JP2006228079A - 薬品情報支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医師や歯科医師が処方した医療用医薬品と食品との間の相互作用を確認することにより、薬剤師の行う適切な服薬指導の手段を提供すること。
【解決手段】過去に報告された医療用医薬品と食品との相互作用とを記録した食品併用注意情報データベースと、医療用医薬品毎に効能や副作用を記録した薬剤基本情報データベースとから構成され、前記データベースの連結により服薬指導に必要な情報を抽出可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、薬局において医師や歯科医師が作成した処方箋に従い薬剤師が調剤を行う上で、薬剤師が患者に対し服薬指導する際に利用されるチェックシステムに関するものである。
医療機関で診察を受けた患者は、医師もしくは歯科医師により処方箋が発行され、医療機関内外の薬局で処方薬を交付される。
通常、医薬品には効能となる主作用と医学上好ましくない副作用とがあり、また同時に服用する別の医薬品や食品との飲みあわせ、すなわち相互作用により、それらの作用が増強もしくは減衰する場合がある。
薬局で患者が処方薬を受け取る際には薬剤師より服薬指導を受ける。このとき薬剤師は投薬される患者が安全上の不利益を被ることが無いよう、自主的あるいは患者の求めに応じて患者に対し相互作用に関する情報を伝える。医薬品間の相互作用に関しては学術的に得られている既知の情報が豊富であり、主な医薬品間の相互作用情報については新薬開発時に予め調べられ添付文書に記載されていることも加えて、服薬指導時に患者に対し情報を伝えることが容易である。しかしながら、医薬品と食品との間の相互作用の情報は、散発的には深刻な場合が報告されつつも、医薬品の場合と比べて包括的な研究の取り組みの遅れから既知の情報が少ない。これらの情報の収集にあたっては、薬剤師の経験と知識に頼る部分が大きく、薬局毎で同等の質であることが望ましい患者に対する情報の提供が困難である。従って薬局毎の服薬指導内容にバラツキが出ることから、患者の受ける利益について差が生じている。また、近年、健康不安を抱えた人々が多いことを背景に、特定保健用食品や栄養機能食品、健康補助食品、健康食品を含む健康食品の研究開発や市販化が進んでおり、疾病を有する人が服薬と同時にこれらの食品を摂取する機会が増えていることに伴い、医薬品と食品との相互作用が発生する割合が高まっており、皮肉ながら投薬される患者の安全上の不利益が増す結果となっている。
本発明は、上記の問題点を解決するためのものであり、薬剤師が患者に対して処方薬と食品との相互作用情報を適切に伝達するためのチェックシステムを提供する。
本発明によるチェックシステムは、医療用医薬品の効能や副作用に影響を与える食品の情報を記録した食品併用注意情報データベースと、医療用医薬品毎に効能や副作用を記録した薬剤基本情報データベースから構成され、前記データベースの連結により服薬指導に必要な情報を検索可能とした。
食品併用注意情報データベースは予め相互作用発生を予見させるポイントとなるキーワードを食品毎にデータベースに辞書登録したものである。端末操作者による処方薬の入力に応じて、薬剤名毎に食品併用注意情報データベースの登録内容に照会することにより、併用を注意すべき食品名およびその併用を注意すべき理由について、自動的に抽出して端末画面に表示する。
薬剤基本情報データベースには医療用医薬品添付文書の記載内容が格納されており、そこに既に食品との相互作用が記載されているものに関しては、処方薬を入力することにより相互作用情報、すなわち併用を禁忌もしくは注意すべき食品名について、端末操作者の指示により端末の画面上に抽出、表示される。また、添付文書に記された処方薬の薬効と副作用の情報について、相互作用情報と同時に端末画面に表示することにより、薬剤師が相互作用の理由を患者に説明する際に役立てることが可能となる。
これらの食品併用注意情報データベースと薬剤基本情報データベースとを連結することにより、既に調査が終了し添付文書に掲載されている医薬品と食品との相互作用情報の他に、評価研究が進行中もしくは実施されていないために添付文書に記載されていない医薬品と食品との相互作用の予見が可能となり、服薬指導の一環として患者に対し飲み合わせの注意を喚起することで医療上好ましからざる事態を避けることができる。
また、患者基本情報データベースが連結されていることで、患者毎の氏名や年齢、生年月日、保険者番号、現在服用中の他薬剤、アレルギーの有無を同一画面に表示することができ、同姓同名への患者の取り違えを避けることが可能となる。さらに、患者毎の過去の医療機関受診履歴を記録した受診履歴データベースと、患者毎の過去の処方履歴を記録した処方履歴データベースとを連結することにより、患者の受診状況、処方状況を同時に把握し、薬剤師が患者に対して充実した服薬指導を実施することも可能となる。
本発明によると、薬剤師が服薬指導の際にチェックシステムを利用することにより、患者に対し適切な服薬指導を行うことができる。また、患者が不利益を被る可能性が低減できることで、医療過誤の防止につながる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1と図2は、患者が医療機関を受診して処方薬を受け取るまでの当事者間の行為の一般的な相関図と時間経過とをそれぞれ表している。患者が何らかの理由により医療機関を受診したとき、医師もしくは歯科医師により診察・施療を受けた後、処方箋が発行される。患者は医療機関で発行された処方箋を薬局に提出することで、薬剤師が処方箋に基づき調剤して患者に交付するが、その際に服薬指導を行う。また、患者が処方箋をどの薬局に提出するかを予め処方箋交付時に医療機関に伝えておけば、患者の待ち時間の短縮等を目的として、医療機関と薬局との間で、処方内容の伝達、服薬指導内容のフィードバックが行われることがある。
図3は本発明によるチェックシステムによる服薬指導事例のシステム図である。薬局の装置としてサーバが設置されており、本発明によるチェックシステムの稼動実施に必要な各データベースが格納されている。薬剤師側の端末からも情報を入力、表示および出力することができ、服薬指導実施時、レセプト処理時に使用することができる。
図4は本発明によるチェックシステムによる服薬指導事例のフロー図である。薬局では患者が持参した処方箋を受け付けると、処方箋に記載された処方内容を薬局の装置または端末から入力し、処方薬を調剤、監査の後、患者に交付する。本システムでは、操作者が患者氏名等を入力すると、その患者にかかわる情報が患者基本情報データベース、患者毎の過去受診履歴データベース、過去処方履歴データベースに照会され、その照合結果を取得して出力画面に配信する。また、処方薬剤名を入力すると、その薬剤名は食品併用注意情報データベース、薬剤情報データベースに照会される。処方薬に関する食品併用注意情報が格納されていたときには、その食品名と併用注意の根拠となる情報が出力画面に表示される。一方、入力された処方薬剤は薬剤基本情報データベースにも照会され、取得した薬効および副作用に関する情報は出力画面に配信される。薬剤師は、端末に表示された情報に基づき患者に対する相互作用伝達の重要度を判断して、服薬指導を行う。
図5は本発明による相互作用チェックシステムの構成図である。相互作用チェックシステムは、過去に報告された医療用医薬品と食品との相互作用を記録した食品併用注意情報データベースと、医療用医薬品毎に効能や副作用を記録した薬剤基本情報データベースと、患者の氏名や年齢、生年月日、保険者番号、現在服用中の他薬剤、アレルギーの有無を記録した患者基本情報データベースと、患者毎の過去の医療機関受診履歴を記録した受診履歴データベースと、患者毎の過去の処方履歴を記録した処方履歴データベースとで構成される。処方内容が相互作用チェックシステムに入力されると、その情報は食品併用注意情報データベースと薬剤基本情報データベースに照会される。処方薬の効果に影響を与える可能性のある食品について情報が登録されていた場合には、図7に一例として示した端末画面上に表示され、薬剤師が患者に服薬指導する際に役立てることができる。入力された処方薬の情報が薬剤基本情報データベースに存在する場合は、その薬剤の薬効と副作用に関する情報がそれぞれのカラムに出力される。また、入力された処方薬の情報が食品併用注意情報データベースに存在する場合は、その食品名と併用注意の根拠となる情報が相互作用を表示するカラムに出力される。
一方、患者基本情報データベースには、はじめて薬局を訪れた患者であれば、氏名や住所、年齢、生年月日、保険証番号、現在服用中の他薬剤、アレルギーの有無を聴取し、患者基本情報データベースに随時登録する。受診履歴データベースには、患者により持ち込まれた処方箋毎に随時登録する他、可能であれば他院通院歴を聴取して随時登録することが望ましい。処方履歴データベースには、処方内容入力時にデータを随時登録する。
図6は、本発明によるチェックシステムの入力図の一例である。薬局では、処方箋に記載された内容をもとに、患者情報等の他、処方薬情報を入力する。
図7は、本発明によるチェックシステムの出力図の一例である。患者に伝達すべき各情報を薬剤師がひと目で閲覧可能なように、一画面上に相互作用情報の他、患者情報、受診歴、処方内容、薬効、副作用が表示され、薬剤師は効果的な服薬指導を実施することができる。
患者が医療機関を受診して処方薬を受け取るまでの当事者間の行為の一般的な相関図である。 患者が医療機関を受診して処方薬を受け取るまでの当事者間の行為の一般的な時間経過である。 本発明によるチェックシステムによる服薬指導事例のシステム図である。 本発明によるチェックシステムにおけるフロー図である。 (1)本発明による相互作用チェックシステムの構成図である。(2)食品併用注意情報データベース内のデータファイルの例である。 本発明を実施するための入力図である。 本発明を実施するための出力図である。

Claims (2)

  1. 医薬品情報を入力させる手段と、
    前記医薬品と食品との相互作用情報を格納した食品併用注意情報データベースと、
    前記医薬品毎に効能や副作用を記録した薬剤基本情報データベースと、
    入力された前記医薬品情報から前記食品併用注意情報データベースと前記薬剤基本情報データベースを検索する手段と、
    検索された前記相互作用情報と薬剤基本情報を出力する手段と、
    前記出力された情報を画面表示する手段とを有することを特徴とする薬品情報支援システム。
  2. 請求項1に記載の薬品情報支援システムにおいて、さらに、患者の氏名や年齢、生年月日、保険者番号、現在服用中の他薬剤、アレルギーの有無を記録した患者基本情報データベースと、前記患者の過去の医療機関受診履歴を記録した受診履歴データベースと、前記患者の過去の処方履歴を記録した処方履歴データベースと、患者情報を入力させる患者情報入力手段と、入力された前記患者情報から患者情報を検索する手段とを有し、前記表示手段は、検索された前記患者情報を画面表示することを特徴とする薬品情報支援システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013168459A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 商品購入システム
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