JP2006172178A - プログラム及び画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

プログラム及び画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 Webページなどの印刷を行う際に、印刷物に表現することが出来なかった動画データなどを後で取得できるように、当該動画データの取得先を印刷物に残す。
【解決手段】 Webページの印刷が指示されると、当該WebページのHTMLデータを解析し、URLが含まれる場合には、当該URLが示す場所に格納されるデータの属性を判断し、当該属性が、登録されている条件を満たす場合には前記URLを印刷し、登録されている条件を満たさない場合には前記データを印刷する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、Webサーバが提供するWebページを印刷させるためのプログラム、及びWebページを印刷する画像形成装置、画像形成方法に関する。
ネットワーク上のWebサーバが提供するホームページなどの情報(以後Webページと呼ぶ)を、当該Webサーバと通信可能なコンピュータから参照することができる。この時、このコンピュータにはWebページを閲覧するためのソフトウェア(以後Webブラウザ)が搭載されている。また、前記WebページはHTMLのデータ形式で記述され、コンピュータはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に基づいてHTMLデータを取得する。WebブラウザはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に基づいて取得されたHTMLデータを解析し、Webページをコンピュータのディスプレイ上に表示させている。
Webページは、テキストデータ、静止画像データ、動画データ、音声データ等の様々な属性のデータによって構成することができる。Webページを提供する提供者は、これら様々な属性のデータを効率的に使用してWebページを作成することで、Webページを閲覧するユーザにとってより使い易いWebページを提供することができる。
ユーザはWebサーバにアクセスし、Webページを取得、表示するだけでなく、一度コンピュータ内に格納したWebページの情報を印刷装置に送信し印刷させることも可能である。これによりユーザはコンピュータのディスプレイ上の表示からWebページを閲覧するだけでなく、そのWebページを印刷物として参照することもできる。
しかしながら、例えば動画データを含むWebページを印刷する場合、当然ながら印刷物からは動画データそのものを参照することはできない。従来、このように動画データを含むWebページの印刷が指示された場合には、この画像データが本来表示されるべき場所に「動画データのため印刷できません」又は「×(印刷できないことを意味するアイコン等の記号)」などを印刷させることで、印刷できなかったことをユーザに知らせるものがあった。また、動画データの最初の画面を印刷するものもある。さらには、ユーザが所望するタイミングの画像をユーザに選択させ、選択されたタイミングの画像を印刷するといった方法も考えられている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−188653号公報
上記従来の方法によれば、動画データを含むWebページを印刷する場合、ユーザは動画データの中から所望の画像を選択して印刷させることができる。しかし、印刷した後に、ユーザがその動画データそのものをコンピュータ上で改めて閲覧したい場合に、当該動画データの格納場所を指定し動画データを取得することができない。なぜなら、上記従来の方法を用いた印刷結果からは、動画データの取得先をユーザが知ることができないからである。
本発明はこのような課題に対してなされたものであり、Webページなどの提供情報の印刷を行う際に、印刷物に表現することが出来なかった動画データなどの引用情報を後で取得できるように、提供情報を表示する際には表示されることがなかった、当該引用情報の取得先を印刷物に残すことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、前記引用情報を表示部に表示する表示ステップと、前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択する選択ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
前記第二の取得ステップで取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報を印刷するか、前記記憶ステップで記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷するかを選択する選択ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得手段と、
前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得手段と、
前記引用情報を表示する表示手段と、
前記引用情報の属性を判断する判断手段と、
前記判断手段において判断された属性に従って、少なくとも前記表示手段によって表示された前記引用情報か、又は前記表示手段によって表示されない前記識別情報を印刷する印刷手段と
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成方法は、情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、前記引用情報を表示部に表示する表示ステップと、前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択する選択ステップとを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成方法は、情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
前記第二の取得ステップで取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報を印刷するか、前記記憶ステップで記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷するかを選択する選択ステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、提供情報を表示する際には表示されることがなかった、引用情報の取得先を印刷物に残すことが出来る。
これにより、ユーザは印刷された取得先に基づいて引用情報を取得し、Webブラウザを用いて閲覧することができる。例えば、引用情報が動画データの場合には、印刷物からは確認できなかった動画データの内容を後日確認することができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施例における画像形成システムを示すシステム構成図である。
本実施例における画像形成装置である複合機101は、LAN105(Local Area Network)を介して汎用的なパーソナルコンピュータであるクライアントPC102とWebサーバ104と接続されている。さらにこのLAN105はインターネット106につながり、インターネット上のWebサーバ103とも通信可能である。各Webサーバ103、104が保持する情報はHTML形式で記述され、複合機101やクライアントPC102からHTTPプロトコルに基づいて取得され、複合機101やクライアントPC102が実装するWebブラウザを用いてユーザは当該Webサーバが保持する情報(Webページ)を閲覧することができる。
図2は、図1で示した複合機101が有する機能を説明するための機能ブロック図である。
複合機101は、ネットワーク接続部201、ハードディスク202、表示部203、操作部204、コントローラ205、スキャナ部206、プリンタ部207を有し、ハードディスク202内にはWebブラウザ208が格納されている。
ネットワーク接続部201は、LAN105に対する接続処理を行うと共に、ネットワーク300上の他の機器との間で各種のデータ(コマンドを含む)を送受信する。例えば、ネットワーク上のクライアントPC102のプリンタドライバによって生成されたPDL(Page Description Language)データを印刷データとして受信することや、ネットワーク上のWebサーバ103、104が提供するWebページをHTTPプロトコルに基づいて受信することを行う。
Webブラウザ208は、Webサーバ103、104が提供するWebページを閲覧するためのソフトウェアであり、システムプログラム等と共にハードディスク202に格納されている。表示部203には、Webブラウザ208により取得されたデータや、複合機101の状態、プリント状況等が表示される。
コントローラ205は、複合機101の動作を全体的に制御しており、操作部204から入力されたコマンドに応じて、複合機101の各種設定を行ったり、所定の動作を開始したり、スキャナ部206からスキャンデータを受け取ったり、プリンタ部207に印刷対象のデータを送ったりといった制御を行う。尚、コントローラ205は、CPU、RAM、ROMを有し(不図示)、CPUはROMに格納されたプログラムに基づいて各種の制御を行う。また、CPUは必要に応じてハードディスク上のWebブラウザ208をRAMに展開し、このRAMに展開したWebブラウザ208によってネットワーク上のWebサーバ103、104にアクセスする。また、CPUはRAMをワークエリアとして利用する。
操作部204は、各種のコマンドやデータを入力するものであり、テンキー、タッチパネルなどで構成されている。スキャナ部206は、原稿上の画像を露光走査して電子的な画像データに変換し、プリンタ部207に供給する。プリンタ部207は、スキャナ部206から供給された電子的な画像データ、或いはLAN105上の他の機器から取得した電子的な画像データを視覚可能に印刷用紙に印刷する。
図3は、複合機101の機械的な構成を説明するための断面図である。
スキャナ部301の原稿給送装置303は、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス304上へ給送し、原稿画像の読み取り動作終了後、プラテンガラス304上の原稿を排出する。スキャナユニット306は、ランプ305、ミラー307を収納しており、ランプ305を点灯した状態で図2の左右方向に往復移動することにより、プラテンガラス304上の原稿の画像を露光走査する。
この際、原稿からの反射光(画像光)は、ミラー307,308,309を介してレンズ310に入射され、このレンズ310により集光されてイメージセンサ311に入射される。イメージセンサ311は、入射された画像光を光電変換し、電気的な画像信号として出力する。この画像信号は、シェーディング補正、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、多階調の濃度を示す多値の画像データとしてプリンタ部302に転送される。なお、ミラー308,309は、スキャナユニット306の移動に伴って、所定の速度で移動する。
プリンタ部302のレーザ発光部312は、スキャナ部301から供給された多値の画像データ等に基づいてレーザ光を発光する。レーザ発光部312から発光されたレーザ光は、ポリゴンミラー322により進行方向が偏向され、補正レンズ群、ミラーを介して感光ドラム313に照射される。感光ドラム313には、レーザ光が照射されることにより静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像器314によってトナー像として現像される。
一方、記録紙は、感光ドラム313へのレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット315又はカセット316からピックアップされて転写部へ搬送され、この転写部により、感光ドラム313上のトナー像が記録紙に転写される。トナー像が転写された記録紙は、定着部317に搬送され、この定着部317の熱と圧力によりトナー像が記録紙に定着される。定着処理が施された記録紙は、通常は、排出ローラ318によってソータ321に排出され、ソータ321は排出された記録紙を各ビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、両面記録時や多重記録時には、記録紙は、フラッパ319が所定のタイミングで上方に上げられることにより、搬送ローラ319,320を有する再給紙搬送路へ導かれる。
図4は、複合機101の表示部203及び操作部204の構成を示す図である。
LCD表示部402は、LCD上にタッチパネルシート401が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーの表示部分が押されるとその位置情報をコントローラのCPUに伝える。スタートキー403は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー403中央部には、緑と赤の2色LED415があり、その色によってスタートキー403が有効な状態にあるかどうかを示す。ストップキー404は稼働中の動作を止める働きをする。リセットキー405は操作部の設定を初期化する時に用いる。テンキー群406は、数値の入力を行う際に用いる。クリアキー407は、入力された数値をクリアしたいときに用いる。IDキー408は、使用者のユーザーIDを入力する時に用いる。また、ユーザーがログアウト処理を行う場合に使用する。ガイドキー409は、設定や入力方法についてのヘルプを表示するときに用いる。ユーザーモードキー410は、装置の動作に関する特殊な設定や詳細な設定を行うときに用いる。
カウンタキー411は、装置がプリントした用紙の枚数を確認するときに用いる。
節電キー412は、装置を待機状態にし、消費電力を抑えたいときに用いる。電源キー413は、装置の電源をONまたはOFFするときに用いる。タリーランプ416、417は、それぞれ装置が動作中であるとき、および装置に何らかの異常が生じたときに、点滅あるいは点灯する。電源ランプ418は、電源キー413によって装置の電源がONされたときに点灯する。
次に、本実施例における複合機101において、WebサーバからWebページを取得し印刷するまでの処理を図5〜図8を用いて説明する。
図5は、複合機101におけるWebページ印刷処理の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは複合機101内のWebブラウザ208及びハードディスク202又はコントローラ内のROMに格納された各種プログラムをコントローラ205のCPUが実行することによって動作する。
図6は、複合機101のLCD表示部202に表示される画面の例である。601〜604は、複合機101の機能を示す機能メニューキーである。ユーザが機能メニューキーの何れかをタッチパネル上で押下することによって、対応する機能の設定画面が表示される。例えば「コピー」キー601を押下すると、用紙サイズ、部数等のコピー用の設定画面が表示される。
まずS501において、ユーザによってWebメニューが指定されたことを認識する。つまり、図6のWebキー604が押下されたことを認識する。これにより、表示パネル上にはWebメニューに関わる設定画面が表示される。
次にS502においてWebメニュー画面内のURL入力欄607に、ユーザが所望のWebページ先を示すURLを入力したことを認識する。その後、URLが入力された状態で、「表示」キー608が押下されると、S503へ進む。
S503では、表示パネル上に前記入力されたURLが示すWebページの画面を表示すべく、入力されたURLにアクセスし、当該Webページを示すHTMLデータを取得する。
S503においてHTMLデータが取得されると、S504へ進み当該HTMLデータを解析する。必要に応じて、HTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の所謂引用情報がある場合には当該引用情報を取得する。このHTMLデータ及び引用情報を情報表示可能な形式へ変換後表示パネル上に表示する。図6は、本実施例において、http://××××.com/ABC.htmのURLが示すWebページを表示している場合の例である。
次にS505では、ユーザによって「印刷」キー609が押下されたことを認識する。この「印刷」キー609が押下されると、現在表示中であるWebページが印刷されることになる。ただし、URL入力欄607にURLが入力され、「表示」キーが押下される前に「印刷」キーが押下された場合にはWebページをパネル上に表示されることなく直接印刷されることになる。
S505において印刷指示があった場合には、S506に進み、HTMLデータの解析処理を行う。ここで、図7を用いて、HTMLデータの解析処理について説明する。Webサーバが提供する提供情報としてのWebページは、例えば図7に示すような形式のHTMLデータで記述される。HTMLデータは、タグを用いて記述される。そしてタグを用いて記述された一つの単位が複数集まることにより、Webページを形成する。図7の701〜705は、それぞれタグで囲まれた一つの単位を表している。Webブラウザはそれぞれのタグで囲まれた一つの単位ごとに、記述された命令を解釈し、また記述されるデータに従って表示データ又は印刷するためのデータを生成する。HTMLでは、Webページ内に画像等を表示させたい場合、表示させたい画像データのリンク先つまり格納先を示す情報、例えば当該画像データのURLを記述し、URL先から画像データを取得し表示させることができる。例えば図7の702には、http://×××/data.jpgというURLからデータを取得し、表示させることが記述されている。以後、このようにHTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の情報を引用情報と呼ぶ。
HTMLでは、Webページを表示させる際にこの引用情報をどのように表示させるかについて、以下の二つの方法のどちらの方法を使うかを決めることができる。一つは、Webページの表示に、URLは表示させず引用情報を表示させる方法であり、もう一つはWebページの表示にURLをクリッカブルに表示させ、この表示画面上でユーザがこのURLをクリックすることに応じて引用情報を表示させる方法である。
S506では、例えば図7に示すHTMLデータの各タグに含まれる情報を解析する。S507では、S506での解析の結果、URLは表示させず引用情報を表示させる方法が指定されているURLがあるかどうかを判断する。つまりこのURLは、Webページの表示画面からではユーザが確認できないURLであるといえる。S507の判断の結果、そのようなURLがないと判断された場合にはS508へ進む。
S508では、HTMLデータのタグで示される情報に基づいて、その部分について印刷するためのデータを生成する処理を行う。S508の処理が終わるとS513に進み、HTMLデータ内のすべてのタグが解析されていなければ再びS506へ戻り処理を続ける。
S507において、URLは表示させず引用情報を表示させる方法が指定されているURLがあると判断された場合には、S509へと進む。
S509ではまず、このURLが示す引用情報の属性を判断する。引用情報の属性とは、例えば動画データ、静止画データ、音声データ等が考えられる。そして判断された属性と複合機101にあらかじめ登録されていた属性とを比較し、一致するかどうかに基づいてS512の処理に進むかS510の処理に進むかを選択する。例えば、まず前記URLに示されている拡張子を参照することによって、引用情報の属性を判断する。そして、複合機101にあらかじめ登録されている拡張子が示す属性と、引用情報の属性とを比較し、一致するかどうかに基づいて、以降の処理ステップを選択する。
まず、S509において、前記URLが示す引用情報の属性が、複合機101に予め登録されている拡張子が示す属性と一致しなかった場合、S510へと進む。S510では、前記URLが示す引用情報を当該URLに基づいて取得し、S511に進み、当該取得した引用情報を印刷するために描画処理を行う。
一方、S509において、前記URLが示す引用情報の属性が、複合機101に予め登録されている拡張子が示す属性と一致した場合、S512へと進む。S512では、前記URLそのものを印刷するために、当該URLを例えばテキストデータとして印刷するために描画処理を行う。つまり、印刷物には例えば「http://×××/data.jpg」といった情報が印刷されることになる。
図8は、図7のHTMLデータに基づいて印刷処理された印刷結果の例を示している。それぞれ801〜805は各箇所は、図7の701〜705の各箇所に対応している。この場合、図7の702に示されるURLに関しては、802に示すように引用情報が印刷されているため、S509の選択処理の結果、S510に進む処理が選択されたことがわかる。つまり、引用情報の属性が、予め複合機に登録されている属性情報が示す属性と一致しなかった場合の処理である。一方、図7の704に示されるURLに関しては、804に示すようにURLそのものが印刷されているため、S509の選択処理の結果、S512に進む処理が選択されたことがわかる。つまり、引用情報の属性が、予め複合機に登録されている属性情報が示す属性と一致した場合の処理である。
尚、図8に示す例では、URLそのものを印刷する用紙上の場所として、本来引用情報が印刷されるべき場所(804の場所)が選ばれている例を示しているが、当然、その他の場所(804以外の場所)にURLが印刷されてもよい。また、URLを印刷した用紙を、別途出力してもよい。
S511又はS512の処理が終了するとS513へ進み、S513ですべてのタグが解析されたと判断されれば、S514へ進み、描画データをプリント部に出力し、プリントさせる。
尚、上記実施例では、S509において、引用情報の属性が、予め複合機101に登録されていた属性情報が示す属性である場合に、URLを印刷する処理に進み、一方引用情報の属性が、予め複合機101に登録されていた属性情報が示す属性でない場合に、URLを印刷せずに引用情報を印刷する処理へと進んだが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、引用情報の属性が、予め複合機101に登録されていた属性情報が示す属性である場合には引用情報を印刷する処理へと進み、予め複合機101に登録されていた属性情報が示す属性でない場合にURLを印刷する処理に進むようにプログラムを組んでもよい。
また、上記S509において、予め複合機101に登録された属性情報が示す属性と引用情報の属性とを比較するが、当該予め複合機に登録された属性情報は、ユーザが任意に登録可能である。さらに、比較の対象となる属性情報を複数登録しておき、Webページの印刷を行う場合に、どの属性情報で比較を行うかを選択可能にしてもよい。
以下、図13、図14を用いて、比較対象とする属性情報の選択処理と、属性情報の登録処理について説明する。
図13は比較対象とする属性情報の選択処理および属性情報の登録処理を示すフローチャートであり、図14は図13に示す選択処理において選択対象となる複数の属性情報を管理する管理テーブルの例である。管理テーブルは複合機101のハードディスク又は他の記憶部に格納される情報である。図14に示す管理テーブルには、URLを印刷する条件となる拡張子として、三種類の選択候補が管理されていることを示している。条件1は属性情報としての拡張子.avi.dir.mpgが登録されている。これらの拡張子は動画データを示すものであるため、条件1の属性情報が示す属性は「動画データ」であることがわかる。条件2は属性情報としての拡張子.wav.ra.midが登録されている。これらの拡張子は音声データを示すものであるため、条件2の属性情報が示す属性は「音声データ」であることがわかる。条件3は属性情報としての拡張子.avi.dir.mpg.wav.ra.midが登録されている。これらの拡張子は画像データ及び音声データを示すものであるため、条件データの属性情報が示す属性は「動画データ又は音声データ」であることがわかる。このうちの例えば条件1が選択されて図5に示すフローが実行された場合には、S509において、予め複合機に登録されている属性情報には.avi.dir.mpgが適応されることになり、例えば引用情報の拡張子が.avi.dir.mpgのどれかと一致するかを判断する。
図13のS1301では、図6の「条件」キー610がユーザによって押下されたことに応じて、S509において引用情報の属性と比較するための属性情報の一覧画面を表示部402に表示させるよう制御する(S1301)。S1302では、表示された一覧画面上から、ユーザが何れかの条件を選択したか否かを判断する。何れかの条件がユーザによって選択された場合、S1303に進み、選択された条件を、S509において引用情報の属性と比較する比較対象とするようにセットする。
一方、S1302において条件選択が行われなかった場合にはS1304に進み、ユーザから、引用情報の属性と比較するための属性情報の新規追加が指示されたかを判断する。新規追加が指示された場合にはS1305に進み条件入力画面を表示する。ユーザは表示された条件入力画面を用いて、所望の条件として属性情報(例えば、データを示す拡張子)を入力し登録する。S1306では、S1305でユーザによって登録された属性情報を図14に示す管理テーブルに追加し、記憶部に記憶させる処理を行う。S1306での登録処理が終わると、再びS1302へと戻る。
以上のように、S509において引用情報の属性との比較を行うために、ユーザはその条件となる属性情報を予め選択することができる。そしてS509では、ユーザに選択された属性情報に基づいた処理が行われる。図13に示す条件選択処理が行われなかった場合には、予め登録されている条件を用いてS509の処理が行われることになる。これにより、引用情報の属性と比較するための属性情報が固定的でなく、ユーザが所望の属性を登録することができる。例えば引用情報が動画データであった場合に当該引用情報のURLを印刷させたいユーザは、属性情報に動画を示す属性情報を登録すればよく、一方引用情報が静止画であった場合に当該引用情報のURLを印刷させたいユーザは、属性情報に静止画を示す属性情報を登録すればよい。
以上説明したように、上記実施例1によれば、URLを含むWebページを印刷する場合に、URLが示す引用情報の属性を判断し、判断結果に応じてその引用情報を印刷するか又はその引用情報を示すURL自体を印刷するかを切り換える。
これによりURL自体が印刷された場合には、そのURLから、ユーザはWebページを構成する各データの格納先を知ることができる。そして改めてそのURLに基づいて前記データの電子データを取得することができる。
また、データを印刷するかURL自体を印刷するかの切り換えの条件となる属性情報をユーザが登録することができるので、例えばユーザが指定した拡張子を含むURLについては、そのURLが示す場所に格納されるデータの印刷は行わせず、そのURL自体を印刷させることができる。
また、Webページに複数のURLが含まれる場合には、それぞれのURLに対してデータを印刷するかURLを印刷するかの判断が行われるので、ユーザは各URLが示す場所に格納されるデータそれぞれについて、その格納先を知ることができる。
次に本発明の第2の実施例について図を用いて詳細に説明する。
上記第一の実施例では、WebページのHTMLデータに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性かどうか判断し、所定の属性である場合にはそのURL自体を印刷し、所定の属性でない場合にはそのURLが示す場所に格納されるデータを印刷していた。
一方本発明の第2の実施例では、WebページのHTMLデータに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性であるか判断し、所定の属性である場合には、そのURLが示す引用情報を取得し、複合機101のハードディスク内のボックスと言われる領域に格納する。そして当該ボックスに格納された引用情報の格納先を印刷する。
以下、図面を用いて第2の実施例について説明するが、図1、図3、図4については実施例1と同じであるため説明を省略する。
第2の実施例における複合機101は、図2の209に示すように、ハードディスク内にボックスと言われる記憶領域を有している。
このボックス領域209には、例えばスキャナ部206によって読み込まれた画像データや、クライアントPC102から送信されたデータなどが格納されている。また、ユーザは操作部204の操作又はクライアントPCからネットワークを介した複合機101へのアクセスによって、このボックス領域に格納されているデータを参照することが可能である。そして、格納されているデータをプリンタ部207から印刷させることや、ユーザが操作しているクライアントPCにネットワークを介してデータを送信することも可能である。また、このボックス領域はユーザ毎、又はグループ毎等にボックス領域を分配し、フォルダ等を作成して格納されたデータを管理することができる。
次に実施例2における複合機101において、WebサーバからWebページを取得し印刷するまでの処理を図9、図10を用いて説明する。
図9は、複合機101におけるWebページ印刷処理の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは複合機101内のWebブラウザ208及びハードディスク202又はコントローラ内のROMに格納された各種プログラムをコントローラ205のCPUが実行することによって動作する。
S901〜S911までの処理は、それぞれ第一の実施例で説明した図5のS501〜S511までの処理と同様の為説明は省略し、実施例2の特徴である実施例1と異なる点について説明する。
実施例2では、S909において、「登録されている属性を満たしている」と判断されるとS912へと進む。S912では、S910(S510)での処理と同様に、URLが示す場所に格納されるデータを取得する。Webページを表示するために取得したデータがキャッシュされている場合にはそのデータを用いてもよい。S913に進み、S912で取得したデータをハードディスク内の所定のボックス領域に格納する。ここで、ボックスの格納先の選択は、ユーザの意思とは無関係にコントローラが自動的に決定してもよいし、表示パネル上に格納するボックス先をユーザに選択させる画面を表示し、ユーザが選択したボックスにデータを格納するようにしてもよい。また、ユーザ専用のボックスが予め設定されている場合には、コントローラは優先的にそのボックスを格納先に選択するようにしてもよい。S913において、ボックスへのデータ格納が終了するとS914へと進む。
S914では、S913においてボックスに格納されたデータのURLを取得し、このURLを描画処理する。ここで、このURLとは、もともと取得したHTMLデータ内に記述されたURLとは異なるものである。つまり図7の例における、http://×××/data.mpgではない。http://×××/data.mpgというURLは、Webページを提供するWebサーバに存在する(又はネットワーク上の何れかのサーバに存在する)データを示している。一方、本実施例の図9のS914で描画されるURLは、前記http://×××/data.mpgから取得したデータを自身のボックスに格納した後のデータの存在場所(つまりボックスに格納されたデータのURL)を示している。従って、本実施例において描画されるURLは図10の1001に示す例(http://MFP××/box/data.mpg)のように、自身のボックスを示すURLとなっている。
図9に関してその他の処理は図5と同様である。
以上説明したように、実施例2によれば、Webページが有しているURLが所定の条件を満たしていた場合には、そのURLが示す引用情報を取得する取得先を印刷できるだけでなく。一度自身のボックスに格納しておき、そのボックス内に格納した引用情報を示すURLを印刷するので、格納先となるボックスからそのデータが消去されない限り、ユーザはいつでも当該引用情報を取得し、参照することができる。これにより、例えばWebページを提供しているサーバがダウンしている場合や、当該サーバがWebページの提供を終了してしまったと言うような場合や、URLによって示される引用情報の場所を移動してしまったといった場合によって、後からその引用情報を取得することができなくなってしまうといった状況に対して対応することができる。
次に本発明の第3の実施例について図を用いて説明する。
上記実施例1は、WebページのHTMLデータに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性かどうか判断し、所定の属性である場合にはそのURL自体を印刷するものであった。
また、上記実施例2は、WebページのHTMLデータに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性であるか否か判断し、所定の属性である場合にはその引用情報を取得し、自身のボックスに格納し、格納した引用情報を示すURLを印刷するものであった。
一方、実施例3では、上記実施例1を用いて処理するか実施例2を用いて処理するかをユーザが選択可能にすることを特徴とする。
さらには、そもそもWebページのHTMLデータに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性かどうかの判断を行わずに、又は判断結果にかかわらず、従来の方法を用いてWebページを印刷処理するか、実施例1の方法又は実施例2の方法を用いてWebページを印刷処理するかをユーザが選択可能にすることを特徴としている。
以下、図面を用いて第3の実施例について説明するが、図1〜図4については前述した実施例と同様であるため説明を省略する。
図11は、複合機101におけるWebページ印刷処理の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは複合機101内のWebブラウザ208及びハードディスク202又はコントローラ内のROMに格納された各種プログラムをコントローラ205のCPUが実行することによって動作する。
S1101〜S1104までの処理は、それぞれ第一の実施例で説明した図5のS501〜S504までの処理と同様のため説明は省略しする。
S1105においてユーザが図6の「印刷」キー609を押下することによりWebページの印刷を指示したことを認識する。
図12は、本実施例において、図6の「印刷」キー609を押下されたことに応じて表示パネル上に表示される画面の例である。ユーザによって印刷が指示されるとコントローラは、Webページ印刷の印刷モードをユーザに選択させるための画面1201を表示する。ユーザはこの画面1201上の所望の印刷モードを選択する。具体的には、「URL印刷モード」を実行するか否かを選択させるためのボタン。さらに「ボックス格納モード」を実行するか否かを選択させるボタンを表示する。ここで「URL印刷モード」とは、第一の実施例に基づく印刷処理、又は第二の実施例に基づく印刷処理を意味する。つまりWebページに含まれるURLが示す引用情報が所定の属性である場合には、当該引用情報を印刷せずにその引用情報の取得先であるURLを印刷するモードである。
一方、「ボックス格納モード」とは、「URL印刷モード」を実行すると選択された場合にのみ選択可能に表示され、「URL印刷モード」を実行するにあたって、第一の実施例に基づく印刷処理を実行するのか又は第2の実施例に基づく印刷処理を実行するかを選択させるためのモードである。つまり、「ボックス格納モード」を実行すると選択された場合には第2の実施例に基づく印刷処理が実行され、「ボックス格納モード」を実行しないと選択された場合には第一の実施例に基づく印刷処理が実行されることになる。
Webページの印刷指示をユーザが行った際に、1201に示すような選択画面を表示することによって、ユーザは自身が所望する印刷処理モードでのWebページ印刷を指示することができる。
1201上で何れかのモードを選択し、「実行」キーをユーザが押下するとWebページ印刷が実行される。
まず、S1106において、「URL印刷モード」が選択されているか否かを判断する。「URL印刷モード」が選択されていない場合にはS1107に進み、S1107〜S1109の処理を繰り返し、通常のWebページ印刷処理が実行される。つまり、動画データがWebページに含まれていた場合には「印刷できない旨を示す情報を印刷する」か、又は「所定のタイミングの画像を印刷する」又は「動画データの一ページ目のみが印刷される」などの処理が行われ、従って、WebページにURLが含まれていたとしても該URLが示す引用情報の属性にかかわらずそのデータが印刷される。生成された描画データはS1122においてプリンタ部207に出力され、プリンタ部において記録紙に画像形成される。
S1106において、「URL印刷モード」が選択されていると判断された場合にはS1110に進みHTMLデータの解析を行う。S1110〜S1115までの処理は、それぞれ図5に示すS506〜S511の処理と同様である。
S1113において、Webページが有するURLが示す引用情報が所定の属性であると判断された場合にはS1116に進む。
S1116では、1201に示す印刷モード選択画面においてユーザが「ボックス格納モード」を選択したか否かを判断する。
「ボックス格納モード」が選択されていない場合には、S1117に進み、HTMLデータに記述されているURL自体を描画する。つまり、第一の実施例に基づく「URL印刷モード」で処理する。
S1116において、「ボックス格納モード」が選択されていると判断された場合には、S1118に進み、URLが示す引用情報を取得し、S1119に進み、取得したデータを所定のボックスに格納する。S1120では、S1119でボックスに格納した引用情報のURLを描画する。つまり第2の実施例に基づく「URL印刷モード」で処理する。
全てのHTMLデータの解析が終了するとS1122に進み、生成した描画データをプリンタ部207に出力し、プリンタ部では、描画データに基づいて記録紙に画像形成する。
以上説明したように、実施例3によれば、Webページの印刷を指示したユーザが、所望の印刷モードを選択できる。
これにより、印刷するWebページに動画データが含まれていた場合に、当該動画データを従来の方法つまり動画データの一部のみを印刷する方法等で印刷したいといったユーザに対して所望する印刷処理を提供できる。また、印刷するWebページに動画データが含まれていた場合に、当該動画データの取得先を印刷したいといったユーザに対して所望する印刷処理を提供できる。また、動画データをボックスに格納し、格納されたデータの場所を印刷したいといったユーザに対しても所望する印刷処理を提供できる。このように、様々なユーザの要望に的確に対応可能な画像形成装置を提供することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード又はそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、ネットワーク上のファイルサーバが有する記憶装置、或いは、インターネット上のFTPサーバが有する記憶装置など、あらゆる記録媒体を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下、その実施態様1〜4について説明する。
(実施態様1)
情報処理装置(上記実施例記載のWebサーバ103、104)が提供する提供情報(上記実施例記載のWebページ)を取得する第一の取得ステップ(図5に示すステップ503)と、
前記提供情報に含まれる識別情報(上記実施例記載のHTMLデータに記述されるURL)に基づいて、当該識別情報が示す引用情報(上記実施例記載のHTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の情報)を取得する第二の取得ステップ(上記実施例記載の、HTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の所謂引用情報がある場合には当該引用情報を取得、或いは図5のステップ511)と、
前記引用情報を表示部に表示する表示ステップ(図5に示すステップ504)と、
前記引用情報の属性を判断する判断ステップ(図5に示すステップ509)と、
前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷する(図5に示すステップ511)か、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷する(図5に示すステップ512)かを選択する選択ステップ(図5に示すステップ509)と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(実施態様2)
引用情報の属性(上記実施例記載の動画データ、静止画データ、音声データ等)を示す属性情報(上記実施例記載の拡張子)を登録する登録ステップ(図13のステップ1306)をさらに有し、
前記選択ステップは、前記登録ステップにおいて登録された属性情報が示す属性と前記判断ステップにおいて判断された属性とを比較(図5のステップ509)し、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
(実施態様3)
表示されていない前記識別情報を印刷する旨(上記実施例記載のURL印刷モード)の指定を入力する指定入力ステップ(図11のステップ1106及び図12の1102)をさらに有し、
前記指定入力ステップにより前記指定がある場合には前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、前記表示部には表示されない前記識別情報を印刷し、
前記指定がない場合には前記属性にかかわらず前記引用情報に基づいて印刷する(図11のステップ1106に基づく分岐)ことを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム。
(実施態様4)
情報処理装置(上記実施例記載のWebサーバ103、104)が提供する提供情報(上記実施例記載のWebページ)を取得する第一の取得ステップ(図9に示すステップ903)と、
前記提供情報に含まれる識別情報(上記実施例記載のHTMLデータに記述されるURL)に基づいて、当該識別情報が示す引用情報(上記実施例記載のHTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の情報)を取得する第二の取得ステップ(上記実施例記載の、HTMLデータに記述されたURLやファイル名等の識別情報によって示される画像データ等の所謂引用情報がある場合には当該引用情報を取得、或いは図9のステップ911)と、
前記引用情報の属性を判断する判断ステップ(図9に示すステップ909)と、
前記第二の取得ステップで取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶ステップ(図9に示すステップ913)と、
前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報を印刷するか、前記記憶ステップで記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷するかを選択する選択ステップ(図9に示すステップ909)と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
本実施例における画像形成システムを示すシステム構成図である。 本実施例における複合機の機能ブロック図である。 本実施例における複合機の機械的な構成図である。 本実施例における複合機の表示部および操作部を示す図である。 本実施例における複合機のWebページ印刷の動作フローである。 本実施例における複合機の表示パネルの表示例である。 本実施例におけるWebページのHTMLデータの例である。 本実施例におけるWebページの印刷結果の例である。 第二の実施例に基づく複合機のWebページ印刷の動作フローである。 第二の実施例に基づくWebページの印刷結果の例である。 第三の実施例に基づく複合機のWebページ印刷の動作フローである。 第三の実施例に基づく複合機の表示パネルの表示例である。 本実施例における複合機の属性情報選択処理および登録処理の処理フローである。 本実施例における複合機において管理される管理テーブルの例である。
符号の説明
101 複合機
102 クライアントPC
103、104 Webサーバ
105 LAN
106 インターネット

Claims (8)

  1. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記引用情報を表示部に表示する表示ステップと、
    前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択する選択ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 引用情報の属性を示す属性情報を登録する登録ステップをさらに有し、
    前記選択ステップは、前記登録ステップにおいて登録された属性情報が示す属性と前記判断ステップにおいて判断された属性とを比較し、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 表示されていない前記識別情報を印刷する旨の指定を入力する指定入力ステップをさらに有し、
    前記指定入力ステップにより前記指定がある場合には前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷し、
    前記指定がない場合には前記属性にかかわらず前記引用情報に基づいて印刷することを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム。
  4. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
    前記第二の取得ステップで取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報を印刷するか、前記記憶ステップで記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷するかを選択する選択ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得手段と、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得手段と、
    前記引用情報を表示する表示手段と、
    前記引用情報の属性を判断する判断手段と、
    前記判断手段において判断された属性に従って、少なくとも前記表示手段によって表示された前記引用情報か、又は前記表示手段によって表示されない前記識別情報を印刷する印刷手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得手段と、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得手段と、
    前記引用情報の属性を判断する判断手段と、
    前記第二の取得手段で取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
    前記判断手段において判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報か、又は前記記憶手段で記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷する印刷手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記引用情報を表示部に表示する表示ステップと、
    前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記表示ステップによって表示部に表示された前記引用情報を印刷するか、前記表示ステップによって表示部に表示されない前記識別情報を印刷するかを選択する選択ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  8. 情報処理装置が提供する提供情報を取得する第一の取得ステップと、
    前記提供情報に含まれる識別情報に基づいて、当該識別情報が示す引用情報を取得する第二の取得ステップと、
    前記引用情報の属性を判断する判断ステップと、
    前記第二の取得ステップで取得された引用情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記判断ステップにおいて判断された属性に従って、少なくとも前記引用情報を印刷するか、前記記憶ステップで記憶された引用情報の記憶先を示す情報を印刷するかを選択する選択ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
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