JP2006279887A - 情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラム - Google Patents

情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より幅広いユーザ層が快適にウェブページ等の閲覧対象情報を閲覧できるように配慮した情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラムを得ること。
【解決手段】セットトップボックス203は、表示対象となるウェブページのHTML文書の各表示要素の従属関係を解析して各表示要素を階層化およびグループ化したレイアウトデータを作成し、所定の階層に該当するグループの各表示要素を配置して画面を構成する。更に各グループの見出しとなる表示要素のサイズを拡大させて、TVモニタ202に表示させる。リモートコントローラ204の操作により決定操作が行われると、該当するグループの1つ下の階層の各表示要素について同様に画面構成し、TVモニタ202に表示させる。ハイパーリンクについて決定操作が行われると、インターネット201から該当するウェブページのHTML文書を取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウェブページ等の閲覧対象情報を閲覧するための情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラムに係わり、特に高齢者や子供でも閲覧を楽しめるように配慮した情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラムに関する。
インターネットでは、各種サービスの提供を行う多数のウェブサイトが存在している。たとえばインターネットを利用する際の入り口としてのポータルサイトや、各種サービスのウェブページ情報を表わしたウェブサイトが代表的なものである。このようなウェブサイトを利用するために、従来では通信機能を持ったパーソナルコンピュータ等の情報処理装置をインターネットに接続し、ポインティングデバイスとしてのマウスやキーボード等の入出力機器を駆使することで所望の情報を閲覧するようになっていた。
図21は、このような従来より一般的に行われていたウェブページを閲覧するための情報閲覧システムの構成を表わしたものである。この情報閲覧システム100では、インターネット102にイーサネット(登録商標)等のネットワーク回線を経由して情報処理装置であるパーソナルコンピュータ103が接続されている。パーソナルコンピュータ103には、画像を表示するためのモニタ104と、情報を入力するためのキーボード105と、ポインタを操作するためのマウス106が接続されている。パーソナルコンピュータ103にはウェブサイトを閲覧するためのウェブブラウザと呼ばれるソフトウェアが用意されており、インターネットに接続したときにモニタ104にポータルサイトの画面を初期画面として表示するようになっている。ユーザは、このポータルサイトの画面が表示された状態で、マウス等の入力装置を用いて、あらかじめそのウェブページ上に配置されている任意のリンク先にポインタを当ててクリックする。すると、そのリンク先のウェブページがモニタ104に新たに表示される。このようにしてウェブページを順次開いていくことを繰り返すことで、いわゆるネットサーフィンを楽しむことができる。
以上の操作で所望のウェブページを表示する代わりに、ユーザはモニタ104に表示されるウェブブラウザのアドレス入力欄にキーボード等の入力装置を使用して、既知のURL(Uniform Resource Locator)を入力することもできる。これにより、そのURLのウェブページをモニタ104に直接表示することができる。この後は、そのウェブページに表示されているリンクを辿ることで、順次ウェブページを開いていって、同様にネットサーフィンを楽しむことができる。
しかしなから、この図21に示した情報閲覧システムでは、ウェブページの閲覧専用のモニタ104を必要とする。したがって、ユーザが自宅にテレビジョン番組を視聴するためのテレビジョンモニタ(以下、TVモニタと略称する。)を備えていたとしても、その他にインターネット閲覧用のモニタ104を必要とし、更にこれに接続するパーソナルコンピュータ103を必要とすることになる。ユーザはテレビジョンの視聴とインターネットの閲覧を択一的に選択して行うのが通常であり、1つの部屋にテレビジョンの視聴設備とインターネットの閲覧設備を共に備えることは配置スペース上で無駄となる。
そこで、テレビジョンとその視聴に用いるセットトップボックス(STB)とを用いてウェブページを閲覧する技術が提案されている(たとえば特許文献1参照)。この提案では、セットトップボックスの操作に使用するリモートコントローラ(Remote Controller)を使用して、TVモニタにウェブページを表示させると共に、テレビジョン番組を視聴するときとウェブページを閲覧するときのリモートコントローラの操作の共通化を図っている。
図22は、この提案の情報閲覧システムの概要を表わしたものである。この情報閲覧システム120は、アンテナ線121とネットワークケーブル122を接続したセットトップボックス123を備えており、AV(Audio Video)ケーブル124に接続されたTVモニタ125でテレビジョン番組の視聴とウェブページの閲覧を行うことができるようになっている。セットトップボックス123にはリモートコントローラ126が付属している。セットトップボックス123には、アンテナ線121に接続されたチューナ131と、ネットワークケーブル122に接続され、インターネットに接続するためのネットワーク装置132が配置されている。チューナ131によって選択されたテレビジョン番組は番組データ蓄積装置133に直接入力されるようになっている。ネットワーク装置132から出力される情報の方は、ウェブ番組表示装置134によってTVモニタ125で表示可能な信号形式に変換された後に、番組データ蓄積装置133に入力されるようになっている。番組データ蓄積装置133に蓄積された番組のデータは、AVケーブル124が接続されたビデオ出力装置135からTVモニタ125へと送られる。
このような情報閲覧システム120では、設定可能なチャネルを、予め各ウェブ番組及びテレビ番組に割り当てておく。ユーザは、閲覧したいニュース等のURL(Uniform Resource Locator)をそれぞれ事前に各チャネルに1つずつ割り当てておく。そして、ウェブ番組を見るときには、テレビジョン番組のチャネルを選択するのと同様にチャネルを選択することであらかじめプリセットされたウェブページを閲覧することができる。したがって、この閲覧操作は、テレビジョン番組の選択を行うリモートコントローラ126によって簡単に行うことができる。
特開2000−231528号公報(第0013〜第0020段落、図1、図2)
この提案の情報閲覧システムでは、リモートコントローラ126でチャネルの操作を行うことにより、各チャネルに割り当てられたウェブページをそれぞれ個別の番組であるかのように閲覧することができる。したがって、インターネットやパーソナルコンピュータに不慣れな高齢者や子供等のいわゆるIT(Information Technology)弱者であっても、気軽にインターネットを楽しむことができる。
しかしながら、この提案では、リモートコントローラ126のチャネル操作でウェブ番組を見るようにしているため、あらかじめ各チャネルに対応させてURLを登録しておく必要がある。したがって、一度、チャネルとURLの関係を登録してしまえばこれらのウェブ番組をブックマークしたウェブページを表示するように簡単に表示することができるものの、チャネルとURLの関係の登録自体は簡略化される訳ではない。しかも特定のキー配置となっているリモートコントローラ126でURLを指定して登録する処理はパーソナルコンピュータに熟達した者であっても面倒な作業になる。
また、この提案ではウェブ番組をチャネルに対応させているので、チャネルの数で閲覧するウェブ番組の数が制限されてしまう。インターネット上には多くのウェブサイトが存在するだけでなく、その構成が日々変化している。しかも、テレビジョン番組のように固定された幾つかのチャネルにコンテンツが日々盛り込まれていくものであれば、チャネルを単純に選択するだけで多くの情報を得ることができるが、インターネットの場合にはニュースを報じるウェブサイト等の一部の例外を除けばコンテンツが日々大きく変化する可能性は少ない。むしろ、ユーザがネットサーフィンによって新たなウェブサイトを次々と見つけていくことで必要な情報を取得する能動的な側面が強い。このようなインターネットの特殊性を考慮すると、リモートコントローラ126のチャネル操作でウェブ番組を選択することに一定の効果はあるとしても、むしろポータルサイトあるいは初期的に表示されたウェブページから所望のウェブページにリンクを辿る処理がIT弱者であっても負担なく行えることの必要性の方が大きいと言える。
以上、インターネットにおけるウェブページの閲覧について説明したが、一般にインターネットに限定されない通信ネットワークから閲覧対象情報を閲覧する際に同様の問題がある。
そこで本発明の目的は、より幅広いユーザ層が快適にウェブページ等の閲覧対象情報を閲覧できるように配慮した情報閲覧システム、情報閲覧方式および情報閲覧プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、(ロ)画像を表示可能な画像モニタと、(ハ)通信ネットワーク接続手段によって通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化する閲覧対象情報解析手段と、(ニ)この閲覧対象情報解析手段により解析した閲覧対象情報の少なくとも一部を前記したグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示する解析結果表示手段と、(ホ)この解析結果表示手段によって画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、(ヘ)解析結果表示手段に対して、この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段とを情報閲覧システムに具備させる。
すなわち本発明では、情報閲覧システムは、通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、画像を表示可能な画像モニタを備えている。そして、通信ネットワークから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化し、その閲覧対象情報の少なくとも一部をグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示するとともに、表示された所望の1つのグループに対応するものを指定できるようになっている。そして、指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループの閲覧対象情報に切り替えて、その閲覧対象情報を次の画面として画像モニタに表示するようになっている。すなわち、従来であれば1つの画面に一挙に表示される閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定することでこれに対応付けられた他のグループに表示が切り替わるため、各グループ、すなわち通信ネットワークから取得した各閲覧対象情報の閲覧を行うことができる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ等の閲覧対象情報の閲覧環境を提供することができる。
本発明では、(イ)通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、(ロ)画像を表示可能な画像モニタと、(ハ)通信ネットワーク接続手段によって通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化する閲覧対象情報解析手段と、(ニ)この閲覧対象情報解析手段により解析した閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部を前記したグループのそれぞれに対応付けて画像モニタに表示する解析結果表示手段と、(ホ)この解析結果表示手段によって画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、(ヘ)解析結果表示手段に対して、この閲覧対象情報指定手段の指定があるたびに、これによって指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段とを情報閲覧システムに具備させる。
すなわち本発明では、通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、画像を表示可能な画像モニタを備えている。そして、通信ネットワークから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化し、その閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部をグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示するとともに、表示された所望の1つのグループに対応するものを指定できるようになっている。そして、指定があるたびにその指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて、その閲覧対象情報を画像モニタに表示するようになっている。すなわち、従来であれば1つの画面に一挙に表示される閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、各グループは階層化されており、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定するたびに上位から下位へと表示を切り替えていけるようになっているため、各グループ、すなわち通信ネットワークから取得した各閲覧対象情報の閲覧を効率良く行うことができる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ等の閲覧対象情報の閲覧環境を提供することができる。
本発明では、(イ)通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、(ロ)画像を表示可能な画像モニタと、(ハ)通信ネットワーク接続手段によって通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化する閲覧対象情報解析手段と、(ニ)この閲覧対象情報解析手段により解析した閲覧対象情報の少なくとも一部を前記したグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示する解析結果表示手段と、(ホ)この解析結果表示手段によって画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、(ヘ)この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報が通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別手段と、(ト)このリンク有無判別手段によって通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報ではないと判別されたときに、解析結果表示手段に対してその閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段と、(チ)リンク有無判別手段によって通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であると判別されたときに、通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得して閲覧対象情報解析手段に解析させるリンク先閲覧対象情報取得手段とを情報閲覧システムに具備させる。
すなわち本発明では、通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、画像を表示可能な画像モニタを備えている。そして、通信ネットワークから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化し、その閲覧対象情報の少なくとも一部をグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示するとともに、表示された所望の1つのグループに対応するものを指定できるようになっている。そして、指定された閲覧対象情報が通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別し、リンクする情報ではない場合には、その指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループの閲覧対象情報に切り替えて、その閲覧対象情報を次の画面として画像モニタに表示するようになっている。一方、リンクする情報である場合には、通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得するようになっている。すなわち、従来であれば1つの画面に一挙に表示される閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定することでこれに対応付けられた他のグループに表示が切り替わるため、各グループ、すなわち通信ネットワークから取得した各閲覧対象情報の閲覧を行うことができる。更に、指定された閲覧対象情報がハイパーリンク等のリンクであれば、その閲覧対象情報を取得するようになっているため、次々と新たな場所の閲覧対象情報を取得してこれを閲覧でき、たとえばネットワークサーフィンを楽しむといったことが可能となる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ等の閲覧対象情報の閲覧環境を提供することができる。
本発明では、(イ)通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、(ロ)画像を表示可能な画像モニタと、(ハ)通信ネットワーク接続手段によって通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化する閲覧対象情報解析手段と、(ニ)この閲覧対象情報解析手段により解析した閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部を前記したグループのそれぞれに対応付けて画像モニタに表示する解析結果表示手段と、(ホ)この解析結果表示手段によって画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、(ヘ)この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報が通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別手段と、(ト)閲覧対象情報指定手段の指定によるリンク有無判別手段の判別によって閲覧対象情報が通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報ではないと判別されるたびに、解析結果表示手段に対してこれによって指定されたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段と、(チ)閲覧対象情報指定手段の指定によるリンク有無判別手段の判別によって通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であると判別されるたびに、通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得して閲覧対象情報解析手段に解析させるリンク先閲覧対象情報取得手段とを情報閲覧システムに具備させる。
すなわち本発明では、通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、画像を表示可能な画像モニタを備えている。そして、通信ネットワークから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化し、その閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部をグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示するとともに、表示された所望の1つのグループに対応するものを指定できるようになっている。そして、指定された閲覧対象情報が通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別し、リンクする情報ではないと判別されるたびに、その指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて、その閲覧対象情報を画像モニタに表示するようになっている。一方、リンクする情報であると判別されるたびに、通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得するようになっている。すなわち、従来であれば1つの画面に一挙に表示される閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、各グループは階層化されており、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定するたびに上位から下位へと表示を切り替えていけるようになっているため、各グループ、すなわち通信ネットワークから取得した各閲覧対象情報の閲覧を効率良く行うことができる。更に、指定された閲覧対象情報がハイパーリンク等のリンクであれば、その閲覧対象情報を取得するようになっているため、次々と新たな場所の閲覧対象情報を取得してこれを閲覧でき、たとえばネットワークサーフィンを楽しむといったことが可能となる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ等の閲覧対象情報の閲覧環境を提供することができる。
また、本発明では、(イ)テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する初期ページ取得ステップと、(ロ)この初期ページ取得ステップで取得したウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別して、その判別結果を基に他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報および同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報をそれぞれグループ化する閲覧対象情報解析ステップと、(ハ)この閲覧対象情報解析ステップで他のいずれにも従属していないと解析されたグループの閲覧対象情報をこれに従属するグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示させる解析結果表示ステップと、(ニ)画像モニタに表示されている閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定ステップと、(ホ)この閲覧対象情報指定ステップで指定された閲覧対象情報がインターネットの他のウェブページにリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別ステップと、(ヘ)このリンク有無判別ステップで他のウェブページにリンクする情報ではないと判別されると、その閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示する指定結果表示ステップと、(ト)リンク有無判別ステップで他のウェブページにリンクする情報であると判別されると、インターネットからそのリンクしたウェブページを取得して閲覧対象情報解析ステップに解析させるリンク先ウェブページ取得ステップとを情報閲覧方式に具備させる。
すなわち本発明では、テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する。そして、ウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別し、他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報と、同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報とを、それぞれグループ化する。いずれかのグループの閲覧対象情報を画像モニタに表示させるが、初期状態ではいずれにも従属していないと判別されたグループの閲覧対象情報を表示させるとともに、表示されているものの中から所望の1つのグループに対応するものが指定されたときにはその閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を表示させるようになっている。ただし、指定された閲覧対象情報がインターネットの他のウェブページにリンクする情報である場合には、インターネットからそのリンクしたウェブページを取得し、新たに解析を行って表示されるようになっている。すなわち、通常のTVモニタを使用してその表示を切り替え、インターネット上で公開されているウェブページの閲覧を行うことができる。また、従来であれば1つの画面に一挙に表示されるウェブページの閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、各グループはその従属関係に基づいて階層化されており、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定するたびにこれに従属する次のグループへと表示を切り替えていけるようになっているため、各グループ、すなわちインターネットから取得した各閲覧対象情報の閲覧を効率良く行うことができる。更に、指定された閲覧対象情報がハイパーリンク等のリンクであれば、その閲覧対象情報を取得するようになっているため、次々と新たなウェブページを閲覧でき、ネットワークサーフィンを楽しむといったことが可能となる。しかも、このようなウェブページの閲覧を、従来のTVモニタを使用してテレビジョン番組を視聴する感覚で楽しむことができる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ閲覧環境を提供することができる。
更に、本発明では、情報処理装置を構成するコンピュータに、(イ)テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する初期ページ取得処理と、(ロ)この初期ページ取得処理で取得したウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別して、その判別結果を基に他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報および同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報をそれぞれグループ化する閲覧対象情報解析処理と、(ハ)この閲覧対象情報解析処理で他のいずれにも従属していないと解析されたグループの閲覧対象情報をこれに従属するグループにそれぞれ対応付けて画像モニタに表示させる解析結果表示処理と、(ニ)画像モニタに表示されている閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定処理と、(ホ)この閲覧対象情報指定処理で指定された閲覧対象情報がインターネットの他のウェブページにリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別処理と、(ヘ)このリンク有無判別処理で他のウェブページにリンクする情報ではないと判別されると、その閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を画像モニタに表示する指定結果表示処理と、(ト)リンク有無判別処理で他のウェブページにリンクする情報であると判別されると、インターネットからそのリンクしたウェブページを取得して閲覧対象情報解析処理に解析させるリンク先ウェブページ取得処理とを情報閲覧プログラムにより実行させる。
すなわち本発明では、情報閲覧プログラムは、テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する。そして、ウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別し、他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報と、同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報とを、それぞれグループ化する。いずれかのグループの閲覧対象情報を画像モニタに表示させるが、初期状態ではいずれにも従属していないと判別されたグループの閲覧対象情報を表示させるとともに、表示されているものの中から所望の1つのグループに対応するものが指定されたときにはその閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を表示させるようになっている。ただし、指定された閲覧対象情報がインターネットの他のウェブページにリンクする情報である場合には、インターネットからそのリンクしたウェブページを取得し、新たに解析を行って表示されるようになっている。すなわち、通常のTVモニタを使用してその表示を切り替え、インターネット上で公開されているウェブページの閲覧を行うことができる。また、従来であれば1つの画面に一挙に表示されるウェブページの閲覧対象情報を、グループ化してグループ単位で表示させるため、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができる。また、各グループはその従属関係に基づいて階層化されており、表示されている閲覧対象情報のいずれかを指定するたびにこれに従属する次のグループへと表示を切り替えていけるようになっているため、各グループ、すなわちインターネットから取得した各閲覧対象情報の閲覧を効率良く行うことができる。更に、指定された閲覧対象情報がハイパーリンク等のリンクであれば、その閲覧対象情報を取得するようになっているため、次々と新たなウェブページを閲覧でき、ネットワークサーフィンを楽しむといったことが可能となる。しかも、このようなウェブページの閲覧を、従来のTVモニタを使用してテレビジョン番組を視聴する感覚で楽しむことができる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ閲覧環境を提供することができる。また、このようなプログラムをインストールすることで、汎用あるいは既存のセットトップボックスや情報処理装置でもこれらの処理を簡単に実現させることができる。
以上説明したように本発明によれば、画像モニタに通信ネットワークから取得される閲覧対象情報をグループ化してグループ単位で表示させるとともに、表示されている閲覧対象情報のうちいずれかのグループに対応付けられたものが指定されるとこれに対応付けられたグループの表示に切り替えるようになっている。これにより、画面上に一度に表示される閲覧対象情報の数を減らすことができるとともに、各グループへの表示切替を簡単に行うことができる。したがって、高齢者や子供といったIT弱者に対する視認性や操作性を向上させることが可能となり、より幅広いユーザ層に快適なウェブページ等の閲覧対象情報の閲覧環境を提供することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による情報閲覧システムの構成を表わしたものである。この情報閲覧システム200では、インターネット201と家庭に設置されたTVモニタ(Television)202が配置されており、これらの間にTVモニタ202でテレビジョン放送以外の各種サービスの利用を実現するためのセットトップボックス(Set-Top Box : STB)203が配置されている。このセットトップボックス203はインターネット201上のウェブサイトをこのTVモニタ202で閲覧可能にするものであり、遠隔操作のためのリモートコントローラ204が付属されている。TVモニタ202はCRT(CathodeRay Tube )であり、テレビジョン放送の受信画像等の画像を表示するためのブラウン管211と音声を出力するための一対のスピーカ212を備えている。リモートコントローラ204には、ユーザがセットトップボックス203を操作するためのキースイッチ部213と、このキースイッチ部213で入力された情報を赤外光を使用してセットトップボックス203へ送信するための入力情報送信部214を備えている。
セットトップボックス203は、イーサネット(登録商標)ケーブルであるネットワークケーブル205を介してインターネット201に接続されている。また、図示しないケーブルテレビ事業者のネットワークに接続してテレビジョン放送を閲覧するためのCATV(CAble TeleVision)配信ケーブル206が接続されている。また、セットトップボックス203は、画像データと音声データを伝送するためのAVケーブル207を介してTVモニタ202と接続されている。なお、リモートコントローラ204はTVモニタ202の遠隔操作にも使用されるようになっており、TVモニタ202の電源のオンオフやチャネル切り替えを操作できるようになっている。
図2は、セットトップボックスの構成を表わしたものである。セットトップボックス203には、インターネット201に接続して所望のウェブページのHTML(Hyper Text Markup Language)文書を取得するページ取得処理部221と、取得したHTML文書を格納するHTML文書格納部222を備えている。また、格納されたHTML文書の意味解析を行い、HTML文書で表示対象となる各要素(以降、表示要素という。)のグループ化や階層設定を行ってレイアウトデータを作成する意味解析処理部223を備えている。また、その作成されたレイアウトデータを格納するレイアウトデータ格納部224と、格納されたレイアウトデータを基に図1のTVモニタ202のブラウン管211で表示させる画面を作成してこれをTVモニタ202へ送信する表示画面作成部225を備えている。更に、TVモニタ202に表示される画面に対応して文字の読み上げをTVモニタ202のスピーカ212を用いて行う文字読上処理部226を備えており、表示画面作成部225およびレイアウトデータ格納部224に接続されている。また、図1に示したリモートコントローラ204から送られてくるキースイッチ部213による入力情報を受信する入力情報受信部227と、受信した入力情報を解析して表示画面作成部225やページ取得処理部221に各種処理の実行を指示する入力情報解析部228を備えている。
表示画面作成部225には、表示させる文字や画像のサイズの選択を行うサイズ変更処理部229と、各種サイズの文字のフォントを予め格納するフォント格納部230が備えられている。文字読上処理部226には、各テキストに対応付けてそのテキストに使用すべき音声データを予め格納する音声データ格納部231が備えられている。
図3は、図2の各機能部を実現するセットトップボックスの回路構成の概要を表わしたものである。セットトップボックス203は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)241を備えている。CPU241には、制御プログラムを格納した記憶媒体であるROM(Read Only Memory)242と、作業用メモリであるRAM(Random Access Memory)243が接続されている。CPU241には更に、図1に示したインターネット201に接続して通信を行うためのネットワーク通信部244と、リモートコントローラ204からの赤外光を受光して電気信号に変換する受光部245が接続されている。また、ネットワークケーブル205を介して送られてきたウェブデータに基づいて作成された画像データをTVモニタ202で出力可能なラスタスキャン形式の画像データに変換する画像データ変換部246と、AVケーブル207を介してこの変換された画像データをTVモニタ202へ送信する画像データ送信部247が接続されている。更に、ウェブデータに含まれるディジタルデータとしての音声データをアナログデータに変換する音声データ変換部248と、AVケーブル207を介してこの変換された音声データをTVモニタ202のスピーカ212に送信する音声データ送信部249が接続されている。ネットワーク通信部244はネットワークケーブル205と接続され、イーサネット(登録商標)の規格に準拠した通信を行うようになっている。
セットトップボックス203には、CATV受信制御部250も配置されている。CATV受信制御部250はCATV配信ケーブル206に一端を接続されており、各種のテレビジョン放送のテレビジョン信号を受信するようになっている。CATV受信制御部250は図示しないが所望のチャネルのテレビジョン放送を選択するためのチャネル選択部を備えており、受光部245が図1に示したリモートコントローラ204から受光したチャネル選択信号に応じて視聴するチャネルを選択する。選択後のチャネルのテレビジョン信号は必要に応じて解読され、ラスタスキャン形式の画像データとアナログの音声データがこのCATV受信制御部250から出力される。このうちの画像データは画像データ送信部247に送出され、音声データは音声データ送信部249に送出される。本実施例ではCATV受信制御部250がTVモニタ202に直接送信する信号形式で画像データおよび音声データを出力するものとしているが、画像データ変換部246や音声データ変換部248で画像データあるいは音声データの変換を行うようになっていてもよい。
画像データ送信部247と音声データ送信部249は、画像データ変換部246および音声データ変換部248からのデータと、CATV受信制御部250からのデータとを切り替えて出力するようになっている。この切り替えは、図1に示したリモートコントローラ204に備えられた図示しない出力切替用のキースイッチの操作によって行えるようになっている。
図2で説明した各機能部は、CPU241がROM242に格納された各種プログラムを実行するとともに図3の他の各回路装置を制御することによって実現されるようになっている。以上の構成および回路構成を備えたセットトップボックス203を使用してユーザがインターネットに接続して所望のウェブサイトを閲覧する場合に、セットトップボックス203の各機能部が実行する処理について次に説明する。
図4は、ページ取得処理部のページ取得処理の流れを表わしたものである。図2に示したページ取得処理部221は、図示しない電源スイッチが押下されてセットトップボックス203が起動したとき、あるいは出力をテレビジョン放送からウェブページへと切り替えられたときのようにその時点でインターネット201に接続されていない場合には(ステップS301:N)、予め設定されたアクセスポイントに接続して所定のユーザ情報を送信するなどしてインターネット201への接続を試みる(ステップS302)。インターネット201に接続されると(ステップS303:Y)、予め初期画面として設定されたポータルサイト等のウェブサイトにアクセスしてそのHTML文書を取得し、HTML文書格納部222に格納する(ステップS304)。初期画面のHTML文書は、セットトップボックス203のROM242あるいはRAM243の不揮発性メモリ領域に予め格納しておきこれを読み出すようにしてもよい。
このHTML文書格納部222に格納されたHTML文書を基にして、意味解析処理部223および表示画面作成部225は後述する各種処理を行い、その結果、TVモニタ202のブラウン管211には対応する画像が表示される。この画像を見てユーザはリモートコントローラ204を操作し、その操作に対応して入力情報受信部227が入力情報を受信する。そして、入力情報解析部228が後述する入力情報解析処理を行い、その内容が新たなHTML文書の取得を指示するものであった場合には、これをページ取得処理部221に指示するようになっている。
図5は、参考のためにここでHTML文書格納部に格納されるHTML文書を従来の手法で解析して表示画面を作成したときにTVモニタに表示される画面の様子を表わしたものである。通常、パーソナルコンピュータ用のディスプレイは横1,024画素×縦768画素といった比較的高い解像度となっており、インターネット201上の各ウェブページはこれに合わせて横1,024画素×縦768画素で構成されていることが多い。これは、XGA(eXtended Graphics Array)の画像データのサイズに相当する。あるいは、スクロール操作を想定して縦方向はより長く構成されていることが多い。ここでは、図5に示した内容のHTML文書によるウェブページ321が横1,024画素×縦768画素となっているものとする。ところが、TVモニタ202のブラウン管211の表示範囲322は、一般的な横640画素×縦480画素となっている。これは、VGA(Video Graphics Array)の画像データのサイズに相当する。したがって、同図に示すようにウェブページ321は表示範囲322からはみ出し、閲覧できない部分が存在している。
ウェブページ321には、見出しとして機能する表示要素が複数配置されている。ここで、他のいずれの表示要素にも従属していないものを大見出し、いずれかの大見出しに従属しているものを中見出し、いずれかの中見出しに従属しているものを小見出しと定義する。たとえば、この図5に例示したウェブページ321でテキスト「AAAAA」は大見出しであり、これに従属するテキスト「A1」は中見出しであり、これに従属するテキスト「a11」は小見出しとなっている。また、テキスト「111」はハイパーリンクであり、小見出しであるテキスト「a11」に従属している。
図4に戻って説明を続ける。ページ取得処理部221は新たなHTML文書の取得の指示があると(ステップS305:Y)、指示されたウェブサイトにアクセスしてそのHTML文書を取得し、HTML文書格納部222に格納する(ステップS306)。そして、再びステップS301へ戻る(リターン)。このようにして、インターネットに接続されている間(ステップS301:Y)、ページ取得処理部221は継続してHTML文書の取得の指示を待機し、指示されると該当するウェブサイトにアクセスしてそのHTML文書を取得する処理を繰り返す。新たなHTML文書の取得の指示が無い場合は(ステップS305:N)、そのままステップS301へ戻る(リターン)。
このようにしてHTML文書格納部222には、ポータルサイトやその後にアクセスされたウェブページ等のHTML文書が常に少なくとも1つ格納される。意味解析処理部223は、HTML文書格納部222に新たなHTML文書が格納されるのを監視し、格納された最新のHTML文書について意味解析処理を行うようになっている。HTML文書格納部222に格納されるHTML文書は、ユーザの設定によって前に格納されたHTML文書に上書き保存されるようにすることもできるし、格納できるメモリ領域の容量の範囲内で別文書として並存させることもできる。また、ポータルサイトを示すHTML文書のように特別のウェブページを示すHTML文書については、上書きを禁止するように設定することも可能である。
図6は、意味解析処理部の意味解析処理の流れを表わしたものである。意味解析処理部223は、HTML文書格納部222にページ取得処理部221によって新たなHTML文書が格納されると(ステップS331:Y)、各表示要素が他のどの表示要素に従属しているかを解析する(ステップS332)。
たとえば、図5に示した大見出し「AAAAA」には中見出し「A1」、「A2」および「A3」が従属しているといった従属関係が解析される。そして、他への従属の程度に応じてそれぞれの表示要素を階層化するとともに、表示要素とこれに直接に従属している他の表示要素とをそれぞれグループ化する(ステップS333)。表示要素の階層化は、具体的にはそれぞれの表示要素に意味的な重要度、すなわちここではウェブページの各表示要素が示す表示の意味内容によるウェブページ全体としての情報の詳細さを表わすパラメータとしてのセマンティックズーム(semantic zoom)値を対応付ける。このようにして各表示要素のグループ化と階層化を行うと、これをレイアウトデータとしてレイアウトデータ格納部224に格納し(ステップS334)、再び新たなHTML文書がHTML文書格納部222に格納されるのを待機する(リターン)。
図7は、レイアウトデータ格納部に格納されるHTML文書の解析結果としてのレイアウトデータの一部を表わしたものである。ここでは、意味解析処理部223が図5に示したウェブページ321のHTML文書を基に作成するレイアウトデータのうち、大見出し「AAAAA」とこれに従属する各表示要素に関する部分のみを示している。
この図7で他のいずれにも従属していない大見出し「AAAAA」にはセマンティックズーム値「1」が、セマンティックズーム値「1」の表示要素に従属している中見出し「A1」、「A2」、「A3」にはセマンティックズーム値「2」が対応付けられている。同様にして、セマンティックズーム値「2」の表示要素に従属している各小見出しにはセマンティックズーム値「3」が、セマンティックズーム値「3」の表示要素に従属している各ハイパーリンクにはセマンティックズーム値「4」が対応付けられている。そして、たとえば中見出し「A1」とこれに従属する小見出し「a11」、「a12」というように、それぞれの表示要素とこれに直接に従属している他の各表示要素とがグループ化されている。
表示画面作成部225は、レイアウトデータ格納部224にこのような新たなレイアウトデータが格納されるのを監視し、格納された最新のレイアウトデータについて表示画面作成処理を行うようになっている。
図8および図9は、表示画面作成部の表示画面作成処理の流れを表わしたものである。表示画面作成部225は、レイアウトデータ格納部224に意味解析処理部223によって新たなレイアウトデータが格納されると(ステップS361:Y)、まず画面構成の対象範囲を1ページ分のレイアウトデータ全体に設定するとともに、セマンティックズーム値を初期値として値「1」に設定する(ステップS362)。そして、レイアウトデータ格納部224の最新のレイアウトデータを参照して、設定された対象範囲とセマンティックズーム値に対応する表示要素を取得し、マトリクス状の配置あるいは複数のマトリクスが組み合わされた配置で画面を構成する(ステップS363)。
ここで、セマンティックズーム値に対応する表示要素とは、セマンティックズーム値に該当する表示要素とこれに従属する各表示要素のことであり、意味解析処理部223によってグループ化された複数の表示要素を指す。すなわち、ここでは各大見出しとこれらに従属する各中見出しのみを配置し、下の階層の各表示要素は省略された状態で画面が構成される。当然ながら、下の階層の表示要素が省略された分だけ表示に必要な画面サイズは小さくなる。次に、表示画面作成部225は、サイズ変更処理部229に、構成した画面の各表示要素のサイズを変更させる(ステップS364)。
図10は、サイズ変更処理部のサイズ変更処理の流れを表わしたものである。サイズ変更処理部229は、まず画面の縦と横の画素数の目標値を設定する(ステップS381)。そして、サイズ変更処理部229は、図8のステップS363で構成された画面の縦と横の画素数を算出し(ステップS382)、目標の画面サイズに収まっている範囲内で、すなわち画面サイズを超過しない範囲で各表示要素のサイズを変更し(ステップS383)、処理を終了する(エンド)。このサイズ変更は、少なくとも該当するセマンティックズーム値の各表示要素を大きくする形で行われる。たとえば表示要素がテキストデータの場合には、フォント格納部230に格納された各種サイズのフォントを参照して大きなサイズのフォントが選択される。これは、ブラウン管211の表示範囲322に収まる範囲内でできるだけ表示要素である文字や記号あるいはイメージを大きく表示するためである。
この各表示要素のサイズ変更は、フォントサイズやフォントの拡大倍率を各セマンティックズーム値に対応付けて予め設定しておき、目標の画面サイズに関係なくサイズ変更を行うようにしたり、その設定をユーザが任意に行えるようにしてもよい。また、そのとき設定されているセマンティックズーム値に該当する表示要素のサイズ拡大を妨げない範囲内で、該当しない他の表示要素についてもサイズを大きくするようにしてもよい。
図8に戻って説明を続ける。サイズ変更処理部229によって各表示要素のサイズが変更されると(ステップS364)、たとえば左上に配置された表示要素のグループというようにいずれかの表示要素とこれに従属する表示要素を囲む形で初期位置に枠を配置する(ステップS365)。テキストデータのサイズの修正は、フォント格納部230の該当するサイズのフォントを適用することによって行われる。そして、TVモニタ202のブラウン管211に表示させるとともに、文字読上処理部226に対して、枠が囲んでいる見出しの文字を読み上げる文字読上処理を実行させる(ステップS366)。
図11は、このようにしてTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「1」の画面を表わしたものである。ここでは、第1〜第6の大見出し3911〜3916がマトリクス状に配置されており、これらに従属する下の階層の各表示要素は省略表示されている。図5に示した画面に比べて、全体が表示範囲322に収まっているだけでなく、各大見出しが大きく表示されている。これにより、たとえば高齢者のように視力が弱いユーザにとっても視認性が向上する。また、スクロール操作もせずに済むため、高齢者や子供にも使い勝手が良い。リモートコントローラ204のキースイッチ部213には、図示しないが上下左右を指示するための方向キーと、決定する旨を指示するための「決定」キーが備えられている。この方向キーを操作することによって枠392を移動させることができるようになっており、表示されている任意の表示要素のグループに移動させることができるようになっている。そして、枠392がいずれかの表示要素を囲んでいる状態で「決定」キーが押下されると、表示画面作成部225は該当する表示要素に従属している他の表示要素を基にして新たな画面を構成して表示させるようになっている。
図2に示す入力情報解析部228は、リモートコントローラ204でどのような操作が行われたかを逐次検出し、これを表示画面作成部225へ通知するようになっている。たとえば、方向キーのうち「右」を示すキースイッチが押下された場合には、枠392を右に1つ移動させることを指示し、「決定」キーが押下された場合には、そのとき枠392が囲んでいる表示要素について次の処理を実行することを指示する。
HTML文書格納部222に格納されるHTML文書の各表示要素の種類は、テキストデータとイメージデータとなっているが、イメージデータの表示要素には、HTML文書の中でそれぞれ表示の対象とはならないファイル名称等のテキストデータが対応付けられている。レイアウトデータ格納部224には、レイアウトデータのそれぞれのイメージデータだけでなくそれぞれに対応するテキストデータも格納される。音声による読み上げは、表示要素がテキストデータの場合にはそのテキストデータが、イメージデータの場合にはそれに対応付けされたテキストデータが、それぞれ対象となる。
図12は、文字読上処理部の文字読上処理の流れを表わしたものである。文字読上処理部226は、図8のステップS366に対応して表示画面作成部225から文字読上処理の実行を指示されると(ステップS401:Y)、そのとき表示画面作成部225で枠392が囲んでいるいずれかの表示要素について読み上げの対象となるテキストデータを、レイアウトデータ格納部224に格納された該当するレイアウトデータから取得する(ステップS402)。たとえば、セマンティックズーム値が値「1」の場合には、枠392が囲んでいる範囲の大見出しとなっている表示要素のテキストデータが取得され、ここではテキスト「AAAAA」となる。
そこで、音声データ格納部231を参照して、そのテキストに対応する音声データを取得する(ステップS403)。そして、図3の音声データ変換部248と音声データ送信部249を使用して、TVモニタ202へと送り、TVモニタ202のスピーカ212で出力させる(ステップS404)。表示画面作成部225で枠392が囲んでいる範囲に読み上げを行っていない表示要素がまだ残っている場合には(ステップS405:Y)、ステップS402へ戻って次のテキストデータを取得する。表示画面作成部225で枠392が囲んでいる範囲内の読み上げの対象となる全てのテキストデータの音声出力が完了すると(ステップS405:N)、再び表示画面作成部225から文字読上処理の実行を指示されるのを待機する(リターン)。なお、枠392が囲んでいる範囲内のたとえば最も上の階層の表示要素のみを読み上げの対象とするようにしてもよい。
このようにして、枠392に囲まれた各表示要素の表示内容が読み上げられる。これにより、たとえば文字のサイズを大きくしてもこれを視認できなかったり視認はできるが読みがわからないというようなユーザに対して、表示内容の把握を助けることができる。また、枠の移動に対応して読み上げが行われるため、どのような表示要素が現在選択されているかを容易に認識することができる。
図8に戻って説明を続ける。表示画面作成部225は、入力情報解析部228から枠392の移動が指示されると(ステップS367:Y)、その指示された方向で隣の別の表示要素のグループに枠392を移動させた形で画面を再構成し(ステップS368)、再びステップ366へ戻る。そして、TVモニタ202に再構成した画面を表示させるとともに文字読上処理を文字読上処理部226に実行させる。一方、入力情報解析部228から「決定」キーが押下されたことが通知された場合、すなわち枠392が囲んでいる表示要素について次の処理を実行することが指示された場合には(ステップS367:N、ステップS369:Y)、その表示要素がハイパーリンクであるか否かを判別する(ステップS370)。
ハイパーリンクではない場合には(N)、画面構成の対象範囲をその表示要素に従属するグループに設定し、セマンティックズーム値を1つ増加させる(図9ステップS371)。そして、レイアウトデータ格納部224の最新のレイアウトデータを参照し、設定された対象範囲とセマンティックズーム値に対応する表示要素が存在するか否かを判別する(ステップS372)。存在する場合には(Y)、ステップ363へ戻り、レイアウトデータ格納部224を参照して該当する表示要素を取得して新たな画面を構成する。ここでは、図11に示した大見出しのうち第1の大見出し3911「AAAAA」のグループについて決定操作が行われたものとする。
図13は、このように第1の大見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「2」の画面を表わしたものである。ここでは、第1の大見出し3911「AAAAA」に従属する第1〜第3の中見出し4031〜4033がマトリクス状に配置されている。どの大見出し391のグループであるかを示すために第1の大見出し3911「AAAAA」も表示されているが、枠392を移動させられる対象とはなっていない。これらの各表示要素は、図8のステップS364の処理により、図11と同様に各表示要素の大きさが調整され、より大きく表示されている。この状態で、図8のステップS369で同様にして、第1の中見出し4031「A1」のグループについて次の処理を実行することが指示されると、指示された表示要素がハイパーリンクではないため(ステップS370:N)、図9のステップS371とステップS372を経て再びステップS363へ戻る。すなわち、第1の中見出し4031「A1」のグループに画面構成の対象範囲が設定され、セマンティックズーム値は値「3」となる。
図14は、このように第1の中見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「3」の画面を表わしたものである。ここでは、第1の中見出し4031「A1」に従属する第1および第2の小見出し4041、4042がマトリクス状に配置されている。ここでは、どの中見出し403のグループであるかを示すために第1の中見出し4031「A1」も表示されているが、枠392を移動させられる対象とはなっていない。これらは、図8のステップS364およびステップS365の処理により、図11や図13と同様に各表示要素の大きさが調整され、より大きく表示されている。この状態で、図8のステップS369で同様にして、第1の小見出し4041「a11」のグループについて次の処理を実行することが指示されると、これもハイパーリンクではないため(ステップS370:N)、ステップS371とステップS372を経て再びステップS363へ戻る。すなわち、第1の小見出し4041「a11」のグループに画面構成の対象範囲が設定され、セマンティックズーム値は値「4」となる。
図15は、このように第1の小見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「4」の画面を表わしたものである。ここでは、第1の小見出し4041「a11」に従属する第1のハイパーリンク4051が配置されている。これらは、図8のステップS364およびステップS365の処理により、図11〜図14と同様に各表示要素の大きさが調整され、より大きく表示されている。この状態で、図8のステップS369で同様にして、第1のハイパーリンク4051「111」について次の処理を実行することが指示される。この指示された表示要素はハイパーリンクであるため(ステップS370:Y)、該当する新たなHTML文書をインターネット201から取得する必要がある。そこで、そのハイパーリンクに付加されたURLをHTML文書格納部222の該当するHTML文書から取得し、これをページ取得処理部221へ渡し(ステップS373)、再びレイアウトデータ格納部224に意味解析処理部223によって新たなレイアウトデータが格納されるのを待機する(リターン)。ページ取得処理部221では、図4のステップS305でこれを受け取ると、同図ステップS306で指示されたURLにアクセスしてそのHTML文書を取得する。
一方、入力情報解析部228から1つ上の階層での表示に戻すことが指示された場合には(ステップS367:N、ステップS369:N、ステップS374:Y)、セマンティックズーム値を1つ減らす(図9ステップS375)。このとき、画面構成の対象範囲を現在の対象範囲のうち最も上の階層の表示要素が含まれるグループに設定し直す。そしてステップ363(図8)へ戻り、レイアウトデータ格納部224を参照して該当する表示要素を取得して新たな画面を構成する。なお、ステップS372で画面構成の対象範囲とセマンティックズーム値に対応する表示要素が存在しないと判別された場合も(N)、ステップS375へ進み同様にセマンティックズーム値と画面構成の対象範囲を設定し直して、ステップS363へ戻る。
なお、ステップS361で新たなレイアウトデータがレイアウトデータ格納部224に格納されたと判別した後に、セマンティックズームを行うか否かの判別を行うようにしてもよい。この判別は、たとえばリモートコントローラ204に設けられた図示しないセマンティックズームの実行を指示するためのキースイッチが押下されたか、それとも押下されないまま他のキースイッチによる操作が開始されたかを検知することによって行うようにすればよい。そして、セマンティックズームを行う場合にはステップS362へ進み、行わない場合には通常のHTML解析を行って画面を構成し、枠移動に替えてポインタ移動を行うとともに、ハイパーリンクの選択やURLの直接入力が無い場合には画面の再構成を行わないようにすればよい。
更に、図11および図13〜図15に示した各セマンティックズーム値における画面で枠392を移動させる際に、一時的に画面を詳細表示させるようにしてもよい。
図16は、このような枠の移動時に画面の詳細表示を行うようにした場合のセマンティックズーム値「1」のときの画面を表わしたものである。図11に比べて、下の階層の各表示要素がより詳細に表示されている。これにより、まず図11の状態でウェブページの全体を把握して、それからそれぞれの大見出しの内容をより詳しく把握することができるようになっている。
また、参考のために、画面構成の対象範囲の設定を行わず、各表示要素についてサイズの拡大が行われない場合に、各セマンティックズーム値における画面がどのような状態となるかについて説明する。
図17は、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「1」の画面を表わしたものであり、図11に対応するものである。TVモニタ202のブラウン管211の表示範囲322には、図5と同様に各階層の表示要素が表示されており、その一部は表示範囲322からはみ出しているため、スクロール操作が必要となっている。また、第1の大見出し3911のサイズは図11よりも小さく、より視認しづらくなっている。
図18は、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「2」の画面を表わしたものであり、図13に対応するものである。表示範囲322には、図13と同様に第1の中見出し4031や枠392が表示されているが、図13よりも小さく、より視認しづらくなっている。
図19は、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「3」の画面を表わしたものであり、図14に対応するものである。表示範囲322には、図14と同様に第1の小見出し4041や枠392が表示されているが、図14よりも小さく、より視認しづらくなっている。
図20は、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「4」の画面を表わしたものであり、図15に対応するものである。表示範囲322には、図15と同様に第1のハイパーリンク4051や枠392が表示されているが、図15よりも小さく、より視認しづらくなっている。
以上の各図との比較からも分かるように、画面構成の対象範囲の設定を行い更に各表示要素のサイズ拡大を行うことによって、ウェブページに配置される各表示要素の視認性を向上させることができる。これにより、視力の弱い人でも所望の情報やハイパーリンクにより確実に到達することが可能となる。
以上説明したように本実施例では、従来のHTML解析では1ページに表示される多数の表示要素を、その従属関係により階層化し、更に同じ表示要素に従属する表示要素をまとめる形でグループ分けする。そして、同じ階層の複数のグループを配置して画面を構成するとともに、グループ単位で移動させることのできる枠392を表示させる。枠392がいずれかのグループを囲んだ状態で「決定」キーが押下されると、そのグループの表示要素に従属するより下の階層の複数のグループを配置して画面を構成する。これにより、枠392を上下左右に移動させて所望のグループのところで「決定」キーを押下するという操作を繰り返すことで、所望の情報やハイパーリンクに到達することができ、更に表示要素がハイパーリンクの場合には新たなウェブページを取得することができる。したがって、キーボード入力やマウス操作に不慣れな高齢者や子供等のいわゆるIT弱者でも、簡単に目的のウェブページに到達することができる。すなわち、ポータルサイトを含む各種ウェブサイトで提供されるサービスの中から所望のサービスを享受することができる。
また、複数のグループを配置して画面を構成させるときに、各グループの表示要素のうち重要なものは大きく表示させるため、各表示要素の視認性を向上させることができる。更に、枠392が囲んでいるグループの各表示要素の表示内容を読み上げるようになっている。これにより、たとえば高齢者といった視力の弱い人や、子供のように漢字を読むことが難しい人に対して、各表示要素の表示内容の把握を補助することができる。すなわち、人に優しいユニバーサルデザイン(Universal Design)の情報閲覧環境を実現することができる。
また、TVモニタで出力可能な画像データや音声データに変換して出力するので、既存のTVモニタを利用してウェブサイトの閲覧を楽しむことができるとともに、通常のTVモニタでのチャネル切替操作と同じような感覚で所望のウェブページの閲覧を行うことができる。更に、セマンティックズームにより一度に画面に表示させる表示要素の個数を減らすので、一般的にパーソナルコンピュータのモニタの画素数に合わせて作成されることが多いウェブページを、より画素数が少ないTVモニタでも表示可能な範囲に収めることが可能となる。
なお、各表示要素のサイズを選択するサイズ変更処理部229と各表示要素のテキストデータを読み上げる文字読上処理部226の両方ではなく、いずれかのみを備える構成としてもよい。また、閲覧の対象となる情報をHTML文書としたが、他のマークアップ言語による各種文書や、複数の表示要素を配置させてページを構成する各種データに適用できることは当然である。更に、各機能部を、従来のHTML解析を行うブラウザソフトウェアが付加機能として実行するプログラムで実現させてもよく、ブラウザソフトウェアで、通常のHTML解析を行ってウェブページを表示させるか、以上説明した各種処理を実行するかを選択できるようにしてもよい。
また、図2に示したセットトップボックス203の各機能部は、CATV用以外の各種セットトップボックスや、パーソナルコンピュータやその他情報処理装置に備えさせたり、テレビジョン用ではない専用のモニタに出力させるようにしてもよい。また、CPUが実行する対象となるプログラムとして各機能部を実現するようにしてもよく、この場合には通信によるダウンロードや着脱自在な記録媒体によってこのプログラムをインストールすることで、汎用の情報処理装置に以上説明した各処理を行わせることができる。あるいは、セットトップボックス203の各機能部は、ウェブページを公開しているインターネット201上の各サーバに備えさせるようにしてもよく、この場合には入力情報解析部228が解析した情報をそのサーバへ送信し、サーバから受信した画像データや音声データをモニタ等の表示手段に転送するようにすればよい。また、インターネット201に配置した専用のサーバに備えさせるようにしてもよく、この場合には更にセットトップボックス203側に備えられたページ取得処理部221が取得したHTML文書をその専用のサーバに送信するようにすればよい。
更に、アナログ信号によってデータの入出力を行う解像度の低いCRTによるTVモニタで表示させる場合について説明したが、表示手段はこれに限るものではない。たとえば、デジタル信号入出力あるいはアナログデジタル混在の信号入出力を行うモニタや、液晶ディスプレイによるモニタ、パーソナルコンピュータ用等の解像度が十分に高いモニタ等、各種のモニタに本発明を適用可能であることはもちろんである。解像度の高いモニタに適用する場合、更に表示要素のサイズを拡大したり、あるいは各表示要素に十分なサイズを確保した上で一度に表示させる階層の範囲を更に広げるといったことが可能である。また、モニタの解像度や表示範囲の縦横の比率を調整可能とし、テレビジョン放送を閲覧するときとウェブページ閲覧時とでそれぞれに適した設定をプリセットしておきこれを切り替えるようにしてもよい。また、リモートコントローラは赤外光によって無線通信を行うとしたが、他の方式の無線通信を適用してもよいし、ケーブルでセットトップボックスに接続して有線による通信を行うようにしてもよい。更にいえば、モニタの画面にタッチパネルを配置し、これを使用して各種操作を行えるようにしてもよい。
本発明の一実施例による情報閲覧システムの構成を表わしたシステム構成図である。 本発明の実施例によるセットトップボックスの構成を表わした構成図である。 本発明の実施例によるセットトップボックスの回路構成の概要を表わした回路構成図である。 本発明の実施例によるページ取得処理部のページ取得処理の流れを表わした流れ図である。 参考のためにHTML文書格納部に格納されるHTML文書を従来の手法で解析して表示画面を作成したときにTVモニタに表示される画面を表わした説明図である。 本発明の実施例による意味解析処理部の意味解析処理の流れを表わした流れ図である。 本発明の実施例によるレイアウトデータ格納部に格納される内容の一部を表わした説明図である。 本発明の実施例による表示画面作成部の表示画面作成処理の流れの前半を表わした流れ図である。 本発明の実施例による表示画面作成部の表示画面作成処理の流れの後半を表わした流れ図である。 本発明の実施例によるサイズ変更処理部のサイズ変更処理の流れを表わした流れ図である。 本発明の実施例によるTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「1」の画面を表わした説明図である。 本発明の実施例による文字読上処理部の文字読上処理の流れを表わした流れ図である。 本発明の実施例による第1の大見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「2」の画面を表わした説明図である。 本発明の実施例による第1の中見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「3」の画面を表わした説明図である。 本発明の実施例による第1の小見出しについて決定操作が行われたときにTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「4」の画面を表わした説明図である。 本発明の実施例による枠の移動時に画面の詳細表示を行うようにした場合のセマンティックズーム値「1」のときの画面を表わした説明図である。 参考のために、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「1」の画面を表わした説明図である。 参考のために、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「2」の画面を表わした説明図である。 参考のために、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「3」の画面を表わした説明図である。 参考のために、画面構成の対象範囲の設定やサイズ変更処理が行われない場合にTVモニタに表示されるセマンティックズーム値「4」の画面を表わした説明図である。 従来より一般的に行われていたウェブページを閲覧するための情報閲覧システムの構成を表わしたシステム構成図である。 従来提案された情報閲覧システムの概要を表わしたシステム構成図である。
符号の説明
200 情報閲覧システム
201 インターネット
202 TVモニタ
203 セットトップボックス
204 リモートコントローラ
205 ネットワークケーブル
206 CATV配信用ケーブル
207 AVケーブル
211 ブラウン管
212 スピーカ
213 キースイッチ部
214 入力情報送信部
221 ページ取得処理部
222 HTML文書格納部
223 意味解析処理部
224 レイアウトデータ格納部
225 表示画面作成部
226 文字読上処理部
227 入力情報受信部
228 入力情報解析部
229 サイズ変更処理部
230 フォント格納部
231 音声データ格納部
241 CPU
242 ROM
243 RAM
244 ネットワーク通信部
245 受光部
246 画像データ変換部
247 画像データ送信部
248 音声データ変換部
249 音声データ送信部

Claims (16)

  1. 通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、
    画像を表示可能な画像モニタと、
    前記通信ネットワーク接続手段によって前記通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化する閲覧対象情報解析手段と、
    この閲覧対象情報解析手段により解析した閲覧対象情報の少なくとも一部を前記グループにそれぞれ対応付けて前記画像モニタに表示する解析結果表示手段と、
    この解析結果表示手段によって前記画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、
    前記解析結果表示手段に対して、この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段
    とを具備することを特徴とする情報閲覧システム。
  2. 通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、
    画像を表示可能な画像モニタと、
    前記通信ネットワーク接続手段によって前記通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化する閲覧対象情報解析手段と、
    この閲覧対象情報解析手段により解析した前記閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部を前記グループのそれぞれに対応付けて前記画像モニタに表示する解析結果表示手段と、
    この解析結果表示手段によって前記画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、
    前記解析結果表示手段に対して、この閲覧対象情報指定手段の指定があるたびに、これによって指定された閲覧対象情報に対応付けられたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段
    とを具備することを特徴とする情報閲覧システム。
  3. 通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、
    画像を表示可能な画像モニタと、
    前記通信ネットワーク接続手段によって前記通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別の閲覧対象情報にグループ化する閲覧対象情報解析手段と、
    この閲覧対象情報解析手段により解析した前記閲覧対象情報の少なくとも一部を前記グループにそれぞれ対応付けて前記画像モニタに表示する解析結果表示手段と、
    この解析結果表示手段によって前記画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、
    この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報が前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別手段と、
    このリンク有無判別手段によって前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報ではないと判別されたときに、前記解析結果表示手段に対してその閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段と、
    前記リンク有無判別手段によって前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であると判別されたときに、前記通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得して前記閲覧対象情報解析手段に解析させるリンク先閲覧対象情報取得手段
    とを具備することを特徴とする情報閲覧システム。
  4. 通信ネットワークに接続する通信ネットワーク接続手段と、
    画像を表示可能な画像モニタと、
    前記通信ネットワーク接続手段によって前記通信ネットワークに接続したときこれから取得される閲覧対象情報の内容を解析して内容別に階層化されたグループにグループ化する閲覧対象情報解析手段と、
    この閲覧対象情報解析手段により解析した前記閲覧対象情報のうち階層化されたグループの上位から少なくとも一部を前記グループのそれぞれに対応付けて前記画像モニタに表示する解析結果表示手段と、
    この解析結果表示手段によって前記画像モニタに表示される閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定手段と、
    この閲覧対象情報指定手段によって指定された閲覧対象情報が前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別手段と、
    前記閲覧対象情報指定手段の指定によるリンク有無判別手段の判別によって閲覧対象情報が前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報ではないと判別されるたびに、前記解析結果表示手段に対してこれによって指定されたグループを最上位とするこれよりも下位のグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示することを指示する指定結果表示手段と、
    前記閲覧対象情報指定手段の指定によるリンク有無判別手段の判別によって前記通信ネットワークの他の場所の閲覧対象情報にリンクする情報であると判別されるたびに、前記通信ネットワークからそのリンクした閲覧対象情報を取得して前記閲覧対象情報解析手段に解析させるリンク先閲覧対象情報取得手段
    とを具備することを特徴とする情報閲覧システム。
  5. 前記通信ネットワーク接続手段はテレビジョン放送の受信も可能とするセットトップボックスに収容されており、前記画像モニタはテレビジョン番組と前記通信ネットワークによるウェブページを選択的に表示する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  6. 前記解析結果表示手段は、一度に表示するグループの閲覧対象情報が前記画像モニタの1画面の大きさとなるように拡縮する画像拡縮手段を具備することを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  7. 前記解析結果表示手段は、一度に表示するグループの閲覧対象情報が前記画像モニタの1画面の大きさとなるように前記グループを選択するグループ選択手段を具備することを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  8. 前記閲覧対象情報指定手段は前記セットトップボックスと有線で接続されたリモートコントローラであることを特徴とする請求項5記載の情報閲覧システム。
  9. 前記閲覧対象情報指定手段は前記セットトップボックスと無線で接続されたリモートコントローラであることを特徴とする請求項5記載の情報閲覧システム。
  10. 前記通信ネットワークはインターネットであることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  11. 前記閲覧対象情報指定手段が閲覧対象情報を指定したとき、これに対応付けられたグループの閲覧対象情報のテキスト情報を取得するテキスト情報取得手段と、
    このテキスト情報取得手段によって取得されたテキスト情報を音声情報に変換して出力する音声情報出力手段
    とを具備することを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  12. 前記解析結果表示手段は、前記閲覧対象情報のサイズを拡大して前記画像モニタに表示させる手段であることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の情報閲覧システム。
  13. 前記閲覧対象情報解析手段は、それぞれの閲覧対象情報が同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別してその判別結果を基に他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報および同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報をそれぞれグループ化する手段であり、
    前記解析結果表示手段は、この閲覧対象情報解析手段が生成した他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないグループを初期画面として前記画像モニタに表示する手段であることを特徴とする請求項2または請求項4記載の情報閲覧システム。
  14. 1つ上の階層に表示を戻す決定を受け付ける階層復帰受付手段を更に具備し、
    前記指定結果表示手段は、この階層復帰受付手段が前記決定を受け付けたとき、前記画像モニタに表示されているグループが従属するグループの閲覧対象情報に切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示する手段であることを特徴とする請求項13記載の情報閲覧システム。
  15. テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する初期ページ取得ステップと、
    この初期ページ取得ステップで取得したウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別して、その判別結果を基に他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報および同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報をそれぞれグループ化する閲覧対象情報解析ステップと、
    この閲覧対象情報解析ステップで他のいずれにも従属していないと解析されたグループの閲覧対象情報をこれに従属するグループにそれぞれ対応付けて前記画像モニタに表示させる解析結果表示ステップと、
    前記画像モニタに表示されている閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定ステップと、
    この閲覧対象情報指定ステップで指定された閲覧対象情報が前記インターネットの他のウェブページにリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別ステップと、
    このリンク有無判別ステップで前記他のウェブページにリンクする情報ではないと判別されると、その閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示する指定結果表示ステップと、
    前記リンク有無判別ステップで前記他のウェブページにリンクする情報であると判別されると、前記インターネットからそのリンクしたウェブページを取得して前記閲覧対象情報解析ステップに解析させるリンク先ウェブページ取得ステップ
    とを具備することを特徴とする情報閲覧方式。
  16. 情報処理装置を構成するコンピュータに、
    テレビジョン放送の受信画像を表示可能な画像モニタへのインターネットによるウェブページの表示の開始が指示されると、インターネットに接続して初期画面として設定されたウェブページを取得する初期ページ取得処理と、
    この初期ページ取得処理で取得したウェブページを構成する閲覧対象情報のそれぞれが同じウェブページを構成する他のいずれの閲覧対象情報に従属しているかを判別して、その判別結果を基に他のいずれの閲覧対象情報にも従属していないと判別した閲覧対象情報および同じ閲覧対象情報に直接に従属している閲覧対象情報をそれぞれグループ化する閲覧対象情報解析処理と、
    この閲覧対象情報解析処理で他のいずれにも従属していないと解析されたグループの閲覧対象情報をこれに従属するグループにそれぞれ対応付けて前記画像モニタに表示させる解析結果表示処理と、
    前記画像モニタに表示されている閲覧対象情報から所望の1つのグループに対応するものを指定する閲覧対象情報指定処理と、
    この閲覧対象情報指定処理で指定された閲覧対象情報が前記インターネットの他のウェブページにリンクする情報であるか否かを判別するリンク有無判別処理と、
    このリンク有無判別処理で前記他のウェブページにリンクする情報ではないと判別されると、その閲覧対象情報に対応付けられたグループに切り替えて閲覧対象情報を前記画像モニタに表示する指定結果表示処理と、
    前記リンク有無判別処理で前記他のウェブページにリンクする情報であると判別されると、前記インターネットからそのリンクしたウェブページを取得して前記閲覧対象情報解析処理に解析させるリンク先ウェブページ取得処理
    とを実行させることを特徴とする情報閲覧プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009199512A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Advanced Telecommunication Research Institute International 情報処理装置、およびプログラム
CN101853273A (zh) * 2010-04-30 2010-10-06 中山大学 一种实现网页浏览模式间的转换方法及网络设备
CN101867695A (zh) * 2010-05-21 2010-10-20 中山大学 一种基于浏览器的数字电视机顶盒

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