JP2006211681A - 優先待ち行列を伴うフィルタベースのイーサネット・パケット・ルータを備えた高速イーサネットmacとphy装置および単一もしくは多数のトランスポート・ストリーム・インターフェース - Google Patents

優先待ち行列を伴うフィルタベースのイーサネット・パケット・ルータを備えた高速イーサネットmacとphy装置および単一もしくは多数のトランスポート・ストリーム・インターフェース Download PDF

Info

Publication number
JP2006211681A
JP2006211681A JP2006018622A JP2006018622A JP2006211681A JP 2006211681 A JP2006211681 A JP 2006211681A JP 2006018622 A JP2006018622 A JP 2006018622A JP 2006018622 A JP2006018622 A JP 2006018622A JP 2006211681 A JP2006211681 A JP 2006211681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface
data
packet
ethernet
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006018622A
Other languages
English (en)
Inventor
Neil Winchester
ニール・ウィンチェスター
Paul Brant
ポール・ブラント
William Chiechi
ウィリアム・チーチ
Charles Forni
チャールズ・フォーニ
Anthony Tarascio
アンソニー・タラッシオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Standard Microsystems LLC
Original Assignee
Standard Microsystems LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Standard Microsystems LLC filed Critical Standard Microsystems LLC
Publication of JP2006211681A publication Critical patent/JP2006211681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4633Interconnection of networks using encapsulation techniques, e.g. tunneling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2416Real-time traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】高い品質と解像度のA/Vプログラミング・コンテンツの配信に要求される性能レベルを維持できるイーサネット・プロトコルを中心に構築されるオープン・ネットワークのソリューションを提供する。
【解決手段】セットトップボックスなどのような音声映像コンテンツ配信システムがLANとインターフェースする。このシステムのパケット処理回路はLANから特定のポートや待ち行列へ受信されるイーサネット・パケット・データをホスト・プロセッサの介入なしでフィルタ処理し、経路指定する。パケット処理回路は様々なインターネットIETFのネットワーク化トランスポート・プロトコルを解釈するためにハードウェアによるフィルタ処理と経路指定用メカニズムのセットを利用し、各々がデコーダへと連結される多様な民生用サブシステムによって識別されるフォーマットでパケット・データを転送する。
【選択図】図4

Description

本発明は概してデジタル・インターフェース設計の分野に関し、さらに特定すると通信用インターフェースの設計に関する。
過去20年間のうちにパーソナル・コンピュータ(PC)は職場と家庭の両方で広く使用されている、あらゆる電子デバイスの一部としてテレビ受像機、高忠実ステレオ機器、コンパクトディスク・プレーヤなどに連結されるようになった。近年、エレクトロニクス市場は汎用記憶媒体を使用するデバイスに加えてソリッドステート・メモリを使用する電気製品や個人向け電子デバイスも急増している。いくつかのさらによく知られているデバイスはビデオ・カメラ、写真カメラ、パーソナル・デジタル・アシスタント、携帯型音楽デバイス、家庭用電化製品を含む。家庭用電化製品には、セットトップボックス、高解像度(HD)テレビジョン・システム、デジタル・レコーダといったモノを含む。そのようなデバイスの急増への対応は、個人向け電子デバイス、パーソナル・コンピュータ、および/またはセットトップボックスの間の接続性やネットワーク化に重点を置いてきた。
Peripheral Component Interconnect(PCI)のような内部バスに関する仕様に加えて、コンピュータと外部周辺機器を接続するための様々なインターフェース規格もやはり実装されてきており、各々が高速での単純な接続性を与えることを目的にしている。そのような規格の例はファイアワイヤとも称されるIEEE 1394規格とUniversal Serial Bus(USB)を含む。両方共に高速のシリアル・バス・プロトコルである。ローカルエリア・ネットワーク(LAN)と広域ネットワーク(WAN)の両方で複数のコンピュータを接続するために最も広く使用されるネットワーク化の規格はイーサネット(登録商標)・プロトコルであった。さらに特定すると、イーサネットはIEEE 802.3シリーズの規格であり、元来、2つ以上のコンピュータ・ステーションが共通のケーブル・システムを共有するための手段を備えたキャリア検知多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)に基づいている。CSMA/CDはメガビットの範囲、すなわちMbit/secの範囲の転送速度に達したイーサネット・システムの基礎を形成してきた。最近の交換機ベースおよび/またはルータ・ベースのイーサネット・システムはGbit/secの範囲の転送速度をサポートすることが可能である。概して共有リソースを効率的に利用するイーサネットは通常では再構成と保守管理することが容易であり、コストを低く保ちながら多くの製造業者やシステムに互換性を提供する。
しかしながら、HDテレビジョン、セットトップボックス、パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)といったオーディオ/ビデオ(A/V)民生用娯楽システムは、規格に基づいたイーサネット・ネットワークを通じて高品質高解像度のプログラミング内容を分配/受信するために最適化されていない。これは通常では広帯域イーサネット接続も同様である。娯楽システムの開発の中で問題を呈した1つの課題はさらに高い品質/解像度のA/Vプログラミング内容の分配に要求される性能を維持しながらクローズド・ネットワークからオープン・ネットワークへと移行することである。標準のイーサネット制御装置を利用し、限られた帯域幅のローカル・バス上でリアルタイムのストリーミング・データを動かす一方で所望の性能レベルを得ることもやはり、たとえ可能であるとしてもますます困難になってきた。付け加えると、イーサネット・ネットワーク構成要素を特色とする民生用エレクトロニクス製品の高い価格が妥当な費用でシステムを組み立てることを困難にしてきた。
デジタル衛星送信、ケーブル送信、地上の独自仕様の送信システムといったデータ・トランスポート・モデルおよび/または手法を使用するときにリアルタイムおよび非リアルタイムのオーディオ/ビデオ・データの伝送に特有の複雑さの問題はない。デジタル衛星送信、ケーブル送信、その他の独自仕様の送信システムは通常では「クローズド・ネットワーク」である。通常、このコンテキストでの「クローズド・ネットワーク」は一般市民が利用することが不可能な標準的または非標準的な(独自仕様の)ソリューションに関する。独自仕様のソリューションは通常では、所望の性能目標を達成することが可能な一意のソリューションを開発する時間とリソースを個々の製造業者もしくは製造業者のグループに与える。しかし、そのようなソリューションは普通では競合製品と相互作用しないであろう。独自仕様のソリューションの例は通常では、ケーブル・テレビ(CATV)ネットワークを通じて放送するデジタル映像、公衆交換電話網(PSTN)および/または総合デジタル通信網(ISDN)上で放送するデジタル映像、サテライト・マスター・アンテナ・テレビジョン(SMATV)配信システム・ネットワークを通じて放送するデジタル映像を含む。様々な物理的モデルやトランスポート・モデルに対して、例えばDVB−ETSI(European Telecommunications Standards Institute)のような規格化団体の下で多様なネットワーク規格が規定され、実装されてきた。コンテンツ配信システム全体は、通常ではCable Vision、Comcast、Direct TVのような放送ネットワーク・プロバイダによって管理される。通常では広帯域ネットワーク・プロバイダがそのようなシステムに使用されるハードウェア、ソフトウェア、プロトコルを指示する。
図1は双方向型ペイ・パー・ビュー・システムの基準モデルを実装するクローズド・ネットワークの例を具体的に示している。放送チャネル102は普通、顧客側104に映像、音声、可能なデータを配信する一方向の放送ネットワークである。対話チャネル106は通常では、対話目的のためにユーザ104とサービス・プロバイダ108との間に確立される双方向チャネルである。対話チャネル106は通常、一般的に戻りチャネルとして知られている狭帯域チャネルを有し、これはサービス・プロバイダに要求を出すため、または質問に答えるために使用される。放送ヘッドエンド110と双方向ヘッドエンド112は、通常独自仕様のネットワーク上で、映像と音声の放送チャネル102を放送サービス・プロバイダや対話型のサービス・プロバイダ108へとブリッジする。顧客の家屋104側では、通常ではセットトップボックス122から同軸ケーブルを通じてディスプレイ・デバイス120(例えばテレビ受像機)へ接続される。図1は1つの家庭の中に多数のセットトップボックスを示している。1本の同軸ケーブルを通って家庭に入る信号はスプリッタ、あるいはリピータを使用して配信される。エンドツーエンド接続は通常では単一のサービス・プロバイダによって管理され、維持されるので、クローズド・システムまたはクローズド・ネットワークが厳格なリソース・プロビジョニングを有することに気付くことが重要である。
対照的に「オープン」ネットワークでは、ハードウェア、ソフトウェア、対応するプロトコルは、異なる製造業者から容易に入手可能なソリューションで、よく知られている規格によってすべて規定され、そのようなソリューションは互いに相互運用可能である。付け加えると、オープン・ネットワークは共有ネットワークであり、場合によっては数多くのサービス・プロバイダやコンテンツ・プロバイダがコンテンツを配信するためにこの共有ネットワークを使用する。オープン・ネットワークの例はインターネット技術標準化委員会(IETF)によって規定されるようなインターネットである。IETFはインターネットの運用、管理、展開を調整すること、および短期と中期のプロトコルとアーキテクチャの課題を解決することを目的とするネットワーク設計者、オペレータ、ベンダー、研究者の大規模な開放された団体である。オープン・ネットワークのプロトコルは国際標準化機構(ISO)のネットワーク化モデルに基づいて階層化される。いずれの所定のオープン・ネットワークも、オープン・ネットワークを通じて通信している間に使用されるネットワーク・プロトコルに応じた付加的なオーバヘッドを有している。全部ではないが多くの現在のソリューションは、より高い品質と解像度のA/Vプログラミング・コンテンツを処理中にオープン・ネットワーク・モデルをサポートするためのシステム・リソースを有さない。付け加えると、リソース・プロビジョニングは通常ではそのようなオープン・ネットワーク上で管理することがさらに困難である。
歴史的には、広帯域のA/Vの配信は、セットトップボックス(STB)やPVRデバイスを使用して衛星とケーブル・サービスによって遂行されてきた。そのようなシステムの例が図2に示されている。図3は、衛星放送、ケーブル放送、または地上放送から高解像度テレビ受像機(HDTV)またはビデオ・プロジェクタであることが可能なレンダリング・デバイスへのA/Vチャネルの(図2に示されるシステム・アーキテクチャに関連するような)広帯域配信のフローを述べている。例えば図2の構成要素と図3に例示されたフローを参照すると、衛星放送受信アンテナは様々な放送チャネルを衛星放送信号として受信する(301)。受信器(フロントエンド・デバイス)は、順方向エラー修正(FEC)と共に4位相偏移変調(QPSK)または位相シフトキーイング(PSK)復調を実装する(302)ゼロIFチューナー202である。通常、デジタル映像放送用サーバ(DVBS)またはDirecTVの仕様のような標準インターフェースに準拠するシリアルまたはパラレルのデジタル出力の形で表される放送の映像はトランスポート・ストリーム・インターフェース(TSI)204を通して伝達される(304)。TSI204は通常ではデジタルの音声および/または映像データ・パケットをリアルタイムで伝達するように構成される専用のバスを有する。用途の別のセットでは、TSI204は概してリアルタイムのアプリケーション・データを伝達するように構成される専用のバスである。
標準TSIの詳細はCENELEC(European Committee for Electro−Technical Standardization)規格機構の仕様EN 50083−9に文書化されている。さらに特定すると、前述の標準TSIに関連する参考情報はEN 50083−9:1998「Cable networks for television signals,sound signals and interactive services――Part9:Interfaces for CATV/SMATV head ends and similar professional equipment for DVB/MPEG−2 transport streams」、EN 50083−9:2002「Cable networks for television signals,sound signals and interactive services――Part9:Interfaces for CATV/SMATV head ends and similar professional equipment for DVB/MPEG−2 transport streams」に含まれる。この仕様は次のウェブ・ページ、すなわちhttp://www.cenelec.org/Cenelec/Homepage.htmから入手することが可能である。
再び図2と関連させて図3を参照すると、その後、データは構文解析され(306)、スクランブル解析され(308)、実装された限定受信方法と圧縮規格に応じてさらに逆多重化される(310)。その後、データは別のシステムで使用するため、または後に再生するために保存され(312)、あるいは解読され(314)てレンダリング・デバイス上で再生される(316)。図3に概説されるの多くが通常ではハードウェアとソフトウェアの両方で実装されることは気付かれるはずである。解読(314)と逆多重化(310)はハードウェアとソフトウェアによって遂行される機能の例である。絶えず変化する規格と方法は或る一定の機能をソフトウェアとして実現することを余儀なくさせる。ソフトウェア内へのこれらアルゴリズムの実装は、陳腐化を最小限にする一方で、最も高い柔軟性の程度を与える。
上述の配信モデルは衛星放送、ケーブル放送、または地上放送については良好にはたらく。しかしながら、配信の主要な方法としてイーサネットを使用するA/Vコンテンツの配信は付加的な課題を作り出す。図2に示されるように、イーサネット制御装置210は通常ではチップ(SOC)208上のSTB/PVRシステムのローカル(もしくはメモリ)バス212へと連結される。このネットワーク接続はケーブル・モデムまたはデジタル加入者回線(DSL)の広帯域接続を通じてインターネット・アクセスのために伝統的に使用されてきた。ローカル・バス上で標準的なイーサネット制御装置を使用することは概して、リアルタイムのA/V配信のために必要とされる性能を供給しないであろう。イーサネット制御装置210は概して他の周辺機器とローカル・バス212を共有するので、ネットワーク・データの処理は大幅に低速化され、かつ/または遅らされる可能性が高い。TCP/IPやその他のような追加的なネットワーク・プロトコルを処理することはシステムをさらに低速化させる可能性が高い。
既存のA/Vソリューションは概して、家庭でのインターネット・ウェブ・サーフィンに対して、さらにはビデオ・オン・デマンド(VOD)、課金システム、限られたA/V配信用途のためのリターンパスといった活動に対して毎秒1から6Mbitsの通常のデータ速度でイーサネット接続を使用する。さらに高い品質の映像コンテンスおよび/または音声コンテンツをストリーミングするための帯域幅の必要条件は大幅に高い。例えば、高解像度(HD)映像ストリームをサポートするために、QOS(サービスの品質)を含めて、いくつかの形の優先帯域幅のプロビジョニングを伴って毎秒12から60Mbitsの処理能力が要求される可能性が高い。QOSに関するニーズは普通ではバッファ処理と待ち時間によって決定される。例えば、増加した帯域幅必要条件は、映像コンテンツのチャネルの切り換えの間の時間的遅延がバッファ処理による遅延のせいで「チャネル・サーフィン中」にユーザによって為されるチャネル選択の間に経過する平均的受容可能時間を超える場合に増加したQOSを必要とする可能性が高い。A/Vデータの分配は好ましくは最小限の遅延で安定して留まるべきである。図2のイーサネット制御装置210と同様に、既存のイーサネットソリューションでは必要とされる性能レベルを達成することはたとえ可能であっても通常では極めて困難である。
付け加えると、STBやその他の民生用エレクトロニクス・デバイスは極めてコストに敏感である。民生用エレクトロニクス・デバイスの大半に含まれるほとんどの内蔵型プロセッサやハードウェア構築ブロックは普通では低コストであり、限られた性能(通常では毎秒何百万命令(MIPS)で参照される)を特色とする。メモリ・アクセス・スピード、CPUのスピード、電力消費の間のトレードオフは全く普通である。ほとんどのシステム設計者に対して、CPUの帯域幅がコア・アプリケーションのために充分であるとき、追加のネットワーク処理用オーバヘッドを伴うオープン・ネットワークへの移行は一層高額のシステムによるソリューションへと移行することを余儀なくされる。付け加えると、この追加的なネットワーク・オーバヘッドにより、標準的なイーサネット制御装置を使用することは、特に低コストの民生用エレクトロニクス製品を目標にするときにはオープン・ネットワークによるソリューションを可能にするために必要とされる性能を与えることは通常ではないであろう。
共有のオープン・ネットワーク上でリアルタイムと非リアルタイムの映像コンテンツと音声コンテンツを伝達する概念は多様な方式で対処されてきた。例えば、801.11a、b、gのような無線変調によるソリューションが共有アクセスのローカルエリア・ネットワークに関して検討されてきた。802.3 10/100/1000Base−Tツイストペア回線の符号化ソリューションもやはり検討されてきた。媒体アクセスとトランスポート・レベルでの数多くのソリューションもやはり述べられてきた。これらのソリューションのいくつかはイーサネット802.3、無線、802.11a、b、g、および非同期転送モード(ATM)、Synchronous Optical Networking(SONET)などといったその他のソリューションを使用する媒体アクセスの方法を含む。付け加えると、さらに高いQOSを達成するための様々な方法が或る独自仕様のソリューションによって取り組まれてきた。
1つの取り組み方は「送信プロファイル」の概念を含み、そこではネットワーク・システムや集積装置がイーサネット・パケット内でのようにネットワーク・パケット内で追加的な情報を検出することによって経路を選択する。他のケースでは、仮想ローカルエリア・ネットワーク(VLAN)タグが利用され、あるいは(仮想)経路識別子を利用するATMが実装される。いくつかのソリューションはデータ帯域幅割当てを実装し、そこではネットワーク・システムは、周波数分割多重処理(FDM)された複数のチャネルにわたって高速アクセスが提供され、ケーブルの伝送ネットワーク全域へのイーサネット・フレームおよび/または他のデータの伝送、あるいはFDMトランスポートの他の形式を可能にするように設計されることが可能である。デバイスは、通常では、予め規定された複数の周波数チャネル上で様々なネットワーク・パケットのためのタイムスロット割当て量に基づいてダウンストリームとアップストリームの帯域幅を割り当てる。トランスポートの観点で見ると、多くの現在のソリューションはインターネット・プロトコル(IP)を利用する。いくつかのケースでは、伝送制御プロトコル(TCP)のような様々なコネクション型プロトコルが使用される。
製品化されたソリューションの1つの例はTaifatech Inc.によるTF−530「Digital Streaming Controller」である。TF−530はブリッジ用エンジンであってTCP/IPプロトコルで束ねられ、TCP/IPプロトコル・スタックとHTTPサーバ・アプリケーションを含む様々なソフトウェア成分を備えた集積型RISC CPUを特色とする。このソフトウェアはIP、User Datagram Protocol(UDP)、TCP、Internet Control Message Protocol(ICMP)、Real−time Transport Protocol(RTP)アクセラレータ・サポートもやはり含む。TF−530はまた、専用のストリーミング映像インターフェースを特色とする。
EN 50083−9:1998「Cable networks for television signals,sound signals and interactive services――Part9:Interfaces for CATV/SMATV head ends and similar professional equipment for DVB/MPEG−2 transport stream」 EN 50083−9:2002「Cable networks for television signals,sound signals and interactive services――Part9:Interfaces for CATV/SMATV head ends and similar professional equipment for DVB/MPEG−2 transport stream」
しかしながら、ほとんどの既存のシステムは通常では、より高い品質と解像度のA/Vプログラミング・コンテンツの配信に要求される性能レベルを維持することが可能なイーサネット・プロトコルを中心に構築されるオープン・ネットワークのソリューションを提供しない。標準的なイーサネット制御装置を利用する現在のシステムは、限られた帯域幅のローカル・バス上でリアルタイムのストリーミング・データの動きを可能にすることはなく、したがって所望の性能レベルを達成しない。
先行技術に関するその他の課題は、そのような先行技術を本願明細書に述べられる本発明と比較した後に当業者に明らかになるであろう。
或るセットの実施態様では、セットトップボックス/パーソナル・ビデオ・レコーダ・システムのような音声映像コンテンツ配信システムが、ローカルエリア・ネットワーク(LAN)とインターフェースするように構成される。このシステムに含まれるパケット処理回路は、LANから特定のポートおよび/または待ち行列へと入来するイーサネット・パケットなどであるデータ・パケットをホスト・プロセッサの介入を伴わずに途中で割込みし、フィルタ処理し、経路指定するように構成される。このパケット処理回路は、様々なプロトコル、例えばインターネット技術標準化委員会(IETF)のネットワーク化プロトコルを解釈するためにフィルタと経路指定用メカニズムのセットを利用し、各々がパケット処理回路へと連結される多様な民生用サブシステムによって認識されるフォーマットでパケット・データを転送する。このパケット処理回路は、半導体デバイスとして実装されることが可能であり、カプセル化されたアプリケーション・データ(標準的なカプセル化技術を使用してカプセル化される)が複数の異なるタイプのアプリケーション・シンクまたはプロセッサへと送られ、ISOデータ通信スタックの数多くのレベルを網羅する標準的トランスポート上でポイントツーポイントまたはマルチポイントのシリアルもしくはパラレルのデータ・ストリームを形成する。
一実施態様では、パケット処理回路は、外部プロセッサ(または同等のシステム・レベル制御装置)の補助でネットワーク接続をセットアップし、作り出し、ネットワーク接続を通じてアプリケーション・データを特定のハードウェア・インターフェースへ送るように構成される。このようにしてパケット処理回路は、通常ではネットワーク・データ通信制御装置とホスト・プロセッサとの間に設置される通常のデータ・インターフェースとは分離していて異なるハードウェア・インターフェースとして動作することが可能であり、通常のデータ・インターフェースはPCI(Intel社のPeripheral Component Interface)、SRAM類、SDRAMインターフェース、その他の同様のタイプのインターフェースのような様々なパラレル・バス・アーキテクチャを含む。したがって、或るセットの実施態様では、パケット処理回路は追加的なハードウェア加速特性を組み入れる能力を備えて構成される単一ポートのイーサネット・フィルタやルータとして運転されることが可能である。
一実施態様では、パケット処理回路は、既にあって公表され、良好に規定され、かつ独自仕様ではない、ハードウェアに実装されるカプセル化方法を使用してパケットをフィルタ処理する能力を備えた独特のデータ・ストリーム・インターフェースを特色とする。ハードウェア補助によるフィルタ処理を通じて、通常ではソフトウェアで達成されない性能レベルが到達されることが可能であり、リアルタイムの映像と音声のストリーミングといった用途のネットワーク・トランスポートのカプセル化とフィルタ処理の必要条件に対する高度に効率的で費用効果の高いソリューションを提供する。LAN(或る実施態様ではイーサネット)からストリーミング用の「民生用」サブシステムへとデータを転送する性能と柔軟性はハードウェア内のフィルタ処理作業の効率的な性能を通じて増大することが可能である。本発明の原理に従ってハードウェア補助によるフィルタ処理を遂行する利点と利益はオープン・システム・ネットワークの前処理機能の作成、ホストCPUの処理を取り除くための能力、専用のストリーミング・パイプ・インターフェースの作成、映像コンテンツと音声コンテンツの配信に関して特定のニーズに対処する能力を含む。
好ましい実施態様は、ネットワークの映像コンテンツと音声コンテンツを前処理することが可能な高級な帯域幅用途に焦点を絞る能力を備えた特化されたハードウェアを特色とする。特化されたハードウェアは、ネットワーク化の複雑さを処理し、高い解像度の映像と音声のストリーミングを可能にする主CPUの必要条件を削減することが可能である。
このようにして、本発明の様々な実施態様はネットワーク接続を確立し、かつハードウェア加速の手法を利用して高性能のリアルタイム・コンテンツの配信を達成するためのシステムと方法を提供することが可能である。
本発明の前述ならびにその他の目的、特徴、利点は添付の図面と一緒に読むときに下記の詳細な説明を参照することによってさらに完全に理解できるであろう。
本発明は様々な改良や代替の余地があるが、特定の実施形態が図中で例として示され、本願明細書に詳しく述べられるであろう。しかしながら、これらの図面とそれに対する詳細な説明が本発明を開示された特定の形に限定するように意図されておらず、逆に本発明が添付の特許請求項によって規定される本発明の精神と範囲の中に入るすべての改造例、同等例、代替例を網羅することは理解されるべきである。見出しが単に組織化を目的とするものであって本説明または特許請求項を限定または解釈するために使用されることを意図されていないことに留意すべきである。さらに、「可能である」という語句は本願明細書全体を通して許容的な意味(すなわち、する能力を有する、することができる)で使用され、義務的な意味(すなわち、しなければならない)ではないことに留意すべきである。「含む」という語句とそれから派生する語句は「含むがそれに限定されない」ことを意味する。「連結される」という語句は「直接的または間接的に接続される」ことを意味する。
本願明細書で使用される「DWORD」または「Double Word」は32ビット・サイズのデータ・ワードに言及するために使用される。「ローカル・システム・メモリ」または「ローカル・メモリ」はホスト・システム内に含まれるメモリに関し、通常では中央演算処理装置および/またはセントラル・コントローラの中に内蔵されるかまたは直接インターフェースする。「遠隔システム・メモリ」または「遠隔メモリ」は、ホスト・システム内に含まれるが中央演算処理装置および/またはセントラル・コントローラの中に内蔵されず、または直接インターフェースしないメモリ、あるいはホスト・システムとは異なる遠隔システム内に含まれるメモリに関する。ホスト・システム内に含まれるとき、遠隔メモリはホスト・システムの専用メモリ・バスに直接インターフェースしない周辺デバイス内のメモリおよび/または追加的なメモリを表すことが可能である。
やはり本願明細書で使用され、かつシステムに適用される「リアルタイム」、「リアルタイム配信」、「リアルタイム・オペレーション」、および/または「リアルタイム・ストリーミング」は、システムへの入力信号(または複数の入力信号のセット)および/またはそれに対応する出力信号(または複数の出力信号)がシステムに同じ信号セットを入力および/または出力するためにかかる時間の中でシステムによって連続的に処理される(または生成される)ことが可能であって、それがシステムの中で負わされる遅延と無関係であることを示す。言い換えると、入力信号と対応する出力信号は、システムによって入力信号が受信されている速度と平均して釣り合った速度でシステムによってそれぞれ処理され、出力されている。「ポート」という用語が使用されるとき、それはネットワーク、例えばTCP/IPおよび/またはUDPネットワーク内の論理的接続のエンドポイントに関すると意図されている。或るセットの実施形態では、「ポート番号」はいずれのタイプのポートが参照されているかを識別するために使用される。例えばTCP/IPおよび/またはUDPネットワークではポート番号80はHTTPトラフィックのために使用される。別のセットの実施形態では、「ポート」は単一のインターフェース整合が得られるカプセル化ヘッダ領域の値の組み合わせを表すこともある。
やはり本願明細書で使用される「トランスポート・ストリーム・インターフェース」(TSI)は、とりわけ基本ストリーム、サービス情報、個人的データ、条件付きアクセス制御から由来したデータ・パケット・ストリームの伝送のために構成される専用のインターフェースを参照するように一般的な意味で使用される。映像と音声のストリームを含むであろうこれらデータ・パケット・ストリームは、「トランスポート・ストリーム・インターフェース」上で伝送するために多重化されて「トランスポート・パケット」へ変換される。前述したように、TSIの1つの例は以下のウェブ・ページ、すなわちhttp://www.cenelec.org/Cenelec/Homepage.htmに述べられている。
前に検討したように、図2に示されたシステムは最適化されていないネットワーク(このケースではイーサネット)接続を特色とするSTBソリューションを表している。映像または音声のデータが最終のレンダリング・デバイス(例えば図2のテレビジョン)へと転送されるように、データは、通常ではCPU(図2のSTB/PVR SOC208)のローカル・バス、メモリ・バスもしくはI/Oバス(図2のローカル・バス212)上で転送される。同じバス上のデバイスと、帯域幅に関してコンテンションが生じるであろう。図2のシステムについては、STB/PVR SOC208は映像と音声のデータの追加的なフォーマティングとコピー処理を遂行することも要求されるであろう。通常では映像と音声のデータが衛星またはケーブル接続を介したA/Vコンテンツ配信に使用されるトランスポート・ストリーム・インターフェース(図2の204)上で伝送された場合、この追加的なフォーマティング処理は普通では要求されない。そのようなフォーマティング・オペレーションをしなければならないCPUを救済するために、パケット処理回路は、衛星放送またはケーブル放送の復調器が入来するデータをフィルタ処理するそれに類似した方式で入来するネットワーク・パケットを構文解析するように構成される。図4に示された図はそのようなパケット処理回路を特色とするSTBシステム400の一実施形態を説明している。
ここで図4を参照すると、トランスポート・ストリーム・インターフェース(TSI)404はチューナー401a、401b、401cをSTB/PVR On a Chip(SOC)406へと直接結合させることが可能である。TSI404はパケット処理回路402をSTB/PVR SOC406へと結合させることもやはり可能である。TSI404はリアルタイムのアプリケーション・データを転送するために特別に構成された専用のバスであることが可能である。図4は1つのTSIを備えた実施形態を例示しているが、他の実施形態は複数のTSIを備えて構成されることが可能である。例えばメモリ・バスもしくはI/Oバス・インターフェース/接続を表すローカル・バス410を介してパケット・プロセッサ402がSTB/PVR SOC406へと連結されることもやはり可能である。ローカル・バス410は、ネットワーク・データ・フローの中に統合される非映像と非音声のデータ用に使用される帯域外(OOB)接続であることが可能である。ローカル・バス410の実施形態は、限定はされないが様々なCPUバス・インターフェース、PCI、AHB、DDR、SDRAM、当該技術でよく知られている他の同様のバスを含むことが可能である。一実施形態では、パケット処理回路402はSTB/PVR SOC406内に構成されることが可能な内蔵プロセッサ上で走る符号に通常は付随するいくつかの機能を実行するイーサネット/IPデコーダである。そのような機能の1つの例はTCP/IPプロトコル一式の中に含まれるネットワーク・スタックに関連して遂行される機能を含む。
パケット処理回路の一実施形態402は図5に示され、データ・ストリーミング用途のためにパケット・フィルタとルータ(PFR)504に連結されたイーサネット制御装置502(これは10/100/1000および10Gig物理層(PHY)と、媒体アクセス制御装置(MAC)を含むことが可能である)を有する。PFR504は、受信バッファ508a〜508cで表される数「n」の受信バッファとインターフェースすることが可能であり、それらはホスト・インターフェース548を介してホスト・バス550とインターフェースすることが可能である。イーサネット制御装置502もやはり制御信号バス506を通じ、ホスト・インターフェース548を介してホスト・バス550とインターフェースすることが可能である。或る実施形態ではホスト・バス550は図4のローカル・バス410と一致する。或る実施形態では、ホスト・バス550(および/またはローカル・バス410)はマスタおよび/またはスレーブDMAをサポートすることが可能である。パケット処理回路402から出る出力は、TSIバッファ510a〜510dで表されてFIFOであることが可能な数「n」のTSIバッファによって供給されることが可能である。代替オプションの実施形態(図示せず)では、パケット処理回路402から出る出力は、TSIバッファ510a〜510dを使用せずにPFR504によって直接TSI404へと供給されることが可能である。或るセットの実施形態ではTSIバッファ510a〜510dは物理的または論理的にパケット処理回路402の外側でかつ遠隔に置かれ、DDR、DDR2、SDRAM、SRAM、またはFLASH RAMといった標準的なメモリ・バス・アーキテクチャを使用してパケット処理回路402、さらに特定するとPFR504へと結合することが可能である。一実施形態では、パケット処理回路402は最新式の民生用エレクトロニクス用途、特に低ジッターでタイムクリティカル(等時性)の情報の伝送を必要とする用途をサポートするように構成される。そのような情報の例は、限定はされないが一定のビット速度でのデータの転送を必要とする映像と音声アプリケーションのストリーミングを含む。図示されていないが可能であり、かつ考えられる他の実施形態では、パケット処理回路402はリアルタイムのデータを使用する他の選択されたアプリケーションをサポートするように構成されることが可能である。
一実施形態では、パケット処理回路402は多数データ・タイプのストリームを同時にフィルタ処理し、経路指定するように構成され、それにより、特定のイーサネット・パケットをホスト・インターフェース548のような様々なホスト・インターフェースへと転送する。可能なホスト・インターフェースは、PCI、ローカル・バスまたはメモリ・バスといった標準的なバス・アーキテクチャや、多様なデータ・バス幅と制御定義を利用する非標準のバスを含む。パケット・プロセッサ402はデータ消費のためにアプリケーション・データ・ストリームを受信デバイス、例えばビデオ・デコーダへとリダイレクションするように動作することが可能である。図11は映像と音声のデータがネットワーク上、このケースではイーサネットのネットワーク上でのコンテンツ・プロバイダからレンダリング・デバイスへの転送のためにパケット内にカプセル化されることが可能な方法の例を例示している。さらに特定すると、RTPビデオ/オーディオ・コンテンツ、RTPオーディオ・コンテンツ、MPEGコンテンツに関してカプセル化の例が示されている。或るセットの実施形態では、PPC402は様々な構成/制御レジスタを通じて、かつSOC406と関連してRTP接続を管理するように構成されることが可能であり、リアルタイム・アプリケーションにおける低減されたジッターと低減されたバッファ処理必要条件を可能にする。
一実施形態によるパケット処理回路402によって遂行される論理データ・ストリームのフィルタ処理と、アプリケーション・データの経路指定のフローが図12A〜Bに示されている。図12A〜Bのフローは、ビデオ・サーバまたはオーディオ・サーバが既に受信器との接続を確立していること、その接続がホスト・バス・インターフェース(図4の548)を通じて確立されること、その接続がいずれかの特定のMACまたはトランスポート機能を伴わずに確立されること、パケット処理回路402が標準的ネットワークのイーサネット制御装置(図4の502)を有することを前提にして達成される。しかしながら、図12A〜Bのフローは、論理データ・ストリームのフィルタ処理と、イーサネット規格ではないいずれかの選択されたネットワーク規格に準拠するデータ・パケットのその選択されたネットワーク規格に付随する前提に従ったアプリケーション・データ経路指定を実施することが可能である。
前述したように、イーサネット接続に関するパケット処理回路402は、性能と柔軟性が要求される内蔵アプリケーションのために設計された10/100/1000および10Gigイーサネット制御装置(図5の502)でよい。或るセットの実施形態では、イーサネット制御装置502は、IEEE 802.3 10BASE−Tおよび802.3u 100BASE−TX準拠品である。図12A〜Bに示されるように、(図4のSTB/PVR406のような)セントラル・コントローラ用に意図されたデータ・パケット、このケースではイーサネット・パケットが途中で割込みされる(1202)。このパケットは、イーサネット制御装置502の中に含まれるイーサネットMACデータ・バッファ内に保存される(1204)。イーサネット制御装置502の中に含まれるMACは図6に示されるようなイーサネット・ヘッダ情報を使用してアドレスのフィルタ処理を行う。図6に示されるように、表600はイーサネットIIフレームのフォーマットを例示しており、表602は802.3フレームのフォーマットを例示している。図6に示されたフォーマットはイーサネットと802.3のパケットの例であるが、或る実施形態ではパケット処理回路402は、他のアプリケーションのサポートに使用される他の媒体アクセスのフォーマットに従って内蔵されたデータのパケットを同様にホストもしくはシステムへとリダイレクション/経路指定するように構成されてもよい。
再び図5を参照すると、好ましい実施形態では受信経路内の次のブロックはPFR504である。PFR504は受信バッファ508a〜508cのいずれか、またはTSIバッファ510a〜510dのいずれかへの適切な経路指定を判定するために様々なネットワーク、トランスポートおよびアプリケーション層のヘッダ情報を利用することが可能である。或る実行例で使用されるネットワーク、トランスポートおよびアプリケーション層のヘッダの例は図7、8、および9に示されている。さらに特定すると、図7中の表700はネットワーク層プロトコルIPヘッダの例を例示しており、図8中の表800はトランスポート層プロトコルTCPヘッダの例を例示しており、図8中の表802はトランスポート層プロトコルUDPヘッダの例を示しており、図9中の表900はアプリケーション層プロトコルRTPバージョン2ヘッダの例を例示している。
再び図5を参照すると、PFR504は受信されたイーサネット・パケットを特定の合致ポートに基づき、特定のプライオリティ技法に従って保存するために受信バッファ508a〜508cを利用する。そのプライオリティ技法においては、SOC406がその特定のパケットが制御装置502によって直列に受信されたシーケンスとは異なるシーケンス内の合致ポートに対応するパケットの特定のシーケンスを、ホスト・インターフェース548を通じて、検索するように動作してもよい。言い換えると、SOCは、受信バッファ508a〜508cに保存されたデータ・パケットを、LAN501を介してデータ・パケットが当初伝送されたシーケンスに対して異なる順序で検索するように動作することが可能である。
図12A〜Bと図7の表700の両方を参照すると、IPヘッダ領域の「Flagment Offset」と「Flag」はデータ・パケットが細分化されているかどうかを判定するために構文解析される(1206)。細分化はMAC長さまたはイーサネット・パケット長さを超える論理IPデータ・パケットの全長として解釈される。一実施形態では、パケット処理回路402は細分化されたIPデータグラムをサポートするように構成される。そのようなサポートを有効にするために、最大IPフレーム(或るセットの実施形態では最大で65,535バイトまで)の長さと釣り合いのとれたサイズの記憶メモリがパケット処理回路402の中に内的に構成されるか、あるいは外的には専用のバスを通じてパケット処理回路402とインターフェースする。或るセットの実施形態では、内部メモリがバッファの要求条件を満たし得ないケースに外部メモリが必要とされるかどうかを判定するために「Flagment Offset」と「Flag」領域に関する値がチェックされる。
再び図12A〜Bと図7の表700を参照すると、「Header Checksum」領域はデータ・パケットのデータ完全性をIPヘッダの妥当性確認の一部として確認する(1208、1210)ために使用される。いくつかの実施形態ではチェックサムの値は有効化されるが、他の実施形態ではチェックサムの値はたとえそれが利用可能であっても有効化されないこともある。他のチェックサムおよび/またはCRC領域は図7の表700に示されたヘッダ情報の一部として利用可能にされ、冗長チェックは必要とされない。或るセットの実施形態では、関連するヘッダの長さを確認するため、およびさらなる処理に備えて後に続くヘッダのオフセットを判定するためにインターネット・ヘッダ長(IHL)領域がIPヘッダ有効性の一部としてチェックされる(1208、1210)。付け加えると、パケットの経路指定を確認するために「Destination IP address」がチェックされることもある。
ここで図12A〜Bと図8の表800を参照すると、トランスポート層TCPヘッダ「Destination Port」情報はデータ・パケットがTCPポートを目標にしているかどうかを判定するため(1218)、および無効TCPポートのケースでは受信バッファ(図5の508a〜508c)のうちの1つへ(1212)、あるいは有効TCPポートのケースではトランスポート・ストリーム・バッファ(図5の510a〜510d)のいずれかへ(1224)とデータ・パケットの経路指定を続けるために使用される。データ完全性を判定するために「Checksum」領域が評価されることもある。
図8の表802を参照すると、トランスポート層UDPヘッダ「Destination Port」はデータ・パケットがUDPポートを目標にしているかどうかを判定するため(1216)、および無効UDPポートのケースでは受信バッファ(図5の508a〜508c)のうちの1つへ(1212)、あるいは有効UDPポートのケースではトランスポート・ストリーム・バッファ(図5の510a〜510d)のいずれかへ(1224)とデータ・パケットの経路指定を続けるために使用される。データ完全性を判定するために「Checksum」領域と「Length」領域が評価されることもある。
図9の表900を参照すると、アプリケーション層RTPヘッダ「PT」(ペイロード・タイプ)領域はペイロード・データ・タイプを判定するため(1224)、TSIバッファへの転送のためにそれが有効なペイロード・データ・タイプであるかどうかを確認するため(1222)に使用され、および受信バッファ(図5の508a〜508c)のうちの1つへ(1212)、あるいはトランスポート・ストリーム・バッファ(図5の510a〜510d)のいずれかへ(1220)とペイロード・データの経路指定を続けるために使用される。パケットの順序間違いまたは重複を判定するために「Sequence number」領域が評価されることもある。同期とジッターの計算値を含めた時間クリティカルな情報に関するフィードバックを入手して、ホスト・システムがリアルタイムのデータ・ストリーミングを容易にするために「Time Stamp」領域が評価されることもある。例えば、限定はされないがリアルタイム・ストリーミング・プロトコル(RTSP:Real Time Streaming Protocol)を含めた多くのリアルタイムのストリーミング・プロトコルのうちの1つとともにマルチメディア・コンテンツが「Time Stamp」領域の情報を利用する。
図10と図11は或るセットの実施形態で使用されるイーサネット・パケット構造の中の様々なヘッダの配置と順序を示している。図示されたパケット構造は一度データまたはビデオ・ストリームが構成されて開始されると変わらないが、しかし個々のヘッダの様々な領域はネットワーク・トラフィックや経路指定オプションに基づいて変わることがある。図10と図11に示されるように、イーサネット・パケットは(複数の)ヘッダとペイロードで構成される。ヘッダはアプリケーションとネットワークのタイプに応じて変わる。1つまたは複数のヘッダが必要とされ、ヘッダの順序は通常ではMAC、ネットワーク(図10、11のIP)、トランスポート(UDPとTCP)、アプリケーション層プロトコル(図10、11のRTP)、その他のアプリケーション・ヘッダである。
パケット・プロセッサ402は、それがデータを適切な外部ホストまたはTSIへ経路指定する方法に柔軟性を有するように構成される。或るセットの実施形態では、TSI(図4の404)は複数の特定の方法、信号定義、プロトコル、バスシーケンス、タイミングを有し、それらが一体となってデータ・フローを構成する。好ましい実施形態では、TSI404は通常のホスト、デバイス、および/またはメモリのインターフェースとは異なる方式で動作する。通常もしくは標準的なホスト・インターフェースはPCI、VCI、PVCI、AHB、ASB、APB、カード・バス、ローカル・バス、その他のCPUホスト・バス・インターフェースを含み、それらは共用システム・インターフェース(SSI)として定義される。ホスト・インターフェースはDDR、DDR2、SDRAM、SRAM、FLASH RAM、同期SRAM(SSRAM)を含むこともあり、それらはメモリ・インターフェース(MI)として定義される。
図13の図はパケット処理回路402に関して総合的なデータ・フロー、経路指定、フィルタ処理の構造を示している。一実施形態では、この構造は、図7、8、9の表700、800、802、900にそれぞれ示されるようなヘッダ領域を解釈するようにプログラム可能なフィルタ・ブロック1304を含む。この構造はまた、ペイロード・ルータ1306、ペイロードとヘッダのルータ1308、ヘッダ・ルータ1310も含む。これらのルータが図7、8、9に規定されるヘッダに限定されないことは気付くであろう。いくつかの実施形態は、他の独自仕様で非標準のカプセル化ヘッダ・タイプを含めた他のIETFヘッダ・タイプをも含む。さらに別の実施形態では、個々のルータ1306、1308、1310のいずれかおよび/またはすべては「カット・スルー」または「蓄積転送」アーキテクチャをサポートするように構成されてもよい。これら2つのアーキテクチャの間の違いはバッファ利用法、バッファ・サイズ、ジッター、システム待ち時間許容差の設計パラメータに影響を及ぼす。例えば、ストリーミング・コンテンツが一定のビットレートで伝送されるケースで、かつ映像の場合にそのコンテンツがレンダリング・デバイスのフレーム速度に適合していれば、両方のアーキテクチャが存続することが可能である。そのような制約が不可能であれば、バッファのシーケンスは蓄積転送アーキテクチャに従って実施される。
ペイロード・ルータ1306はペイロードがTSI 1316またはSSI/MI 1318のどちらへ経路指定されるかを決定するために使用される。図14はペイロード・ルータ1406(図13からのペイロード・ルータ1306を図14に表す)だけが使用される実施形態に関してフローの構造を例示しており、このケースではヘッダは除去される。図14中で濃く輪郭を描かれた経路がこのケースに関するフローを示している。図示されるように、MAC/PHY1402はパケットを受信する。このパケットは、フィルタ1404によってフィルタ処理され、かつペイロード・ルータ1406によってTSI 1416および/またはSSI/MI 1418へ経路指定される。これに対応して図21は図5によるパケット処理回路402の実施形態を示しており、フィルタ処理されたパケットが図14のフロー構造に従って、TSI出力部へ経路指定される一方、ヘッダが除かれたときに、パケットの転送に含まれる構成要素を強調している。イーサネット制御装置2102は、LAN2101上で受信されたデータをパケット・フィルタとルータ2104へ送る。図21に示されるように、TSIインターフェース・バッファ2110a〜2110dは各々のパケット2111a〜2111dに関して個々のヘッダとペイロードを処理する。ヘッダは除去されることがあり、アプリケーション・データすなわちペイロードがTSIポートへ経路指定される。やはり図示されるように、或る実施形態ではTSIバッファまたはFIFO2110a〜2110dはペイロード・データがTSI出力部へと送られる前にそれを保存する。TSI出力部でのデータ消費デバイスのフレーム速度と同等の一定のビットレートを達成するためにシステム全体の能力に基づいてバッファ処理が必要とされたり、必要とされないこともある。図21に見られるように、(「MAC」または「MACとIP」または「MAC、IP、UDP、RTP」のヘッダや他の変形物を有するイーサネットのコンテキストで示される)ヘッダは引き剥がされ、アプリケーション・データはTSIへと送られる。
図15は、ペイロードとヘッダのルータ1508(図13からのペイロードとヘッダのルータ1308を図15に表す)がペイロードとヘッダの両方をSSIおよび/またはMI 1518(図13からのペイロードとヘッダのルータ1318を図15に表す)へ経路指定する実施形態に関してフローの構造を例示している。図15中で濃く輪郭を描かれた経路がこのケースに関するフローを例示している。図示されるように、MAC/PHY1502はパケットを受信する。このパケットはフィルタ1504によってフィルタ処理され、かつペイロードとヘッダのルータ1508によってSSI/MI 1518へ経路指定される。図15に示されるように、ペイロード1512とヘッダ1514は区別してSSI/MI 1518へ経路指定される。ある意味では、図15に示されたフロー構造はイーサネット・パケットを全部ホスト・システムへ経路指定させる。或る実施形態では、(フィルタ1504によって処理されるときに)フィルタ基準を満たすパケットがいずれの特定のアプリケーション・タイプにも特異的ではないパケットを含むことが可能である。図5に戻って参照すると、ホスト・インターフェース548へ経路指定されるすべてのパケットを有し、かつTSIインターフェース510a〜510dを利用しないようにパケット処理回路402が構成される実施形態では、図15に示されるフロー構造が利用される。
好ましい実施形態では、ヘッダがTSI 1516へ経路指定されることはなく、その一方でペイロードはTSI 1516またはSSI/MI 1518のどちらかへ経路指定される。図16はペイロードがTSI 1616(図13からのTSI 1316を図16に表す)へ経路指定され、その一方で付随するヘッダがSSI/MI 1618(図13からのSSI/MI 1318を図16に表す)へ経路指定される実施形態に関するフローの構造を例示している。これに対応して図22は図5によるパケット処理回路402の実施形態を示しており、ペイロードがTSI出力部2210a〜2210cへ経路指定され、その一方でヘッダが図16のフロー構造に従ってホスト・インターフェース2248を介して受信バッファ2208a〜2208cのうちの1つを通ってホスト・バス2250へ経路指定されるときにパケット転送に含まれる構成要素を強調している。図22に示された実装またはプログラムされたオプションのように、イーサネット制御装置2202はMAC層を通ったイーサネット・パケットを送って独自のIEEE802.3の6バイトの個々のマルチキャスト・アドレス、またはグループのマルチキャスト・アドレスのどちらかをフィルタ処理する。パケットはPFR2204内で、ネットワーク層、トランスポート層、および/またはアプリケーション層を含む1つまたは複数の層での適切なヘッダ情報に関して構文解析される。一実施形態では、(パケット2211a〜2211dからの)アプリケーション・データまたはデータ・ペイロードが引き剥がされ、かつ/またはTSIポート2210a〜2210dのうちの1つまたは複数へ経路指定される。(同じくパケット2211a〜2211dからの)対応するヘッダまたは複数のヘッダは、図22に描かれたようにバッファ2208bを使用し、SSI/MI2248を経由してホスト・バス2250へと送られる。図22に示されるようなバッファ処理は場合によって行なわれ、前に列挙した全体的なシステム・アーキテクチャのトレードオフに応じてカット・スルーまたは蓄積転送法が使用されることが可能である。
或るセットの実施形態では、フィルタ基準のいずれにも合致しないイーサネット・パケットは同じ経路を通って送られる。図23は図5によるパケット処理回路402の実施形態を示しており、フィルタ基準のいずれにも合致しないパケットが同じ経路を通って送られるときにパケット転送に含まれる構成要素を強調している。図23に見られるように、合致せず、かつアプリケーションに特化されていないいずれのパケットもバッファ2308cを経由してホスト・インターフェース2348へ経路指定される。
図24は図5によるパケット処理回路402の実施形態を示しており、非合致パケットがバッファ2408c内に置かれ、合致パケットがバッファ2408b内に置かれるときにパケット転送に含まれる構成要素を強調している。或る実施形態では、多数のバッファまたはFIFO(2408a〜2408c)の使用はホスト・システムが優先待ち行列を作ることを可能にし、様々なヘッダ・タイプ、IP、UDP、TCP、またはアプリケーション・パケット・タイプを備えた特定のイーサネット・パケットが付随のホスト・ポートへ経路指定される。これによって、個々のイーサネット・パケットの処理がホスト・システムによって優先付けられる。図23に示された実装またはプログラムされたオプションのように、ホスト・バス2350へ経路指定されるペイロードが暗号化されたデータを含むこと、または含まないこともある。
図17は、イーサネット・データ・ヘッダがホスト・インターフェースへ経路指定され、ペイロード・データが除去される実施形態に関するフローの構造を例示している。ヘッダ・ルータ1714(図13からのヘッダ・ルータ1314を図17に表す)はMAC/PHY1702によって受信されてフィルタ1704によってフィルタ処理されたイーサネット・パケットのヘッダまたは複数のヘッダをSSI/MI 1718(図13からのSSI/MI 1318を図17に表す)へ経路指定するために使用される。これは所定のアプリケーションに関してペイロードが必要とされないときに実行される。或るセットの実施形態では、図17に例示されたフロー構造は診断と性能の最適化のために使用される。ヘッダ情報は統計学的情報のために使用され、ペイロードは除去されるので追加的なホストの処理を招くことはないであろう。
図18は一実施形態によるトランスポート・ストリーム信号のインターフェースを説明している。図18のインターフェースはデータ・ストリーミングを取り扱うように設計され、非標準のインターフェースを表す。或るセットの実施形態では、ストリーミング用の映像と音声のデータはこのインターフェース上で転送される。図18に示されるように、これらの信号はTSエラー出力、TSパケット・クロック、TS(オクテット、ニブル、またはビット)クロック、データ有効を含み、さらに限定はされないがシリアル・ビット・ストリーム、4ビット(ニブル)もしくは8ビット(バイト)接続の形式であるトランスポート・ストリーム・データを含む。一実施形態によるこれらの信号のタイミングと関係は図19に概説される。上述したように、トランスポート・ストリーム・データ1902はシリアル・ビット・ストリーム、4ビット(ニブル)もしくは8ビット(バイト)タイプのバス接続を使用して供給される。図9で、「バイト0、バイト1、バイト2、...バイトN」はトランスポート・ストリーム・データのバス幅が8ビットであることを示している。ニブルまたはシリアル・バス幅については、これは「ニブル0、ニブル1、...ニブルN」や、「ビット0、ビット1、...ビットN」としてそれぞれ指定される。TSパケット・クロック1906の立ち上がり(このケースではアサート)エッジはパケットまたはフレームの最初の8ビット(バイト)、4ビット(ニブル)、またはビットを示すことが可能である。このコンテキストでのパケットは必ずしもイーサネット・パケットを意味するわけではなく、イーサネット・データ・ペイロードの開始時のデータ・ペイロード・バイトの始まり、または始まりからのオフセットを意味する。一実施形態では、TSパケット・クロック1906は所定のアプリケーションに基づいて特定の周波数で走る同期クロックである。映像アプリケーション、例えばMPEG2では、シリアル・データに関してTSパケット・クロック1906のクロック速度は27MHzである。ニブルまたはバイトのバス幅では周波数はさらに低くてもよい。TSデータ有効信号1904はパケットまたはフレームの開始と終了を判定するために使用される。TSデータ有効信号1904はパケットまたはフレームの最初のバイトでアサート開始され、最後のバイトでアサート停止される。TSパケットエラー信号1910はトランスポート・ストリーム・データ1902の受信で間違ったデータまたはエラーにフラグを立てるために使用される。TSパケットエラー信号1910がTSパケット・クロック1906の立下り中にアサートされると、トランスポート・ストリーム・データ1902に含まれるデータは無視される。
図5に戻って参照すると、パケット処理回路402内に含まれるホスト・インターフェース548はパケット処理回路402とパケット処理回路402に連結されるホスト・システム(例えば図4のSTB/PVR SOC406)との間の通信用バスとして機能する。或るセットの実施形態では、ホスト・インターフェース548を実施するために標準のバス・アーキテクチャを使用できる。使用できる標準のバス・アーキテクチャの例はPCI、VCI、PVCI、AHB、ASB、APB、カード・バス、ローカル・バスを含む。付け加えると、DDR、DDR2、SDRAM、SRAM、FLASH RAM、SSRAMのようなメモリ・バス・アーキテクチャも使用できる。例として、標準の「ローカル・バス」に関する信号が図20に示されている。
上記で複数の実施形態が相当詳細に説明されてきたが、イーサネット以外の通信チャネル上でのデータ転送のための他の変形例が可能である。さらに、いったん上記の開示が充分に理解されると、数多くの変形例や改良例が当業者に明らかになるであろう。添付の特許請求項がそのような変形例と改良例すべてを包含すると解釈されることが意図される。本出願明細書に使用されたセクション見出しが単に構成目的のためのものであって、本出願明細書に与えられた説明と添付の特許請求項を限定するように意図されていないことに留意すべきである。
音声映像コンテンツ配信のための先行技術によるクローズド・ネットワーク・モデルを例示する図である。 先行技術による、通常のセットトップボックス/パーソナル・ビデオ・レコーダ・システムを例示する図である。 先行技術による、セットトップボックス/パーソナル・ビデオ・レコーダ・システムのための通常のトランスポート・ストリーム・フローを例示するフロー・チャートである。 パケット処理回路を組み入れるセットトップボックス/パーソナル・ビデオ・レコーダ・システムの一実施形態を例示する図である。 図4のパケット処理回路の一実施形態を例示する図である。 一実施形態によるイーサネットIIフレームのフォーマット、および802.3フレームのフォーマットを例示する図である。 一実施形態によるネットワーク層プロトコルIPヘッダの構造を示す図である。 一実施形態によるトランスポート層プロトコルTCPヘッダの構造、およびトランスポート層プロトコルUDPヘッダの構造を示す図である。 一実施形態によるアプリケーション層プロトコルRTPバージョン2ヘッダの構造を示す図である。 一実施形態によるイーサネット・パケット・ヘッダの例を示す図である。 一実施形態による映像と音声のペイロードのカプセル化の例を示す図である。 一実施形態による論理データ・ストリームのフィルタ処理、およびアプリケーション・データの経路指定の例を示す図である。 一実施形態による論理データ・ストリームのフィルタ処理、およびアプリケーション・データの経路指定の例を示す図である。 一実施形態による図4のパケット処理回路に関する一般的なデータ・フローの経路指定およびフィルタ処理を示す図である。 一実施形態による、TSI、SSI、またはMIへのペイロードに関するデータ・フローを示す図である。 一実施形態による、TSI、SSI、またはMIへのペイロードおよび(複数の)ヘッダに関するデータ・フローを示す図である。 一実施形態による、TSIへのペイロード、およびSSIまたはMIへの(複数の)ヘッダに関するデータ・フローを示す図である。 一実施形態による、SSIまたはMIへの(複数の)ヘッダに関するデータ・フローを示す図である。 一実施形態によるトランスポート・ストリーム信号の定義を示す図である。 一実施形態によるトランスポート・ストリーム信号のタイミングを示す図である。 一実施形態によるローカル・バス信号の定義を示す図である。 フィルタ処理されたパケットがTSI出力部へ経路指定され、その一方でヘッダが除去される一実施形態を例示する図である。 フィルタ処理されたパケットがTSI出力部へ経路指定され、その一方でヘッダがホスト受信バッファを経由してホスト・バスへ経路指定される一実施形態を例示する図である。 合致せず、アプリケーションに特化されていないパケットすべてがホスト受信バッファを経由してホスト・インターフェースへ経路指定される一実施形態を例示する図である。 合致しないパケットすべてがホスト受信バッファを経由してホスト・インターフェースへ経路指定され、合致するパケットがホスト受信バッファへ経路指定される一実施形態を例示する図である。
符号の説明
401a〜401c チューナー、402 パケット・プロセッサ(パケット処理回路)、504,2104、2204 パケット・フィルタおよびルータ(PFR)、506 制御信号バス、508a〜508c、2208a〜2208c、2308c、2408a〜2408c 受信バッファ、510a〜510d、2110a〜2110d TSIバッファ、548、2248,2348 ホスト・インターフェース、550、2250 ホスト・バス

Claims (21)

  1. セントラル・コントローラへ目標を定められたイーサネット・パケットを受信することと、
    前記イーサネット・パケットを、そのイーサネット・パケットに対応する経路指定情報を識別することを含むフィルタ処理することと、
    前記経路指定情報に従ってトランスポート・ストリーム・インターフェース(TSI)を経由して前記イーサネット・パケットの少なくとも第1の部分を前記セントラル・コントローラへ経路指定することとを含み、
    前記イーサネット・パケットがイーサネット・プロトコルに従った1つまたは複数のカプセル化ヘッダを含み、前記経路指定情報を識別することが前記1つまたは複数のカプセル化ヘッダから得られる情報を使用して行われ、
    前記TSIがリアルタイムのデータおよび/または非リアルタイムのデータを転送するように構成されることを特徴とするデータを配信する方法。
  2. 前記TSIが、
    エラー信号と、
    データ有効信号と、
    パケット・クロック信号と、
    トランスポート・ストリーム・データ・バスと、さらに
    オクテット・クロック信号、
    ニブル・クロック信号、
    ビット・クロック信号のうちの1つを含む専用のインターフェースであって、
    前記トランスポート・ストリーム・データ・バスが、
    8ビットのトランスポート・ストリーム、
    4ビットのトランスポート・ストリーム、
    シリアル・トランスポート・ストリームのうちの1つまたは複数を転送するように構成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記経路指定情報を識別する前記が第1の行き先ポートを識別することを含み、前記TSIを経由して前記イーサネット・パケットの少なくとも第1の部分を前記セントラル・コントローラへ経路指定することが、前記TSIを経由して前記イーサネット・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記第1の行き先ポートへ経路指定することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記カプセル化ヘッダが、
    MACヘッダと、
    IPヘッダ情報と、
    TCPヘッダ情報、UDPヘッダ情報のうちの1つまたは複数を含むトランスポート層ヘッダと、
    HTTPヘッダ情報、RTPヘッダ情報、RTSPヘッダ情報、FTPヘッダ情報、TFTPヘッダ情報のうちの1つまたは複数を含むアプリケーション層ヘッダと
    とを有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信、前記フィルタ処理、前記経路指定が複数のイーサネット・パケットに関して遂行される、請求項1に記載の方法。
  6. ホスト・コントローラへ目標を定められたデータ・パケットを受信するように構成されたコントローラ回路と、
    前記コントローラ回路の出力部に連結されるように構成された入力部を備えたルータ回路とを有し、前記ルータ回路が各々のデータ・パケットをフィルタ処理し、かつ前記データ・パケットに対応するそれぞれの経路指定情報を得るように動作可能であり、さらに第1のインターフェースを介して、前記データ・パケットに対応する前記それぞれの経路指定情報に従って各々のデータ・パケットの少なくとも第1の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定するように動作可能であり、
    各々のデータ・パケットがそれぞれのヘッダ情報を含み、前記それぞれの経路指定情報が前記それぞれのヘッダ情報から得られ、
    前記第1のインターフェースがリアルタイムのデータおよび/または非リアルタイムのデータを転送するように構成されることを特徴とするデータを配信するシステム。
  7. 行き先ポートの第1のセットに対応する前記第1のインターフェースが、出力部と、前記ルータ回路の出力部に結合するように構成された入力部とを有し、
    前記システムが、前記ルータ回路のI/O接続部に結合するように構成された第1のI/O接続部を有する、行き先ポートの第2のセットに対応する第2のインターフェースをさらに有し、
    前記ルータ回路がさらに、
    前記それぞれの経路指定情報が行き先ポートの前記第1のセットを示していれば、前記第1のインターフェースを経由して各々のデータ・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定し、かつ
    前記それぞれの経路指定情報が行き先ポートの前記第2のセットを示していれば、前記第2のインターフェースを経由して前記データ・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定するように動作可能である、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記ルータ回路の前記出力部に結合するように構成された入力部と前記第1のインターフェースの前記入力部に結合するように構成された出力部とを各々が有する1つまたは複数の第1のバッファであって、前記ルータ回路がさらに各々のデータ・パケットを1つまたは複数の前記第1のバッファの中に保存し、かつ前記第1のインターフェースを介して前記データ・パケットを保持する前記1つまたは複数の前記第1のバッファから前記ホスト・コントローラへ各々のデータ・パケットの前記第1の部分を経路指定するように動作可能である第1のバッファ、および
    前記ルータ回路の前記I/O接続部に結合するように構成された第1のI/O接続部と前記第2のインターフェースのI/O接続部に結合するように構成された第2のI/O接続部を有する1つまたは複数の第2のバッファであって、前記ルータ回路がさらに各々のデータ・パケットを1つまたは複数の前記第2のバッファの中に保存し、かつ前記第2のインターフェースを介して前記データ・パケットを保持する前記1つまたは複数の前記第2のバッファから前記ホスト・コントローラへと各々のデータ・パケットの前記第1の部分を経路指定するように動作可能である第2のバッファ
    の1つまたは複数をさらに有する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記経路指定情報が第1の行き先ポートを示し、
    前記第1のインターフェースを経由して各々のデータ・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定する過程で、前記第1のポートが行き先ポートの前記第1のセットの中に含まれ、
    前記第2のインターフェースを経由して各々のデータ・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定する過程で、前記第1のポートが行き先ポートの前記第2のセットの中に含まれる、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記経路指定情報がさらに第2の行き先ポートを示し、前記ルータ回路がさらに、
    前記第2の行き先ポートがポートの前記第1のセットに含まれる場合に前記第1のインターフェースを経由して前記データ・パケットの少なくとも第2の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定し、
    前記第2の行き先ポートがポートのポートの前記第2のセットに含まれる場合に前記第2のインターフェースを経由して前記データ・パケットの少なくとも第2の部分を前記ホスト・コントローラへ経路指定するように動作可能である、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記コントローラ回路が、前記第2のインターフェースの第2のI/O接続部に結合された第2のI/O接続部をさらに有し、それにより、前記コントローラ回路と前記第2のインターフェースの間にI/O経路を確立し、前記コントローラ回路がさらに前記I/O経路上で前記第2のインターフェースを経由して、各々のデータ・パケットに対応するそれぞれのリアルタイムの状態/制御情報を前記ホスト・コントローラへ経路指定するように動作可能である、請求項7に記載のシステム。
  12. 前記コントローラ回路がイーサネット制御装置を有し、前記データ・パケットがイーサネット・パケットを含み、前記イーサネット・パケットが、
    多数の転送速度をサポートする単一で有線のイーサネット接続と、
    多数の転送速度をサポートする単一で無線のイーサネット接続のいずれか一方で前記イーサネット制御装置によって受信される、請求項6に記載のシステム。
  13. 前記第2のインターフェースが、
    PCI、VCI、PVCI、AHBインターフェース、ASBインターフェース、APBインターフェース、カード・バス・インターフェース、ローカル・バス・インターフェース、CPUホスト・バス・インターフェースのうちの1つを含む共用システム・インターフェースと、
    DDRインターフェース、DDR2インターフェース、SDRAMインターフェース、SRAMインターフェース、Flash RAMインターフェースのうちの1つを含むメモリ・インターフェースと
    のいずれか一方を有する、請求項12に記載のシステム。
  14. 各々のデータ・パケットがさらにペイロード・データを含む、請求項6に記載のシステム。
  15. 前記ペイロード・データが音声コンテンツおよび/または映像のコンテンツを含み、前記データ・パケットの前記第1の部分が前記ペイロード・データである、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記ルータ回路がさらに、前記それぞれのヘッダ情報を含む前記データ・パケットがリアルタイムの接続で前記コントローラ回路によって受信されれば、前記それぞれのヘッダ情報にタイムスタンプ・データを追加するように動作可能である、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記リアルタイムの接続が、
    RTPと、
    RTCPのうちの一方を利用する、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記ルータ回路がさらに、前記経路指定情報が得られるとすぐに、かつ前記データ・パケットが全部受信され終わる前に、前記データ・パケットの前記第1の部分の経路指定を開始するように動作可能である、請求項6に記載のシステム。
  19. 集積回路である、請求項6に記載のシステム。
  20. 入力部、出力部、およびI/O接続部を有するシステム・オン・チップ(SOC)コントローラをさらに含み、
    前記コントローラ回路が、第1のI/O接続部と出力部を有し、かつ前記第1のI/O接続部で前記データ・パケットを受信するように動作可能であるイーサネット制御装置を含み、各々のデータ・パケットが前記SOCコントローラへ目標を定められたイーサネット・パケットを含み、
    前記ルータが、各々のイーサネット・パケットに対応するそれぞれの第1の行き先ポートを識別するように動作可能であり、前記ルータ回路が出力部とI/O接続部をさらに有し、
    前記システムがさらに、
    前記ルータ回路の前記出力部に結合した入力部を含み、かつ前記SOCコントローラの前記入力部のうちの第1の入力部に結合した出力部をさらに含む専用のTSIであって、行き先ポートの第1のセットに対応するTSIと、
    前記ルータ回路の前記I/O接続部に結合した第1のI/O接続部を含み、かつ前記SOCコントローラの前記I/O接続部の第1の接続部に結合した第2のI/O接続部をさらに含む第2のインターフェースであって、行き先ポートの第2のセットに対応する第2のインターフェースを含み、
    前記ルータ回路がさらに、
    前記第1の行き先ポートがポートの前記第1のセットに含まれる場合に前記TSIを経由して各々のイーサネット・パケットの少なくとも前記第1の部分を前記SOCコントローラへ経路指定し、
    前記第1の行き先ポートがポートの前記第2のセットに含まれる場合に前記第2のインターフェースを経由して各々のイーサネット・パケットの少なくとも前記第2の部分を前記SOCコントローラへ経路指定するように動作可能であり、
    前記SOCコントローラが、各々のイーサネット・パケットの前記経路指定された第1の部分を処理し、それによって目標のデータを入手し、前記目標のデータを1つまたは複数の目標のデバイスへと供給するように動作可能である、請求項6に記載のシステム。
  21. 前記1つまたは複数の目標のデバイスが、
    1つまたは複数の音声用デジタル/アナログ変換器(DAC)と、
    1つまたは複数の映像用DACのうちの1つまたは複数とを有する、請求項20に記載のシステム。
JP2006018622A 2005-01-28 2006-01-27 優先待ち行列を伴うフィルタベースのイーサネット・パケット・ルータを備えた高速イーサネットmacとphy装置および単一もしくは多数のトランスポート・ストリーム・インターフェース Pending JP2006211681A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/046,292 US8281031B2 (en) 2005-01-28 2005-01-28 High speed ethernet MAC and PHY apparatus with a filter based ethernet packet router with priority queuing and single or multiple transport stream interfaces

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006211681A true JP2006211681A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36177978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006018622A Pending JP2006211681A (ja) 2005-01-28 2006-01-27 優先待ち行列を伴うフィルタベースのイーサネット・パケット・ルータを備えた高速イーサネットmacとphy装置および単一もしくは多数のトランスポート・ストリーム・インターフェース

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8281031B2 (ja)
EP (1) EP1847073A1 (ja)
JP (1) JP2006211681A (ja)
KR (1) KR100732018B1 (ja)
TW (1) TW200642360A (ja)
WO (1) WO2006083467A1 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE375678T1 (de) * 2005-05-17 2007-10-15 Alcatel Lucent Verfahren zur bereitstellung einer echtzeitkommunikationsverbindung
US7984228B2 (en) * 2006-02-28 2011-07-19 Microsoft Corporation Device connection routing for controller
US7876768B2 (en) * 2006-06-30 2011-01-25 Ver Steeg William C Systems and methods of assembling an elementary stream from an encapsulated multimedia transport stream
US7895635B2 (en) * 2006-06-30 2011-02-22 Versteeg William C Systems and methods of assembling an elementary stream from an encapsulated multimedia transport stream
US8102853B2 (en) * 2006-08-09 2012-01-24 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for wireless communication of uncompressed video having fixed size MAC header with an extension
US20080064326A1 (en) * 2006-08-24 2008-03-13 Stephen Joseph Foster Systems and Methods for Casting Captions Associated With A Media Stream To A User
US8547891B2 (en) * 2006-10-10 2013-10-01 Qualcomm Incorporated Systems and methods for improving multicasting over a forward link
US9794378B2 (en) * 2006-11-08 2017-10-17 Standard Microsystems Corporation Network traffic controller (NTC)
US20080130561A1 (en) * 2006-12-04 2008-06-05 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for wireless communication
US20100107200A1 (en) * 2007-03-15 2010-04-29 Fabrix Tv Ltd. Converting video data into video streams
US8862748B2 (en) * 2007-03-30 2014-10-14 St-Ericsson Sa Method and system for optimizing power consumption and reducing MIPS requirements for wireless communication
US8139581B1 (en) 2007-04-19 2012-03-20 Owl Computing Technologies, Inc. Concurrent data transfer involving two or more transport layer protocols over a single one-way data link
US8391354B2 (en) * 2007-05-14 2013-03-05 Broadcom Corporation Method and system for transforming uncompressed video traffic to network-aware ethernet traffic with A/V bridging capabilities and A/V bridging extensions
US20090106806A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-23 Lg Electronics Inc. Broadcast receiver and system information processing method
KR100930444B1 (ko) * 2007-11-01 2009-12-08 (주)휴맥스 홀딩스 아이피 방송 수신기에서의 방송 데이터 처리장치 및 방법
US8407367B2 (en) * 2007-12-26 2013-03-26 Intel Corporation Unified connector architecture
WO2009093473A1 (ja) * 2008-01-25 2009-07-30 Panasonic Corporation 中継装置、端末、優先通信制御方法、プログラム及び記録媒体
US20090328093A1 (en) * 2008-06-30 2009-12-31 At&T Intellectual Property I, L.P. Multimedia Content Filtering
GB2466947A (en) * 2009-01-14 2010-07-21 Nine Tiles Networks Ltd Transceiving a data stream comprising high and low priority data
US8259617B2 (en) * 2009-03-18 2012-09-04 Broadcom Corporation Method and system for timely delivery of multimedia content via a femtocell
CN101568027B (zh) * 2009-05-22 2012-09-05 华为技术有限公司 转发视频数据的方法、装置和系统
US9270542B2 (en) * 2009-07-31 2016-02-23 Ixia Apparatus and methods for forwarding data packets captured from a network
CN101697500B (zh) * 2009-10-10 2012-08-29 华为技术有限公司 一种微波设备、系统以及oam信息传输方法
EP2561645B1 (en) 2010-04-23 2020-02-26 Keysight Technologies Singapore (Sales) Pte. Ltd. Integrated network data collection arrangement
EP2388706A1 (en) 2010-05-21 2011-11-23 Thomson Licensing Method and system for real-time streaming and storage
US9553912B2 (en) * 2011-01-19 2017-01-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for transmitting media content via a single port or multiple ports
WO2012099426A2 (ko) * 2011-01-19 2012-07-26 한국전자통신연구원 단일 포트 또는 다중 포트에서 미디어 콘텐츠 전송 방법 및 장치
CN102176760A (zh) * 2011-03-09 2011-09-07 华为终端有限公司 数字电视技术的实现方法和无线保真热点装置
KR101706181B1 (ko) * 2011-06-29 2017-02-13 삼성전자주식회사 방송 수신 장치 및 그의 방송 수신 방법
US8718806B2 (en) * 2011-09-02 2014-05-06 Apple Inc. Slave mode transmit with zero delay for audio interface
JP5811408B2 (ja) * 2012-05-31 2015-11-11 ソニー株式会社 信号処理装置、及び、信号処理方法
US10904075B2 (en) 2012-07-02 2021-01-26 Keysight Technologies Singapore (Sales) Pte. Ltd. Preconfigured filters, dynamic updates and cloud based configurations in a network access switch
US20140201408A1 (en) * 2013-01-17 2014-07-17 Xockets IP, LLC Offload processor modules for connection to system memory, and corresponding methods and systems
US9565139B2 (en) 2013-03-15 2017-02-07 Comcast Cable Communications, Llc Remote latency adjustment
US9288157B2 (en) 2013-10-15 2016-03-15 National Instruments Corporation Time-sensitive switch for scheduled data egress
US9967150B2 (en) 2014-04-30 2018-05-08 Keysight Technologies Singapore (Holdings) Pte. Ltd. Methods and apparatuses for implementing network visibility infrastructure
US10142229B2 (en) * 2015-03-13 2018-11-27 Oracle International Corporation Concealed datagram-based tunnel for real-time communications
US20170041386A1 (en) * 2015-08-05 2017-02-09 International Business Machines Corporation Provisioning a target hosting environment
US20170055031A1 (en) * 2015-08-19 2017-02-23 Opentv, Inc. Method to transmit and receive mpeg-ts over a thunderbolt cable
CN105550153B (zh) * 2015-12-12 2018-04-20 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 一种1394总线多通道流数据并行拆包方法
KR102492234B1 (ko) * 2016-02-16 2023-01-27 주식회사 쏠리드 분산 안테나 시스템, 이의 프레임 처리 방법, 및 이의 혼잡 회피 방법
US10303636B2 (en) 2016-02-29 2019-05-28 Nokia Of America Corporation Routing paging packets in a system-on-a-chip base station architecture
US10205610B2 (en) * 2016-02-29 2019-02-12 Alcatel Lucent Uplink packet routing in a system-on-a-chip base station architecture
US10015719B2 (en) 2016-02-29 2018-07-03 Alcatel-Lucent Downlink packet routing in a system-on-a-chip base station architecture
CN106953853B (zh) * 2017-03-10 2020-12-04 桂林电子科技大学 一种片上网络千兆以太网资源节点及其工作方法
WO2019106445A1 (en) 2017-11-28 2019-06-06 Marvell World Trade Ltd. Distributed checksum calculation for communication packets
US10469633B2 (en) * 2018-03-29 2019-11-05 Marvell World Trade Ltd. Low-latency pipeline for media-to-ethernet frame packaging
US10673994B2 (en) 2018-03-29 2020-06-02 Marvell International Ltd. Network packet generator employing multiple header templates and configurable hardware registers
CN110188132B (zh) * 2019-04-29 2023-05-05 安徽晶奇网络科技股份有限公司 一种数据交换方法及系统
CN111866602A (zh) * 2020-06-19 2020-10-30 成都东方盛行电子有限责任公司 一种无损高精度的流采集方法

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5598581A (en) * 1993-08-06 1997-01-28 Cisco Sytems, Inc. Variable latency cut through bridge for forwarding packets in response to user's manual adjustment of variable latency threshold point while the bridge is operating
JP3613863B2 (ja) * 1995-07-19 2005-01-26 株式会社日立製作所 ネットワーク接続システム及び並列ネットワーク接続方法
US6385647B1 (en) 1997-08-18 2002-05-07 Mci Communications Corporations System for selectively routing data via either a network that supports Internet protocol or via satellite transmission network based on size of the data
US6539011B1 (en) 1998-06-10 2003-03-25 Merlot Communications, Inc. Method for initializing and allocating bandwidth in a permanent virtual connection for the transmission and control of audio, video, and computer data over a single network fabric
US20020007494A1 (en) 1998-09-28 2002-01-17 Hodge Winston W. Interactive digital program material encoder and system
US20010004768A1 (en) 1998-09-28 2001-06-21 Hodge Winston W. Hodge Winston W. Highly integrated computer controlled digital head end
US20010005908A1 (en) 1998-09-28 2001-06-28 Hodge Winston W. Method for buffering video, data and voice signals using a common shared bus
US6611531B1 (en) 1998-09-30 2003-08-26 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for routing integrated data, voice, and video traffic
US6473441B1 (en) 1998-12-18 2002-10-29 Escient Convergence Corp Multi-channel video pump
US8520068B2 (en) 1999-07-20 2013-08-27 Comcast Cable Communications, Llc Video security system
KR100363886B1 (ko) * 1999-12-27 2002-12-11 한국전자통신연구원 멀티레이어 패킷 스위치 시스템에 있어서 네트웍 프로세싱모듈의 인터페이스 방법 및 이를 위한 멀티레이어 패킷스위치 시스템
US20020059637A1 (en) 2000-01-14 2002-05-16 Rakib Selim Shlomo Home gateway for video and data distribution from various types of headend facilities and including digital video recording functions
US20020019984A1 (en) 2000-01-14 2002-02-14 Rakib Selim Shlomo Headend cherrypicker with digital video recording capability
US6889385B1 (en) 2000-01-14 2005-05-03 Terayon Communication Systems, Inc Home network for receiving video-on-demand and other requested programs and services
CN1276664A (zh) 2000-07-20 2000-12-13 上海龙林通讯技术开发有限公司 宽带以太网视频数据传输的方法
JP3756054B2 (ja) 2000-10-16 2006-03-15 シャープ株式会社 ネットワーク通信方法、ネットワーク通信装置及び情報機器
TW513635B (en) 2000-11-24 2002-12-11 Ibm Method and structure for variable-length frame support in a shared memory switch
US20020087976A1 (en) 2000-12-28 2002-07-04 Kaplan Marc P. System and method for distributing video with targeted advertising using switched communication networks
US20020091003A1 (en) 2001-01-11 2002-07-11 Beken Robert A. Multi-player electronic entertainment system
US7712122B2 (en) 2001-01-16 2010-05-04 Physical Optics Corporation Uncompressed IP multimedia data transmission and switching
US7047330B2 (en) * 2001-03-06 2006-05-16 Ati Technologies, Inc. System for digital stream transmission and method thereof
US7424551B2 (en) 2001-03-29 2008-09-09 Avocent Corporation Passive video multiplexing method and apparatus priority to prior provisional application
JP4647825B2 (ja) * 2001-04-27 2011-03-09 富士通セミコンダクター株式会社 パケット送受信システム、ホスト、および、プログラム
FR2829655B1 (fr) 2001-09-10 2003-12-26 Digigram Systeme de transmission de donnees audio, entre un module maitre et des modules esclaves, par l'intermediaire d'un reseau de communication numerique
US7519081B2 (en) 2001-09-18 2009-04-14 Cisco Technology, Inc. Multi-carrier frequency-division multiplexing (FDM) architecture for high speed digital service in local networks
US20030061621A1 (en) 2001-09-26 2003-03-27 Micro Technology Services, Inc. Transportable LAN-based surveillance system
US7274684B2 (en) 2001-10-10 2007-09-25 Bruce Fitzgerald Young Method and system for implementing and managing a multimedia access network device
US7623753B2 (en) 2001-10-26 2009-11-24 Robert Bosch Gmbh Method for viewing and controlling multiple DVR's
CA2411991A1 (en) 2001-11-19 2003-05-19 Linear Systems Ltd. Transmitting digital video signals over an ip network
DE60229914D1 (de) 2002-01-11 2009-01-02 Alcatel Lucent Modemsystem und Ansammlen für Pfade mit unterschiedlichen Übertragungsprofilen
SE524599C2 (sv) 2002-01-18 2004-08-31 Ericsson Telefon Ab L M Metod, system och datorprogramprodukt för att anordna tjänstekvalitet QoS
US7051356B2 (en) 2002-02-25 2006-05-23 Sentrus, Inc. Method and system for remote wireless video surveillance
US6626519B1 (en) 2002-03-05 2003-09-30 Tyco Electronics Corporation Connector assembly for printer ink cartridge
KR100462474B1 (ko) * 2002-11-29 2004-12-17 한국전자통신연구원 패킷링 구성을 이용한 중앙 제어기간 통신 메시지 교환장치 및 방법
US20040165586A1 (en) 2003-02-24 2004-08-26 Read Christopher Jensen PID filters based network routing
JP2004336437A (ja) 2003-05-08 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像受信回路および映像受信装置
KR20050032764A (ko) * 2003-10-02 2005-04-08 엘지전자 주식회사 피피피오이 프로토콜을 기반으로 하는 통신망에서의 패킷라우팅 방법
US7680943B2 (en) * 2003-10-20 2010-03-16 Transwitch Corporation Methods and apparatus for implementing multiple types of network tunneling in a uniform manner
KR100570815B1 (ko) * 2004-01-07 2006-04-12 삼성전자주식회사 분산구조 이더넷 스위칭 시스템 및 이를 이용한패킷전송방법
JP4470585B2 (ja) 2004-05-26 2010-06-02 パナソニック株式会社 ネットワークインターフェースおよびパケット送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW200642360A (en) 2006-12-01
EP1847073A1 (en) 2007-10-24
WO2006083467A1 (en) 2006-08-10
KR20060087434A (ko) 2006-08-02
US20060174032A1 (en) 2006-08-03
US20130010795A1 (en) 2013-01-10
KR100732018B1 (ko) 2007-06-25
US8880728B2 (en) 2014-11-04
US8281031B2 (en) 2012-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8880728B2 (en) High speed ethernet MAC and PHY apparatus with a filter based ethernet packet router with priority queuing and single or multiple transport stream interfaces
US10749994B2 (en) Network traffic controller (NTC)
US7817642B2 (en) MoCA frame bundling and frame bursting
US8953445B2 (en) Hierarchical flow-level multi-channel communication
US8831024B2 (en) Dynamic header creation and flow control for a programmable communications processor, and applications thereof
US8351468B2 (en) Method and apparatus for downloading content using channel bonding
US8627392B1 (en) Proxy addressing scheme for cable networks
US20090022154A1 (en) Reception device, reception method, and computer-readable medium
US20080095155A1 (en) Programmable communications system
KR20060025559A (ko) 다중 mpeg-2 전송 스트림들의 동시 전송
WO2008027643A2 (en) Method and apparatus for classifying video flows to minimize switching time at a user terminal
JP2006166424A (ja) オーディオ/ビデオ・ストリーミング・システム
US20060285013A1 (en) Apparatus and method for providing QoS of AV streams
CN111245592B (zh) 信令传输方法、装置及计算机可读存储介质
US20040125754A1 (en) Method and apparatus for integrating non-IP and IP traffic on a home network
KR100560423B1 (ko) 방송트래픽과 인터넷트래픽을 통합 처리하는 홈게이트웨이장치 및 그 방법
KR100609144B1 (ko) 홈 네트워크 시스템에서의 트래픽 필터링 장치 및 그를이용한 트래픽 제어 장치
WO2009057953A2 (en) Apparatus and method for processing broadcasting data in ip broadcasting receiver
WO2023168133A2 (en) Packet wash of rtp aggregation packets in a video stream
JP2006211227A (ja) データ送信装置およびデータ送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081001

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106