JP2006260420A - ウェブサイト分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスログの集計結果に基づき、「集客用のコンテンツや機能の魅力」が利用者のアクセス動向へ及ぼす効果を、他の要素による効果と区別して数値化できるウェブサイト分析システムを提供する。
【解決手段】 ウェブサイト分析システム100は、アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計部103と、前記集計部によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトの集客用のコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定部105とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウェブサイトのアクセスログを解析することにより、マーケティング効果やユーザビリティ等の観点からウェブサイトの評価分析を行うウェブサイト分析システムに関する。
近年のインターネット関連技術の発展に伴い、ウェブサイトで、商品やサービスのプロモーションを行ったり、商品の販売を行ったりすることが一般的になっている。ウェブサイトを利用したビジネスを効果的に発展させるためには、商品やサービスそのものの魅力を向上させるだけでなく、インターネットを利用する消費者を自社ウェブサイトへうまく誘導することが重要である。
このため、消費者を自社ウェブサイトへ誘引するために、例えば、他媒体(テレビ放送、新聞、雑誌等)による広告、または、インターネット上で他のウェブサイトに表示されるバナー広告等に、工夫が凝らされている。また、消費者を自社ウェブサイトへ強力に誘引するための他の対策として、ポータルサイトとして利用される検索エンジンにおいて検索結果の上位に自社ウェブサイトが表示されるようにする、いわゆる検索エンジン最適化(SEO)についても、様々な手法が試みられている。
さらに、ウェブサイトにアクセスして来た消費者が、そのウェブサイトのすみずみまで見たくなるように、また、そのウェブサイトに再びアクセスしたくなるように、ウェブサイトのコンテンツや機能を充実させることも、ウェブサイトを利用したビジネスを発展させるための重要な要素となっている。例えば、調味料会社の料理レシピコンテンツ(またはサイト)やSI(System Integrator)会社の経営者啓蒙コンテンツ(またはサイト)など、自社の製品やサービスの見込み顧客の嗜好する集客用のコンテンツや機能を無償で提供し、そこでマスマーケティングを展開する場合が多い。この場合、ウェブサイト上で見込み顧客を集客した上で、販売チャネル(店舗、営業担当者、コマースサイト)への誘導や、会員制度導入による顧客情報の収集を行うのが一般的である。
このように、ウェブサイトを利用したビジネスの成功要因としては、「商品(サービス)の魅力」、「広告の魅力」、「検索エンジン最適化の効果」、「コンテンツや機能の魅力」等の複合的要素が存在する。従って、ウェブサイトを利用したビジネスを推進するためには、これらの要素のうち自社ウェブサイトにおいて強化すべき点がどれであるかを適切に把握し、適切な施策を講ずる必要がある。
このような観点から、ウェブサイトへの来訪者に関する情報を取得してウェブサイト運営の成果を高めるために、ウェブサーバまたはクライアント端末で取得されるアクセスログが、従来利用されている。
例えば、特許文献1(特開平11−312177号公報)には、クライアントのブラウザで取得されるログを用いて、そのブラウザの利用者がどのようなサイトを多く利用するかを定量的に計測する装置が開示されている。
また、特許文献2(特開2000−311124号公報)には、ウェブサーバへのアクセス頻度とアクセス要求量に合わせて、アクセス集計の粒度(時間単位)を調節することが開示されている。
さらに、特許文献3(特開2002−24127号公報)には、複数ユーザによる同一IPアドレスからの同時アクセスがあった場合、個々のユーザの識別を可能とし、アクセス回数の正確な統計情報を得られるシステムが開示されている。
特開平11−312177号公報 特開2000−311124号公報 特開2002−24127号公報
上記した各特許文献に開示された例を含む従来のアクセスログ解析では、ウェブサイトの効果を計測する際の指標として、一般に次のような項目が用いられることが多い。
(1)一定期間におけるアクセス総数
(2)一回の訪問における参照ページ総数
(3)一定期間における到達数
なお、(3)の到達数とは、ウェブサイトにおいて利用者を最終的に誘導したいページへ到達した利用者の数を表す。利用者を最終的に誘導したいページとは、例えば、「注文完了」のページ、「資料請求完了」のページ、「会員登録完了」のページ等である。
しかしながら、(1)のアクセス総数は、「商品(サービス)の魅力」、「広告の魅力」、「コンテンツや機能の魅力」、「検索エンジン最適化の効果」等の要素の相乗効果を現す数値であって、例えば「コンテンツや機能の魅力」だけの効果の寄与度を切り分けることは不可能である。また、(2)の参照ページ総数は、「商品(サービス)の魅力」と「コンテンツや機能の魅力」との相乗効果であって、それぞれの効果の寄与度を切り分けられない。(3)についても(2)と同様である。
従って、従来の技術では、ウェブサイトの「コンテンツや機能の魅力」の単独効果を、アクセスログに基づいて数値化することは不可能であった。
そこで、本発明の目的は、アクセスログの集計結果に基づき、ウェブサイトの「コンテンツや機能の魅力」が利用者のアクセス動向へ及ぼす効果を、「商品(サービス)の魅力」、「広告の魅力」、「検索エンジン最適化の効果」等の他の要素による効果と区別して数値化できるウェブサイト分析システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明にかかるウェブサイト分析システムは、アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計部と、前記集計部によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、集計部が、アクセスログを集計することにより、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める。そして、判定部が、前記集計部によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を、数値として算出することができる。アクセス頻度とアクセス量とを少なくとも含む指標値から指標分析値を算出することにより、ウェブサイトの「コンテンツや機能の魅力」が利用者のアクセス動向へ及ぼす効果を、「商品(サービス)の魅力」、「広告の魅力」、「検索エンジン最適化の効果」等の他の要素による効果と区別して数値化できる。上記により、当該ウェブサイトへアクセスしてきた利用者を評価する指標の精度を高めることが可能となり、特に、当該ウェブサイトでのリピータを適正に評価することが可能となる。引いては、当該ウェブサイトそのものの魅力を純粋に評価することが可能となる。
本発明にかかるウェブサイト分析システムにおいて、前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータであって所定時間内の間隔で連続する複数のログデータを1セッションと判断し、前記ログデータ群における前記セッションの数を、当該利用者のアクセス頻度とすることが好ましい。
この構成によれば、集計粒度に対応するログデータ群に含まれるセッションの数をアクセス頻度として用いる。1セッションは、同一利用者の連続した操作に起因した一連のログデータの集合であるため、単純にログデータの件数をアクセス頻度として用いるよりも、アクセス頻度について、利用者のアクセス状況をより正確に反映した指標値が得られる。
利用者による一連の操作に伴うアクセスを1セッションとして計数できる。
本発明にかかるウェブサイト分析システムにおいて、前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータを、集計粒度を複数の区間に分割して集計し、ログデータが存在する区間の数を、当該利用者のアクセス頻度とすることが好ましい。
この構成によれば、例えば利用者が集計粒度のうちのごく短期間だけに集中して頻繁なアクセスを繰り返した場合などに、単純にログデータの件数をアクセス頻度として用いるよりも、アクセス頻度について、利用者のアクセス状況をより正確に反映した指標値が得られる。
本発明にかかるウェブサイト分析システムにおいて、前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータの数をそれぞれ集計し、その集計結果に基づいて各利用者のアクセス量を求めることが好ましい。アクセス量としては、利用者毎に集計されたログデータの数をそのまま用いても良いし、利用者毎に集計されたログデータの数をアクセス頻度で除した値等を用いても良い。
本発明にかかるウェブサイト分析システムにおいて、前記境界条件としては、前記アクセス頻度および前記アクセス量のそれぞれについて定められた所定値、または、前記アクセス頻度および前記アクセス量の一次関数を用いることができる。
本発明によれば、アクセスログの集計結果に基づき、「コンテンツや機能の魅力」が利用者のアクセス動向へ及ぼす効果を、他の要素による効果と区別して数値化できるウェブサイト分析システムを提供できる。これにより、特に、当該ウェブサイトへアクセスしてきた利用者を評価する指標の精度を高めることが可能となり、特に、ウェブサイトへアクセスしてくる利用者の中で、リピータの度合いをより正確に判定することが可能となる。引いては、当該ウェブサイトそのものの魅力を純粋に評価することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態についてより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システム100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかるウェブサイト分析システム100は、インターネット上のウェブサーバ200からアクセスログを受け取って分析することにより、ウェブサイトの「集客用のコンテンツや機能の魅力」を計測するシステムである。ウェブサイト分析システム100は、サーバまたはパーソナルコンピュータによって具現化される。
なお、ウェブサーバ200からウェブサイト分析システム100へのアクセスログの受け渡しは、オンラインであっても良いし、記録媒体を介したオフラインでの受け渡しであっても良い。また、アクセスログをオンラインで受け渡す場合、ログデータが逐次転送される態様であっても良いし、所定の期間分あるいは所定量のログデータがまとめて転送される態様であっても良い。
ウェブサイト分析システム100は、ログ格納部101と、フィルタリング部102と、集計部103と、入力部104と、判定部105と、表示部106とを備えている。ログ格納部101は、ウェブサーバ200から転送されるアクセスログを少なくとも一時的に格納するものであり、例えばハードディスク等の記憶装置によって構成される。
フィルタリング部102は、分析を容易にするために、不要なログデータをアクセスログから除去する。どのようなログデータを分析対象とし、どのようなログデータを分析対象としないかは、分析者がパラメータとして入力部104から入力することができる。フィルタリング部102によるログデータの除去処理については、後述する。フィルタリング部102による処理結果のアクセスログは、集計部103に送られる。
入力部104は、分析対象とするログデータまたは分析対象としないログデータ(分析対象外ログデータ)に関するパラメータの他に、集計期間および集計粒度等に関するパラメータや、境界条件を表すパラメータ等を、分析者に入力させる。集計期間に関するパラメータとは、分析対象とするログデータの期間を指定するパラメータである。集計期間に関するパラメータとしては、一般的には、集計開始日時と集計期間の長さ(例えば、1週間、1ヶ月、1年等)とを指定するが、これに限定されない。集計粒度に関するパラメータとは、集計期間内における利用者のアクセス状況の動向を測るための観測ポイントの幅を表す。例えば、集計期間が1年であれば、集計粒度を例えば1ヶ月とすれば、1ヶ月毎にログデータを集計することにより、12個の観測ポイントに基づいて利用者のアクセス状況の動向を測ることができる。
集計部103は、フィルタリング部102から受け取ったアクセスログを集計し、各利用者が、分析対象のウェブサイトにどの程度頻繁に来訪しているかを表す指標値(アクセス頻度)と、分析対象のウェブサイトをどの程度深く参照しているかを表す指標値(アクセス量)とを、それぞれ算出する。これらの指標値により、分析対象のウェブサイトに対する利用者の動向を把握できる。集計部103による集計の結果は、判定部105へ渡される。
判定部105は、集計部103の集計結果(指標値)を所定の閾値と比較することにより、分析結果(指標分析値)を数値として求める。得られた分析結果は、判定部105から表示部106へ渡される。表示部106は、分析結果を、人間が認識しやすい態様(例えばグラフ)に加工して表示する。なお、この実施形態では、分析結果を提示する手段は表示部であるものとしたが、分析結果の提示はディプレイへの表示に限らず、印刷出力であっても良い。
次に、上述の構成にかかるウェブサイト分析システム100によるウェブサイト分析処理について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、ウェブサイト分析システム100によるウェブサイト分析処理の概要を示すフローチャートである。図2に示すように、ウェブサイト分析システム100は、まず、入力部104より、分析者が入力するパラメータを受け付ける(工程Op11)。この工程Op11で入力されるパラメータのうち、分析対象(または分析対象外)ログデータに関するパラメータは、フィルタリング部102により参照される。また、集計期間および集計粒度等の集計に関するパラメータは集計部103により参照され、閾値等の判定に関するパラメータは判定部105により参照される。
次に、ログ格納部101からアクセスログが取り出され(工程Op12)、フィルタリング部102に渡される。フィルタリング部102は、工程Op11において入力された、分析対象(または分析対象外)ログデータに関するパラメータを参照し、集計時に不要なログデータを、アクセスログのテキストファイルから除去する(工程Op13)。
ここで、工程Op13におけるフィルタリング部102の処理に関連し、アクセスログのログデータについて、図3を参照しながら説明する。アクセスログは、ログデータから構成されるテキストファイルである。利用者端末300からのウェブサーバ200へアクセスがある毎に、1件のログデータがウェブサーバ200で生成される。
すなわち、利用者が、利用者端末300のブラウザ上で、ウェブサーバ200が提供するウェブサイトへのリンクをクリックすると、ブラウザからウェブサーバ200へHTMLファイルへのリクエスト(HTMLリクエスト)が送出される。ウェブサーバ200は、このHTMLリクエストに関する1件のログデータを生成する。そして、そのHTML中に画像へのリンクがあった場合、ブラウザからウェブサーバ200へ画像ファイルへのリクエスト(画像リクエスト)がさらに送出される。この画像リクエストに関しても、ウェブサーバ200は1件のログデータを生成する。
従って、ページ中に複数の画像が存在する場合は、画像数分のログデータが発生することとなる。このように、画像リクエスト等は、画像が含まれるページへのアクセスに伴い必然的に生じるものである。よって、画像リクエスト等に関するログデータを分析の対象としない方が、分析の精度が向上する。従って、分析者は、HTMLリクエストに関するログデータを分析対象とし、それ以外のリクエスト(画像リクエスト等)に関するログデータを、分析対象外として指定することが好ましい。
どのようなログデータを分析対象(または分析対象外)とするかは、必要に応じて分析者が入力部104より適宜設定することが可能である。一般的には、HTMLリクエストに関するログデータ以外に、分析対象とすることが効果的なログデータとしては、拡張子が“.cgi"や“.jsp"等のファイル名を含む、HTMLを動的に生成するためのリクエストに関するログデータがあげられる。一方、分析対象外とすることが効果的なログデータとしては、上述の画像リクエストに関するログデータの他に、HTTP状態コード24が正常終了コードではないログデータ、スタイルシート(拡張子が“.css")へのリクエストに関するログデータ、javascriptファイル(拡張子が“.js")へのリクエストに関するログデータ等があげられる。
ログデータは、図3に示すように、アクセスして来た利用者端末300のクライアント名21と、アクセス日時22と、リクエストされたファイル名23と、HTTP状態コード24と、アクセス元のページのURLを表すリファラー25と、利用者端末300の環境を表すユーザ環境データ26等を含む。
クライアント名21は、IPアドレスからの名前解決(いわゆる「逆引き」)ができる場合は、利用者端末300のドメイン名で表される。従って、例えば法人対象のプロモーションを展開中のウェブサイトについて分析を行う場合であれば、クライアント名21が法人ドメイン(例えば“co.jp"等)でないログデータを分析対象外とすることも、分析精度を高める上で有効である。一方、名前解決ができない場合等は、クライアント名21は、IPアドレスとして表される。また、利用者を確実に特定するためにクッキーを利用している場合は、クッキーの情報もログデータに含まれる。
なお、図3では、リファラー25およびユーザ環境データ26を含んだログデータを例示したが、本実施形態においては、リファラー25およびユーザ環境データ26は分析に必須のデータではない。このため、これらのデータに基づいた他の分析を必要としない限り、アクセスログの容量を減らすために、ウェブサーバ200において、リファラー25またはユーザ環境データ26の取得を不要としても良い。
また、図3は、ウェブサーバソフトウェアとして今日広く普及しているApacheによるログデータの一例を示したものである。しかし、ログデータの態様は、図3の具体例のみに限定されるべきではない。ログデータに含まれるデータの内容やログデータのフォーマットは、ウェブサーバ200を構築するウェブサーバソフトウェアの種類や、当該ソフトウェアにおける動作パラメータの設定内容に応じて、任意である。
ログデータにおけるファイル名23の拡張子によって、利用者端末300からのリクエストがどのような種類のファイルに対するリクエストであるかを判別できる。従って、例えば画像リクエストに関するログデータを分析対象外としたい場合は、分析者は、入力部104から画像ファイルの拡張子(“.gif"等)をパラメータとして入力する。フィルタリング部102は、このパラメータを参照し、分析者によって指定された拡張子がファイル名23に含まれるログデータを、アクセスログから除去する。
加えて、ウェブサイトの集客用のコンテンツや機能の魅力に起因するリクエストに対応しないログデータを、分析対象から除去することが好ましい。分析者は、入力部104から、ウェブサイトの集客用のコンテンツや機能の魅力に寄与していないと考えられるファイルのファイル名を、パラメータとして入力することができる。フィルタリング部102は、このパラメータを参照し、分析者によって指定されたファイル名がファイル名23に含まれるログデータを、アクセスログから除去する。なお、ウェブサーバ200内でファイルはディレクトリに分類されて格納されていることが一般的である。その場合、ログデータにおけるファイル名23には、ディレクトリ名が含まれている。したがって、分析者は、入力部104からファイル名の代わりにディレクトリ名をパラメータとして入力しても良い。
なお、上述のように分析対象外としたいログデータの条件をパラメータにより入力部104から入力する代わりに、分析対象としたいログデータの条件のみをパラメータにより入力部104から入力するようにしても良い。例えば、HTMLリクエストに関するログデータのみを分析対象としたい場合は、分析者は、入力部104からHTMLファイルの拡張子(“.htm"等)をパラメータとして入力する。この場合、フィルタリング部102は、このパラメータを参照し、HTMLファイルの拡張子がファイル名23に含まれるログデータのみを残し、他のログデータをアクセスログから除去する。同様に、分析者は、ウェブサイトの集客用のコンテンツや機能の魅力の要因となっていると考えられるファイル名やディレクトリ名を入力部104から入力するようにしても良い。
以上のように、フィルタリング部102において不要なログデータが除外されたアクセスログは、集計部103へ送られ、集計される(図2の工程Op14)。ここで、工程Op14における集計部103の処理の一例について、図4を参照しながら説明する。
図4は、集計部103による集計処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、集計部103は、まず、入力部104により入力された「集計期間」および「集計粒度」のパラメータを参照する(工程Op141)。ここでは、「集計期間」が、ある特定の日時から「1年」、「集計粒度」として「1ヶ月」が、入力部104からのパラメータ入力により、分析者により指定されていたものとする。集計部103は、この指定に従い、フィルタリング部102から受け取ったログデータのうち、前記の特定の日時から1年間分を抽出し、抽出されたログデータを、1ヶ月単位のログデータ群に分割する(工程Op142)。
集計部103は、1ヶ月単位に分割されたログデータ群の全てについて処理が完了するまで(工程Op143にてYES)、以下に説明する工程Op144〜Op146を繰り返す。
工程Op144において、集計部103は、1ヶ月分のログデータを、ログデータのクライアント名21毎に分類する(工程Op144)。工程Op144において、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータは、アクセス日時22の順に並べられているようにする。図5に、そのように分類されたログデータの一例を示す。なお、図5においては、図示を簡略化するために、各ログデータのHTTP状態コード24、リファラー25、ユーザ環境データ26等の図示を省略した。
次に、工程Op145において、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータの集合を、セッションに分割する。セッションとは、同一利用者の連続した操作に起因するログデータの集合、すなわち、あまり時間をおかずに発生するログデータの集合を意味する。ここでは、集計部103は、アクセス日時22が示す時刻の間隔が例えば30分以内であるログデータは、全て1セッションに含まれるものと判断する。一方、アクセス日時22が示す時刻が、前のログデータのアクセス日時22が示す時刻から30分以上経過しているログデータは、前のログデータとは異なるセッションに属するものとされる。
図5に示した例では、ログデータ52〜58のそれぞれは、アクセス日時22が示す時刻と、直前のログデータのアクセス日時22が示す時刻との差が、30分以内である。このため、ログデータ51〜58は、1セッションに属するものと判断される。また、ログデータ58とログデータ59とアクセス日時22の時刻差は30分以上であるため、ログデータ59は新しいセッションの開始であると見なされる。従って、ログデータ59〜62が、ログデータ51〜58の次の1セッションに属するものと判断される。
なお、工程Op145におけるセッション分割の基準は、前のログデータとの間のアクセス日時の差が所定時間内であるか否かという上述の条件に限定されない。例えば、アクセス日時の差が所定時間内であっても、ログデータのリファラー25の変遷に着目し、他のウェブサイトへ一旦移動した後の再アクセスである場合は、この再アクセスを新しいセッションの開始と見なすようにしても良い。
次に、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータ群毎(すなわち利用者毎)に、工程Op145のセッション分割によって得られたセッションの数を計数し、計数結果を、その利用者の「アクセス頻度」とする。同様に、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータ群毎(すなわち利用者毎)に、各セッションを構成するログデータの数(すなわち当該セッションにおいて利用者が参照したウェブページの数)を計数し、その平均値を求めて利用者の「アクセス量」とする(工程Op146)。工程Op146で得られたアクセス頻度およびアクセス量は、メモリ等に記憶される。
以上の工程Op144〜Op146を、1ヶ月単位に分割されたログデータ群の全てについて処理が完了するまで(工程Op143にてYES)繰り返すと、集計部103は、集計処理の結果を判定部105へ渡す。すなわち、判定部105は、集計粒度(ここでは1ヶ月)毎に集計された集計期間(ここでは1年)分の、利用者毎のアクセス頻度およびアクセス量を、集計部103による集計処理の結果として受け取る。なお、この例では、利用者は、ログデータ中のクライアント名21(ドメイン名またはIPアドレス)によって表されている。
判定部105は、各利用者のアクセス頻度およびアクセス量と、入力部104にて入力されたアクセス頻度に対する閾値およびアクセス量に対する閾値とをそれぞれ比較する(図2の工程Op15)。分析者は、入力部104により、アクセス頻度に対する閾値を例えば「4」、アクセス量に対する閾値を例えば「6」、のように任意に入力することができる。なお、これらの数値は一例に過ぎない。工程Op15において、判定部105は、集計粒度(ここでは1ヶ月)毎に、アクセス頻度とアクセス量の両方がそれぞれの閾値を超えている利用者の数を求める。すなわち、判定部105は、図6に示すように、アクセス頻度(F)とアクセス量(V)で表される二次元空間を、アクセス頻度の閾値(Ft)とアクセス量の閾値(Vt)とによって4つの領域71〜74に分割し、F>FtかつV>Vtである領域71に属する利用者の数を求める。なお、図6中に示す黒丸が、アクセス頻度(F)とアクセス量(V)で表される二次元空間における各利用者の指標値(F,V)である。判定部105は、判定結果を表示部106に表示させる。
図7は、判定部105による判定結果を、表示部106がグラフ表示した様子の一例を示す説明図である。図7の例では、アクセス頻度とアクセス量の両方が閾値を超えている利用者の数の遷移が、集計粒度(1ヶ月)毎に集計期間(1年)にわたって表示されている。この表示は、ウェブサイトに頻繁にアクセスし、かつ、ウェブサイトを深く参照する利用者の動向を如実に表している。つまり、この表示から、ウェブサイトの「集客用のコンテンツまたは機能の魅力」の効果による利用者の動向を、的確に評価することができる。
例えば、図7の例は、9月頃に顧客ニーズに合致させるためにウェブサイトのコンテンツを一新したところ、10月になってアクセス頻度とアクセス量の両方が閾値を超えている利用者の数が顕著に増加している。従って、分析者は、この分析結果から、コンテンツ一新の効果を確認することができる。また、アクセス頻度とアクセス量の両方が閾値を超えている利用者の数が、1月以降は安定している。従って、分析者は、例えば、このような利用者の数が十分に増えたので、ウェブサイトの運営形態を登録制サイトへ変更しても良さそうだ、との見極めをつけることができる。
また、表示部106における表示態様を、図8に示すように、アクセス頻度(F)とアクセス量(V)で表される二次元空間に、利用者をマッピングしたものとしても良い。この場合、判定部105から表示部106へ境界条件(閾値)の情報を渡すことにより、境界条件を視認できるような表示態様とすることが好ましい。図8の例では、表示された二次元空間において、F>FtかつV>Vtである領域を枠81で囲んだ表示がなされている。また、図8に示すように、利用者のクライアント名21またはクライアント名21から判別できる利用者名(例えば企業名)等を併せて表示させれば、分析者が利用者を特定し易いという利点がある。さらに、図9に示すように、二次元空間に利用者をマッピングした状態で、集計期間中の利用者のアクセス状況の動向が分かるような表示態様としても良い。
以上のように、本実施形態にかかるウェブサイト分析システム100によれば、分析者は、アクセス頻度とアクセス量の両方が閾値を超えている利用者の数に基づいて、ウェブサイトの「集客用のコンテンツまたは機能の魅力」の効果による利用者の動向を、確実に把握することができる。
なお、上述した具体例は、本発明にかかるウェブサイト分析システムの好適な実施形態に過ぎず、集計部103における集計の具体的方法や、判定部105における判定の具体的方法について、種々の変更が可能である。
一例として、集計部103における集計処理(図2の工程Op14)の他の態様を、図10に示す。すなわち、図10に示す手順は、図4に示した手法の代替的手法である。図10に示す手順では、集計部103は、まず、入力部104により入力された「集計期間」および「集計粒度」のパラメータを参照する(工程Op241)。ここで、「集計期間」として「1年」、「集計粒度」として「1ヶ月」が、分析者により指定されていたものとする。集計部103は、この指定に従い、フィルタリング部102から受け取ったログデータのうち過去1年間分を、1ヶ月単位に分割する(工程Op242)。なお、集計期間の開始日を、入力部104からのパラメータ入力によって任意に指定できるようにしても良い。
集計部103は、1ヶ月単位に分割されたログデータ群の全てについて処理が完了するまで(工程Op243にてYES)、以下に説明する工程Op244〜Op246を繰り返す。
工程Op244において、集計部103は、1ヶ月分のログデータを、ログデータのクライアント名21毎に分類する(工程Op244)。工程Op244において、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータは、アクセス日時22の順に並べられているようにする。
次に、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータの集合を、アクセス日時22に従い、集計粒度(ここでは1ヶ月)よりも短い区間(例えば1週間)に分割する(工程Op245)。この区間の長さも、入力部104から分析者が任意に指定できる。
そして、集計部103は、各利用者のアクセス頻度を、ログデータが存在する区間の数として算出する(工程Op246)。例えば、利用者A,B,Cに関する各区間のログデータの件数が、図11に示すとおりであったものとする。利用者Aについてみると、第1週と第3週にウェブサイトにアクセスしたログデータが存在し、第2週と第4週にはログデータが存在しない。この場合、利用者Aのアクセス頻度は2となる。また、利用者Bについては第3週のみにログデータが存在するので、アクセス頻度は1となる。同様に、利用者Cのアクセス頻度は3である。
また、工程Op246において、集計部103は、クライアント名21が同一であるログデータ群毎(すなわち利用者毎)に、上記の各区間におけるアクセスページ数(ログデータの件数)の平均値を求め、当該利用者の「アクセス量」とする(工程Op247)。例えば図11に示した例では、(15+33)/2=24が、利用者Aのアクセス量となる。工程Op247で得られたアクセス頻度およびアクセス量は、メモリ等に記憶される。
以上の工程Op244〜Op247を、1ヶ月単位に分割されたログデータ群の全てについて処理が完了するまで(工程Op243にてYES)繰り返すと、集計部103は、集計処理の結果を判定部105へ渡す。
以上に説明したとおり、図10に示した手順によっても、ウェブサイトの「集客用のコンテンツおよび機能の魅力」の効果が反映された指標値としてのアクセス頻度およびアクセス量の算出が可能である。また、図10に示した手順によれば、図4に示した手順に比べて、「各利用者によるウェブサイトへのアクセスがコンスタントか否か」を評価要素として含んだ指標値が得られる。
また、集計部103における集計処理(図2の工程Op14)のさらに他の態様として、「アクセス頻度」をセッション数から求める代わりに、アクセス日時の分散から求める態様も可能である。
さらに、上述の説明では、判定部105が求める指標値として、図6に示すように、アクセス頻度(F)とアクセス量(V)で表される二次元空間において、F>FtかつV>Vtの領域に属する利用者の数を例示した。しかし、判定部105が求める指標値はこの例だけに限定されず、少なくとも以下のような指標値を好適に用いることができる。
例えば、アクセス頻度(F)およびアクセス量(V)の少なくとも一方について閾値を複数設定しても良い。より具体的な例を挙げれば、図12に示すように、判定部105が、F>Ft2かつV>Vt2である領域91に属する利用者の数を、指標値として算出するようにしても良い。図12に示した例では、アクセス頻度およびアクセス量の程度に応じて、利用者を9種類に分類することができる。
また、判定部105で用いられる境界条件は、アクセス頻度およびアクセス量についての所定の閾値に限られない。例えば、図13に示すように、アクセス頻度(F)およびアクセス量(V)の一次関数を境界条件としても良い。すなわち、R=a×F+b×V(a,b:定数)とし、Rの値が所定の閾値(Rt)を超える利用者の数を、指標値として算出するようにしても良い。なお、a,bの値として、予め所定の値が判定部105に設定されていても良いし、入力部104から分析者が任意の数値をパラメータ入力できるようにしても良い。また、図13に示した例では、利用者は2種類に分類されるが、例えば図14に示すようにRの閾値を2種類以上(図14ではRt1,Rt2の2種類)設ければ、利用者を3種類以上に分類することができる。
さらに、上述の説明では、ウェブサイトの集客用のコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値として、所定の境界条件を超える利用者の数を用いる例を示した。しかし、指標分析値は、利用者の数そのものに限定されない。例えば、上述したような境界条件を超える利用者数の、全利用者数に対する割合等を、指標分析値として用いても良い。
また、上述の説明では、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として、集計部103においてアクセス頻度とアクセス量とを求める構成を説明した。しかし、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として「アクセス頻度」および「アクセス量」以外の指標値を集計部103がさらに求めるようにしても良い。そのような指標値としては、例えば、「アクセスの継続性」が挙げられる。「アクセスの継続性」は、集計粒度(例えば1ヶ月)内でどの程度定常的に、各利用者が、分析対象のウェブサイトへアクセスしているかを表す指標値である。従って、例えば、ログデータのアクセス日時22の範囲や、アクセス日時22の分散または標準偏差等を、「アクセスの継続性」の指標値として用いることができる。このように、利用者毎のアクセス状況を表す指標値が3種類となる場合は、表示部106は、図15に示すように、疑似三次元空間に利用者をマッピングして表示することが好ましい。
なお、上述の実施形態では、集客用のコンテンツや機能を例に説明したが、本発明の適用対象とできるコンテンツや機能は、集客用に限定されない。本発明は、任意のコンテンツや機能に対する純粋な評価に適用可能である。
なお、本発明の実施形態は、サーバまたはパーソナルコンピュータによって具現化されるウェブサイト分析システムに限定されない。サーバまたはパーソナルコンピュータに読み込まれて、当該サーバまたはパーソナルコンピュータを本発明にかかるウェブサイト分析システムとして動作させるコンピュータプログラムおよびそれを記録した記録媒体も、本発明の一側面である。
以上の実施形態を含む本発明の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計部と、
前記集計部によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定部とを備えたことを特徴とするウェブサイト分析システム。
(付記2)
前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータであって所定時間内の間隔で連続する複数のログデータを1セッションと判断し、前記ログデータ群における前記セッションの数を、当該利用者のアクセス頻度とする、付記1に記載のウェブサイト分析システム。
(付記3)
前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータを、集計粒度を複数の区間に分割して集計し、ログデータが存在する区間の数を、当該利用者のアクセス頻度とする、付記1に記載のウェブサイト分析システム。
(付記4)
前記集計部が、前記利用者毎の指標として、各利用者前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータの数に基づいて、当該利用者のアクセス量を求める、付記1に記載のウェブサイト分析システム。
(付記5)
前記境界条件が、前記アクセス頻度および前記アクセス量のそれぞれについて定められた所定値、または、前記アクセス頻度および前記アクセス量の一次関数である、付記1に記載のウェブサイト分析システム。
(付記6)
アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計処理と、
前記集計処理によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記7)
アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計処理と、
前記集計処理によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
本発明は、「コンテンツや機能の魅力」を他の要素と区別して計測できるウェブサイト分析システムとして利用可能である。
本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムの動作概要を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおいて分析されるログデータのフォーマット例を示す図である。 図2に示した工程Op14(集計処理)の詳細手順の一例を示すフローチャートである。 集計処理中のログデータの一例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける判定処理の一例を概念的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおいて、分析結果として表示されるグラフの一例である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける、分析結果の他の表示態様を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける、分析結果のさらに他の表示態様を示す図である。 図2に示した工程Op14(集計処理)の詳細手順の他の例を示すフローチャートである。 図10に示した集計処理の具体例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける判定処理の他の例を概念的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける判定処理のさらに他の例を概念的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける判定処理のさらに他の例を概念的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかるウェブサイト分析システムにおける、分析結果のさらに他の表示態様を示す図である。
符号の説明
21 クライアント名
22 アクセス日時
23 ファイル名
24 HTTP状態
25 リファラー
26 ユーザ環境データ
100 ウェブサイト分析システム
101 ログ格納部
102 フィルタリング部
103 集計部
104 入力部
105 判定部
106 表示部
200 ウェブサーバ
300 利用者端末

Claims (5)

  1. アクセスログにおける集計期間のログデータを、集計粒度に応じたログデータ群に分割し、前記ログデータ群のそれぞれについて、利用者毎のアクセス状況を表す指標値として少なくともアクセス頻度とアクセス量とを求める集計部と、
    前記集計部によって求められた指標値を境界条件と比較することにより、ウェブサイトのコンテンツおよび機能が利用者のアクセス動向へ与える効果を表す指標分析値を算出する判定部とを備えたことを特徴とするウェブサイト分析システム。
  2. 前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータであって所定時間内の間隔で連続する複数のログデータを1セッションと判断し、前記ログデータ群における前記セッションの数を、当該利用者のアクセス頻度とする、請求項1に記載のウェブサイト分析システム。
  3. 前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータを、集計粒度を複数の区間に分割して集計し、ログデータが存在する区間の数を、当該利用者のアクセス頻度とする、請求項1に記載のウェブサイト分析システム。
  4. 前記集計部が、前記ログデータ群において、同一利用者からのリクエストに起因するログデータの数をそれぞれ集計し、その集計結果に基づいて各利用者のアクセス量を求める、請求項1に記載のウェブサイト分析システム。
  5. 前記境界条件が、前記アクセス頻度および前記アクセス量のそれぞれについて定められた所定値、または、前記アクセス頻度および前記アクセス量の一次関数である、請求項1に記載のウェブサイト分析システム。
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