JP2006521733A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ５より大きい比誘電率を有する固体材料でできた電気絶縁性コアと、給電接続部と、該コアの外側表面の上に、又は隣接して配設されたアンテナ素子構造とを備え、前記コアの前記材料が、前記コア外側表面によって画定される体積の大部分を占めている、２００ＭＨｚを超える周波数で作動するための誘電体装荷アンテナであって、前記アンテナ素子構造は、一対の側方に対向して配置された細長い導電性素子グループを備え、各グループは、前記アンテナの作動周波数帯域内の周波数で異なる電気的長さを有しており、且つ前記給電接続部の領域内のロケーションにある各第１端部、及び、前記給電接続部から離間したロケーションにある各第２端部で共に結合されている、ほぼ同じ広がりを持つ第１の細長い素子及び第２の細長い素子を備え、前記アンテナ素子構造は、一方のグループの前記第１の細長い素子の前記第２端部及び前記第２の細長い素子の前記第２端部を他方のグループの前記第１素子の前記第２端部及び前記第２素子の前記第２端部と連結する連結導体をさらに備え、それによって、前記２つのグループの前記第１素子は、第１ループ状導電性経路の一部を形成し、且つ、前記２つのグループの前記第２素子は、第２ループ状導電性経路の一部を形成しているため、前記経路は、前記帯域内で異なるそれぞれの共振周波数を有し、個々に前記給電接続部から前記連結導体に延び、さらにもとの前記給電接続部に延び、前記細長いアンテナ素子の少なくとも１つは、前記コアの外側表面上に導電性ストリップを備え、該ストリップは異なる長さの対向する縁部を有する誘電体装荷アンテナ。
2. 前記導電性ストリップ又は各前記導電性ストリップは、対向する縁部であって、対向する縁部が非平行であるために異なる長さを有する、対向する縁部を有する請求項１に記載の誘電体装荷アンテナ。
3. そのグループの他の１つ又は複数の細長い素子から最も遠い前記ストリップの縁部は、前記グループの他の１つ又は複数の細長い素子により近い前記縁部より長い請求項１又は請求項２に記載の誘電体装荷アンテナ。
4. 前記導電性ストリップ又は各前記導電性ストリップの前記縁部の少なくとも１つは蛇行する請求項１又は請求項２に記載の誘電体装荷アンテナ。
5. 前記各グループの素子の少なくとも１つは、該少なくとも１つの素子が属する前記素子
   グループの外側の縁部を形成する外側縁部を有し、前記外側縁部と前記少なくとも１つの素子の内側の縁部は蛇行し、前記外側縁部の前記蛇行の振幅は前記内側縁部の前記蛇行の振幅よりも大きい請求項４に記載の誘電体装荷アンテナ。
6. 細長いアンテナ素子の各グループは、２つの互いに隣接する素子を有する請求項１〜５のいずれかに記載の誘電体装荷アンテナ。
7. 細長いアンテナ素子の各グループは、並んで配列された３つの前記細長い素子を有する請求項１〜６のいずれかに記載の誘電体装荷アンテナ。
8. 前記コアは円筒であり、前記給電接続部は、前記コアの端面上にフィーダ終端部を備え、前記連結導体は前記軸を中心とする前記コアの周りの環状導体を備え、前記細長いアンテナ素子はそれぞれ、前記給電接続部から前記連結導体まで延び、且つそれぞれ、前記アンテナの前記作動周波数帯域内の周波数において、半波長領域の電気的長さを有し、前記細長いアンテナ素子の大部分は、前記コア軸を中心として前記コアの周りを半周する螺旋導体を備える請求項１〜７のいずれかに記載の誘電体装荷アンテナ。
9. −６ｄＢの挿入損失において少なくとも３％の部分帯域幅を有する請求項１〜８のいずれかに記載の誘電体装荷アンテナ。
10. ５より大きい比誘電率を有する固体誘電性材料でできた電気絶縁性コアと、給電接続部と、該コアの外側表面の上に、又は隣接して配設されたアンテナ素子構造とを備える、２００ＭＨｚを超える周波数で作動するための誘電体装荷ループアンテナであって、前記コアは、端部表面と、側部表面と、前記端部表面を貫通して通る対称軸を有し、前記アンテナ素子構造は、一対の側方に対向して配置された細長いアンテナ素子グループを備え、各グループは、前記給電接続部の第１端子から第２端子へ延びる複数のループ状導電性経路のそれぞれの一部を形成し、各グループは、前記アンテナの作動帯域内の周波数で異なる電気的長さを有しており、且つ前記コアの前記側部表面上に、又は隣接して並んで延びる、ほぼ同じ広がりを持つ第１の細長い放射素子及び第２の細長い放射素子を備え、前記側部表面上の、又は隣接する前記細長いアンテナ素子の少なくとも１つは、導電性ストリップであって、前記ストリップの対向する縁部が異なる長さを有するように非平行な対向する縁部を有する、導電性ストリップを備える誘電体装荷ループアンテナ。