JP2006526716A - 平行ワイヤケーブルを固定する方法および建造物用の懸架機構 - Google Patents

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Abstract

メイン懸架ケーブルや控えケーブルのような、固定されるべき構造ケーブル(2)が、互いに平行な金属製のワイヤの、コンパクトな束から作られている。ケーブルのワイヤは、ケーブルの、アンカーブロック(13)に隣接する部分において、7本ワイヤのユニット(18)に分けられ、7本ワイヤのこれらのユニットはアンカーブロックに個別に固定されている。

Description

本発明は、橋などの建設工事において構造ケーブルを使用することに関する。本発明は、特に、つり橋およびケーブル支持橋に適用することができる。
つり橋では、デッキが、1つまたは複数の懸架ケーブルに取り付けられたハンガーを介して支持されている。各懸架ケーブルは、両端部の所で固定され、橋の全長に沿って構築された1つまたは複数の鉄塔上で屈曲させられている。ケーブル支持橋では、デッキは、各々が鉄塔と、デッキに取り付けられた固定機構の間を延びている、控えと呼ばれる1組のケーブルによって支持されている。
たいていのつり橋では、メイン懸架ケーブルは、通常、コンパクトな構成に並べて配置された互いに平行な金属製のワイヤの束から成っている。各ストランドが、中央のワイヤの周りに撚られた6本の周囲のワイヤを有する7本ワイヤのストランドからメイン懸架ケーブルを構成することも提案されている(例えば特許文献1参照)。このようなストランドは、グリースやワックスのような腐食防止製品をさらに収容していてよいプラスチック製の外装によって囲まれているのが有利である。この種のストランドは、プレストレス用途において、またはケーブル支持構成において控えを形成するのに比較的頻繁に使用されている(例えば特許文献2参照)。
欧州特許出願公開第0950762号明細書 欧州特許出願公開第0323285号明細書
ケーブルが受ける牽引力はケーブルの金属製のワイヤによって吸収される。ケーブルが所与の荷重容量である場合、7本ワイヤのストランドを使用すると、ケーブルは、互いに平行な複数のワイヤの、コンパクトな束から成るケーブルよりもはるかに大きい全断面積を有することになる。幾何学的に、ストランド内の複数のワイヤを撚ると、互いに平行な複数のワイヤをコンパクトに積み重ねるよりも広い空間が必要になる。さらに、各ストランドの個々の外装も一定の空間を占める。
メインケーブルが通常数千本のワイヤを有する大きなつり橋のように、ケーブルが金属製の多数のワイヤを含む必要がある場合、一般に、ケーブルの断面が過度に大きくなるのを避けるために、互いに平行な複数のワイヤが好ましい。これは確立された技術でもある。
ケーブル支持構成では、荷重が、各々が比較的少ないワイヤ(通常、100本から1000本のワイヤ)を有する比較的多くの控え間に分散され、それによって、事前に製造されたストランドを使用するのが比較的有用になる。しかし、特に空気力学的な理由で控えの直径を最小限にすることが求められる場合がある。その結果、互いに平行な複数のワイヤケーブルがケーブル支持工事にも使用されることがある。
しかし、互いに平行なケーブルには、その固定機構の大きさに欠点がある。通常、大半のつり橋のメインケーブルは、ケーブルラインに沿うキャットウォーク上に延ばされた多数のスチールワイヤから本来の位置で製造され、アンカーブロックに取り付けられた半円形の一連のケーブルシューの周りに巻くことによって固定される。各シューは、通常、100本を超えるワイヤを受け止めている。複数のケーブルシューは、固定機構の所で大きな面に亘って分散され、それら自体が、大きな構造物に固定されている。さらに、固定機構の所でケーブルワイヤを扇状に分散させるには、張力をかけられた状態のケーブルの屈曲による大きな横方向の力に抵抗するために、支持構造部を有する大きな屈曲サドルが必要である。多くの場合、固定領域は、地面内に構築された大きな基礎上に配置されている。
つり橋には「自己固定」型のものがあり、これは、メイン懸架ケーブルが、その一方の端部または両方の端部の所で、橋のデッキに取り付けられた固定機構によって固定されていることを意味している。
このような場合、懸架ケーブルによって加えられる力は、デッキの圧縮によって、および/または、デッキの下に構築され、複数の取付部材(tie-down member)によってデッキに連結された橋脚によって吸収される。このような用途では、懸架ケーブル用の固定機構の大きさが、固定機構をデッキ上に設置するのが不可能になることがあるので非常に問題になる。
これらの困難を軽減するために、一対の懸架ケーブルを、ケーブルがデッキに連結される領域においてデッキの下にループを形成する1本だけのケーブルによって置き換えることが考えられる。しかし、このようなループ構成は他の問題を引き起こす。特に、数千本の個々のワイヤを、デッキの上下に交互に延びる数百メートルの経路に沿って互いに平行に適切な位置に配置するのは、実施可能であるとしても極めて困難である。さらに、この困難を克服したと仮定しても、非常に大きな摩擦力が、ケーブルの複数のループがデッキを支持するためにデッキの下および周りに位置する湾曲領域に生じる。このような摩擦は、荷重が懸架ケーブルにかかった時、すなわち、複数のハンガーが取り付けられ張力がかけられた時に発生する。その結果、ケーブルおよび/またはデッキが損傷する恐れがある。このような損傷を避けようとすると、デッキの上下においてケーブルが受ける牽引力を釣り合わせるために、追加の張力機構がデッキの下面に必要になり、それによって、構造およびその構成がさらに複雑になる。
これらの問題を考慮して、本発明の目的は、平行な束の構成の複数のワイヤから成るケーブル用の比較的コンパクトな固定機構を設けることを可能にする方法を提供することにある。
本発明によれば、互いに平行な金属製のワイヤの、コンパクトな束を有するケーブルの端部を固定する方法が、ケーブルのワイヤの少なくとも一部を、ケーブルの、アンカーブロックに隣接する部分において7本ワイヤの複数のユニットに分けるステップと、7本ワイヤのユニットをアンカーブロックに個別に固定するステップとを含む。
すなわち、固定領域において、7本ワイヤの複数の群が形成されて個別に固定され、したがって、控えケーブルまたはプレストレスをかけるケーブルを固定するのに有効であることが立証されている技術を使用することが可能になる。7本ワイヤのユニットは、この技術の用途のように撚られておらず、その結果、後述のいくつかの特性を、複数のユニットをよりしっかりと固定するのに役立てることができる。
アンカーブロックは、通常、支持構造部の後方に配置され、ケーブルの軸線上に揃えられ、したがって、ケ−ブルは軸線の屈曲を必要とせず、7本ワイヤのユニットが固定機構に近づく際に扇状に広がるのを小さく維持することができる。したがって、結果として得られる固定機構は非常にコンパクトである。
7本ワイヤの複数のユニットは個別にかつ同様に固定されるので、ケーブル固定機構全体の性能は、個々のユニットの固定機構の性能と同様である。したがって、大きなつり橋に用いられるワイヤケーブルのような非常に大きな互いに平行な複数のワイヤケーブルにこの種の固定機構を用いることが可能である。
この方法はケーブル支持構造にも適用することができる。このような場合、固定機構は、従来7本ワイヤのストランドに用いられている固定機構と(7本ワイヤのユニットが撚られないことを除いて)同様のものとすることができ、この方法によって、控えの断面積が著しく小さくなる。
本発明の他の態様は、工事の、懸架された部分を支持する少なくとも1本のケーブルと、ケーブルの少なくとも一方の端部を支持構造部に固定する手段とを有する、建設工事用の懸架機構に関する。固定手段は、支持構造部を接して支持するアンカーブロックを有している。ケーブルは、互いに平行な金属製の複数のワイヤの、コンパクトな束を有している。ケーブルワイヤの少なくとも一部は、ケーブルの、アンカーブロックに隣接する部分において7本ワイヤの複数のユニットに分けられている。7本ワイヤのこれらのユニットはアンカーブロックに個別に固定されている。
本発明の他の態様は、上述の懸架機構と、懸架された部分を形成するデッキと、少なくとも1つの鉄塔とを有するつり橋に関する。懸架機構は、鉄塔上で屈曲させられ、懸架機構の固定手段によって固定させられた少なくとも1本の懸架ケーブルと、各々がデッキおよび懸架ケーブルに取り付けられたハンガーとを含んでいる。
本発明の他の態様は、上述の懸架機構と、懸架された部分を形成するデッキと、少なくとも1つの鉄塔とを有するケーブル支持橋に関する。懸架機構は、各々が鉄塔とデッキの間を延び、懸架機構の固定手段によって固定された複数の控えケーブルを含んでいる。
図1〜3に示されている橋は、単一の鉄塔3を有する自己固定式のつり橋として構成された部分を有している。
この部分では、デッキ1が、デッキの中央に位置する鉛直面Pの両側に対称に配置されたメイン懸架ケーブル2によって支持されている(図2)。各メイン懸架ケーブル2は、鉄塔3の頂部上に取り付けられたサドル4上で屈曲させられている。メイン懸架ケーブルの両方の端部が、各固定機構5によってデッキ1に固定されている。鉄塔3と各固定機構5の間において、一組のハンガー6がその上方の端部でメイン懸架ケーブル2に取り付けられ、その下方の端部でデッキ1に取り付けられている。デッキ1の荷重がハンガー6によってメイン懸架ケーブル2に伝達されている。
橋脚7が、デッキ1の下の、メインケーブルの固定機構5の領域に構築されている。図3に概略的に示されているように、複数の取付(tie-down)ケーブルまたは取付バーである取付部材8が各橋脚7およびデッキ1に固定されている。これらの取付部材8は、メイン懸架ケーブル2によってデッキにかけられる力の鉛直方向成分を吸収するように構成されている。
デッキ1は、図3に破線によって示されているように従来の桁構成を有し、例えばコンクリートから作られている。固定領域において、デッキは、コンクリートまたはスチールから作られた、各々がメインケーブルの端部の固定機構5用の支持構造部10を形成している、横方向の2つの延長部を有している。スチール製の案内チューブ11が、コンクリート製の延長部によって形成された支持構造部10を通って延び、固定領域においてメイン懸架ケーブル2を受け入れている。案内チューブ11は、支持構造部10のコンクリートを成型する際に配置される。
固定機構の後側で(図3〜4)、案内チューブ11は、アンカーブロック13が接触させられた支持プレート12に連結されている。ケーブルの荷重がアンカーブロック13およびプレート12によって支持構造部10に伝達されている。
メイン懸架ケーブル2は、図4の左側の部分に示されているように、互いに平行な金属製の複数のワイヤ15のコンパクトな束から成っている。案内チューブ11の入口の近くにおいて、圧縮カラー16が、ケーブルの延長部において複数のワイヤをまとめた状態に保つように締め付けられている。
各ワイヤ15を固定できりようにするために、アンカーブロック13は、メイン懸架ケーブル2の延長部を形成しているコンパクトな束よりも大きな断面を有する必要がある。本発明によれば、ワイヤ15は、圧縮カラー16の出口の所で、7本のワイヤから成る複数のユニット毎に分けられ、これらのユニットの各々は、固定されるべきアンカーブロック13に設けられた各オリフィスを通過させられている。これらのオリフィス19は、アンカーブロック13内で互いに平行に延びている。各オリフィス19は、7本ワイヤのユニット18の直径よりもわずかに大きい直径を有する概ね円柱状の形状を有している。ブロックの後面側で、これらのオリフィスは、円錐形のジョー20の外形に合った円錐形を有するように外側に向かってテーパをつけられている。
7本ワイヤのユニット18が、ジョー20が入れられるアンカーブロック13の後面部分に近づく際に、7本ワイヤのユニット18を互いに平行に案内するために、屈曲器22を案内チューブ11内に収納してもよい。この屈曲器は、例えば、アンカーブロック13のオリフィス19と同じパターンを有するボアが形成されたスチールプレートから成っている。これらのボアの各々は、7本ワイヤのユニットを受け入れてそれを固定するオリフィス19の方向に揃えられ、そのようにして、アンカーブロック13における望ましくない曲げモーメントを防いでいる。屈曲器22のボアは、7本ワイヤのユニット18をスムーズに案内するために、ボアの、ケーブルの延長部に面する端部の所で丸い形状を有していてよい。
他の実施形態において、アンカーブロック13は、屈曲器が、各ワイヤを案内するために案内チューブの前部の所に適切な形状を有するブロックの前部として一体にされるように、より厚くされている。
ワイヤが圧縮カラー16と屈曲器22の間で扇状に広がるのを比較的小さく維持することができる。ケーブルの、ワイヤが屈曲器22とアンカーブロック13の間で互いに平行に延びている部分は、メイン懸架ケーブル2の延長部を形成するコンパクトな束の3倍よりも小さい横方向の寸法を有しているのが有利である。通常、これらの横方向の寸法の比は2程度である。
大きなつり橋において、メイン懸架ケーブル2は、15000本から20000本の間の個々のワイヤを有し、0.5mから1mの間の全径を有していてよい。このような大きなつり橋において、アンカーブロック13の直径は2mより小さくできる。これは、少なくとも2倍から3倍大きな横方向寸法を有し、メイン懸架ケーブル2の方向に揃うように構成することができない従来型の固定機構によって実現できるものよりもずっとコンパクトである。この種の工事では、支持構造部10は、通常、約20mの厚さを有し、その結果、案内チューブ11は、圧縮カラー16と屈曲器22の間の、7本ワイヤのユニット18の角度屈曲に容易に適応することができる。
図5および6は、7本ワイヤのユニット18をアンカーブロック13内に把持する円錐形のジョー20の構成を示している。図示の実施形態において、ジョーは、各々が概ね円錐形状の120°の扇形部分に相当するくさび形の3つのセグメント21から成っている。3つのセグメントは、ジョーの、広い側の端部の近くに設けられた周囲溝23内に挿入された金属リング22によって一緒に保持されている。ジョーは、ユニット18の7本のワイヤが入れられた中央の円柱形のボア24を有している。よく知られているように、くさび、すなわちセグメント21の内側表面は、軸方向ボア24内に金属製のワイヤをしっかりと把持するために横方向の波形を有してよい。
ジョー20は、プレストレスをかけるケーブルまたは控えのストランドを固定するのに用いられるものにかなり類似している。しかし、ワイヤ15は、互いに平行に延びているので、このようなストランドのらせん状の勾配を有していない。7本ワイヤのユニット18の良好な固定を保障するために、ジョー20は、7本ワイヤのユニットの周囲に位置する各ワイヤがくさび形のセグメント21の1つのみに接触するように位置決めされている。このような位置決めは、隣接する、くさび形の2つのセグメント21を隔てる各間隙内に挿入された各位置決め部材25によって達成されていてよい。図5に示されているように、3つの位置決め部材25は、くさび形の3つのセグメント間の各間隙内にそれぞれ挿入されている。これらの位置決め部材25は、軸方向のボア24内に突き出て、周囲の、隣接する2つのワイヤ15の間に形成された谷部内に入れられている小さい板の形態である。突き出ている部分は、谷部に楽に入るように尖った形状を有し、その結果、隣接する、くさび形の2つのセグメント間の間隙がワイヤの1本に接触することがなく、したがって、各ワイヤがくさび形の1つのセグメントのみに接触する望ましい特性が実現される。位置決め部材25は、くさび形のセグメント21を締め付けることができるように、固定用のオリフィス19から押し出される、柔らかいプラスチックのような圧縮可能な材料から作られている。
この特性を実現するのに多くの種類の位置決め手段を用いることができることが分かる。例えば、板状の位置決め部材25を1つだけ設ければ十分である。例えば、入口のオリフィスの所に突出部で嵌められたジャッキによって各ユニット18を引いて、ワイヤ群の向きを、固定用のジョーのくさび形のセグメント21に揃えられた、ジャッキの複数のくさび部を通して案内することによって、アンカーブロックのオリフィス内にこのような部材を設けないで済ますことも可能である。
さらに、7本ワイヤのユニット18を固定するのに他の様々な種類の個々の固定手段を用いることができる(2つ、3つ、4つ、…のくさび形のセグメント、ボタンヘッドなどを有するジョー)。
一群の7本のワイヤが円柱形のボア内に固定された時、この群の、周囲の6本のワイヤが、固定作用を中央のワイヤに伝達することなく互いに支え合う場合がある(アーチング効果)。固定機構の性能を向上させるために中央のワイヤの断面積を、固定用のジョー20内においてより大きくするのが賢明な場合がある。
図5および6の実施形態では、これは、ユニット18の、ジョー20によって把持された部分において、および(同様の把持ジョーを有するジャッキによってワイヤに張力をかけることができるように)この部分を越えた部分でも、中央のワイヤの周りにスリーブ27を配置することによって実現されている。スリーブ27は、壁の厚さがワイヤの直径の約10%である金属であってよい。スリーブ27は、外側のワイヤにかけられる横方向の把持力によってくさび留めされている間にスリーブが圧縮されるおかげで、周囲のワイヤのアーチングを防止し、したがって、中央のワイヤを摩擦によって把持する。
あるいは、メイン懸架ケーブル2を構成するのに2種類のワイヤ15を用いることも可能であり、第1の種類のワイヤは例えば5.0mmの直径を有し、第2の種類のワイヤは、6倍小さい割合で、例えば5.1mmの直径を有している。固定機構用に7本ワイヤのユニット18を形成する際、中央のワイヤは第2の種類のワイヤから選択され、周囲の6本のワイヤは第1の種類のワイヤである。
提案する固定方法の他の利点は、金属製のワイヤを腐食から保護するのに有効な除湿機構を設けるのが容易になることである。そうするために、ケーブルの各ワイヤ15を含む体積が密封され、乾燥した空気が、スチールワイヤと雨水または結露水の間の接触を防止し、ケーブル内の湿気を除去するために、この体積内に導入され循環させられる。
ケーブルの延長部の密封は、従来、ワイヤの、コンパクトな束の周りに(例えば、「ネオプレン」から作られている)弾性ストリップ29をらせん状に巻き付け、気密性の外皮を形成することによって行われている。ネオプレンを巻き付ける前に、物体がケーブルに当たったときにワイヤ15を機械的に保護するために、金属ワイヤを連続的に複数の輪にしてケーブルの周りに巻いてもよい。固定機構の近くの案内チューブ11との遷移部の所で、ネオプレンのような弾性材料から作られた密封ブート30がケーブルの周りに嵌められ、ネオプレンの被覆、すなわち弾性ストリップ29および案内チューブ11の外側に密封するように連結されている。アンカーブロック13の後面には、気密性のカバー31が配置され、アンカーブロック13または支持プレート12に固定されている。カバー31は、ケーブルの、金属製のワイヤ15によって占められている体積内に乾燥した空気を導入する空気入口開口部32を備えている。
このような乾燥空気による除湿機構は、複数のワイヤを大きな扇状に広げる必要があり、また屈曲サドルを必要とする従来の固定機構の場合には使用するのが非常に困難であることが理解される。
図2および3に示されているように、2本のメイン懸架ケーブルの、対応する端部用の固定機構5の支持構造部10は、デッキ1に属する横桁35の両端に対称に配置されている。取付部材8は、この横桁35および橋脚7に固定されている。
プレストレスをかける複数のケーブルが横桁35内に配置されている。このようなプレストレスをかけるケーブルは横桁35内を長手方向に、すなわち、デッキ1における横方向に延びている。メイン懸架ケーブル2および取付部材8の、デッキの両側の取付点の間の距離に起因するてこの作用によって横桁35が受ける曲げモーメントが、プレストレスをかけるケーブルによって相殺される。それにもかかわらず、提案する固定機構の比較的コンパクトなレイアウトのために、取付部材8の取付部を実際的に固定機構の下に位置させ、それによって曲げモーメントを最小限に抑え、したがって、プレストレスをかける必要性を低減できることが理解される。
横桁35内に設けられた、プレストレスをかけるケーブル35は、固定機構5の取り付けを補強するのに適した、図7に示すような構成を有するのが有利である。プレストレスをかけるこれらのケーブルは、固定機構の支持構造部10を横桁35に押し付けて持構造部10の、デッキ1への連結を保障している。プレストレスをかけるケーブルは、案内チューブ11が通って延びているコンクリート領域も補強している。図7の例では、プレストレスをかける幾つかのケーブルが、横桁35の長手方向に延びる前に、支持構造部10内に形成された、案内チューブ11を囲む複数の経路37に沿って延びている。プレストレスをかける他のケーブルが、案内チューブ11を囲む複数の経路38に沿って延びている。プレストレスをかけるケーブルは、張力をかけられ、デッキ1の上面に配置されたパッド39に固定されていてよい。もちろん、他のプレストレス構成も使用可能である。
前述の固定方法は、様々な種類の建設工事に適用することができる。特に、この方法は、図8に示すようなケーブル支持橋にも適用することができる。
ケーブル支持橋において、デッキ1は、鉄塔3の両側に分散された控えケーブル2によって支持されている。各控えケーブル2は、前述のメイン懸架ケーブルよりも直径がずっと小さい。大きな控えが、通常、数百本の金属製のワイヤを含んでいる。
控えケーブルのワイヤの数が設定されると、平行なワイヤの、コンパクトな構成によって、控えの断面が最小限に抑えられ、したがって、控えの、風に対する影響度が最小限に抑えられる。控えの固定機構40(簡単にするために、図8には一対の固定機構のみを示している)は前述のように構成するのが有利である(ただし、寸法はメイン懸架ケーブルの場合よりもずっと小さい)。
したがって、ケーブル支持橋のデッキに沿って分散された多数の固定機構40を比較的コンパクトにし、したがって、デッキの構造および橋の美観をシンプルにすることができる。
本発明の上述の構成は、1つまたは複数のメイン懸架ケーブルが地面の地塊に取り付けられた、自己固定型ではない従来のつり橋にも適用することができる。
本発明によるつり橋の側面図である。 本発明によるつり橋の平面図である。 図2に示されている平面III−IIIに沿った、この橋の断面図である。 本発明の実施形態によって固定されたケーブルの固定領域の長手方向断面図である。 7本ワイヤのユニットの個々の固定機構を示す端面図である。 図5に示されている平面VI−VIに沿った、固定されたユニットの長手方向断面図である。 図1〜3による橋におけるデッキの固定領域の概略断面図である。 本発明によって組み立てることのできるケーブル支持橋の概略断面図である。

Claims (29)

  1. 互いに平行な金属製の複数のワイヤ(15)の、コンパクトな束を有するケーブル(2)の端部を固定する方法であって、前記ケーブルの前記ワイヤの少なくとも一部を、前記ケーブルの、アンカーブロック(13)に隣接する部分において7本ワイヤの複数のユニット(18)に分けるステップと、7本ワイヤの前記ユニットを前記アンカーブロックに個別に固定するステップとを含む方法。
  2. 7本ワイヤの前記複数のユニット(18)を円錐形のくさびの作用によって固定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記束の前記ワイヤ(15)は実質的に同一の直径を有しており、前記方法は、前記ユニットの、前記アンカーブロック(13)内の円錐形のジョー(20)によって把持された部分において、7本ワイヤの前記ユニット(18)の中央のワイヤの周りにスリーブ(27)を配置するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ワイヤ(15)の前記束は、実質的に等しい直径の、第1の種類の複数のワイヤと、前記第1の種類のワイヤよりも大きい直径を有する第2の種類の複数のワイヤとを含み、前記方法は、前記第1の種類の6本のワイヤを前記第2の種類のワイヤの周りに配置することによって、7本ワイヤの前記各ユニット(18)を形成するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 7本ワイヤの前記ユニット(18)は、中央の円柱形のボア(24)を有し、かつ各々が円錐形状の、所定の角度の扇形部分に相当するくさび形の複数のセグメント(21)の組立体を有する概ね円錐形のジョー(20)によって固定されており、前記ジョーは、7本ワイヤの前記ユニット(18)が前記ジョーの、円柱形の前記ボアを通って延びた状態で前記アンカーブロック(19)の、相補的なオリフィス内に導入されており、前記ジョーは、7本ワイヤの前記ユニットの周囲に位置する前記各ワイヤ(15)がくさび形の前記セグメントの1つのみに接触するように位置決めされている、請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ジョー(20)は、円柱形の前記ボア(24)内に突き出て7本ワイヤの前記ユニット(18)の、周囲の2本の前記ワイヤ(15)の間に形成された谷部内に入れられた部分を有する少なくとも1つの位置決め部材(25)を、くさび形の2つの前記セグメント(21)を隔てる間隙内に配置することによって位置決めされている、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、7本ワイヤの前記ユニット(18)がコンパクトな前記束の構成部から屈曲手段(22)へと広がっている第1の区間と、7本ワイヤの前記ユニットが前記屈曲手段から、前記アンカーブロック(13)の、7本ワイヤの前記ユニットが固定された部分へと互いに平行に延びている第2の区間とを有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記屈曲手段は、前記アンカーブロック(13)の前部によって構成されている、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ケーブルの前記部分の前記第2の区間は、コンパクトな前記束の3倍より小さい横方向の寸法を有する、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、支持構造部(10)に取り付けられ、かつ前記アンカーブロック(13)が接触させられた支持プレート(12)に連結されたチューブ(11)を通って延びている、請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記ケーブル(2)の金属製の前記ワイヤ(15)を含む体積を密封するステップと、前記ワイヤの腐食からの保護のために前記体積内に乾燥した空気を導入する空気循環手段(32)を設けるステップとをさらに含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、支持構造部(10)に取り付けられ、かつ前記アンカーブロック(13)が隣接させられた支持プレート(12)に連結されたチューブ(11)を通って延びており、前記体積を密封する前記ステップは、前記ワイヤ(15)の束に気密性の外皮(29)を巻き付けることと、巻き付けられた前記外皮と前記チューブの間に密封ブート(30)を嵌めることと、前記アンカーブロック上に気密性のカバー(31)を配置することとを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 工事の、懸架された部分(1)を支持する少なくとも1本のケーブル(2)と、該ケーブルの、少なくとも一方の端部を支持構造部(10)に対して固定する手段とを有し、前記固定手段は、前記支持構造部を接して支持するアンカーブロック(13)を有し、前記ケーブルは、互いに平行な金属製のワイヤ(15)のコンパクトな束を有し、前記ケーブルの前記ワイヤの少なくとも一部は、前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する部分において7本ワイヤの複数のユニット(18)に分けられ、7本ワイヤの前記複数のユニットは前記アンカーブロックに個別に固定されている、建設工事用の懸架機構。
  14. 7本ワイヤの前記ユニット(18)は円錐形のくさびの作用によって固定されている、請求項13に記載の懸架機構。
  15. 前記束の前記複数のワイヤ(15)は実質的に同一の直径を有し、スリーブ(27)が、前記ユニットの、前記アンカーブロック内の円錐形のジョー(20)によって把持された部分において、7本ワイヤの前記ユニット(18)の中央の前記ワイヤの周りに配置されている、請求項14に記載の懸架機構。
  16. 前記ワイヤ(15)の前記束は、実質的に等しい直径の第1の種類の複数のワイヤと、前記第1の種類のワイヤよりも大きい直径を有する第2の種類の複数のワイヤとを含み、7本ワイヤの前記各ユニット(18)は、前記第2の種類のワイヤの周りに配置された6本の前記第1の種類のワイヤを有する、請求項14に記載の懸架機構。
  17. 前記固定手段は、7本ワイヤの前記ユニット(18)をそれぞれ固定する、概ね円錐形の複数のジョー(20)を有し、前記各ジョーは、中央の円柱形のボア(24)を有し、各々が円錐形状の、所定の角度の扇形部分に相当するくさび形の複数のセグメント(21)の組立体を有し、前記ジョーは、7本ワイヤの前記ユニットが前記ジョーの、円柱形の前記ボアを通って延びている状態で前記アンカーブロック(19)の、相補的なオリフィス内に導入されており、前記ジョーは、7本ワイヤの前記ユニットの周囲に位置する前記各ワイヤ(15)がくさび形の前記セグメントの1つのみに接触するように位置決めされている、請求項14から16のいずれか1項に記載の懸架機構。
  18. 前記ジョー(20)は、くさび形の2つの前記セグメント(21)を隔てる間隙内に配置され、かつ円柱形の前記ボア(24)内に突き出て7本ワイヤの前記ユニット(18)の周囲の2本のワイヤ(15)の間に形成された谷部内に入れられた部分を有する少なくとも1つの位置決め部材(25)によって位置決めされている、請求項17に記載の懸架機構。
  19. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、7本ワイヤの前記ユニット(18)がコンパクトな前記束の構成部から屈曲手段(22)へと広がっている第1の区間と、7本ワイヤの前記ユニットが前記屈曲手段から前記アンカーブロック(13)へと互いに平行に延びている第2の区間とを有する、請求項13から18のいずれか1項に記載の懸架機構。
  20. 前記ケーブルの前記部分の前記第2の区間は、コンパクトな前記束の3倍よりも小さい横方向の寸法を有する、請求項19に記載の懸架機構。
  21. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、前記支持構造部(10)に取り付けられ、かつ前記アンカーブロック(13)が接触させられた支持プレート(12)に連結されたチューブ(11)を通って延びている、請求項13から20のいずれか1項に記載の懸架機構。
  22. 前記ケーブル(2)の金属製の前記ワイヤ(15)を含む体積を密封する手段(29〜31)と、前記ワイヤの腐食からの保護のために前記体積内に乾燥した空気を導入する空気循環手段(32)とをさらに有する、請求項13から21のいずれか1項に記載の懸架機構。
  23. 前記ケーブルの、前記アンカーブロックに隣接する前記部分は、前記支持構造部(10)に取り付けられ、前記アンカーブロック(13)が接触させられた支持プレート(12)に連結されたチューブ(11)を通って延びており、前記密封手段は、前記ワイヤ(15)の前記束の周りに巻き付けられた気密性の外皮(29)と、巻き付けられた前記外皮と前記チューブの間に嵌められた密封ブート(30)と、前記アンカーブロックに配置された気密カバー(31)とを有する、請求項22に記載の懸架機構。
  24. 前記空気循環手段は、前記カバー(31)上に配置された空気入口手段(32)を有する、請求項23に記載の懸架機構。
  25. 請求項13から24のいずれか1項に記載の懸架機構と、懸架された部分を形成するデッキ(1)と、少なくとも1つの鉄塔(3)とを有し、前記懸架機構は、前記鉄塔上で屈曲させられ、かつ前記懸架機構の前記固定手段によって固定された少なくとも1本の懸架ケーブル(2)と、各々が前記デッキおよび前記懸架ケーブルに取り付けられたハンガー(6)とを含むつり橋。
  26. 前記固定手段は前記デッキ(1)に取り付けられている、請求項25に記載のつり橋。
  27. 前記固定手段は、前記デッキ(1)の2つの側に対称に取り付けられ、2本の前記懸架ケーブルの各端部を固定する2つの前記固定機構(5)と、2つの前記固定機構の間を延びている領域(35)において前記デッキに横方向のプレストレス作用を及ぼす、プレストレスをかける手段(37〜39)とを有する、請求項26に記載のつり橋。
  28. プレストレスをかける前記手段は、前記デッキ(1)内に形成された各経路(37〜38)を有する、プレストレスをかけるケーブルを有し、プレストレスをかける前記ケーブルの少なくとも数本が、前記支持構造部(10)を通って延びて前記固定機構(5)の取り付けを補強する部分を有する、請求項27に記載のつり橋。
  29. 請求項13から24のいずれか1項に記載の懸架機構と、懸架された部分を形成するデッキ(1)と、少なくとも1つの鉄塔(3)とを有し、前記懸架機構は、各々が前記鉄塔と前記デッキの間を延び、前記懸架機構の前記固定手段(40)によって固定された複数の控えケーブル(2)を含むケーブル支持橋。
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