JP2006196958A - 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、画像形成方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、画像形成方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 モノクロ画像に要求されている高解像度、及びカラー画像に要求されている高階調性を同時に満たすことが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 カラー判別回路2により、入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行う。モノクロ画像の場合は、解像度変換回路3により画素が複数に分割され、そのことにより、モノクロ画像の解像度が高められる。このように、画像データの画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行って、モノクロ画像の解像度を高めることにより、カラー画像については高い階調性(色の再現性)を維持しつつ、モノクロ画像を高解像にすることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像の特徴に応じて処理内容を変える画像処理装置及びその画像処理装置を備えた画像形成装置に関する。
画像を読み取って得られたカラー画像信号に基づいて記録紙上に画像を形成する、複写機やプリンタ等の画像形成装置が普及している。このような画像形成装置では、フィルタ処理、色変換、ガンマ変換等、画像データを加工する画像処理が必要とされている。
従来の画像形成装置においては、原稿における文字及び線画部分を認識して、その部分について出力解像度が高くなるように、パルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)を行って記録紙上に画像を形成するものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。また、複写機のコピー速度や画質の選択が可能で、その選択に応じて色成分の1つである黒Kの作像の順序を変えて画像形成を行う画像形成装置が知られている(例えば、特許文献3)。
特開2000−341517号公報 特開2001−186348号公報 特開平8−265583号公報
しかしながら、上記に示す従来技術に係る画像形成装置においては、カラー画像であってもモノクロ画像であっても、同じ解像度で出力していた。例えば、レーザ露光により画像の書込みを行う場合、画像形成装置における画像書込み系のクロック周期により出力解像度が決定され、出力解像度は一定である。例えば、600dpi用のクロック周期で露光すると、600dpiを前提とした画像処理が行われ、原稿内の画像領域により、部分的に600dpiや2400dpi等の解像度が異なる画像を得ることは行われていなかった。
ところが、一般的に、写真画像等のカラー画像では、高い階調性や安定した色再現が求められ、一方、文字画像等のモノクロ画像では、階調性が低くても高い解像度が要求される。つまり、カラー画像かモノクロ画像かで、要求されている画像の質が異なる。
この発明は上記の問題を解決するものであり、画像データを画素ごとにカラー画像データかモノクロ画像データかの判別を行い、モノクロ画像の解像度を高めることにより、モノクロ画像に要求されている高解像度、及びカラー画像に要求されている高階調性を同時に満たすことが可能な画像処理装置及びその画像処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明は、入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行い、カラー画像よりもモノクロ画像の解像度を高める処理を行うものである。例えば、モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより、モノクロ画像の解像度を高める。
画像データ全体の解像度を変換すると、つまり、モノクロ画像だけでなくカラー画像も高解像度に変換すると、画像データ全体の解像度が高くなるが、その一方、画像データ全体の階調性(色の再現性)が低くなる。モノクロ画像には高い解像度が求められ、カラー画像には高い階調性(色の再現性)が求められているため、画像データ全体の解像度を高めると、カラー画像に要求されている高い階調性(色の再現性)を維持することができない。
そこで、この発明のように、画像データの画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行って、モノクロ画像の解像度を高めることにより、カラー画像については高い階調性(色の再現性)を維持しつつ、モノクロ画像を高解像にすることが可能となる。以下にこの発明の具体的な態様を示す。
請求項1に記載の発明は、入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別手段と、前記カラー判別手段により判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換手段と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置であって、前記解像度変換手段は、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置であって、前記解像度変換手段は、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置であって、前記解像度変換手段は、前記分割を行う画素の分割前の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の画像処理装置であって、前記解像度変換手段は、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置であって、前記カラー判別手段は、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理装置であって、前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算手段と、前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力手段と、を更に有することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、カラー判別手段が、画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別ステップと、前記カラー判別ステップにおいて判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像処理方法であって、前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像処理方法であって、前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像処理方法であって、前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割を行う画素の分割前の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、請求項10又は請求項11のいずれかに記載の画像処理方法であって、前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の画像処理方法であって、前記カラー判別ステップでは、前記カラー判別手段が、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像処理方法であって、像演算手段が、前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算ステップと、出力手段が、前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力ステップと、を更に含むことを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理装置と、前記画像処理装置から出力される画像データに基づいて、感光体を照射して潜像を形成する画像書込み手段と、前記潜像に応じた画像を記録紙に形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項16に記載の発明は、請求項8乃至請求項14のいずれかに記載の画像処理方法にて処理された画像データに基づいて、画像書込み手段が感光体を照射して潜像を形成する画像書込みステップと、画像形成手段が前記潜像に応じた画像を記録紙に形成する画像形成ステップと、を含むことを特徴とする画像形成方法である。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別機能と、前記カラー判別機能により判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換機能と、を実行させることを特徴とする画像処理プログラムである。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の画像処理プログラムであって、前記解像度変換機能は、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の画像処理プログラムであって、前記解像度変換機能は、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の画像処理プログラムであって、前記解像度変換機能は、前記分割を行う画素の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とするものである。
請求項21に記載の発明は、請求項19又は請求項20のいずれかに記載の画像処理プログラムであって、前記解像度変換機能は、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とするものである。
請求項22に記載の発明は、請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の画像処理プログラムであって、前記カラー判別機能は、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とするものである。
請求項23に記載の発明は、請求項17乃至請求項22に記載の画像処理プログラムであって、前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算機能と、前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力機能と、を更に有することを特徴とするものである。
この発明によると、画像データの画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行って、モノクロ画像の解像度を高めることにより、カラー画像については高い階調性(色の再現性)を維持しつつ、モノクロ画像を高解像にすることが可能となる。これにより、モノクロ画像に要求されている高解像度と、カラー画像に要求されている高い階調性(色の再現性)との両方の要求を満たすことが可能となる。
以下、この発明の実施形態に係る画像処理装置及び画像形成装置について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。
(構成)
この発明の実施形態に係る画像処理装置の構成について図1を参照しつつ説明する。図1は、この発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係る画像処理装置1は、複写機等の画像形成装置に搭載され、画像データに対してフィルタ処理、エッジ強調処理等の画像処理を施すものである。画像処理装置1は、カラー判別回路2、解像度変換回路3、記憶部4、8a〜8d、画像演算回路5a〜5d、9a〜9d、PWM回路6a〜6d、10a〜10d、合成回路7及びセレクタ11を備えて構成されている。また、この実施形態に係る画像処理回路1には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の色成分で構成される画像データが入力される。ここで、入力される画像データの各色の画像データを、画像データDY、画像データDM、画像データDC、画像データDKとする。
カラー判別回路2は、CCDセンサ等を備えた画像読取部(図示しない)により読み取られた画像データの画素ごとに、カラー画像(カラー画像データ)かモノクロ画像(モノクロ画像データ)かの判別を行うものである。カラー判別回路2は、画像データの画素ごとの判別結果を示す信号(カラー判別信号)をセレクタ11に出力する。このカラー判別回路2がこの発明の「カラー判別手段」に相当する。
例えば、カラー判別回路2は、着目する画素を構成する、画像データDYの値(階調)、画像データDMの値(階調)及び画像データDCの値(階調)の和(DY+DM+DC)を算出し、その和(DY+DM+DC)が所定の値以下のときに、その画素はモノクロ画像(モノクロ画像データ)であると判断する。
解像度変換回路3は、モノクロ画像の解像度を高める処理を行うものであり、画像読取部により読み取られた画像データを構成する色成分のうち、ブラック(K)の画像信号(画像データDK)を用いて解像度変換を施すものである。この解像度変換処理は、入力される画像データの画素ごとに施される。この解像度変換回路3がこの発明の「解像度変換手段」に相当する。
解像度変換回路3は、着目する画素を複数の画素に変換してその着目画素の解像度を高める。例えば、着目画素を4つの画素に分割してその着目画素の解像度を高める場合、解像度変換回路3により解像度変換された後の画像信号(画像データ)は、1つから4つに増加する。その際、解像度変換回路3は、着目画素の画像データDKと、その着目画素に隣接する画素の画像データDKを用いて、変換後の画素の画像データを決定する。この実施形態においては、解像度変換回路3から出力される、分割後の画素の画像信号(画像データ)を、画像データD0、画像データD1、画像データD2、画像データD3と称することにする。この画像データD0〜画像データD3は、FIFO(First−In First−Out)等からなる記憶部4に一時的に記憶される。
画像演算回路5a〜5dは、解像度変換回路3により変換された後の各画素の画像データ(画像データD0〜データD3)に対して、例えばエッジ強調処理を施し、画像の輪郭の濃度勾配を急峻にして、その画像をシャープにする。画像演算回路5a〜5dは、着目画素の画像データと、その着目画素に隣接する画素の画像データとを用いてエッジ強調処理を行う。この画像演算回路5a〜5dから出力される画像信号(画像データ)を、画像データQ0、画像データQ1、画像データQ2、画像データQ3と称することにする。画像データQ0〜画像データQ3はPWM回路6a〜6dに出力される。
PWM回路6a〜6dは、画像演算回路5a〜5dから出力された画像データQ0〜画像データQ3の階調に応じたパルス幅変調を行い、画像書込み部の露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号P0〜PWM信号P3)を生成する。このPWM信号P0〜PWM信号P3は合成回路7に出力され、合成回路7にてPWM信号P0〜PWM信号P3が合成されて合成信号であるPWM信号P5が生成される。このPWM信号P5は、合成回路7からセレクタ11に出力される。
また、記憶部8a〜8dは、例えばFIFO(First−In First−Out)等からなり、入力された画像データを構成する各色の画像信号(画像データDY、画像データDM、画像データDC、画像データDK)を一時的に記憶する。具体的には、記憶部8aが画像データDYを記憶し、記憶部8bが画像データDMを記憶し、記憶部8cが画像データDCを記憶し、記憶部8dが画像データDKを記憶する。
画像演算回路9a〜9dは、各画素における各色成分の画像信号ごとに、例えば平滑化処理(フィルタ処理)を行う。画像演算回路9a〜9dは、着目画素の画像データと、その着目画素に隣接する画素の画像データとを用いて平滑化処理を行う。この画像演算回路9a〜9dから出力される画像信号(画像データ)を、画像データQY、画像データQM、画像データQC、画像データQKと称することにする。画像データQY〜画像データQKはPWM回路10a〜10dに出力される。なお、画像演算回路5a〜5d、9a〜9dがこの発明の「画像演算手段」に相当する。また、後述する画像演算回路13a〜13dもこの発明の「画像演算手段」に相当する。
PWM回路10a〜10dは、PWM回路6a〜6dと同じ処理を行う。具体的には、画像演算回路9a〜9dから出力された画像データQY〜画像データQKの値(階調)に応じたパルス幅変調を行い、露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号PY、PWM信号PM、PWM信号PC、PWM信号P4)を生成する。PWM信号PY、PWM信号PM及びPWM信号PCは、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力される。一方、画像データQKに対応するPWM信号P4は、セレクタ11に出力される。
セレクタ11は、合成回路7から出力されるPWMP5と、PWM回路10dから出力されるPWMP4とを受け、更に、カラー判別回路2からカラー判別の結果(カラー判別信号)を受け、そのカラー判別信号に基づいて、PK成分の出力信号を選択する。例えば、カラー判別回路2により、ある画素がモノクロ画像であると判別された場合、セレクタ11はその判別結果に基づいて、解像度変換処理が反映されたPWM信号P5を選択する。一方、カラー判別回路2により、ある画素がカラー画像であると判別された場合、セレクタ11はその判別結果に基づいて、解像度変換処理を反映していない、PWM回路10dから出力されるPWM信号P4を選択する。そして、セレクタ11は、選択した信号(PWM信号P4又はPWM信号P5)をPWM信号PKとして、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力する。
また、この実施形態に係る画像処理回路1を備えた画像形成装置は、画像読取部、画像書込み部、画像形成部、カセット給紙及び定着装置部等(いずれも図示しない)を備えて構成されている。画像読取部には、原稿に照明光を照明、CCD等の撮像素子及び原稿からの反射光を撮像素子に導く光学系が備えられている。画像書込み部は、PWM回路10a〜10d及びセレクタ11から出力されたPWM信号(PWM信号PY、PWM信号PM、PWM信号PC、PWM信号PK)を受けて、露光レーザにより画像形成部の感光体ドラムを照射して潜像を形成する。画像形成部においては、帯電、露光、現像、転写、分離及びクリーニング等の処理が行われ、感光体ドラムに形成された潜像に応じた画像が、カセット給紙部から搬送された記録紙に形成される。画像を担持した記録紙は、定着装置により定着処理され、排紙される。さらに、後処理装置が備えられている場合は、記録紙に対して穿孔処理やステープラ処理等が施される。なお、画像書込み部がこの発明の「画像書込み手段」に相当し、画像形成部がこの発明の「画像形成手段」に相当する。
この実施形態において、画像データは、図形や写真等のイメージデータのみならず、文字や記号等のテキストデータも含む。
また、画像処理装置を備えた画像形成装置には、制御部(CPU)が備えられており、画像読取部、画像処理装置1、画像書込み部及び画像形成部等の画像形成装置全体を制御して印刷開始から印刷終了までの制御を行なう。さらに、画像形成装置には記憶部が備えられており、画像処理装置1における画像処理を実行するための画像処理プログラムや、画像形成を実行するためのプログラムが記憶されている。制御部(CPU)により画像処理プログラムが実行され、画像処理装置1による処理、例えば、平滑化処理、エッジ強調処理、解像度変換処理等が行われる。
(動作)
次に、この実施形態に係る画像処理装置の動作(画像処理方法)について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。図2は、この発明の実施形態に係る画像処理装置においてカラー画像データに対する処理を説明するためのタイミングチャートである。図3は、この発明の実施形態に係る画像処理装置においてモノクロ画像データに対する処理を説明するためのタイミングチャートである。図4は、この発明の実施形態に係る画像処理装置により生成されるレーザ露光信号を説明するためのタイミングチャートである。
図2(a)には、CCDセンサ等の撮像素子により読み取られた画像データを表しており、g1〜g9は1ラインに含まれる画像データを示している。g1〜g9の各々は、1画素の画像データを示し、g1〜g9で9画素の画像データを示している。この9画素の画像データは、主走査方向の画素の画像データを示しており、副走査方向の画素の画像データを省略している。なお、この実施形態に係る画像処理装置の処理内容を簡潔に説明するため、主走査方向の画素の画像データのみを用いた処理について説明する。副走査方向の画素の画像データに対してこの実施形態の処理を行う場合は、FIFO等からなる記憶部4、8a〜8dにライン単位で副走査方向の画素の画像データを記憶し、主走査方向の画素の画像データに対する処理よりも遅延させて、副走査方向の画素の画像データに対して処理を行えば良い。
画像形成措置の画像読取部により画像が読み取られ、その画像の各画素の画像データが次々と画像処理装置1に入力される。この実施形態においては、画像データg1から画像処理装置1に入力されものとする。各画素の画像データg1等は、上述したように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の画像信号で構成される。また、この実施形態においては、入力される画像データは8bit、256階調のデータとする。各色成分の画像データである、画像データDY、画像データDM、画像データDC及び画像データDKも8bit、256階調のデータである。このように画像処理装置1には、8bit、256階調で600dpiの画像データが入力するものとする。
画像データが画像処理装置1に入力すると、カラー判別回路2は、その画像データがモノクロ画像データかカラー画像データかの判別を行う。つまり、その画素がモノクロ画像なのか、カラー画像なのかの判別を行う。
カラー判別のために、カラー判別回路2は、画像データを構成する、画像データDY、画像データDM及び画像データDCの和を求める。そして、その和が予め設定された所定の値(例えば「10」)以下の場合に、カラー判別回路2は、その画素の画像データをモノクロ画像データと判断する。一方、その和が所定の値(例えば「10」)よりも大きい場合は、カラー判別回路2は、その画素の画像データをカラー画像データと判断する。この予め設定された所定の値は、ある画素がカラー画像かモノクロ画像かの判別の基準となる値であるため、256階調(0〜255)のうち、「0」に近い値が設定される。なお、予め設定された所定の値は、ユーザによって任意に設定可能である。この予め設定された値がこの発明の「予め設定された値」に相当する。
このカラー判別処理について具体的に説明する。例えば、画像データg1について説明する。図2(a)に示すように、画像データg1は、画像データDY(階調210)、画像データDM(階調240)、画像データDC(階調180)及び画像データDK(階調170)の色成分で構成されている。これらの画像データは全て256階調で表されている。カラー判別回路2により、画像データDY(210)+画像データDM(240)+画像データDC(180)が計算される。図2(b)に示すように、画像データDY、画像データDM及び画像データDCの和は「630」となり、予め設定された値(「10」)よりも大きい値であるため、カラー判別回路2は、この画像データg1をカラー画像データであると判断する。これにより、画像データg1の画素はカラー画像とされる。
また、図2(a)に示すように、画像データg2は、画像データDY(階調230)、画像データDM(階調190)、画像データDC(階調160)及び画像データDK(階調150)の色成分で構成されている。カラー判別回路2により、画像データDY(230)+画像データDM(190)+画像データDC(160)が計算される。図2(b)に示すように、画像データDY、画像データDM及び画像データDCの和は「580」となり、予め設定された値(「10」)よりも大きい値であるため、カラー判別回路2は、この画像データg2をカラー画像データであると判断する。
画像データg3〜g9についても、画像データg1及びg2と同じ処理が施される。図2(b)に示すように、画像データg3の和は「580」となり、画像データg4の和は「490」となり、画像データg9の和は「510」となるため、画像データg3、g4及びg9はカラー画像データであると判断される。
一方、画像データg5〜g8における画像データDY、画像データDM及び画像データDCの和は、画像データg5については「0」となり、画像データg6については「2」となり、画像データg7については「3」となり、画像データg8については「1」となるため、画像データg5〜g8はモノクロ画像データであると判断される。このように、カラー判別回路2は、ブラック成分である画像データDKを除いた、画像データDY、画像データDM及び画像データDCを用いてカラー判別を行う。
そして、カラー判別回路2からセレクタ11に、上記の判断結果を示すカラー判別信号が出力される。また、各画素の画像データである、画像データDY、画像データDM、画像データDC及び画像データDKは記憶部8a〜8dに一時的に記憶される。
次に、カラー用の画像処理とモノクロ用の画像処理について説明する。まず、カラー用の画像処理について、図2を参照しつつ説明する。画像演算回路9a〜9dは記憶部8a〜8dに記憶されている各色の画像データを読み込み、各色の画像データに対して平滑化処理等の処理を施す。画像演算回路9a〜9dは、各画素の各色成分の画像データに対して平滑化処理を行う。なお、カラー画像に対して施される画像処理がこの発明の「第1の重み付け処理」に相当し、例えば、平滑化処理(フィルタ処理)が該当する。
画像演算回路9a〜9dは、着目画素の画像データと、その着目画素に隣接する画素の画像データとを利用して着目画素の平滑化処理を行う。平滑化処理の具体的な内容を以下の式(1)に示す。
式(1):
平滑化処理後の画像データ=[(着目画素の左側の画素の画像データ)×0.2+(着目画素の画像データ)×0.6+(着目画素の右側の画素の画像データ)×0.2]
各画像データに掛けられているパラメータの値(0.2、0.6)は、ユーザによって任意に設定可能となっている。
画像演算回路9a〜9dは上記の式(1)に従って、着目画素の画像データに対して平滑化処理を施す。ここで、画像データg2に対する平滑化処理の内容を説明する。この場合、着目画素の画像データは画像データg2となり、着目画素の左側の画素の画像データは画像データg1となり、着目画素の右側の画素の画像データは画像データg3となる。そして、画像演算回路9aは、画像データg2の画像データDYに対して式(1)の平滑化処理を施して、平滑処理後の画像データQYを出力する。画像演算回路9bは、画像データg2の画像データDMに対して式(1)の平滑化処理を施して、平滑処理後の画像データQMを出力する。画像演算回路9cは、画像データg2の画像データDCに対して式(1)の平滑化処理を施して、平滑処理後の画像データQCを出力する。画像演算回路9dは、画像データg2の画像データDKに対して式(1)の平滑化処理を施して、平滑処理後の画像データQKを出力する。
具体的には、画像データg2の画像データQYは、図2(c)に示す(*イ)のように、(210×0.2+230×0.6+220×0.2)=224となる。画像データQMは、(*ハ)のように、(240×0.2+190×0.6+190×0.2)=200となる。画像データQCは、(*ホ)に示すように、(180×0.2+160×0.6+170×0.2)=166となる。画像データQKは、(*ト)のように、(170×0.2+150×0.6+130×0.2)=150となる。
このように、各色成分に対して平滑化処理が施される。また、画像データg3についても画像データg2と同様に平滑化処理が施され、図2(c)に示すように、画像データQYについては(*ロ)で表される値、画像データQMについては(*ニ)で表される値、画像データQCについては(*ヘ)で表される値、画像データQKについては(*チ)で表される値となる。
また、モノクロ画像領域との境にある画素の画像データに対しては、式(1)で表される処理を行わず、画像演算回路9a〜9dは、入力された画像データDY〜画像データDKをそのまま出力する。例えば、画像データg4は、モノクロ画像データである画像データg5に隣接するため、画像演算回路9a〜9dから出力される画像データQY等は、入力されたDYデータ等と同じ値となる。画像データg9も同様に、モノクロ画像データである画像データg8に隣接するため、画像データQY等は画像データDY等と同じ値になる。
なお、画像データg5〜g8については、モノクロ画像領域となるため、画像データQY、画像データQM及び画像データQCの値は「0」とされる。また、画像データg5〜g8の画像データQKについては、モノクロ用の画像処理が施されるため、上述の平滑化処理(フィルタ処理)は行われない。なお、画像データg5〜g8の画像データDKに対して上述の平滑化処理(フィルタ処理)を行い、PWM回路10dにてPWM信号P4を生成しても、後述するセレクタ11にて合成回路7から出力されるPWM信号P5が選択されるため、露光信号としてPWM信号P4は用いられない。
画像演算回路9a〜9dから出力された画像データQY等はPWM回路10a〜10dに入力される。PWM回路10a〜10dは、画像データQY等の値(階調)に応じたパルス幅変調を行い、露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号PY、PWM信号PM、PWM信号PC、PWM信号P4)を生成する。図2(d)に、各画素の画像データg1〜g9に対応するPWM信号を示す。画像データg1〜g4、g9については、各色成分の画像データの値(階調)に応じて、出力時間(ON時間)の長さが変えられている。また、画像データg5〜g8については、PWM信号PY、PWM信号PM及びPWM信号PCは露光OFFを示す信号となっている。そして、PWM信号PY、PWM信号PM及びPWM信号PCは、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力され、PWM信号P4はセレクタ11に出力される。
次に、モノクロ用の画像処理について、図3を参照しつつ説明する。解像度変換回路3は、入力された画像データのうち、ブラック成分を示す画像データDKのみを読み込み、解像度変換処理を施す。この実施形態においては、モノクロ画像の1画素を4画素に変換(分割)して解像度を高める処理について説明する。画像演算回路9a〜9dは、各画素の画像データDKに対して解像度変換処理を施す。
解像度変換回路3は、着目画素を4つの画素に分割し、4つの画素の画像データDKの値を、着目画素の画像データDKに基づいて決定し、分割後の4つの画素の画像データに振り分けていく。また、解像度変換回路3は、画像データの振り分け先を、着目画素に隣接する画素の画像データDKに基づいて決定する。分割後の4つの画素の画像データは、以下の方法で決定される。
着目画素に対して左側に配置している画素の画像データDKが、予め設定された第1の閾値以下で、かつ、着目画素に対して右側に配置している画素の画像データDKが、予め設定された第2の閾値以上の場合、解像度変換回路3は、着目画素の画像データDKの値を4倍(分割した画素の数)にし、その乗算で得られた値を、分割後の4つの画素のうち、右側の画素から順に最大の値を「255」として、順番に振り分けていく。
例えば、第1の閾値を「0」近傍に設定し、第2の閾値を「255」近傍に設定する場合について説明する。着目画素の画像データDKの値(階調)が「128」で、着目画素の左側の画素の画像データDKの値(階調)が「0」で、右側の画素の画像データDKの値(階調)が「255」の場合は、解像度変換回路3は、着目画素の画像データDKの値「128」の4倍の値「128×4」を、分割後の4つの画素の右の画素から順番に振り分けていく。この場合、分割後の4つの画素の画像データの値(階調)が「0、0、255、255」となるように、「128×4」の値が振り分けられることになる。従って、1番右側の画素の画像データの値には「255」が振り分けられ、隣の画素の画像データの値にも「255」が振り分けられ、左側に配置されている2つの画素の画像データの値には「0」が振り分けられている。
また、着目画素に対して左側に配置している画素の画像データDKが、予め設定された第3の閾値以上で、かつ、着目画素に対して右側に配置している画素の画像データDKが、予め設定された第4の閾値以下の場合、解像度変換回路3は、着目画素の画像データDKの値の4倍の値を、4つの画素のうち、左側の画素から順に最大の値を「255」として、順番に振り分けていく。
この場合、上述の振り分けとは逆になり、着目画素の画像データDKの値(階調)が「128」で、着目画素の左側の画素の画像データDKの値(階調)が「255」で、右側の画素の画像データDKの値(階調)が「0」の場合は、解像度変換回路3は、着目画素の画像データDKの値「128」の4倍の値「128×4」を、分割後の4つの画素の左の画素から順番に振り分けていく。この場合、分割後の4つの画素の画像データの値(階調)が「255、255、0、0」となるように、「128×4」の値が振り分けられることになる。従って、1番左側の画素の画像データの値には「255」が振り分けられ、隣の画素の画像データの値にも「255」が振り分けられ、右側に配置されている2つの画素の画像データの値には「0」が振り分けられている。
なお、上記の2つの条件に当てはまらない場合は、着目画素の画像データである画像データDKをそのまま、4つの画素の画像データとして用いる。
このようにして分割された後の画像データを図3(a)に示す。例えば着目画素を画素g5とすると、その画像データDKの値(階調)は「64」である。解像度変換回路3は、着目画素に隣接する画素g4、g6の画像データDKに基づいて、「64×4」の値を分割後の4つの画素の画像データに分配する。これにより、分割後の4つの画素の画像データは(0、255、0、0)となる。つまり、4画素の1番左側の画素(1画素目)の画像データD0の値は「0」となり、その隣の画素(2画素目)の画像データD1の値は「255」となり、右側に配置されている画素(3画素目、4画素目)の画像データD2、D3の値はいずれも「0」となる。
また、着目画素を画素g6とすると、その画像データDKの値(階調)は「0」であるため、解像度変換後の4つの画素の画像データはいずれも「0」となる。着目画素を画素g7とすると、その画像データDKの値は「255」であるため、解像度変換後の4つの画素の画像データはいずれも「255」となる。着目画素を画素g8とすると、隣接する画素g7、g9の画像データDKに基づいて、「128×4」の値を分割後の4つの画素の画像データに分配すると、4つの画素の画像データは(255、255、0、0)となる。
以上のように、解像度変換回路3により、モノクロ画像の画素は4つの画素に分割されるため、解像度は4倍になる。例えば、入力される画像データが600dpiの場合、解像度変換回路3により2400dpiに変換される。このように、解像度変換回路3によりモノクロ画素を分割することで、モノクロ画像の解像度を向上させることができる。つまり、解像度変換処理を行っていないカラー画像よりも、モノクロ画像の方が高解像度になる。モノクロ画像については、色の再現性よりも高解像度が要求されるため、モノクロ画像の画素を解像度変換回路3により分割して高解像度にしている。
一方、解像度変換回路3は、256階調の画像データを、分割後の画素数倍(4画素に分割する場合、4倍)にして、分割後の画素の画像データに振り分けるため、その分、分割後の画素の階調性が低下し、色の再現性が分割前と比べて低下する。また、カラー画像領域については、高い階調性(色の再現性)が要求されるため、その色の再現性を優先して、カラー画像の画素に対しては解像度変換回路3による画素の分割を行わないこととしている。
以上のように、入力される画像データから、カラー画像とモノクロ画像との判別を行い、モノクロ画像の画素のみを、解像度変換回路3により分割することで、モノクロ画像に要求されている高解像度を満たすことができ、更に、カラー画像に要求されている高い階調性(色の再現性)を維持することが可能となる。つまり、カラー画像に要求されている高い階調性を維持しつつ、モノクロ画像を高解像度にすることが可能となる。
解像度変換回路3から出力される、分割後の画素の画像データD0〜D3は、記憶部4にて一時的に記憶され、その後、画像演算回路5a〜5dに入力される。画像演算回路5a〜5dは記憶部4に記憶されている分割後の画像データD0〜D3を読み込み、各画像データD0〜D3に対してエッジ強調処理を施す。なお、モノクロ画像に対して施される画像処理がこの発明の「第2の重み付け処理」に相当し、例えば、エッジ強調処理が該当する。
画像演算回路5a〜5dは、着目画素の画像データD0〜D3と、その着目画素に隣接する画素の画像データとを利用して着目画素のエッジ強調処理を行う。エッジ強調処理の具体的な内容を以下の式(2)に示す。
式(2):
エッジ強調処理後の画像データ=[(着目画素の左側の画素の画像データ)×(−0.2)+(着目画素の画像データ)×1.4+(着目画素の右側の画素の画像データ)×(−0.2)]
各画像データに掛けられているパラメータの値(−0.2、1.4、−0.2)は、ユーザによって任意に設定可能となっている。
例えば、画像データg6については、画像データD0〜D3が全て「0」であるため、画像演算回路5a〜5dから出力される画像データQ0〜Q3の値は全て「0」となる。
画像演算回路5a〜5dは上記の式(2)に従って、着目画素の画像データに対してエッジ強調処理を施す。
ただし、カラー画像との境にある画素の画像データに対しては、式(2)で表される処理を行わず、画像演算回路5a〜5dは、画像データD0〜画像データD3をそのまま出力する。例えば、画像データg5は、カラー画像データである画像データg4に隣接するため、画像演算回路5a〜5dから出力される画像データQ0等は、入力された画像データD0等と同じ値となる。画像データg8も同様に、カラー画像データである画像データg9に隣接するため、画像データQ0等は画像データD0等と同じ値になる。
また、上記の式(2)による演算の結果、値が「0」以下、又は「255」以上になった場合は、式(2)で表される処理を行わず、画像演算回路5a〜5dは、画像データD0〜D3をそのまま出力する。
上述したようにモノクロ画像の画像データに対しては、上記のエッジ強調処理を施すが、この実施形態においては、説明を簡潔にするために上記の演算を省略し、画像演算回路5a〜5dから出力される画像データQ0〜画像データQ3の値を、画像データD0〜画像データD3の値と同じにして出力するものとして説明する。
なお、画像データg1〜g4、g9については、カラー画像領域であり、カラー用の画像処理が施されるため、上記の解像度変換処理及びエッジ強調処理は行われない。画像データg1〜g4、g9の画像データDKに対して解像度変換処理及びエッジ強調処理を行ってPWM回路6a〜6dにてPWM信号P0〜P3を生成し、合成回路7にてそれらを合成してPWM信号P5を生成しても、後述するセレクタ11にてPWM回路10dから出力されるPWM信号P4が選択されるため、露光信号としてPWM信号P5は用いられない。
画像演算回路5a〜5dから出力された画像データQ0〜画像データQ3は、PWM回路6a〜6dにそれぞれ入力される。PWM回路6a〜6dは、画像データQ0等の値(階調)に応じたパルス幅変調を行い、露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号P0〜P3)を生成する。図3(c)に、各画素の画像データg5〜g8に対応するPWM信号を示す。PWM回路6aは画像データQ0からPWM信号P0を生成し、PWM回路6bは画像データQ1からPWM信号P1を生成し、PWM回路6cは画像データQ2からPWM信号P2を生成し、PWM回路6dは画像データQ3からPWM信号P3を生成する。そして、PWM信号P0〜P3は合成回路7に出力され、合成回路7によりPWM信P0〜P3が合成される。図3(d)に、PWM信号P0〜P3の合成信号P5を示す。そして、合成信号P5は合成回路7からセレクタ11に出力される。
セレクタ11は、PWM回路10dから出力されるPWM信号P4、合成回路7から出力されるPWM信号P5、及びカラー判別回路2から出力されるカラー判別の結果を示すカラー判別信号を受ける。このときのカラー判別信号を図4(a)に示す。信号のレベルが高い部分がカラー画像領域を表し、信号のレベルが低い部分がモノクロ画像領域を表す。上述したように、画像データg1〜g4、g9はカラー画像領域に含まれ、画像データg5〜g8はモノクロ画像領域に含まれる。従って、カラー判別回路2から出力されるカラー判別信号は、画像データg1〜g4、g9の判別結果を示す部分のレベルが高く、画像データg5〜g8の判別結果を示す部分のレベルが低くなっている。
セレクタ11は、図4(a)に示すカラー判別信号に従って、PWM信号P4とPWM信号P5とから、PK成分の出力信号を選択する。カラー判別信号によると、画像データg1〜g4、g9はカラー画像データであるため、セレクタ11は、PWM回路10dにより生成されるPWM信号P4を選択する。また、カラー判別信号によると、画像データg5〜g8はモノクロ画像データであるため、セレクタ11は、合成回路7から出力されるPWM信号P5を選択する。つまり、セレクタ11は、画像データg1〜g4、g9についてはPWM信号P4を選択し、画像データg5〜g8についてはPWM信号P5を選択し、その選択した信号をPK信号として、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力する。
つまり、セレクタ11は、カラー判別回路2から送られるカラー判別信号に基づいて、PWM信号P4と、PWM信号P5とを切り換えて画像書込み部の露光レーザのレーザドライブに出力することになる。
これにより、画像処理装置1からは、PWM信号PY、PWM信号PM、PWM信号PC、及びPWM信号PK(PWM信号P4又はPWM信号P5)が、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力され、露光レーザはそのPWM信号に従って感光体ドラムに潜像を形成する。これにより、モノクロ画像領域については、元の画像データに比べて4倍の解像度となるため、高解像度の要求を満たすことができ、カラー画像領域については、元の画像データの階調性(色の再現性)を維持することが可能となる。つまり、カラー画像領域については、元の画像データの階調性(色の再現性)を維持しつつ、高解像度が特に要求されているモノクロ画像領域については、解像度を高くすることが可能となる。
次に、変形例について図5を参照しつつ説明する。この変形例においては、カラー画像領域の画像データに対して行われる処理(エッジ強調処理)と、モノクロ画像領域の画像データに対して行われる処理(平滑化処理)とを、同じ処理回路で行う。つまり、図1に示す、カラー画像領域の画像データに対して平滑化処理を行う画像演算回路9a〜9dと、モノクロ画像領域の画像データに対してエッジ強調処理を行う画像演算回路5a〜5dとを共用化し、その共用化した画像演算回路13a〜13dを画像処理装置1に設ける。
図5に示す画像演算回路13a〜13dは、画像演算回路5a〜5dと、画像演算回路9a〜9dとが共用化した回路である。この画像演算回路13a〜13dは、カラー判別回路2からカラー判別信号を受け、そのカラー判別信号に従って、カラー画像領域の画像データに対しては上述したフィルタ処理を施し、モノクロ画像領域の画像データに対しては上述したエッジ強調処理を施す。
また、記憶部8a〜8dと画像演算回路13a〜13dとの間には、セレクタ12a〜12dが設けられている。このセレクタ12a〜12dは、入力された画像データの各色成分である画像データDY、画像データDM、画像データDC及び画像データDKと、解像度変換回路3にて高解像度に変換されたモノクロ画像領域の画像データD0〜画像データD3とを受け、更に、カラー判別回路2から出力されるカラー判別信号を受ける。
そして、セレクタ12a〜12dは、カラー判別信号に従って、カラー画像領域の画像データ、又は、モノクロ画像領域の画像データのいずれかを選択し、選択した画像データを画像演算回路13a〜13dに出力する。
例えば、図2に示す画像データg1は、カラー画像データであると判断されるため、セレクタ12a〜12d、及び画像演算回路13a〜13d及びPWM回路14a〜14dにはカラー画像であることを示すカラー判別信号が出力される。この場合、セレクタ12a〜12dは画像データDY、画像データDM、画像データDC及び画像データDKを選択し、それらを画像演算回路13a〜13dに出力する。画像演算回路13a〜13dは、画像データDY等を受け、更に、カラー画像であることを示すカラー判別信号を受け、画像データDY等にフィルタ処理を施し、画像データQY、画像データQM、画像データQC及び画像データQKを生成してPWM回路14a〜14dに出力する。
PWM回路14a〜14dは、画像データQY〜画像データQKの値(階調)に応じたパルス幅変調を行い、画像書込み部の露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号PY、PWM信号PM、PWM信号PC及びPWM信号P4)を生成する。PWM信号PY、PWM信号PM及びPWM信号PCは、露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力される。PWM信号P4は、セレクタ11に出力される。
一方、図2に示す画像データg5は、モノクロ画像データであると判断されるため、セレクタ12a〜12d、画像演算回路13a〜13d、及びPWM回路14a〜14dにはモノクロ画像であることを示すカラー判別信号が出力される。この場合、セレクタ12a〜12dは画像データD0、画像データD1、画像データD2及び画像データD3を選択し、それらを画像演算回路13a〜13dに出力する。
画像演算回路13a〜13dは、画像データD0等を受け、更に、モノクロ画像であることを示すカラー判別信号を受け、画像データD0等に対してエッジ強調処理を施し、画像データQ0、画像データQ1、画像データQ2及び画像データQ3を生成してPWM回路14a〜14dに出力する。
PWM回路14a〜14dは、画像データQ0〜Q3の値(階調)に応じたパルス幅変調を行い、露光レーザの出力時間(ON時間)を変えたPWM信号(PWM信号P0、PWM信号P1、PWM信号P2及びPWM信号P3)を生成する。PWM信号P0〜P1は、合成回路7に出力される。合成回路7は、PWM信号P0〜P3を合成して、合成信号を示すPWM信号P5を生成する。そして、PWM信号P5は合成回路7からセレクタ11に出力される。
セレクタ11は、カラー判別回路2からカラー判別信号を受け、そのカラー判別信号に従って、PWM信号P4又はPWM信号P5のいずれかを選択し、選択した信号をPWM信号PKとして、画像書込み部の露光レーザのレーザドライブ(図示しない)に出力する。
以上のように、モノクロ画像データ及びカラー画像データに対する画像処理を、同じ画像演算回路にて行うことにより、各画像データに適した画像処理を行うための画像演算回路を複数搭載しなくても、各画像データに適した画像処理を行うことが可能となる。
この発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態に係る画像処理装置においてカラー画像データに対する処理を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施形態に係る画像処理装置においてモノクロ画像データに対する処理を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施形態に係る画像処理装置により生成されるレーザ露光信号を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の別の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 カラー判別回路
3 解像度変換回路
4、8a〜8d 記憶部
5a〜5d、9a〜9d、13a〜13d 画像演算回路
6a〜6d、10a〜10d、14a〜14d PWM回路
7 合成回路
11、12a〜12d セレクタ

Claims (23)

  1. 入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別手段と、
    前記カラー判別手段により判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記解像度変換手段は、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記解像度変換手段は、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記解像度変換手段は、前記分割を行う画素の分割前の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記解像度変換手段は、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記カラー判別手段は、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算手段と、
    前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. カラー判別手段が、画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別ステップと、
    前記カラー判別ステップにおいて判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割を行う画素の分割前の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記解像度変換ステップでは、前記解像度変換手段が、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とする請求項10又は請求項11のいずれかに記載の画像処理方法。
  13. 前記カラー判別ステップでは、前記カラー判別手段が、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の画像処理方法。
  14. 画像演算手段が、前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算ステップと、
    出力手段が、前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力ステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像処理方法。
  15. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置から出力される画像データに基づいて、感光体を照射して潜像を形成する画像書込み手段と、
    前記潜像に応じた画像を記録紙に形成する画像形成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項8乃至請求項14のいずれかに記載の画像処理方法にて処理された画像データに基づいて、画像書込み手段が感光体を照射して潜像を形成する画像書込みステップと、
    画像形成手段が前記潜像に応じた画像を記録紙に形成する画像形成ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  17. コンピュータに、
    入力される画像データを画素ごとにカラー画像かモノクロ画像かの判別を行うカラー判別機能と、
    前記カラー判別機能により判別されたモノクロ画像の解像度を変換して、前記モノクロ画像の解像度を前記カラー画像の解像度よりも高める解像度変換機能と、
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  18. 前記解像度変換機能は、前記モノクロ画像の画素を複数の画素に分割することにより前記モノクロ画像の解像度を高めることを特徴とする請求項17に記載の画像処理プログラム。
  19. 前記解像度変換機能は、前記分割前の画素の値を基準にして、前記分割後の複数の画素の値を決定することを特徴とする請求項18に記載の画像処理プログラム。
  20. 前記解像度変換機能は、前記分割を行う画素の値に前記複数の画素数を乗算し、前記乗算で得られた値を、前記分割後の複数の画素に振り分けることを特徴とする請求項19に記載の画像処理プログラム。
  21. 前記解像度変換機能は、前記分割を行う画素に隣接する画素の値に従って、前記乗算で得られた値の振り分け先の画素を決定することを特徴とする請求項19又は請求項20のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  22. 前記カラー判別機能は、画素の各色成分の合計値が予め設定された所定の値以下の場合に、その画素をモノクロ画像と判別することを特徴とする請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の画像処理プログラム。
  23. 前記カラー画像については、前記カラー画像の各色成分の画像データに対して第1の重み付け処理を施し、前記モノクロ画像については、前記分割後の画素の画像データに対して第2の重み付け処理を施す画像演算機能と、
    前記第1の重み付け処理が施された画像データと、前記第2の重み付け処理が施された画像データとを切り換えて画像形成装置に出力する出力機能と、
    を更に有することを特徴とする請求項17乃至請求項22に記載の画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008176418A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび画像処理プログラム
JP2015039833A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 株式会社リコー 画像形成方法、画像形成装置

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