JP2006350177A - 光学シートの製造方法、光学シート、面状照明装置、電気光学装置 - Google Patents

光学シートの製造方法、光学シート、面状照明装置、電気光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学的機能のバラツキを低減した光学シートの製造方法、光学シート、面状照
明装置、及び電気光学装置を提供する。
【解決手段】 拡散微粒子27を含有させたシート基板25に対して、レンズ形成材料F
の液滴Dを吐出する前に、シート基板25の貼着面25bを、導光板22の出射面22a
に貼着するようにした。そして、シート基板25の吐出面25aに、液滴Dを撥液する撥
液層25cを形成した後に、レンズ形成材料Fの液滴Dを吐出し、吐出面25aに着弾し
た液滴Dを硬化させてマイクロレンズを形成するようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光学シートの製造方法、光学シート、面状照明装置及び電気光学装置に関す
る。
従来、液晶表示装置には、液晶パネルの裏面側に、平面状の光を照明する面状照明装置
としてのバックライトが備えられている。バックライトには、照明する光の輝度ムラを解
消するために、一般的に、LED等の光源からの光を、前記液晶パネルの裏面全体に拡散
して照明させる光学シートとしての拡散シートが備えられている。
その拡散シートの製造方法には、シート基板の一側面に、拡散微粒子(例えば、金属微
粒子や樹脂ビーズ等)を含有した樹脂を塗布し、塗布した樹脂膜を硬化させる塗布方法が
知られている。しかし、上記する塗布方法では、塗布した樹脂内の拡散微粒子が凝集し易
いために、拡散微粒子の濃度分布を制御する、すなわち拡散シートの光学的機能(例えば
拡散した光の強度分布や拡散効率)を制御することが困難であった。
そこで、上記する拡散シートの製造方法では、従来より、その光学的機能の制御性を向
上させる提案がなされている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、インクジェット
法によって、前記シート基板の一側面に樹脂の液滴を吐出し、吐出した液滴を乾燥硬化す
ることによって、光拡散性を有した凸部としてのドットを形成するようにしている。そし
て、ドットの形成位置やサイズ、密度分布等を、液滴の容量や吐出する位置によって制御
し、シート基板の一側面に所望の光学的機能を付与できるようにしている。
特開2004−157430号 公報
しかしながら、上記する拡散シートは、液晶表示装置(バックライト)の輝度の低下を
抑制するために、そのシート基板の厚さを、数十μm〜数百μmにしている。そして、上
記するインクジェット法では、こうした厚さの薄いシート基板を、前記液滴を吐出する吐
出位置に、順次移動搬送させている。
そのため、上記するインクジェット法では、シート基板の移動搬送等によって、そのシ
ート部材に外部からの応力や振動等が加えられると、シート基板の位置ズレや機械的変形
(撓みや歪み等)を生じて、液滴の着弾位置の位置精度を低下させる。ひいては、前記ド
ットの形成位置の位置ズレや形状のバラツキ等を生じて、各拡散シートの光学的機能にバ
ラツキを来たす問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、光学的機能の
バラツキを低減した光学シートの製造方法、光学シート、面状照明装置及び電気光学装置
を提供することである。
本発明の光学シートの製造方法は、シート基板の一側面に吐出した液滴を硬化すること
によって、前記一側面からの光を屈折して出射する凸部を前記一側面に形成するようにし
た光学シートの製造方法において、前記液滴を吐出する前に、前記シート基板の他側面に
、前記シート基板を支持する支持基板を貼着するようにした。
本発明の光学シートの製造方法によれば、支持基板を貼着した分だけ、液滴を吐出する
ときのシート基板の重量を増加させることができ、機械的強度を向上させることができる
。従って、シート基板の位置ズレや機械的変形(歪みや撓み等)を低減することができる
。その結果、一側面の所望する位置に液滴を吐出することができ、シート基板に形成する
凸部の位置ズレや形状のバラツキを低減することができる。従って、光学シートの製造工
程において、光学的機能(例えば、凸部による拡散や集光等)のバラツキを低減すること
ができる。
この光学シートの製造方法において、前記シート基板の前記他側面は、前記一側面と相
対向する側面であってもよい。
この光学シートの製造方法によれば、一側面と相対向する他側面に支持基板を貼着する
ため、一側面の位置ズレや機械的変形を、より確実に低減することができる。
この光学シートの製造方法において、前記支持基板は、光源から導入される光を、前記
一側面と相対向する前記シート基板の他側面に向かって、前記支持基板の出射面から導出
可能にする導光板であって、前記液滴を吐出する前に、前記シート基板の前記他側面に、
前記導光板の前記出射面を貼着するようにしてもよい。
この光学シートの製造方法によれば、シート基板を支持基板から剥離することなく、導
光板を有した光学シートを製造することができる。その結果、光学シートと導光板の位置
整合性を向上することができ、光学シートの光学的機能のバラツキを、さらに低減するこ
とができる。
この光学シートの製造方法において、前記液滴を吐出する前に、前記一側面に、前記液
滴を撥液する撥液性を付与するようにしてもよい。
この光学シートの製造方法によれば、一側面に撥液性を付与する分だけ、一側面に着弾
した液滴の形状の制御性を向上することができ、光学的機能のバラツキを、さらに低減す
ることができる。
この光学シートの製造方法において、前記凸部は、前記シート基板の屈折率と異なる屈
折率を有してもよい。
この光学シートの製造方法によれば、凸部の形状に関わらず、一側面からの光を、その
一側面側で屈折することができ、その凸部の位置ズレを低減することができる。
この光学シートの製造方法において、前記凸部は、前記一側面からの光を屈折して拡散
するマイクロレンズであってもよい。
この光学シートの製造方法によれば、一側面からの光を拡散させるマイクロレンズの形
成位置の位置ズレや形状のバラツキを低減することができ、そのマイクロレンズを備えた
光学シートの光学的機能のバラツキを低減することができる。
この光学シートの製造方法において、前記シート基板は、前記シート基板の前記他側面
側から入射した光を、前記一側面側に拡散可能にする拡散微粒子を含有するようにしても
よい。
この光学シートの製造方法によれば、光学シートの他側面からの光を拡散微粒子によっ
て拡散することができ、その光学シートの光学的機能のバラツキを低減することができる
本発明の光学シートは、上記する光学シートの製造方法によって製造した。
本発明の光学シートによれば、その光学的機能のバラツキを低減することができる。
本発明の光学シートは、シート基板の一側面に吐出した液滴を硬化することによって形
成されて、前記一側面からの光を屈折して出射する凸部と、前記シート基板の他側面に貼
着されて前記シート基板を支持する支持基板と、を備えた。
本発明の光学シートによれば、支持基板を貼着した分だけ、シート基板の機械的強度を
向上させることができる。従って、シート基板の機械的変形(歪みや撓み等)を低減する
ことができ、シート基板の機械的変形による凸部の破損を回避することができる。ひいて
は、光学シートの光学的機能のバラツキを低減することができる。
この光学シートにおいて、前記支持基板は、光源から導入された光を前記シート基板に
導出可能にする導光板であってもよい。
この光学シートによれば、導光板を有した光学シートを提供することができ、その光学
的機能のバラツキを低減することができる。
本発明の面状照明装置は、光源と、前記光源から導入された光を屈折して出射する光学
シートを備えた面状照明装置において、上記する光学シートを備えた。
本発明の面状照明装置によれば、面状照明装置の光学的機能のバラツキを低減すること
ができ、面状照明装置の照明する光の輝度やその均一性を向上することができる。
本発明の電気光学装置は、面状照明装置からの光を変調して出射する電気光学装置にお
いて、前記面状照明装置は、上記する面状照明装置である。
本発明の電気光学装置によれば、面状照明装置の照明する光の輝度やその均一性を向上
した電気光学装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。まず、本発明の
電気光学装置としての液晶表示装置について説明する。図1は、液晶表示装置の概略斜視
図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。
図1において、液晶表示装置1は、液晶パネル2と面状照明装置としてのバックライト
3を備えている。
液晶パネル2は、前記バックライト3側に備えられた四角板状のガラス基板(対向基板
4)と、前記対向基板4と相対向するガラス基板(素子基板5)とが、シール部材6(図
2参照)を介して貼り合わされることによって形成されて、これら対向基板4と素子基板
5の間の間隙に、液晶7(図2参照)が封入されている。
図2に示すように、対向基板4の素子基板5側(上側)の側面には、透明導電膜からな
る対向電極8が積層されて、図示しない電源回路からの所定の共通電位が供給されるよう
になっている。対向電極8の上側には、配向処理の施された配向膜9aが積層されて、前
記対向電極8の近傍で、前記液晶7の配向を所定の配向に設定するようになっている。
図1に示すように、素子基板5の対向基板4側(下側)の側面には、一方向(X矢印方
向)に延びる複数の走査線11が形成されて、図示しない走査線駆動回路からの走査信号
が、所定のタイミングで出力されるようになっている。走査線11と直交する方向(Y矢
印方向)には、複数のデータ線12が形成されて、図示しないデータ線駆動回路からの表
示データに基づくデータ信号が、所定のタイミングで入力されるようになっている。
これら走査線11とデータ線12の交差する位置には、対応する走査線11及びデータ
線12に接続されて、マトリックス状に配列される複数の画素領域13が形成されて、各
画素領域13内には、それぞれTFT等の図示しない制御素子と、透明導電膜からなる画
素電極14が形成されている。これらデータ線12(走査線11)及び画素電極14の下
側には、図2に示すように、配向処理の施された配向膜9bが積層されて、前記画素電極
近傍で、液晶7の配向を所定の配向に設定するようになっている。
尚、本実施形態では、対向基板4の上側であって、その法線方向をZ矢印方向という。
そして、走査線11が線順次走査に基づいて1本ずつ順次選択されると、画素領域13
の制御素子が順次、選択期間中だけオン状態となり、対応するデータ線12及び制御素子
を介して、対応する前記画素電極14にデータ信号が出力される。すると、画素電極14
と対向電極8の電位差に応じて、液晶7の配向状態が、後述するバックライト3からの照
明光Lを変調するように維持されて、変調された照明光Lが、図示しない偏光板を通過す
るか否かによって、液晶パネル2に所望する画像が表示される。
尚、本実施形態の液晶表示装置1は、画素領域13にTFT等を備えた、いわゆるアク
ティブマトリックス方式の液晶表示装置であるが、例えばパッシブ方式の液晶表示装置で
あってもよい。また、本実施形態の液晶表示装置1は、バックライト3側に対向基板4を
配設する構成にしたが、これに限らず、例えばバックライト3側に素子基板5を配設する
構成であってもよい。
図2に示すように、バックライト3には、その反X矢印方向側に、LED等の光源21
が備えられて、光源21から出射された光が、図示しないリフレクタ等を介して、そのX
矢印方向側に配設される支持基板としての導光板22に向かって出射されるようになって
いる。すなわち、バックライト3は、エッジライト型バックライトである。
導光板22は、Z矢印方向から見て略四角形状に形成された光透過性の板部材であって
、例えばアクリル系樹脂やポリカーボネート、ポリエステル等の透明樹脂材料、あるいは
ガラスや石英等の無機透明材料によって形成されている。導光板22のZ矢印方向の厚さ
は、前記光源21から離間する方向(X矢印方向)に、徐々に薄くなるように形成されて
いる。詳述すると、導光板22は、その上面(出射面22a)が、Z矢印方向に対して垂
直に形成されて、下面(反射面22b)が、前記光源21から離間する方向(X矢印方向
)に向かって、Z矢印方向に傾斜するように形成されている。
本実施形態の導光板22の平均厚さ(Z矢印方向の幅の平均値)は、上記する光学的機
能を得るために、約1mmで形成されているが、これに限られるものではない。
その導光板22の反射面22bには、出射面22aから出射する光の輝度分布を均一化
するための図示しない多数の反射ドットや反射溝等が形成されて、その下側には、光反射
性を有したアルミニウム等からなる反射シート23が配設されている。
そして、光源21からの光が導光板22に出射されると、光源21からの光は、出射面
22aと反射面22bに反射屈折されて導光板22の内部を伝播し、反射面22bから漏
れる漏れ光が反射シート23によって出射面22a側に反射され、出射面22aに対する
臨界角を超える成分の光が、順次出射面22aから出射される。
そのため、光源21からの光の中で、その進行方向がZ矢印方向(反Z矢印方向)に近
くなる光は、出射面22aの光源21側(反X矢印方向側)から出射されるようになって
いる。一方、光源21からの光の中で、その進行方向がX矢印方向に近くなる光は、反射
面22bの反射によって、出射面22aのX矢印方向側から出射されるようになっている
。つまり、光源21からの光は、出射面22aの略全面から出射されるようになっている
導光板22の出射面22aには、光学シートとしての拡散シート24が貼着されている
。拡散シート24は、導光板22と略同じサイズの四角形状に形成されたシート基板25
と、そのシート基板25の上面(吐出面)25aに形成された多数の凸部としてのマイク
ロレンズ26を有している。
シート基板25は、その下面(貼着面25b)が前記導光板22の出射面22aに貼着
された光透過性のシート部材である。シート基板25は、例えばアクリル樹脂、ポリエス
テル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、スチレン樹脂、ノボラ
ック樹脂等の光透過性樹脂によって形成されて、前記導光板22の屈折率及び大気の屈折
率と異なる屈折率を有している。
本実施形態のシート基板25の厚さ(Z矢印方向の幅)は、光源21からの光による熱
変形(撓みやカール等)を回避して、液晶表示装置1の輝度の低下を抑制するために、約
100μmで形成されているが、これに限られるものではない。
そのシート基板25の内部には、全体にわたって均一に分布する拡散微粒子27が含有
されている。拡散微粒子27は、前記光透過性樹脂の屈折率と異なる屈折率を有して、そ
の粒径が、例えば200〜500nmで形成される微粒子である。拡散微粒子27は、例
えばシリカ、アルミナ、チタニア、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アクリル樹脂
、有機シリコーン樹脂、ポリスチレン、尿素樹脂、ホルムアルデヒド縮合物等の微粒子で
あって、これらの混合物であってもよい。
そのシート基板25の吐出面25aには、後述する撥液処理によって、後述するレンズ
形成材料Fの液滴D(図6参照)を撥液する撥液性(撥液基)の付与された撥液層25c
(図7参照)が形成されている。
そして、導光板22(出射面22a)からの光がシート基板25に出射されると、導光
板22からの光は、貼着面25bで屈折されて、シート基板25内に拡散される。シート
基板25内に拡散された光は、拡散微粒子27によって、さらに拡散されて、シート基板
25の吐出面25a側に導かれる。
マイクロレンズ26は、吐出面25aの全体にわたり均一に形成された半球面状の凸レ
ンズであって、前記吐出面25aからの光を屈折して拡散するようになっている。詳述す
ると、マイクロレンズ26は、図3に示すように、その外径(レンズ径Wa)が、約50
μmで形成されて、隣り合うマイクロレンズ26との間の距離(離間距離Wb)が、約3
.5μmとなるように、吐出面25aの全体にわたり、正三角形の格子パターン状に最密
に形成されている。各マイクロレンズ26は、シート基板25と異なる屈折率を有して、
拡散した光の最大強度の方向を、後述するプリズムシート28に対して最適な方向に導く
レンズ係数を有している。
本実施形態では、上記する各マイクロレンズ26の中心位置を、目標吐出位置Paとい
う。
このマイクロレンズ26は、後述する液滴吐出工程及びレンズ形成工程において、前記
シート基板25の吐出面25aに、後述するレンズ形成材料Fの液滴D(図6参照)を吐
出して、吐出した液滴Dを硬化させることによって形成されている。
そして、吐出面25aからの光が各マイクロレンズ26に出射されると、各マイクロレ
ンズ26に入射した光は、マイクロレンズ26による屈折によって、さらに拡散(均一化
)されて、反射面22bの反射等によって形成された輝点や輝線、ムラ等を拡散させる。
そして、均一化された光は、その最大強度の方向が、後述するプリズムシート28に対し
て最適な方向に導かれる。
図2に示すように、拡散シート24の上側には、プリズムシート28が配設されている
。プリズムシート28は、X矢印方向に沿ってアレイ状に配列された微小なリニアプリズ
ムを有する第1プリズムシート28aと、Y矢印方向に沿ってアレイ状に配列された微小
なリニアプリズムを有する第2プリズムシート28bを重ね合わせたシートである。この
プリズムシート28は、第1プリズムシート28a及び第2プリズムシート28bによる
屈折によって、拡散シート24からの光の最大強度の方向を、Z矢印方向に導くようにな
っている。
そして、拡散シート24からの光がプリズムシート28に出射されると、プリズムシー
ト28に入射した光は、プリズムシート28による屈折によって、その最大強度の方向を
Z矢印方向にして、液晶パネル2を照明する。
この際、液晶パネル2を照明する照明光Lは、均一な形状のマイクロレンズ26を吐出
面25a上に最密に形成した分だけ、その輝度の均一性を向上している。さらに、液晶パ
ネル2を照明する照明光Lは、拡散シート24(マイクロレンズ26)からの光をプリズ
ムシート28に対して最適な方向に導いている分だけ、その輝度を向上するようになる。
これによって、液晶表示装置1は、バックライト3からの照明光Lの輝度とその均一性の
向上によって、その表示画質を向上している。
尚、プリズムシート28は、拡散シート24からの光を液晶パネル2側に屈折して、液
晶パネル2を照明する光の輝度を向上しているが、拡散シート24によって十分な輝度が
得られる場合には、このプリズムシート28を省略する構成であってもよい。
次に、上記する拡散シート24の製造方法について説明する。図4〜図7は、拡散シー
ト24の製造方法を説明する説明図である。
まず、導光板22にシート基板25を貼り合わせる貼着工程を行う。
すなわち、図4に示すように、導光板22の出射面22aに所定の接着剤を塗布し、シ
ート基板25の貼着面25bを、導光板22の出射面22aに貼り合わせる。これによっ
て、シート基板25の吐出面25aが、導光板22の出射面22aに沿って位置決め固定
されて、その機械的強度が補強される。
導光板22にシート基板25を貼着すると、シート基板25(導光板22)に撥液性を
付与する撥液処理工程を行う。
すなわち、図5に示すように、導光板22に貼着された状態のシート基板25を、公知
のプラズマ装置内に搬送して、シート基板25の吐出面25aの全面を、フッ素系のプラ
ズマP(例えば、パーフルオロカーボン/酸素系プラズマ)に晒す。これによって、吐出
面25aの全面に、フルオロ基やフルオロカーボン基を有した撥液層25cを形成する。
吐出面25aに撥液層25cを形成すると、貼り合わせた状態のシート基板25と導光
板22を、液滴吐出装置30に搬送して、吐出面25aに液滴Dを吐出する液滴吐出工程
を行う。まず、液滴Dを吐出するための液滴吐出装置30の構成について説明する。
図6に示すように、液滴吐出装置30には、基板ステージ31が備えられている。基板
ステージ31は、その上面(載置面31a)の所定の位置に、前記吐出面25aを上側に
して、導光板22に貼着された状態のシート基板25を載置固定するようになっている。
その基板ステージ31には、ステージ駆動機構32が連結されている。
ステージ駆動機構32は、例えばX軸方向に延びるネジ軸と、そのネジ軸と螺合するボ
ールナットを備えたネジ式直動機構であって、制御装置33に駆動制御されて、基板ステ
ージ31(シート基板25)をX矢印方向及び反X矢印方向に搬送するようになっている
そして、ステージ駆動機構32が、制御装置33からの駆動信号を受けると、基板ステ
ージ31は、前記目標吐出位置Paに相対する載置面31a上の位置を、それぞれ後述す
る吐出ノズルNの直下に配置移動するようになっている。
吐出面25aの上側には、液滴吐出ヘッド(以下単に、吐出ヘッドという。)34が配
置される。吐出ヘッド34には、その下側にノズルプレート35が備えられて、ノズルプ
レート35の下面(ノズル形成面35a)には、Z矢印方向に貫通形成された多数の吐出
ノズル(以下単に、ノズルという。)Nが、Y矢印方向(図6において紙面に垂直方向)
に沿って配列されている。
本実施形態では、吐出面25a上であって各ノズルNと相対する位置を、着弾位置Pn
という。
各ノズルNのZ矢印方向には、それぞれ図示しない液状体タンクに連通するキャビティ
36が形成されて、液状体タンクの導出するレンズ形成材料Fが導入されるようになって
いる。そして、キャビティ36は、導入されたレンズ形成材料Fを、それぞれ対応するノ
ズルNに供給するようになっている。
キャビティ36のZ矢印方向には、Z矢印方向及び反Z矢印方向に振動可能に貼り付け
られた振動板37が備えられて、キャビティ36内の容積を拡大・縮小可能にしている。
振動板37のZ矢印方向には、各ノズルNに対応する圧電素子PZが配設されている。圧
電素子PZは、制御装置33からの駆動信号を受けて収縮・伸張し、前記振動板37をZ
矢印方向及び反Z矢印方向に振動させて、キャビティ36内を加圧・減圧するようになっ
ている。
本実施形態のレンズ形成材料Fは、有機溶剤を含まない無溶媒材料であって、例えば紫
外線硬化性アクリル系樹脂や紫外線硬化性エポキシ樹脂等の紫外線硬化性樹脂である。詳
述すると、紫外線硬化性樹脂は、プレポリマー、オリゴマー及びモノマーの中で少なくと
も1種類と、光重合開始剤を含んだものである。
そのプレポリマー又はオリゴマーには、例えばエポキシアクリレート類、ウレタンアク
リレート類、ポリエステルアクリレート類、ポリエーテルアクリレート類、スピロアセタ
ール系アクリレート類等のアクリレート類や、エポキシメタクリレート類、ウレタンメタ
クリレート類、ポリエステルメタクリレート類、ポリエーテルメタクリレート類等のメタ
クリレート類等を利用することができる。
また、モノマーには、例えば2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、N−ビニル−2−ピロリドン、カルビトールアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、イソボニルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、1,3−ブ
タンジオールアクリレート等の単官能基モノマーや、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールメタクリレート、ネオペンチグリコールアクリレート
、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
等の多官能性モノマーを利用することができる。
また、光重合開始剤には、例えば2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等
のアセトフェノン類、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、p−イソプロピル−α−ヒド
ロキシイソブチルフェノン等のブチルフェノン類、p−tert−ブチルジクロロアセト
フェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェノン、α,α−ジクロル−4−フ
ェノキシアセトフェノン等のハロゲン化アセトフェノン類、ベンゾフェノン、N,N−テ
トラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、ベンジル、ベンジ
ルジメチルケタール等のベンジル類、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル等のベン
ゾイン類、1−フェニルー1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オ
キシム等のオキシム類、2−メチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン等のキサ
ントン類、ミヒラーケトン類のラジカル発生化合物等を利用することができる。
そして、吐出ヘッド34が制御装置33からの駆動信号を受けると、対応するキャビテ
ィ36が減圧・加圧されて、対応するノズルN内のレンズ形成材料Fの界面(メニスカス
M)がZ矢印方向及び反Z矢印方向に振動する。そして、レンズ形成材料Fのメニスカス
Mが振動することによって、圧電素子PZの伸張幅に相対する所定容量のレンズ形成材料
Fが、対応するノズルNから、液滴Dとして吐出される。そして、吐出された液滴Dは、
対応するノズルNの反Z矢印方向に沿って飛行して、前記着弾位置Pnに着弾する。
このとき、基板ステージ31に載置されるシート基板25(吐出面25a)は、導光板
22の貼着によって、その重量が増加されて、機械的強度が補強されている。そのため、
シート基板25(吐出面25a)は、上記する液滴吐出工程において、その位置ズレや機
械的変形(歪みや撓み等)を来たすことなく、基板ステージ31に対する相対位置を維持
する。
従って、シート基板25の吐出面25aは、設定された各目標吐出位置Paを、基板ス
テージ31の搬送移動によって、位置ズレ等を来たすことなく、順次前記着弾位置Pnに
配置させる。そして、着弾位置Pnに配置される各目標吐出位置Paには、それぞれ吐出
ヘッド34から吐出された所定容量のレンズ形成材料Fが、液滴Dとして着弾する。各目
標吐出位置Paに着弾した液滴Dは、前記撥液層25cによって撥液されて、所定の形状
(本実施形態では半球面状)を呈する。
続いて、上記する液滴吐出工程を終了すると、各目標吐出位置Paの液滴Dを硬化して
マイクロレンズ26を形成するレンズ形成工程を行う。
すなわち、図7に示すように、各目標吐出位置Paの液滴Dに紫外線Luを照射し、液
滴Dを硬化して吐出面25aに固着させる。これによって、吐出面25aの各目標吐出位
置Paに、外径が前記レンズ径Waであって、隣り合うマイクロレンズ26との間の距離
が離間距離Wbとなる半球面状のマイクロレンズ26が形成される。
次に、上記のように構成した本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、レンズ形成材料Fの液滴Dをシート基板25に吐出する
前に、そのシート基板25を導光板22に貼着するようにした。
その結果、シート基板25の位置ズレや機械的変形を解消することができ、所定の形状
のマイクロレンズ26を、予め定めた目標吐出位置Paに形成することができる。従って
、均一な形状のマイクロレンズ26を、吐出面25aの全体に最密に形成することができ
、バックライト3から出射される照明光Lの輝度とその均一性を向上することができる。
すなわち、拡散シート24の光学的機能のバラツキを低減することができる。
(2)しかも、導光板22の出射面22aに、シート基板25(貼着面22b)を貼着
するようにした。従って、拡散シート24の製造工程において、マイクロレンズ26を形
成したシート基板25を、支持基板(導光板22)から剥離することなく、導光板22を
有した拡散シート24を製造することができる。その結果、拡散シート24と導光板22
の位置整合性を向上させることができ、拡散シート24の光学的機能のバラツキを、さら
に低減させる。
(3)上記実施形態によれば、液滴Dを吐出する前に撥液処理工程を行い、シート基板
25の吐出面25aに、撥液層25cを形成するようにした。従って、吐出した液滴Dの
濡れ広がりを制御することができ、所定の形状のマイクロレンズ26を、確実に形成する
ことができる。
(4)上記実施形態によれば、マイクロレンズ26を、シート基板25と異なる屈折を
有した材料で形成するようにした。従って、拡散シート24の拡散効率を向上させること
ができる。
(5)上記実施形態によれば、シート基板25に拡散微粒子27を含有させるようにし
た。従って、導光板22から出射された光を、さらに拡散させることができ、バックライ
ト3から出射される照明光Lの輝度の均一性を、より向上することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、支持基板を導光板22として具体化した。これに限らず、例えば
支持基板は、導光板22の反射面22bに、反射シート23を貼着したものであってもよ
い。あるいは、シート基板25の位置ズレや機械的変形を解消して、シート基板25を支
持可能な基板を、別途支持基板として使用する構成にしてもよい。この際、支持基板に貼
着したシート基板25の吐出面25aに、マイクロレンズ26を形成し、その後、支持基
板からシート基板25を剥離し、剥離したシート基板25を、別途導光板22の出射面2
2a上に配設する構成が好ましい。
○上記実施形態では、シート基板25を導光板22の出射面22aに貼着して支持する
構成にした。これに限らず、例えばシート基板25の外縁に枠状に形成された支持基板を
貼着するようにしてもよく、シート基板25の位置ズレや機械的変形を回避可能に貼着す
る構成であればよい。
○上記実施形態では、シート基板25の吐出面25aに、撥液層25cを形成する構成
にした。これに限らず、例えば液滴Dを撥液する撥液性材料によってシート基板25を構
成してもよい。あるいは、吐出面25aに着弾した液滴Dの形状制御性が十分に得られる
場合には、吐出面25aに撥液性を付与しない構成にしてもよい。
○上記実施形態では、凸部を半球面状のマイクロレンズ26として具体化した。これに
限らず、例えば凸部を、凹レンズやレンチキュラーレンズとして具体化してもよく、ある
いは矩形状の凸部として具体化してもよい。つまり、凸部は、シート基板25からの光を
屈折して、光学基板の光学的機能を制御する凸部であればよい。
○上記実施形態では、吐出面25aの全体に、均一な形状のマイクロレンズ26を、最
密に形成するように構成した。これに限らず、例えば導光板22から出射される光の輝度
の高い領域にマイクロレンズ26を最密に形成し、輝度の低い領域に、少数のマイクロレ
ンズ26を形成するようにしてもよい。すなわち、マイクロレンズ26は、拡散シート2
4の光学的機能に相対させて、その数量分布や形状等を変更するのが好ましい。
○上記実施形態では、シート基板25に拡散微粒子を含有させる構成にしたが、これに
限らずシート基板25の吐出面25aに拡散微粒子を含有した硬化性樹脂を塗布する構成
にしてもよい。あるいは、マイクロレンズ26によって十分な光学的機能を得ることがで
きる場合には、拡散微粒子を含有させない構成であってもよい。
○上記実施形態では、レンズ形成材料Fを紫外線硬化性樹脂によって構成したが、これ
に限らず、例えばポリアミック酸、ポリアミック酸の長鎖アルキルエステル等のポリイミ
ド前駆体であってもよい。尚、この際、吐出面25aに吐出した液滴Dは、加熱キュア処
理によるイミド化反応によって、ポリイミド樹脂として硬化させるのが好ましい。
○上記実施形態では、圧電素子PZの伸縮動によって液滴Dを吐出する構成にした。こ
れに限らず、例えばキャビティ36内に抵抗加熱素子を設け、その加熱による気泡生成に
よって液滴Dを吐出する構成であってもよい。
○上記実施形態では、支持基板をエッジライト型バックライトの導光板として具体化し
た。これに限らず、例えば支持基板を直下型バックライトの拡散板用の基板(例えば、厚
さが5mm程度のガラス基板やポリカーボネート基板等)として具体化し、拡散シート2
4を前記拡散板の拡散層として具体化してもよい。
○上記実施形態では、光学シートをエッジライト型バックライトの拡散シート24とし
て具体化した。これに限らず、例えば光学シートをプロジェクション用のスクリーンに備
えられる拡散シートや窓ガラス等の建材に備えられる光学シートに具体化してもよい。
本実施形態の液晶表示装置の概略斜視図。 同じく、液晶表示装置の概略断面図。 同じく、マイクロレンズを説明する平面図。 同じく、拡散シートの製造工程を説明する説明図。 同じく、拡散シートの製造工程を説明する説明図。 同じく、拡散シートの製造工程を説明する説明図。 同じく、拡散シートの製造工程を説明する説明図。
符号の説明
1…電気光学装置としての液晶表示装置、3…面状照明装置としてのバックライト、2
1…光源、22…支持基板としての導光板、24…光学シートとしての拡散シート、25
…シート基板、25a…吐出面、25b…貼着面、25c…撥液層、26…凸部としての
マイクロレンズ、27…拡散微粒子、D…液滴。

Claims (12)

  1. シート基板の一側面に吐出した液滴を硬化することによって、前記一側面からの光を屈折
    して出射する凸部を前記一側面に形成するようにした光学シートの製造方法において、
    前記液滴を吐出する前に、前記シート基板の他側面に、前記シート基板を支持する支持
    基板を貼着するようにしたことを特徴とする光学シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載の光学シートの製造方法において、
    前記シート基板の前記他側面は、前記一側面と相対向する側面であることを特徴とする
    光学シートの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の光学シートの製造方法において、
    前記支持基板は、光源から導入される光を、前記一側面と相対向する前記シート基板の
    他側面に向かって、前記支持基板の出射面から導出可能にする導光板であって、
    前記液滴を吐出する前に、前記シート基板の前記他側面に、前記導光板の前記出射面を
    貼着するようにしたことを特徴とする光学シートの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の光学シートの製造方法において、
    前記液滴を吐出する前に、前記一側面に、前記液滴を撥液する撥液性を付与するように
    したことを特徴とする光学シートの製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の光学シートの製造方法において、
    前記凸部は、前記シート基板の屈折率と異なる屈折率を有したことを特徴とする光学シ
    ートの製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光学シートの製造方法において、
    前記凸部は、前記一側面からの光を屈折して拡散するマイクロレンズであることを特徴
    とする光学シートの製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の光学シートの製造方法において、
    前記シート基板は、前記シート基板の前記他側面側から入射した光を、前記一側面側に
    拡散可能にする拡散微粒子を含有したことを特徴とする光学シートの製造方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の光学シートの製造方法によって製造した光学シート
  9. シート基板の一側面に吐出した液滴を硬化することによって形成されて、前記一側面から
    の光を屈折して出射する凸部と、
    前記シート基板の他側面に貼着されて前記シート基板を支持する支持基板と、
    を備えたことを特徴とする光学シート。
  10. 請求項9に記載の光学シートにおいて、
    前記支持基板は、光源から導入された光を前記シート基板に導出可能にする導光板であ
    ることを特徴とする光学シート。
  11. 光源と、前記光源から導入された光を屈折して出射する光学シートを備えた面状照明装置
    において、
    前記光学シートは、請求項7〜9のいずれか1つに記載の光学シートであることを特徴
    とする面状照明装置。
  12. 面状照明装置からの光を変調して出射する電気光学装置において、
    前記面状照明装置は、請求項11に記載の面状照明装置であることを特徴とする電気光
    学装置。
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