JP2006349028A - 能動型防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】悪路走行時であっても、加振器14及び駆動部13の制御回路の故障を防止できる能動型防振装置1を提供する。
【解決手段】通常路走行中に通常路から悪路へ進入したか否かを判定し、通常路から悪路へ進入したと判定された場合には、加振力発生制御を停止させる。例えば、駆動部13から加振器14へ印加される駆動電圧を零又は非常に小さな一定値とする。また、悪路走行中に悪路から通常路へ復帰したか否かを判定し、悪路から通常路へ復帰したと判定された場合には、加振力発生制御を復帰させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、能動型防振装置、特に車載のエンジン等の振動発生源から発生する振動の伝達を能動的に抑制する能動型防振装置に関するものである。
この種の能動型防振装置は、能動的な加振力を発生可能な能動型エンジンマウント等を駆動することにより、エンジン等から伝達される振動を能動的に抑制することできるというものである。ところで、能動型エンジンマウントを駆動すると、エネルギーを消費するため、燃費を悪化することになる。そこで、例えば特許文献1には、能動型エンジンマウントを駆動することに伴う燃費の悪化を低減することが記載されている。これは、エンジン以外から伝達される振動レベルが大きい場合には、能動型エンジンマウントの駆動によりエンジンから伝達される振動レベルを低減したとしても、乗員が感じる振動レベルはそれほど低減されることにはならないことを利用したものである。すなわち、エンジン以外から伝達される振動レベルが大きい場合に、能動型エンジンマウントを駆動する信号を低く抑えることとしている。このように、駆動信号を低くすることで、能動型エンジンマウントによる消費エネルギーを低減することができ、結果として燃費の悪化を低減することができるというものである。
特開平10−318325号公報
ところで、悪路を走行している場合においては、車両は大きく振動する。車両振動に伴い、能動型防振装置の能動型エンジンマウントに搭載される電磁アクチュエータのプランジャが制御に関わりなく往復移動する。ここで、電磁アクチュエータのプランジャが往復移動すると、電磁アクチュエータのプランジャとコアとの距離が変化するためインダクタンスが変化する。そして、能動型エンジンマウントを駆動する際には、電磁アクチュエータのコアのコイルに駆動電圧が印加されているため、インダクタンスによっては電磁アクチュエータのコイル及び制御部の駆動回路に過電流が流れるおそれがある。このことは、上記したように悪路走行時に能動型エンジンマウントの電磁アクチュエータへの駆動信号(駆動電圧)を低減したとしても、電磁アクチュエータのコイル及び制御部の駆動回路に過電流が流れるおそれがある。そして、コイル及び駆動回路に過電流が流れると、電磁アクチュエータや制御部が故障するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、悪路走行時であっても、電磁アクチュエータや制御部の故障を防止できる能動型防振装置を提供することを目的とする。
本発明の能動型防振装置は、電流通電量に応じた加振力を発生する電磁アクチュエータと、車載の振動発生源から出力される周期性のパルス信号に基づき車両特定部位の振動を能動的に抑制させるように電磁アクチュエータに供給される電流通電量を可変にして、電磁アクチュエータに加振力を発生させる加振力発生制御を行う制御部と、悪路走行時に制御部による加振力発生制御を停止させる悪路処理部とを備えることを特徴とする。ここで、電磁アクチュエータは、例えば、コイルが巻設されたコアとコアに対して往復移動可能なプランジャとから構成される。
つまり、本発明の能動型防振装置によれば、悪路走行時には、制御部による加振力発生制御を停止させている。従って、悪路走行時に車両振動に伴って電磁アクチュエータのプランジャが移動してインダクタンスが変化したとしても、電磁アクチュエータの例えばコイルや制御部の駆動回路に過電流が流れることを防止できる。その結果、能動型防振装置の電磁アクチュエータ及び制御部の故障を防止できる。
また、悪路処理部は、悪路に進入した時に制御部による加振力発生制御を停止させ、悪路から通常路へ復帰した時に制御部による加振力発生制御を復帰させるようにするとよい。ここで、通常路とは、悪路でない道路を意味する。ここで、車両が走行する路面は、悪路であったり、悪路でない通常路であったりする。つまり、車両が悪路を走行していたとしても、その後、悪路から通常路へ復帰することになる。このように、悪路から通常路へ復帰した場合には、上述したような過電流などによる電磁アクチュエータや制御部の故障のおそれはなくなる。そこで、悪路から通常路へ復帰した場合に、加振力発生制御を復帰させることで、能動型防振装置をより効果的に利用できる。
この場合における悪路処理部は、第1条件に基づき悪路に進入したか否かを判定する第1判定手段と、第1条件と異なる第2条件に基づき悪路から通常路へ復帰したか否かを判定する第2判定手段と、第1判定手段により悪路に進入したと判定された場合に制御部による加振力発生制御を停止し、第2判定手段により悪路から通常路へ復帰したと判定された場合に制御部による加振力発生制御を復帰させる制御停止処理手段とを有するようにするとよい。このように、第1条件と第2条件とを異なる条件とすることにより、加振力発生制御の停止と復帰とが頻繁に切り替わる状態となることを防止できる。つまり、安定した制御を行うことができる。さらに、第1条件と第2条件とを異なる条件とすることにより、誤判定を確実に防止することができる。
ここで、悪路処理部が制御部による加振力発生制御を停止させる方法として、例えば、以下のように行うとよい。第1の方法としては、悪路処理部が、悪路走行時に制御部により電磁アクチュエータに印加される駆動電圧を零にすることである。このように駆動電圧を零にすることで、悪路走行時に車両振動に伴って電磁アクチュエータのプランジャが移動したとしても、コイル及び駆動回路に過電流が流れることを確実に防止できる。
第2の方法としては、悪路処理部は、悪路走行時に制御部により電磁アクチュエータに印加される駆動電圧を所定値にすることである。ここで、所定値とは、電磁アクチュエータのプランジャをコアに対して固定することができる程度の電圧である。この電圧は、プランジャをコアに対して往復移動させるように制御する電圧に比べると非常に小さな電圧である。これにより、悪路走行時に車両振動に伴って電磁アクチュエータのプランジャが移動したとしても、コイル及び駆動回路に過電流が流れることを防止できる。さらに、悪路走行時であっても、電磁アクチュエータのプランジャの移動を抑制することができるので、プランジャの過度な移動に伴う他部品の破損を防止できる。
また、本発明の能動型防振装置は、さらに、車両振動を検出する振動検出センサを備え、悪路処理部は、車両振動に基づき悪路走行時であるか否かを判定するようにしてもよい。例えば、振動検出センサにより検出される車両振動が大きい場合には、悪路走行時であると推定する。具体的には、悪路処理部の第1判定手段は、振動検出センサにより検出された車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を所定回数何れも超えた場合に、悪路に進入したと判定するようにしてもよい。例えば、車両振動が、エンジンのパルス信号の1周期内に所定閾値を例えば2回超え、且つ、次の1周期内にも所定閾値を例えば2回超えた場合に、悪路に進入したと判定する。なお、この場合の所定回数とは、1回としてもよいし、複数回としてもよい。そして、車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも超えた場合に悪路に進入したと判定することにより、誤判定を防止でき、より正確な悪路への進入の判定ができる。なお、この悪路に進入したか否かを判定する条件が、上述した悪路処理部の第1判定手段の第1条件となる。
また、悪路処理部の第2判定手段は、振動検出センサにより検出された車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも超えない場合に、悪路から通常路へ復帰したと判定するようにしてもよい。例えば、車両振動が、エンジンのパルス信号の1周期内に所定閾値を超えず、且つ、次の1周期内にも所定閾値を超えない場合に、通常路に復帰したと判定する。なお、この場合の所定回数とは、1回としてもよいし、複数回としてもよい。そして、車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも超えない場合に悪路から通常路へ復帰したと判定することにより、誤判定を防止でき、より正確な悪路から通常路への復帰の判定ができる。なお、この通常路に復帰したか否かを判定する条件が、上述した悪路処理部の第2判定手段の第2条件となる。
なお、車両振動を検出する振動検出センサは、車両振動を検出する加速度センサなどとすることができる。能動型防振装置の電磁アクチュエータを適応制御により駆動することがあるが、適応制御に際して加速度センサの出力値を用いることがある。そこで、適応制御に用いる加速度センサを加振力発生制御の停止又は復帰の判定に用いる加速度センサとして利用することにより、新たなセンサを設置する必要がなくなる。
本発明の能動型防振装置によれば、悪路走行時には、制御部による加振力発生制御を停止するので、悪路走行時に車両振動に伴って電磁アクチュエータのプランジャが移動してインダクタンスが変化したとしても、電磁アクチュエータの例えばコイルや制御部の駆動回路に過電流が流れることを防止できる。その結果、能動型防振装置の電磁アクチュエータ及び制御部の故障を防止できる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
1.第1実施形態
(1)能動型防振装置1の構成
第1実施形態の能動型防振装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、能動型防振装置1の構成を示すブロック図である。能動型防振装置1は、車両に搭載されたエンジンE/G(振動発生源)により発生する振動が車両特定部位に伝達されることを能動的に抑制するための装置である。この能動型防振装置1は、図1に示すように、周波数算出部11と、制御信号生成部12と、駆動部13と、加振器14と、加速度センサ15と、悪路処理部16とを備えている。
周波数算出部11は、エンジンE/Gの回転数を検出するための回転検出器(図示せず)から周期性のパルス信号を入力する。そして、周波数算出部11は、入力されたパルス信号に基づき、該パルス信号の角周波数ωを算出する。
制御信号生成部(本発明における制御部)12は、周波数算出部11により算出されたパルス信号の角周波数ωを入力する。そして、入力されたパルス信号の角周波数ωに基づき、マップ制御モードと適応制御モードの何れか一方を適宜選択する。そして、制御信号生成部12は、マップ制御モード及び適応制御モードのうち選択されたモードにより、周期性制御信号yを生成する。マップ制御モードが選択された場合には、算出されたパルス信号の角周波数ωと予め記憶されたマップデータとに基づき、周期性制御信号yを生成する。また、適応制御モードが選択された場合には、算出されたパルス信号の角周波数ωと加速度センサ15により検出された誤差信号eとに基づき、適応制御法により周期性制御信号yを生成する。これらの周期性制御信号yは、エンジンE/Gにより加速度センサ15の取付部位に生じる振動を能動的に抑制させることを可能とする信号である。
さらに、制御信号生成部12は、悪路処理部16から制御許可信号又は制御停止信号を入力する。そして、制御信号生成部12は、悪路処理部16から制御許可信号を入力した場合には、生成した周期性制御信号yを駆動部13へ出力する。一方、制御信号生成部12は、悪路処理部16から制御停止信号を入力した場合には、生成した周期性制御信号yを駆動部13へ出力しない。この場合、制御信号生成部12が駆動部13へ出力する信号は、零信号となる。つまり、制御信号生成部12は、制御許可信号を入力した場合にのみ、周期性制御信号yを駆動部13へ出力する。以下、制御信号生成部12が周期性制御信号yを駆動部13へ出力する制御を「加振力発生制御」と言う。
駆動部(本発明における制御部)13は、駆動回路を備えており、制御信号生成部12から出力される信号に基づき加振器14を駆動する。つまり、制御信号生成部12から周期性制御信号yが出力される場合には、駆動部13は、周期性制御信号yに基づき加振器14を駆動する。すなわち、この場合には、周期性制御信号yに応じた電流が加振器14へ供給されるように、駆動部13は周期性制御信号yに基づく駆動電圧を加振器14へ印加する。一方、制御信号生成部12から零信号が出力される場合(周期性制御信号yが出力されない場合)には、駆動部13は、実質的に加振器14を駆動しない。すなわち、この場合には、駆動部13が加振器14に印加する駆動電圧は零となる。このように、駆動部13は、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合に、加振器14を駆動する。一方、駆動部13は、悪路処理部16が制御停止信号を出力した場合に、加振器14を駆動しない。
加振器(電磁アクチュエータ)14は、例えば、エンジンマウント(後述する)20に搭載されたソレノイドである。加振器14であるソレノイドは、周期的に変化するコイルへの電流通電量に応じた加振力を発生する。つまり、加振器14であるソレノイドのコイルへの電流通電量を周期的に変化させることにより、加振器14により発生する加振力を変化させることができる。そして、例えば、エンジンE/Gにより発生する振動と加振器14により発生させる振動とが完全に相殺される時には、エンジンE/Gの振動はエンジンマウント20から車体側へ全く伝達されないことになる。
ただし、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合に、加振器14であるソレノイドのコイルへの電流通電量が周期性制御信号yに応じたものとなる。従って、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合にのみ加振器14は加振力を発生する。一方、悪路処理部16が制御停止信号を出力した場合には、加振器14であるソレノイドのコイルへの電流通電量は実質的に零となる。従って、この場合には、加振器14は加振力を発生しない。なお、エンジンマウント20の詳細構成については後述する。
加速度センサ(振動検出センサ)15は、エンジンマウント20のうちのエンジンフレームE/Fへの固定部位に取付けられている。つまり、加速度センサ15は、エンジンマウント20のうちのエンジンフレームE/Fとの固定部位における振動を検出している。詳細には、加速度センサ15は、エンジンE/Gの振動が伝達系Cを介して伝達された振動と加振器14により発生させた振動とを合成した振動(以下、「誤差信号」という)eを検出する。そして、加速度センサ15は、この誤差信号eを制御信号生成部12に出力する。この誤差信号eは、上述した制御信号生成部12において適応制御モードが選択された際に用いられる。ここで、エンジンフレームE/Fは、エンジンE/Gの振動が伝達されて振動する場合の他に、車両そのものが振動した場合に、車両と共に振動する。つまり、加速度センサ15は、車両振動を検出することになる。
悪路処理部16は、加速度センサ15により検出された車両振動を入力する。そして、悪路処理部16は、入力した車両振動に基づき、走行路面が悪路であるか否かを判定する。さらに、悪路処理部16は、悪路走行中でないと判定した場合には制御許可信号を制御信号生成部12へ出力し、悪路走行中と判定した場合には制御停止信号を制御信号生成部12へ出力する。つまり、悪路処理部16は、悪路走行中に、制御信号生成部12による加振力発生制御を停止させ、電磁アクチュエータ15に印加される駆動電圧を零にする。なお、悪路処理部16の詳細構成について、後述する。
(2)加振器14及び加速度センサ15を備えたエンジンマウント20の詳細構成
次に、加振器14及び加速度センサ15を備えたエンジンマウント20の詳細構成について図2を参照して説明する。図2は、エンジンマウント20の断面図を示す。
図2に示すように、エンジンマウント20は、第1取付金具21と、第2取付金具22と、本体ゴム弾性体23と、加振板24と、ダイヤフラム25と、加振器14と、加速度センサ15とを有する。
第1取付金具21は、エンジンE/Gに取付けられる部材である。第2取付金具22は、略筒状からなり、エンジンフレームE/Fに取付けられる部材である。そして、第1取付金具21と第2取付金具22とは、互いに離隔して対向配置されている。そして、第1取付金具21と第2取付金具22との間には本体ゴム弾性体23が介装されており、第1取付金具21と第2取付金具22とは弾性的に連結されている。
第2取付金具22の内部で本体ゴム弾性体23の図2の下方側には、略円盤状のゴム製からなる加振板24が配置されている。この加振板24と本体ゴム弾性体23とにより、エンジンE/Gからの振動が入力される受圧室を形成している。また、第2取付金具22の内部で加振板24の図2の下方側には、変形容易な薄肉のゴム弾性膜により形成されたダイヤフラム25が配置されている。このダイヤフラム25と加振板24とにより、容積変化が容易に許容される平衡室を形成している。そして、受圧室及び平衡室には、非圧縮性流体が封入されている。さらに、受圧室と平衡室とは、オリフィス通路により連通している。
そして、加振器14であるソレノイドは、略円筒状のコア14aと、コア14aの中央に配置された略円柱状のプランジャ14bとを有している。コア14aは、コイルが巻設され、第2取付金具22の内周面であってダイヤフラム25の図2の下方側に固定されている。プランジャ14bは、コア14aに対して軸方向(図2の上下方向)に移動可能である。このプランジャ14bの図2の上端側は、加振板24に固定されている。つまり、コア14aのコイルへの電流通電量に応じて、プランジャ14bを図2の下方側へ引張るように動作する。このように、プランジャ14bの軸方向への往復移動に伴い加振板24が変形することにより、受圧室の圧力制御が行われる。そして、加振板24を能動的に適切に変形させて受圧室の圧力を能動的に変化させることで、エンジンE/Gの振動がエンジンフレームE/F側へ伝達されないようにすることができる。そして、このようにプランジャ14bを往復移動させるのは、上述したように、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合である。
ところで、悪路処理部16が制御停止信号を出力した場合には、コア14aのコイルへ印加される駆動電圧が実質的に零になるので、プランジャ14bはコア14aに対してフリーな状態となる。ここで、悪路走行中には車両振動が大きくなるため、車両振動に伴いプランジャ14bがコア14aに対して大きく軸方向へ移動することがある。そして、コア14aとプランジャ14bの相対位置によって変化するインダクタンス、及び、コイルへ印加される駆動電圧によっては、コイルに過電流が流れるおそれがある。しかし、悪路走行中にはコイルへ印加される駆動電圧は零であるので、コイルに過電流が流れることを防止できる。さらに、コイルに電流を供給する駆動部13の駆動回路にも過電流が流れることを防止できる。
加速度センサ15は、第2取付金具22の外周側に固定されている。つまり、加速度センサ15は、エンジンマウント20の第2取付金具22の振動を計測している。
(3)悪路処理部16の詳細構成
次に、悪路処理部16の詳細構成について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、悪路処理部16の構成を示すブロック図である。図4は、悪路処理部16の処理動作を示すフローチャートである。
悪路処理部16は、図3に示すように、悪路進入判定部31と、通常路復帰判定部32と、悪路フラグ記憶部33と、制御停止許可処理部34とから構成される。
悪路進入判定部(第1判定手段)31は、加速度センサ15により検出された車両振動を入力する。そして、悪路進入判定部31は、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグがOFFの場合に、車両振動を用いて悪路進入判定を行う。ここで、悪路フラグがOFFの場合とは、現在走行している路面が通常路(悪路ではない道路)とされている場合である。また、悪路進入判定とは、車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を複数回何れも越えたか否かの判定である。例えば、悪路進入判定は、車両振動が、周波数算出部11に入力されるパルス信号の1周期内に所定閾値を例えば2回超え、且つ、次の1周期内にも所定閾値を例えば2回超えた場合に、悪路に進入したと判定する。このように、悪路進入判定部31は、通常路を走行中の場合に、悪路に進入したか否かを判定している。ここで、悪路進入判定を上述したように車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも越えたか否かの判定とすることで、誤判定を防止することができる。さらに、悪路進入判定部31は、通常路から悪路へ進入したと判定した場合には、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグをONに変更する。
通常路復帰判定部(第2判定手段)32は、加速度センサ15により検出された車両振動を入力する。そして、通常路復帰判定部32は、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグがONの場合に、車両振動を用いて通常路復帰判定を行う。ここで、悪路フラグがONの場合とは、現在走行している路面が悪路とされている場合である。また、通常路復帰判定とは、車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも越えないか否かの判定である。例えば、通常路復帰判定は、車両振動が、周波数算出部11に入力されるパルス信号の1周期内に所定閾値を超えず、且つ、次の1周期内にも所定閾値を超えない場合に、通常路に復帰したと判定する。このように、通常路復帰判定部32は、悪路を走行中の場合に、通常路に復帰したか否かを判定している。ここで、通常路復帰判定を上述したように車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも越えないか否かの判定とすることで、誤判定を防止することができる。さらに、通常路復帰判定部32は、悪路から通常路へ復帰したと判定した場合には、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグをOFFに変更する。
悪路フラグ記憶部33は、悪路フラグを記憶している。悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグは、悪路進入判定部31及び通常路復帰判定部32により変更される。なお、上述したように、悪路フラグがONの場合は現在走行している路面が悪路を意味し、悪路フラグがOFFの場合は現在走行している路面が通常路を意味する。
制御停止許可処理部34は、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグを入力する。そして、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグがONの場合には、制御停止許可処理部34は、制御信号生成部12へ制御停止信号を出力する。一方、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグがOFFの場合には、制御停止許可処理部34は、制御信号生成部12へ制御許可信号を出力する。つまり、制御停止許可処理部34は、悪路に進入したと判定されてから通常路に復帰したと判定されるまでの間、制御信号生成部12へ制御停止信号を出力する。一方、悪路に進入したと判定されるまでの間、及び、通常路に復帰したと判定されてから悪路に進入したと判定されるまでの間、制御信号生成部12へ制御許可信号を出力する。なお、悪路に進入したと判定されてから通常路に復帰したと判定されるまでの間が、悪路走行中となる。一方、悪路に進入したと判定されるまでの間、及び、通常路に復帰したと判定されてから悪路に進入したと判定されるまでの間が、悪路走行中でないことになる。
このように、制御停止許可処理部34は、通常路から悪路へ進入したと判定された場合に加振力発生制御を停止し、悪路から通常路へ復帰したと判定された場合に加振力発生制御を復帰させる。
上述した構成からなる悪路処理部16の処理動作は、図4に示すように、まず運転中、すなわちエンジンE/Gが駆動中か否かを判定する(ステップS1)。そして、運転中でない場合には(ステップS1:No)、悪路処理部16は制御停止信号を出力する(ステップS10)。一方、運転中の場合には(ステップS1:Yes)、悪路処理部16は、加速度センサ15により検出された車両振動を入力する(ステップS2)。
続いて、ステップS3〜ステップS7において、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグのON/OFF変更処理が行われる。まず、悪路進入判定部31及び通常路復帰判定部32にて、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグがONかOFFかを判定する(ステップS3)。
悪路フラグがOFFの場合(ステップS3:Yes)、すなわち通常路を走行中の場合には、悪路進入判定部31にて悪路進入判定を行う(ステップS4)。そして、悪路進入判定の結果、通常路から悪路へ進入していないと判定された場合(ステップS4:No)、すなわち通常路を継続して走行中の場合には、悪路フラグを変更することなく次のステップS8へ進む。一方、悪路進入判定の結果、通常路から悪路へ進入したと判定された場合には(ステップS4:Yes)、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグをONに変更して(ステップS5)、次のステップS8へ進む。
悪路フラグがONの場合(ステップS3:No)、すなわち悪路を走行中の場合には、通常路復帰判定部32にて通常路復帰判定を行う(ステップS6)。そして、通常路復帰判定の結果、悪路から通常路へ復帰していないと判定された場合(ステップS6:No)、すなわち悪路を継続して走行中の場合には、悪路フラグを変更することなく次のステップS8へ進む。一方、通常路復帰判定の結果、悪路から通常路へ復帰したと判定された場合には(ステップS6:Yes)、悪路フラグ記憶部33に記憶されている悪路フラグをOFFに変更して(ステップS7)、次のステップS8へ進む。
悪路フラグのON/OFF変更処理の後は、制御停止許可処理部34にて悪路フラグがOFFであるか否かを判定する(ステップS8)。そして、悪路フラグがOFFの場合には(ステップS8:Yes)、制御停止許可処理部34は制御許可信号を制御信号生成部12へ出力する(ステップS9)。一方、悪路フラグがONの場合には(ステップS8:No)、制御停止許可処理部34は制御停止信号を制御信号生成部12へ出力する(ステップS10)。そして、上述した処理を繰り返す。
以上より、第1実施形態の能動型防振装置1によれば、悪路走行時には、制御信号生成部12による加振力発生制御を停止させている。つまり、悪路走行時には、加振器14のコア14aのコイルに印加される駆動電圧は零となる。従って、悪路走行時の車両振動に伴い、加振器14のコア14aとプランジャ14bの相対位置が変化することによってインダクタンスが変化したとしても、コア14aのコイル及び駆動部13の駆動回路に過電流が流れることを防止できる。その結果、加振器14及び駆動部13の故障を防止できる。
2.第2実施形態
第2実施形態の能動型防振装置1は、上述した第1実施形態の能動型防振装置1の制御信号生成部12のみが相違する。以下、制御信号生成部12について説明する。
第2実施形態の能動型防振装置1の制御信号生成部12は、悪路処理部16から制御許可信号を入力した場合には、生成した周期性制御信号yを駆動部13へ出力する。一方、制御信号生成部12は、悪路処理部16から制御停止信号を入力した場合には、生成した周期性制御信号yを駆動部13へ出力しない。この場合、制御信号生成部12は、一定値信号を駆動部13へ出力する。この一定値信号は、周期性制御信号yの最大値に比べて非常に小さな一定の値からなる。
駆動部13は、制御信号生成部12から出力される信号に基づき、加振器14を駆動する。つまり、制御信号生成部12から周期性制御信号yが出力される場合には、駆動部13は、周期性制御信号yに基づき加振器14を駆動する。すなわち、この場合には、周期性制御信号yに応じた電流が加振器14へ供給されるように、駆動部13は周期性制御信号yに基づく駆動電圧を加振器14へ印加する。一方、制御信号生成部12から一定値信号が出力される場合には、駆動部13は、一定の駆動電圧を加振器14へ印加する。この一定の駆動電圧は、周期性制御信号yに基づく駆動電圧の最大値に比べて非常に小さな一定の値からなる。このように、駆動部13は、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合に、加振器14を駆動する。一方、駆動部13は、悪路処理部16が制御停止信号を出力した場合に、一定の駆動電圧を印加するのみで、加振器14を駆動しない。
そして、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合に、加振器14であるソレノイドのコイルへの電流通電量が周期性制御信号yに応じたものとなる。従って、悪路処理部16が制御許可信号を出力した場合にのみ加振器14は加振力を発生する。一方、悪路処理部16が制御停止信号を出力した場合には、加振器14であるソレノイドのコイルへの電流通電量は一定値となる。従って、この場合には、加振器14のプランジャ14bが図2の下側に電流通電量に応じた所定量だけ引張られた状態で固定される。つまり、コア14aとプランジャ14bとの相対位置が固定される。
つまり、悪路処理部16は、悪路走行中に、制御信号生成部12による加振力発生制御を停止させ、電磁アクチュエータ15に印加される駆動電圧を一定値にする。
以上より、第2実施形態の能動型防振装置1によれば、悪路走行時には、加振器14のプランジャ14bの位置を固定させている。つまり、コア14aとプランジャ14bとの相対位置が変化しないので、インダクタンスが変化することを防止できる。その結果、コア14aのコイル及び駆動部13の駆動回路に過電流が流れることを防止できる。さらに、悪路走行時であっても、加振器14のプランジャ14bの移動を抑制することができるので、プランジャ14bの過度な移動に伴う例えば加振板24などの破損を防止できる。このように、第2実施形態の能動型防振装置1によれば、コイル及び駆動回路へ流れる過電流や加振板24などの破損による加振器14及び駆動部13の故障を防止できる。
3.その他
上記実施形態における能動型防振装置1は、マップ制御モードと適応制御モードとを切り替えるようにしたが、これに限られるものではない。例えば、マップ制御モードのみを適用してもよいし、適応制御モードのみを適用してもよい。
能動型防振装置1の構成を示すブロック図である。 エンジンマウント20の断面図を示す。 悪路処理部16の構成を示すブロック図である。 悪路処理部16の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1:能動型防振装置、 11:周波数算出部、 12:制御信号生成部(制御部)、 13:駆動部(制御部)、 14:加振器(電磁アクチュエータ)、 14a:コア、 14b:プランジャ、 15:加速度センサ(振動検出センサ)、 16:悪路処理部、 20:エンジンマウント、 21:第1取付金具、 22:第2取付金具、 23:本体ゴム弾性体、 24:加振板、 25:ダイヤフラム、 31:悪路進入判定部、 32:通常路復帰判定部、 33:悪路フラグ記憶部、 34:制御停止許可処理部

Claims (9)

  1. 電流通電量に応じた加振力を発生する電磁アクチュエータと、
    車載の振動発生源から出力される周期性のパルス信号に基づき車両特定部位の振動を能動的に抑制させるように前記電流通電量を可変にして、前記電磁アクチュエータに加振力を発生させる加振力発生制御を行う制御部と、
    悪路走行時に前記制御部による前記加振力発生制御を停止させる悪路処理部と、
    を備えることを特徴とする能動型防振装置。
  2. 前記悪路処理部は、悪路に進入した時に前記制御部による前記加振力発生制御を停止させ、悪路から通常路へ復帰した時に前記制御部による前記加振力発生制御を復帰させる請求項1記載の能動型防振装置。
  3. 前記悪路処理部は、
    第1条件に基づき悪路に進入したか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1条件と異なる第2条件に基づき悪路から通常路へ復帰したか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段により悪路に進入したと判定された場合に前記制御部による前記加振力発生制御を停止し、前記第2判定手段により悪路から通常路へ復帰したと判定された場合に前記制御部による前記加振力発生制御を復帰させる制御停止処理手段と、
    を有する請求項2記載の能動型防振装置。
  4. 前記悪路処理部は、悪路走行時に前記制御部により前記電磁アクチュエータに印加される駆動電圧を零にする請求項1記載の能動型防振装置。
  5. 前記悪路処理部は、悪路走行時に前記制御部により前記電磁アクチュエータに印加される駆動電圧を所定値にする請求項1記載の能動型防振装置。
  6. さらに、車両振動を検出する振動検出センサを備え、
    前記悪路処理部は、前記車両振動に基づき悪路走行時であるか否かを判定する請求項1記載の能動型防振装置。
  7. さらに、車両振動を検出する振動検出センサを備え、
    前記第1判定手段は、前記車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を所定回数何れも超えた場合に悪路に進入したと判定する請求項3記載の能動型防振装置。
  8. さらに、車両振動を検出する振動検出センサを備え、
    前記第2判定手段は、前記車両振動が連続する所定時間内に所定閾値を何れも超えない場合に悪路から通常路へ復帰したと判定する請求項3記載の能動型防振装置。
  9. 前記振動検出センサは、車両振動を検出する加速度センサである請求項6〜8の何れか一項に記載の能動型防振装置。
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