JP2006245859A - クロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機 - Google Patents

クロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】冗長構成された1対のクロック生成部の切替時等に生じ得るデータエラーを解消するクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機を提供する。
【解決手段】クロック生成部20の一方のクロック生成部21に異常発生時に他方のクロック生成部22へ切り替える際に、クロック位相調整/保護回路32を設け、VCO324によりクロック切替前のクロック生成部21に同期したクロックを継続して生成すると共に位相調整部323で切り替えられたクロック生成部22のクロックに位相同期させる。クロック切替の過渡期間には、位相差検出部322で位相調整部323の入出力クロックの位相差を検出してVCO324の出力クロック2eをセレクタ部325で選択出力し、位相調整が収束後に位相調整部323の出力クロック2cへ切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明はクロック生成技法に関し、特に無線通信基地局送受信機等におけるクロック生成部の現用系および予備系切替時に発生するデータエラーを防止するクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機に関する。
携帯電話等の移動体通信においては、複数の無線基地局の比較的狭いサービスエリアを部分的にオーバラップして設け、それぞれのサービスエリア内にある通信端末の送受信中継サービスを行う。そこで、各通信端末は、何処からでも何れかの無線通信基地局のサービスを受けて通信を行うことが可能となる。これら複数の無線通信基地局の送受信機は、PLL(Phase locked loop)回路によりクロックの位相を同期させている。また、無線送受信機の動作基準となるクロックを生成するクロック生成部は、1対のクロック生成部を備え、一方のクロック生成部に異常が発生すると、他方のクロック生成部に切り替えることにより無線送受信機の動作の信頼性を高めている。
斯かる技術分野における又は関連する従来技術は、幾つかの技術文献に開示されている。外部同期クロックおよび内部信号源クロックの位相を調整するGPS受信機におけるクロック同期方法およびクロック同期装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、位相制御情報を保持し、入力クロック切替時にVCO(Voltage Controlled Oscillator)出力の位相変動(瞬断)を防止するクロック切替方法およびクロック供給装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−339373号公報(第4−5頁、第1図) 特開2002−101081号公報(第6−7頁、第1図)
図5は、従来のW−CDMA(Wideband Code Division
Multiple Access)の基地局装置のクロック系統を示すブロック図である。このクロック系統は、クロック生成部5、ベースバンド処理部(以下、BB部という)6およびRF部7により構成される。
クロック生成部5は、冗長構成とされ、1対のクロック生成部、即ちA系クロック生成部5−1およびB系クロック生成部5−2とクロック切替部5−3を含んでいる。一方、BB部6は、PLL回路6−1およびSerDes回路6−2を含んでいる。また、RF部7は、SerDes回路7−1およびPLL回路7−2を含んでいる。
そして、クロック生成部5のA系クロック生成部5−1から発生されるクロック信号3a又はB系のクロック生成部5−2から生成されたクロック信号3a又は3bの何れかがクロック切替部5−3により切替選択されてクロック3cとしてBB部6のPLL回路に入力される。この選択されたクロック信号3cは、BB部6の信号3eが入力されるPLL回路6−1のクロック端子に入力され、PLL回路6−1の出力3dはSerDes回路6−2へ入力される。SerDes回路6−2の出力3fは、RF部7のSerDes回路7−1に入力され、出力信号3gとして出力される。また、このSerDes回路7−1からの信号3hがPLL回路7−2に入力され、クロック3iとして出力される。
図6は、上述した回路各部の入出力信号3a〜3gの時間関係を示すと共にこの従来技術の課題を説明するタイミングチャートである。図6中、(a)は、A系クロック生成部5−1から出力されるA系クロック3aである。(b)は、B系クロック生成部5−2から出力されるB系クロック3bである。(c)は、クロック切替部5−3からBB部6のPLL回路6−1に入力されるクロック3cであり、図6中の左側はA系クロック3aであり、右側はB系クロック3bに切り替えられる例を示す。(d)は、BB部6のPLL回路6−1からSerDes回路6−2のクロック端子に入力されるクロック3dである。(e)は、BB部6のSerDes回路6−1に入力されるデータ3eである。(f)は、BB部6のSerDes回路6−1から出力されるシリアライズ前のデータ3fである。(g)は、RF部7が抽出したクロック3hである。(h)は、RF部7のPLL回路7−2から出力されるクロック3iである。そして、(i)は、RF部7のSerDes回路7−1から出力されるシリアライズ後の出力データ3gである。
上述した従来技術によると、次の如き課題を有する。即ち、2つのクロック生成部5−1および5−2の出力クロック3aおよび3bの周波数および位相が一致していないと、現用(又は稼動)系クロック生成部(例えば、A系クロック生成部5−1)から予備系クロック生成部(例えば、B系クロック生成部5−2)への切替時に、BB部6およびRF部7のクロックの周波数は変動し、データの一部が欠落して誤りを生じる可能性がある。従来のクロック生成部間のクロック位相は調整されて入るが、完全一致していない。また、クロック切替部5−3までのライン長の差により位相差が生じ、クロック切替時にBB部6へ供給されるクロックの位相が変化してデータエラーを生じる可能性がある。
上述した課題を、図6のタイミングチャートを参照して詳細に説明する。クロック生成部5−1および5−2からのクロック3aおよび3bが安定していないと、BB部6のPLL回路の出力クロック3d(図6(d)参照)の周波数は変動する。この周波数変動されたクロックによりシリアライズされたデータも周波数変動されたものとなる。この周波数変動したデータは、RF部7へ送信される。RF部7ではBB部6からの周波数がずれたデータからクロックを抽出し、PLL回路7−2の基準クロックとするので、PLL回路7−2の出力クロックも周波数変動することとなる。この周波数変動しているPLL回路7−2の出力クロック3iをSerDes回路7−1へ戻し、動作クロックとしてデータ処理しているためにデータの打ち誤りによるデータエラーが生じる。
現在使用されているSerDes回路には、受信データに合わせて動作クロックの位相を調整する位相調整回路を有しており、PLL回路からのクロック周波数が変動しても補正され、打ち誤りを生じないようにしている。しかし、この位相調整回路の動作速度は遅いため、一度調整されてから、次の調整までに打消しが生じ得る位相まで変化した場合には、エラーが発生する。SerDes回路への入力クロックの変動速度は、PLL回路の応答時間により決まってしまうため、PLL回路の設計にて考慮する必要があった。
本発明は、従来技術の上述した課題に鑑みなされたものであり、上述した課題を解消又は大幅に軽減するクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機を提供することを主たる目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明によるクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)入力クロックの周波数/位相が変化する場合に、前記入力クロックに適合する位相の出力クロックを生成するクロック生成方法において、
前記入力クロックを受けて変化する入力クロック適合するように位相調整されたクロックを出力するステップと、前記入力クロックの変化前の位相を維持するクロックを生成し続けるステップと、前記位相調整前後のクロックの位相差を検出して、前記位相差が所定値以上のとき前記維持されたクロックを選択出力すると共に前記位相調整部の出力クロックの位相を前記入力クロックの位相に調整するステップと、前記位相調整された出力クロックが前記入力クロックの位相に適合するとき前記維持されたクロックに代えて前記位相調整されたクロックを出力するステップとを備えるクロック生成方法。
(2)前記位相調整前後のクロックの位相差が予め設定された所定値未満のとき、前記入力クロックの位相調整を中止して出力クロックとするステップと、前記維持されたクロックの位相を前記入力クロックに適合させるステップとを備える上記(1)のクロック生成方法。
(3)前記所定値の位相差を、前記出力クロックの利用回路に応じて予め設定するステップを備える上記(1)又は(2)のクロック生成方法。
(4)入力クロックの周波数/位相が変化する場合に、利用回路に安定したクロックを出力するクロック生成装置において、
入力制御電圧に対応するクロックを出力するVCOと、入力クロックの位相を調整する位相調整部と、該位相調整部の入出力クロックおよび前記VCOの出力クロックの位相を比較する位相差検出部と、該位相差検出部の出力により前記位相調整部の出力クロックおよび前記VCOの出力クロックを切り替えて出力するセレクタ部とを備えるクロック生成装置。
(5)前記位相差検出部は、前記位相調整部の入出力クロックの位相差が所定値未満のとき、前記セレクタ部から前記位相調整部の出力クロックを選択出力すると共に、前記VCOの制御電圧を制御して前記VCOの出力クロックを前記入力クロックに合わせる上記(4)のクロック生成装置。
(6)前記位相差検出部は、前記位相調整部の入出力クロックの位相差が所定値以上のとき、前記セレクタ部から前記VCOの出力クロックを選択出力すると共に前記位相調整部で前記入力クロックの位相を調整し、前記位相調整部および前記VCOの出力クロックの位相差が所定値未満になったとき、前記位相調整部の出力クロックを出力する上記(4)のクロック生成装置。
(7)前記入力クロックは、第1クロック生成部から第2クロック生成部に切り替えて入力されるクロックである上記(4)、(5)又は(6)のクロック生成装置。
(8)前記位相差検出部にデータを入力して、前記位相差の所定値を前記出力クロックの利用回路に応じて許容値を設定する出力調整レジスタを備える上記(4)乃至(7)の何れかに記載のクロック生成装置。
(9)1対のクロック生成部を含むクロック生成部と、該クロック生成部から入力クロックが供給されるPLL回路およびデータが入力されるシリアライザ/デシリアライザ(SerDes)回路を含むベースバンド処理部と、該ベースバンド処理部の前記SerDes回路の出力データが入力されるSerDes回路および該SerDes回路のデータからクロックを抽出してクロックを出力するPLL回路を含む無線部とを有する無線送受信機において、
前記ベースバンド処理部の前記PLL回路および前記SerDes回路間にクロック位相調整/保護回路を設け、前記クロック生成部のクロック切替時における前記PLL回路の出力クロックの位相調整を行う無線送受信機。
(10)前記クロック位相調整/保護回路は、前記入力クロックの位相を調整する位相調整部、制御電圧に対応する出力クロックを生成するVCO、前記位相調整部の入出力クロックおよび前記VCOの出力クロックの位相差を検出する位相差検出部、該位相差検出部の出力で前記位相調整部および前記VCOの出力クロックの位相を制御すると共に前記位相調整部および前記VCOの出力クロックを選択出力するセレクタ部を備える上記(9)の無線送受信機。
(11)前記クロック位相調整/保護回路は、前記位相差検出部に対して位相差許容値を設定するデータを供給する出力調整レジスタを備える上記(10)の無線送受信機。
本発明のクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機によると、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。即ち、無線通信基地局の送受信部における基準クロックの位相変動を調整することで、基準クロックの位相変動が生じてもデータエラーの発生を防止可能である。また、従来は、送受信機内のPLL回路のロックタイムを長くして、送受信機内のクロックの変動速度を抑えていたが、本発明では、PLL回路設計においてデータエラーを考慮する必要がない。更に、無線通信基地局内の構成変更により、データエラーが発生する周波数変動速度が変わっても、PLL回路等のハードウエアの変更を行うことなく、クロック位相調整/保護回路の出力レジスタを調整するのみで対応可能である。
以下、本発明によるクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機の好適実施例の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図1は、本発明による無線送受信機の主要部の構成を示すブロック図である。この無線送受信機10は、クロック生成部20、ベースバンド処理部(BB部)30および無線部(以下、RF部という)40により構成される。そして、クロック生成部20は、A系クロック生成部(第1クロック生成部)21、B系クロック生成部(第2クロック生成部)22およびクロック切替部23を含んでいる。BB部30は、PLL回路31、クロック位相調整/保護回路32およびシリアライズ/デシリアライズ回路(以下、SerDes回路と省略する)33を含んでいる。更に、RF部40は、SerDes回路41およびPLL回路42を含んでいる。
図1に示す無線送受信機10は、図5に示す上述した従来の無線送受信機と対比すると明らかな如く、BB部30のPLL回路31およびSerDes回路33のクロック端子間にクロック位相調整/保護回路32が付加されたことを特徴とする。
クロック生成部20は、無線通信基地局送受信機内の基準クロック(以下、このクロックをREFクロック#1という)1cを生成する。クロック生成部20は、1対のクロック生成部、即ち稼動(又は現用)系クロック発生部21および予備系クロック生成部22を備えている。万一、稼動系クロック生成部21に異常発生の際には、クロック切替部23で予備系クロック生成部22へ切り替え、下位装置へクロックを供給する。この無線送受信部10は、データ処理を行うBB部30および無線送受信処理を行う無線部40を備えている。
BB部30は、クロック生成部20からのREFクロック#1を受信し、装置内のPLL(Phase locked loop) 回路31の基準クロックとして、新たにクロック(以下、PLLクロック#1という)1dを生成する。このPLLクロック#1は、位相調整/保護を行うクロック位相調整/保護回路32に入力され、位相調整されたクロック(以下、位相調整クロックという)1eを生成する。この位相調整クロック1eにより、BB部30は、SerDes回路33により入力データ1fの信号処理を行う。BB部30で処理されたデータは、シリアライズされてデータ1gとしてRF部40へ送信される。
次に、RF部40は、BB部30からのデータ1gを受信し、SerDes回路41でデータのデシリアライズおよびクロック抽出を行う。この抽出されたクロック1iをREFクロック#2という。このREFクロック#2をRF部40のPLL回路42の基準クロックとして、新たにRF部40内の動作クロック1j(以下、PLLクロック#2という)を生成する。
上述の如く、本発明の無線送受信機10は、クロック位相調整/保護回路32をBB部30のPLL回路31およびSerDes回路33間に配置することにより、BB部30のPLL回路31の出力クロック(PLLクロック#1)1dの位相変動を調整し、RF部40でのデータエラーを防止することを特徴とする。
次に、図2を参照して図1中のクロック位相調整/保護回路32を詳細に説明する。図2は、図1中のBB部30に設けられたクロック位相調整/保護回路32の詳細構成を示す機能ブロック図である。クロック位相調整/保護回路32は、出力調整レジスタ321、位相差検出部(又は位相比較部)322、位相調整部323、VCO(Voltage control Oscillator)324およびセレクタ部325により構成されている。
ここで、位相差検出部322は、PLL回路31から供給される入力クロック2a(図1中のPLLクロック#11dに対応する)、位相調整部323の出力2cおよび内部VCO324の出力2eの位相をそれぞれ検出する。入力周波数変動および出力調整レジスタ321の設定値(2bおよび2g)により、セレクタ部325の選択データ2iを生成する。更に、位相差検出部322は、入力クロック2aおよび内部VCO324の出力2eの位相比較結果により、VCO324の制御電圧2dを調整/保持する。位相調整部323は、入力されたPLLクロック#12aの位相を位相差検出部322より位相調整データ2hを元に調整/保持する。VCO324は、位相差検出部322からの制御電圧2dに対応する周波数のクロック2eを出力する。セレクタ部325は、位相差検出部322からのデータ2iにより、位相調整部323の出力クロック2c又は内部VCO324の出力クロック2eの何れかを選択してクロック(図1中の位相調整クロック1eに対応する)2fを出力する。
次に、図3のフローチャートを参照して本発明によるクロック切替装置の動作、特にクロック位相調整/保護回路32の動作を詳細に説明する。出力調整レジスタ321にデータエラーが生じない位相変動限界2bを予め設定しておく。クロック位相調整/保護回路32は、PLL回路31からPLLクロック#12aを受信する(ステップS1)。位相差検出部322は、このPLLクロック#12aと位相調整部323の出力クロック2cの位相差変動を検出する(ステップS2)。そして、位相差検出部322は、検出された位相差又は位相変動が出力レジスタ321から出力される許容値2gであるか否か確認する(ステップS3)。
位相差変動が許容値2g以内である場合(ステップS3:Yes)には、位相差検出部322からのデータ2iによりセレクタ部325は、位相調整部323の出力クロック2cを選択して出力クロック2fとする(ステップS4)。そして、位相差検出部322からのデータ2hにより位相調整部323は、PLL回路31からのPLLクロック#12aを位相調整することなく出力クロック2cとして出力する(ステップS5)。また、位相差検出部322は、位相調整部323の出力クロック2cとVCO324の出力クロック2eの位相を比較する(ステップS6)。そして、位相差検出部322は、制御電圧2dを調整してVCO324の出力2eが位相調整部323の出力クロック2cと同位相になるようにし(ステップS7)、上述したステップS2へ戻る。
一方、上述したステップS3において、位相変動が許容値2g外であると判断された場合(ステップS3:No)には、位相差検出部322は、VCO324への制御電圧2dを一定にし、VCO324の出力クロック2eを位相変動前の位相調整クロックと同位相に保持する(ステップS8)。そして、位相差検出部322からのデータ2iによりセレクタ部325は、VCO324の出力クロック2eを選択して出力クロック2fとする(ステップS9)。次に、位相差検出部322は、入力されるPLLクロック#12aと位相調整部323の出力クロック2cの位相差を検出する(ステップS10)。そして、位相差検出部322は、位相変動が許容値2g未満であることを確認する(ステップS11)。
位相差が許容値2g以上である場合(ステップS11:No)には、上述したステップS10へ戻り、許容値2g未満になるのを待つ。一方、許容値2g未満である場合(ステップS11:Yes)には、位相差検出部322は、位相調整部323の出力クロック2cとVCO324の出力クロック2eを比較する(ステップS12)。そして、位相差検出部322は、位相調整部323へデータ2hを送信し、位相調整部323の出力クロック2cをVCO324の出力クロック2eと同位相にする(ステップS13)。同位相になると、位相差検出部322からのデータ2iによりセレクタ部325は、VCO324の出力クロック2eから位相調整部323の出力クロック2cを選択して出力クロック2fとして出力し(ステップS14)、上述したステップS2へ戻る。
図1および図2に基づいて具体的に動作説明する。先ず、クロック生成部20からのREFクロック#11cの位相に変動がない(即ち、位相差0)場合について説明する。REFクロック#11cを基準クロックとしているBB部30内部のPLL回路31の出力であるPLLクロック#11dの位相も安定している。このPLLクロック#11dは、クロック位相調整/保護回路32に入力2aとして供給される。クロック位相調整/保護回路32に入力されたPLLクロック#12a(=1d)は、位相差検出部322と位相調整部323に入力される。そして、このクロック2aは、位相差検出部322において位相調整クロックをループバックした信号2cと位相比較される。PLLクロック#1の位相差に変動はないため、位相差検出部322での検出位相差は0とする。この場合に、位相差検出部322は、位相調整部323にPLLクロック#12aを位相調整しないままクロック2cとして出力するようデータ2hを送信する。
また、位相差検出部322は、セレクタ部325に対して位相調整部323からのクロック2cを出力するようデータ2iを送信する。更に、位相差検出部322は、位相調整クロックをループバックしたクロック2cとVCO324の出力クロック2eとを位相比較し、位相差がある場合には、位相差をなくすようVCO324への制御電圧2dを調整する。VCO324は、制御電圧2dに対応してクロック2eを出力する。位相差検出部322からのデータ2hにより位相調整部323は、PLLクロック#12aを位相調整せずにセレクタ部325にクロック2cとして入力する。セレクタ部325は、このクロック2cを位相調整クロック(即ち、図1のクロック1eに相当するクロック位相調整/保護回路32の出力)2fとする。
上述の如く、PLLクロック#12aが位相変動していない場合には、クロック位相調整/保護回路32は、PLLクロック#1をそのままセレクタ部325から出力クロック2fとして出力する。そして、VCO324の出力クロック2eは、セレクタ部325で選択されないが、現在の出力クロック2fと同じ位相に調整されている。この場合に、位相調整クロックの位相変動はないため、図1のBB部30およびRF部40におけるデータエラーは生じない。
次に、クロック生成部20からのREFクロック#11cの位相変動(クロック生成部20の予備系クロック生成部への切替や異常により、BB部30へ供給されるREFクロック#1の位相が変動したとき)は、PLLクロック#11d(=2a)の位相も変動する。しかし、出力調整レジスタ321に設定された許容値2g未満の場合の動作を説明する。REFクロック#11cが変動し、基準クロックの位相変動でPLLクロック#11d(=2a)の位相も変動する。PLLクロック#11dは、クロック位相調整/保護回路32に入力クロック2aとして入力され、これは位相差検出部322および位相調整部323へ入力される。位相差検出部322は、入力されたPLLクロック#12aと位相調整部323の出力クロック2cの位相比較を行い、位相差が変動していることを検出する。
しかし、位相変動が出力調整レジスタ321の設定された位相差許容値2gを超えていないため、位相差検出部322は、位相調整部323にPLLクロック#12aを位相調整せずに出力するようデータ2hを送信する。また、セレクタ部325に対して位相調整部323からのクロック2cを出力するようデータ2iを送信する。更に、位相差検出部322は、位相調整クロックをループバックした信号2cと内部VCO324の出力クロック2eとを位相比較する。そして、位相差がある場合には、位相差をなくすようにVCO324の制御電圧2dを調整する。内部VCO324は、制御電圧2dに対応するクロック2eを出力する。位相差検出部322からのデータ2hにより、位相調整部323は、PLLクロック#12aを位相調整せずにセレクタ部325に送信する。そして、セレクタ部325は、このクロックを位相調整クロック(クロック位相調整/保護回路32の出力)2fとする。
上述の如く、PLLクロック#1の位相変動が設定許容値2g未満のときは、クロック位相調整/保護回路32は、位相差が0のときと同様に、PLLクロック#1をそのまま出力する。PLLクロック#1のときと同様に、内部VCO324の出力は、セレクタ部325で選択はされないが、現在の出力クロックと同じ位相に調整されている。この場合に、位相調整クロックの位相変動はあるが、BB部30およびRF部40での許容値2g以内であるため、データエラーは生じない。
次に、図4のタイミングチャートを参照して、PLLクロック#11dの位相変動が出力調整レジスタ321に設定された許容値2g以上となった場合の動作を説明する。図4において、(a)は、A系クロック生成部21の出力クロック1aである。(b)は、B系クロック生成部22の出力クロック1bである。(c)は、BB部30のPLL回路31への入力クロック1cである。(d)は、BB部30のPLL回路31の出力クロック1dである。(e)は、BB部30のクロック位相調整/保護回路32の出力クロック1eである。(f)は、BB部30のSerDes回路33の受信(入力)データ1fである。(g)は、BB部30のSerDes回路33のシリアライズ前(又は出力)データ1gである。(h)は、RF部40のPLL回路42により抽出されたクロック1iである。(i)は、RF部40のPLL回路42の出力クロック1jである。そして、(j)は、RF部40のSerDes回路41のデシリアライズ後(出力)データ1hである。
PLLクロック#12a(図4(d)のクロック1d参照)は、クロック位相調整/保護回路32に入力され、内部の位相差検出部322および位相調整部323に入力される。位相差検出部322では、入力されたPLLクロック#12aと位相調整部323の出力2cの位相比較を行う。そして、位相差変動が出力調整レジスタ321の設定値2gを超えていることを検出すると、位相差検出部322は、位相調整部323にPLLクロック#12aを位相調整しないまま出力するようデータ2hを送信する。また、セレクタ部325に対してVCO324からのクロック2eを出力するようデータ2iを送信する。更に、位相差検出部322は、VCO324の制御電圧2dを許容値2g以上の位相変動を検出する寸前の制御電圧2dを保持する。位相調整部323は、位相差検出部322からの位相調整データ2hにより、PLLクロック#12aを位相調整せずに出力2cする。VCO324は、位相差検出部322からの制御電圧2dが一定であるため、位相を一定としたクロック2eを出力する。セレクタ部325は、位相差検出部322からのデータ2iによりVCO324の出力クロック2eを選択し、位相調整クロック2f(=1e)として出力する。
上述の如く、PLLクロック#12aの位相変動が設定許容値2g以上のときは、クロック位相調整/保護回路32は、VCO324の出力クロック2eを位相調整クロック2fとして出力する。また、位相調整部233では、外部には出力されないが、PLLクロック#12aを位相調整クロック2fの位相に合わせるように位相調整して出力クロック2cとする。この場合に、位相調整クロック2fは、PLLクロック#1が変更する前の位相に調整されたVCO324の出力であるため位相変動は生じない。クロック生成部20からのREFクロック#11cの位相変動が続き、PLLクロック#11dの変動が出力調整レジスタ321に設定された値2g以上となっている間は、上述した出力調整レジスタ321の設定値を超えたときの動作を続ける。
クロック生成部20からのREFクロック#11cの位相変動が収まり、PLLクロック#11dの変動が出力調整レジスタ321に設定された許容値2g以下となった場合には、次のように動作をする。PLLクロック#12aは、クロック位相調整/保護回路32に入力され、位相差検出部322および位相調整部323に入力される。位相差検出部322は、入力されたPLLクロック#12aと出力している位相調整クロック2fの位相比較を行い、位相差の変動が許容値2g以内になったことを検出する。
これにより、位相差検出部322は、位相調整部323の出力クロック2cとVCO324の出力クロック2eとの位相比較を行い、位相差がなくなるように位相調整部323にPLLクロック#12aを位相調整して出力するためのデータ2hを送信する。そして、位相調整部323の出力クロック2cとVCO324の出力クロック2eとの位相差がなくなった時点で、セレクタ部325に対して位相調整部323からのクロック2cを出力するようにデータ2iを送信する。この場合にも、PLLクロック#1を出力中のVCOクロック2eに位相を合わせた後に、出力を切り替えるために位相変動を生じない。このように、本発明によりPLLクロック#1の出力位相変動を補正し、RF部40でのデータエラーを回避することが可能になる。
以上、本発明によるクロック生成方法、クロック生成装置およびそれを使用する無線送受信機の好適実施例の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨および精神を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
本発明のクロック生成装置を使用する無線送受信機の好適実施例におけるクロック系統図である。 図1中のクロック位相調整/保護回路の詳細構成を示すブロック図である。 本発明のクロック切替装置、特にクロック位相調整/保護回路の動作を説明するフローチャートである。 図1に示す無線送受信機の各部の動作を説明するタイミングチャートである。 従来の無線送受信機におけるクロック系統図である。 図5に示す無線送受信機におけるデータ誤りを説明するタイミングチャートである。
符号の説明
10 無線送受信機
20 クロック生成部
21 現用(A)系クロック生成部
22 予備(B)系クロック生成部
23 クロック切替部
30 ベースバンド処理部(BB部)
31、42 PLL回路
32 クロック位相調整/保護回路
33、41 SerDes回路
40 無線部(RF部)
321 出力調整レジスタ
322 位相差検出部
323 位相調整部
324 VCO(電圧制御発振器)
325 セレクタ部

Claims (11)

  1. 入力クロックの周波数/位相が変化する場合に、前記入力クロックに適合する位相の出力クロックを生成するクロック生成方法において、
    前記入力クロックを受けて変化する入力クロック適合するように位相調整されたクロックを出力するステップと、前記入力クロックの変化前の位相を維持するクロックを生成し続けるステップと、前記位相調整前後のクロックの位相差を検出して、前記位相差が所定値以上のとき前記維持されたクロックを選択出力すると共に前記位相調整部の出力クロックの位相を前記入力クロックの位相に調整するステップと、前記位相調整された出力クロックが前記入力クロックの位相に適合するとき前記維持されたクロックに代えて前記位相調整されたクロックを出力するステップとを備えることを特徴とするクロック生成方法。
  2. 前記位相調整前後のクロックの位相差が予め設定された所定値未満のとき、前記入力クロックの位相調整を中止して出力クロックとするステップと、前記維持されたクロックの位相を前記入力クロックに適合させるステップとを備えることを特徴とする請求項1に記載のクロック生成方法。
  3. 前記所定値の位相差を、前記出力クロックの利用回路に応じて予め設定するステップを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロック生成方法。
  4. 入力クロックの周波数/位相が変化する場合に、利用回路に安定したクロックを出力するクロック生成装置において、
    入力制御電圧に対応するクロックを出力するVCOと、入力クロックの位相を調整する位相調整部と、該位相調整部の入出力クロックおよび前記VCOの出力クロックの位相を比較する位相差検出部と、該位相差検出部の出力により前記位相調整部の出力クロックおよび前記VCOの出力クロックを切り替えて出力するセレクタ部とを備えることを特徴とするクロック生成装置。
  5. 前記位相差検出部は、前記位相調整部の入出力クロックの位相差が所定値未満のとき、前記セレクタ部から前記位相調整部の出力クロックを選択出力すると共に、前記VCOの制御電圧を制御して前記VCOの出力クロックを前記入力クロックに合わせることを特徴とする請求項4に記載のクロック生成装置。
  6. 前記位相差検出部は、前記位相調整部の入出力クロックの位相差が所定値以上のとき、前記セレクタ部から前記VCOの出力クロックを選択出力すると共に前記位相調整部で前記入力クロックの位相を調整し、前記位相調整部および前記VCOの出力クロックの位相差が所定値未満になったとき、前記位相調整部の出力クロックを出力することを特徴とする請求項4に記載のクロック生成装置。
  7. 前記入力クロックは、第1クロック生成部から第2クロック生成部に切り替えて入力されるクロックであることを特徴とする請求項4、5又は6に記載のクロック生成装置。
  8. 前記位相差検出部にデータを入力して、前記位相差の所定値を前記出力クロックの利用回路に応じて許容値を設定する出力調整レジスタを備えることを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載のクロック生成装置。
  9. 1対のクロック生成部を含むクロック生成部と、該クロック生成部から入力クロックが供給されるPLL回路およびデータが入力されるシリアライザ/デシリアライザ(SerDes)回路を含むベースバンド処理部と、該ベースバンド処理部の前記SerDes回路の出力データが入力されるSerDes回路および該SerDes回路のデータからクロックを抽出してクロックを出力するPLL回路を含む無線部とを有する無線送受信機において、
    前記ベースバンド処理部の前記PLL回路および前記SerDes回路間にクロック位相調整/保護回路を設け、前記クロック生成部のクロック切替時における前記PLL回路の出力クロックの位相調整を行うことを特徴とする無線送受信機。
  10. 前記クロック位相調整/保護回路は、前記入力クロックの位相を調整する位相調整部、制御電圧に対応する出力クロックを生成するVCO、前記位相調整部の入出力クロックおよび前記VCOの出力クロックの位相差を検出する位相差検出部、該位相差検出部の出力で前記位相調整部および前記VCOの出力クロックの位相を制御すると共に前記位相調整部および前記VCOの出力クロックを選択出力するセレクタ部を備えることを特徴とする請求項9に記載の無線送受信機。
  11. 前記クロック位相調整/保護回路は、前記位相差検出部に対して位相差許容値を設定するデータを供給する出力調整レジスタを備えることを特徴とする請求項10に記載の無線送受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014222857A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 富士通株式会社 クロック発生装置、及び、クロック発生方法

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