JP2007002917A - 接続継手用アダプター - Google Patents

接続継手用アダプター Download PDF

Info

Publication number
JP2007002917A
JP2007002917A JP2005183635A JP2005183635A JP2007002917A JP 2007002917 A JP2007002917 A JP 2007002917A JP 2005183635 A JP2005183635 A JP 2005183635A JP 2005183635 A JP2005183635 A JP 2005183635A JP 2007002917 A JP2007002917 A JP 2007002917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
pipe
joint
existing
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005183635A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Harada
剛 原田
Kenji Mitsune
研二 三根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Bridgestone Flowtech Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Bridgestone Flowtech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp, Bridgestone Flowtech Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2005183635A priority Critical patent/JP2007002917A/ja
Publication of JP2007002917A publication Critical patent/JP2007002917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】既存のパイプに新規なパイプを接続するに際して、既存のパイプの接続を可能なアダプターとし、更に既存の継手に差し込み可能な差込部を形成したものであり、接続に際しての部品点数を減らし、かつ止水機能性を高めた継手アダプターを提供する。
【解決手段】既設パイプと樹脂パイプとを接続する接続継手用アダプターであって、アダプターの一端を止水機能とパイプ保持機能を備えたパイプ継手に対して差し込み可能な形状とし、アダプターの他端を既設パイプに差し込み可能な形状としたことを特徴とする接続継手用アダプター。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワンプッシュ型のパイプ接続継手用アダプターに関するものであり、特に言えば、既設のパイプと樹脂パイプとの間の接続に供するアダプターに係るものである。
既設パイプ20と樹脂パイプ25の連結に使用されるパイプ継手30としては、図5に示すような継手が提案されている。これは、金属製のパイプ継手基体31の一端部の内面にOリング13とパイプ保持リング(以下、コレットという)14を挿入し、キャップ15で抜け防止としたものであり、Oリング13とコレット14とで差し込まれたパイプ25を止水し保持している。
一方、継手基体31の他端部には雄ネジ部31Aが形成されており、既設パイプ20に接着した接続部材32をネジ込むようになっている。即ち、例えば既設パイプ20が塩化ビニル樹脂からなる場合には、同じ塩化ビニル樹脂からなる接続部材32を既設パイプ20に接着し、その接続部材32を継手基体31にネジ止めするのである。このように接続部材32を介在させるのは、塩化ビニル樹脂の既設パイプ20と金属製の継手基体31とを十分な強度を持って接着させることが困難だからである。
しかしながら、接続部材32を使用することは、部品点数が増加するだけでなく、ネジ込み工程が必要になるといった問題があることから、その改善が望まれていた。
そこで本出願人は、構造の簡略化によって部品点数の削減とネジ込み工程の省略することができる既設パイプとの接続用継手を提供した(特許文献1)。
特開2003ー314773号公報
かかる提案の技術は、図6に示すようにアダプター1とアダプターの一端部の内面に収納されたOリング13、コレット14及び抜け防止用のキャップ15とからなるパイプ継手であって、アダプター1の他端部が既設パイプ20の挿入部となっており、アダプター1が既設パイプ20と同一材質である接続用継手に係るものである。かかる接続用継手の出現によって、既設パイプ20と樹脂パイプとの接続が簡便となり、特にメンテナンス、リフォーム時におけるパイプ間の接続が容易となった。
さて、特許文献1の提案にあっては、既設パイプ20に接続するアダプター1にパイプ継手機構を組み込んだ構造としてあるため、屈曲形状やT字型形状が必要な場合、別途金型を起こして新たなアダプターを製作する必要がありコスト高となってしまう。或いは、このアダプターを採用する場合には、アダプターに樹脂管、パイプ継手(L字型・T字型)、樹脂管といったように中間に樹脂管を介在させた後、各屈曲形状に変換するパイプ継手を用いる必要があるため、部品点数が増えてしまう上に、止水が必要な部分が増え、漏水の可能性が高くなるという欠点が指摘されている。
本発明は、以上のような従来の技術に鑑みてなされたものであり、アダプターの製造コストが安価となるだけでなく、その構造も簡単な接続継手用アダプターを提供するものである。
本発明の要旨は、既設パイプと樹脂パイプとを接続する接続継手用アダプターであって、アダプターの一端を止水機能とパイプ保持機能を備えたパイプ継手に対して差し込み可能な形状とし、アダプターの他端を既設パイプに接着接合可能な形状としたことを特徴とする接続継手用アダプターに係るものである。
そして、アダプターのより好ましい構成は、アダプターのパイプ継手側の差込部の内径及び外径は、パイプ継手に差し込まれる樹脂パイプの内径及び外径と同一径であり、その差込部の長さは25mm±10mmである。
又、アダプターは、金属と比較して柔軟性を有する材料で製作されたもので、既設パイプと同材質で製作されたものがよく、例えばその材質は塩化ビニル樹脂乃至ABS樹脂である。
請求項1の発明によれば、アダプターの一端に、パイプ継手に差し込み可能な差込部を形成することで、アダプターとパイプ継手の機能、即ち、止水機能とパイプ保持機能を分離することができたものである。アダプターとこれらの機能を別体とすることにより、アダプターの製造コストを抑えると共に、既存のパイプ継手を用いて施工することができることとなったものである。更に言えば、継手部に屈曲形状やT字型形状が必要となった場合でも、既存のL字型やT宇型のパイプ継手と本発明のアダプターを併用することで対応可能となったもので、在庫を減らし管理コストを減らすことができる。勿論、従来の技術のように中間に樹脂管等を介在させることなく、既存の各屈曲形状に変換するパイプ継手を用いることが容易なので中間の樹脂管が不要となり、部品点数が減らせると共に、止水部分が減り、漏水の可能性を抑えることができることとなったものである。更に、施工時にアダプターを継手に差し込むのみで済むので施工性が向上する。
請求項2の発明によれば、アダプターの差込口内外径を樹脂管の内外径と同一寸法とすることで、パイプ継手の形状に変更を要することが無くなり、既存のパイプ継手が利用可能となったものである。
請求項3の発明によれば、差込部の長さ寸法を25mm±10mmとすれば、既存のパイプ継手の適正差込寸法に適合可能となるため、嵌め込み後のガタ付きや止水不良等の発生を大幅に削減できる。又、差込部を必要以上に長くすることによる撓み等の発生を抑止することができるため、パイプ継手からのアダプターの脱落トラブルが回避可能となったものである。
請求項5、6の発明によれば、アダプターを一般的な既設パイプである塩化ビニル樹脂と同材質とすることで既設パイプに接着で施工可能となり、施工性が向上する。
本発明は既設パイプ(例えば塩ビパイプ)と樹脂管(例えばポリブテンパイプ)との接続に用いられるアダプターの改良であって、特に言えば、特許文献1にて提案したアダプターの改良に係るものであり、かかるアダプターから樹脂パイプを保持する機能を及び止水機能を除き、その代わりにアダプターにパイプ継手に差し込まれる差込口を形成して、従来のパイプ継手と組み合わせて用いるアダプターを提供するものである。このため、屈曲形状やT字型等の特殊形状を必要とする場合でも、アダプターは一種顆で、既にあるパイプ継手側を適当に選択することにより対応可能となったものである。
尚、既存のパイプと本発明のアダプターとの接着接合はアダプターを内側にしても或いは外側にしてもいずれでもよく、両者の接続は接着剤をもって行うのが一般的である。特に両者が同質材料でできている場合には強固に接着でき、望ましい形態である。
アダプターの既存のパイプ接続側は、アダプターの内径をJIS・K・6743に規定されている接合部寸法とすることで、あらゆる呼び径の既存パイプと接合可能となる。又、アダプターの外径を既存パイプの外径と同一寸法とすると、既にある継手(例えば塩ビ管継手)に接合可能となる。
更に、アダプターの具体的形態について言えば、アダプターの内径を呼び径13の接合部とし、外径を呼び径20とする等、規格に合わせた内径及び外径にすることで、パイプやパイプ継手に対する内接及び外接が可能となり、その組み合わせは自由であることは言うまでもない。
以下、本発明の好ましい実施の形態の具体例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のアダプター1を示す半裁図である。図中、2は後述するような止水機能とパイプ保持機能を備えたパイプ継手10に対しての差込部であり、3は既存のパイプ20に接着接合可能とした接続部である。この場合、既存のパイプ20を内包しつつ接続した例であるが、場合によってはこの逆も可能であることは言うまでもない。尚、図2に示すように図示しない既設のパイプに接続された塩ビ管用継手21に、アダプター1の接続部3が内包されて接続することも可能である。
この例では既存のパイプ20は塩ビ製パイプであり、このアダプター1も塩ビ樹脂にて製作されたものである。図1にあっては既存のパイプ20の外径と接続部3の内径を同一呼び径としたものであり、図2にあっては既存のパイプを内包して接続された塩ビ管用継手21の内径と接続部3の外径を同一呼び径とした例である。両者間は塩ビ樹脂系の接着剤を用いることによって容易に固着される。
一方、アダプター1の差込部2は、パイプ継手10の差込口に差し込まれるものであり、その外表面或いは内表面をもって止水機能をもたらし、パイプ保持機能をもたらすものである。
図3はかかるパイプ継手10の一例を示す半裁図であり、パイプ継手10を構成する継手基体10A内に流路11が形成され、この流路11に形成された段部12内に止水機能をもたらすOリング13、パイプ保持機能をもたらすコレット14を内蔵し、これをキャップ15を螺着して、各部材の抜け出しを防止したものである。この例では継手基体10AはL字状をなしており、その両端に上記の各部材を内蔵している。
図4は図1のアダプター1、図3のパイプ継手10を用いて、既存の塩ビ製のパイプ20に対して径の小さいポリブテンパイプ25を接続した全体図である。即ち、既存の塩ビ製パイプ20にはアダプター1の大径側の接続部3を差し込んで接着剤にて固着し、アダプター1の小径側の差込部2をパイプ継手10のキャップ(差込口)15に差し込み、内蔵されているOリング13が差込部2の外表面に環装されて止水機能を発揮し、コレット14の内側の爪部14aが差込部2の外表面に食い込んで抜けを防止することとなる。
このパイプ継手10の他方側のキャップ(差込口)15には勿論樹脂パイプ(ポリブテンパイプ)25が差し込まれたものであり、前記のOリング13及びコレット14による止水及びパイプ保持機能がこのパイプにももたらされることとなる。
本発明は以上の通りであり、パイプ継手システム全体として部品点数が少なくてすみ、コストの低減はもとより、その装着作業性も著しく改善されたものである。
図1は本発明のアダプターを示す半裁図である。 図2は本発明のアダプターの別例を示す半裁図である。 図3は本発明のアダプターと共に用いられるパイプ継手の半裁図である。 図4は本発明のアダプターを用いたパイプ接続の全体図である。 図5は既設パイプと樹脂パイプの連結に供される従来のパイプ継手を示す。 図6は既設パイプと樹脂パイプの連結に供される特許文献1に提案のパイプ継手を示す。
符号の説明
1‥アダプター、
2‥パイプ継手に対しての接続部、
3‥既存パイプに対しての差込部、
10‥パイプ継手、
10A‥継手基体、
11‥流路、
12‥段部、
13‥Oリング、
14‥コレット、
14a‥爪部、
15‥キャップ、
20‥既存パイプ、
21‥塩ビ管用継手、
25‥樹脂パイプ。

Claims (6)

  1. 既設パイプと樹脂パイプとを接続する接続継手用アダプターであって、アダプターの一端を止水機能とパイプ保持機能を備えたパイプ継手に対して差し込み可能な形状とし、アダプターの他端を既設パイプに接着接合可能な形状としたことを特徴とする接続継手用アダプター。
  2. アダプターのパイプ継手側の差込部の内径及び外径は、パイプ継手に差し込まれる樹脂パイプの内径及び外径と同一径である請求項1記載の接続継手用アダプター。
  3. アダプターのパイプ継手側の差込部の長さは25mm±10mmである請求項1又は2記載の接続継手用アダプター。
  4. アダプターは、金属と比較して柔軟性を有する材料で製作された請求項1乃至3いずれか1記載の接続継手用アダプター。
  5. アダプターは、既設パイプと同材質で製作された請求項1乃至4いずれか1記載の接続継手用アダプター。
  6. アダプターの材質は塩化ビニル樹脂乃至ABS樹脂である請求項1記載の接続継手用アダプター。
JP2005183635A 2005-06-23 2005-06-23 接続継手用アダプター Pending JP2007002917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183635A JP2007002917A (ja) 2005-06-23 2005-06-23 接続継手用アダプター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183635A JP2007002917A (ja) 2005-06-23 2005-06-23 接続継手用アダプター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007002917A true JP2007002917A (ja) 2007-01-11

Family

ID=37688736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005183635A Pending JP2007002917A (ja) 2005-06-23 2005-06-23 接続継手用アダプター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007002917A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144740A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk アダプターを備えた継手
JP2011112102A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Sekisui Chem Co Ltd 媒介管継手及びその施工方法
JP2012087931A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Ri Token 伸縮及び耐震用管継手

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314773A (ja) * 2002-02-21 2003-11-06 Bridgestone Corp パイプ継手
JP2004347014A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sekisui Chem Co Ltd 管継手

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314773A (ja) * 2002-02-21 2003-11-06 Bridgestone Corp パイプ継手
JP2004347014A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Sekisui Chem Co Ltd 管継手

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144740A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk アダプターを備えた継手
JP2011112102A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Sekisui Chem Co Ltd 媒介管継手及びその施工方法
JP2012087931A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Ri Token 伸縮及び耐震用管継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2318221T3 (es) Instalacion de conexion de conductos.
JP4939826B2 (ja) 管継手の組立て方法
JP2007146991A (ja) 管継手
JP2007198585A (ja) 樹脂管用ワンタッチ継手
JP4679240B2 (ja) 管継手
JP2007002917A (ja) 接続継手用アダプター
JP2006090416A (ja) 樹脂管の接続構造
JP4564902B2 (ja) シール構造変換用継手
JP2011093428A (ja) 自転車のフレーム連結装置
JP2005114001A (ja) ユニオン継手
JP2007002866A (ja) 管継手および配管取り外し方法
JP2001227688A (ja) 差込式管継手
JP3826314B2 (ja) ユニオンナット継手用管離脱防止装置
JP5514502B2 (ja) 屈曲防止リング及びリブ付き管の接続構造
JP2007255674A (ja) クランプホルダ
JP4558332B2 (ja) 回転防止具とこれを備えた管継手構造
JP2009257087A (ja) ゴム輪の取付け構造
JP2005054883A (ja) ゴム輪継手
JP2006038002A (ja) ハウジング形管継手
JP2006112449A (ja) 管継手方法及び管継手構造
JP4365679B2 (ja) スプリンクラー配管構造
JP2008075807A (ja) 継手及び継手の製造方法
JP2005256946A (ja) ホース接続手段
JP2008121798A (ja) 継手
JP2001317673A (ja) 樹脂管接続用継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080529

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100715

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20100916

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101116