JP2006334379A - 正座用椅子 - Google Patents

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鉄栄 李
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Abstract

【課題】法事などの長時間正座を必要とする場合において、足首が痛くなったり、足が痺れたりすることを防止でき、比較的長く楽に正座をすることが出来る正座用いすを提供する。
【課題を解決するための手段】足首の湾曲度に合わせて後ろの端部を高くて丸くしたすね敷台に、お尻を載せる座板を引き出しも押し出しも可能に内蔵する。
【選択図】図1

Description

本発明は、法事の時など長時間正座を必要とする場合において、足首が痛くなったり、足が痺れたりするのを防止するために用いる正座用椅子に関するものである。
従来、長時間正座をする際に発生する足首の痛みや、足の痺れ等の痛苦を緩和するために、座板に支持脚を取り付けた正座用椅子が使われてきた。
また、幾つかの変わった構造の正座用椅子が発表されてある。
正座用椅子に関する先行技術は特開2000−60682と特開2002−34716等がある。
従来の正座用椅子と上記記載の先行技術は、どれも長時間の正座による痛苦をある程度は解消できるものの、問題を完全に解決するには至らない。その原因は、従来の正座用椅子と上記記載の先行技術は問題の解決方法として、お尻を載せる座板についてのみを考えたからである。
しかし、正座による主な痛苦は、お尻の圧迫による足の痺れではなく、足首の痛さである。
足首の痛さは、正座の姿勢自体が足首の関節の生理的の湾曲度を超えて、無理やりすねと水平線に伸ばすことから来るので、お尻の圧迫を解消することで解決できる問題ではない。
本発明は、従来の発想とは違う簡単な構造で、お尻の圧迫と足首の痛さを同時に解決し、正座本来の正しい姿勢を保ったまま長時間正座を楽にできる正座用椅子を提供することである。
本発明は、次の構造により構成される。
略長方形のすね敷台(1)を主体とし、すね敷台(1)の後部を前部より高くし、後部の角を丸くする。
また、座板(2)を支持脚(3)に軸着して、すね敷台(1)の後部の底面に、後部から、引き出しも押し出しも可能に内蔵させる。
そして、すね敷台(1)の両側面には、案内溝(5)を設け、その案内溝(5)の中に押出捧(4)を支持脚(3)の一端に挿通した状態で架設する。
更に、すね敷台(1)の両側面の案内溝(5)の後の部分に、案内溝(7)を斜めの半環状に設け、その中に引上捧(6)を支持脚(3)の下から架設する。
そして、すね敷台(1)の後部には支持脚(3)が通る溝(8)を、請求項1と請求項2の支持脚(3)の数と位置に合わせて設ける。
請求項2の場合は、押出捧(4)と座板(2)を連結する支持脚(3)を座板(2)とすね敷台(1)の中心に1本のみ丈夫な材質で設ける。
請求項3の場合は、押出棒(4)と座板(2)を連結する支持脚(3)を座板(2)の両側面に合わせて2本設ける。
本発明は以上の構造により構成されており、これを使用することにより次のような効果を表す。
(イ)本発明は、すね敷台の上に脚をのせて正座をすることにより、足首の関節を無理に伸ばさなくて済むので、足首の痛みの問題を解決し、楽に正座ができる。
すね敷台(1)は足をのせた時の足首の曲線に合わせて後部を高くし、角を丸い形にしたため、足首が楽になり、座板を使わないで、そのままお尻を足に載せて座っても、座板のみを設けた正座用椅子より楽に正座ができる。
(ロ)本発明は正座をする時間の長短と、状況に合わせ、すね敷台のみの使い方と、すね敷台と座板との両方の使い方とを、使い分けが出来るのでとっても便利である。
特に、普段の生活の中で、主婦などが自宅の畳の上で、短い時間正座をしてすぐ立ち上がることは、日常茶飯事であり、その際にわざわざお尻掛け椅子を使うには余計に面倒になるのだが、本発明をすね敷台のみの状態で使うと便利で役に立つ。
(ハ)本発明は、すねをのせる枕と、お尻を掛ける座板を合体させることにより、支持脚が中心に1本あろうが、両側面にあろうが、足に邪魔になることがなく、正座本来の姿勢を保ったまま楽に正座ができる。
和服、畳、サムライ、正座、これらは昔からの日本の伝統であり、日本の文化の一部とも言えるものである。
正座を楽にするために、座板を大きくすることは、いくらでも簡単に出来ることだが、正座本来の姿勢を崩してしまうと意味がなくなる。
本発明は、正座本来の美しい姿勢を保つことを前提所条件として設計したもので、本発明を使用した際は、前面から見ても、側面から見ても本来の正座の奥ゆかしい姿勢は変わりがないだけでなく、本発明を利用することにより、畳の上だけでなく、フローリングなどの地面の上でも正座が可能となり、正座を一層優雅の形にすることが出来る。
(ニ)本発明は長時間座ってから座板を使いたい時、わざわざ体を起こして再び座板をセットする必要がなく、座板を後ろに押し出して、お尻の下にセットするまでの一連の作業を、座ったままで簡単に出来るので、構造が合理的である。
また、法事など儀式を行う場合、主催側は会場の来賓の座席や位置を整えるために苦労をする場合が多かったが、本発明を利用すると、本発明を並べておくだけで、混雑を起こさず済む。
更に、座板がすね敷台に内蔵された構造になっているため、外観上は椅子というより少し硬くて厚みのある座布団状になってあるので、スペースをとらず、前後向きに積み重ねて内蔵するにも、携帯をするにも便利である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の斜視図である。
図2は本発明の請求項2の座板を引き出した状態の斜視図である。
図3は本発明の請求項2の座板を引き出した状態の分解斜視図である。
図4は本発明の使用際のイメージ図である。
まず、すねを掛けられる大きさの長方形のすね敷台(1)を主体とし、すね敷台(1)の後部の足首を乗せる角のところは約12cmから15cm位の高さで足首の曲線に合わせて丸くし、すね敷台(1)の前方は後ろより半分くらいの厚さにする。
また、お尻を掛ける座板(2)を支持脚(3)に軸着して、すね敷台(1)の後部の底面に、後部から、引き出しも押し出しも可能に内蔵する。
そして、すね敷台(1)の両側面には、押出捧(4)の通る案内溝(5)を横向きに設け、その案内溝(5)の中に押出捧(4)を支持脚(3)の一端に伝動自在に挿通した状態で架設し、押出捧(4)の両端を外から手でつかめるように突出させる。
更に、すね敷台(1)の両側面の案内溝(5)の後の部分に、引上捧(6)の案内溝(7)を設けるのだが、前記足首に合わせて丸くしたかたちに合わせて、斜めの半環状に設け、その中に引上捧(6)を支持脚(3)の下から架設し、架設した引上捧(6)の両端も外から手でつかめるように突出させる。
また、前記斜めの半環状の案内溝(7)は、引上捧(6)が引き上げた支持脚(3)が後に倒れないように支えるために、上端を少し下方に引き込む形にする。
そして、すね敷台(1)の後部には座板(2)を引き出してから、支持脚(3)を引き上げる際に通る溝(8)を、請求項1と請求項2の支持脚(3)の数と位置に合わせて設ける。
請求項2の場合は、押出捧(4)と座板(2)を連結する支持脚(3)を、座板(2)とすね敷台(1)の中心に1本のみ丈夫な材質で設ける。
請求項3の場合は、取手(4)と座板(2)を連結する支持脚(3)を、座板(2)の両側面に合わせて2本設ける。
本発明を使う時は、まず、正座をしようとする場所に本発明を置いて、そのまま膝を曲げて足をすね敷台(1)の上にのせる。
すると丸くて高いすね敷台(1)の後部が足首を痛めず心地よく支えるので、お尻を直接足の上にのせても、20〜30分ぐらいはかなり楽にいられる。
もし、長時間たって、足が痺れようになったら、今度は両手ですね敷台(1)の両側面に設けてある押出捧(4)を後ろの溝(5)の末端まで押しつけると、座板(2)がすね敷台(1)の後部から押し出される。
そしたら、引上捧(6)を引き上げ、座板(2)をお尻の下に当て、引上捧(6)を溝(7)に引き込むところに掛けると、座板(2)が固定される。
座板を使うと、体重が座板(2)とすね敷台(1)に分散されるので、正座が更に楽になる。
長時間の正座が必要とする事情に当って、最初から座板を使いたい場合は、座るまえ座板(2)を後ろから引き出してから、座って座板をセットすることも出来る。
請求項3を使用する際は、座板(2)をセットすると、二本の足が支持脚(3)の内側に納まる形になるのだが、その請求項3を請求項2と比べると、欠点としては、立ち上がる時は、必ずまず座板(2)を後に下ろしてから立ち上るしかない不便さがあるのと、長所としては、座板の安定性が良いことである。
日常生活の中で、主婦などが自宅で頻繁に短い時間の正座をする場合は、本発明をすね敷台のみの状態で使うと便利で役に立つ。
は本発明の斜視図である。 は本発明の請求項2の座板を引き出した状態の斜視図である。 は本発明の請求項2の座板を引き出した状態の分解斜視図である。 は本発明使用際のイメージ図である。
符号の説明
1 すね敷台
2 座板
3 支持脚
4 押出捧
5 案内溝
6 引上捧
7 案内溝
8 溝

Claims (3)

  1. 後部を前部より高くし、後部の角を丸くした略長方形のすね敷台を主体とし、お尻を載せる座板を、支持部材を介して、上記すね敷台の後部から、引き出しも押し出しも可能に内蔵することによって、すねだけを敷台にのせて使う方法と、座板をセットして、すねとお尻の両方ともを乗せて使う方法とを、使い分けが可能な構造を特徴とする正座用椅子。
  2. 後部を前部より高くし、後部の角を丸くした略長方形のすね敷台を主体とし、お尻を載せる座板を、支持部材を介して、上記すね敷台の後部から、引き出しも押し出しも可能に内蔵することによって、すねだけを敷台にのせて使う方法と、座板をセットして、すねとお尻の両方ともを乗せて使う方法とを、使い分けが可能な構造を特徴とする正座用椅子において、座板とすね敷台を連結する支持脚が、すね敷台と座板の中心部に1本のみ設けられた構造を特徴とする請求項1の正座用椅子。
  3. 後部を前部より高くし、後部の角を丸くした略長方形のすね敷台を主体とし、お尻を載せる座板を、支持部材を介して、上記すね敷台の後部から、引き出しも押し出しも可能に内蔵することによって、すねだけを敷台にのせて使う方法と、座板をセットして、すねとお尻の両方ともを乗せて使う方法とを、使い分けが可能な構造を特徴とする正座用椅子において、座板を連結する支持脚を、座板の両側面に合わせて2本を設けた構造を特徴とする請求項1の正座用椅子。
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