JP2006327994A - 毛髪保護剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パーマ処理、漂白処理などにともなう毛髪などの損傷を防止することができる毛髪保護処理剤を提供する。
【解決手段】
(i)塩基性アミノ酸塩酸塩、並びに
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物の金属塩
からなる毛髪保護剤。
【選択図】 なし
【解決手段】
(i)塩基性アミノ酸塩酸塩、並びに
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物の金属塩
からなる毛髪保護剤。
【選択図】 なし
Description
本発明は毛髪などへの酸化処理時、特にパーマネントウェーブ処理や染毛処理などにより生ずる損傷から毛髪を保護する毛髪保護剤及び毛髪処理方法に関する。
毛髪の主成分ケラチンはペプチド鎖よりなり、毛髪の縦方向に多数並び隣り合った主鎖間はシスチン結合の側鎖により網目構造を形成している。このため毛髪は弾力性に富み、折り曲げて直ちにもとの形に戻る(復元力)。毛髪に対してパーマネントウェーブを施す、いわゆるパーマ処理に際しては、種々の薬剤を用いた処理が行われる。一般的なパーマ処理では、下記のように毛髪組織のシスチン結合をまずパーマ処理剤の1剤(還元剤:チオグリコール酸)により還元してシスチン結合を切断しシスティン残基が形成される。
従来、このようなシスティン酸の発生を有効に防止し毛質の低下の防ぐことは困難であり(染毛処理時に於いても酸化処理を行なう為同様の問題がある)応急処置として発生した損傷毛にコーティングを行うなどして一時的な処置がなされていたがパーマ処理、又は染毛処理工程における根本的な防止法はなされていない。
また、頭髪の染毛処理においても、これに付随する過酸化水素を用いた漂白(酸化処理)により同様にシステイン酸が生じる。さらに、羊毛、カシミア、ラクダ、ウサギなどの動物繊維の漂白処理や染色工程中の酸化処理によっても同様にシステイン酸が生じる。これらに対しても本発明の毛髪処理剤は有効である。
また、頭髪の染毛処理においても、これに付随する過酸化水素を用いた漂白(酸化処理)により同様にシステイン酸が生じる。さらに、羊毛、カシミア、ラクダ、ウサギなどの動物繊維の漂白処理や染色工程中の酸化処理によっても同様にシステイン酸が生じる。これらに対しても本発明の毛髪処理剤は有効である。
本発明者は、このようなパーマ処理などにおいて毛髪等の損傷を防止する方法について、鋭意検討した。その結果、L−リジン塩酸塩などの塩基性アミノ酸塩酸塩に、オキシ酸などの特定の化合物の金属塩を組み合わせてなる毛髪保護剤をパーマ処理に用いることにより、毛髪の損傷を防止できるとの知見を得て本発明を完成した。
すなわち、本発明は
(i)塩基性アミノ酸塩酸塩、並びに
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物の金属塩
からなる毛髪保護剤を提供するものである。上記、成分(ii)の金属塩は、オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸などの化合物と酸化金属の組合せであってもよい。
また、本発明はかかる保護処理剤をパーマ処理剤の第1剤(還元処理剤)、第2剤(酸化処理剤)に配合するなどの方法により毛髪などに対する損傷の少ないパーマ処理法、染毛方法及び、漂白方法を提供するものである。
(i)塩基性アミノ酸塩酸塩、並びに
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物の金属塩
からなる毛髪保護剤を提供するものである。上記、成分(ii)の金属塩は、オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸などの化合物と酸化金属の組合せであってもよい。
また、本発明はかかる保護処理剤をパーマ処理剤の第1剤(還元処理剤)、第2剤(酸化処理剤)に配合するなどの方法により毛髪などに対する損傷の少ないパーマ処理法、染毛方法及び、漂白方法を提供するものである。
本発明の毛髪保護処理剤によれば、パーマ処理、漂白処理などにともなう毛髪などの損傷を防止することができる。
(i)塩基性アミノ酸塩酸塩としては、L−リジン塩酸塩、L−オルニチン塩酸塩及びL−アルギニン塩酸塩などが挙げられ特にL−リジン塩酸塩が好ましい。
本発明の毛髪処理剤中、前記成分の濃度は、0.01〜20g/l、好ましくは0.05〜10g/l、更に好ましくは0.1〜5g/lである。配合量がこれより少ないと、毛髪への充分な保護効果が得られず、これより多くても効果の向上が見られない。
本発明の毛髪処理剤中、前記成分の濃度は、0.01〜20g/l、好ましくは0.05〜10g/l、更に好ましくは0.1〜5g/lである。配合量がこれより少ないと、毛髪への充分な保護効果が得られず、これより多くても効果の向上が見られない。
(ii)金属塩
オキシ酸の金属塩としては、例えば乳酸、グルコン酸、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、グリコール酸、オキシプロピオン酸、酒石酸、グルカル酸等の糖酸類など脂肪族オキシ酸の金属塩;没食子酸、オキシ安息香酸など芳香族オキシ酸の金属塩などが挙げられる。
また、他の金属塩としては、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸の金属塩が挙げられる。また、メチルビニルエーテル無水マレイン酸及びその共重合体の金属塩も用いられる。
金属塩としては、カルシウム塩、マグネシウム塩、銅塩、鉄塩などが好ましい。
本発明の毛髪処理剤中、前記成分の濃度は、金属塩として0.1〜100g/l、好ましくは0.1〜50g/l、更に好ましくは1.0〜10g/lである。配合量がこれより少ないと、毛髪への充分な保護効果が得られず、これより多くても効果の向上が見られない。
オキシ酸の金属塩としては、例えば乳酸、グルコン酸、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、グリコール酸、オキシプロピオン酸、酒石酸、グルカル酸等の糖酸類など脂肪族オキシ酸の金属塩;没食子酸、オキシ安息香酸など芳香族オキシ酸の金属塩などが挙げられる。
また、他の金属塩としては、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸の金属塩が挙げられる。また、メチルビニルエーテル無水マレイン酸及びその共重合体の金属塩も用いられる。
金属塩としては、カルシウム塩、マグネシウム塩、銅塩、鉄塩などが好ましい。
本発明の毛髪処理剤中、前記成分の濃度は、金属塩として0.1〜100g/l、好ましくは0.1〜50g/l、更に好ましくは1.0〜10g/lである。配合量がこれより少ないと、毛髪への充分な保護効果が得られず、これより多くても効果の向上が見られない。
また、成分(ii)の金属塩は、オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸などの化合物と酸化金属などとの組合せであってもよい。これらの酸化金属としては酸化カルシウム、酸化銅、酸化鉄などが挙げられる。
(毛髪処理剤の調製)
本発明の保護用処理剤は、所定の金属塩などを水溶液に充分に溶解して調製することができる。処理剤の剤型は、水性液、水溶液やフォーム、ゲル剤などの種々の形態とすることができる。
また、本発明の処理剤には、その性能を損なわない範囲でさらに必要に応じて可塑剤(ポリエチレングリコールなど)、酸化防止剤、油分、防腐剤、紫外線吸収剤、増粘剤、香料、色素などの従来公知の成分を適宜配合してよい。
本発明の毛髪保護用処理剤は、パーマ処理などに付随して生ずるシステイン酸に作用し毛髪など損傷、退色を防止し毛質の低下を防止する。システイン酸による毛髪の損傷を大幅に減少させることができた。
本発明の保護用処理剤は、所定の金属塩などを水溶液に充分に溶解して調製することができる。処理剤の剤型は、水性液、水溶液やフォーム、ゲル剤などの種々の形態とすることができる。
また、本発明の処理剤には、その性能を損なわない範囲でさらに必要に応じて可塑剤(ポリエチレングリコールなど)、酸化防止剤、油分、防腐剤、紫外線吸収剤、増粘剤、香料、色素などの従来公知の成分を適宜配合してよい。
本発明の毛髪保護用処理剤は、パーマ処理などに付随して生ずるシステイン酸に作用し毛髪など損傷、退色を防止し毛質の低下を防止する。システイン酸による毛髪の損傷を大幅に減少させることができた。
(処理剤の使用法)
本発明の毛髪処理剤をパーマ処理に用いるには、1剤又は2剤、好ましくは2剤中に配合して常法によりパーマ処理を行う。毛髪処理剤の使用割合は、パーマ処理剤2剤に対して0.5〜20%、好ましくは0.5〜5%である。
本発明の毛髪処理剤をパーマ処理に用いるには、1剤又は2剤、好ましくは2剤中に配合して常法によりパーマ処理を行う。毛髪処理剤の使用割合は、パーマ処理剤2剤に対して0.5〜20%、好ましくは0.5〜5%である。
つぎに、本発明を実施例および比較例によりさらに具体的に説明する。
[実施例1]
ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸5.0g及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体1.0gを容器に入れ水を加えて100gとし90℃に加熱溶解した。さらに酸化銅0.2gを加え攪拌し完全に溶解し、加熱を止めグルコン酸銅4.0g及びL−リジン塩酸塩0.5gを添加し精製水を加えて1リットルとし毛髪保護剤を調製した。
[実施例2〜17及び比較例]
後記表1の配合量にて実施例1と同様にして毛髪用処理剤を調製した。
また、精製水のみのものをブランクとして試験に供した。
[実施例1]
ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸5.0g及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体1.0gを容器に入れ水を加えて100gとし90℃に加熱溶解した。さらに酸化銅0.2gを加え攪拌し完全に溶解し、加熱を止めグルコン酸銅4.0g及びL−リジン塩酸塩0.5gを添加し精製水を加えて1リットルとし毛髪保護剤を調製した。
[実施例2〜17及び比較例]
後記表1の配合量にて実施例1と同様にして毛髪用処理剤を調製した。
また、精製水のみのものをブランクとして試験に供した。
(毛髪損傷の評価方法)
毛髪1gをビーカーにとり下記の処理を3回繰り返した。前記の実施例及び比較例にて調製した各毛髪処理剤を下記工程(10)の市販パーマ処理剤の2剤(酸化剤NaBrO3溶液)に3%添加した。また、添加しないものをブランクとして比較した。
(1)シャンプー → (2)乾燥 → (3)ブリーチ 25℃15分(5%過酸化水素、5%アンモニア水の水溶液に浸漬) → (4)水洗 → (5)シャンプー → (6)乾燥 →
(7)水で濡らす → (8)パーマ1剤 32℃10分(処理液に浸漬) → (9)水洗 →
(10)パーマ2剤 室温10分(処理液に浸漬) → (11)水洗 → (12)乾燥
処理した毛髪の損傷の程度を示す基準としてつぎの測定を行った。結果を表1に示す。
(1)引張強度
テンサイルテスタ(tensile tester)を用い毛髪1本について引張強度(g)を測定した。
(2)システィン酸
毛髪中のアミノ酸分析を行いシスティン酸のppm濃度を測定した。
毛髪1gをビーカーにとり下記の処理を3回繰り返した。前記の実施例及び比較例にて調製した各毛髪処理剤を下記工程(10)の市販パーマ処理剤の2剤(酸化剤NaBrO3溶液)に3%添加した。また、添加しないものをブランクとして比較した。
(1)シャンプー → (2)乾燥 → (3)ブリーチ 25℃15分(5%過酸化水素、5%アンモニア水の水溶液に浸漬) → (4)水洗 → (5)シャンプー → (6)乾燥 →
(7)水で濡らす → (8)パーマ1剤 32℃10分(処理液に浸漬) → (9)水洗 →
(10)パーマ2剤 室温10分(処理液に浸漬) → (11)水洗 → (12)乾燥
処理した毛髪の損傷の程度を示す基準としてつぎの測定を行った。結果を表1に示す。
(1)引張強度
テンサイルテスタ(tensile tester)を用い毛髪1本について引張強度(g)を測定した。
(2)システィン酸
毛髪中のアミノ酸分析を行いシスティン酸のppm濃度を測定した。
(結果)
実施例の毛髪処理剤をパーマ2剤に添加することにより、毛髪の引張強度の低下は大幅に改善された。グルコン酸カルシウム塩のみの場合(比較例)も保護効果は認められるが、リジン塩酸塩を併用するとより一層の効果が得られる。これは水洗時等の水道水中のナトリウムやカリウム塩が酸化処理により生成したシスティン酸に対して作用するのを防ぎカルシウムの効果を助けるためと推測される。このようにパーマ処理液により毛髪にシステイン酸を生じ損傷を受けるが、本発明の保護処理剤はこれを防止する。
本発明の保護剤をパーマ処理剤の2剤に用いると、添加しない比較例に比べて毛髪の引張強度の低下が大幅に改善された。また、毛髪中のシスティン酸の発生も著しく抑制される。
実施例の毛髪処理剤をパーマ2剤に添加することにより、毛髪の引張強度の低下は大幅に改善された。グルコン酸カルシウム塩のみの場合(比較例)も保護効果は認められるが、リジン塩酸塩を併用するとより一層の効果が得られる。これは水洗時等の水道水中のナトリウムやカリウム塩が酸化処理により生成したシスティン酸に対して作用するのを防ぎカルシウムの効果を助けるためと推測される。このようにパーマ処理液により毛髪にシステイン酸を生じ損傷を受けるが、本発明の保護処理剤はこれを防止する。
本発明の保護剤をパーマ処理剤の2剤に用いると、添加しない比較例に比べて毛髪の引張強度の低下が大幅に改善された。また、毛髪中のシスティン酸の発生も著しく抑制される。
(他の使用法)
この保護剤は弱い酸化作用を有し、パーマ2剤の作用を調節することもできる。すなわち、保護剤にカルボキシエチルセルローズを添加し粘性を持たせ、毛髪の一部に保護剤をコーティングし毛髪全体に通常どおりパーマ処理工程を行う。コーティング部と未コーティング部とのカール状態を観察した結果コーティング部分は殆ど毛髪の成形がみられなかった。
この保護剤は弱い酸化作用を有し、パーマ2剤の作用を調節することもできる。すなわち、保護剤にカルボキシエチルセルローズを添加し粘性を持たせ、毛髪の一部に保護剤をコーティングし毛髪全体に通常どおりパーマ処理工程を行う。コーティング部と未コーティング部とのカール状態を観察した結果コーティング部分は殆ど毛髪の成形がみられなかった。
(作成方法)
実施例1にて調製した毛髪保護剤99gを容器にとりカルボキシメチルセルロース1gを加えて全体を100gとしたゲル状の処理剤を調製した。この処理剤0.5g用いて毛髪(1.0g)の一部にコーティングした。ついで、常法にてパーマ処理を行った。その結果、塗布した部分のカール状態と塗布しない部分のカール状態を比較したが塗布部分は成形状態が不良であった。このようにして部分的にカールしたパーマ処理を行うこともできる。また、カルシウム塩は酸化処理工程において毛髪のシスティン酸の生成を少なくし、更に発生してしまったシスティン酸に作用してその活動を抑制するが、水中のナトリウム、カリウムが存在するとカルシウムの働きが充分に発揮できない。リジン塩酸塩を添加することにより、ナトリウム、カリウムの妨害を除き、より効果的に保護効果を高めることができる。
実施例1にて調製した毛髪保護剤99gを容器にとりカルボキシメチルセルロース1gを加えて全体を100gとしたゲル状の処理剤を調製した。この処理剤0.5g用いて毛髪(1.0g)の一部にコーティングした。ついで、常法にてパーマ処理を行った。その結果、塗布した部分のカール状態と塗布しない部分のカール状態を比較したが塗布部分は成形状態が不良であった。このようにして部分的にカールしたパーマ処理を行うこともできる。また、カルシウム塩は酸化処理工程において毛髪のシスティン酸の生成を少なくし、更に発生してしまったシスティン酸に作用してその活動を抑制するが、水中のナトリウム、カリウムが存在するとカルシウムの働きが充分に発揮できない。リジン塩酸塩を添加することにより、ナトリウム、カリウムの妨害を除き、より効果的に保護効果を高めることができる。
本発明の毛髪保護処理剤は、パーマ処理、漂白処理などにともなう毛髪、動物繊維の損傷を防止する。
Claims (5)
- (i)塩基性アミノ酸塩酸塩、並びに
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物の金属塩
からなる毛髪保護剤。 - (i)塩基性アミノ酸塩酸塩
(ii)オキシ酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、ホスホノブタントリカルボン酸及びメチルビニルエーテルマレイン酸共重合体から選ばれた少なくとも1種の化合物、並びに
(iii)酸化金属
からなる毛髪保護剤。 - 塩基性アミノ酸塩酸塩がL−リジン塩酸塩である請求項1又は2の毛髪保護剤。
- オキシ酸がグルコン酸である請求項1又は2の毛髪保護剤。
- 金属塩がカルシウム塩、鉄塩、亜鉛塩又は銅塩である請求項1又は2の毛髪保護剤。
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JP2005154730A JP2006327994A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 毛髪保護剤 |
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- 2005-05-26 JP JP2005154730A patent/JP2006327994A/ja active Pending
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