JP2006503425A - 基板に構造を異方性エッチングするためのプラズマ装置及び方法 - Google Patents

基板に構造を異方性エッチングするためのプラズマ装置及び方法 Download PDF

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Abstract

エッチングチャンバー(12)中に配置された基板(21)に構造を、殊にシリコン基板にエッチングマスクによって定義された基板の構造を、プラズマ(22)を用いて異方性エッチングするための方法及びプラズマ装置(5)が提案される。これに関して、エッチングチャンバー(12)に少なくとも一時的にエッチングガス及び少なくとも一時的にパッシベートガスが供給され、この場合エッチングチャンバー(12)へのパッシベートガスの供給は0.05秒〜1秒のパッシベートガスサイクルの時間的な長さで周期的に行われる。プラズマ装置(5)の場合には、これに関して基板(21)に対して作用するプラズマ(22)を発生させることが可能なプラズマ供給源(19)の他に、エッチングチャンバー(12)へのエッチングガスの少なくとも一時的な供給及びパッシベートガスの少なくとも一時的な供給のための手段(17、23、24、25、26、27、28、29、30)が設けられていて、前記手段はパッシベートガスがエッチングチャンバー(12)へ周期的に供給可能なように構成されていて、この場合パッシベートガスサイクルは0.05秒〜1秒の時間的な長さを有する。

Description

本発明は独立請求項の前提部記載の、シリコン基板に構造を、殊にエッチングマスクによって定義された構造を、プラズマを用いて異方性エッチングするためのプラズマ装置及び方法に関する。
先行技術
DE4241045 C1からシリコンの高率プラズマエッチングのため方法が公知であり、この場合交互にエッチングされ、及びエッチングされた構造の側壁にテフロン性のポリマーが堆積され、前記ポリマーは側壁をその後に引き続くエッチング工程の場合にエッチングの攻撃から保護する。エッチングガスとしてはプラズマ中でフルオロラジカルを提供するガス、例えばSF、NF又はClFが使用される。パッシベートガスとしてはプラズマ中でテフロンを形成するモノマーを提供するガス、例えばC又はCが使用される。この方法は、優れた、構造の精確さ及び単純なマスク材料、例えばフォトレジスト又はSiOに対する選択性で、20μm/分までのエッチング率を可能にする。
DE4241045 C1に従った方法の場合には、可能な限り高いエッチング率を達成するために、比較的短い堆積工程又はパッシベートガス工程、及びより長く持続するエッチング工程が使用される。大抵は、誘導結合プラズマ供給源と関連した方法が使用され、この場合そのつど3〜5秒のパッシベートガス工程及びそのつど10〜12秒のエッチング工程期間が互いに交代する。より短いパッシベートガス工程の場合には、これらを必要な精確さで非常に多くのサイクルにわたって再現することはより難しくなる。
本発明の課題は、殊に基板としてのシリコンの異方性エッチングの場合に、同時に更に高い断面形状制御及び殊に更に高いマスク選択性で、先行技術に対してより高いエッチング率が達成されることが可能なプラズマ装置及び方法を提供することである。
本発明の利点
本発明による方法及び本発明によるプラズマ装置は殊に基板としてのシリコンの異方性エッチングの場合に、同時に高い断面形状制御及び殊に更に高いマスク選択性で、先行技術に対してより高いエッチング率の利点を有する。
殊に有利には、パッシベートガスサイクルのより短いサイクル時間で、達成可能なエッチング率及び構造の精確さがよりいっそう良好になり、従って本発明によって使用された非常に短いパッシベートガスサイクルの場合には、パッシベートガスの使用による中断又はパッシベート工程をもはや全く必要とせずに中断されることなくエッチングされるという“最適”工程に近づけられる。他方ではそのような“最適”工程は異方性エッチングの代わりに、望ましくない等方性エッチングに導いてしまうものであったが、本発明による工程は短いパッシベートガスサイクルにも関わらず更に構造の異方性エッチングを可能にする。
本発明によるプラズマ装置及び本発明による方法は従ってエッチングの異方性及び高い断面形状制御及びマスク選択性を維持して、“最適工程”に大幅に近づけることを可能にする。
本発明によるプラズマ装置の場合には更に有利には、本発明によるプラズマ装置が、例えば誘導結合プラズマ供給源を有する、通常のプラズマ装置に基づいて組み立てられてもよく、従って大幅な装置投資は必要でないか又は既にあるプラズマ装置がより多大な出費なしに相応して増備されてもよい。
本発明の有利な実施態様は引用形式請求項において挙げられた手段から生じる。
従って殊に有利には、本発明による方法は簡単に、DE4241045 C1の方法に従ったシリコンの異方性エッチングのための方法の修正によって実現されるか又はこれらの中に統合されてもよく、この場合そこでもほぼ中断のないプラズマエッチングが達成可能で、前記プラズマエッチングは殊に良好な構造精確さ及び最小限のアンダーカット又は壁面粗さで、殊に高いエッチング率において優れている。
DE4241045 C1に従った方法に基づいた方法の場合に、パッシベートガスとして可能な限り強力にパッシベートする、テフロンを形成するモノマーを提供するパッシベートガスが使用される場合が更に有利である。C又はCの他に、それに加えて、特によりいっそう低いフッ素対炭化水素比を有するフッ素化炭化水素、例えばC(ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン)又はC(オクタフルオロ−1,3−ペンタジエン)並びに、あまり有利でないC(ジフルオロエチレン)も適する。特に有利には特に効率的にポリマーを形成するCである。これらのガスはC又はCに対して有利に減少されたガス流又は減少された物質量で、パッシベート工程の間に緩衝タンクから取り出されてもよい。
更に使用可能なガス、C又はCの他に、パッシベートガスC及びCの場合には全体として有利により早いポリマー堆積が、その他は同等のプラズマ特性であるプラズマから生じ、この場合堆積されたポリマーはその上、より密で、及びこれらのガスの低いフッ素対炭化水素比のおかげで明らかにより強力に架橋もしている。その上、前記ポリマーはより高い炭素含有量によってエッチング攻撃に対してより抵抗性がある。
例えばDE4241045 C1の方法に従ったシリコンの異方性エッチングの場合、保護膜としての側壁ポリマー膜の形成の効率及びその抵抗性は、次のエッチング工程において、エッチング工程において提供可能なフルオロラジカル濃度と並んで工程のパフォーマンスのための重要な役割を果たすので、そこから直接的に著しい改良の可能性が生じる。
殊に、DE4241045 C1に従った工程の場合の、密度、架橋、より高い炭素含有量及びエッチング攻撃に対するより高まった抵抗性に関する、パッシベート工程において側壁膜として堆積されたポリマーの改良された特性は、1秒よりも明らかに短い、例えば100ms〜500msの著しくより短いパッシベートガスサイクル時間及び更に約1秒から20秒〜30秒の比較的明らかにより長くなったエッチングガスサイクル時間をも可能にし、即ち、エッチング時間対パッシベート時間の比は、明らかにエッチング時間に有利なことに今や10:1〜30:1又はそれ以上の値に延長される。総工程時間に関するエッチング工程のより高い時間的なウェイトは直接的に、相応して、より高いエッチング率を生じる。
より高いエッチング率の観点における更なる機構は、そのより強力な架橋及び従って攻撃に対するそのより高い抵抗性の側壁ポリマー膜の、説明されたより大きな炭素含有量から生じる。
非常に短いパッシベートガスサイクル時間及び有利に使用されるパッシベートガスC又はC8、又はCによって、パッシベートガスC又はCと比較してまず第1に全体でより少ない側壁ポリマー材料は、それ自体等方性エッチング工程の間に再び除去され、前方へ進み、及びちょうどエッチング工程によって現れる形成された構造又は形成された溝の側壁の深部に再堆積され、他方では形成されたテフロン性側壁ポリマー膜のより高い抵抗性のおかげで、やはり十分な局所的なパッシベート作用、及びエッチング工程の、それに伴う局所的な異方性が達成される。従って、より少ないフッ素は最終的にエッチング工程の間に、イオンによって追い出され輸送されたポリマー材料又はパッシベートガス成分との相互作用によって失われる。フルオロラジカルは遊離した外部のC結合よりも、内部のC−C結合を攻撃することがより少ないので、達成されたより強いC−C架橋はこの場合同様に役立つ。これらは又、最終的に総エッチング工程の効率を高める。
側壁ポリマーの動力学は公知には、遊離のフルオロラジカルの、正味の使用する量に対して大きな影響を有する。パッシベートサイクル期間又はパッシベートガスサイクル時間と比較して、より長い許容しうるエッチングサイクル期間又はエッチングガスサイクル時間と共に、より高い、シリコンに対して作用するフルオロラジカル濃度は従って、達成可能なエッチング率を著しく上昇させる。
使用されたマスクに対して堆積するパッシベート層は説明された機構によって同様に、先行技術に従った場合よりもより抵抗性があり、従ってエッチング工程の間、基板マスキング、即ち有利にはシリコンウェハのマスキングは、殊にフォトレジストマスキングの場合に殊に効果的にパッシベートされることで、マスク選択性は最後に有利に改良される。
図面
本発明は図面に基づいて、及び以下の記載において詳細に説明される。図1は一番目の実施例の枠内のプラズマ装置の原理を示すスケッチ、及び図2は二番目の実施例の枠内の、改良されたガス供給制御装置を有する図1からの抜粋を示す。
実施例
図1はエッチングチャンバー12及びプラズマ供給源19を有するプラズマ装置5を示し、例えばこれはDE10051831 A1から一般に公知である。殊にプラズマ供給源19の下方に、2つの、運転の際に対になって、電流が逆方向に流れるコイル(上のコイル14及び下のコイル13)並びに例えば“スペーサー”又はディスタンスリングによって調整されるドリフトゾーンを有するイオンディスクリミネーターが、プラズマ供給源19の範囲内においてエッチングチャンバー12中で発生させられたプラズマ22の、基板21、例えばシリコンウェハ(これは有利には基板電極20の上にある)に向けた拡散のためにある。基板電極20は更に第1のインピーダンス整合装置11(第1の“マッチングボックス”)を介して基板バイアス発生装置10に接続している。プラズマ供給源19は有利にはコイル18を有する誘導結合プラズマ供給源であり、前記プラズマ供給源19は2番目のインピーダンス整合装置(第2の“マッチングボックス”)を介してコイル発生装置15と接続している。最後にエッチングチャンバーは性能のよい、図1に単に概略のみ示されたポンプ装置31を有し、前記ポンプ装置31によってエッチングチャンバー12は真空にすることが可能である。プラズマ装置5の構造及び運転のための更なる詳細はまず第1にDE10051831 A1が参照される。
DE10051831 A1に従ったプラズマ装置とは異なり、本発明によるプラズマ装置5はエッチングチャンバー12の改良されたガス供給装置32を有する。これに関して可能な限り短い、特に20cmより長くない供給導管23が設けられていて、前記供給導管23はエッチングチャンバー12へ開口し、及び前記供給導管23はエッチングガス導管26及び、これとは別の又は独立したパッシベートガス導管25と接続している。更に供給導管23へのエッチングガス導管26の接続部の前方にエッチングガス弁27が、及び供給導管23へのパッシベートガス導管25の接続部の前方にパッシベートガス弁28が設けられている。最後にパッシベートガス導管25にパッシベートガス弁28の前に緩衝タンク24が接続されている。その他にエッチングガス導管26にもエッチングガス弁27の前に図1においては図示されてない緩衝タンクが設けられていてもよく、前記緩衝タンクはパッシベートガスサイクルの間に、即ち閉じられたエッチングガス弁27の場合に、エッチングガス流を緩衝する。
有利には弁27、28は可能な限りエッチングチャンバー12の近くに配置されていて、即ち弁27、28に引き続くガス導管は可能な限り短い。更に緩衝タンク24もまたパッシベートガス弁28のすぐ前に配置されていることが好ましい。その他に、エッチングガス導管26及びパッシベートガス導管25が直接的に2つの取り付けられた入口開口部によってエッチングチャンバー12中へ開口する場合には、供給導管23も又全く使用しなくてもよい。この場合には弁27、28は有利にはそのつどエッチングチャンバー12のこれらの入口開口部のすぐ前にある。
図1には最後に、有利にはプログラム可能な制御ユニット17が設けられていて、これによって弁27、28は制御可能である。それに加えて、2つの、図1には図示されていないマスフローコントローラーが設けられていて、前記マスフローコントローラーは弁27又は28の前に配置されていて、エッチングガス導管26又はパッシベートガス導管25に取り付けられているか又はこれらの中に組み入れられている。制御ユニット17は有利にはこれらのマスフローコントローラーとも接続していて、例えばこれは図2において2番目の実施例の枠内において説明される。ここでは、エッチングガス導管26に第1のマスフローコントローラー29及びパッシベートガス導管27に第2のマスフローコントローラー30が取り付けられていて、前記のマスフローコントローラー29,30は有利にはやはりエッチングチャンバー12の可能な限り近くに配置されている。また、マスフローコントローラー29、30はエッチングチャンバー12から離れた、例えばいわゆる“ガスボックス”の中に配置することも可能である。
制御ユニット17は有利には、プラズマ装置5の工程進行制御の中へハードウェアコンポネントとして組み入れられるか、又は工程進行制御、即ち殊にソフトウェアコードの一部の一部である。
緩衝タンク24は有利には0.1リットル〜1リットル、例えば0.5リットルの体積を有し、及び殊に有利には電解研磨された内壁を有する特殊鋼から作り上げられている。エッチングガス弁27の前にエッチングガス導管26に同様に緩衝タンクが設けられている場合には、これらは有利には同じように作り上げられている。
エッチングガス弁27はプラズマ装置5の運転の場合に、“通常開いている”弁として解釈されている一方で、パッシベートガス弁28は“通常閉じている”弁として解釈されている。弁27、28は説明されたように、可能な限り直接的にエッチングチャンバー12中へ開口し、この場合エッチングガス弁27及びパッシベートガス弁28の出口のために、可能な限り広い断面及び最大で20cmの長さを有する自身の短いガス導管か、又は同様に可能な限り広い断面を有する共通の短い供給導管23のどちらか一方が設けられている。緩衝タンク24からパッシベートガス弁28への接続もまた20cmよりも短い長さを有し、及び可能な限り広い断面で作り上げられていることが好ましい。その他にエッチングガス弁27及びパッシベートガス弁28は1つの切り替え弁に統一されることが可能で大抵は有利でもあり、前記切り替え弁は静止状態においてはエッチングガス導管27を、活性化状態においてはパッシベートガス導管25をエッチングチャンバー12へとつなぐ。これにより単純な方法で導管25、27のための開口操作及び閉口操作の完璧な同期が生じる。
プラズマ装置5によりシリコン、即ち基板21に、エッチングマスクによって側面で精確に定義された構造の異方性エッチングがDE4142045 C1に従って行われ、この場合パッシベートガスとして有利にはCが使用される。これに関して弁27、28は交互に開閉する。有利にはパッシベートガス弁28、及び殊に有利にはエッチングガス弁29もまた素早く切り替わる、例えば電磁弁で、これは例えば直接24Vシグナルによってトリガーされてもよく、数十ミリ秒の範囲の切り替え時間を有する。この場合24Vを印加した場合には、エッチングガス弁28は閉じ、エッチングガス導管26中に流れたエッチングガスをエッチングチャンバー12から遮断する一方で、パッシベートガス弁28は開いて、パッシベートガス導管25中に流れたパッシベートガスをエッチングチャンバー12中へと開放する。相応して、切り替え弁は印加された24Vの場合にエッチングチャンバーをエッチングガスからパッシベートガスに、即ち緩衝タンク24に切り替える。また弁27、28のために電気的な前制御弁を有する空気式弁も考慮でき、この場合しかし、よりゆっくりとした反応を甘受しなくてはならない。
プラズマ装置5の運転の場合にはDE4241045 C1に従ったエッチング方法の枠内で例えば、SF300〜1000sccm、特にSF500sccmのエッチングガス流、及びC10〜500sccm、特にC50sccm〜200sccm(sccm=cm/分 常圧で)のパッシベートガス流が使用される。誘導性のプラズマ供給源19で使用された出力は2000ワット〜5500ワットである。
エッチングガス導管26又はパッシベートガス導管に取り付けられたマスフローコントローラー29、30は第1の方法の実施態様においてそのつど確実なガス流に調節され、例えばSF500sccm及びC100sccmである。エッチングガスSFはまず第1に開かれた弁27を介してエッチングチャンバー12中へと流れ込む一方で、パッシベートガスCはまず第1に緩衝タンク24を満たし、閉じられた弁28によってエッチングチャンバー12中への流入は妨げられる。例えば5秒後に、次いで制御ユニット17によって短いインパルスが両方の弁27、28に付与され、従って弁27は閉じ、0.05秒〜1秒、特に0.1秒〜0.5秒の短い時間の間、エッチングチャンバー12へのエッチングガスの更なる流入を遮断する一方で、パッシベートガス弁28はこれらの時間の間開き、エッチングチャンバー12へのパッシベートガスの通り道を開放し、従って緩衝タンク24はほぼすぐにエッチングチャンバー12へ向かって空になる。更なる5秒後、説明された切り替えセットが繰り返されるまで、0.05秒〜1秒、例えば0.3秒のあらかじめ選択されたサイクル時間の進行の後で、次に制御ユニット17からの相応する電気的なシグナルによって弁27は再び開かれ、相応して弁28は再び閉じられ、即ちエッチングガスは再びエッチングチャンバー12中へ流れ込み、パッシベートガスは再び緩衝タンク24を満たす。パッシベートガスサイクルの間の時間的な間隔として、即ち、エッチングガスサイクルの時間的な期間としては、1秒〜15秒、特に2秒〜7秒に調節される。
全体で、これらの方法ではるかに圧倒的な時間はエッチングされ、エッチングの進行は非常に短いパッシベートガスサイクルの間のみ中断され、プラズマ供給源19にパッシベートガスの大量流入が供給され、従ってテフロンパッシベーションの薄い膜は全てのエッチングされた構造を覆い、必要な側壁パッシベーションは次のエッチング工程のためにも準備される。
前述の説明された方法の使用においてマスフローコントローラー29、30は連続的に運転する。エッチングガス流にとっては、エッチングチャンバー12への入口の短時間の遮断はこの場合意味はなく、又は必要のある場合にはエッチングガスのための説明された付加的な緩衝タンクによって受け止められる。パッシベートガスは第2のマスフローコントローラー30から緩衝タンク24へと通過して流れ、前記緩衝タンクは定期的に非常に短いパッシベートガスサイクルの間にエッチングチャンバー12へと空にされる。この点では緩衝タンク24中にパッシベートガス弁28の開口の前に蓄積されたパッシベートガスの量が従って、エッチング工程において導入される側壁パッシベーションに関する量を決定する。個々のパッシベートガスサイクルの間の時間的な間隔t(これは説明された方法の使用においてはエッチングサイクル又はエッチングガスサイクルの時間的な長さと同意である)では、パッシベートガスの、緩衝タンク24中に蓄積された物質量は、ガス流とこれらの時間tからの積に等しい。
他の2番目の方法の使用においては2番目のマスフローコントローラー30は制御ユニット17を介して図2に従って付加的に弁27、28の制御によって同期してサイクルされる。これによって、パッシベートガスサイクルの間にエッチングチャンバー12へ行き着くパッシベートガスの物質量は直接的に、エッチング工程期間に相応するパッシベートガスサイクルの時間的な間隔によって計測され、従ってエッチング工程期間又はエッチングガスサイクル時間のそれぞれの変更もまた緩衝タンク24中に蓄積されたパッシベートガス量の変更に導くという難点又は不利な点は回避される。
例えばパッシベートガスサイクルの間の時間的な間隔、即ちエッチング工程期間が半分にされた場合には、相応して緩衝タンク24がパッシベートガスによって満たされる時間の期間もまた半分にされる。これらの半分の充填時間を修正するためには、従って工程プログラムにおいて制御ユニット17によって2番目のマスフローコントローラー30から提供されるべきパッシベートガス流は2倍されなければならない。
エッチング工程期間又はエッチングガスサイクル時間tと、個々のパッシベートガスサイクルの時間的な間隔tとの、個々のケースに対して比較的費用のかかる工程の適合に導くこれらのカップリングは有利には、第2のマスフローコントローラー30が制御ユニット17によってタンク充填時間tの間だけアクティブに切り替えられることによって妨げられ、前記タンク充填時間はエッチング工程期間tよりも短い。これに関して、エッチングチャンバー12へのエッチングガス流の再導入後に第2のマスフローコントローラー30は時間間隔t−tの間スイッチを消され、即ち要求されたパッシベートガス流はこれらの時間の間0に定められる。まずエッチング工程の開始の後の待機時間t−tの進行の後、それから再び次のパッシベートガスサイクルの終了まで又は次のエッチングガスサイクルの開始まで、第2のマスフローコントローラー30は設定したガス流に定められる。この場合例えばt=5秒、t=2秒及び200sccmまでのパッシベートガス流が選択される。
これらの方法の使用もやはりまだ、パッシベートガスサイクルの間に緩衝タンク24の中身のみがエッチングチャンバー12中へ流入するだけではなく、まだ少ないパッシベートガス量もパッシベートガスサイクルの間に第2のマスフローコントローラー30から補充されるという欠点を示す。つまり、パッシベートガスサイクルは短くこの量は相応して少ないが、従ってパッシベートガス弁28の反応挙動は工程に伝達される。
3番目の方法の実施態様において従って第2のマスフローコントローラー30は制御ユニット17によって、パッシベートガス流は第1にパッシベートガス弁28の閉鎖の後にその設定値に高度に調節され、そこでタンク充填時間t(これはエッチング工程期間t又はパッシベートガスサイクルtの間の時間よりも短い)にわたって、そこにとどまり、tの進行の後ではあるがt又はtの残りの時間の間0に再び調節される。この場合tは常にt又はtよりも小さい。緩衝タンク24中には従って、パッシベートガス弁28が短く開き、蓄積されたパッシベートガス量がエッチングチャンバー12中へあふれることが可能になるまで、時間間隔tの間に流れ込んだパッシベートガス量は閉じこめられたままである。これらの時間の間、更に第2のマスフローコントローラー30はまた0に調節されていて、従ってパッシベートガスは補充されない。パッシベートガスに関する供給された物質量はこの方法の使用の場合殊に正確に調節可能でパッシベートガス弁28の切り替え挙動に依存せずに決定されていて、これは工程の調節を容易にする。
4番目の方法の実施態様において、説明された方法の実施態様の一つに由来して、エッチング工程期間t、タンク充填時間t、エッチングガス流、パッシベートガス流又は基板電極20によって基板20に印加された基板バイアス出力の少なくとも一つのパラメーターが時間の関数として、工程が第1にパッシベーションに関する高い割合によって開始され、工程の間に堆積されたポリマーに関する量は連続的に又は不連続な工程において減少されるように変化される。
説明された方法はそれ自体指定のプラズマ供給源19の詳細とは独立していても、指定の使用条件は考慮されなくてはならない。従って、突然にガスの相当な物質量が他のガスの代わりにプラズマ供給源19に流れ込んだ場合のガスパルス運転は、その中にガスの種類及びその電気陰性度に関しても突然の圧力上昇及び変化したプラズマ条件を結果として伴う。
DE4241045 C1に従った方法のためには他方では、プラズマ22は常に安定のままであり、第2のインピーダンス整合装置16によって常に良好に“マッチ”していて、即ち可能な限り消えたり点滅したりしないことが重要である。これには工程の不安定さに対して許容性のプラズマ供給源19を必要とする。この点に関しては有利には3000ワット〜5500ワットの高く印加された高周波出力を有する、殊に誘導結合プラズマ供給源19及び5cm〜20cmだけの、殊に9cm〜15cmの可能な限り小さい内径を有するエッチングチャンバーが使用される。面積あたりの出力はプラズマ供給源19の範囲内で又は基板21の場所においてこの方法により一桁以上だけ、5ワット/cmより高い、殊に20ワット/cm〜30ワット/cmの値にまで上昇される。そのようなプラズマ22は工程パラメーターの不安定さに対して殊に許容性である。
基板21の表面上のエッチング結果の均一性をこの場合より小さくされたエッチングチャンバー12にもかかわらず損なわないためには、DE10051831 A1において記載された磁気イオンディスクリミネーターをプラズマ装置5にドリフトゾーンとの組み合わせで使用することが非常に有利である。それによって、一方ではプラズマ22からプラズマ供給源19を経て基板21へと向かう中性のラジカルの分布が均質化される間に、磁気イオンディスクリミネーターが基板21へのイオン流の均質化又は集束、及び電子の反射をもたらす。その上、下のコイル13及び上のコイル14によって発生された磁場はプラズマ供給源19自体にも入り込み、そこでプラズマ22中の上昇した電子密度をもたらし、これは相応して、本質的なガスパラメーター、例えば圧力、ガス流、ガスの種類及び電気陰性度の大きな変化に対してより丈夫に及びより許容性になる。
また前記に説明された方法の実施態様に対して最後に弁の使用も試され、前記弁はエッチングガス及びパッシベートガスの供給を交互にエッチングチャンバー12と補助ポンプへの図1に図示されていないバイパス導管との間に切り替える。これはつまり、そうすればもはやマスフローコントローラー29、30の制御速度だけではなく、弁の閉鎖時間もサイクル時間を決定しているので、同様に所望のより短いサイクル時間を可能にする。この方法はしかし、高価な工程ガスの著しい割合は使用されないで失われ、排気ガスとして運び去られなくてはならないという欠点を有する。これは特にパッシベートガスに当てはまり、前記パッシベートガスは、可能な限り短い時間のみであるが、そのためにはしかし有利には相応して巨大なガス流でエッチングチャンバー12に供給されなくてはならず、かつ、前記パッシベートガスは残りの時間の間、即ちエッチング工程期間又は次のエッチングガスサイクルの間使用されずにバイパス導管を介して流される。この方法は従って可能ではあるが比較的不経済である。
図1は一番目の実施例の枠内のプラズマ装置の原理を示すスケッチを示す。 図2は二番目の実施例の枠内の、改良されたガス供給制御装置を有する図1からの抜粋を示す。

Claims (20)

  1. エッチングチャンバー(12)中に配置された基板(21)に構造を、殊にシリコン基板にエッチングマスクによって定義された構造を、プラズマ(22)を用いて異方性エッチングする際に、少なくとも一時的にエッチングガス及び少なくとも一時的にパッシベートガスを使用する方法において、パッシベートガスはエッチングチャンバー(12)に周期的に供給され、この場合パッシベートガスサイクルは0.05秒〜1秒の時間的な長さを有することを特徴とする、異方性エッチングするための方法。
  2. それぞれのパッシベートガスサイクルは殊に0.1秒〜0.5秒の同一の時間的な長さを有することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. エッチングガスもまたエッチングチャンバー(12)に周期的に供給され、この場合それぞれのエッチングガスサイクルは1秒〜15秒、殊に2秒〜7秒の時間的な長さを有することを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. エッチングガス及びパッシベートガスは、別々に、相互に独立して制御されるエッチング工程及びパッシベート工程の間に交互に使用され、この場合パッシベートガスはエッチングチャンバー(12)にパッシベート工程の間だけで少なくとも十分に、及びエッチングガス、殊にSFは、エッチングチャンバー(12)にエッチング工程の間だけで少なくとも十分に供給されることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. パッシベートガスとしては、C、C、C、C又はCのグループから選択されたガス又はこれらのガスの少なくとも1種類を有するガス混合物が使用されることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 別々の、交互に連続するエッチング工程及びパッシベート工程において異方性エッチングが行われ、この場合パッシベートガスによってパッシベート工程の間に、構造の、エッチングマスクによって定義された側面に殊にテフロン性のポリマーが堆積され、前記ポリマーは引き続くエッチング工程の間に少なくとも部分的に再び除去され、及び形成された構造のより深部に再堆積されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. パッシベート工程の期間はエッチング工程の期間の10分の1〜30分の1に調節されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 少なくとも活性種1012/cmを有する高密度プラズマ(22)が発生され、かつ少なくとも一時的にエッチング工程の間に、CWモードにおいて又は時間的な平均値において、殊に1eV〜100eVのイオンエネルギーで、殊に基板(21)のパルスイオン照射が行われることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 個々のパッシベート工程の間にパッシベートガスに関するそのつど使用された量はエッチングの進行とともに連続的に、又は徐々に減少されることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. エッチングチャンバー(12)と、プラズマ供給源(19)と、エッチングチャンバー(12)への、エッチングガスの少なくとも一時的な供給及びパッシベートガスの少なくとも一時的な供給のための手段(17、23、24、25、26、27、28、29、30)とを有し、前記エッチングチャンバー(12)中にはプラズマ装置(5)の運転の場合に基板(21)は殊に基板電極(20)の上に配置されており、かつ前記プラズマ供給源(19)によって基板(21)に作用するプラズマ(22)が発生可能である、基板(21)に構造を、殊にシリコン基板にエッチングマスクによって定義された構造を異方性エッチングするためのプラズマ装置において、手段(17、23、24、25、26、27、28、29、30)は、パッシベートガスがエッチングチャンバー(12)に周期的に供給可能で、この場合パッシベートガスサイクルは0.05秒〜1秒の時間的な長さを有するように構成されていることを特徴とする、プラズマ装置。
  11. 手段(17、23、24、25、26、27、28、29、30)はエッチングガス及びパッシベートガスが、別々の、相互に独立して制御されるエッチング工程及びパッシベート工程の間に、エッチングチャンバー(12)に交互に供給されるように構成されていて、かつ、エッチングチャンバー(12)の真空化のためのポンプ装置(31)は、エッチングチャンバー(12)はエッチング工程の間に少なくともプラズマ供給源(19)がエッチングガスに作用する範囲内で少なくとも近似的にパッシベートガスを有さず、及びエッチングチャンバー(12)はパッシベート工程の間に少なくともプラズマ供給源(19)がパッシベートガスに作用する範囲内で少なくとも近似的にエッチングガスを有さないように設けられていることを特徴とする、請求項10記載のプラズマ装置。
  12. パッシベートガス導管(25)及びそれとは異なるエッチングガス導管(26)が設けられていて、前記パッシベートガス導管及びエッチングガス導管はそのつどエッチングチャンバー(12)へと直接開口するか又は、パッシベートガス導管(25)及びそれとは異なるエッチングガス導管(26)が設けられていて、前記パッシベートガス導管及びエッチングガス導管はエッチングチャンバー(12)のすぐ前に、殊に20cmよりも短い距離をおいてエッチングチャンバー(12)へ導く供給導管(23)へ開口することを特徴とする、請求項10又は11記載のプラズマ装置。
  13. パッシベートガス導管(25)はエッチングチャンバー(12)の前に、又は接続された緩衝タンク(24)及びこの後ろに取り付けられた早く切り替えるパッシベートガス弁(28)を有するパッシベートガス導管(25)の、供給導管(23)への開口前に取り付けられていることを特徴とする、請求項10から12までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  14. エッチングガス弁(27)を有するエッチングガス導管(26)が取り付けられていて、前記エッチングガス弁によってエッチングチャンバー(12)へのエッチングガスの供給はエッチングチャンバー(12)へのパッシベートガスの供給の殊にすぐ前で中断可能であることを特徴とする、請求項10から13までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  15. エッチングガス弁(27)及び/又はパッシベートガス弁(28)は、エッチングガス導管(26)及び/又はパッシベートガス導管(25)の、エッチングチャンバー(12)又は供給導管(23)への開口のすぐ前に、殊に20cmよりも短い距離をおいて配置されていることを特徴とする、請求項10から14までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  16. エッチングガス弁(27)及びパッシベートガス弁(28)は1つの切り替え弁に統一されていて、前記切り替え弁によって選択的にエッチングガス導管(26)又はパッシベートガス導管(25)はエッチングチャンバー(12)と、ガスが通過するように接続可能であることを特徴とする、請求項10から15までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  17. 緩衝タンクは0.1リットル〜1リットルの体積を有することを特徴とする、請求項13記載のプラズマ装置。
  18. 殊に誘導結合プラズマ供給源(19)が設けられていて、エッチングチャンバー(12)は少なくともプラズマ供給源(19)の範囲内で5cm〜20cmの内径を有し、従ってプラズマ装置(5)の運転及びプラズマ供給源(19)の給電の場合に、高圧発生装置(15)を介してエッチングチャンバー(12)の内部においてプラズマ供給源(19)の範囲内で又は基板(21)の場所において5ワット/cmよりも高く、殊に15ワット/cmよりも高い面積当たりの出力が達成可能であることを特徴とする、請求項10から17までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  19. プラズマ供給源(19)及び基板(21)の間には、少なくとも1つの、エッチングチャンバー(12)を囲むコイル(13、14)、殊に少なくとも2つの、エッチングチャンバー(12)の外側を囲み、運転の際に対になって、電流が逆方向に流れる上下に配置されたコイル(13、14)が設けられていることを特徴とする、請求項10から18までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
  20. 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法が実施可能であることを特徴とする、請求項10から19までのいずれか1項記載のプラズマ装置。
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