JP2006266654A - 炭火用加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上部に被調理物を載置する調理網部を有するコンロ型の炭火用加熱調理器であって、前記調理網部の下方に配置され、炭を載置するとともに複数の棒状の部材を所定間隔で編成される炭網部と、前記炭網部の下方に配置される加熱手段を有し、前記加熱手段は、複数の棒状の発熱体が前記棒状部材の間隔よりも広くなるように並設されてなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
このような発明の中には、炭以外の電気やガスを加熱源として、炭を迅速に着火させ、速やかに炭火を起こすことを目的とした発明が存在している。また、被調理物を加熱調理する際に、炭以外の加熱源を利用して制御することにより、炭を一様に着火させて、被調理物の部分的な焼き斑を生じさせないことを目的とする発明が知られている。
しかしながら、この特許文献1に開示される発明では、ガス加熱源は炭を斑無く着火するために利用されているに過ぎず、加熱調理を行う加熱源は炭であり、炭の消費量の低減を行うことができるものではなかった。
特に近年になって、炭を生産する木材の原料不足が深刻な問題となっている。特に高級な木炭として知られている「備長炭」の原料は、自然破壊の懸念から中国からの輸入も制限されており、貴重な資源となりつつあり、このため「備長炭」等の炭の消費量を低減しなければならない問題点を有している。
この特許文献2に記載される発明は、金属製の本体をその外側全面に同じ形状の放熱孔を設け、本体の上枠と火入れ部上枠とを一体に固着し、本体内部に支持される火入れを、底面、外周とも、本体と相当の空間を有して形成し、火入れ部の周囲は断熱材を使用し、更に本体の下に、上部を解放し、内部に二枚の金属板の間に空間を有して設けた底部台を取付ける構成を有することにより、上記目的を達成しようとしている。
また、この特許文献2に記載される発明も、特許文献1同様、炭の消費量を低減させる効果を奏することができない問題点を有していた。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
また、この炭火用加熱調理器は、加熱手段が前記間隔よりも広くなるように並設される棒状の発熱体からなるので、炭が落下する場合に加熱手段が障害となることなく確実に落下させることができる。
このように利用価値の低い炭や灰が自動的に下方に落下することにより、細かくなった炭や灰が金網を通り抜けて下方に収集されることになるので、長期間の使用に於いても、炭火の火力を保つための灰の吐き出し、空気を送り込むための通風路や団扇等による通風作業を行う必要なく加熱調理を続けることができる。
図1は本発明に係る炭火用加熱調理器の周面であり(a)は正面図であり(b)は右側面図である。図2は本発明に係る炭火用加熱調理器を示す平面図であり、一部炭網部を取り除いて示している。図3は炭網部を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図であり、一部炭網部を取り除いて示している。
本発明に係る炭火用加熱調理器(1)は、コンロ(2)、調理網部(3)、炭網部(4)、加熱手段(5)、収容部(6)を有してなる。
尚、本明細書で説明する実施例では、図面で示される如く直方体の形状を有するコンロを利用しているが、特に限定されるものではなく、適宜設定されることができる。このコンロ(2)の上方の開口部は、平面視に於いて矩形の形状に形成されている。
この調理網部(3)は、一般的に使用される被調理物を載置することのできる調理網を採用しているが特に限定されるものではない。
この炭網部(4)は、複数の網目を有するように複数の棒状の部材によって編成されてなる。この網目を有することによって、使用されて所定大きさ未満になった炭がこの炭網部(4)から落下することになり、自動的に利用価値の低い炭や灰を下方に排除することができる。
この炭網部(4)を編成する棒状の部材は、耐熱性を有していれば、特に限定されるものではないが、ステンレス鋼(好ましくは、ステンレス鋼(SUS304))を例示することができる。
特に、本発明者らは、利用価値の低い炭が、立方体形状であれば約10mm×10mm×10mm程度、円柱形状であれば約直径10mm×10mm程度の大きさや体積になると、火力として十分に利用することができず、反って灰を発生するだけとなり、炭を利用する利用者にとって廃棄物でしかないことに鑑みてなされたものである。
この格子状を編成する棒状部材(41)は、縦横夫々に隣り合う棒状部材(41)との間に10〜15mmの間隔(d1)を有して並設されている。
この間隔(d1)が10mm未満になると、上記の如く、利用価値の低い炭が残存することになる問題があり、15mmを超えると十分使用されないまま炭を落下させてしまう問題があるからである。
図2(b)及び(c)では、炭網部(4)が二段に構成されてなり、内側の段部分(44)よりも外側の段部分(45)が大きく形成されることによってコンロ(2)内側部と係り合うように設定されおり、この炭網部(4)を容易に着脱自在にすることができる。
このように加熱手段(5)は、複数の棒状の発熱体(53)が間隔(d2)を有して並設させることになり、炭網部(4)から落下する炭の障害となることなく落下させることができるからである。
この平行部(51)が設けられる間隔(d2)は、少なくとも間隔(d1)よりも長く設定される必要があるが、15〜30mmになるように設定されることが好ましい。このように間隔(d2)が設定されることによって、利用価値の低い炭や灰を効率よく排除することができる。
この加熱手段(5)を形成する棒状の発熱体(53)は、少なくとも800℃以上で加熱を行うことができることが好ましい。このように800℃以上で加熱することができることにより、少なくとも炭火と同等若しくはそれ以上の火力を有して被調理物を加熱調理することができるからである。
このように炭網部(4)を覆う程度に炭を載置するだけで、十分な火力を得ることができるとともに、外観上炭を十分に利用して加熱を行っているように見えることになり、外観上極めて好ましい状態となる。
また、炭網部(4)も調理網部(2)と略平行になるように配置されることが好ましい。このように炭網部(4)と調理網部(2)が略平行に配置されることによって炭の火力による加熱も斑無く行うことができる。
この収容部(6)は、炭網部(2)と略同じ大きさか又はそれ以上の大きさを有していることが好ましい。このような大きさを有することにより、確実に落下してくる炭や灰を回収することができるからである。
図4は、本発明に係る炭火用加熱調理器が動作した場合の様子を示す概略断面図であり、(a)はその使用前、(b)はその使用後の様子を示している。
まず、使用者は炭網部(4)に炭(C)を一列に並べるように載置する。次に、調理網部(3)に被調理物(T)を載置する。制御手段(7)を利用して炭に着火する。尚、この制御手段(7)による炭の着火は被調理物(T)を載置する前に行われても構わない。
このことによって、炭火による加熱と発熱体(53)による電気ヒーターでの電気エネルギーによる加熱が併用して行われ、被調理物(T)を加熱する。これにより必要以上に炭を消費せずとも電気エネルギーにより加熱調理を行うことができ、炭の消費を抑えることができる。また、炭火による遠赤外線加熱も行うことができる。
その間、被調理物(T)が加熱され続ける。
このとき、収容部(6)には水が収容されているので、火種を有する炭(C)であっても迅速に消火されることになる。
また、炭が消費されて炭の量が減少しても、電気ヒーターである発熱体(53)が絶えず熱エネルギーを供給しているので、温度が低下する心配がないとともに、新たなる炭を加えた場合であっても、この発熱体(53)により加熱温度は維持されていることから従来のような一時的な温度低下の心配がなく、加熱調理を行うことができる。
2・・・・コンロ
3・・・・調理網部
4・・・・炭網部
41・・・棒状部材
5・・・・加熱手段
6・・・・収容部
Claims (7)
- 上部に被調理物を載置する調理網部を有するコンロ型の炭火用加熱調理器であって、
前記調理網部の下方に配置され、炭を載置するとともに複数の棒状の部材を所定間隔で編成される炭網部と、
前記炭網部の下方に配置される加熱手段を有し、
前記加熱手段は、複数の棒状の発熱体が前記棒状部材の間隔よりも広くなるように並設されてなることを特徴とする炭火用加熱調理器。 - 前記棒状部材の外径が、5mm以下に形成され、
前記複数の棒状部材の前記間隔が10mm以上から15mm以下に設定され、
前記炭網部が格子状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。 - 前記コンロが平面視に於いて矩形に形成され、
前記加熱手段の棒状部材が、前記矩形の短手方向に平行な複数の平行部と、隣り合う該平行部の端部を接続する湾曲部からなることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。 - 前記加熱手段が、少なくとも800℃以上の加熱を行うことができることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。
- 前記調理網部と前記炭網部が、略平行に配置されてなることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。
- 前記加熱手段の下方に配置されるとともに水を収容する収容部を有していることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。
- 前記発熱体が電気ヒータであることを特徴とする請求項1記載の炭火用加熱調理器。
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CN102379636A (zh) * | 2011-09-22 | 2012-03-21 | 陈永辉 | 用电和颗粒燃料混合加热的烧烤炉 |
CN112471924A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-03-12 | 王艳 | 一种多功能节能环保型烧烤炉 |
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- 2005-03-25 JP JP2005090127A patent/JP4323447B2/ja not_active Expired - Lifetime
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