JP2006340770A - 足用マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ふくらはぎ側面にポイントを変えてマッサージを施すことのできる足用マッサージ機を提供する。
【解決手段】 足先用マッサージユニット10の後端にふくらはぎ用マッサージユニット50を傾動可能且つ前方向に付勢した状態で連結してなる足用マッサージ機70において、ふくらはぎ用マッサージユニット50は、ふくらはぎ82を収容する凹状の脚受部53を有し、脚受部53の底面に底面マッサージ手段63、左右側面に側面マッサージ手段60を具え、底面マッサージ手段は、ふくらはぎ82を脚受部53の底面から離れる方向に押し出すマッサージを行ない、側面マッサージ手段は、ふくらはぎを挟み込んでマッサージを行ない、側面マッサージ手段による挟み込んでマッサージを行なう際に、予め底面マッサージ手段によるふくらはぎ82の押出し量を変えることにより、側面マッサージ手段によってふくらはぎ82に施されるマッサージのポイントを変化調節可能とした。
【選択図】 図10

Description

本発明は、被施療者のふくらはぎを効果的にマッサージすることのできる足用マッサージ機に関する。
被施療者の足先(くるぶしより下側)とふくらはぎをマッサージ手段によってマッサージする足用マッサージ機がある。
この種足用マッサージ機として、被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットと、被施療者のふくらはぎをマッサージするふくらはぎ用マッサージユニットとを連結した足用マッサージ機を具えた椅子型マッサージ機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−129896号公報
上記マッサージ機では、足用マッサージ機によって足先とふくらはぎに同時にマッサージを施すことができるが、ふくらはぎへの施療ポイントを変えることはできなかった。即ち、ふくらはぎの側面へは、同じポイントにしかマッサージを施すことができなかったため、マッサージが単調となり、また、マッサージの施されないポイントにはマッサージ効果はないから、ふくらはぎ全体としての凝りや疲れ等を除去することは難しい場合があった。
本発明の目的は、被施療者のふくらはぎ側面にポイントを変えてマッサージを施すことのできる足用マッサージ機を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の足用マッサージ機は、
被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットの後端に、被施療者のふくらはぎをマッサージするふくらはぎ用マッサージユニットを傾動可能且つ前方向に付勢した状態で連結してなる足用マッサージ機において、
ふくらはぎ用マッサージユニットは、被施療者のふくらはぎを収容する凹状の脚受部を有し、該脚受部の底面に底面マッサージ手段、左右側面に側面マッサージ手段を具えており、
底面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎを脚受部の底面から離れる方向に押し出すマッサージを行なうことができ、
側面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎを挟み込んでマッサージを行なうことができ、
側面マッサージ手段による挟み込んでマッサージを行なう際に、予め底面マッサージ手段によるふくらはぎの押出し量を変えることにより、側面マッサージ手段によってふくらはぎに施されるマッサージのポイントを変化調節可能とした。
本発明の足用マッサージ機は、被施療者のふくらはぎの側面を側面マッサージ手段によってマッサージする際に、底面マッサージ手段によって、ふくらはぎの位置を脚受部内で動かして、側面マッサージ手段によるふくらはぎのマッサージのポイントを変えることができる。
従って、ふくらはぎ側面の広い範囲にマッサージを施すことができ、ふくらはぎ全体の凝りや疲れ等を除去することができ、施療効果の高いマッサージを提供することができる。また、マッサージ動作が単調となることもない。
図1は、本発明の足用マッサージ機(70)の斜視図、図2は正面図を示している。
足用マッサージ機(70)は、被施療者の足先、具体的には、足首のくるぶしよりも下の足先をマッサージする足先用マッサージユニット(10)の後端に、被施療者のふくらはぎ(82)をマッサージするふくらはぎ用マッサージユニット(50)を連結機構(72)によって連結して構成される。連結機構(72)は、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)を足先用マッサージユニット(10)に傾動可能且つ前方向に付勢した状態で連結しており、さらにふくらはぎ用マッサージユニット(50)を足先用マッサージユニット(10)に対して上下にスライド可能としている。
<足先用マッサージユニット>
足先用マッサージユニット(10)は、図1に示すように、樹脂製のカバー(12)に、被施療者の足先(くるぶしよりも下の部分)を挿入する断面コ字状の左右一対の凹状受部(13)(13)が形成されている。凹状受部(13)(13)間には、図1及び図2に示すように中央壁(14)が突設されており、両凹状受部(13)(13)を仕切っている。凹状受部(13)には、後述するように、指圧棒(40)(40)、側面エアバック(20)(20)、及び、足首用エアバック(30)等が配置されているが、これらが直接外部に露出しないように、凹状受部(13)の内部は、布カバー(16)で被覆されている。
図3は、足先用マッサージユニット(10)の布カバー(16)を取り外した状態を示す平面図、図4は、図3の線IV−IVに沿う矢視断面図である。なお、図4について、足先用マッサージユニット(10)の内部構造は省略している。
凹状受部(13)は、図4に示すように、底面は、前方が高く、後方が低くなるように傾斜して構成されている。これは、被施療者が足先を入れたときに、足先の安定性を高めるためである。また、凹状受部(13)の後端には、足先が凹状受部(13)から後方に脱落しないように、凹状受部(13)の側面どうしを繋ぐ立ち壁(15)が上向きに突設して形成されている。立ち壁(15)は、かかとが合致するように後方に向けて凹んだ形状をしている。立ち壁(15)は、20〜50mmの高さとすることが望ましい。
凹状受部(13)の側面には、マッサージ手段として、側面エアバック(20)(20)が取り付けられている。側面エアバック(20)(20)は、連結ホース(図示せず)によって、電磁弁を介してエアポンプ(図示せず)に接続されている。図示の側面エアバック(20)は、ブロー成型により作ることができ、押圧時の膨張度合いを調整するためにひだ状の膨張部(21)が形成されている。側面エアバック(20)は、ナイロン製の布地にウレタンシートをラミネートして作製すること等もできる。
なお、本実施例では、凹状受部(13)の両側面に夫々マッサージ手段として側面エアバック(20)(20)を配備しているが、一方をスポンジ、ウレタン等の弾力性を有する弾性部材としてもよい。また、凹状受部(13)の側面にはエアバック(20)(20)を配備せずに、凹状受部(13)の底面のみにマッサージ手段を配備する構成としてもよい。
凹状受部(13)(13)の後端側には、図3及び図4に示すように、被施療者の足首(80)を凹状受部(13)内で保持し、また、足首(80)を押圧マッサージする足首用エアバック(30)(30)が配備されている。足首用エアバック(30)は、凹状受部(13)の内面の一方の側面から立ち壁(15)を経由し、他方の側面まで略U字状に配置されている。
足首用エアバック(30)は、図5に示すように、横長に作製することができ、膨張時に被施療者の足首(80)をうまく保持することができるように、柔らかい材料、例えば、ナイロン製の布地等から構成することが望ましい。
足首用エアバック(30)には、図5及び図6に示すように、圧縮空気を送給しても膨張しない非膨張部(31)(31)が形成されている。非膨張部(31)は、溶着等により形成することができる。非膨張部(31)(31)は、被施療者のくるぶしと対向する位置に設けることが望ましい。非膨張部(31)を設けたことにより、足首用エアバック(30)を膨張させたときに、図6に示すように、非膨張部(31)で足首用エアバック(30)が屈曲するので、被施療者の足首(80)に足首用エアバック(30)が絡みつき、うまく足首(80)を保持することができる。
また、足首用エアバック(30)は、凹状受部(13)の立ち壁(15)と対向する部分の上部に凹み(32)を形成することが望ましい。該凹み(32)は、後述するふくらはぎ用マッサージユニット(50)と足首用エアバック(30)が干渉しないようにするためであり、また、足首(80)の保持感を高めるために形成されている。
足首用エアバック(30)には、空気供給口(33)が設けられており、該空気供給口(33)に連結ホース(図示せず)が接続される。連結ホースは、電磁バルブを介してエアポンプ(図示せず)に接続され、エアポンプからの圧縮空気の送給によって、足首用エアバック(30)が膨張する。空気供給口(33)は、足首用エアバック(30)が膨張したときに、被施療者の足首(80)に当たり難い位置に設けることが望ましい。具体的には、例えば、被施療者のかかと側、つまり、図5に示すように、足首用エアバック(30)の左右方向中心に設けることが望ましい。
足首用エアバック(30)は、膨張したときに、被施療者の足首(80)に絡みついて、足首(80)をうまく保持できるように、凹状受部(13)(13)の側面に直接貼り付けるのではなく、伸縮性材料、例えばゴムバンドなどによって取り付けることが望ましい。また、側面用エアバック(20)(20)を配備している場合には、側面用エアバック(20)(20)に伸縮性材料を介して取り付けてもよい。具体的には、足首用エアバック(30)の非膨張部(31)と、側面エアバック(20)とをゴムバンドにより連結すればよい。
凹状受部(13)の底面には、図3及び図4に示すように、被施療者の足裏(81)をマッサージするマッサージ手段として、指圧棒(40)が配備されている。凹状受部(13)の底面には、被施療者の足裏(81)に沿う方向に一対の長孔(17)(17)が開設されており、該長孔(17)(17)から夫々指圧棒(40)(40)が出没可能となっている。
指圧棒(40)(40)の下端は、指圧棒用エアバック(41)に取り付けられており、指圧棒(40)及び指圧棒用エアバック(41)は、上面が開口したケーシング(42)に収容されている。指圧棒用エアバック(41)を膨張、収縮させることによって、指圧棒(40)は、長孔(17)から図4の矢印B方向に出没する。
ケーシング(42)は、図示しない移動機構によって、凹状受部(13)の底面に沿って前後方向(図4の矢印A方向)に往復移動可能となっており、被施療者の所望の位置で指圧棒(40)を上下に作動させることによって、足裏(81)に指圧マッサージが施される。また、指圧棒(40)を長孔(17)から突出させた状態で、ケーシング(42)を移動させることによって、足裏(81)にローリングマッサージが施される。
なお、マッサージ手段は、指圧棒に限定されるものではなく、また、指圧棒の動作機構も上記実施例に限定されるものではない。さらに、凹状受部(13)の底面には、マッサージ手段を配備せずに、凹状受部(13)の側面等にマッサージ手段を配備する構成としてもよい。
<ふくらはぎ用マッサージユニット>
上記構成の足先用マッサージユニット(10)には、図1及び図2に示すように、被施療者のふくらはぎ(82)をマッサージするふくらはぎ用マッサージユニット(50)が取り付けられて、足用マッサージ機(70)を構成する。
ふくらはぎ用マッサージユニット(50)は、図1に示すように、足先用マッサージユニット(10)の後端に連結機構(72)を介して連結されており、連結機構(72)によって足先用マッサージユニット(10)に対して前後に傾動可能且つ上下に位置調節可能となっている。連結機構(72)は、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)を、足先用マッサージユニット(10)に対して所定角度で維持するようにバネ等によりふくらはぎに当たる方向、即ち前方向に付勢している。
ふくらはぎ用マッサージユニット(50)は、図1、図2及び図7に示すように、樹脂製カバー(52)に、被施療者のふくらはぎ(82)を挿入する断面コ字状の左右一対の脚受部(53)(53)が形成されている。脚受部(53)(53)間は中央壁(54)で仕切られており、後述する脚受部(53)の側面のマッサージ手段や、底面のマッサージ手段等が直接外部に露出しないように、脚受部(53)の内面は、布カバー(55)で被覆されている。
図7は、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の平面図であって、布カバー(55)を取り外した状態を示している。図7に示すように、脚受部(53)の両側面には側面マッサージ手段が配備されている。側面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎの側面を押圧等によって挟み込むマッサージを施す手段であり、例えば、エアバック(60)(60)を例示することができる。側面エアバック(60)(60)は、ブロー成型により作ることができ、押圧時の膨張度合いを調整するためにひだ状の膨張部(61)を形成しておくことが望ましい。側面エアバック(60)(60)は、夫々連結ホース(62)(図8参照)によって電磁バルブを介してエアポンプ(図示せず)に接続されている。
なお、脚受部(53)の両側面に側面マッサージ手段として側面エアバック(60)(60)を設けているが、一方をスポンジ、ウレタン等の弾力性を有する弾性部材としてもよい。また、側面マッサージ手段は、モータを内蔵したバイブレーションタイプのもの等も適用でき、エアバックには限定されない。
図7乃至図11に示すように、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)は、脚受部(53)の底面に底面マッサージ手段が配備されている。底面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎの裏側をマッサージする手段であり、本願発明では、被施療者のふくらはぎを脚受部(53)に対して、脚受部(53)の底面から離れる方向(図11の矢印K方向)に押し出すことのできる手段である。底面マッサージ手段として、エアバック(63)を例示できる。底面エアバック(63)は、連結ホース(65)によって、上記と同様電磁バルブ、エアポンプ(図示せず)に接続されている。図示の底面エアバック(63)には、被施療者のふくらはぎ(82)に当たる部分に指圧突起(64)を形成している。指圧突起(64)は、底面エアバック(63)と一体に形成したり、底面エアバック(63)に接着等により取り付けることができる。
被施療者が椅子に腰掛けた状態で足用マッサージ機(70)に足を挿入すると、足先用マッサージユニット(10)に対してふくらはぎ用マッサージユニット(50)がほぼ垂直な状態で、ふくらはぎ(82)がふくらはぎ用マッサージユニット(50)の脚受部(53)の底面に当たって、マッサージを受けることができる。また、被施療者が寝転んで膝を立てた状態で足用マッサージ機(70)に足を挿入すると、ふくらはぎ(82)がふくらはぎ用マッサージユニット(50)を後方に押し込むため、足先用マッサージユニット(10)に対してふくらはぎ用マッサージユニット(50)が後方に傾動した状態でマッサージを受けることができる。なお、最も後方にふくらはぎ用マッサージユニット(50)が傾動した状態でも、足先用マッサージユニット(10)が浮き上がらないように、足先用マッサージユニット(10)の重心は前方側に設定しておくことが望ましい。
被施療者は、足用マッサージ機(70)に足を挿入したときに、ふくらはぎ(82)の位置に合わせてふくらはぎ用マッサージユニット(50)を上下に移動させることができる。また、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)を上下に移動させて、広い範囲にマッサージを施すことができる。
<マッサージ動作>
上記構成の足用マッサージ機(70)について、被施療者は足先を凹状受部(13)に、ふくらはぎ(82)を脚受部(53)に挿入する。
被施療者が足先を凹状受部(13)に挿入し、立ち壁(15)側にかかとを押しつける。立ち壁(15)によって、被施療者の足先は、凹状受部(13)内でしっかりと保持され、前後に動くことはない。また、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)は、被施療者のふくらはぎに当たる方向に付勢されているから、被施療者のふくらはぎは、脚受部(53)にしっかりと当たる。
この状態で、操作パネル(図示せず)を操作することにより、種々のマッサージを受けることができる。以下、マッサージの一例について説明する。
<足先用マッサージユニットによるマッサージ>
足先のマッサージは、指圧棒(40)による指圧マッサージ、足の先端からくるぶしに亘る足先の側面を側面エアバック(20)で押圧する押圧マッサージ、足首用エアバック(30)による足首(80)のマッサージ、さらに、これらを組み合わせたマッサージを例示できる。
指圧マッサージは、指圧棒用エアバック(41)を膨張、収縮し、指圧棒(40)を凹状受部(13)の底面から出没させることにより行なうことができる。また、指圧棒(40)の出没と共に、指圧棒(40)を所望の位置に移動させたり、前後に往復移動させることにより(ローリングマッサージを施すことにより)、足裏(81)、特に土踏まずや足指の付け根に効果の高い指圧マッサージを行なうことができる。
指圧マッサージは、足裏(81)を指圧棒(40)で押し上げるマッサージであるため、被施療者の足が凹状受部(13)から浮き上がってしまう。
このとき、足首用エアバック(30)を膨張させると、図6に示すように、被施療者の足首(80)が足首用エアバック(30)に包み込まれて保持され、凹状受部(13)内で固定される。これにより、被施療者の足先は凹状受部(13)から浮き上がってしまうことがない。足首用エアバック(30)に非膨張部(31)を形成している場合には、図6に示すように、足首用エアバック(30)が足首(80)に絡みつくように膨張するから、より効果的に足首(80)を保持できる。
なお、この状態で、側面エアバック(20)を膨張させると(図6中矢印Cで示す)、足首(80)よりも先の部分を側面エアバック(20)(20)によって、図6の破線の如く、挟み込むことができ、しっかりと足先を保持できる。
押圧マッサージは、側面エアバック(20)を膨張、収縮させることにより(図6中矢印Cで示す)、足の先端からくるぶしに亘る足先の側面を側面エアバック(20)(20)によって挟み込み、押圧するマッサージである。これにより、足の甲からつま先にかかる部分の血行改善効果や足先のむくみの改善を図ることができる。
足首マッサージは、足首用エアバック(30)を膨張、収縮させることにより、足首(80)を足首用エアバック(30)で圧迫したり、押圧するものである。具体的には、図3に示すように、足首用エアバック(30)が収縮した状態から、足首用エアバック(30)を膨張させて、図6に示すように、足首(80)を圧迫、押圧する。このマッサージによって、足首、特に、アキレス腱伸ばしやアキレス腱ほぐしが効果的に行なわれ、足首への施療効果だけでなく、足や身体の凝り、疲れに対してすぐれた施療効果を発揮できる。なお、図3、図6では、足先の輪郭を符号Fで表わしている。
指圧マッサージ、押圧マッサージ、足首マッサージの2種又は3種を組み合わせたマッサージも勿論可能であり、その場合、上記動作を同時に行なえばよい。
また、上記マッサージを順に行なったり、組み合わせて行なうようにプログラムしたマッサージも施療効果の高いマッサージを提供できる。
<ふくらはぎ用マッサージユニットによるマッサージ>
ふくらはぎ(82)には、底面エアバック(63)の指圧突起(64)による指圧マッサージと、側面エアバック(60)(60)による押圧マッサージを行なうことができる。
指圧マッサージは、底面エアバック(63)を膨張、収縮し、指圧突起(64)をふくらはぎ(82)に押し当てることにより行なうことができる。このとき、側面エアバック(60)(60)を膨張させておくと(図7中矢印Dで示す)、被施療者のふくらはぎ(82)が脚受部(53)から押し出されることはないので(図7の破線状態)、効果の高い指圧マッサージを施すことができる。
押圧マッサージは、側面エアバック(60)(60)を膨張、収縮させることにより(図7中矢印Dで示す)、ふくらはぎ(82)を側面エアバック(60)(60)によって挟み込み、押圧するマッサージである。ふくらはぎ(82)を押圧マッサージすることによって、血行促進効果を得ることができる。
このとき、図8及び図9に示すように、底面エアバック(63)が収縮した状態で、側面エアバック(60)(60)を膨張させると、側面エアバック(60)(60)の膨張部(61)は、図9中、矢印Jで示すように、ふくらはぎ(82)の側面の前側のポイントを挟み込んで押圧マッサージを施す。
一方、側面エアバック(60)及び底面エアバック(63)が収縮した状態から、底面エアバック(63)を膨張させると、図10及び図11に示すように、被施療者のふくらはぎ(82)は、脚受部(53)の底面から離れる方向(図11の矢印K方向)に押し出される。この状態で、側面エアバック(60)(60)を膨張させると、図11中矢印Lで示すように、ふくらはぎ(82)の側面の中央付近のポイントを挟み込んで押圧マッサージが施される。
上記のように、側面マッサージ手段である側面エアバック(60)(60)によってふくらはぎ(82)の側面をマッサージする際に、底面マッサージ手段である底面エアバック(63)の膨張度合いを調整することによって、脚受部(53)の底面に対するふくらはぎ(82)の押出し量を変えて、ふくらはぎ(82)の側面への施療ポイントを変えることができる。従って、ふくらはぎ(82)の側面の広い範囲にマッサージを施すことができ、ふくらはぎ(82)の全体の凝りや疲れ等を除去することができ、施療効果の高いマッサージを提供することができる。また、マッサージ動作が単調となることもない。
<その他のマッサージ>
ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の底面エアバック(63)と、上記した足先用マッサージユニット(10)の側面エアバック(20)又は足首用エアバック(30)を同期して膨張、収縮させることにより、足先又は足首のみが固定され、ふくらはぎ(82)は側面等から圧迫されずに、ふくらはぎ(82)が、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の脚受部(53)から浮き上がることを防止しつつ、ふくらはぎ(82)の裏面に効果的なマッサージを施すことができる。このマッサージは、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の側面エアバック(60)(60)によってふくらはぎ(82)を挟み込んだ場合に比べて、圧迫感の少ないマッサージとなる。
なお、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の底面エアバック(63)と、上記した足先用マッサージユニット(10)の側面エアバック(20)又は足首用エアバック(30)を同期して膨張、収縮させるには、各エアバックに接続されている電磁バルブの開閉を同期させてもよいし、単一の電磁バルブから分岐した連結ホースによってこれらエアバックを連結してもよい。
足先用マッサージユニット(10)とふくらはぎ用マッサージユニット(50)を組み合わせてマッサージする場合、被施療者の心臓から遠いエアバックから順に膨張させていき、足先から心臓方向への血流を促進させるマッサージを施すこともできる。
具体的には、最初に足先用マッサージユニット(10)の側面エアバック(20)を最初に膨張させ、次に足首用エアバック(30)を膨張させ、さらにふくらはぎ用マッサージユニット(50)の底面エアバック(63)を膨張させ、最後にふくらはぎ用マッサージユニット(50)の側面エアバック(60)を膨張させるマッサージを例示できる。
また、足先用マッサージユニット(10)の側面エアバック(20)を膨張させた状態で、足首用エアバック(30)を、ふくらはぎ用マッサージユニット(50)の底面エアバック(63)を、側面エアバック(60)を順に膨張、収縮させるマッサージでもよい。
その他、足先用マッサージユニット(10)とふくらはぎ用マッサージユニット(50)の各エアバック(20)(30)(60)(63)の膨張、収縮を組み合わせて、上記に記載したすべてのマッサージを組み合わせて行なうこともできる。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本発明は、ふくらはぎ側面にポイントを変えてマッサージを施すことのできる足用マッサージ機として有用である。
足用マッサージ機の斜視図である。 足用マッサージ機の正面図である。 本発明の足先用マッサージユニットの平面図である。 図3の線IV−IVに沿う矢視断面図である。 足首用エアバックの展開図である。 足首用エアバックが膨張した状態を示す足先用マッサージユニットの平面図である。 ふくらはぎ用マッサージユニットの平面図である。 図2の線VIII−VIIIに沿う断面図であって、ふくらはぎ用マッサージユニットの底面エアバックが収縮した状態を示している。 図8の線IX−IXに沿う断面図であって、ふくらはぎ用マッサージユニットの被施療者の右側のふくらはぎを挿入する脚受部の断面図である。 図8の状態からふくらはぎ用マッサージユニットの底面エアバックが膨張した状態を示している。 図10の線XI−XIに沿う断面図であって、ふくらはぎ用マッサージユニットの被施療者の右側のふくらはぎを挿入する脚受部の断面図である。
符号の説明
(10) 足先用マッサージユニット
(13) 凹状受部
(20) 側面エアバック
(30) 足首用エアバック
(40) 指圧棒
(50) ふくらはぎ用マッサージユニット
(60) 側面エアバック
(63) 底面エアバック
(70) 足用マッサージ機
(80) 足首
(81) 足裏
(82) ふくらはぎ

Claims (4)

  1. 被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットの後端に、被施療者のふくらはぎをマッサージするふくらはぎ用マッサージユニットを傾動可能且つ前方向に付勢した状態で連結してなる足用マッサージ機において、
    ふくらはぎ用マッサージユニットは、被施療者のふくらはぎを収容する凹状の脚受部を有し、該脚受部の底面に底面マッサージ手段、左右側面に側面マッサージ手段を具えており、
    底面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎを脚受部の底面から離れる方向に押し出すマッサージを行なうことができ、
    側面マッサージ手段は、被施療者のふくらはぎを挟み込んでマッサージを行なうことができ、
    側面マッサージ手段による挟み込んでマッサージを行なう際に、予め底面マッサージ手段によるふくらはぎの押出し量を変えることにより、側面マッサージ手段によってふくらはぎに施されるマッサージのポイントを変化調節可能としたことを特徴とする足用マッサージ機。
  2. 底面マッサージ手段は、エアバックである請求項1に記載の足用マッサージ機。
  3. 側面マッサージ手段は、エアバックである請求項1又は請求項2に記載の足用マッサージ機。
  4. 足先用マッサージユニットは、被施療者の足先を収容する凹状受部を有し、該凹状受部の左右側面に足先をマッサージするためのエアバックを具えており、該エアバックは、前記ふくらはぎ用マッサージユニットの底面マッサージ手段のエアバックと同期して膨張、収縮する請求項2に記載の足用マッサージ機。
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