JP2006200029A - コンプレッサ用転がり軸受 - Google Patents

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剛 齋藤
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Abstract

【課題】コンプレッサの潤滑条件が厳しい位置に使用された場合でも、寿命の長い転がり軸受を提供する。
【解決手段】第1のレース101および第2のレース102の軌道輪101a,102aと、円筒ころ103の周面(転動面)に、下地層および中間層を介したDLC層か、拡散浸透処理によるバナジウムカーバイト(VC)、チタンカーバイト(TiC)、ジルコニウムカーバイト(ZrC)、ニオブカーバイト(NbC)、またはタンタルカーバイト(TaC)からなる金属炭化物層を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンプレッサ用転がり軸受に関する。
カーエアコン用のコンプレッサとしては、例えば、容量可変式コンプレッサがある。下記の特許文献1には、容量可変式コンプレッサの一例が記載されている。
図2に示すように、このコンプレッサは斜板式であり、ハウジング1内に配置された駆動軸2と、駆動軸2に対して傾斜角度が可変に取り付けられた斜板3と、斜板3に対してスラスト軸受5を介して摺動自在に取り付けられた円板状のウォブル板4とを備えている。斜板3は駆動軸2と共に回転し、ウォブル板4は斜板3の回転に伴って「みそすり運動」と称される動きをする。
また、ハウジング1の一端にシリンダブロック11が固定され、他端にプーリ8が配置されている。駆動軸2の一端は、シリンダブロック11に回転自在に支持されている。駆動軸2の他端は、クラッチ機構18を介してプーリ8に回転自在に支持されている。駆動軸2のウォブル板4よりプーリ8側の位置に、スラスト板9が圧入されている。スラスト板9とハウジング1との間には、スラストニードル軸受10が配置されている。
ウォブル板4の周縁部には、複数のピストンロッド6の一端が、円周方向に等間隔に取り付けである。ピストンロッド6の他端は、シリンダブロック11に形成されたシリンダボア11a内を摺動するピストン7に連結されている。
また、コンプレサ内部を真空排気した後に、冷媒と潤滑油を封入している。
このコンプレッサは、クラッチ機構18の作動により、駆動軸2の回転が開始されて駆動する。これに伴って斜板が回転し、ウォブル板4が「みそすり運動」をし、ピストンロッド6を介してピストン7が軸線方向に往復運動することにより、シリンダボア11a内に流入する冷媒が圧縮されて吐出される。このとき、駆動軸2には冷媒の圧縮力がスラスト力として伝達され、スラストニードル軸受10は、このスラスト力をスラスト板9とハウジング1との間で受けることになる。
図2には、冷媒の流れる方向が矢印で示されている。潤滑油は、冷媒にミスト状に含まれた状態となっており、冷媒によって運ばれて各部の潤滑が行われている。そして、スラストニードル軸受10は、ピストン7から離れた位置にあることから潤滑条件が厳しく、油膜の破断が生じ易い状態になっている。
一般に、大気中で使用されている場合には、金属製の転がり軸受の転がり面(軌道輪の軌道面、転動体の転動面)に対する油膜形成が不十分となった場合、油膜が破断されて金属接触が生じたとしても、大気中の酸素によって表面酸化膜が形成されて、それ以上の金属接触が防止される。しかしながら、このコンプレッサの場合には、冷媒を入れる前にコンプレッサ内部を真空排気しているため、内部の酸素濃度が低い。よって、油膜が破断されて金属接触が生じた場合に表面酸化膜が形成され難い。
特開2003−294039号公報
本発明の課題は、コンプレッサの潤滑条件が厳しい位置に使用された場合でも、寿命の長い転がり軸受を提供することである。
本発明は、コンプレッサの駆動軸をハウジングに対して回転自在に支持する転がり軸受において、転動体および軌道輪は鉄鋼製であり、前記転動体の転動面および軌道輪の軌道面の少なくとも一方に、クロム(Cr)、タングステン(W)、チタン(Ti)、硅素(Si)、ニッケル(Ni)、および鉄(Fe)の少なくともいずれかの元素を含む組成の下地層と、前記下地層の構成元素および炭素(C)を含有して炭素の含有率が下地層よりも高い中間層と、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)層が、この順に形成されていることを特徴とするコンプレッサ用転がり軸受を提供する。
本発明は、また、コンプレッサの駆動軸をハウジングに対して回転自在に支持する転がり軸受において、転動体および軌道輪は鉄鋼製であり、前記転動体の転動面および軌道輪の軌道面の少なくとも一方に、バナジウム(V)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、またはタンタル(Ta)を拡散浸透させて生じたバナジウムカーバイト(VC)、チタンカーバイト(TiC)、ジルコニウムカーバイト(ZrC)、ニオブカーバイト(NbC)、またはタンタルカーバイト(TaC)からなる金属炭化物層が形成されていることを特徴とするコンプレッサ用転がり軸受を提供する。
本発明の転がり軸受は、鉄鋼製の転動面および/または軌道面に、潤滑剤との親和性に優れた硬化層であるDLC層または前記金属炭化物層が形成されているため、油膜が破断されても転動面および軌道面の金属(鉄鋼)同士が接触せず、凝着摩耗が防止できる。また、前記DLC層は、下地層および中間層を介して鉄鋼製の転動面および/または軌道面に形成されている。同様に、前記金属炭化物層は、拡散浸透により形成されたものである。よって、前記DLC層および金属炭化物層は高応力下においても剥離されないため、これらの層による前述の凝着摩耗防止効果が長期に亙って発揮される。
前記DLC層の形成方法としては、マグネトロンスパッタリング、高周波スパッタリング、イオンビームアシストデポジション、イオンビームデポジション、イオンプレーティング、プラズマCVD法、ECR(電子サイクロトロン共鳴)スパッタリング法等を採用することができる。特に、アンバランスドマグネトロンスパッタリング(以下「UBMS」と略称する。)法により形成することが好ましい。
UBMS法は、非平衡な磁場分布を有するマグネトロンカソードを使用することにより、通常のマグネトロンスパッタリング法(バランスドマグネトロンスパッタリング法)と比較して基板(被成膜面)の近傍でのプラズマ密度を高くすることができるため、成膜時の基板温度を低くすることができる。また、基板に負の電力を印加して行うバイアススパッタリングにより、硬いDLC膜が形成できるという利点もある。特に、UBMS法によるバイアススパッタリングは、ターゲット電力とバイアス電圧の制御および気体導入量の制御によって、DLC膜の組成を制御し易いため、特に好ましい成膜法である。
DLC層の厚さは0.5μm以上10μm以下が好ましい。
バナジウム(V)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、またはタンタル(Ta)を軌道面および/または転動面に拡散浸透させて金属炭化物層を形成する方法としては、例えば、「不均化反応」を利用した方法が挙げられる。この方法では、拡散浸透処理後に徐冷される。ここで、鉄鋼は、徐冷によりフェライトかパーライト、あるいはフェライトとパーライトの混合組織となるため、「不均化反応」で拡散浸透処理を行う場合には、焼入れ硬化してマルテンサイトを主とする組織とした後に拡散浸透処理を行うことで、軸受として必要な強度を確保する必要がある。また、炭素含有率が0.3質量%以上(好ましくは0.4質量%以上)の鉄鋼を使用することにより、芯部の硬さをHRC58以上にする必要がある。また、拡散浸透処理の温度は800〜1000℃、焼入れ時の加熱温度は820〜860℃、焼戻し温度は150〜180℃とする。
金属炭化物層の厚さは5μm以上40μm以下が好ましく、10μm以上35μm以下が更に好ましい。
本発明の転がり軸受によれば、前記転動体の転動面および軌道輪の軌道面の少なくとも一方に、潤滑剤との親和性に優れた硬化層であるDLC層または金属炭化物層が形成されていることにより、コンプレッサの潤滑条件が厳しい位置に使用された場合でも、早期摩耗が抑制されて寿命が長くなる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
この実施形態の転がり軸受を図1に示す。この転がり軸受100は、第1のレース(軌道輪)101と第2のレース(軌道輪)102と円筒ころ(転動体)103と保持器104とからなるスラストニードル軸受であり、図2に示すコンプレッサのスラストニードル軸受10として使用できる。
このスラストニードル軸受100として、寸法が、内径40mm、外径60mm、高さ5mmであるものを作製した。
第1のレース101、第2のレース102、および円筒ころ103は以下の方法で作製した。先ず、SUJ2からなる素材を各形状に加工した後、焼入れ(820〜830℃で0.5〜1.0時間)および焼戻し(160〜200℃で1〜2時間)を行った。
次に、表1に示すように、No. 1〜10の各サンプルの円筒ころ103または両レース101,102(処理対象)に対して、それぞれ異なる処理を行った。
No. 1では、円筒ころ103の全表面に対して、下記の方法により、CrとWからなる下地層、CrおよびWとCとからなりC含有率が下地層よりも高い組成の中間層と、DLC層を、この順に形成した。
成膜装置としては、(株)神戸製鋼所のUBMS装置「504」を使用した。ターゲットとして、クロム(Cr)、タングステン(W)、カーボン(C)を、この装置の所定位置に設置した。そして、先ず、被成膜物である円筒ころ103を溶剤により洗浄して、油分を除去した後に乾燥させた。
次に、乾燥後の円筒ころ103を成膜装置のターンテーブルに載置して、表面をスパッタリングによりクリーンにして活性化する処理(ボンバード処理)を行った。このボンバード処理は、ターゲット電力0の状態でチャンバ内の圧力を2.0×10-5Paにし、チャンバ内にアルゴンガスを導入して、被成膜物に負の電力をかけ、15分間アルゴンプラズマでスパッタリングすることにより行った。
次に、クロムとタングステンのターゲット電力を「−」にし、被成膜物には、これより大きな負のバイアス電圧(−50V〜−100V)をかけて、チャンバ内にアルゴンガスを導入してUBMSを行った(下地層の形成)。
次に、クロムとタングステンのターゲット電力を徐々に小さくするとともに、カーボンのターゲット電力を徐々に大きくしながら、チャンバ内にアルゴンガスを導入して、被成膜物のバイアス電圧はそのままでUBMSを行った(中間層の形成)。
次に、カーボンのターゲット電力を印加し、クロムとタングステンのターゲット電力を0とした状態で、チャンバ内に、アルゴンガスを導入してUBMSを行った(DLC層の形成)。
No. 2では、両レース101,102の全表面に対して、No. 1と同じ方法により、CrとWからなる下地層、CrおよびWとCとからなりC含有率が下地層よりも高い組成の中間層と、DLC層を、この順に形成した。
No. 3では、円筒ころ103を、KCl−BaCl2 −NaFにVCl3 およびFe−V合金を添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、円筒ころ103の全表面にVC層を形成した。
No. 4では、両レース101,102を、KCl−BaCl2 −NaFにVCl3 およびFe−V合金を添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、両レース101,102の全表面にVC層を形成した。
No. 5では、円筒ころ103を、KCl−BaCl2 −NaFにK2 ZrF6 およびFe−Zr合金を添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、円筒ころ103の全表面にZrC層を形成した。
No. 6では、両レース101,102を、KCl−BaCl2 −NaFにK2 ZrF6 およびFe−Zr合金を添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、両レース101,102の全表面にZrC層を形成した。
No. 7では、円筒ころ103を、KCl−BaCl2 −NaFにK 2TaF 7および金属タンタルを添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、円筒ころ103の全表面にTaC層を形成した。
No. 8では、両レース101,102を、KCl−BaCl2 −NaFにK 2TaF 7および金属タンタルを添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、両レース101,102の全表面にTaC層を形成した。
No. 9では、円筒ころ103を、KCl−BaCl2 −NaFにK2 TiF6 およびスポンジチタンを添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、円筒ころ103の全表面にTiC層を形成した。
No. 10では、両レース101,102を、KCl−BaCl2 −NaFにK2 TiF6 およびスポンジチタンを添加した塩浴に入れて、1020℃に14時間保持した後、徐冷することにより、両レース101,102の全表面にTiC層を形成した。
そして、No. 1〜10については、各サンプルの処理対象である円筒ころ103または両レース101,102と、処理対象でない(前処理も潤滑被膜の形成も行わない)両レース101,102とを組み合わせ、同じ保持器104を用いてスラストニードル軸受100を組み立てた。なお、No. 11については、硬化層の形成を行わない円筒ころ103および両レース101,102を組合せ、同じ保持器104を用いてスラストニードル軸受100を組み立てた。
これらのスラストニードル軸受100を用いて摩耗試験を行った。試験条件は、アキシャル荷重(スラスト力):1500N、回転速度:4000min-1、雰囲気ガス:HCFC134a(潤滑剤として、PAG;ポリアルキレングリコールを含有)、試験時間:500時間とした。
この試験の前後で、スラストニードル軸受100の高さH(図1参照)を測定した。そして、高さ(H)の減少量を算出した。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2006200029
表1から分かるように、第1のレース101の軌道面101a、第2のレース102の軌道面102a、および円筒ころ103の周面(転動面)の少なくともいずれかに、DLC層(下地層、中間層を介して)、VC層、ZrC層、TaC層、またはTiC層が形成されているNo. 1〜10では、高さの減少量が0.7μm以下と少なかった。これに対して、前記いずれの層も形成されていないNo. 11では、高さの減少量が10.0μmと多かった。
この結果から、第1のレース101の軌道面101a、第2のレース102の軌道面102a、および円筒ころ103の周面(転動面)の少なくともいずれかに、前述のいずれかの硬化層を形成することにより、スラストニードル軸受100は、HCFC134a(PAG含有)の雰囲気での早期摩耗が抑制されて、寿命が長くなることが分かる。
なお、この実施形態では、カーエアコン用コンプレッサ用のスラストニードル軸受について説明しているが、本発明の転がり軸受は、コンプレッサの種類に関わらず、コンプレッサの駆動軸をハウジングに対して回転自在に支持する転がり軸受であれば、いずれの軸受にも適用できる。
例えば、図5に示す深溝玉軸受16を、図2のコンプレッサで、駆動軸2のシリンダブロック11側を支持するスラスト軸受15に代えて、使用することができる。この深溝玉軸受16は、内輪161、外輪162、玉(転動体)163、および保持器164からなる。内輪161、外輪162、および玉163はSUJ2製である。保持器164は鋼板製の波形保持器であるが、合成樹脂製の冠型保持器等であってもよい。
そして、この深溝玉軸受16の内輪161の軌道面161a、外輪162の軌道面162a、および玉(転動体)163の表面(転動面)の少なくともいずれかに、前述の硬化層を形成することにより、早期摩耗が抑制されて深溝玉軸受16の寿命が長くなる。
本発明の一実施形態に相当するスラストニードル軸受を示す断面図である。 容量可変式コンプレッサの一例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に相当する深溝玉軸受を示す断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 駆動軸
3 斜板
4 ウォブル板
5 スラスト軸受
8 プーリ
9 スラスト板
10 スラストニードル軸受
11 シリンダブロック
11a シリンダボア
15 スラスト軸受
16 深溝玉軸受(転がり軸受)
18 クラッチ機構
100 スラストニードル軸受(転がり軸受)
101 第1のレース(軌道輪)
101a 軌道面
102 第2のレース(軌道輪)
102a 軌道面
103 円筒ころ(転動体)
104 保持器
161 内輪(軌道輪)
162a 軌道面
162 外輪(軌道輪)
162a 軌道面
163 玉(転動体)
164 保持器

Claims (2)

  1. コンプレッサの駆動軸をハウジングに対して回転自在に支持する転がり軸受において、 転動体および軌道輪は鉄鋼製であり、前記転動体の転動面および軌道輪の軌道面の少なくとも一方に、
    クロム(Cr)、タングステン(W)、チタン(Ti)、硅素(Si)、ニッケル(Ni)、および鉄(Fe)の少なくともいずれかの元素を含む組成の下地層と、前記下地層の構成元素および炭素(C)を含有して炭素の含有率が下地層よりも高い中間層と、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)層が、この順に形成されていることを特徴とするコンプレッサ用転がり軸受。
  2. コンプレッサの駆動軸をハウジングに対して回転自在に支持する転がり軸受において、 転動体および軌道輪は鉄鋼製であり、前記転動体の転動面および軌道輪の軌道面の少なくとも一方に、バナジウム(V)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、またはタンタル(Ta)を拡散浸透させて生じたバナジウムカーバイト(VC)、チタンカーバイト(TiC)、ジルコニウムカーバイト(ZrC)、ニオブカーバイト(NbC)、またはタンタルカーバイト(TaC)からなる金属炭化物層が形成されていることを特徴とするコンプレッサ用転がり軸受。
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