JP2006336580A - オイル排出装置 - Google Patents

オイル排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006336580A
JP2006336580A JP2005164286A JP2005164286A JP2006336580A JP 2006336580 A JP2006336580 A JP 2006336580A JP 2005164286 A JP2005164286 A JP 2005164286A JP 2005164286 A JP2005164286 A JP 2005164286A JP 2006336580 A JP2006336580 A JP 2006336580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tank
crank chamber
stored
oil discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005164286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4419914B2 (ja
Inventor
Tatsuhiro Terada
竜啓 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005164286A priority Critical patent/JP4419914B2/ja
Publication of JP2006336580A publication Critical patent/JP2006336580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4419914B2 publication Critical patent/JP4419914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】オイル交換時において内燃機関を循環するオイルを外部へ確実に排出することができるとともに、オイルタンクに貯留されるオイルの量を一定量以上に確保することができるオイル排出装置を提供すること。
【解決手段】OIL1を貯留するオイルタンク5と、クランク室4とを仕切る仕切板9に設けられ、かつ内燃機関1−1を循環してクランク室4に貯留されるOIL2をオイルタンク5に排出するオイル排出装置であって、クランク室4に貯留されるOIL2を強制的にオイルタンクに排出する第1オイル排出手段10−1(オイル排出通路12、スカベンジポンプ13)と、オイルタンク5に貯留されたOIL1のタンク内油面Cの高さがLLライン未満となると、クランク室4に貯留されるOIL2をオイルタンク5に排出する第2オイル排出手段11(浮遊部材14、ガイド部材15)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オイル排出装置に関し、さらに詳しくは、クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出するオイル排出装置に関する。
一般に、乗用車、トラックなどに搭載されるガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関では、この内燃機関の全高を短くする目的で、クランク室と内燃機関を循環するオイルを貯留するオイルタンクとを仕切ったものがある。このような内燃機関では、内燃機関を循環したオイル、例えばピストンとシリンダブロックとの間、クランク室とクランクジャーナルとの間の潤滑を行ったオイルがクランク室に貯留されることとなる。
ここで、クランク室に貯留されるオイルの量が増えると、このクランク室に貯留されているオイルのケース内油面をクランク室に収納されたクランクシャフトやバランスシャフトなどが回転することでたたいたり、クランクシャフトやバランスシャフトがオイルに浸かったりすることがある。ケース内油面をクランクシャフトやバランスシャフトなどがたたくと、たたかれた際にオイルが攪拌されるため、このオイルに気泡が混入する虞がある。また、クランクシャフトやバランスシャフトがクランク室内のオイルに浸かった状態から回転すると、抵抗が発生し、内燃機関の駆動損失が増加するという問題がある。
そこで、従来では、内燃機関の出力により作動するスカベンジポンプや、特許文献1に示すように、クランク室内の圧力変化により、クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出するオイル排出装置が設けられている。このオイル排出装置を設けることにより、クランク室に貯留されるオイルの量を減らすことができるため、オイルに気泡が混入することや内燃機関の駆動損失の増加を抑制することができる。
特開2004−324603号公報
しかしながら、上記従来のオイル排出装置は、内燃機関が運転することで、クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出する。つまり、内燃機関の停止時には、クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出することができず、ある一定量のオイルがクランク室に貯留されることとなる。従って、オイル交換時に、オイルタンクに設けられた外部と連通する外部排出通路(ドレーン通路)を閉塞していた排出ボルト(ドレーンプラグ)を取り外しても、オイルタンクに貯留されたオイルを外部に排出することはできるが、クランク室に貯留されたオイルを排出することができないという問題がある。なお、クランク室に外部と連通する外部排出通路を設けると、オイル交換時に取り外すべき排出ボルトが増加するとともに、オイルを2つの外部排出通路から外部に排出することとなる。従って、オイル交換時における作業性などが低下するという問題がある。
また、従来のオイル排出装置は、内燃機関の機関回転数に応じて、クランク室からオイルタンクへ排出されるオイルの量は変化するが、クランク室に戻る内燃機関を循環したオイルの量がクランク室からオイルタンクに排出されるオイルの量より上回る虞がある。この場合、内燃機関を循環するオイルの総量が変化せずに、オイルタンクに貯留されるオイルの量が減少し、内燃機関を循環するオイルが不足したり、オイルタンクに貯留されたオイルを内燃機関に循環させるオイルポンプがオイルタンク内の空気を吸い込んだりする虞がある。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、オイル交換時において内燃機関を循環するオイルを外部へ確実に排出することができるとともに、オイルタンクに貯留されるオイルの量を一定量以上に確保することができるオイル排出装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明では、オイルを貯留するオイルタンクと、クランク室とを仕切る仕切部に設けられ、かつ内燃機関を循環してクランク室に貯留されるオイルを当該オイルタンクに排出するオイル排出装置であって、前記クランク室に貯留されるオイルを強制的に当該オイルタンクに排出する第1オイル排出手段と、前記オイルタンクに貯留されたオイルのタンク内油面の高さに応じて、クランク室に貯留されるオイルを当該オイルタンクに排出する第2オイル排出手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記第2オイル排出手段は、前記タンク内油面の高さが所定高さ以上となると、前記仕切部に形成されたオイル排出孔を浮力により閉塞することを特徴とする。
これらの発明によれば、第2オイル排出手段は、オイルタンクに貯留されているオイルのタンク内油面の高さが例えば所定高さ以上となると、オイル排出孔を浮力により閉塞する。つまり、タンク内油面の高さが例えば所定高さ未満であると、第2オイル排出手段は、オイル排出孔を閉塞しないため、クランク室に貯留されるオイルは、第1オイル排出手段の作動、非作動に拘わらず、オイルタンクに排出される。従って、第1オイル排出手段の非作動時や故障時など、第1オイル排出手段により強制的にクランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出していない状態においても、このオイルタンクに貯留されているオイルの量が減少し、タンク内油面の高さが例えば所定高さ未満なると、第2オイル排出手段がオイル排出孔を閉塞しなくなる。これにより、このクランク室に貯留されるオイルがオイルタンクに排出されるので、オイル交換時など内燃機関を循環するオイルを外部に排出する場合、オイルタンクに貯留されているオイルとともにクランク室に貯留されるはずのオイルも外部に排出することができる。
また、第1オイル排出手段の作動時において、クランク室に戻る内燃機関を循環したオイルの量がクランク室からオイルタンクに排出されるオイルの量より上回り、クランク室に貯留されるオイルの量が増加し、オイルタンクに貯留されるオイルの量が減少しても、タンク内油面の高さが例えば所定高さ未満なると、第2オイル排出手段はオイル排出孔を閉塞しなくなる。これにより、このクランク室に貯留されるオイルがオイルタンクに排出されるので、オイルタンクに貯留されるオイルの量を一定量以上に確保することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記第2オイル排出手段は、前記タンク内油面で浮遊する浮遊部材と、前記タンク内油面の高さが所定高さ未満の際に、前記浮遊部材の前記タンク内油面における移動を当該浮遊部材が前記オイル排出孔を閉塞できる範囲内に規制するガイド部材と、により構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、タンク内油面の高さが所定高さ未満の際に、このタンク内油面で浮遊する浮遊部材は、その移動がオイル排出孔を閉塞できる範囲内に規制、すなわちタンク内油面の高さが所定高さ以上となった際にオイル排出孔を閉塞できるように規制されている。従って、タンク内油面の高さが所定高さ以上で、オイルタンクに十分にオイルが貯留されている場合に、浮遊部材によりオイル排出孔が閉塞されずに、このオイルタンクからクランク室にオイルが戻ることを抑制することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記オイル排出孔は、前記仕切部の底面に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、オイル排出孔は、クランク室においてオイルが貯留され始める部分である仕切部の底面に形成されている。従って、第2オイル排出手段がオイル排出孔を閉塞しなくなった際に、クランク室に貯留されたオイルを確実にオイルタンクに排出することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記第1オイル排出手段は、前記クランク室内の気体の動圧により、前記クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出することを特徴とする。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記第1オイル排出手段は、前記クランク室と前記オイルタンクとを連通するオイル排出通路と、当該オイル排出通路に設けられ、クランク室側からオイルタンク側へのオイルの流れのみを許容する逆止弁と、により構成されていることを特徴とする。
これらの発明よれば、第1オイル排出手段は、ピストンが上死点から下死点に移動する際に、このピストンがクランク室内の気体を押し下げることで発生する動圧により、オイル排出通路に設けられた逆止弁が開弁し、クランク室に貯留されるオイルがオイル排出通路を介して強制的にオイルタンクに排出される。ここで、ピストンが下死点から上死点に移動する際に、オイルタンクに貯留されているオイルがクランク室に戻る虞がある。しかしながら、オイル排出通路に設けられた逆止弁は、クランク室側オイルタンク側へのオイルの流れのみを許容するので、オイルタンクに貯留されているオイルがクランク室に戻ることはない。従って、ポンプを用いずにクランク室に貯留されるオイルを確実にオイルポンプに排出することができる。これにより、内燃機関の駆動損失を低減することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記オイル排出通路のオイルタンクにおける開口部は、前記タンク内油面の最大高さよりも高い位置に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、オイルタンクに貯留されているオイルがオイル排出通路に流入することを抑制することができる。つまり、クランク室に貯留されるオイルが一度オイルタンクに排出された後に、再びこのオイルタンクからクランク室に戻ることを抑制することができる。従って、クランク室に貯留されるオイルの増加を抑制することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記仕切部の前記オイル排出通路と連通する連通孔は、前記仕切部の底面に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、オイル排出通路のクランク室側の端部と連通する仕切部の連通孔は、クランク室においてオイルが貯留され始める部分である仕切部の底面に形成されている。従って、第1オイル排出手段により、クランク室に貯留されたオイルを確実にオイルタンクに排出することができる。
また、この発明では、上記オイル排出装置において、前記仕切部の前記タンク内油面の最大高さよりも高い位置に、オイルタンク側からクランク室側への気体の流れのみを許容する逆止弁が設けられていることを特徴とする。
この発明よれば、オイルタンク内の気体は、その圧力がクランク室内の気体よりも高くなると、オイルタンク側からクランク室側への気体の流れのみを許容する逆止弁を介してクランク室に流入する。従って、オイルタンク内の気体の圧力がクランク室内の気体の圧力よりも高くなることを抑制することができるので、オイル排出通路を介してクランク室からオイルタンクへオイルを排出し易くすることができる。
この発明にかかるオイル排出通路は、オイルタンクに貯留されるオイルのタンク内油面に応じて、オイルをクランク室からオイルタンクへ排出する第2オイル排出手段を備えるので、オイル交換時において内燃機関を循環するオイルを外部へ確実に排出することができるという効果を奏する。また、オイルタンクに貯留されるオイルの量を一定量以上に確保することができるという効果を奏する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。ここで、以下に説明するオイル排出装置は、乗用車、トラックなどの車両に搭載されるガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関に備えられるものである。
図1は、実施例1にかかるオイル排出装置を備える内燃機関の構成例を示す図である。図2−1は、図1のA部分拡大図である。図2−2は、第2オイル排出手段の動作説明図である。図1に示すように、内燃機関1−1には、シリンダブロック2と、このシリンダブロック2に図示しない固定手段により固定されるクランクケース3とによりクランク室4が形成される。このクランク室4と、クランクケース3に図示しない固定手段により固定されるオイルタンク5との間に仕切板9が取り付けられている。このクランク室4内には、クランクシャフト6と、コンロッド7と、ピストン8とが収納されている。
クランクシャフト6は、シリンダブロック2とクランクケース3との間に介在する図示しないクランクジャーナルにより、クランク室4内において回転自在に支持されている。コンロッド7は、クランクシャフト6およびピストン8のそれぞれに回転自在に支持されており、ピストン8の往復運動を回転運動に変換してクランクシャフト6に回転力を与えるものである。ピストン8は、クランクシャフト6およびコンロッド7により、シリンダブロック2内を上下動可能に支持されている。また、オイルタンク5には、オイル(以下、単に「OIL1」と称する)が貯留されており、このオイルはオイルタンク5内に配置された図示しないストレーナおよびオイルポンプを介して、内燃機関1−1の各部に潤滑油あるいは作動油として供給される。なお、61は、カウンターウェイト部である。
仕切板9は、オイルタンク5と、クランク室4とを仕切る仕切部であり、図1に示すように、実施例1にかかるオイル排出装置を構成する第1オイル排出手段10−1および第2オイル排出手段11が設けられている。この仕切板9は、フランジ部91と、凹部92と、連通孔93と、オイル排出孔94により構成されている。
フランジ部91は、この仕切板9の両端部に形成されており、クランクケース3とオイルタンク5との間に挟み込まれ固定されている。凹部92は、オイルタンク側に凹むようにフランジ部91,91との間に形成されている。また、この凹部92は、クランクシャフト6、特にカウンターウェイト部61が、このクランクシャフト6が矢印B方向に回転した際に接触しないように形成されている。つまり、カウンターウェイト部61が最も仕切板9に近づいた際に、このカウンターウェイト部61と、仕切板9の凹部92のクランク室側の面との間に所定の隙間が形成される。
連通孔93は、第1オイル排出手段10−1のオイル排出通路12にクランク室4に貯留されるオイル(以下、単に「OIL2」と称する)を流入させるものであり、このオイル排出通路12、具体的にはオイル排出通路12のクランク室側の端部と連通している。オイル排出孔94は、クランク室4とオイルタンク5とを連通するものである。なお、連通孔93およびオイル排出孔94は、仕切部9のうち最も低い位置、すなわちクランク室4においてOIL2が貯留され始める部分である仕切部9の底面95に形成されていることが好ましい。これにより、第1オイル排出手段10−1あるいは第2オイル排出手段11により、クランク室4に貯留されるOIL2をオイルタンクに排出する際に、このクランク室4にOIL2が残留することを抑制でき、確実に排出することができる。
第1オイル排出手段10−1は、クランク室4に貯留されるOIL2を強制的にオイルタンク5に排出するものであり、オイル排出通路12とスカベンジポンプ13とにより構成されている。
オイル排出通路12は、仕切板9のオイルタンク側に沿って形成されており、オイルタンク側の端部がオイルタンク5に開口している。ここで、このオイル排出通路12のオイルタンク側の端部、すなわちオイル排出通路12のオイルタンク5における開口部12aは、オイルタンク5に最も多くOIL1が貯留された際におけるこのOIL1のタンク内油面C、同図におけるHLラインよりも高い位置に形成されていることが好ましい。開口部12aをHLラインよりも高い位置に形成することで、オイルタンク5に貯留されているOIL1がオイル排出通路12に流入することを抑制することができる。つまり、クランク室4に貯留されるOIL2が一度オイルタンク5に排出された後に、再びこのオイルタンク5からクランク室4に戻ることを抑制することができる。これにより、クランク室4に貯留されるOIL2の増加を抑制することができる。
スカベンジポンプ13は、オイル排出通路12の途中に設けられており、クランク室4に貯留されるOIL2をオイルタンク5に強制的に排出するものである。このスカベンジポンプ13は、連通孔93を介して、クランク室4に貯留されるOIL2を吸引、加圧し、オイル排出通路12の開口部12aからオイルタンク5に排出するものである。スカベンジポンプ13は、例えば内燃機関1−1のクランクシャフト6の回転力を伝達することで作動するものである。つまり、スカベンジポンプ13は、内燃機関1−1の運転により作動するものであり、内燃機関1−1の機関回転数の上昇とともに、クランク室4からオイルタンク4へ排出するOIL2の量が増加する。なお、このスカベンジポンプ13の代わりに、内燃機関1−1の運転を制御する制御装置から出力される作動信号により、作動する電動ポンプを用いても良い。
第2オイル排出手段10−2は、オイルタンク5に貯留されたOIL1のタンク内油面Cの高さに応じて、クランク室4に貯留されるOIL2をこのオイルタンク5に排出するものであり、図2−1に示すように、浮遊部材14と、ガイド部材15とにより構成されている。
浮遊部材14は、円柱形状に形成され、オイルタンク5内に配置されている。この浮遊部材14は、OIL1に対して浮力を発生することができる部材である。また、浮遊部材14は、その直径がオイル排出孔94の径よりも長くなるように設定されている。従って、浮遊部材14がオイル排出孔94を介してオイルタンク5からクランク室4へ移動することが防止される。ここで、浮遊部材14の浮力は、この浮遊部材14がタンク内油面Cで浮遊することができるように設定されている。
ガイド部材15は、円筒形状に形成されており、オイルタンク5内に配置されている。このガイド部材15は、その内径が浮遊部材14の直径以上に設定されており、このガイド部材15の内部15aに浮遊部材14が配置されている。従って、浮遊部材14は、ガイド部材15の内部15aで高さ方向の移動可能である。また、ガイド部材14は、その一方の端部であるクランク室側の端部が仕切板9の底面95のオイルタンク側に固定され、他方の端部であるオイルタンク側の端部は閉塞されている。これにより、浮遊部材14の高さ方向への移動が規制されている。
このガイド部材15には、オイルタンク5内とガイド部材15の内部15aとを連通する複数の開口15b〜15dが形成されている。開口15b,15cは、ガイド部材15の図示しない外周面のうち、このガイド部材15のクランク室側の端部近傍に形成されている。開口15dは、ガイド部材15のオイルタンク側の端部に形成されている。なお、この開口15dは、その直径が浮遊部材14の直径よりも小さくなるように設定されている。従って、浮遊部材14が開口15dを介してオイルタンク5に移動することが防止される。
ガイド部材15の内部15aに配置されている浮遊部材14は、これら複数の開口15b〜15dを介してOIL1が流入するため、タンク内油面Cの高さに応じて、オイル排出孔94に対する高さ方向の位置が変化する。浮遊部材14は、タンク内油面Cの高さが所定高さ以上、この実施例1では仕切板9の底面95近傍までの高さ、同図におけるLLライン以上となると、その浮力によりオイル排出孔94を閉塞することとなる。
また、この浮遊部材14は、タンク内油面Cの高さが所定高さ未満、この実施例1では同図におけるLLライン未満の際には、ガイド部材15によりタンク内油面Cにおける移動が高さ方向のみに規制されている。つまり、浮遊部材14は、タンク内油面Cの高さが所定高さ未満の際に、そのタンク内油面Cにおける移動がオイル排出孔94を閉塞できる範囲内に規制されている。従って、浮遊部材14は、ガイド部材15により、タンク内油面Cの高さが所定高さ以上となった際に、オイル排出孔を閉塞できるように規制されているため、オイルタンク5にタンク内油面Cの高さが所定高さ以上の十分なOIL1が貯留されている場合に、浮遊部材14によりオイル排出孔94を閉塞できない虞を抑制することができる。これにより、このオイルタンク5からクランク室4にOIL1が戻ることを抑制することができる。なお、HLラインおよびLLラインは、内燃機関1−1が地面に対して水平な状態のみならず、傾斜した状態におけるタンク内油面Cの高さを考慮して決定しても良い。
次に、実施例1にかかるオイル排出装置の動作について説明する。まず、内燃機関1−1の運転時、すなわち第1オイル排出手段10−1の作動時について説明する。内燃機関1−1が運転されると、クランクシャフト6が図1の矢印Bに示す方向に回転し、図示しないオイルポンプが作動し、オイルタンク5に貯留されたOIL1が図示しないストレーナおよびこのオイルポンプを介して内燃機関1−1を循環する。この内燃機関1−1を循環したオイルは、クランク室4に戻り、このクランク室4に貯留される。このとき、内燃機関1−1が運転されているため、スカベンジポンプ13が作動している。従って、クランク室4に貯留されるOIL2は、連通孔93からオイル排出通路12に流入し、スカベンジポンプ13を介して、図1の矢印Dに示すように、強制的に開口部12aからオイルタンク5に排出され、このオイルタンク5に貯留される。なお、このオイルタンク5に貯留されるOIL1は、内燃機関1−1の運転が継続されている場合は、再び内燃機関1−1を循環する。
ここで、クランク室4に戻る内燃機関1−1を循環したオイルの量が、第1オイル排出手段10−1によりクランク室4からオイルタンク5に排出されるOIL1の量より上回ると、クランク室4に貯留されるOIL1の量が増加し、オイルタンク5に貯留されるOIL1の量が減少することとなる。これにより、クランク室4に貯留されているOIL2への気泡混入、内燃機関1−1の駆動損失、内燃機関1−1を循環するオイル不足、図示しないオイルポンプの空気の吸い込みなどの虞がある。
しかしながら、この実施例1にかかるオイル排出装置では、オイルタンク5に貯留されているOIL1の量が減少することで、このOIL1のタンク内油面Cの高さが低くなり、LLライン未満となると、第2オイル排出手段11の浮遊部材14がオイル排出孔94から離れ、このオイル排出孔94を閉塞しなくなる。従って、図2−2に示すように、クランク室4に貯留されているOIL2がオイル排出孔94を介してガイド部材15に流入し、ガイド部材15の開口15b,15cを介して、同図の矢印Eに示すように、オイルタンク5に排出される。これにより、第2オイル排出手段11により、このクランク室4に貯留されているOIL2がオイルタンク5に排出されるので、オイルタンク5に貯留されているOIL1の量を一定量以上に確保することができ、クランク室4に貯留されているOIL2への気泡混入、内燃機関1−1の駆動損失、内燃機関1−1を循環するオイル不足、図示しないオイルポンプの空気の吸い込みなどを抑制することができる。
なお、第2オイル排出手段11は、内燃機関1−1が傾斜することや第1オイル排出手段10−1が故障することで、タンク内油面Cの高さ(タンク内油面Cのうち浮遊部材14が位置する部分の高さ)がLLライン未満となっても、このクランク室4に貯留されているOIL2をオイルタンク5に排出することができる。従って、内燃機関1−1が傾斜することによる図示しないオイルポンプの空気の吸い込みなども抑制することができる。
次に、内燃機関1−1の停止時、すなわち第1オイル排出手段10−1の非作動時について説明する。内燃機関1−1が停止されると、クランクシャフト6が図1の矢印Bに示す方向に回転しないため、図示しないオイルポンプおよびスカベンジポンプ13は作動しない。このとき、内燃機関1−1を循環していたオイルは、時間経過とともにクランク室4に戻り、このクランク室4に貯留される。ここで、OIL1のタンク内油面CがLLライン以上である場合は、第2オイル排出手段11の浮遊部材14によるオイル排出孔94の閉塞が維持されるため、クランク室4からオイルタンク5へOIL2が排出されないため、クランク室4にOIL2が貯留されたままとなる。
しかしながら、オイル交換時など内燃機関1−1を循環するオイルを外部に排出する場合、オイルタンク5に貯留されているOIL1の量が減少し、タンク内油面Cの高さがLLライン未満なると、第2オイル排出手段11の浮遊部材14がオイル排出孔94を閉塞しなくなる。従って、クランク室4に貯留されているOIL1が第2オイル排出手段11により、オイルタンク5に排出されるので、オイルタンク5に貯留されているOIL1とともにクランク室4に貯留されるはずのOIL2も外部に排出することができる。これにより、オイル交換時において内燃機関1−1を循環するオイルを外部へ確実に排出することができる。
図3は、実施例2にかかるオイル排出装置を備える内燃機関の構成例を示す図である。図3に示す実施例2にかかるオイル排出装置が、図1に示す実施例1にかかるオイル排出装置と異なる点は、クランクシャフト6の回転力により作動するスカベンジポンプ13により、クランク室4からオイルタンク5へOIL1を排出する第1オイル排出装置10−1の代わりに、クランク室4内の気体の動圧によりクランク室4からオイルタンク5へOIL1を排出する第1オイル排出装置10−2を用いた点である。なお、図3に示す実施例2にかかるオイル排出装置を備える内燃機関1−2の基本的構成は、図1に示す実施例1にかかるオイル排出装置を備える内燃機関1−1の基本的構成と同様であるため、その説明は省略する。
第2オイル排出手段10−2は、クランク室4に貯留されるOIL2を強制的にオイルタンク5に排出するものであり、オイル排出通路12と逆止弁16とにより構成されている。逆止弁16は、オイル排出通路12の途中に設けられており、クランク室4に貯留されるOIL2をオイルタンク5に強制的に排出するものである。この逆止弁16は、クランク室側からオイルタンク側へのオイルの流れのみを許容し、オイルタンク側からクランク室側へのオイルの流れを禁止するものである。
なお、仕切板9の凹部92のうち、タンク内油面Cの最大高さであるHLラインよりも高い位置に、逆止弁17が設けられている。この逆止弁17は、オイルタンク側からクランク室側への気体の流れのみを許容し、クランク室側からオイルタンク側への気体の流れを禁止するものである。
次に、実施例2にかかるオイル排出装置の動作について説明する。なお、図3に示す実施例2にかかるオイル排出装置の基本的動作は、図1に示す実施例1にかかるオイル排出装置の基本的動作と同様であるため、簡略して説明する。
内燃機関1−2の運転時、すなわち第1オイル排出手段10−1の作動時について説明する。内燃機関1−2が運転されると、クランクシャフト6が図3の矢印Bに示す方向に回転し、図示しないオイルポンプが作動し、オイルタンク5に貯留されているOIL1は、内燃機関1−2を循環した後、クランク室4に戻り、このクランク室4にOIL2として貯留される。このとき、内燃機関1−2が運転されているため、ピストン8がシリンダブロック2内を往復運動する。そして、ピストン8が図示しない上死点から下死点に移動する際には、同図の矢印Gに示す方向に、このピストン8がクランク室4内の気体(主に、空気)を押し下げ、オイルタンク側に向かう動圧が発生する。この発生した動圧により、クランク室4に貯留されているOIL2の圧力が上昇し、オイル排出通路12の逆止弁16を挟んでクランク室側とオイルタンク側と間に圧力差が発生する。この圧力差により、逆止弁16が開弁し、クランク室4に貯留されるOIL2がオイル排出通路12を介して強制的にオイルタンク5に排出される。
なお、ピストン8が図示しない下死点から上死点に移動する際には、同図の矢印Gと反対方向に、このピストン8がクランク室4内の気体(例えば、空気)を押し上げ、オイルタンク側と反対側に向かう動圧が発生する。この発生した動圧により、クランク室4に貯留されているOIL2の圧力が低下し、オイル排出通路12の逆止弁16を挟んでオイルタンク側とクランク室側との間に圧力差が発生するが、逆止弁16がオイルタンク側からクランク室側へのオイルの流れを禁止するため、オイルタンク5に貯留されているOIL1がクランク室4に戻ることはない。従って、スカベンジポンプ13などのポンプを用いずにクランク室4に貯留されるOIL2を確実にオイルポンプ5に排出することができる。これにより、内燃機関1−2の駆動損失を低減することができる。
ここで、オイルタンク5内の気体(例えば、空気)の圧力がクランク室4内の気体よりも高くなると、逆止弁17を挟んで、オイルタンク5とクランク室4との間に圧力差が発生する。この圧力差により、オイルタンク側からクランク室側への気体の流れのみを許容する逆止弁17が開弁し、オイルタンク5内の気体がクランク室4に流入する。従って、オイルタンク5内の気体の圧力がクランク室4内の気体の圧力よりも高くなることを抑制することができるので、上記発生した動圧によるオイル排出通路12の逆止弁16を挟んだオイルタンク側とクランク室側との間の圧力差が小さくなることを抑制することができる。これにより、オイル排出通路12を介してクランク室4からオイルタンク5へOIL2を排出し易くすることができる。
以上のように、この発明にかかるオイル排出装置は、クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出するオイル排出装置に有用であり、特に、オイル交換時に内燃機関を循環するオイルを外部へ確実に排出するのに適している。
実施例1にかかるオイル排出装置を備える内燃機関の構成例を示す図である。 図1のA部分拡大図である。 第2オイル排出手段の動作説明図である。 実施例2にかかるオイル排出装置を備える内燃機関の構成例を示す図である。
符号の説明
1−1,1−2 内燃機関
2 シリンダブロック
3 クランクケース
4 クランク室
5 オイルタンク
6 クランクシャフト
7 コンロッド
8 ピストン
9 仕切板
91 フランジ部
92 凹部
93 連通孔
94 オイル排出孔
10−1,10−2 第1オイル排出手段
11 第2オイル排出手段
12 オイル排出通路
12a 開口部
13 スカベンジポンプ
14 浮遊部材
15 ガイド部材
15a 内部
15b〜15d 開口
16 逆止弁
17 逆止弁

Claims (9)

  1. オイルを貯留するオイルタンクと、クランク室とを仕切る仕切部に設けられ、かつ内燃機関を循環してクランク室に貯留されるオイルを当該オイルタンクに排出するオイル排出装置であって、
    前記クランク室に貯留されるオイルを強制的に当該オイルタンクに排出する第1オイル排出手段と、
    前記オイルタンクに貯留されたオイルのタンク内油面の高さに応じて、クランク室に貯留されるオイルを当該オイルタンクに排出する第2オイル排出手段と、
    を備えることを特徴とするオイル排出装置。
  2. 前記第2オイル排出手段は、前記タンク内油面の高さが所定高さ以上となると、前記仕切部に形成されたオイル排出孔を浮力により閉塞することを特徴とする請求項1に記載のオイル排出装置。
  3. 前記第2オイル排出手段は、
    前記タンク内油面で浮遊する浮遊部材と、
    前記タンク内油面の高さが所定高さ未満の際に、前記浮遊部材の前記タンク内油面における移動を当該浮遊部材が前記オイル排出孔を閉塞できる範囲内に規制するガイド部材と、
    により構成されていることを特徴とする請求項2に記載のオイル排出装置。
  4. 前記オイル排出孔は、前記仕切部の底面に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のオイル排出装置。
  5. 前記第1オイル排出手段は、前記クランク室内の気体の動圧により、前記クランク室に貯留されるオイルをオイルタンクに排出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のオイル排出装置。
  6. 前記第1オイル排出手段は、
    前記クランク室と前記オイルタンクとを連通するオイル排出通路と、
    当該オイル排出通路に設けられ、クランク室側からオイルタンク側へのオイルの流れのみを許容する逆止弁と、
    により構成されていることを特徴とする請求項5に記載のオイル排出装置。
  7. 前記オイル排出通路のオイルタンクにおける開口部は、前記タンク内油面の最大高さよりも高い位置に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のオイル排出装置。
  8. 前記仕切部の前記オイル排出通路と連通する連通孔は、前記仕切部の底面に形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載のオイル排出装置。
  9. 前記仕切部の前記タンク内油面の最大高さよりも高い位置に、オイルタンク側からクランク室側への気体の流れのみを許容する逆止弁を設けることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のオイル排出装置。
JP2005164286A 2005-06-03 2005-06-03 オイル排出装置 Expired - Fee Related JP4419914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164286A JP4419914B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 オイル排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164286A JP4419914B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 オイル排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006336580A true JP2006336580A (ja) 2006-12-14
JP4419914B2 JP4419914B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=37557339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005164286A Expired - Fee Related JP4419914B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 オイル排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4419914B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009044835A1 (ja) * 2007-10-02 2009-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 潤滑装置、オイル貯留装置、及びオイルパン仕切装置
JP2010121486A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toyota Motor Corp 二槽式オイルパン
WO2012035426A1 (en) * 2010-09-15 2012-03-22 Pacific Industrial Co., Ltd. Oil pan inner tank valve structure
CN110067667A (zh) * 2019-06-03 2019-07-30 广西玉柴机器股份有限公司 V型气缸体的除气孔结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731513U (ja) * 1980-07-30 1982-02-19
JPS5862112U (ja) * 1981-10-21 1983-04-26 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の貯油構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731513U (ja) * 1980-07-30 1982-02-19
JPS5862112U (ja) * 1981-10-21 1983-04-26 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の貯油構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009044835A1 (ja) * 2007-10-02 2009-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 潤滑装置、オイル貯留装置、及びオイルパン仕切装置
JP2009085158A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Toyota Motor Corp 潤滑装置、オイル貯留装置、及びオイルパン仕切装置
JP2010121486A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toyota Motor Corp 二槽式オイルパン
WO2012035426A1 (en) * 2010-09-15 2012-03-22 Pacific Industrial Co., Ltd. Oil pan inner tank valve structure
JP2012062799A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Pacific Ind Co Ltd オイルパン内槽弁構造
CN103119256A (zh) * 2010-09-15 2013-05-22 太平洋工业株式会社 油盘内槽阀结构
GB2497445A (en) * 2010-09-15 2013-06-12 Taiheiyo Kogyo Kk Oil pan inner tank valve structure
GB2497445B (en) * 2010-09-15 2016-03-02 Taiheiyo Kogyo Kk Oil pan inner tank valve structure
US9399935B2 (en) 2010-09-15 2016-07-26 Pacific Industrial Co., Ltd. Oil pan inner tank valve structure
CN110067667A (zh) * 2019-06-03 2019-07-30 广西玉柴机器股份有限公司 V型气缸体的除气孔结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4419914B2 (ja) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8695563B2 (en) Lubrication system for four-stroke engine
KR19980032166A (ko) 엔진에 있어서 윤활용 오일미스트(액체미립자) 생성장치
JP4419914B2 (ja) オイル排出装置
US8210149B2 (en) Baffle plate
US7357111B2 (en) Stroke characteristic variable engine
JP2009156226A (ja) 内燃機関
US20100065014A1 (en) Oil pan of an internal combustion engine
JP2006266207A (ja) エンジンの潤滑油供給装置
CN107869405B (zh) 具有油挡板的内燃机
JP2007205228A (ja) 車両用エンジンのバッフルプレート構造
JP2005030304A (ja) ドライサンプ形4サイクルエンジンの潤滑装置
JP2019210833A (ja) エンジンのオイルパン構造
JP6414150B2 (ja) エンジンのオイル供給装置
JP7088321B2 (ja) 内燃エンジン
JP2009013887A (ja) エンジンの潤滑装置
JP5487019B2 (ja) 可変容量圧縮機
JP2004251231A (ja) 4サイクルエンジンの潤滑装置
JP4963583B2 (ja) エンジン
JP6427479B2 (ja) 内燃機関のバランサ装置
JP2009103081A (ja) ブローバイガス還元装置
KR100508185B1 (ko) 연료탱크의 배플 플레이트의 구조
JP6672997B2 (ja) 可変圧縮比機構を備えた内燃機関
JP3557132B2 (ja) 往復ポンプ装置
JP6409809B2 (ja) エンジンのオイル供給装置
KR100508182B1 (ko) 오일 팬의 오일 스트레이너 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees