JP2006231635A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアロゾルを安定して収集できる液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】導電性のノズルプレート260を有し、ノズルプレート260の開口262から被記録物300へ液体を吐出する記録ヘッド210と、液体が吐出される方向についてノズルプレート260に対向して被記録物300よりも遠方に配された被記録物側電極430と、ノズルプレート260と被記録物側電極430との間に電位差を発生させて液体を電気的に電極側へ引き付ける電位差発生手段700と、少なくとも記録ヘッド210、吸収部材420および被記録物側電極430を覆うケースの開閉を検出する開閉検出部900と、開閉検出部900によりケースが開かれたことが検出された場合に、ノズルプレート260と被記録物側電極430との間の電位差の発生を停止する電位差停止手段800とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は液体噴射装置に関する。より詳細には、液体噴射ヘッドに装着されたノズルプレートの開口から吐出させた液体を被記録物に付着させる液体噴射装置に関する。
液体噴射装置では、被記録物の周縁部に余白を残すことなく液体を付着させる場合に、被記録物および液体噴射ヘッドの不可避な位置ずれを見込んで、被記録物の寸法よりもやや広い領域に対して液体が噴射される。このため、被記録物の両側縁部および前後端部の近傍では、被記録物の存在しない領域に対しても液体が吐出されることになる。そこで、液体が吐出される方向について液体噴射ヘッドに対向する位置に吸収部材を配置し、被記録物に付着し得ない余剰な液体をこの吸収部材に吸収させることにより、余剰の液体が飛散したり周囲を汚染することを防止している。
なお、被記録物は液体が付着することによって伸びて皺を生じる場合がある。伸びた被記録物が自身の皺による撓みで上記の吸収部材に接触すると、吸収部材にすでに吸収されていた液体が被記録物に付着して汚損される。そこで、被記録物の伸びを見込んで、液体噴射装置では被記録物と上記吸収部材との間に2〜4mm程度の間隙が設けられる。なお、液体噴射ヘッドと被記録物との間にも1mm程度の間隙が設けられている。
一方、記録画像の解像度向上への要求により、昨今の液体噴射装置では、ノズルプレートの開口から吐出される液滴が数pl程度にまで微細化されている。このような微細な液滴は、自身の質量が非常に小さいので、いったん吐出されると雰囲気の粘性抵抗等により運動エネルギーを急速に失う。具体的には、例えば8pl未満の液滴は、大気中で3mm程度の行程を飛翔すると速度が略ゼロになる。運動エネルギーを失った微細な液滴は、重力加速度による落下運動と雰囲気の粘性抵抗力とが殆どつり合い、落下し切るまでに長い時間を要する。
また、液体噴射ヘッドと被記録物との間隙および被記録物と吸収部材との間隙を合わせた3〜5mmの距離を届かせることを意図して液体噴射装置の吐出速度を高くしても、3pl程度の液滴に作用する雰囲気の粘性抵抗の影響は更に上昇し、結局、到達距離はかえって短くなる。また、吐出速度を高くすると、液滴がノズルプレートから離脱するときに生じるサテライト・インクと呼ばれる非常に微細な液滴が生じやすくなる。
更に、液体噴射装置では、フラッシングと呼ばれる動作が周期的に繰り返される。フラッシングは、被記録物の存在しない状態で液体噴射ヘッドに駆動信号を送り、液体をいわば空撃ちする動作である。このような動作により、吐出量の少ないノズルにおいて増粘した液体が除去される。ただし、このフラッシングに際して吐出される液体は本来の記録用途には寄与しないので、液体の消費を節約すべく小さな液滴が吐出される。また、フラッシングに要する時間は本来の記録動作のスループットを低下させることになるので、フラッシングでは短時間の内にすべてのノズルから液体を吐出させる。このようなフラッシング動作においても、大量のサテライト・インクが生じる。
上記のようなさまざまな現象の結果として生じたサテライト・インクの多くは、液体噴射ヘッド移動領域の周辺に浮遊するエアロゾルとなる。エアロゾルは、一部は液体噴射装置の外部にまで浮遊し、液体噴射装置の周辺に付着する。また、エアロゾルの多くは、やがて液体噴射装置内の各部に付着する。殊に、プラテン等の被記録物の搬送経路にエアロゾルが付着した場合は、次に搬送される被記録物を汚損する。更に、液体噴射装置の電気回路、リニアスケールあるいは各種光学センサ等にエアロゾルが付着した場合は、装置自体の誤動作を招くこともある。また更に、エアロゾルが付着したものにユーザが触れるとユーザの手も汚される。
下記特許文献には、上記エアロゾルを能動的に収集する機能を備えた液体噴射装置が開示されている。
特開2004−202867号公報
この文献に開示された液体噴射装置では、被記録物に付着しなかった余剰な液体を吸収させる目的で、ノズルプレートに対向する位置に吸収部材が配置される。また、この吸収部材の表面上に一方の電極となる金属部材が配置され、液体を吐出する開口を有する金属製ノズルプレートが他方の電極とされる。これら電極およびノズルプレートに互いに異なる電圧が印加されると、両者の間に電界が形成される。また、このような液体噴射装置でノズルプレートから吐出される液滴は、ノズルプレートから吐出される瞬間に、いわゆる避雷針効果によりノズルプレートと同極に帯電する。このため、エアロゾルとして浮遊する液滴も帯電しているので、自身と電界との間で作用するクーロン力により減速されることなく電極に向かい、自身と逆極性の電位にある電極に吸着される。電極に吸着された液滴は、毛細管現象により吸引されて、最終的には吸収部材に吸収される。
しかしながら、上記のような液体噴射装置においてノズルプレートと吸収部材との間に有効な電界を形成するためには、両者の間に相応の電圧、例えば数百V以上をかける。液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の場合、サテライト・インクの収集に有効な80kV/m程度の電界を形成するときには、ノズルプレートと被記録物側電極との間に350V程度の電位差を印加する。仮にノズルプレートをグラウンドレベルとすれば、被記録物側電極には350Vの電圧が印加されることになる。従って、例えば、詰まった被記録物を取り除こうとした人が装置内に手を差し入れ、被記録物側電極に触れてしまった場合には感電する可能性が高い。また、液体カートリッジを交換する場合等にも、ケースの中に手を入れなければならない場合があり、この場合も同様に高電圧の印加された電極に不用意に触れて感電することがあり得る。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、液体噴射装置であって、導電性のノズルプレートを有し、ノズルプレートの開口から被記録物へ液体を吐出する液体噴射ヘッドと、液体が吐出される方向についてノズルプレートに対向して被記録物よりも遠方に配された電極と、吸収部材に隣接した電極と、ノズルプレートと電極との間に電位差を発生させて液体を電気的に電極側へ引き付ける電位差発生手段と、少なくとも液体噴射ヘッド、吸収部材及び電極を覆うケースの開閉を検出する開閉検出部と、開閉検出部によりケースが開かれたことが検出された場合に、ノズルプレートと電極との間の電位差の発生を停止する電位差停止手段とを備える。これにより、ノズルプレートや電極にユーザが接触した場合でも、ユーザが感電することを防ぐことができる。
上記液体噴射装置において、電位差停止手段は、電位差発生手段とノズルプレートとの間、及び、電位差発生手段と電極との間の少なくとも一方を電気的に遮断してもよい。これにより、ケースが開かれた後に早急に電位差の発生を停止することができる。
上記液体噴射装置において、電位差停止手段は、電位差発生手段が電位差を発生することを禁止してもよい。これによっても、やはり、ユーザの感電を防止できる。
上記液体噴射装置は、液体噴射装置の動作エラーを検出するエラー検出部を更に備え、電位差停止手段は、エラー検出部により動作エラーが検出された場合にも、ノズルプレートと電極との間の電位差の発生を停止してもよい。これにより、紙詰まり等によりノズルプレートと電極とが短絡するおそれがある場合に、電位差の発生を停止して、短絡による過電流が流れることを防ぐことができる。
上記液体噴射装置は、液体噴射ヘッドにインクを供給する着脱可能なインクカートリッジが着脱作業中であるか否かを検出する着脱検出部を更に備え、電位差停止手段は、着脱検出部により着脱作業中であることが検出された場合にも、ノズルプレートと電極との間の電位差の発生を停止してもよい。これにより、ユーザが感電することをより確実に防ぐことができる。
更に、上記液体噴射装置は、前記電位差停止手段が動作したときに、前記電極および前記電位差発生手段の少なくとも一方に蓄積された電荷を放電する放電手段を更に備える。これにより、電位差発生手段により印加された電圧に起因する感電だけではなく、装置内に蓄積された電荷の放電による感電も防止される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態のひとつであるインクジェット式記録装置11を概観する斜視図であり、カバーとしての上ケース22を開いた状態で描かれている。同図に示すように、このインクジェット式記録装置11は、装置の基部となる下ケース20と、下ケース20と共に筐体を形成する上ケース22と、下ケース20の後部に装着されたホッパー10と、下ケース20の前面に形成された排出トレー30とを備えている。また、このインクジェット式記録装置11は、下ケース20内に水平に配置されたプラテン400と、プラテン400の上方に配置されたキャリッジ200とを筐体の内側に備えている。
このインクジェット式記録装置11では、ホッパー10に収容された被記録物300が、図示されていない搬入部により1枚ずつプラテン400上に送り出され、更に、図示されていない排出部により排出トレー30に送り出される。また、このインクジェット式記録装置11では、プラテン400の上方で、キャリッジ200が被記録物300の搬送方向と直交する方向に往復移動する。従って、被記録物300の搬送とキャリッジ200の往復移動を交互に行うことにより、被記録物300の上面全体をキャリッジ200で走査して、被記録物300上の任意の領域で記録動作ができる。
図2は、図1に示したインクジェット式記録装置11の内部機構12を、フレーム100および側面部110、111を含めて抜き出して示す斜視図である。同図に示すように、この内部機構12は、後方に略鉛直に配置されたフレーム100と、フレーム100の両側端部から互いに平行に前方に向かって延在する一対の側面部110、111とによって画成される領域の概ね内側に形成されている。
この内部機構12において、キャリッジ200は、自身を貫通するガイド軸220に支持されている。ガイド軸220は、その端部を側面部110および側面部111に支持され、フレーム100に平行に配置されている。従って、キャリッジ200はガイド軸220に沿って水平に移動できる。
また、キャリッジ200の後方には、一対のプーリ242、244と、プーリ242、244に掛けわたされたタイミングベルト230がフレーム100の前面に配置されている。一方のプーリ244はキャリッジモータ246により回転駆動される。また、タイミングベルト230はキャリッジ200の後部に結合されている。従って、キャリッジモータ246を適宜動作させることにより、キャリッジ200を往復移動させることができる。
なお、キャリッジ200は、インクカートリッジ250を装荷されると共に、その下面に記録ヘッド210を備えている。また、インクを吐出するための開口を含む金属製のノズルプレート260が記録ヘッド210に装着されている。従って、インクは、キャリッジ200から下方に向かって吐出される。
更に、キャリッジ200は、テープ状の多芯ケーブル270を介して、フレーム100後方の電子回路120に結合されている。多芯ケーブル270は、キャリッジ200の移動に従って柔軟に撓むので、キャリッジ200の往復移動を妨げることはない。
一方、キャリッジ200が通過する領域の下方には、プラテン400が配置されている。プラテン400は、キャリッジ200の下を通過する被記録物300を下方から支持して、ノズルプレート260と被記録物300との間隔を一定に維持する。また、プラテン400の上面には陥没部410が形成されており、この陥没部410に吸収部材420が収容されている。吸収部材420は、被記録物300の存在していない領域に対して記録ヘッド210から吐出されたインクを受け止める。
また、プラテン400の後方には搬入ローラ310が配置されている。搬入ローラ310は、フレーム100の後方に配置された搬送モータ320により駆動され、図示されていない従動ローラと共働して被記録物300をプラテン400上に送り出す。
更に、プラテン400の側面部110側には、キャップ部材500が配置されている。キャップ部材500は上下に移動可能で、キャリッジ200が側面部110に近いホームポジションで停止したときに上昇してノズルプレート260の表面を封止する。また、キャップ部材500の内部はポンプユニット510に結合されている。ポンプユニット510は、ノズルプレート260表面に付着したインクを吸引できる。ポンプユニット510に吸引されたインクは、図示されていないパイプを介して、廃液吸収部材600に吸収される。
また更に、プラテン400とキャップ部材500との間には、ワイピング手段520が配置されている。キャップ部材500から開放されたキャリッジ200がその上方を通過するとき、ワイピング手段520はノズルプレート260の下面を払拭して清浄にする。
なお、上記のようなインクジェット式記録装置11において、稼働時間が経過するにつれて吸収部材420にはインクが付着する。この状態で吸収部材420が被記録物300に接触すると、被記録物300はインクにより汚染される。そこで、プラテン400の上面に突起状の部位を形成して被記録物300を下方から支持させることにより、両者の間隔を保って接触を防止している。
また、プラテン400に内蔵されている吸収部材420の材料は、表面におけるインクの吸収速度を重視して選択されているので、吸収容量に限りがある。そこで、インクジェット式記録装置11では、より大きな廃液吸収部材600をプラテン400の下方に配置し、これを吸収部材420と部分的に接触させている。廃液吸収部材600は、吸収容量と毛細管現象による吸収力の大きな材料が選択されている。従って、廃液吸収部材600は、吸収部材420から大量のインクを吸収することができる。
図3は、図1に示すインクジェット式記録装置11におけるサテライト・インク収集機構13を示す分解斜視図である。また、図3は、被記録物側電極430とノズルプレート260との電気的な関係も併せて示す。
同図に示すように、電位差発生手段700の一端は、ノズルプレート260に接続されている。ノズルプレート260には複数の開口262が形成されており、インクはこの開口から吐出される。一方、電位差発生手段700の他端は、一対の保護抵抗710と、この保護抵抗710にはさまれた電位差停止手段800を介して、吸収部材420上に配置された被記録物側電極430に接続されている。ここで、電位差停止手段800は、開閉検出部900の発生する停止信号により制御されている。
なお、上記のような被記録物側電極430は、インクジェット式記録装置11のインクに対して耐蝕性のある金属、例えば金、ステンレスまたはニッケルの線材、板材または箔材、あるいは、これらの金属でメッキした線材、板材または箔材、若しくは、これらの材料を組み合わせた網状または格子状の部材で形成できる。一方、吸収部材420は、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂を発泡させたものを用いることができる。
また、電位差停止手段800は、停止信号を受けたときに、一対の保護抵抗710の間の電気的導通を遮断する。従って、電位差発生手段700によってノズルプレート260と被記録物側電極430との間に形成されていた電位差も解消される。なお、このような電位差停止手段800は、リレー、半導体スイッチ等の、制御信号(停止信号)により回路を開く素子または回路で実現することができる。また、これらの素子または回路の動作は可逆的なので、電位差発生を再開するときには停止信号を止めれば足りる。
更に、開閉検出部900は、インクジェット式記録装置11のケースが開かれたときに停止信号を発生する。このような開閉検出部900は、例えば、メカニカル・スイッチ、半導体スイッチ、光源と光センサの組み合わせ、永久磁石とホール素子の組み合わせ等、種々の形態で実現できる。これらの素子または回路の動作は可逆的なので、ケースの開放を検出するためだけではなく、ケースが閉じられたことを検出するための手段としても利用できる。
また更に、各短絡保護抵抗710は、ノズルプレート260と被記録物側電極430との間が何らかの理由で短絡したときに過大な電流が流れることを防止する。このような短絡は、ノズルプレート260とプラテン400の間に被記録物300等が詰まった場合、または、インクジェット式記録装置11内部に不用意に物や手が入れられた場合等に発生し得る。なお短絡保護抵抗710は、電位差停止手段800の両側一対若しくは、電位差停止手段800と電位差停止手段800の間か、被記録物側電極430と電位差停止手段800の間の何れか一方のみでもよい。
上記のようなインクジェット式記録装置11では、記録動作時にはノズルプレート260と被記録物側電極430との間に電界が形成されている。また、ノズルプレート260から吐出されるインクは、ノズルプレート260と同極性に帯電しているので、逆極性になる被記録物側電極430に向かって加速されるようなクーロン力を電界から受ける。従って、被記録物300に付着しなかったインクは、被記録物側電極430に吸引され、やがて吸収部材420に吸収される。
更に、インクジェット式記録装置11の内部にアクセスする場合には、まず上ケース22が開かれる。そこで、開閉検出部900は上ケース22の開放を検知して、電位差停止手段800に対して停止信号を出力する。停止信号を受けた電位差停止手段800は、被記録物側電極430と電位差発生手段700との間の導通を遮断するので、被記録物側電極430に人が触れたとしても電流が流れることはなく、感電を防ぐことができる。なお、更に、上ケース22が閉じられたときにそれを検出して電圧印加を再開するように構成することもできる。
また、上記の記載では、「開閉検出部900が、上ケース22が開かれたことを検出する」として説明しているが、液体噴射装置の機種によっては、内部に手が入れられるような開閉部が他にもある場合がある。即ち、一部の装置では、詰まった被記録物300を除去するための上ケース22とインクカートリッジ250を交換するためのふたが別になっている場合、一部の印刷条件(被記録物300の厚さ等)を変更するための操作部がケース内に設置されている場合、液体噴射装置内部の保守を行うための開閉カバーが設けられている場合等がある。また、特定の形状の被記録物300を装入するための開閉式のふたが別途設けられている場合もある。これらのような場合に、それぞれのふた、カバー、ケース、蓋等の開放を検知する開閉検出部を設けて、これらのいずれかの開放が検知された場合に電圧印加を停止してもよい。
図4は、インクジェット式記録装置11における電位差停止手段14の他の実施形態を模式的に示すブロック図である。ここでは、電位差発生手段750からノズルプレート260に至る回路は図示を省略している。
この実施形態では、電位差発生手段750は、保護抵抗710を介して被記録物側電極430に結合されている。また、開閉検出部900の出力である停止信号は、電位差発生手段750に直接入力されている。
すでに図3に示した実施形態では、電位差停止手段800は、電位差発生手段750と被記録物側電極430との間の電気的接続を遮断することにより被記録物側電極430への電圧の印加を止めていた。これに対して、図4に示す実施形態では、開閉検出部900が発生した停止信号により、電位差発生手段750自体の動作が停止される。これにより電圧源が無くなるので、被記録物側電極430への印加電圧も消滅する。なお、この実施形態で使用される電位差発生手段750は、それ自体が制御信号によって動作を停止する機能を備えている。
図5は、図4に示した実施形態で使用し得る、電位差停止手段800を内蔵した電位差発生手段750の実施形態を示す図である。同図に示すように、この電位差発生手段750は、自励型昇圧式の電圧源回路760と、一端を電位差発生手段750全体の入力に、他端を電圧源回路760の入力端に接続され、制御端子に停止信号を受けるトランジスタQを備えている。このトランジスタQは、制御端子に停止信号を受けると導通しなくなるので、電位差発生手段750全体の出力電圧も消滅する。
図6は、図4に示した実施形態で使用し得る、電位差停止手段800を内蔵した電位差発生手段750の実施形態を示す図である。同図に示すように、この電位差発生手段750は、自励型昇圧式の電圧源回路760と、一対のトランジスタQおよびQとから形成されている。ここで、トランジスタQは、一端を電位差発生手段750全体の入力に、他端を接地に接続され、制御端子に停止信号を受けている。また、トランジスタQは、一端を電圧源回路760の帰還回路に接続され、他端を接地され、制御端子は電位差発生手段750全体の入力とトランジスタQの一端との間に結合されている。この回路に停止信号が印加されると、トランジスタQの両端子間の導通が絶たれるので、トランジスタQの制御端子に入力電圧が印加され、その両端子間が導通する。このため、電圧源回路760内部のトランジスタがバイパスされ、電圧源として動作しなくなる。
図7は、図6に示した電位差発生手段750の変形例である。この電位差発生手段750は、その電圧源回路760の内蔵するトランジスタの極性が異なり、それに伴ってトランスの2次側の接続が異なることを除けば、図6に示したものと同じ構造と機能を有する。
図8は、図4に示した実施形態で使用し得る、電位差停止手段800を内蔵した電位差発生手段750の他の実施形態を示す図である。同図に示すように、この電位差発生手段750は、他励チョッパ型昇圧式の電圧源回路770における発振器の出力にANDゲートAが挿入され、ANDゲートの一方の入力に停止信号が接続されて形成されている。このため、停止信号が発生すると、発振器の出力状態の如何にかかわらずANDゲートAの出力が固定され、フリップフロップの状態が遷移しなくなるので電圧源回路770として動作しなくなる。
図9は、図8に示した実施形態の変形例であり、他励型昇圧式の電圧源回路770の発振器の出力にANDゲートAが挿入され、ANDゲートAの一方の入力に停止信号が接続されて形成されている。即ち、電圧源回路770の構成が他励型昇圧式であることを除けば、図8に示した回路と同じ構造と機能を有しており、停止信号を印加することにより電位差発生手段750としての動作を止めさせることができる。
図10は、さらに他の電位差停止手段14の実施形態を模式的に示すブロック図である。ただし、図4の場合と同様に、電位差発生手段700からノズルプレート260に至る回路は図示を省略している。
即ち、この電位差停止手段14は、図3に示したサテライト・インク収集機構13に放電手段810を付加している。放電手段810は、その一端が保護抵抗710を介して被記録物側電極430に接続されており、他端は接地されている。また、放電手段810は、開閉検出部900の出力する停止信号を受けることができる。停止信号を受けた放電手段810は、その両端を導通させるので、被記録物側電極430が保護抵抗710を介して接地に結合される。なお、停止信号を受けていないときは、放電手段810は回路を開いて被記録物側電極430と接地との接続を遮断している。
上記のように構成された電位差停止手段14では、開閉検出部900が停止信号を発生すると、それを受けた電位差停止手段800は回路を開いて電位差発生手段700の出力を遮断する。また、放電手段810も停止信号を受け、こちらは回路を閉じて、被記録物側電極430を接地に接続する。従って、被記録物側電極430と外部との間に生じる静電容量に蓄積された電荷が保護抵抗710を介して放電され、仮に被記録物側電極430にユーザが触れたとしても、電流は一切流れない。即ち、電位差発生手段700をはじめとする電気回路には一般に内部インピーダンスがあり、動作を停止してもそれぞれの静電容量に応じた電荷が残留している。従って、この状態では被記録物側電極430と異なる電位を有するものとが接触すると、両者の間に電流が流れる場合があり得る。なお、放電手段810としては、継電器、トランジスタ等を用いることができる。
図11は、図4に示した実施形態に放電手段810を付加した電位差停止手段14の形態を示すブロック図であり、図4の場合と同様に、電位差発生手段750からノズルプレート260に至る回路は図示を省略している。即ち、この実施形態では、図4に示した電位差停止手段14に対して、一対の保護抵抗710の中間点と接地との間に挿入された放電手段810を付加している。また、放電手段810は、開閉検出部900の出力する停止信号を受けることができる。停止信号を受けた放電手段810は、その両端を導通させるので保護抵抗710を介して被記録物側電極430を接地に結合させる。停止信号を受けていないときは、放電手段810は回路を開いて被記録物側電極430と接地との接続を遮断している。
上記のように構成された電位差停止手段14では、開閉検出部900が停止信号を発生すると、それを受けた電位差発生手段700は動作を停止し、被記録物側電極430に対する電圧の印加は停止される。また、放電手段810も停止信号を受け、こちらは回路を閉じて、保護抵抗710の中間点を接地に接続する。従って、被記録物側電極430および電位差発生手段750の両方が、それぞれ保護抵抗710を介して接地に接続され、それぞれの電荷を放電する。
図12は、図11に示す電位差停止手段14の実施形態の変形例である。同図に示すように、この実施形態では、電位差発生手段750は、開閉検出部900の発生する停止信号で動作を止める。また、放電手段810に替えて放電抵抗720が用いられ、保護抵抗710の一端と接地とを結合している。ここで、放電抵抗720の抵抗値は、保護抵抗710の抵抗値に比較して十分に大きく、通常は放電抵抗720には殆ど電流が流れない。一方、開閉検出部900が停止信号を発生して電位差発生手段700の動作が停止すると、電位差発生手段700に蓄積された電荷も、被記録物側電極430に蓄積された電荷も、いずれもが放電抵抗720を介して接地に放電される。
図13は、図12に示した放電機能を具備したインクジェット式記録装置11において、停止信号が発生した直後の被記録物側電極430における電圧の遷移を測定したオシロスコープ波形を示す図である。同図に示すように、停止信号の発生から310ミリ秒後には40V以下まで電圧が低下しており、さらに、600ミリ秒後には略0Vとなっている。ユーザが記録装置のケースを開き始めてから開いたケースの中に手を入れるまでにかかる時間が500ミリ秒程度であることを勘案すれば、記録装置の内部に手を触れるときには十分に電圧が降下していることが確認された。
ところで、インクジェット式記録装置11には、種々の機能を総合的に制御する電子回路120が実装されている。電子回路120は、被記録物300の不足や搬送不良、インク切れ等の何らかの障害を検知すると、エラーメッセージを発行すると共に、出力停止制御信号を発生して記録動作を停止する。このような障害発生時はユーザがインクジェット式記録装置11内に手を入れようとする可能性が非常に高いので、障害が発生した場合にも電位差発生を停止する機能を付加することにより、インクジェット式記録装置11の安全性をより向上させることができる。
図14は、既に図10に示した電位差停止手段14において、更に、出力停止制御信号による制御を導入した実施形態を示す図である。即ち、この電位差停止手段14では、図10で示した構成にける開閉検出部900の出力は、この実施形態で導入された論理和回路910の一方の入力に接続されている。また、論理和回路910の他方に入力には、インクジェット式記録装置11全体を制御する電子回路120から供給される出力停止制御信号が入力されている。更に、論理和回路910の出力が、電位差停止手段800および放電手段810へ、停止信号として供給されている。
以上のように構成された電位差停止手段14では、開閉検出部900の出力信号および電子回路120による出力停止制御信号の少なくとも一方が発生すると、論理和回路910が停止信号を出力し、それを受けた電位差停止手段800が回路を開いて電位差発生手段700の出力を遮断する。また、放電手段810は回路を閉じて、被記録物側電極430を接地に接続する。従って、被記録物側電極430に対する電圧印加が停止されると共に、被記録物側電極430と外部との間に生じる静電容量に蓄積された電荷が保護抵抗710を介して放電され、仮に被記録物側電極430にユーザが触れたとしても、電流は一切流れなくなる。なお、電子回路120は、インクジェット式記録装置11の動作が一定期間以上実行されなかったときにも出力停止制御信号を発生するように構成されている場合がある。このような場合には、上記の電位差停止手段14も電位差の発生を止めることになるので、安全性向上と電力の節約に一層寄与することになる。
図15は、図11に示した電位差停止手段14において、更に、前記のような出力停止制御信号による制御を導入した実施形態を示す図である。即ち、この電位差停止手段14では、図11で示した構成において開閉検出部900が出力する信号は論理和回路910の一方の入力に接続されている。また、論理和回路910の他方に入力には、インクジェット式記録装置11全体を制御する電子回路120から供給される出力停止制御信号が入力されている。更に、論理和回路910の出力は、電位差発生手段750および放電手段810へ、停止信号として供給されている。
上記のように構成された電位差停止手段14では、開閉検出部900の出力信号および電子回路120による出力停止制御信号の少なくとも一方が発生すると、それを受けた論理和回路910が停止信号を発生するので電位差発生手段750が動作を停止し、被記録物側電極430に対する電圧の印加は停止される。また、放電手段810も停止信号を受け、こちらは回路を閉じて、保護抵抗710の中間点を接地に接続する。従って、被記録物側電極430および電位差発生手段750の両方が、それぞれ保護抵抗710を介して接地に接続され、それぞれの蓄積していた電荷を放電する。
図16は、図12に示した電位差停止手段14において、更に、前記のような出力停止制御信号による制御を導入した実施形態を示す図である。即ち、この電位差停止手段14では、図12で示した構成における開閉検出部900の出力は論理和回路910の一方の入力に接続されている。また、論理和回路910の他方に入力には、インクジェット式記録装置11全体を制御する電子回路120から供給される出力停止制御信号が入力されている。更に、論理和回路910の出力は、電位差発生手段750へ停止信号として供給されている。
上記のように構成された電位差停止手段14では、開閉検出部900の出力信号および電子回路120による出力停止制御信号の少なくとも一方が発生すると論理和回路910から停止信号が出力され、それを受けた電位差発生手段750は動作を停止し、被記録物側電極430に対する電圧の印加は停止される。このとき、電位差発生手段750に蓄積された電荷も、被記録物側電極430に蓄積された電荷も、いずれもが放電抵抗720を介して接地に放電される。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態によると、液体噴射装置のケースを開くと速やかに印加電圧が取り除かれる。即ち、単に電位差発生手段の動作が停止されるだけではなく、電極や回路の静電容量に蓄積されていた電荷も放電される。従って、サテライト・インク収集機構を装備した液体噴射装置において、電極等の内部部材にユーザが触れても感電することがない。
また、本発明の実施形態たり得る液体噴射装置として、液晶ディスプレイ用カラーフィルタの製造における色材噴射装置、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の製造における電極形成装置またはバイオチップ製造に使用する試料噴射ヘッド等をあげられるが、これらに限定されるわけではない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
実施形態に係る液体噴射装置の全体を概観する斜視図。 図1に示す噴射装置の内部機構12近傍を抜き出して示す斜視図。 図1に示す噴射装置のサテライト・インク収集機構13を示す分解斜視図。 電位差停止手段14の実施形態を示すブロック図。 図4の実施形態で用い得る電位差発生手段750の例を示す回路図。 図4の実施形態で用い得る電位差発生手段750の例を示す回路図。 図4の実施形態で用い得る電位差発生手段750の例を示す回路図。 図4の実施形態で用い得る電位差発生手段750の例を示す回路図。 図4の実施形態で用い得る電位差発生手段750の例を示す回路図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。 停止信号発生直後の電極電圧の遷移を測定した結果を示す図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。 電位差停止手段14の他の実施形態を示すブロック図。
符号の説明
10 ホッパー、11 インクジェット式記録装置、12 内部機構、13 サテライト・インク収集機構、14 電位差停止手段、20 下ケース、22 上ケース、30 排出トレー、100 フレーム、110 側面部、111 側面部、120 電子回路、200 キャリッジ、210 記録ヘッド、220 ガイド軸、242 プーリ、244 プーリ、230 タイミングベルト、246 キャリッジモータ、250 インクカートリッジ、260 ノズルプレート、262 開口、270 多芯ケーブル、300 被記録物、310 搬入ローラ、320 搬送モータ、400 プラテン、410 陥没部、420 吸収部材、430 被記録物側電極、500 キャップ部材、510 ポンプユニット、520 ワイピング手段、600 廃液吸収部材、700、750 電位差発生手段、710 保護抵抗、720 放電抵抗、760、770 電圧源回路、800 電位差停止手段、810 放電手段、900 開閉検出部、910 論理和回路

Claims (6)

  1. 導電性のノズルプレートを有し、前記ノズルプレートの開口から被記録物へ液体を吐出する液体噴射ヘッドと、
    液体が吐出される方向について前記ノズルプレートに対向して前記被記録物よりも遠方に配された被記録物側電極と、
    前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間に電位差を発生させて液体を電気的に電極側へ引き付ける電位差発生手段と、
    少なくとも前記液体噴射ヘッドおよび前記被記録物側電極を覆うケースの開閉を検出する開閉検出部と、
    前記開閉検出部により前記ケースが開かれたことが検出された場合に、前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間の電位差の発生を停止する電位差停止手段と
    を備える液体噴射装置。
  2. 前記電位差停止手段は、前記電位差発生手段と前記ノズルプレートとの間、及び、前記電位差発生手段と前記被記録物側電極との間の少なくとも一方を電気的に遮断する請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記電位差停止手段は、前記電位差発生手段が電位差を発生することを禁止する請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体噴射装置の動作エラーを検出するエラー検出部を更に備え、
    前記電位差停止手段は、前記エラー検出部により動作エラーが検出された場合にも、前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間の電位差の発生を停止する請求項1に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体噴射ヘッドにインクを供給する着脱可能なインクカートリッジが着脱作業中であるか否かを検出する着脱検出部を更に備え、
    前記電位差停止手段は、前記着脱検出部により着脱作業中であることが検出された場合にも、前記ノズルプレートと前記被記録物側電極との間の電位差の発生を停止する請求項1に記載の液体噴射装置。
  6. 前記電位差停止手段が動作したときに、前記被記録物側電極および前記電位差発生手段の少なくとも一方に蓄積された電荷を放電する放電手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
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