JP2006177715A - 潤滑剤監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の種類の潤滑剤の検査を簡単安価に行うことができる潤滑剤監視装置を提供すること。
【解決手段】 検査管3と、光源と、モノクロラインセンサと、マイコンとを有する。検査管3の両端の開口は、玉軸受1の潤滑剤封入空間11に連通している。検査管3は、シール部材10に対して玉7側と反対側から光を透過できる透明の覗き窓を有する。光源は、赤、緑、青、黄、マゼンタ、シアン、白の光を再現する赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDを有すると共に、上記7つの光の夫々を直接的に覗き窓に照射できる位置に配置されている。光センサは、光源から発光されて覗き窓を透過して潤滑剤で反射して、更に、マジックミラーで反射した上記7つの光を受光するようになっている。上記マイコンは、モノクロラインセンサからの出力を受けて潤滑剤の劣化を判断するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸受等の機械内に封入されている潤滑剤の劣化状態を監視できる潤滑剤監視装置に関する。

従来、軸受内のグリースの劣化状態を検査できる潤滑剤監視装置としては、特開平11−93957号公報(特許文献1)に記載されているものがある。

この潤滑剤監視装置は、グリース流入配管と、グリース流出配管と、グリース循環ポンプと、赤外線発光源と、受光素子と、スペクトル分析装置とを備える。

この潤滑剤監視装置は、玉軸受内のグリースの劣化の検査を行うようになっている。

上記潤滑剤の検査が行われる玉軸受は、外輪と、内輪と、玉とを備えている。上記外輪は、周方向に回転不可能になっている。上記外輪は、外周側と内周側とを連通するグリース流入口と、外周側と内周側とを連通するグリース流出口とを有している。上記内輪は、周方向に回転するようになっている。上記玉は、外輪の内周軌道面と内輪の外周軌道面との間に、保持器によって保持された状態で、周方向に一定の間隔を隔てて複数配置されている。

上記グリース流入配管は、上記グリース循環ポンプの吐出口と、上記外輪のグリース流入口とを接続しており、上記グリース流出配管は、上記外輪のグリース流出口と、上記グリース循環ポンプの取込口とを接続している。

上記グリース循環ポンプは、取込口からグリースを取り込んで、吐出口からグリースを吐出するようになっている。

上記赤外線発光源は、上記グリース流入配管内を流れるグリースに赤外線を照射するようになっている。また、上記受光素子は、上記赤外線発生源から出射されて上記グリース流入配管内を流れるグリースで反射された赤外線を受光して、受光した赤外線を電気信号に変換するようになっている。

上記スペクトル分析装置は、上記受光素子が出力した電気信号に基づいて、赤外線のスペクトル分析を行うようになっている。

上記従来の潤滑剤監視装置は、上記スペクトル分析装置が分析した赤外線スペクトルに基づいて、グリースにおける赤外線の反射・吸収の度合いを分析することにより、グリースの劣化の状態を検出するようになっている。

しかしながら、上記従来の潤滑剤監視装置では、赤外線の反射・吸収に基づいて、グリースの劣化の度合いを検出するので、劣化の前後で、赤外線の反射率または吸収率が変化するグリースしか監視できず、赤外線の劣化の前後で、赤外線の反射・吸収が変化しない種類のグリースの劣化の監視を行うことができないという問題がある。
特開平11−93957号公報(第9図)

そこで、本発明の課題は、複数の種類の潤滑剤の検査を簡単安価に行うことができる潤滑剤監視装置を提供することにある。

上記課題を解決するため、この発明の潤滑剤監視装置は、
複数の異なる色の光を生成して潤滑剤に照射する光源と、
上記潤滑剤からの光を受ける光センサと、
上記光センサからの出力を受けて、上記潤滑剤の劣化を判断する劣化判断部と
を備えることを特徴としている。

本発明によれば、複数の異なる色の光を生成して潤滑剤に照射する光源を備えるので、劣化の前後で、上記複数の異なる色の光の反射または吸収が変動する潤滑剤の劣化の検査を行うことができる。したがって、一種類の潤滑剤に限らず複数の種類の潤滑剤の劣化の判断を行うことができる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記光源が、赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子と、上記赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子の夫々から出射される赤色光、緑色光および青色光の強度を調整する強度調整部とを備え、上記強度調整部によって、赤色光の強度、緑色光の強度および青色光の強度を調整することにより、可視光領域中の光を再現する。

上記実施形態によれば、上記光源が、赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子と、上記強度調整部とを備えるので、赤色光、緑色光および青色光を適切に混在させることにより、上記光源で可視光領域中の光を再現できて、被検査潤滑剤毎に、被検査潤滑剤の劣化の前後で反射率または吸収率が大きく変動する光を選択できる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、可視光を透過する透明の部分を有すると共に、上記潤滑剤を収容する容器を備える。

上記実施形態によれば、可視光を透過する透明の部分を有すると共に、上記潤滑剤を収容する容器を備えるので、容器の位置を適切に設定することによって、潤滑剤を所望の位置に位置決めできる。また、上記容器が、可視光を透過する透明の部分を有するので、この透明の部分を介して潤滑剤に光りを照射できる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記光源が、赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、および、白の光を再現する。

上記実施形態によれば、赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、および、白の光で潤滑剤の劣化を判断できるので、振動数が小さい青色光から振動数が大きい赤色光までの範囲を全般的に検査できて、可視光領域全域に亘って潤滑剤の検査を行うことができる。

また、上記実施形態によれば、黄色光は、赤色光と緑色光を重ねることにより容易に再現でき、シアン色光は、同じ強度の緑色光と青色光を重ねることにより容易に再現でき、マゼンタ色光は、同じ強度の青色光と赤色光を重ねることにより容易に再現でき、白色光は、同じ強度の赤色光と緑色光と青色光を重ねることにより容易に再現できるので、強度調整部の制御を容易にすることができる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記光源から出射された上記光を略100%透過させて上記透明の部分に到達させる一方、上記透明の部分を透過して上記潤滑剤で反射した上記光を略100%反射して上記光センサに導くマジックミラーを備える。

上記実施形態によれば、上記マジックミラーによって、上記透明の部分に入射する光と、潤滑剤で反射して潤滑剤の劣化状態の情報を有する光とを明確かつ容易に分離できる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記潤滑剤を、上記容器内を流動させるポンプを備える。

上記実施形態によれば、上記ポンプを備えるので、潤滑剤を、上記容器内を容易に流動させることができる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記光センサが、モノクロラインセンサであり、上記劣化判断部が、上記モノクロラインセンサが受光して出力した赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、白の各光の画像濃度と、検査開始時の赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、白の光の画像濃度とに基づいて、上記潤滑剤の劣化状態を判断する。

上記実施形態によれば、上記光センサがモノクロラインセンサであるので、処理速度を速くすることができて、迅速に劣化の程度を検出できる。

また、上記実施形態によれば、上記劣化判断部が、検査中の7色の光の画像濃度と、検査開始時の7色の光の画像濃度とに基づいて潤滑剤の劣化状態を判断するので、潤滑剤の劣化状態を正確かつ容易に検出できる。

また、一実施形態の潤滑剤監視装置は、上記容器が、管であり、上記管の一方の開口は、上記潤滑剤の流れの方向に向けられている。

上記実施形態によれば、潤滑剤をポンプによって上記検査管内を流動させる必要がないので、潤滑剤監視装置をコンパクトにできる。

本発明の潤滑剤監視装置によれば、複数の異なる色の光を生成して潤滑剤に照射する光源を備えるので、劣化の前後で、上記複数の異なる色の光の反射または吸収が変動する潤滑剤の劣化の検査を行うことができる。したがって、一種類の潤滑剤に限らず複数の種類の潤滑剤の劣化の判断を行うことができる。

以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。

(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の潤滑剤監視装置の軸方向の断面図である。

この潤滑剤監視装置は、センサユニット2と、容器の一例としての検査管3とを備える。この潤滑剤監視装置は、玉軸受1の内部の潤滑剤の劣化を判断するようになっている。

図1に示すように、潤滑剤の劣化を判断される玉軸受1は、外輪5と、内輪6と、玉7と、シール部材9,10とを有している。上記玉7は、外輪1の内周面と内輪2の外周面との間に、保持器4によって保持された状態で、周方向に一定の間隔を隔てられて複数配置されている。また、上記シール部材9,10は、外輪1および内輪2の軌道面や、玉7を外部に対してシールしている。上記外輪1、内輪2およびシール部材9,10は、潤滑剤が封入されている潤滑剤封入空間11を画定している。

図2は、玉軸受1における検査管3の配置位置を示す図である。詳細には、図2(A)は、玉軸受1の軸方向の断面図であり、玉軸受1の軸方向の断面における検査管3の配置位置を示す図である。また、図2(B)は、玉軸受1の外観を示す斜視図であり、検査管3の覗き窓15を示す図である。尚、図2(A)は、図2(B)にpで示す平面での断面図になっている。

図2(A)に示すように、検査管3は、シール部材10の玉7側の表面に略沿って径方向に延びるように配置されている。上記検査管3の両端の開口は、潤滑剤封入空間11に連通している。上記検査管3の一方の開口は、玉軸受の径方向の内方に向けられており、玉軸受1が可動しているとき、遠心力によって潤滑剤が上記一方の開口を介して、検査管3に流入するようになっている。また、上記検査管3の他方の開口は、玉軸受1の径方向の外方に向けられており、玉軸受1が可動しているとき、遠心力によって潤滑剤が上記他方の開口を介して、検査管3から流出し易いようになっている。

また、上記検査管3は、径方向における外輪1と内輪2の略中間部において、断面コ字状に軸方向の外方に突出している。この断面コ字状の部分における軸方向の外方の側面部分は、シール部材10の玉7側と反対側の表面から露出している。この露出部は、可視光を透過する素材で構成されている。この露出部は、透明な部分の一例としての透明の覗き窓15になっている。上記覗き窓15は、図1に2で示すセンサユニットと密着しており、検出(センシング)を行う時に、センサユニット外の外乱光が測定に影響を及ぼさないようになっている。また、上記覗き窓15の断面は、図2(B)に示すように、四角になっている。

図3は、上記センサユニット2を詳細に示す図であり、内部構造が分かるように、ハウジングの一部を便宜的に取り去っているセンサユニット2の斜視図である。

上記センサユニット2は、光源部31と、光センサ部33と、マジックミラー部34とを有する。上記光源部31は、光源35を収容し、光センサ部33は、光センサの一例としてのモノクロラインセンサ37を収容し、マジックミラー部34は、マジックミラー32を収容している。

上記光源35の発光面は、覗き窓15の表面と略平行になっている。上記光源35は、複数の赤色LEDと、複数の緑色LEDと、複数の青色LEDを規則的に配置することにより、形成されている。また、マジックミラー32は、上記発光面および覗き窓15の表面の両方に対して45°傾けられている。いいかえると、上記マジックミラー32は、各LEDから出射された光の光軸、および、覗き窓15で反射した光の光軸に対して45°の角度をなすように配置されている。また、上記モノクロラインセンサ37の受光面の法線は、上記発光面の法線(覗き窓15の表面の法線)と直交している。上記マジックミラー32は、光源35から出射された光を略100%透過させて覗き窓15に到達させる一方、覗き窓15を透過して潤滑剤で反射した光を略100%反射して光センサ部33に導くようになっている。

図4は、光源35の発光面を示す図であり、赤色LED41、緑色LED42および青色LED43の配置の一例を示す図である。

尚、図4において、●は、赤色LED41であり、◎は、緑色LED42であり、○は、青色LED43である。また、図4は、各LEDの発光面の配置を示す図であり、紙面に垂直な方向に覗き窓15が配置されている。

図4に示すように、この配列では、紙面の左右方向を列方向とするとき(例えば、44で示すLEDは、2行5列に配置されている。)、緑色LED42は、3列毎に配置されている。また、赤色LED41と青色LED43は、緑色LED42列の間の列に配置されている。そして、赤色LED41と青色LED43は、各列において交互に配置されており、列方向には、同じLED(赤色LED41と赤色LED41、または、青色LED43と青色LED43)が並ばないようになっている。

各LED41,42,43の出射光の光軸は、覗き窓15の表面の法線方向と略一致している。また、赤色LED41、緑色LED42および青色LED43の夫々には、電流ドライバ(図示せず)が接続されている。全ての電流ドライバは、マイコン(図示せず)からの駆動電流制御信号を受けて、各LED41,42,43に駆動電流を供給するようになっている。

このことから、各LEDは、各電流ドライバによって駆動電流(駆動電力)が容易に変動させられて、発光光の強度が調整されるようになっている。そして、強度が調整された赤色光、強度が調整された緑色光、および、強度が調整された青色光を混ぜ合わせることにより、赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、白の光を再現するようになっている。

詳細には、列方向に隣接する赤色LED41と緑色LED42を駆動することにより、同じ強度の赤色と緑色とを混ぜ合わせて、黄色光の光を生成するようになっている。また、列方向に隣接する緑色LED42と青色LED43を駆動することにより、同じ強度の緑色と青色とを混ぜ合わせて、シアン色の光を生成するようになっている。また、全ての赤色LED41と青色LED43を駆動することにより、同じ強度の赤色と青色とを混ぜ合わせて、マゼンタ色の光を生成するようになっている。また、全ての赤色LED41、緑色LED42、青色LED43を駆動することにより、同じ強度の赤色と緑色と青色とを混ぜ合わせて、白色の光を生成するようになっている。

また、上記7色の光は、上記マイコンによって、各LED41,42,43に供給する駆動電流値を適正にすることにより、検査毎に同じ色、また、全ての色において同じ強度(照度)が再現できるようになっている。上記マイコンおよび全ての電流ドライバは、強度調整部を構成している。

上記モノクロラインセンサ37は、その受光面の延長面がマジックミラー32の延長面と45°の角度で交差するように、光センサ部33に配置されている。このことから、覗き窓15を透過して潤滑剤で反射した後、マジックミラー32で反射してモノクロラインセンサ37に向かう光は、受光面の法線方向から受光面に入射するようになっている。

図5は、図3のBB線断面図であり、図6は、センサユニット2のハウジングの一部分を示す図である。

図5に示すように、モノクロラインセンサ37の受光面は、長方形の形状をしている。また、図6に一部分が示されているハウジングは、光源35、マジックミラー32およびモノクロラインセンサ37を完全に覆っている。上記ハウジングは、外部の外乱光が内部に入りこむことを完全に遮断する素材で形成されており、外乱光を完全に遮断するようになっている。

上記構成において、次のようにして潤滑剤封入空間11の潤滑剤の品質の検出を行うようになっている。

先ず、上記7色の光を、順番に、覗き窓15に向かって照射する。詳細には、上記マイコンで各LED41,42,43に対する各電流ドライバを制御することにより、上記7色の光を順番に各光毎に0.5〜1秒の間、覗き窓15に照射する。

そして、各光において、覗き窓15を透過して潤滑剤で反射した後、マジックミラー32で反射し、更に、モノクロラインセンサ37の受光面に到達した光を、モノクロラインセンサ37で受光する。そして、各光における画像濃度を、白(画像濃度0)から黒(画像濃度255)の範囲で判定する。その後、クロラインセンサ37からの信号を受けた上記マイコンで、検出した画像濃度情報を、玉軸受使用初期または潤滑剤給脂直後の画像濃度情報と比較する。上記マイコンは、劣化判断部の役割を果たしている。

この7色の光に対応する計7回の測定を、玉軸受1の可動の2時間毎に行う。そして、光の色、照度が検査毎に同じであるにも拘わらず、ある色の光にて検出(センシング)した画像濃度が、玉軸受使用初期または潤滑剤給脂直後と比較して濃くなりはじめた場合、その色の波長が吸収させるように潤滑剤が変化したことを判断し、潤滑剤が劣化して潤滑剤の物性が変化したと判断する。

詳しくは、画像濃度が濃くなりはじめた色、および、画像濃度の変化に基づいて、潤滑剤の状態(潤滑剤中の金属摩耗粉の量等)を精密に測定する。また、玉軸受使用初期または潤滑剤給脂直後と比較して画像濃度が低くなりはじめた場合も、潤滑剤劣化による物性の変化と判断して、潤滑剤の状態を精密に測定する。そして、測定した潤滑剤の劣化状態により、玉軸受1の損傷や故障の予知を行う。

画像濃度の変化が発生する色およびその変化量は、潤滑剤の種類や劣化状態と相関関係があるので、画像濃度が濃く(薄く)なりはじめた色、および、画像濃度の変化を測定することによって、潤滑剤の種類や劣化状態を精密に検査することができるのである。

第1実施形態の潤滑剤監視装置によれば、光源35が、波長が異なる複数の光を再現できるので、例えば、劣化の前後で赤外線の反射または吸収が変化しない潤滑剤等、種類が異なる複数の潤滑剤の劣化の有無の検査を行うことができる。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置によれば、赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、および、白の光で潤滑剤の劣化の有無を判断できる。したがって、上記7色で検査することにより、可視光領域全域に亘って潤滑剤の検査を行うことができる。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置によれば、検査管3の一方の開口が、玉軸受の径方向の内方に、すなわち、玉軸受の駆動時において潤滑剤が流れる向きに向けられているので、潤滑剤をポンプによって検査管13内を流動させる必要がなくて、潤滑剤監視装置をコンパクトにできる。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置によれば、マジックミラー32によって、覗き窓15に入射する光と、潤滑剤の劣化状態の情報を有する光とを明確かつ容易に分離できる。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置によれば、光センサがモノクロラインセンサ37であるので、処理速度を速くすることができて、迅速に劣化の程度を検出できる。また、劣化判断部としてのマイコンで潤滑剤の劣化状態を正確に検出できる。

尚、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、光源35が、赤色LED41、緑色LED42および青色LED43を有しており、光として、上記7色の光を用いたが、光源が、赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子を有している場合、赤色光、緑色光および青色光を適切に混在させることにより、光源で可視光領域にある光を再現できる。したがって、被検査潤滑剤毎に、被検査潤滑剤の劣化の前後で反射率または吸収率が大きく変動する光を選択できる。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、光センサとして、モノクロラインセンサ37を採用したが、この発明では、光センサとして、エリアセンサを用いても良く、光センサとして、カラーセンサを用いても良い。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、発光素子としてLED(発光ダイオード)を採用したが、この発明では、発光素子として半導体レーザー素子を採用しても良い。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、光源35からの光を反射させずに覗き窓15に入射されると共に、覗き窓15を透過して潤滑剤で反射した光を反射させて光センサ部33に到達させたが、この発明では、光学系を適切に配置することにより、光源からの光を、反射して覗き窓に入射されると共に、覗き窓を透過して潤滑剤で反射した光を反射させずに光センサに到達させても良い。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、覗き窓15を、シール部材10から露出させるようにしたが、この発明では、断面コ字状の検査管を採用して、断面コ字状の検査管の平行な管の部分を、シール部材を貫通するようにして、平行な管の部分を連結している管の部分を、覗き窓として使用しても良い。

また、第1実施形態の潤滑剤監視装置では、赤色LED41、緑色LED42、および、青色LED43からの赤色光、青色光、および、赤色光を、混ぜ合わせて可視光領域の光を再現したが、この発明では、例えば、白色光等の複数の振動数成分(スペクトル成分)を含む光を、所定の振動数の光のみを透過させるフィルターを通過させることによって、検査光を形成するようにしても良いことは勿論である。

(第2実施形態)
図7は、この発明の第2実施形態の潤滑剤監視装置の一部を示す斜視図である。詳細には、図7は、潤滑剤を、検査管内を流動させるためのポンプ71の配置位置を示す図である。

第2実施形態の潤滑剤監視装置は、潤滑剤を、検査管内を流すポンプ71を有する点のみが、第1実施形態の潤滑剤監視装置と異なる。

第2実施形態の潤滑剤監視装置では、第1実施形態の潤滑剤監視装置と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態の潤滑剤監視装置と異なる構成、作用効果についてのみ説明を行うことにする。

図7に示すように、上記ポンプ71は、シール部材74を境にして、玉側と反対側の領域に配置されている。上記ポンプ71の吐出口は、第1の管75を介して覗き窓85の周方向の一端に接続されている一方、ポンプ71の吸入口は、第2の管77の一端に接続されている。上記第2の管77は、シール部材74を貫通している。上記第2の管77は、ポンプ71の吸入口と玉軸受内部の潤滑剤充填空間との間を連通している。上記ポンプ71は、一定量の潤滑剤を強制的に吸い上げて、検査管83内を流すようになっている。

第2実施形態の潤滑剤監視装置によれば、ポンプ71を備えるので、潤滑剤を、検査管83内を容易に流動させることができる。

尚、第1,2実施形態の潤滑剤監視装置では、光の3原色を用いて、潤滑剤の劣化の度合いを測定検査するという思想を、シール部材9,10,74を有する玉軸受1に適用した。しかしながら、光の3原色を用いて様々な波長の光を再現して、潤滑剤の劣化の度合いを測定検査するというこの発明の思想は、例えば、シール部材を有さない軸受等、密閉された潤滑剤の収容空間を有するすべての機械(軸受以外の機械も含む)に適用できることは、勿論である。

本発明の第1実施形態の潤滑剤監視装置の軸方向の断面図である。 上記潤滑剤監視装置の検査管を示す図である。 上記潤滑剤監視装置のセンサユニットを示す図である。 赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDの配置の一例を示す図である。 図3のBB線断面図である。 センサユニットのハウジングを示す図である。 本発明の第2実施形態の潤滑剤監視装置の一部を示す斜視図である。

符号の説明

1 玉軸受
2 センサユニット
3,83 検査管
5 外輪
6 内輪
7 玉
9,10,74 シール部材
11 潤滑剤封入空間
15,85 覗き窓
32 マジックミラー
35 光源
37 モノクロラインセンサ
41 赤色LED
42 緑色LED
43 青色LED
71 ポンプ

Claims (8)

  1. 複数の異なる色の光を生成して潤滑剤に照射する光源と、
    上記潤滑剤からの光を受ける光センサと、
    上記光センサからの出力を受けて、上記潤滑剤の劣化を判断する劣化判断部と
    を備えることを特徴とする潤滑剤監視装置。
  2. 請求項1に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記光源は、
    赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子と、
    上記赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子の夫々から出射される赤色光、緑色光および青色光の強度を調整する強度調整部と
    を備え、
    上記強度調整部によって、赤色光の強度、緑色光の強度および青色光の強度を調整することにより、可視光領域中の光を再現することを特徴とする潤滑剤監視装置。
  3. 請求項1または2に記載の潤滑剤監視装置において、
    可視光を透過する透明の部分を有すると共に、上記潤滑剤を収容する容器を備えることを特徴とする潤滑剤監視装置。
  4. 請求項2に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記光源は、赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、および、白の光を再現することを特徴とする潤滑剤監視装置。
  5. 請求項3に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記光源から出射された上記光を略100%透過させて上記透明の部分に到達させる一方、上記透明の部分を透過して上記潤滑剤で反射した上記光を略100%反射して上記光センサに導くマジックミラーを備えることを特徴とする潤滑剤監視装置。
  6. 請求項3に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記潤滑剤を、上記容器内を流動させるポンプを備えることを特徴とする潤滑剤監視装置。
  7. 請求項2に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記光センサは、モノクロラインセンサであり、
    上記劣化判断部は、上記モノクロラインセンサが受光して出力した赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、白の各光の画像濃度と、検査開始時の赤、緑、青、黄、シアン、マゼンタ、白の光の画像濃度とに基づいて、上記潤滑剤の劣化状態を判断することを特徴とする潤滑剤監視装置。
  8. 請求項3に記載の潤滑剤監視装置において、
    上記容器は、管であり、
    上記管の一方の開口は、上記潤滑剤の流れの方向に向けられていることを特徴とする潤滑剤監視装置。
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