JP2006343019A - 冷凍空調システム - Google Patents

冷凍空調システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006343019A
JP2006343019A JP2005168369A JP2005168369A JP2006343019A JP 2006343019 A JP2006343019 A JP 2006343019A JP 2005168369 A JP2005168369 A JP 2005168369A JP 2005168369 A JP2005168369 A JP 2005168369A JP 2006343019 A JP2006343019 A JP 2006343019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
showcase
cold air
temperature
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005168369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4654073B2 (ja
Inventor
Junichiro Kasuya
潤一郎 粕谷
Noriyuki Kobayashi
憲幸 小林
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP2005168369A priority Critical patent/JP4654073B2/ja
Publication of JP2006343019A publication Critical patent/JP2006343019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654073B2 publication Critical patent/JP4654073B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】防露ヒータを用いることなくショーケースの結露の発生を防止することができるとともに、省エネルギー化を図ることのできる冷凍空調システムを提供する。
【解決手段】ショーケース30の開口部から漏洩してショーケース30の前面側に停滞する冷気を冷気吸入口31hから吸入し、吸入した冷気をデシカントロータ10cによって除湿した後に冷気吐出口31jからエアカーテンの前面側を覆うように吐出するようにしたので、絶対湿度の低い冷気によってショーケース30のエアカーテンの前面側を覆うことができ、冷気吐出口31j近傍の結露を防止することができる。また、ショーケース30の空気吸入口32dから商品冷却通風路32に絶対湿度の高い空気の流入を防止することができ、冷却器32cの着霜量を低減することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、前面に開口部を有する冷蔵または冷凍のショーケースの開口部から漏洩する冷気を利用することにより、空気調和装置やショーケースの運転による消費エネルギーを低減することのできる冷凍空調システムに関するものである。
従来、室内の空調を行なう空調システムとしては、室内の空気を外部に排出するとともに、外部の空気を室内に供給する換気手段と、換気手段によって外部に排出する室内の空気と室内に供給する屋外の空気とを顕熱交換する顕熱交換器と、室内の空気及び外部の空気を冷却または加熱して室内に供給する空気調和機とを備えたものが知られている。
また、従来のショーケースとしては、前面に開口部を有するショーケース本体と、ショーケース本体に設けられた冷却器とを備え、開口部に冷却器によって冷却した空気を流通してエアカーテンを形成することによりショーケース本体内を冷却するようにしたものが知られている。しかしながら、前記ショーケースでは、ショーケース本体の開口部から室内のエンタルピの高い空気が侵入するため、冷却効率が低下して消費電力量が増加するおそれがある。また、ショーケース本体の開口部から冷気が漏洩し、漏洩した冷気がショーケース本体の前面側に位置する通路に停滞することによりコールドアイルが生じるため、利用者にとって不快な環境となるおそれがある。そこで、ショーケース本体の下部から停滞した冷気を吸入し、吸入した冷気をエアカーテンの前面側に流通させる冷気循環手段を備え、エンタルピの高い室内の空気とエアカーテンの接触を防止することによりショーケース本体内の冷却効率を向上させるとともに、コールドアイルを解消するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−241641号公報
しかしながら、ショーケース本体の開口部から漏洩した冷気は室内の空気と比較してエンタルピは低いが絶対湿度は変化せず、冷気循環手段の空気吐出口に結露が発生するため、結露を防止するために空気吐出口付近に防露ヒータを用いなければならず、消費電力量の低減を図ることができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防露ヒータを用いることなくショーケースの結露の発生を防止することができるとともに、省エネルギー化を図ることのできる冷凍空調システムを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、前面に開口部が設けられ、冷却器によって冷却した空気を流通させることにより開口部にエアカーテンを形成するショーケースと、ショーケースの開口部から漏洩してショーケースの前面側に停滞する冷気を吸入する冷気吸入手段と、冷気吸入手段によって吸入した冷気を除湿する除湿手段と、除湿された冷気をショーケースに形成されるエアカーテンの前面側を覆うように吐出する冷気吐出手段とを備えている。
これにより、ショーケースの開口部から漏洩してショーケースの前面側に停滞する冷気が除湿されることから、絶対湿度の低い冷気によってショーケースのエアカーテンの前面側を覆うことが可能となる。
本発明によれば、絶対湿度の低い冷気によってショーケースのエアカーテンの前面側を覆うことができるので、冷気が吐出される冷気吐出口近傍の結露を防止することができる。また、ショーケースの開口部にエアカーテンを形成する通風路への絶対湿度の高い空気の流入を防止することができ、冷却器の着霜量を低減することができる。更に、冷気吐出手段によって吐出される冷気は、除湿部材によって除湿されてもエンタルピが増加することはないため、ショーケースの冷却負荷が増加することはない。
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は風回路を示す冷凍空調システムの概略構成図、図2は冷媒回路を示す冷凍空調システムの概略構成図、図3はショーケースの側面断面図、図4は制御系を示すブロック図、図5は冷気循環運転時の空気の流路を示す冷凍空調システムの概略構成図、図6は外気流通運転時の空気の流路を示す冷凍空調システムの概略構成図、図7は冷気循環運転時の空気の状態を示す空気線図、図8は外気流通運転時の空気の状態を示す空気線図、図9は換気ユニットの運転切換の制御に関するフローチャート、図10はショーケース用送風機の送風量の制御に関するフローチャートである。
この冷凍空調システムは、食品や飲料を販売する小売店の店舗Aに適用されるものであり、店舗A内の換気を行なうための換気ユニット10と、店舗A内の冷房及び暖房を行なうための空気調和機20と、店舗A内に設置される複数のショーケース30と、各ショーケース30の冷凍サイクルを構成するための冷媒回路40と、換気ユニット10の運転の切換制御を行なうための制御部50とを備えている。
換気ユニット10は、図1に示すように、店舗A内の還気(RA)を屋外に排出するための第1通風路11と、外気(OA)またはショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気を空気調和機20の空気吸入側に流通させるための第2通風路12と、ショーケース30の前方の冷気を空気調和機20の空気吸入側に流通させるための第3通風路13と、ショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気をショーケース30の前面側上部に流通させるための第4通風路14とを備え、各通風路11,12,13,14にはそれぞれ第1〜第4送風機11a,12a,13a,14aが設けられている。第1通風路11は、流入側が店舗A内の天井に設けられた空気吸入口11bに接続され、流出側が店舗Aの外壁に設けられた図示しない排気ガラリやベントキャップ等に接続されている。第2通風路12は、流入側が外気(OA)を流通させるための第5通風路15とショーケース30の前方の冷気を流通させるための第6通風路16とに並列に接続され、流出側が空気調和機20の空気吸入側に接続されている。第3通風路13は、流入側が第6通風路16に接続され、流出側が空気調和機20の空気吸入側に接続されている。第4通風路14は、流入側が第6通風路16に接続され、流出側がショーケース30の開口部に形成されるエアカーテンの外側を覆うための空気を流通させる第7通風路17に接続されている。また、第5通風路15は、流入側が店舗Aの外壁に設けられた図示しない吸気ガラリ等に接続され、流出側が第2通風路12の吸入側と第4通風路14の流出側に設けられた第4送風機14aの上流側とに分岐してそれぞれ接続されている。第5通風路15には第1ダンパ15aが設けられ、第1ダンパ15aによって第5通風路15の流路を第2通風路12側と第4通風路14側に切換可能となっている。また、第6通風路16には第2ダンパ16aが設けられ、第2ダンパ16aによって第6通風路16の流路を第2通風路12側と第3及び第4通風路13,14側に切換可能となっている。更に、第3通風路13の吐出側には、端部を閉鎖可能な第3ダンパ13bが設けられている。第1ダンパ15a、第2ダンパ16a及び第3ダンパ13bはそれぞれ図示しないモータによって駆動するようになっている。ここで、第1ダンパ15aによって第5通風路15を第2通風路12側に設定するとともに、第2ダンパ16aによって第6通風路16を第3及び第4通風路13,14側に設定し、第3ダンパ13bによって第3通風路13を開放することにより、換気ユニット10には冷気循環運転用の風回路が構成される。また、第1ダンパ15aによって第5通風路15を第4通風路14側に設定するとともに、第2ダンパ16aによって第6通風路16を第2通風路12側設定し、第3ダンパ13bによって第3通風路13を閉鎖することにより、換気ユニット10には外気流通運転用の風回路が構成される。
第1通風路11及び第2通風路12には第1顕熱交換器10aが設けられ、第1通風路11を流通する空気と第2通風路12を流通する空気の顕熱を熱交換するようになっている。第3通風路13及び第4通風路14には第2顕熱交換器10bが設けられ、第3通風路13を流通する空気と第4通風路14を流通する空気の顕熱を熱交換するようになっている。第1顕熱交換器10a及び第2顕熱交換器10bは、アルミニウム等の部材から形成された固定式の直交流型顕熱交換器からなり、潜熱の熱交換を行うことなく顕熱のみの熱交換を行なうようになっている。
第1通風路11の第1顕熱交換器10aの下流側と第4通風路14の第2顕熱交換器10bの上流側には除湿手段としてのデシカントロータ10cが設けられ、第4通風路14を流通する空気中の水分を第1通風路11を流通する空気中に放出させるようになっている。デシカントロータ10cは、シリカゲルやゼオライト等の吸湿剤を含んだエレメントを円板状に形成した部材からなり、図示しないモータによって第1通風路11と第4通風路14との間をエレメントが回転しながら移動するようになっている。また、第1通風路11のデシカントロータ10cと第1顕熱交換器10aとの間には、第1の通風路11を流通する空気を加熱するための加熱手段が設けられている。第1の通風路11を流通する空気は、加熱手段によって加熱された後にデシカントロータ10cを通過することにより、エレメントに吸着した水分を放出させるようになっている。加熱手段は、後述するショーケース30の冷凍サイクルを構成する冷媒回路40に接続され、ショーケース30の冷却運転時に発生する排熱の一部を放出するための再生用凝縮器10dが用いられる。
空気調和機20は、送風機21及び熱交換器22を備え、店舗A内の天井面に設けられた空気吸入口23から店舗A内の空気(RA)を吸入し、吸入した空気(RA)を冷却または加熱して店舗A内の天井面に設けられた空気吐出口24から店舗A内に給気(SA)として吐出するようになっている。また、ここで用いられる熱交換器22は、図示しない圧縮機によって流通するフロン系冷媒や二酸化炭素等の自然冷媒と店舗A内の空気(RA)を熱交換するものでもよいし、図示しないポンプによって流通するターボ冷凍機及びボイラまたは冷温水発生器等によって生成された冷水または温水と店舗A内の空気(RA)を熱交換するものでもよい。
各ショーケース30は、図3に示すように、前面に開口部を有するショーケース本体31と、ショーケース本体31内の底面側、背面側及び上面側に沿って形成された商品冷却通風路32を備えている。
ショーケース本体31は上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱壁31aによって形成されている。ショーケース本体31内には、断熱壁31aの内面と間隔をおいて上面側、背面側及び底面側にそれぞれ上面板31b、背面板31c及び底板31dが設けられ、その内部に商品収納部31eが設けられている。商品収納部31eには、上下方向に複数の商品棚31fが互いに間隔をおいて設けられ、各商品棚31fに商品が陳列されるようになっている。また、ショーケース本体31には底面側及び背面側に沿って冷気流入路31gが設けられ、ショーケース本体31の開口部の下方に設けられた冷気吸入口31hから吸入した空気を冷気流入路31g内に吸入して第6通風路16に流通させるようになっている。更に、ショーケース本体31には上面に沿って冷気流出路31iが設けられ、冷気流出路31iは第7通風路17に接続されている。冷気流出路31iの前端側には冷気吐出口31jが下方に向かって設けられ、冷気吐出口31jから吐出する空気が開口部の前面側を覆うようになっている。
商品冷却通風路32は断熱壁31aの内面と上面板31b、背面板31c及び底板31dとの間に形成され、商品冷却通風路32の背面側及び上面側は仕切板32aによって商品収納部31e側と断熱壁31a側に仕切られている。また、底面側の商品冷却通風路32には空気を流通させるためのショーケース用送風機32bが設けられ、背面側の商品冷却通風路32の商品収納部31e側には空気を冷却するための冷却器32cが設けられている。ここで用いられるショーケース用送風機32bは送風量が変更可能となっている。更に、ショーケース本体31の開口部の下端側に位置する商品冷却通風路32の端部には空気吸入口32dが設けられ、開口部の上端側に位置する商品冷却通風路32の端部には空気吐出口32eが設けられている。
冷媒回路40は、図2に示すように、再生用凝縮器10d、各冷却器32c、圧縮機41、各電磁弁42、膨張弁43及び凝縮器44とを備え、これらは冷媒流通用の配管によって接続されている。即ち、圧縮機41の吐出側には第1の通風路11内に設けられた再生用凝縮器10dの流入側が接続され、再生用凝縮器10dの流出側には凝縮器44の流入側が接続されている。また、凝縮器44の流出側には各冷却器32cの流入側が並列に接続されている。凝縮器44の流出側と各冷却器32cの流入側との間には各電磁弁42及び膨張弁43が接続されている。各冷却器32cの流出側には圧縮機41の吸入側が並列に接続されている。
制御部50は、マイクロコンピュータによって構成され、そのメモリには換気ユニット10の運転制御に関するプログラムの他に温度及び相対湿度のデータからエンタルピを算出するプログラムが記憶されている。また、制御部50には、図4に示すように、第1〜第3ダンパ15a,16a,13b、第1〜第4送風機11a,12a,13a,14a、ショーケース用送風機32b、冷気流出路31iを流通する空気の温度及び湿度を検出するための第1温湿度検出器51、外気(OA)の温度及び湿度を検出するための第2温湿度検出器52、ショーケース本体31の商品収納部31eの上部の温度を検出するための第1温度検出器53、ショーケース本体31の商品収納部31eの下部の温度を検出するための第2温度検出器54、冷気循環運転時の第1の温湿度検出器51の検出した温度T1及び相対湿度H1から算出されたエンタルピのデータを記憶するための記憶部55が接続されている。第1及び第2温湿度検出器51,52は、温度検出部が白金側温抵抗体やサーミスタ等からなり、湿度検出部がセラミックや高分子ポリマー等からなる周知の温湿度センサである。また、第1及び第2の温度検出器53,54は、白金側温抵抗体やサーミスタからなる周知の温度センサである。
以上のように構成された冷凍空調システムにおいて、ショーケース30は冷媒回路40の圧縮機41を運転することにより冷却運転が行なわれる。圧縮機41から吐出された冷媒は、再生用凝縮器10d及び凝縮器44を流通した後に各電磁弁42及び各膨張弁43を介して冷却器32cを流通し、圧縮機41に吸入される。
各ショーケース30では、商品収納部31eの空気がショーケース用送風機32bによって空気吸入口32dから商品冷却通風路32に吸入される。商品冷却通風路32に流入した空気の一部は商品収納部31e側を流通して冷却器32cによって冷却され、その他の空気は冷却器32cによって冷却されることなく断熱壁31a側を流通する。空気吐出口32eから吐出される空気は商品収納部31eの内側と外側とで温度の異なるエアカーテンを形成し、商品収納部31eを冷却する。このとき、ショーケース本体31の開口部にはエアカーテンが形成されているが、商品収納部31eの冷気が漏洩したり、開口部の周りの空気が冷却されて、ショーケース本体31の前方に位置する通路の下部に店舗A内の空気よりも温度が低い冷気が停滞する。
空気調和機20は、送風機21によって空気吸入口23から吸入した店舗A内の空気を熱交換器22によって冷却または加熱して空気吐出口24から吐出し、店舗A内を冷房または暖房する。
また、夏季等の外気の温湿度が高い場合、空気調和機20は冷房運転を行なうとともに、換気ユニット10は冷気循環運転を行なう。即ち、第1ダンパ15aによって第5通風路15の流路を第2通風路12側に設定するとともに、第2ダンパ16aによって第6通風路16の流路を第3及び第4通風路13,14側に設定し、第1〜第4送風機11a,12a,13a,14a及びデシカントロータ10cを運転する。また、第3ダンパ13bは第3通風路を開放する。
このときの換気ユニット10の運転を、図5の冷気循環運転時の空気の流路を示す概略構成図と図7の空気線図を用いて説明する。第1通風路11において、第1送風機11aによって空気吸入口11bから流入する状態Aの店舗A内の還気(RA)は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、第2通風路12を流通する外気(OA)と熱交換して状態Bまで加熱される。また、状態Bの空気は、再生用凝縮器10dを通過することにより、再生用凝縮器10dを流通する冷媒と熱交換して状態Cまで加熱される。更に、状態Cの空気は、デシカントロータ10cを通過することにより、デシカントロータ10cが吸着した水分を放出させて状態Dまで加湿されるとともに、水分の蒸発熱によって冷却される。この状態Dの空気が排気(EA)として屋外に排出される。また、第2通風路12において、第2送風機12aによって第5通風路15を介して流入する状態Eの外気(OA)は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、第1通風路11を流通する店舗A内の還気(RA)と熱交換して状態Fまで冷却される。この状態Fの空気が空気調和機20の空気吸入側に流通して店舗A内に供給される。また、第3通風路13において、第3送風機13aによって冷気吸入口31hから冷気流入路31g及び第6通風路16を介して流入する状態Gの冷気は、第2顕熱交換器10bを通過することにより、第4通風路14を流通する冷気と熱交換して状態Hまで加熱される。この状態Hの空気が空気調和機20の空気吸入側に流通して店舗A内に供給される。また、第4通風路14において、第4送風機14aによって冷気吸入口31hから冷気流入路31g及び第6通風路16を介して流入する状態Gの冷気は、デシカントロータ10cを通過することにより、状態Iまで除湿されるとともに、水分の凝縮熱によって加熱される。状態Iの空気は、第2顕熱交換器10bを通過することにより、第3通風路13を流通する冷気と熱交換して状態Jまで冷却される。この状態Jの空気が第7通風路17及び冷気流出路31iを介して冷気吐出口31jから吐出される。
このような換気ユニット10の運転により、外気(OA)は、還気(RA)との顕熱交換により、エンタルピを減少させて空気調和機20の空気吸入側に供給される。還気(RA)は、ショーケース30の運転によって生じる排熱によって加熱されることにより、デシカントロータ10cの再生用空気として利用された後に排気(EA)として屋外に排出される。また、ショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気の一部は、デシカントロータ10cによって除湿された後にその他の冷気と熱交換することにより、エンタルピを減少させてショーケース30のエアカーテンの外側を流通する。また、その他の冷気は、一部の冷気との熱交換により、エンタルピを増加させて空気調和機20の空気吸入側に供給される。このとき、空気調和機20の空気吸入側に供給されるその他の冷気は、一部の冷気との熱交換によりエンタルピは増加するが、店舗A内の空気よりもエンタルピは小さいため、空調負荷が増加することはない。
また、冬季等の外気の温湿度が低く、外気(OA)のエンタルピが冷気循環運転における状態Jの空気のエンタルピより少ない場合、空気調和機20は暖房運転を行なうとともに、換気ユニット10は外気流通運転を行なう。即ち、第1ダンパ15aによって第5通風路15の流路を第4通風路14側に設定するとともに、第2ダンパ16aによって第6通風路16の流路を第2通風路12側に設定し、第1送風機11a、第2送風機12a及び第4送風機14aを運転して第3送風機13a及びデシカントロータ10cを停止する。また、第3ダンパ13bは第3通風路13を閉鎖する。
このときの換気ユニット10の運転を図6の外気流通運転の空気の流路を示す概略構成図と図8の空気線図を用いて説明する。第1通風路11において、第1送風機11aによって空気吸入口11bから流入する状態A′の店舗A内の還気(RA)は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、第2通風路12を流通する冷気と熱交換して状態B′まで冷却される。また、状態B′の空気は、再生用凝縮器10dを通過することにより、再生用凝縮器10dを流通する冷媒と熱交換して状態C′まで加熱される。この状態C′の空気が排気(EA)として屋外に排出される。また、第2通風路12において、第2送風機12aによって冷気吸入口31hから冷気流入路31g及び第6通風路16を介して流入する状態D′の冷気は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、第1通風路11を流通する店舗A内の還気(RA)と熱交換して状態E′まで加熱される。この状態E′の空気が空気調和機20の空気吸入側に流通して店舗A内に供給される。また、第4通風路14において、第4送風機14aによって第5通風路15を介して流入する状態F′の外気(OA)は、第7通風路17及び低湿度通風路31iを介して冷気吐出口31jからエアカーテンの外側を下方に向かって流通する。
このような換気ユニット10の運転により、外気(OA)は、熱交換及び除湿されることなく、ショーケース30のエアカーテンの外側を流通する。また、還気(RA)は、第1顕熱交換器10aによってショーケース30の前方の冷気と熱交換を行なった後に排気(EA)として屋外に排出される。また、ショーケース30の前方の冷気は、第1顕熱交換器10aによって還気(OA)と熱交換することにより、エンタルピを増加させて空気調和機20の空気吸入側に供給される。
次に、冷気循環運転と外気流通運転の運転切換制御に関する制御部50の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。まず、換気ユニット10を冷気循環運転し(ステップS1)、その時の第1温湿度検出器51の検出温度T1及び検出湿度H2からエンタルピE1を算出し(ステップS2)、所定時間ごとに記憶部に記憶する。次に、第2温湿度検出器52の検出温度T2及び検出湿度H2から外気(OA)のエンタルピE2を算出する(ステップS3)。記憶したエンタルピE1が外気のエンタルピE2以下の場合には(ステップS4)、冷気循環運転を行なう(ステップS1)。また、記憶したエンタルピE1が外気(OA)のエンタルピE2よりも大きい場合には(ステップS4)、外気流通運転を行なう(ステップS5)。
また、ショーケース用送風機32bの送風量の制御に関する制御部50の動作を図10のフローチャートを用いて説明する。まず、第1温度検出器53の検出温度T3と第2温度検出器54の検出温度T4との温度差ΔTを算出する(ステップS11)。温度差ΔTが所定の設定温度差ΔT1よりも小さい場合には(ステップS12)、ショーケース用送風機32bの送風量を減少させる(ステップS13)。また、温度差ΔTが所定の設定温度差ΔT1以上で(ステップS12)、温度差ΔTが所定の設定温度差ΔT2(ΔT1<ΔT2)よりも大きい場合には(ステップS14)、ショーケース用送風機32bの送風量を増加させる(ステップS15)。
このように、本実施形態の冷凍空調システムによれば、ショーケース30の開口部から漏洩してショーケース30の前面側に停滞する冷気を冷気吸入口31hから吸入し、吸入した冷気をデシカントロータ10cによって除湿した後に冷気吐出口31jからエアカーテンの前面側を覆うように吐出するようにしたので、絶対湿度の低い冷気によってショーケース30のエアカーテンの前面側を覆うことができ、冷気吐出口31j近傍の結露を防止することができる。また、ショーケース30の空気吸入口32dから商品冷却通風路32に絶対湿度の高い空気の流入を防止することができ、冷却器32cの着霜量を低減することができる。更に、冷気吐出口31jから吐出する冷気は、デシカントロータ10cによって除湿されてもエンタルピが変化することはないため、ショーケース30の冷却負荷が増加することはない。
また、デシカントロータ10cによって除湿することにより温度が上昇した冷気を冷気吸入口31hから吸入した冷気と顕熱交換する第2顕熱交換器10bを備えたので、デシカントロータ10cによって除湿された冷気の温度を低下させることにより冷気のエンタルピを低下させることができ、ショーケース30の冷却負荷の低減を更に図ることができる。
また、第2顕熱交換器10bによって顕熱交換されることにより温度が上昇した冷気を空気調和機20を介して店舗A内に流通するようにしたので、店舗A内の空気よりもエンタルピの低い空気を空気調和機20を介して店舗A内に流通させることができ、店舗A内の冷房負荷の低減を図ることができる。
また、店舗A内の換気を行なう際に、第1顕熱交換器10aによって屋外に排出される店舗A内の空気と店舗A内に供給される外気とを顕熱交換し、第1顕熱交換器10aによって加熱された店舗A内の空気を、デシカントロータ10cが吸着した水分を放出させる再生用空気として加熱するようにしたので、再生用空気を所定の温度まで加熱するために必要な熱量を小さくすることができ、省エネルギー化を図ることができる。また、外気よりもエンタルピの低い空気を店舗A内に流通させることができ、冷房負荷の低減を図ることができる。
また、冷媒回路40に接続された再生用凝縮器10dから放出される排熱によってデシカントロータ10cが吸着した水分を放出させるための再生用空気を加熱するようにしたので、別途ヒータを必要とすることなく、従来屋外に排出されていた排熱によって再生用空気を加熱することができ、省エネルギー化を更に図ることができる。
また、外気をエアカーテンの前面側を覆うように冷気吐出口31jから吐出するようにしたので、例えば冬季等の外気の温湿度が低い場合には、エンタルピの低い外気を冷気吐出口31jから吐出することができ、ショーケース30の冷却負荷の低減を更に図ることができる。
また、冷気吸入口31hから吸入される冷気を、第1顕熱交換器10aによって店舗A内の空気と顕熱交換した後に空気調和機20を介して店舗A内に流通させるようにしたので、外気よりもエンタルピの高い冷気を更にエンタルピを高くして店舗A内に流通させることができ、暖房負荷の低減を図ることができる。また、店舗A内の空気を、第1顕熱交換器10aによって冷気と顕熱交換した後に屋外に排出するようにしたので、冷気吐出口31jから吐出される外気と屋外に排出される店舗A内の空気とにより換気を行なうことができる。
また、記憶部50に記憶された冷気循環運転時の冷気吐出口31jから吐出される冷気のエンタルピE1と屋外の空気のエンタルピE2を比較し、冷気のエンタルピE1が屋外の空気のエンタルピE2よりも小さいときには冷気循環運転を行ない、冷気のエンタルピE1が屋外のエンタルピE2よりも大きいときには外気流通運転を行なうようにしたので、外気の温度及び湿度の状態に応じて換気ユニット10の運転を切換えることができ、常にショーケース30の冷却負荷を低減する運転を行なうことができる。
また、商品収納部31e上部の温度T3と商品収納部31e下部T4の温度との検出温度差ΔTが所定の第1の設定温度差ΔT1よりも小さくなると、ショーケース用送風機32bの送風量を減少させ、検出温度差ΔTが所定の第2の設定温度差ΔT2よりも大きくなると、ショーケース用送風機32bの送風量を増加させるようにしたので、商品収納部31e内の温度差ΔTを所定の温度差の範囲に保持することができ、商品収納部31e内が必要以上に冷却されることによる消費エネルギーの増加を防止することができる。
図11乃至図13は本発明の第2の実施形態を示すもので、図11は冷媒回路及びドレン水回路を示す冷凍空調システムの概略構成図、図12はバイパス回路を示す第1顕熱交換器の斜視図、図13は冷気循環運転時の空気の状態を示す空気線図、図14はバイパス回路に外気を流通させたときの空気の状態を示す空気線図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態の冷凍空調システムは、図11に示すように、第1通風路11の第1顕熱交換器10aの上流側を流通する空気を加湿するための加湿器60を備え、各ショーケース本体31内に設けられた冷却器32cにおいて生じる結露や除霜運転によって生じるドレン水をポンプ61によって圧送し、ポンプ61によって圧送されたドレン水をスプレーノズル62から第1通風路11内に水を噴霧するようになっている。また、第1顕熱交換器10aの第2通風路12側には、図12に示すように、バイパス通風路18が設けられ、バイパス通風路18が第4ダンパ18aによって開閉可能となっている。
以上のように構成された冷凍空調システムにおいて、冷気循環運転時の換気ユニット10の運転を図13の空気線図を用いて説明する。第1通風路11において、第1送風機11aによって空気吸入口11bから流入する状態aの店舗A内の還気(RA)は、加湿器60のスプレーノズル62から噴霧されるドレン水によって状態bまで加湿されるとともに、水分の蒸発熱によって冷却される。また、状態bの空気は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、第2通風路12を流通する外気(OA)と熱交換して状態cまで加熱される。更に、状態cの空気は、再生用凝縮器10dを通過することにより、再生用凝縮器10dを流通する冷媒と熱交換して状態dまで加熱される。また、状態dの空気は、デシカントロータ10cを通過することにより、デシカントロータ10cが吸着した水分を放出させて状態eまで加湿されるとともに、水分の蒸発熱によって冷却される。この状態eの空気が排気(EA)として屋外に排出される。また、第2通風路12において、第2送風機12aによって第5通風路15を介して流入する状態fの外気(OA)は、第1顕熱交換器10aを通過することにより、加湿器60によって加湿された第1通風路11を流通する店舗A内の還気(RA)と熱交換して状態gまで冷却される。この状態gの空気が空気調和機20の空気吸入側に流通して店舗A内に供給される。また、第3通風路13において、第3送風機13aによって冷気吸入口31hから冷気流入路31g及び第6通風路16を介して流入する状態hの冷気は、第2顕熱交換器10bを通過することにより、第4通風路14を流通する冷気と熱交換して状態iまで加熱される。この状態iの空気が空気調和機20の空気吸入側に流通して店舗A内に供給される。また、第4通風路14において、第4送風機14aによって冷気吸入口31hから冷気流入路31g及び第6通風路16を介して流入する状態hの冷気は、デシカントロータ10cを通過することにより、状態jまで除湿されるとともに、水分の凝縮熱によって加熱される。状態jの空気は、第2顕熱交換器10bを通過することにより、第3通風路13を流通する冷気と熱交換して状態kまで冷却される。この状態kの空気が第7通風路17及び冷気流出路31iを介して冷気吐出口31jから吐出される。
このような換気ユニット10の運転により、外気(OA)は、加湿器60によって加湿されることにより蒸発熱で冷却された還気(RA)との顕熱交換により、エンタルピを減少させて空気調和機20の空気吸入側に供給される。還気(RA)は、ショーケース30の運転によって生じる排熱によって加熱されることにより、デシカントロータ10cの再生用空気として利用された後に排気(EA)として屋外に排出される。また、ショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気の一部は、デシカントロータ10cによって除湿された後にその他の冷気と熱交換することにより、エンタルピを減少させてショーケース30のエアカーテンの外側を流通する。また、その他の冷気は、一部の冷気との熱交換により、エンタルピを増加させて空気調和機20の空気吸入側に供給される。このとき、空気調和機20の空気吸入側に供給されるその他の冷気は、一部の冷気との熱交換によりエンタルピは増加するが、店舗A内の空気よりもエンタルピは小さいため、空調負荷が増加することはない。
また、冬季等の外気温度の温湿度が低く、外気(OA)のエンタルピが冷気循環運転の状態kの空気のエンタルピよりも小さい場合、換気ユニット10は前記第1の実施形態と同様に外気流通運転を行なう。
また、空気調和機20が冷房運転を行うとともに、換気ユニット10が冷気循環運転を行なっているときに、外気(OA)のエンタルピが店舗A内の還気(RA)のエンタルピよりも小くなる場合には、第4ダンパ18aによってバイパス通風路18を開放する。これにより、図14の空気線図に示すように、第2通風路12を流通する状態lの外気(OA)は、第1顕熱交換器10aを流通することなく圧力損失の小さいバイパス通風路18を流通し、還気(RA)によって加熱されることなく店舗A内に供給される。
このように、本実施形態の冷凍空調システムによれば、第1の通風路11の第1顕熱交換器10aの上流側を流通する空気を加湿するための加湿器60を備えたので、加湿器60によって加湿された第1通風路11を流通する還気を、水分の蒸発熱によって冷却することができ、冷却された還気を第1顕熱交換器10aによって外気と顕熱交換させることにより、外気のエンタルピを更に減少させて空気調和機20を介して店舗A内に流通させることができる。これにより、店舗A内の空調負荷の低減を更に図ることができる。
また、第1顕熱交換器10aに第4ダンパ18aによって開閉可能なバイパス通風路18を設けたので、外気のエンタルピが店舗A内の還気のエンタルピよりも小さくなる場合に、第1顕熱交換器10aによって熱交換を行なうことなく外気を店舗A内に流通させることができ、第1顕熱交換器10aによる外気のエンタルピの上昇を防止することができる。
尚、前記第1及び第2の実施形態では、デシカントロータ10cに吸着した水分を放出させる空気を加熱するための加熱手段として、ショーケース30の冷凍サイクルを構成する冷媒回路40に接続され、ショーケース30の冷却運転時に発生する排熱を放出するための再生用凝縮器10dを用いたものを示したが、図15に示すように、各ショーケース30に設けられた冷却器32c及び圧縮機71aからなる低温側冷媒回路71と、圧縮機72a、凝縮器72b及び再生用凝縮器10dからなる高温側冷媒回路72と、低温側冷媒回路71の高圧側冷媒と高温側冷媒回路72の低圧側冷媒を熱交換する熱交換器73を備えた二元冷凍サイクル70の再生用凝縮器10dを加熱手段として用いても、同様にデシカントロータ10cに吸着した水分を放出させる空気を加熱することが可能となる。また、図16に示すように、各ショーケース30に設けられた冷却器32c、圧縮機81a及び凝縮器81bからなる冷媒回路81と、圧縮機82a及び再生用凝縮器10dからなり、冷媒回路81の凝縮器81bから流出する冷媒を過冷却するための過冷却用冷媒回路82と、冷媒回路81の凝縮器81bから吐出する冷媒と過冷却冷媒回路82の低圧側冷媒を熱交換可能な熱交換器83を備えた冷凍サイクルの再生用凝縮器10dを加熱手段として用いても同様に、デシカントロータ10cに吸着した水分を放出させる空気を加熱することが可能となる。この場合、冬季等のショーケース30の冷却負荷が小さく、外気流通運転を行なっているときには、過冷却用冷媒回路82によって冷媒回路81を流通する冷媒を過冷却する必要はなく、デシカントロータ10cも停止しているため、圧縮機82aを停止することができる。これにより、消費エネルギーの低減を図ることができる。
また、前記第1及び第2の実施形態では、ショーケース本体31に冷気流入路31g及び冷気流出路31iが予め組み込まれているものを示したが、図17に示すように、冷気流入路31g及び冷気流出路31iを有していない従来のショーケース本体31の上面及び背面にダクト部材を取付けることにより、冷気流入路33a及び冷気流出路33bを形成するようにしてもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、ショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気の一部を、デシカントロータ10cによって除湿した後にその他の冷気と熱交換させてショーケース30のエアカーテンの外側を流通させるとともに、冷気循環運転及び外気流通運転を切換可能にしたものを示したが、図18に示すように、ショーケース30の前方に位置する通路下部の冷気を、デシカントロータ10cによって除湿した後にショーケース30のエアカーテンの外側に全て流通させる冷気循環運転専用の換気ユニット90を用いても、冷気吐出口31jから吐出する冷気の絶対湿度を低下させることができ、冷気吐出口31j近傍の結露を防止することができる。また、ショーケース30の空気吸入口32dから商品冷却通風路32に流入する空気の絶対湿度を低下させることができ、冷却器32cの着霜量を低減することができる。更に、冷気吐出口31jから吐出する冷気は、デシカントロータ10cによって除湿されてもエンタルピが変化することはないため、ショーケース30の冷却負荷が増加することはない。
また、前記第1及び第2の実施形態では、第1通風路11のデシカントロータ10cと第1顕熱交換器10aとの間に設けられ、第1通風路11を流通する空気を加熱するための再生用凝縮器10dを冷媒回路40に接続したものを示したが、図19に示すように、第2通風路12の第1顕熱交換器10aの下流側に設けられ、第2通風路12を流通する空気を加熱するための冷気加熱用凝縮器10eを再生用凝縮器10dと並列に冷媒回路40に接続し、開閉弁45,46によって圧縮機41から吐出される冷媒の流路を再生用凝縮器10d側または冷気加熱用凝縮器10e側に切換可能に設けるようにしてもよい。この場合、夏季等の換気ユニット10の冷気循環運転時には、開閉弁45を開放して開閉弁46を閉鎖することにより、冷媒回路40の流路を再生用凝縮器10d側に設定し、冬季等の換気ユニット10の外気流通運転時には、開閉弁45を閉鎖して開閉弁46を開放することにより、冷媒回路40の流路を冷気加熱用凝縮器10e側に設定する。これにより、冬季などの換気ユニット10の外気流通運転時において、第2の通風路12を流通するショーケース30の前方の冷気は、冷気加熱用凝縮器10eによって加熱されて空気調和機20の空気吸入側に吸入されることから、従来外部に排出される排熱を店舗A内の暖房に用いることが可能となる。
また、前記第1及び第2の実施形態では、ショーケース30の背面側の商品冷却通風路32を仕切板32aによって商品収納部31e側と断熱壁31a側に仕切るとともに、背面側の商品冷却通風路32の商品収納部31e側に冷却器32cを設け、商品収納部31eの内側と外側の温度が異なるエアカーテンを形成したものを示したが、背面側の商品冷却通風路32を仕切板32aによって仕切ることなく冷却器32cを設け、エアカーテンを形成したものでもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、店舗A内に供給する冷気及び外気を空気調和機20の空気吸入側に流入させるようにしたものを示したが、店舗A内の天井または壁面に設けられた空気吐出口から店舗A内に直接冷気及び外気を吐出するようにしても同様に冷房負荷及び暖房負荷の低減を図ることが可能となる。
また、前記第1及び第2の実施形態では、デシカントロータ10cを除湿部材としたものを示したが、エレメントの水分吸着側と再生側をダンパによって切換えるバッチ式でもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、第1及び第2顕熱交換器を固定式の直交流型顕熱交換器としたものを示したが、回転式の顕熱交換器でもよい。
また、前記第2の実施形態では、第1通風路11の第1顕熱交換器10aの上流側を流通する空気を加湿するための加湿器60として、各ショーケース本体31内に設けられた冷却器32cにおいて生じる結露や除霜運転によって生じるドレン水をポンプ61によって圧送し、ポンプ61によって圧送されたドレン水をスプレーノズル62から第1の通風路11内に噴霧するようにしたものを示したが、第1の通風路11内に加湿材を設けて加湿材に水を滴下するようにしてもよいし、第1顕熱交換器10aに直接水を接触させるようにしてもよい。これにより、前記第2の実施形態と同様に、第1通風路11の第1顕熱交換器10aの上流側を流通する空気を加湿することができる。また、加湿に用いる水は一般の給水でもよい。
本発明の第1の実施形態を示す風回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 冷媒回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 ショーケースの側面断面図 制御系を示すブロック図 冷気循環運転時の空気の流路を示す冷凍空調システムの概略構成図 外気流通運転時の空気の流路を示す冷凍空調システムの概略構成図 冷気循環運転時の空気の状態を示す空気線図 外気流通運転時の空気の状態を示す空気線図 換気ユニットの運転切換の制御に関するフローチャート ショーケース用送風機の送風量の制御に関するフローチャート 本発明の第2の実施形態を示す冷媒回路及びドレン水回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 バイパス回路を示す第1顕熱交換器の斜視図 冷気循環運転時の空気の状態を示す空気線図 バイパス回路に外気を流通させたときの空気の状態を示す空気線図 その他の冷媒回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 その他の冷媒回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 その他の例を示すショーケースの側面断面図 その他の風回路を示す冷凍空調システムの概略構成図 その他の冷媒回路を示す冷凍空調システムの概略構成図
符号の説明
10…換気ユニット、10a…第1顕熱交換器、10b…第2顕熱交換器、10c…デシカントロータ、10d…再生用凝縮器、10e…冷気加熱用凝縮器、11…第1通風路、11a…第1送風機、12…第2通風路、12a…第2送風機、13…第3通風路、13a…第3送風機、14…第4通風路、14a…第4送風機、15…第5通風路、15a…第1ダンパ、16…第6通風路、16a…第2ダンパ、17…第7通風路、18…バイパス通風路、18a…第4ダンパ、20…空気調和機、30…ショーケース、31…ショーケース本体、31g…冷気流入路、31h…冷気吸入口、31i…冷気流出路、31j…冷気吐出口、32…商品冷却通風路、32b…ショーケース用送風機、32c…冷却器、32d…空気吸入口、32e…空気吐出口、40…冷媒回路、41…圧縮機、50…制御部、51…第1温湿度検出器、52…第2温湿度検出器、53…第1温度検出器、54…第2温度検出器、55…記憶部、60…加湿器、61…ポンプ、62…スプレーノズル、70…二元冷凍サイクル、71…低温側冷媒回路、71a…圧縮機、72…高温側冷媒回路、72a…圧縮機、72b…凝縮器、73…熱交換器。

Claims (16)

  1. 前面に開口部が設けられ、冷却器によって冷却した空気を流通させることにより開口部にエアカーテンを形成するショーケースと、
    ショーケースの開口部から漏洩してショーケースの前面側に停滞する冷気を吸入する冷気吸入手段と、
    冷気吸入手段によって吸入した冷気を除湿する除湿手段と、
    除湿された冷気をショーケースに形成されるエアカーテンの前面側を覆うように吐出する冷気吐出手段とを備えた
    ことを特徴とする冷凍空調システム。
  2. 前記除湿手段によって除湿することにより温度が上昇した冷気と冷気吸入手段によって吸入された冷気とを顕熱交換するショーケース用顕熱交換手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍空調システム。
  3. ショーケース用顕熱交換手段によって顕熱交換されることにより温度が上昇した冷気をショーケースが設置された室内に流通させる冷気流通手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の冷凍空調システム。
  4. 前記ショーケースが設置された室内の空気を屋外に排出し、屋外の空気を室内に供給する換気手段と、
    換気手段によって屋外に排出される室内の空気と室内に供給される屋外の空気とを顕熱交換する換気用顕熱交換手段と、
    空気中の水分を吸着する前記除湿手段としての除湿部材と、
    換気用顕熱交換手段によって屋外の空気と顕熱交換された室内の空気を、除湿部材に吸着した水分を放出させる再生用空気として加熱する加熱手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍空調システム。
  5. 前記冷却器と、冷媒を流通させる圧縮機と、冷却器において吸収した熱を排出する凝縮器とからなる冷媒回路を備え、
    前記加熱手段として冷媒回路の凝縮器を用いた
    ことを特徴とする請求項4記載の冷凍空調システム。
  6. 前記冷却器と、冷媒を流通させる圧縮機からなる低温側冷媒回路と、
    冷媒を流通させる圧縮機と、冷却器において吸収した熱を排出する凝縮器からなる高温側冷媒回路と、
    低温側冷媒回路を流通する冷媒と高温側冷媒回路を流通する冷媒とを熱交換する熱交換器とを備え、
    前記加熱手段として高温側冷媒回路の凝縮器を用いた
    ことを特徴とする請求項4記載の冷凍空調システム。
  7. 前記換気用顕熱交換手段によって顕熱交換される前の室内の空気を加湿する加湿手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の冷凍空調システム。
  8. 前記加湿手段に使用する水として室内の冷房運転またはショーケースの冷却運転時に生じる結露水を用いた
    ことを特徴とする請求項7記載の冷凍空調システム。
  9. 前記換気用顕熱交換手段としてバイパス通路が形成された顕熱交換器を用いた
    ことを特徴とする請求項4記載の冷凍空調システム。
  10. 屋外の空気をショーケースに形成されるエアカーテンの前面側を覆うように吐出する外気吐出手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍空調システム。
  11. 前記ショーケースの開口部から漏洩し、ショーケースの前面側に停滞する冷気を吸入する冷気吸入手段と、
    冷気吸入手段によって吸入した冷気と室内の空気とを顕熱交換する空調用顕熱交換手段と、
    空調用顕熱交換手段によって室内の空気と熱交換された冷気を室内に流通させる冷気流通手段と、
    空調用顕熱交換手段によって冷気と熱交換された室内の空気を屋外に排出する排気手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項10記載の冷凍空調システム。
  12. 前記冷気流通手段によって室内に流通させる冷気を加熱する冷気加熱手段を備えた
    ことを特徴とする請求項11記載の冷凍空調システム。
  13. 前記冷却器と冷却器において吸収した熱を排出する凝縮器とを有する冷媒回路を備え、
    前記冷気加熱手段として冷媒回路の凝縮器を用いた
    ことを特徴とする請求項12記載の冷凍空調システム。
  14. 前記冷気吐出手段によって吐出される冷気の温度及び湿度を検出する冷気温湿度検出器と、
    屋外の空気の温度及び湿度を検出する外気温湿度検出器と、
    冷気温湿度検出器の検出温度及び検出湿度から冷気のエンタルピを算出するとともに、外気温湿度検出器の検出温度及び検出湿度から屋外の空気のエンタルピを算出するエンタルピ算出手段と、
    算出された冷気のエンタルピを記憶するエンタルピ記憶手段と、
    エンタルピ記憶手段に記憶された冷気のエンタルピが屋外の空気のエンタルピよりも小さいときには、冷気吐出手段によって冷気をエアカーテンの前面側を覆うように吐出し、エンタルピ記憶手段に記憶された冷気のエンタルピが屋外の空気のエンタルピよりも大きいときには、外気吐出手段によって屋外の空気をエアカーテンの前面側を覆うように吐出する吐出空気切換制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項10記載の冷凍空調システム。
  15. 前記エアカーテンを形成する送風量可変の送風機と、
    ショーケース内の上部の温度を検出する上部温度検出器と、
    ショーケース内の下部の温度を検出する下部温度検出器と、
    上部温度検出器の検出温度と下部温度検出器の検出温度との検出温度差が所定の第1の設定温度差よりも小さくなると、送風機の送風量を減少させ、検出温度差が第1の設定温度差よりも大きい第2の設定温度差よりも大きくなると、送風機の送風量を増加させる送風量制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または10記載の冷凍空調システム。
  16. ショーケース本体と別体に形成され、ショーケースの前面に空気を吐出する通風路をショーケースの上面側に取付けた
    ことを特徴とする請求項1または10記載の冷凍空調システム。
JP2005168369A 2005-06-08 2005-06-08 冷凍空調システム Expired - Fee Related JP4654073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005168369A JP4654073B2 (ja) 2005-06-08 2005-06-08 冷凍空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005168369A JP4654073B2 (ja) 2005-06-08 2005-06-08 冷凍空調システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006343019A true JP2006343019A (ja) 2006-12-21
JP4654073B2 JP4654073B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=37640112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005168369A Expired - Fee Related JP4654073B2 (ja) 2005-06-08 2005-06-08 冷凍空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4654073B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075559A1 (ja) 2006-12-20 2008-06-26 Showa Denko K.K. Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、及びiii族窒化物半導体発光素子、並びにランプ
JP2008209034A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Daikin Ind Ltd 空調換気装置
JP2009121762A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Atsuo Nozaki 循環型換気システム
JP2012145247A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Takenaka Komuten Co Ltd 低温再生デシカント空調機
JP5654670B2 (ja) * 2012-01-25 2015-01-14 株式会社ニットー冷熱製作所 冷却装置及び顕熱交換器
JP2020186822A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
WO2023145299A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 トリニティ工業株式会社 塗装設備用空調システム

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50130242A (ja) * 1974-03-30 1975-10-15
JPS51134463A (en) * 1975-05-19 1976-11-20 Fuji Electric Co Ltd An air-circulation type cooling storage shed
JPS5291565U (ja) * 1975-12-29 1977-07-08
JPH0377133U (ja) * 1989-11-27 1991-08-02
JPH0497279U (ja) * 1991-05-29 1992-08-24
JPH06272898A (ja) * 1993-03-16 1994-09-27 Nakano Reiki Kk 店舗の空調装置
JPH08338677A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Nippon Techno Kk ショーケースの冷却方法および冷却装置
JPH0942707A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Sanden Corp 店舗用空調装置
JPH09126619A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース
JPH11173726A (ja) * 1997-12-12 1999-07-02 Daikin Ind Ltd ショーケース用冷凍装置
JP2001263728A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Daikin Ind Ltd 調湿システム
JP2003166731A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Seibu Giken Co Ltd 除湿空調装置
JP2004150733A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Tokyo Electric Power Co Inc:The ショーケース冷却システム
JP2005016917A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷蔵・空調統合装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50130242A (ja) * 1974-03-30 1975-10-15
JPS51134463A (en) * 1975-05-19 1976-11-20 Fuji Electric Co Ltd An air-circulation type cooling storage shed
JPS5291565U (ja) * 1975-12-29 1977-07-08
JPH0377133U (ja) * 1989-11-27 1991-08-02
JPH0497279U (ja) * 1991-05-29 1992-08-24
JPH06272898A (ja) * 1993-03-16 1994-09-27 Nakano Reiki Kk 店舗の空調装置
JPH08338677A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Nippon Techno Kk ショーケースの冷却方法および冷却装置
JPH0942707A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Sanden Corp 店舗用空調装置
JPH09126619A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース
JPH11173726A (ja) * 1997-12-12 1999-07-02 Daikin Ind Ltd ショーケース用冷凍装置
JP2001263728A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Daikin Ind Ltd 調湿システム
JP2003166731A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Seibu Giken Co Ltd 除湿空調装置
JP2004150733A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Tokyo Electric Power Co Inc:The ショーケース冷却システム
JP2005016917A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷蔵・空調統合装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075559A1 (ja) 2006-12-20 2008-06-26 Showa Denko K.K. Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、及びiii族窒化物半導体発光素子、並びにランプ
JP2008209034A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Daikin Ind Ltd 空調換気装置
US9303891B2 (en) 2007-02-23 2016-04-05 Daikin Industries, Ltd. Air conditioning ventilator
JP2009121762A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Atsuo Nozaki 循環型換気システム
JP2012145247A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Takenaka Komuten Co Ltd 低温再生デシカント空調機
JP5654670B2 (ja) * 2012-01-25 2015-01-14 株式会社ニットー冷熱製作所 冷却装置及び顕熱交換器
JP2020186822A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
JP7457229B2 (ja) 2019-05-10 2024-03-28 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
WO2023145299A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 トリニティ工業株式会社 塗装設備用空調システム
JP2023111762A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 トリニティ工業株式会社 塗装設備用空調システム
JP7379552B2 (ja) 2022-01-31 2023-11-14 トリニティ工業株式会社 塗装設備用空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4654073B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106196826B (zh) 风冷冰箱及其除湿方法
JP4654073B2 (ja) 冷凍空調システム
JP2018136063A (ja) 冷蔵庫及びその運転方法
JP6096148B2 (ja) デシカント空調機
JP6699254B2 (ja) 冷却装置
CN213395606U (zh) 一种空调器
KR101060475B1 (ko) 자연제상을 이용한 농수산물용 냉난방시스템
JP5049500B2 (ja) 除湿空調システム及び除湿空調機
JP2000146330A (ja) 空気調和機、プレートフィンチューブ型熱交換器、乾燥保冷庫、冷媒回路、及び冷却装置
JP2005326121A (ja) 空気調和装置
JP2006057883A (ja) 冷凍空調システム
JP4317498B2 (ja) 空気調和装置
KR101122725B1 (ko) 히트펌프식 냉난방장치
JP4250001B2 (ja) デシカント空調装置
JP2000266399A (ja) 空気調和機の室内熱交換器の構造
JP4342996B2 (ja) ショーケース
JP2004150733A (ja) ショーケース冷却システム
CN208635211U (zh) 空气干燥组件及空气制冷系统
KR19990026513A (ko) 에어콘 겸용 냉장고
JP7258174B2 (ja) ショーケース
KR102126903B1 (ko) 배연기능을 구비한 일체형 항온항습기
JPS5852924A (ja) 冷媒の凝縮熱を利用した空気調和装置
PL191519B1 (pl) Sposób regulacji parametrów powietrza w pomieszczeniach klimatyzowanych, zwłaszcza w przechowalniach produktów wrażliwych na warunki klimatyczne, układ do regulacji parametrów powietrza w pomieszczeniach klimatyzowanych, zwłaszcza w przechowalniach produktów wrażliwych na warunki klimatyczne oraz urządzenie do regulacji parametrów powietrza w pomieszczeniach klimatyzowanych, zwłaszcza w przechowalniach produktów wrażliwych na warunki klimatyczne
US20170191721A1 (en) Air Conditioner Units Having Dehumidification Features
KR102246320B1 (ko) 공기 조화 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101109

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees