JP2006329253A - 埋設管補修器用パッキン - Google Patents

埋設管補修器用パッキン Download PDF

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Abstract

【課題】 防水効果の高い埋設管補修器用パッキンの提供。
【解決手段】 本発明は、埋設管の破損部分に当該埋設管の外周面側から当てがわれる埋設管補修器用パッキンにおいて、前記パッキンの内周面の外縁に沿って前記内周面を囲うように外縁隔壁を設けると共に、前記内周面内を複数の区画に分けて隔室を形成する内部隔壁を設けたことを特徴とする。
又、内部隔壁は前記内周面の中央から前記外縁隔壁に至る間に複数の隔壁が形成されるように設けたことを特徴とする。
又、内部隔壁は隣り合う隔室を形成する内部隔壁と共有されるように設けたことを特徴とする
【選択図】図3

Description

本発明は、比較的径の大きな上水道管等の埋設管に生じた亀裂等の破損部分を塞ぐため、当該埋設管の外周を覆うように取り付けられる埋設管補修器用のパッキンに関する。
埋設管補修器は、半割り筒形形状であって、本発明の使用状態を示す斜視図図3やその断面図4に示すように、同一形状の2つの半割り筒の割り面を合わせるようにして、埋設管の破損部分をその外周面側から覆い、2つの割り面の合わせ部、即ち、図示の埋設管補修器では、一方の割り面の合わせ部側を係合させておき、他方の割り面の合わせ部側をボルト締めすることによって、埋設管に半永久的に装着させるものである。
埋設管補修器用パッキン(以下、単にパッキンともいう)は、2つの半割り筒である前記埋設管補修器の内周面側に予め当てがわれて使用されるものであり、従来、均等な厚さで、表面が平滑な単純な板状部材が用いられていた。
しかし、前記のような、表面が平滑なパッキンでは、当該パッキンが平滑な内周面を持つ埋設管補修器によって埋設管の比較的平滑な外周面に当てがわれるだけであるため、埋設管補修器による締め付け圧力がパッキンの埋設管に当てがわれる面に均等に作用して分散されてしまい、亀裂等が生じた埋設管の破損部分からの漏水防止効果が今ひとつ十分でなかった。
又、埋設管の平滑な外周面に平滑なパッキンを当てがう構成では、一旦、水漏れによって埋設管外に水塊が生じてしまうと、締め付け圧力により却って水塊が圧されてパッキンと埋設管との間をさ迷い、遂には外部に漏水し、これを繰り返すことによって、水塊の逃げ道を自ずと生じさせてしまう、という不都合もあった。
本発明は、埋設管補修器用パッキンの内周面の外縁に沿って外縁隔壁を設けると共に当該内周面内を複数の区画に分ける隔室を形成する内部隔壁を設けたことを最も主要な特徴とする。
即ち、請求項1の発明は、埋設管の破損部分に当該埋設管の外周面側から当てがわれる埋設管補修器用パッキンにおいて、前記パッキンの内周面の外縁に沿って前記内周面を囲うように外縁隔壁を設けると共に、前記内周面内を複数の区画に分けて隔室を形成する内部隔壁を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、内部隔壁は前記内周面の中央から前記外縁隔壁に至る間に複数の隔壁が形成されるように設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、内部隔壁は隣り合う隔室を形成する内部隔壁と共有されるように設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、内部隔壁は隔室を形成する全ての内部隔壁が連続して延在するように設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、外縁隔壁に接する隔室は当該外縁隔壁が当該区画の内部隔壁と兼用されるように設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、各隔室が四角形となるように内部隔壁を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、各隔室が亀甲形となるように内部隔壁を設けたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項請求項1乃至請求項7の何れかに記載の埋設管補修器用パッキンにおいて、埋設管補修器用パッキンは2枚一組にて補修対象の埋設管の外周面を覆うよう半割り筒状に形成され、互いに突き合わされる半割り筒状の合わせ面は断面において弧状に突出する曲面であることを特徴とする。
請求項1乃至請求項7の発明によれば、埋設管補修器による締め付け圧力が従来のようにパッキンの平面に均等に分散(拡散)せず、埋設管に圧接される隔壁部分のみとなるため締め付け圧力が当該隔壁部分に集中して相対的に圧力が増すため、漏水防止効果を高めることができる。
又、パッキンの中央部から外縁に至までの間に、隔壁による隔室を複数設けることにより、埋設管外に漏れた水塊であっても、少量であれば、比較的締め付け圧力が小さい隔室内にとどめることができるので、外縁に達する水塊の逃げ道の発生を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、全ての内部隔壁を連続させることによって、破損箇所が中央となるようにパッキンを当てがえることにより、パッキンの外縁に至るまでに多数段の隔壁が存在することとなるので、漏水防止効果を更に一層高めることができる。
請求項8の発明によれば、埋設管補修器用パッキンを2枚一組にて補修対象の埋設管の外周面を覆うよう半割り筒状に形成しても、2枚の突き合せ面を断面において弧状に突出する曲面とすることによって、突合せ面における密着度即ち漏水防止効果を高めることができる。
以下、本発明を、内部隔壁を碁盤目状に設けた埋設管補修器用パッキンを例にして説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施例を示すものにして、図1は図4において下側に位置するパッキンの平面図、図2は図1のA-A断面図、図3は使用状態を示す斜視図、図4は図3の断面図である。
図3及び図4において、図中の符号1は地下に埋設された比較的口径の大きな埋設管としての水道管(以下、埋設管ともいう)であり、2は当該埋設管1の破損部分(図示せず)に装着された埋設管補修器である。
この埋設管補修器2は、埋設管2の外周面側から当てがわれる2つの同形の半割筒の割り面を互いに突き合せて、突き合わせされた両縁側の一方縁側を係脱自在なヒンジ24で連結し、他方縁側をボルト23締めして、埋設管1の外周面に組みつけて、埋設管1と共に半永久的に使用される補修器である。
本発明の埋設管補修器用パッキン3(以下、単にパッキンともいう)は、半割り筒状の形をしており、2枚一組で筒形状となるように前記埋設管補修器2(半割り筒21、半割り筒
22)の内周面側に予め装着される。
図1及び図2において、パッキン3の内周面即ち、埋設管2の外周面に当接される面には、当該パッキン3の外縁に沿って略長四角形状の内周面(曲面)を囲うように外縁隔壁31が断面コ字形の突状として連続的に延在(31、31、31、31)するように形成されている。
更に、外縁隔壁31に囲まれた内周面内には、碁盤目状に内部隔壁32を設けて当該内周面を複数の区画に分け、多数の隔室33が形成されている。
これ等の隔室33は、内周面の中央から外縁隔壁31に至る間に複数の隔壁が内部隔壁32として形成されるように設けるのが好ましい。
このように、パッキン3の中央部からその外縁隔壁31に至までの間に、内部隔壁32による隔室33ができるだけ多数位置するように、複数設けることにより、埋設管2の外に漏れた水塊が生じてあっても、この水塊が少量であれば、比較的締め付け圧力が小さい各隔室33内にとどめることができるので、外縁隔壁31を越えて外部に達する水塊の逃げ道の発生を自ずと抑制することができる。
図示の内部隔壁32は隣り合う隔室33を形成する内部隔壁33が共有されており、隔室33を形成する全ての内部隔壁32は連続して延在している。
又、外縁隔壁31に接する隔室33は当該外縁隔壁31が当該区画即ち隔室33の内部隔壁32と兼用されている。
図示の例では、各隔室33が四角形となるように内部隔壁32を設けてあるが、勿論これに限らず、三角形、六角形(亀甲形)等の角形、或いは、円や楕円形等の形状であっても良い。
又、隣り合う隔室33を形成する内部隔壁32は必ずしも共有される必要はないが、少なくとも、隔室33を形成する内部隔壁32の一部は隣り合う隔室33を形成する内部隔壁32の一部と少なくとも連続するよう形成されることが好ましい(図示せず)。
このように、内部隔壁32を互いに連続させることによって、破損箇所が中央となるようにパッキン3を当てがえた場合には、パッキン3の外縁に至までに多数段の隔壁32を存在させることができるので、漏水防止効果を更に高めることができる。
図2において、前述したように、埋設管補修器用パッキン3は2枚一組にて補修対象の埋設管2の外周面を覆うよう半割り筒状に形成されるが、筒状となるように互いに突き合わされる半割り筒状の合わせ面34、34は、その断面において弧状に突出する曲面に形成されている。
これにより、筒状となるように埋設管1の外周面に当接された状態にて埋設管補修器2をボルト締めする際、突合せ面における密着度が一段と高まり、漏水防止効果が一層高められる。
本発明は、上記実施例に示す水道管のみならず、ガス管やその他の比較的口径の大きな埋設管の補修用パッキンとして用いることができる。
図4において下側に位置するパッキンの平面図、図2は、図3は、図4は図3の断面図である。

パッキンの平面図である。 図1のA-A断面図である。 使用状態を示す斜視図である。 図3の断面図である。
符号の説明
1 埋設管(水道管)
2 埋設管補修器
21 半割り筒(埋設管補修器)
22 半割り筒(埋設管補修器9
23 ボルト
24 ヒンジ
3 埋設管補修器用パッキン
31 外縁隔壁
32 内部隔壁
33 隔室
34 合わせ面(パッキン)

Claims (8)

  1. 埋設管の破損部分に当該埋設管の外周面側から当てがわれる埋設管補修器用パッキンにおいて、
    前記パッキンの内周面の外縁に沿って前記内周面を囲うように外縁隔壁を設けると共に、前記内周面内を複数の区画に分けて隔室を形成する内部隔壁を設けたことを特徴とする埋設管補修器用パッキン。
  2. 内部隔壁は前記内周面の中央から前記外縁隔壁に至る間に複数の隔壁が形成されるように設けたことを特徴とする請求項1に記載の埋設管補修器用パッキン。
  3. 内部隔壁は隣り合う隔室を形成する内部隔壁と共有されるように設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の埋設管補修器用パッキン。
  4. 内部隔壁は隔室を形成する全ての内部隔壁が連続して延在するように設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の埋設管補修器用パッキン。
  5. 外縁隔壁に接する隔室は当該外縁隔壁が当該区画の内部隔壁と兼用されるように設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の埋設管補修器用パッキン。
  6. 各隔室が四角形となるように内部隔壁を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の埋設管補修器用パッキン。
  7. 各隔室が亀甲形となるように内部隔壁を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の埋設管補修器用パッキン。
  8. 埋設管補修器用パッキンは2枚一組にて補修対象の埋設管の外周面を覆うよう半割り筒状に形成され、互いに突き合わされる半割り筒状の合わせ面は断面において弧状に突出する曲面であることを特徴とする請求項請求項1乃至請求項7の何れかに記載の埋設管補修器用パッキン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102679089A (zh) * 2012-05-18 2012-09-19 安徽同发设备股份有限公司 一种哈夫节密封垫
JP2014005930A (ja) * 2012-03-30 2014-01-16 Niikura Giken:Kk 流水管補修工法
JP2015094458A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 中国電力株式会社 配管用の補強用具

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