非直線リブが、旋回走行時にタイヤ周方向の接地長さが最大をなす旋回時最大接地長位置の両側に接地部を有する。このような非直線リブは、直線リブに比べると横剛性が高く、横力を受けても変形し難い。従って、非直線リブは、その形状及び配設位置の相乗作用により、旋回走行時において大きな接地面積を得ることが可能となる。従って、高いトラクションを獲得できる。また、外の接地端側をのびる外の非直線溝は、前記非直線リブ側の溝壁の半径方向外側部に、面取状で傾斜して前記非直線リブの接地表面に連なる面取部を含む。このような面取部は、旋回時におけるトラクション性能の向上、リブの偏摩耗の防止及びリブ欠け等を防止できる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には本発明の実施形態の一例として空気入りタイヤ(全体不図示)のトレッド部2の展開図が示され、図2はそのX部拡大図、図3は同Y部拡大図である。該空気入りタイヤは、カテゴリーや内部構造等は特に限定されないが、好ましくは乗用車用のラジアルタイヤとして実施される。また、空気入りタイヤは、例えばサイドウォール部などに車両への装着向きが表示(指定)される。これにより、トレッド部2は、車両内側に位置する内の接地端Eiと、車両外側に位置する外の接地端Eoとを有する。
また、前記トレッド部2には、非直線でタイヤ周方向に連続してのびる非直線溝3が少なくとも2本設けられる。これにより、トレッド部2には、該非直線溝3、3の間にタイヤ軸方向の振れ幅aを有してタイヤ周方向にのびる非直線リブ4が形成される。
前記非直線溝3は、本実施形態では合計3本設けられる。即ち、非直線溝3は、最も外の接地端Eo側に設けられた外の非直線溝3oと、該外の非直線溝3oよりも車両内側に配された内の非直線溝3iと、この内の非直線溝3iと、内の接地端Eiとの間に設けられた補助の非直線溝3hとを含む。本実施形態では、前記外、内の非直線溝3o、3iの間でタイヤ周方向に実質的に連続してのびている前記非直線リブ4が区画される。
前記非直線溝3は、タイヤ周方向に直線でのびる溝を除いて全ての溝を含むが、好ましくはタイヤ軸方向に周期的な振れをもって変位しつつタイヤ周方向にのびるものが望ましい。具体的には、非直線溝3は、ジグザグ状又は波状をなすものが望ましい。
前記各非直線溝3の溝幅GW(溝の中心線と直角方向に測定される溝縁間の距離であって、以下、溝幅というときにはこの寸法を意味する。)については特に限定されないが、小さすぎると溝容積が低下してウエット路での排水性能が低下する傾向があり、逆に大きすぎるとパターン剛性が低下して乾燥路での操縦安定性が低下する傾向がある。
このような観点より、前記非直線溝3の溝幅GWは、好ましくはトレッド接地幅TWの4%以上、より好ましくは5%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは8%以下、より好ましくは7%以下が望ましい。また、各非直線溝3o、3i及び3hにおいて、前記溝幅GWは同一でも良いし、また異ならせても良い。とりわけ、旋回走行時に大きな横力を受ける外の非直線溝3oの溝幅を、内の非直線溝3iに比して小とすることが望ましい。
また、非直線溝3の溝深さGD(これは後述する図5ないし6に示される。)についても特に限定されるものではないが、溝深さが大きすぎると、ゴムボリュームの増加に伴ってトレッド部2が発熱しやすく、とりわけサーキット走行等においてはトレッドゴムが溶けて変形する「熱だれ」が生じやすくなる。このような熱ダレが生じると、早期にトレッドゴムを摩耗させる傾向がある。他方、前記溝深さが小さすぎると、ウエット性能が低下する傾向がある。このような観点より、非直線溝3の溝深さGDは、好ましくは6mm以上とし、上限については、好ましくは10mm以下、より好ましくは8mm以下が望ましい。
また、本実施形態において、前記外、内の非直線溝3o、3iは、ジグザグコーナを滑らかに面取されたジグザグ状でタイヤ周方向に連続してのびている。これにより前記非直線リブ4も、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる。このようなジグザグ状の非直線リブ4は、タイヤ周方向に直線でのびる直線リブに比べると横剛性が高くなる。特に旋回走行時の横力に対して、応力の分散が図られ、リブ自体の変形が効果的に抑制される。従って、このような非直線リブ4は、旋回走行においても、その接地表面を確実に路面に接地させ得るとともに、偏摩耗の発生を抑制するのに役立つ。
また、図2に示されるように、前記外、内の非直線溝3o、3iにおいて、溝中心線を基準に得られるジグザグの繰り返し模様の最小単位であるジグザグピッチのタイヤ周方向長さPaが大きすぎる場合又はジグザグ振幅Za(ピークトウピークで測定する)が小さすぎる場合、いずれも非直線リブ4の横剛性の十分な向上が期待できず、ひいては旋回走行時の変形が大きくなる傾向がある。逆に、前記ジグザグピッチの長さPaが小さすぎる場合又はジグザグ振幅Zaが大きすぎる場合、該非直線溝3i、3oでの排水抵抗が増し、ウエット路での走行性能が低下する傾向がある。
以上のような観点より、前記ジグザグピッチは、タイヤ1周の中で12個以上、より好ましくは14個以上含まれるのが望ましく、また上限に関しては、好ましくは19以下、より好ましくは17個以下で含まれるのが望ましい。また、ジグザグピッチの前記タイヤ周方向長さPaの絶対値としては、好ましくは90〜160mm程度が望ましい。さらに、前記ジグザグ振幅Zaは、好ましくはトレッド接地幅TWの12%以上、より好ましくは14%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは20%以下、より好ましくは18%以下が望ましい。とりわけ、前記ジグザグピッチの長さPaと、ジグザグ振幅Zaとの比(Za/Pa)は、好ましくは0.08以上、より好ましくは0.10以上が望ましく、また、上限に関しては、好ましくは0.14以下、より好ましくは0.12以下が望ましい。
また、本実施形態において、外の非直線溝3oと、内の非直線溝3iとは、実質的に同じジグザグピッチPaと、同じジグザグ振幅Zaとを有し、かつ、ジグザグの位相が互いに揃えられる。このように、同じジグザグ形状の内、外の非直線溝3i、3oが平行に配列されることにより、それらの間に、実質的に一定のリブ幅RWを有しつつタイヤ周方向にジグザグ状でのびる1本の非直線リブ4が区画される。
また、前記非直線リブ4は、図2に拡大されて示されるように、タイヤ軸方向の振れ幅aを有する。該振れ幅aは、非直線リブ4の最も外の接地端Eo側で接地する外の接地部4oと、最も内の接地端Ei側で接地する内の接地部4iとの間のタイヤ軸方向の距離を意味する。該振れ幅aは、外の非直線溝3oと内の非直線溝3iとの離間距離及びジグザグ形状によって定まる。ただし、前記振れ幅aが小さくなると、非直線リブ4の横剛性などが低下し、該リブ4が旋回走行時に大きく変形する傾向があり、逆に前記振れ幅aが大きすぎると排水性能の悪化を招く傾向がある。このような観点より、前記非直線リブ4の振れ幅aは、好ましくは前記トレッド接地幅TWの12%以上、より好ましくは14%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは20%以下、より好ましくは18%以下が望ましい。
また、同様の観点より、前記非直線リブ4のリブ幅RW(リブの中心線と直角方向に測定される)は、好ましくはトレッド接地幅TWの8%以上、より好ましくは9%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは前記トレッド接地幅TWの13%以下、より好ましくは11%以下が望ましい。本実施形態の非直線リブ4には、サイピングやスロット等が一切設けられていないものが示される。
図4には、本実施形態の空気入りタイヤの旋回走行時の接地形状FPが示される。前記旋回走行時の接地形状FPは、前述の通り、正規荷重を負荷してキャンバー角α=4度でタイヤを平面に静的に押し付けたときに得られるトレッド部2の接地形状で近似されるが、前記外の接地端Eoを旋回外側とする接地形状は、図10に示されるように、外の接地端Eo側がより強く平面に押し付けられる向きにキャンバー角αを与えることによって得ることができる。
前記外の接地端Eoを旋回外側とする旋回走行時の接地形状FPは、遠心力の作用によって、タイヤ赤道Cよりも車両外側により多くの接地領域が形成される。また、該接地形状は、タイヤ周方向の接地長さCMLが最大をなす旋回時最大接地長位置MCを有する。この旋回時最大接地長位置MCは、タイヤ赤道Cよりも車両外側に距離rを隔てた位置に形成される。従って、旋回走行時において、大きなトラクションを得るためには、この旋回時最大接地長位置MCの位置に非直線リブ4を確実に接地させる必要である。
本発明の空気入りタイヤは、非直線リブ4は、前記接地形状FPにおいて、旋回時最大接地長位置MCよりも車両内側で前記内の接地部4iを、また旋回時最大接地長位置MCよりも車両外側で前記外の接地部4oをそれそれ接地させる。このように、本発明の空気入りタイヤでは、直線状リブに比べて旋回時の変形が小さい非直線リブ4を、旋回走行時に最もタイヤ周方向の接地長さが大きくなる旋回時最大接地長位置MCを跨ぐように接地させることにより、旋回走行時に大きなトラクションを獲得しうる。
特に好ましくは、非直線リブ4の振れ幅aの中心aCと前記旋回時最大接地長位置MCとの間のタイヤ軸方向の距離が、前記振れ幅aの40%以下、より好ましくは30%以下、さらに好ましくは、前記中心aC及び位置MCを実質的に一致させることが特に望ましい。また、本実施形態の非直線リブ4は、旋回時最大接地長位置MCにおいて、途切れることなくタイヤ周方向に連続して接地することができる最も好ましい態様が示される。
このような接地形状を得るための一つの実施形態として、外の非直線溝3oは、外の接地端Eoから例えばトレッド接地幅TWの32〜46%の領域に設けられるのが望ましい。同様に、内の非直線溝3iは、外の接地端Eoから例えばトレッド接地幅TWの47〜63%の領域に設けられるのが望ましい。さらに、補助の非直線溝3hが設けられる場合、該補助の非直線溝3hは、外の接地端Eoから例えばトレッド接地幅TWの70〜82%の領域に設けられるのが望ましい。上記の好ましい範囲は、非直線溝のジグザグ中心の位置を意味する。
また、図5には、図2のA−A位置における外の非直線溝3oの断面図が示される。また、図6には、図2のB−B位置における内の非直線溝3iの断面図がそれぞれ示される。各非直線溝3o、3iは、いずれも非直線リブ4側の溝壁5aと、他方の溝壁5bと、それらの間を継ぐ溝底壁5cとを含んで構成される。
また、本発明では、前記外の非直線溝3oの非直線リブ4側の溝壁5aは、半径方向内側の主壁部6と、半径方向外側の面取部7とを含んでいる。
前記主壁部6は、溝断面において、タイヤ法線に対して例えば5〜35度程度の小角度θ2でかつ溝底壁5cに向かって溝幅GWを減じる向きに傾斜する斜面で形成される。本実施形態の主壁部6は、直線状で傾斜する斜面が示されるが、円弧状に湾曲するものでも良い。なお、この実施形態では、内の非直線溝3iの溝壁5a、5bは、いずれも前記主壁部6だけで形成されている。
他方、前記面取部7は、溝断面において、タイヤ法線に対して例えば65〜85度程度の大角度θ1でかつ溝底壁5cに向かって溝幅GWを減じる向きで面取状に緩やかに傾斜する斜面で形成される。本実施形態において、該面取部7のタイヤ半径方向の内端7aは前記主壁部6に接続されるとともに、面取部7のタイヤ半径方向の外端7bは非直線リブ4の接地表面に連なっている。なお、本実施形態の面取部7も、溝断面において直線状でのびるが円弧状に湾曲するものでも良い。
この実施形態の非直線リブ4は、タイヤ周方向と交わる向きにのびるジグザグのリブ縁を有するが、特に外の非直線溝3o側のリブ縁4eには、旋回走行時に横力及びトラクションの双方によって非常に大きな応力が集中し該リブ縁4eに大きな歪が生じやすい。このような大きな歪は、非直線リブ4の接地面積を低下させるため好ましくないばかりか、リブ縁4eの早期摩耗やゴム欠け等を招く傾向がある。このような損傷は、早期に接地面積を減少させてしまう。
これに対して、本実施形態の空気入りタイヤでは、外の非直線溝3oの非直線リブ4側の溝壁5aに面取部7を設けることによって、上述のリブ縁4eの剛性を高めるとともに、横力及びトラクションの同時作用に伴う応力を分散させることができる。従って、旋回走行時の非直線リブ4の接地面積の低下、リブ縁4eの早期摩耗及びゴム欠け等を効果的に防止できる。
ここで、上述のような効果をより確実に発揮させるためには、前記面取部7の幅MW及びタイヤ半径方向の深さdを一定範囲に限定することが望ましい。即ち、前記面取部7の幅MW又は深さdが著しく小さくなると、上述のリブ縁4eでの応力分散効果が十分に発揮されなくなる傾向があり、逆に面取部7の幅MW又は深さdが著しく大きくなると、非直線リブ4の接地面積が減少する傾向がある。
以上のような観点より、面取部7の前記幅MWは、トレッド接地幅TWの1〜2%が好ましい。また、該幅MWの絶対値としては、好ましくは、4〜8mm程度が望ましい。同様に、面取部7の深さdは、好ましくは外の非直線溝3oの溝深さGDの5%以上かつ25%以下が望ましい。
本実施形態において、トレッド部2には、外の非直線溝3oから外の接地端Eoを越えてのびる外の主横溝9が隔設される。該外の主横溝9は、例えば外の非直線溝3oの車両外側に位置するジグザグコーナ部jから車両外側に向かってのびている。従って、外の主横溝9のタイヤ周方向の隔設ピッチは、非直線溝3のジグザグピッチと実質的に同一である。
このような外の主横溝9は、旋回時に接地圧が高くなる車両外側の領域をのびており、かつそのタイヤ軸方向の内端が外の非直線溝3oと連なることによって、前記接地端Eoから外部への排水効果を高め、ウエット走行性能を向上しうる。さらに外の主横溝9は、外の非直線溝3oと外の接地端Eoとの間の陸部をタイヤ周方向に分断してブロック状に区分することでパターン剛性を調節し、この部分の偏摩耗の発生等を防止しうる。
本実施形態の外の主横溝9は、タイヤ軸方向に近い角度でのびており、好ましくはタイヤ軸方向線に対して0〜40度、より好ましくは0〜30度の角度δを有するものが望ましい。外の主横溝9の前記角度δが40度を超えると、それによって分断される陸部の剛性が低下し、旋回走行時の操縦安定性が低下したり、偏摩耗が生じやすくなる。なお前記角度δは、図2に示されるように、外の主横溝9の溝中心線の内端K1と、前記溝中心線と接地端Eoとが交わる位置K2とを結ぶ直線のタイヤ軸方向に対する傾きとする。
また、図7(A)には、外の主横溝9のC1−C1位置(図2)の断面図が、また同図(B)には、外の主横溝9のC2−C2位置(図2)の断面図がそれぞれ示される。外の主横溝9の溝幅gw1や溝深さgd1は特に限定されないが、十分な排水性と操縦安定性とをバランス良く維持させるために、前記溝幅gw1は、好ましくはトレッド接地幅TWの2%以上、より好ましくは3%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは6%以下、より好ましくは5%以下が望ましい。また、該主横溝9の溝幅gw1は、一定でも良いし、また変化するものでも良い。同様に、外の主横溝9の溝深さgd1は、好ましくは3〜6mmが望ましい。
また、外の主横溝9の溝断面は、一対の溝壁10、10と、それらの間を継ぐ溝底部11とで構成される。前記溝壁10は、主壁部12と、その半径方向外側に設けられた面取部13とを含んで構成される。主壁部12は、溝断面において、タイヤ法線に対して例えば5〜35度程度の小角度θ2でかつ溝底部11に向かって溝幅gw1を減じる向きの斜面で形成される。
また、面取部13は、溝断面において、タイヤ法線に対して例えば65〜85度程度の大角度θ1でかつ溝底部11に向かって溝幅gw1を減じる向きで面取状に緩やかに傾斜する斜面で形成される。従って、本実施形態において、該面取部13は前記主壁部6と接地表面との間を継ぐ。なお、この面取部13も、溝断面において直線状でのびているが円弧状に湾曲するものでも良い。また、面取部13と主壁部12とのコーナ部での応力集中を緩和するために、面取部13の前記角度θ1と、主壁部12の前記角度θ2との差(θ1−θ2)は、好ましくは30〜45度が望ましい。
また、図2から明らかなように、面取部13は、外の接地端Eoからタイヤ赤道側にトレッド接地幅TWの少なくとも5%、より好ましくは10%、さらに好ましくは10〜20%の距離fを隔てた位置から該外の接地端Eoをタイヤ軸方向外側に越えて形成される。他方、外の主横溝9は、外の接地端Eoから前記距離fを隔てた位置よりも車両内側の部分に面取部13が設けられていない。
このような外の主横溝9の面取部13は、外の主横溝9、9間の陸部剛性を高め、操縦安定性を向上させる。また、旋回時には、この外の主横溝9の溝縁9eに応力が集中しやすいが、上記面取部13を設けることによって応力の分散が図られ、溝縁9eでのゴム欠けや偏摩耗が抑制され、ひいては接地面積の低下をも防止される。また、面取部13は、接地端Eoに近い位置を起点として形成されるため、接地面積の減少を最小限に抑え、ひいてはトラクション性能の低下をも抑制できる。さらに、旋回走行時には、前記外の接地端Eoよりも外側の部分が接地する。このため、前記面取部13は外の接地端Eoよりも車両外側の領域に形成される。
また、本実施形態では、図2及び図7から明らかなように、前記面取部13の幅MW及び深さdが、車両外側に向かって徐々に増大している。このような面取部13は、外の主横溝9の溝容積を外の接地端Eo側に向けて漸増させる。これにより、上述の排水効果、とりわけ旋回走行時のウエット性能をより一層向上させることができる。
また、本実施形態において、外の主横溝9、9の間には、外の非直線溝3oからのびかつ外の接地端Eoの手前で終端する少なくとも1本、この例では複数本(2本)の外の副横溝15が設けられる。この外の副横溝15は、外の主横溝9、9の間の陸部を実質的に均等に区分する位置に設けられる。この例では2本の外の副横溝15によって前記陸部がタイヤ周方向に実質的に3等分される部分を含む。
図8には、外の副横溝15を含む図2のD−D断面図が示される。該外の副横溝15は、溝深さが最大をなして溝長さ方向にのびる最深部18と、そのタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記外の非直線溝3oにのびるとともに溝底を隆起させることにより溝深さが減じられた内のタイバー16と、前記最深部18のタイヤ軸方向外側に連なりかつ溝底を隆起させて溝深さが徐々に減少する外のタイバー17とを含んでいる。なお符号2aは、トレッド部2の接地面が描かれている。
前記内、外のタイバー16、17は、外の副横溝15間、又は、外の副横溝15と外の主横溝9との間の陸部19の剛性低下を抑制する。特に、外の副横溝15と外の非直線溝3oとの交差部分において陸部19の剛性低下が顕著になるため、図8に示されるように、内のタイバー16は、溝に沿った断面において、曲率半径Rtでタイヤ半径方向外側に凸となる円弧状で隆起する表面を有するものが望ましい。これによって、陸部19の剛性低下を確実に防ぎ、旋回走行時の陸部19の変形を抑制し、十分なトラクションを発揮させ得る。なお、外のタイバー17は、内のタイバー16と同様に形成しても良いが、本実施形態では、接地端Eo側での排水性能を確保するために、溝深さが線形に減少するよう平坦な斜面で形成されている。
また、上述の観点より、外の副横溝15は、内のタイバー16が設けられた部分は、前記最深部17の溝幅よりも小さい溝幅gwsを有することが特に効果的である。
また、前記内、外のタイバー16、17の溝に沿った長さLi、Loは、特に限定されるものではないが、小さすぎると陸部19の剛性を向上させる効果が低下しやすく、逆に大きすぎると、排水能力が低下する傾向がある。このような観点より、前記タイバー16、17の長さLi又はLoは、好ましくは前記外の副横溝15の全長さLの17%以上、より好ましくは22%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは35%以下、より好ましくは30%以下が望ましい。
なお、前記外の副横溝15の溝幅gw2や溝深さgd2などは、特に限定されるわけではないが、前記外の主横溝9の数値範囲とほぼ同様に定めることが可能である。
また、図3に示されるように、前記補助の非直線溝3hは、タイヤ軸方向成分よりもタイヤ周方向成分が大きい第1の部分3haと、タイヤ周方向成分よりもタイヤ軸方向成分が大きい第2の部分とが交互に配されたジグザグ状をなしている。また、第1の部分3haのタイヤ周方向長さは、ジグザグピッチのタイヤ周方向の長さPbの80%以上、より好ましくは80〜95%をなす。これにより、補助の非直線溝3hは、アンバランスなジグザグ状をなし、非常に高い排水性能を発揮しうる。
また、本実施形態において、補助の非直線溝3hは、前記内、外の非直線溝3i、3oに比して、タイヤ軸方向のジグザグの振れ幅Zbが小及び/又はジグザグピッチのタイヤ周方向の長さPbが大きく形成される。これによって、直進走行時における排水性及び車両内側の陸部20、21の剛性をバランス良く向上させ得る。
さらに、補助の非直線溝3hの前記第2の部分3hbの内の接地端Ei側には、タイヤ軸方向外側にのびかつ前記接地端Eiを超えてのびる外の補助横溝22が連設されるとともに、該第2の部分3hbのタイヤ赤道C側には、内の非直線溝3iに達することなく途切れる内の補助横溝23が設けられる。これらの各補助横溝22、23は、タイヤ赤道Cと接地端Eiとの間の車両内側のトレッド領域において、排水性及び放熱性を高める。さらに、前記外の補助横溝22、22間や、内の補助横溝23、23間には、陸部剛性などを最適化するために、それぞれ1ないし複数本の小横溝24、25を設けることができる。
なお、小横溝25は、内の非直線溝3iに連通している。これにより、内の非直線溝3iと補助の非直線溝3hとの間には、該小横溝25でタイヤ周方向の連続性が断たれたブロック20が形成される。同様に、補助の非直線溝3hと内の接地端Eiとの間には、補助横溝22及び小横溝24でタイヤ周方向の連続性が断たれたブロック21が形成される。
本実施形態の空気入りタイヤは、以上のような各種の溝が配置されることによって、トレッドパターン全体のランド比が70〜75%に設定されるのが望ましい。また、タイヤ赤道Cよりも車両外側のランド比は、タイヤ赤道Cよりも車両内側のランド比よりも大きいことが望ましい。とりわけ、車両外側のランド比が全ランド比の51〜55%であるのが望ましい。なお前記全体のランド比は、接地端Ei、Eo間の全トレッド表面積(これは、全ての溝を埋めて特定される)に対する陸部の比率とする。
また、本実施形態の空気入りタイヤは、図9に示されるように、トレッド接地幅TWと、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態におけるキャンバー量Dとの比(D/TW)が0.04〜0.06のプロファイルTL(トレッドの接地表面を延長し溝を埋めた輪郭形状)を有することが望ましい。前記キャンバー量Dは、「ドロップ量」とも呼ばれ、トレッド部のプロファイルTLの仮想延長線Vtと、サイドウォール部のプロファイルSLの仮想延長線Vsの交点VPと、タイヤ赤道Cとの間のタイヤ半径方向の距離である。
本実施形態の空気入りタイヤの前記比(D/TW)は、従来のものに比べると大きな値を示す。このような比を有するプロファイルTLは、その曲率半径Rpが従来に比して小さく、これにより直進時及び旋回時ともに最大接地長CMLを大かつその変化を比較的小さくする。従って、非直線リブ4に基づくトラクション性能の向上がより効果的に発揮され、かつ、直進時と旋回時との間で穏やかな挙動変化が得られる。従って、良好な操縦安定性が得られる。
また、前記プロファイルTLにおいて、接地端Ei(又はEo)を含むトレッドショルダー部の曲率半径Rsは、例えば20〜35mmが好ましい。前記曲率半径Rsが小さすぎると、ショルダー部が早期に摩耗し、逆に35mmを超えると、トレッド接地幅TWの減少を招き、限界走行性能が低下しやすい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、種々の態様に変更して実施することができる。例えば、図6に仮想線で示されるように、内の非直線溝3iの非直線リブ4側の溝壁5aにも面取部7を含ませ得る。この場合、内の非直線溝3iに設けられた面取部7は、外の非直線溝3oに設けられた面取部7よりも幅MW及び深さdが小さいことが望ましい。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づいてタイヤサイズが225/45R17の乗用車用ラジアルタイヤを試作し、それらの排水性能、旋回性能及び耐摩耗性についてテストを行った。実施例は図1のトレッドパターンを有する。比較例は、図1の内、面取部を有していないものである。便宜上、表1の内、外の非直線溝の項目にそれらの寸法を示している。
また、テスト方法は次の通りである。
<排水性能>
タイヤをリム(7.5JJ−17)にリム組みし、内圧220kPaを充填するとともに、排気量2000cm3 の国産4WD乗用車の四輪に装着し、半径100mのアスファルト路面に、水深10mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きい程、排水性能が高く良好である。
<旋回走行性能>
上記車両にてテストコース及びハンドリング路を走行し、旋回時のグリップレベルや限界レベルをドライバーの官能により評価した。結果は、実施例1を100とする指数で表示した。数値が大きい程良好である。
<耐摩耗性能>
上記車両にてテストコースを限界走行によって30km走行し、リブの欠けや偏摩耗の有無を目視によって観察した。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2007008342
テストの結果、実施例は、比較例と比べて、排水性能、旋回走行性能及び耐摩耗性能についてバランス良く向上していることが確認できた。
本発明の実施形態を示すトレッド部の展開図である。 そのX部拡大図である。 そのY部拡大図である。 旋回走行時の接地形状を示す線図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 (A)は図2のC1−C1断面図、(B)は同C2−C2断面図である。 図2のD−D断面図である。 トレッド部のプロファイル図である。 旋回走行時の接地形状を取得する方法を説明する正面図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 非直線溝
3o 外の非直線溝
3i 内の非直線溝
3h 補助の非直線溝
4 非直線リブ
4i 内側の接地部
4o 外側の接地部
5b 非直線リブ側の溝壁
7 面取部
a 非直線リブの振れ幅
MC 旋回時最大接地長位置
FP 旋回走行時の接地形状
Za 非直線溝のジグザグ振幅
Pa 非直線溝のジグザグピッチの長さ

Claims (7)

  1. 車両への装着向きが指定されることにより、車両内側に位置する内の接地端及び車両外側に位置する外の接地端を有する自動車用の空気入りタイヤであって、
    トレッド部に、最も外の接地端側を非直線でタイヤ周方向にのびる外の非直線溝と、それよりも車両内側に配されかつ非直線でタイヤ周方向にのびる内の非直線溝とを含む少なくとも2本の非直線溝が設けられることにより、該外、内の非直線溝の間にタイヤ軸方向に変位しながらタイヤ周方向にのびる1本の非直線リブが形成され、
    前記外の接地端を旋回外側とする旋回走行時の接地形状において、該非直線リブは、タイヤ周方向の接地長さが最大をなす旋回時最大接地長位置の両側に接地部を有するとともに、
    前記外の非直線溝は、前記非直線リブ側の溝壁の半径方向外側に、面取状で傾斜して前記非直線リブの接地表面に連なる面取部を含むことを特徴とする自動車用の空気入りタイヤ。
  2. 前記非直線リブは、最も内の接地端側で接地する内の接地部と、最も外の接地端側で接地する外の接地部とを有し、
    かつ前記内、外の接地部の間のタイヤ軸方向の距離である振れ幅の中心と、前記旋回時最大接地長位置とのタイヤ軸方向距離が、前記振れ幅の40%以下である請求項1記載の自動車用の空気入りタイヤ。
  3. 前記非直線リブは、前記振れ幅の中心が前記旋回時最大接地長位置に実質的に一致する請求項2記載の自動車用の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部には、前記外の非直線溝から前記外の接地端を外側に越えてのびる外の主横溝が隔設され、
    該外の主横溝の両溝壁は、その半径方向外端部に、面取状に傾斜して接地表面に連なる面取部を含むとともに、
    該面取部は、前記外の接地端からタイヤ赤道側にトレッド接地幅の15%の距離を隔てた位置から該外の接地端をタイヤ軸方向外側に越えて形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部には、前記外の主横溝の間に、前記外の非直線溝からのびかつ外の接地端の手前で終端する少なくとも1本の外の副横溝が設けられるとともに、
    前記外の副横溝は、そのタイヤ軸方向内側の端部に、溝底を隆起させたタイバーが設けられている請求項4に記載の自動車用の空気入りタイヤ。
  6. 前記トレッド部には、前記内の非直線溝と前記内の接地端との間に、タイヤ軸方向に変位して非直線でタイヤ周方向にのびる補助の非直線溝が設けられ、
    該補助の非直線溝は、前記内、外の非直線溝に比して、タイヤ軸方向の振れ幅が小さいか及び/又はピッチのタイヤ周方向の長さが大きい請求項1乃至5のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤ。
  7. トレッド接地幅TWと、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態におけるキャンバー量Dとの比(D/TW)が0.04〜0.06である請求項1乃至6のいずれかに記載の自動車用の空気入りタイヤ。
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