JP2006163202A - アレイ基板の検査方法及び検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素電圧保持用コンデンサの精度の高い検査を可能にする。
【解決手段】保持用コンデンサを第1の電圧に充電したあと、トランジスタを非導通状態にし、第1の電圧+ΔVをデータ端子に印加した後、トランジスタを導通状態にして、このとき流れる電荷量を測定し(S1,S2)、トランジスタが非導通状態で、コンデンサの電位がVCであるときに、データ端子に第2の電圧を印加し、次いで、トランジスタを導通状態にしたときに流れ込む電荷量を測定し(S3,S4)、トランジスタが非導通状態で、データ端子に印加される電圧が第1の電圧と異なる電圧であり、コンデンサの電位がVCであるときに、データ端子に第3の電圧を印加し、次いで、トランジスタを導通状態にしたときに流れ込む電荷量を測定し(S5,S6)、画素電圧保持用コンデンサの容量を算出する(S7)ことを含んでなるアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法及び検査装置に関し、詳しくは有機ELパネルや液晶パネル等のアクティブマトリックス表示パネルに用いられるアレイ基板の検査に適用可能な検査方法と検査装置に関する。
近年、表示性能の向上に伴い、液晶パネル(以下、LCDという)や有機ELパネル(以下、OELDともいう)等のフラット・パネル・ディスプレイに注目が集まっている。このようなフラット・パネル・ディスプレイの基板の製造工程においては、これらのアレイ基板の回路が問題なく形成されているか否かの検査(以下、アレイ・テストという)が行われている。LCD、OLEDともに、このアレイ・テストを行う場合には、特にデータ記憶のための画素電圧保持用のコンデンサ(以下、「保持コンデンサ」という)の容量の測定が重要となっている。具体的には、薄膜トランジスタ(TFT)アレイのデータ端子に所定の電圧を印加することによって保持コンデンサに電荷をチャージし、そのチャージされた電荷量を読み出し、電圧値で除算することによってこのコンデンサの容量を求めている。
しかし、従来の技術では、かかる保持コンデンサの容量のみを正確に測定することはときに困難である。これは、アレイ基板の保持コンデンサへ流れる電流をスイッチングするスイッチング素子としてのTFTが有する寄生容量に起因する。TFTにおいては、ゲート電極となる層上面の両端部分に、それぞれソース電極となる層とデータ電極となる層とが積層されている。このソース電極とデータ電極との間に形成される空間により、寄生容量が生じる。アレイ・テストの際には、アレイ基板のデータ線につながるTFTのデータ端子にテストのための電圧を印加して、保持コンデンサに流入する電荷を測定するとき、TFTに寄生した容量が誤差の原因となって、正確な測定ができないという問題があった。
また、アレイ・テストを行うための公知技術としては、特許文献1に記載のものがある。アレイ基板中のTFTアレイのゲート電極に異なる電圧を2回印加して、前記保持コンデンサの容量と蓄積電荷を測定することにより、アレイ基板の突き抜け電圧の異常を検査する。しかし、この文献の技術によっては、TFTアレイのデータ−ソース間に発生する寄生容量による影響が考慮されていない。
いずれのアレイ・テストにおいても、スイッチング素子としてのTFTのデータ−ソース間に発生する寄生容量が保持コンデンサの容量に比べて無視できるほど小さければ問題はないが、そうでない場合、保持コンデンサの測定に誤差が発生し、ひいては正しい突き抜け電圧の検査ができなくなるという問題がある。
特開2004−93644号公報
そこで本発明は、上述の事情を背景にしてなされたものであり、その課題はスイッチング素子に発生する寄生容量と保持コンデンサの容量とを個別に測定することを可能とすることにより、より厳密な保持コンデンサの検査を可能としたアレイ基板の検査方法及びアレイ基板の検査装置を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法は、データ端子とソース端子とゲート端子を有するスイッチング用トランジスタと、該トランジスタのソース端子に接続された画素駆動回路と、前記画素駆動回路と該ソース端子に接続された画素電圧保持用コンデンサとを備えたアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法であって、前記トランジスタが導通状態のまま電圧V1を前記データ端子に印加し、次いで、前記トランジスタを非導通状態にし、前記トランジスタが非導通状態のまま異なる電圧V1+ΔVを前記データ端子に印加した後、前記トランジスタを導通状態にして、このとき前記トランジスタを通って流れる電荷量ΔQを測定する第1ステップと、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧がV3であり、前記コンデンサの電位がVCであるときに、データ端子にV3と異なる電圧V0を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q1を測定する第2ステップと、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧が前記V3と異なるV4であり、前記コンデンサの電位が前記VCであるときに、前記データ端子に電圧V0’を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q2を測定する第3ステップと、得られたΔVと、ΔQ、V0、V0’、V3、V4、Q1、Q2の値に基づいて、画素電圧保持用コンデンサの容量を算出する第4ステップとを含んでなるアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法を提供する。
第2ステップと第3ステップにおいて、V0とV0’の値は、同じでも、異なっていても良い。
これらの検査方法においては、第2ステップまたは第3ステップあるいは第2ステップと第3ステップの両方に先立って、導通状態にある前記トランジスタのゲート電圧を一定に保ったまま、データ端子に印加される電圧を上昇させることにより、前記トランジスタを非導通状態に遷移させて、前記コンデンサの電位を前記トランジスタのゲート電圧VGから前記トランジスタの閾値電圧Vthを引いた値(VC=VG−Vth)にすることができる。
そして、本発明によれば、前記第4ステップにおいては、下記の数1に基づいて保持コンデンサの保持容量CSを算出することができる。
Figure 2006163202
ここで、ΔV'=V2−V1である。
さらに、下記の数2に基づいてさらにトランジスタ又は第1のトランジスタの寄生容量Cdsを算出することもできる。
Figure 2006163202
また別の好適な実施態様として、第2ステップまたは第3ステップで、VC=VG−Vthとする代わりに、前記第2ステップに先立って、導通状態にある前記トランジスタのデータ端子に前記電圧V1を印加し、それを一定に保ったまま、ゲート電圧を下げることにより、前記トランジスタを非導通状態に遷移させて、前記コンデンサの電位をV1にするステップと、前記第3ステップに先立って、導通状態にある前記トランジスタのデータ端子に前記電圧V2を印加し、それを一定に保ったまま、ゲート電圧を下げることにより、前記トランジスタを非導通状態に遷移させて、前記コンデンサの電位をV2にするステップとをさらに実行することもできる。
本発明はさらに、データ端子とソース端子とゲート端子を有するスイッチング用トランジスタと、該トランジスタのソース端子に接続された画素駆動回路と、前記画素駆動回路と該ソース端子に接続された画素電圧保持用コンデンサとを備えたアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査装置であって、電圧源と電荷測定回路と演算装置と記憶手段を具備し、該演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが導通状態のまま電圧V1を前記データ端子に印加し、次いで、前記トランジスタを非導通状態にし、前記トランジスタが非導通状態のまま異なる電圧V1+ΔVを前記データ端子に印加した後、前記トランジスタを導通状態にして、前記電荷測定回路を用いて、このとき前記トランジスタを通って流れる電荷量ΔQを測定して、前記記憶手段に記憶する第1手段と、前記演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧がV1であり、前記コンデンサの電位がVCであるときに、前記データ端子にV1と異なる電圧V0を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに、前記電荷測定回路を用いて、前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q1を測定して、前記記憶手段に記憶する第2ステップと、前記演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧が前記V1と異なるV2であり、前記コンデンサの電位が前記VCであるときに、データ端子に電圧V0’を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに、前記電荷測定回路を用いて、前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q2を測定する第3手段と、前記演算装置により、ΔV、V0、V0’、V3、V4の値と、前記記憶手段に記憶してあるΔQ、Q1、Q2の値に基づいて、画素電圧保持用コンデンサの容量を算出する第4手段とを含んでなるアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査装置を提供する。
このように、本発明によれば、スイッチング素子であるTFTに発生する寄生容量と保持コンデンサの容量とを別々の値として測定できるので、アレイ回路の保持コンデンサの容量を精度よく測定することができる。そのため、LCD及びOLEDのアレイ回路の製造工程における検査をより高い精度をもって行うことができる。本発明の方法または装置によれば、1fFあるいはそれ以下の精度での測定が可能になる。
以下に本発明のアレイ回路の検査装置、検査方法の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。本発明を実施するための最良の形態を、以下に図1ないし図11を使って説明する。
図1に本発明の測定対象となるLCDとOLEDの基本的な回路構成の例を一つの画素158について示す。図1(A)には、LCDとOLEDに共通な回路構成を示す。通常ITOからなる透明電極を含む画素駆動回路186は、TFT182のソース端子(S)につながれたソース線に接続されて、TFT182によりスイッチングされている。このスイッチングTFT182のデータ端子(D)への入力は、データ線Dm(154)に配線164(以下、TFT182のデータ線と呼ぶ)を介して接続している。画素駆動回路186とTFT182を結ぶ配線とグランド線188との間には、電圧保持用のコンデンサ184(容量CS)が接続されている。そして、TFT182のゲート端子(G)に供給されるゲート電圧は、配線162(以下、TFT182のゲート線と呼ぶ)を介してゲート線Gn(152)に接続されている。ここで、m、nはアレイの番号を示す正の整数である。そして、図1(B)は、画素駆動回路186がITO電極190からなるLCDの場合の回路構成を示し、図1(C)は画素駆動回路186が電流供給用の配線196とTFT192と、さらにITO電極194とからなるOLEDの場合の回路構成を示す。そして、図2に示すように、TFT182には、寄生容量Cdsがあり、TFT182が導通あるいはON状態の場合には、データ−ソース間の抵抗RONが生じる。
図2から図7を用いて、本発明における各画素における電圧保持用コンデンサの容量の測定方法について説明をする。図3は本発明の測定方法の全体的な一実施態様を示すフロー図である。まず、対象となる画素アレイに対して第1の電圧変動工程(S1)と第1の電荷測定工程(S2)からなる第1ステップを実施する。図4は、この第1ステップのフロー図であり、図5は、第1の測定工程における画素回路の状態遷移を示す。
まず、トランジスタ182のデータ線154に電圧V1を印加する(S11)。ここで、トランジスタ182の閾値電圧をVthとし、本実施の形態において通常印加されるデータ端子電圧に対してトランジスタ182を導通状態にするのに適したゲート電圧をVGonとし、V1はV1<VGon−Vthを満たす電圧とする。次に、データ端子電圧がV1に保持された状態で、ゲート電圧VGにVGonを印加する。これにより、VG>V1+Vthとなるので、TFTアレイ中のトランジスタ182は導通状態となる(S12)。次に、トランジスタ182が導通している状態で、所定時間以上保持する。この所定時間とは、コンデンサ184が十分に充電された状態となるまでを指し、図5(A)に示すようにコンデンサ184の電圧がデータ端子の電圧V1と等しいか、あるいは十分に近いとみなせるまでの時間をいう。所定時間に達したか否かは、例えば、電荷計を接続して、単位時間当りの電荷計の測定値の増分が0または十分に小さいと判断できるまでの時間として判断でき、このときの時定数τは、トランジスタ182のオン抵抗RONとCSを基にτ=RON×CSで決定されるものである。なお、電荷計の代わりに電流計を接続し、その電流値で所定時間に達したかを判断することもできる。
次いで、トランジスタ182をデータ端子に通常印加される電圧に対して非導通あるいはOFF状態とするのに適したゲート電圧VGoffを、ゲート電圧VGに印加することにより、トランジスタ182を非導通の状態にする(S13)。次に、データ端子電圧をV1+ΔVにする(S14)。但し、電圧ΔVは、V1+ΔV<VGon−Vthを満たす電圧とする。そして、トランジスタ182を非導通のままにしておくと、コンデンサ184はデータ端子とは接続状態にないので、図5(B)に示すように電圧はデータ端子電圧V1+ΔVと異なるVC1となる。この状態のとき、コンデンサにかかる電圧VC1は、次式で求めることができる。
Figure 2006163202
そして、第1の電荷測定工程を行う(S2)。すなわち、データ端子電圧をV1+ΔVに保持したまま、ゲート端子に電圧VGonを印加することによりトランジスタ182を導通状態にする(S15)。この状態をある時間保持すると、図5(C)に示すように、コンデンサ184の電圧はデータ端子電圧と等しいV1+ΔVになり、定常状態に到達する。このときコンデンサ184に流れ込む電荷量ΔQは、
Figure 2006163202
となる。この電荷量ΔQを測定する(S16)。そして、CSは、
Figure 2006163202
で与えられる。
次いで、第2の電圧変動工程(S3)と電荷測定工程(S4)からなる第2ステップを実施する。図6は、第2ステップのフロー図であり、図7は第2の電圧変動工程における各素子の状態遷移を示す図である。
まず、データ端子に、電圧V2を印加し、さらにゲート端子にVGonを印加し、トランジスタ182を導通状態として所定時間以上待ち、コンデンサ184にかかる電圧VCをV2に初期化する(S29)。なお、V2とVGonは、V2<VGon−Vthを満たす電圧とする。ここでのVGonは、第1ステップのVGonとは必ずしも同一である必要はない。また、電圧V2は電圧V1と等しくても良い。このとき、コンデンサ184にかかる電圧は図7(A)に示すようにV2である。次に、ゲート電圧を電圧VGoffに下げる(S30)。次に、データ端子に電圧V3を印加する(S31)。この時、電圧V3はV2より高く、V3>VGon−Vthを満たす電圧である。次に、ゲート電圧VGをVGonに上げる(S32)。この時、トランジスタ182は導通状態になろうとソース端子電圧が上がるが、V3>VGon−Vthであるため。ゲート端子−ソース端子間の電圧が閾値電圧Vth以上の電圧まで追従できない。トランジスタ182は、結局導通状態にはならず、非導通状態のままとなる。この時のコンデンサ184にかかる電圧VCすなわちVC2は、VC2=VG−Vth(VG=VGon)となる(S32及び図7(B))。なお、トランジスタ182が正常に動いてない場合には、この時の電圧VC2は、VC2=VG−Vthとならないことに注意されたい。
その後、ゲート電圧VGを、次に行うデータ端子電圧の変動によりトランジスタの導通/非導通状態が遷移しないように、電圧VGoffに下げる(S33)。このとき、トランジスタは非導通状態にあるので、コンデンサ184の電圧はデータ端子の電圧と等しいV3とはならず、ゲート電圧VGとトランジスタ182の閾値電圧VthとからのVC2=VG−Vthを維持する。
次いで、このトランジスタ182が非導通にされた状態のまま、データ端子電圧をV3と異なるV0にする(S34)。ここで、電圧V0は、V0<VGon−Vthを満たす電圧である。なお、電圧V0は上述の電圧V1あるいは電圧V2のいずれかまたは両方と同じ電圧でも良い。すると、この時のコンデンサ184の電圧VCすなわちVC3は、図7(C)および次式に示すようになる。すなわち、
Figure 2006163202
となる。
ここで、第2の電荷測定工程を実施する(S4)。データ端子電圧をV0に保持したまま、ゲート電圧を電圧VGonに上げてトランジスタ182をオンにし(S35)、データ線を通る電荷量を測定する(S26)。この時、データ線からオン抵抗RONを通って電流が流れて定常状態に至るまで、トランジスタ182のオン状態を所定時間以上保持すると、図7(D)に示すように、コンデンサ184の電圧は、データ端子電圧V0と等しくなる。このときコンデンサに流れ込む電荷量Q1は、
Figure 2006163202
で与えられる。
さらに、印加電圧V3をそれと異なる電圧V4(但し、V4>VGon−Vth)に置き換えて、第2の電圧変動工程と第2の電荷測定工程を繰り返す。これが、第3の電圧変動工程(S5)と第3の電荷測定工程(S6)とからなる第3ステップになる。なお、第2の電圧変動工程と第3の電圧変動工程において、両工程の電圧V0は必ずしも等しい必要はなく、異なる値であっても良い。トランジスタ182を非導通状態にし(S33に相当)、データ端子に電圧V0を印加したとき(S34に相当)、コンデンサ184にかかる電圧VC4は、
Figure 2006163202
となり、トランジスタ182を導通状態にした後にデータ線からコンデンサ184に流れ込む電荷量Q2は、
Figure 2006163202
となる。
すると、第2の電荷測定工程と第3の電荷測定工程における電荷量の差ΔQ’(=Q1−Q2)は、ΔV’=V4−V3とすると、
Figure 2006163202
で与えられる。
そして、数5のCSの式から、
Figure 2006163202
が得られ、
Figure 2006163202
となる。したがって、ΔVとΔV’は所与であるので、ΔQと、Q1,Q2(ΔQ’)を測定することにより、上記の2式から、コンデンサ184の容量CSと、トランジスタ182の寄生容量Cdsを個別に求めることができる。
以上のように、本発明による最良の実施の態様によれば、従来の第1のステップに加えて、第2と第3の電圧変動工程(S3、S5)において、ゲートにトランジスタが導通状態となる電圧、すなわち、通常使用されるデータ端子電圧でトランジスタを導通させる電圧を加えながらも、ゲート端子−ソース端子間の電圧が閾値電圧Vth以下となってしまうためにトランジスタ182が非導通状態となる2電圧を選び、それぞれデータ端子電圧として印加することで、コンデンサ184にかかる電圧を共通の電圧VG−Vthとせしめることを利用して、VC2の項を消去させ、コンデンサ184の電圧VC2を実際に測ることなくコンデンサ184の容量CSと、トランジスタ182の寄生容量Cdsを求めることができる。
なお、上記の各電圧変動と電荷測定の工程において、説明の便宜上、第1,第2,第3と呼んでいるが、これらの工程を実施する順序は任意であり、上記の実施態様に縛られるものではない。別の好適な実施態様としては、第1ステップを行い、次いで第2ステップ、そして、もう一度第1ステップを繰り返して、第3ステップを行うことができる。また、さらに別の好適な実施態様としては、第1ステップの結果は、第1回目または第2回目のどちらの結果を用いることができるが、第1回目と第2回目の平均を採用することもできる。このようにすることで、よりシステマチックな測定が可能になる利点がある。そして、これを、電圧を印加するデータ線を変更して繰り返してゆくことで、各画素単位で、保持コンデンサの容量を測定していくことが可能になる。
また、本発明による別の実施の態様では、第2と第3の電圧変動工程において、図8に示すように、図6のS29からS32の各ステップに代わって、上記の態様ほど高精度ではないが、コンデンサ184にかかる電圧を略VG−Vthとさせる別の方法を用いることができる。すなわち、まず、ゲート電圧にVGoffを与えてトランジスタ182を非導通状態にし(S50)、次にデータ端子電圧にV2<VG−Vthを満たす電圧V2を与え(S51)、次にゲート電圧にVGonを与えてトランジスタ182を導通状態にし(S52)、さらに、データ端子電圧をV3>VGon−Vthを満たす電圧V3まで上げる(S53)。これによりトランジスタ182はゲート端子−ソース端子間電圧が閾値電圧以下となるために非導通状態となり、コンデンサにかかる電圧VC2は略(VG−Vth)となる(VG=VGon)。しかしながら、データ端子電圧をV3まで上げる際に、寄生容量Cdsを介してコンデンサ184に電荷が移動するためにそれほど精度は良くない。しかし、精度がさほど要求されない場合には有効な方法である。残りの工程は図6のS33以降と同様なので、説明を省略する。なお、この場合も、電圧V1,V2,V0の内の2つ或いは3つは互いに等しい電圧とすることができる。
本発明の方法及び装置の実施に用いることができる測定装置200の例を図9に示す。この測定装置は、電圧源222、電荷計213、メモリ212を備え、全体的に演算装置(CPU)により制御されている。そして、この測定装置には、TFTアレイ102が接続されているが、このTFTアレイは、複数の画素(代表的に、その一部に156、158、160の参照番号を付してある)を備え、Vシフトレジスタ142によりゲート線152を、またHシフトレジスタ140によりデータ線154を選択することで、特定の画素に与えるデータ線電圧およびゲート線電圧を規定することができるものである。Hシフトレジスタ140及びVシフトレジスタ142には、クロック信号端子としてCLK_H(128)、CLK_V(148)、パルス入力端子Start_H(130)、Start_V(146)、シフト方向端子Dir_H( 126)、Dir_V(150)、イネーブル端子ENB_V(149)がそれぞれ備えられている。これらのクロック端子128、148と、パルス入力端子130、146と、シフト方向端子126、150と、イネーブル端子149は、CPU211に制御されて後述する動作を行うためのタイミング信号を出力する。
各シフトレジスタは、パルス入力端子に与えられた信号を、シフト方向端子に与えられた信号で規定された方向に、クロック信号端子に与えられたクロック信号に従ってシフト動作をする。ここで、Hシフトレジスタ140およびVシフトレジスタ142の回路を模式的に図9、図10にそれぞれ一例を示し、その動作を説明する。
図10を参照すると、Hシフトレジスタ140は、HSRm 1402を含むHSR1〜 HSRUのU個のシフトレジスタを備えている。Hシフトレジスタ140は、パルス入力端子Start_H 130に与えられた論理ハイ信号を、クロック端子CLK_H(128)に与えられたクロック信号の数ほど、Dir_H端子126で指定された方向にシフト動作し、論理ハイ信号を蓄積するシフトレジスタ(この場合はHSRm 1402)につながれたリレー(この場合は1404)を閉成させ、その結果、Data端子124に与えられた信号はデータ線154(図の例ではDm)に出力される。このように、選択されなかったデータ線は開放状態となる。なお、Hシフトレジスタには、イネーブル端子を備えたものもあり、その場合には、イネーブル端子が論理ハイになっているときだけ、指定されたリレー1404が閉成される。また、Hシフトレジスタには、選択されなかったデータ線を他の信号線に短絡させる方式のものを使用することもできる。
次に、図11を参照すると、Vシフトレジスタ142にはVSRn 1502を含むVSR1〜VSRVのV個のシフトレジスタが備えられる。Vシフトレジスタ142は、パルス入力端子Start_V146に与えられた論理ハイ信号を、クロック端子CLK_V(148)に与えられたクロック信号の数ほど、Dir_V端子150で指定された方向にシフト動作し、この例ではシフトレジスタVSRn1502から論理ハイ信号が出力され、さらにイネーブル端子ENB_V(149)に論理ハイ信号が与えられているときだけVSRn 1502の出力に接続されたアンド回路1504から論理ハイ信号が出力され、その信号がバッファ1506で緩衝増幅されてオン電圧Vonがゲート線Gn 152に出力される。一方、選択されなかったシフトレジスタは、論理ロー信号を出力し、それがバッファで緩衝増幅されて、結果として選択されなかったゲート線にはオフ電圧Voffが出力される。
なお、Vシフトレジスタには、イネーブル端子ENB_V(149)を備えないものもあり、その場合には、アンド回路1504は存在せず、シフトレジスタを選択するだけでゲート線にオン電圧Vonが出力される。
図9に戻ると、Hシフトレジスタ140の電源端子124には、選択したデータ線に電圧を印加する為の可変電圧源222と、可変電圧源222から電圧を印加された状態でデータ線を介して移動する電荷量を測定する電荷計213とが直列に接続されている。なお、可変電圧源222の設定、および、電荷計213の設定はCPU211により制御され、電荷計213の測定値はCPU211を介してメモリ212に格納される。
TFTアレイ102の各画素は、例えば158として指定された画素に示されているように、それぞれ所定のゲート線(Gn)に線162により接続され、同様に所定のデータ線(Dm)に線164により接続されている。
また、この測定装置200は単なる例としてここに示したものであって、特許請求の範囲に記載した本発明を実施するためには、このような装置構成とは異なる、数多くの装置構成を採用できることは、当業者にとって明らかである。例えば、電荷の移動量を測定する電荷計213にはさまざまな方式のものを用いることができるし、例示した以外の方式のHシフトレジスタ140あるいはVシフトレジスタ142についても、本発明を適用することができる。さらに、図1に示したLCD、OLEDの回路についても、例示した以外のさまざまな方式のものに本発明を適用することができる。また、上記の実施の形態では、線188は説明を容易にするために接地されたグランド線として説明したが、他の電位の電源線とすることもできる。また、以上の本発明の説明はTFTがn−typeの場合について記述してきたが、p−typeのTFTに対しても、電圧の正負が逆になるが、同様にして本発明を適用することができる。
本発明で試験対象となる画素回路を説明するブロック図である。 本発明で試験対象となる画素回路を簡略化して示す回路図である。 本発明の測定アルゴリズムを示すフロー図である。 第1ステップのフロー図である。 第1ステップにおける回路構成要素の状態遷移を示す図である。 第2ステップのフロー図である。 第2ステップにおける回路構成要素の状態遷移を示す図である。 第2ステップの代替的な実施例のフロー図である。 本発明の実施に適した試験回路のブロック図である。 図8のHシフトレジスタ140の回路例を示したブロック図である。 図8のVシフトレジスタ142の回路例を示したブロック図である。
符号の説明
102 TFTアレイ
124 Data端子
126、150 シフト方向端子
128、148 クロック信号端子
130、146 パルス入力端子
140 Hシフトレジスタ
142 Vシフトレジスタ
149 イネーブル端子
152 ゲート線
154 データ線
156、158、160 画素回路
162、164 接続線
182 TFT
184 画素電圧保持用コンデンサ
186 画素駆動回路
190 ITO
194 ITO
200 TFTアレイ測定装置
213 電荷計
222 可変電圧源

Claims (15)

  1. データ端子とソース端子とゲート端子を有するスイッチング用トランジスタと、
    該トランジスタのソース端子に接続された画素駆動回路と、
    前記画素駆動回路と該ソース端子に接続された画素電圧保持用コンデンサと
    を備えたアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法であって、
    前記トランジスタが導通状態のまま電圧V1を前記データ端子に印加し、次いで、前記トランジスタを非導通状態にし、前記トランジスタが非導通状態のまま異なる電圧V1+ΔVを前記データ端子に印加した後、前記トランジスタを導通状態にして、このとき前記トランジスタを通って流れる電荷量ΔQを測定する第1ステップと、
    前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧がV3であり、前記コンデンサの電位がVCであるときに、データ端子にV3と異なる電圧V0を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q1を測定する第2ステップと、
    前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧が前記V3と異なるV4であり、前記コンデンサの電位が前記VCであるときに、前記データ端子に電圧V0’を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q2を測定する第3ステップと、
    得られたΔVと、ΔQ、V0、V0’、V3、V4、Q1、Q2の値に基づいて、画素電圧保持用コンデンサの容量を算出する第4ステップと
    を含んでなるアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査方法。
  2. 0とV0’が等しい、請求項1に記載の方法。
  3. 第2ステップと第3ステップのそれぞれに先立って、あるデータ端子電圧V2のもとで前記トランジスタが導通状態となる電圧VGonを前記ゲート端子に加え、ゲート電圧をVGoffに下げて前記トランジスタを非導通状態にした後、ゲート電圧を前記VGonにしても前記トランジスタが導通状態にならない電圧V3にまでデータ端子電圧を上昇させ、そして、ゲート電圧をVGoffからVGonへと上昇させることで、前記コンデンサの電位を前記トランジスタのゲート電圧VGから前記トランジスタの閾値電圧Vthを引いた値(VC=VG−Vth)にするステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 第2ステップと第3ステップのそれぞれに先立って、あるデータ端子電圧V2のもとで前記トランジスタが導通状態となる電圧VGonを前記ゲート端子に加え、次いで、ゲート電圧をVGonにしたままで、ゲート電圧が前記VGonでも前記トランジスタが導通状態にならない電圧V3にまでデータ端子電圧を上昇させることで、前記コンデンサの電位を前記トランジスタのゲート電圧VGから前記トランジスタの閾値電圧Vthを引いた値(VC=VG−Vth)に近い値にするステップをさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  5. 2及びV1+ΔV及びV2はVGon−Vthより小さい電圧であり、V3及びV4はVGon−Vthより大きい電圧である、請求項3または4に記載の方法。
  6. 0=V0’であり、V0、V1、V2のうち、2以上が等しい電圧である、請求項3から5のいずれかに記載の方法。
  7. 第1ステップを実施し、その後、2ステップを実施し、続いて、第1ステップを実施したあとに、第3ステップと第4ステップを実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第4ステップにおいて、下記の数1に基づいて保持コンデンサの保持容量CSを算出する請求項2に記載の方法。
    Figure 2006163202
  9. 下記の数2に基づいてさらにトランジスタ又は第1のトランジスタの寄生容量Cdsを算出する第5ステップをさらに含む請求項2に記載の方法。
    Figure 2006163202
  10. データ端子とソース端子とゲート端子を有するスイッチング用トランジスタと、該トランジスタのソース端子に接続された画素駆動回路と、前記画素駆動回路と該ソース端子に接続された画素電圧保持用コンデンサとを備えたアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査装置であって、
    電圧源と電荷測定回路と演算装置と記憶手段を具備し、
    該演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが導通状態のまま電圧V1を前記データ端子に印加し、次いで、前記トランジスタを非導通状態にし、前記トランジスタが非導通状態のまま異なる電圧V1+ΔVを前記データ端子に印加した後、前記トランジスタを導通状態にして、前記電荷測定回路を用いて、このとき前記トランジスタを通って流れる電荷量ΔQを測定して、前記記憶手段に記憶する第1手段と、
    前記演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧がV1であり、前記コンデンサの電位がVCであるときに、前記データ端子にV1と異なる電圧V0を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに、前記電荷測定回路を用いて、前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q1を測定して、前記記憶手段に記憶する第2ステップと、
    前記演算装置の制御により、前記電圧源を用いて、前記トランジスタが非導通状態で、前記データ端子に印加される電圧が前記V1と異なるV2であり、前記コンデンサの電位が前記VCであるときに、データ端子に電圧V0’を印加し、次いで、前記トランジスタを導通状態にしたときに、前記電荷測定回路を用いて、前記トランジスタを通って流れ込む電荷の量Q2を測定する第3手段と、
    前記演算装置により、ΔV、V0、V0’、V3、V4の値と、前記記憶手段に記憶してあるΔQ、Q1、Q2の値に基づいて、画素電圧保持用コンデンサの容量を算出する第4手段と
    を含んでなるアクティブマトリックス表示パネルのアレイ基板の検査装置。
  11. 0とV0’が等しい、請求項10に記載の装置。
  12. 第2手段と第3手段のそれぞれの操作に先立って、前記演算装置により、前記電圧源を用いて、あるデータ端子電圧V2のもとで前記トランジスタが導通状態となる電圧VGonを前記ゲート端子に加え、ゲート電圧をVGoffに下げて前記トランジスタを非導通状態にした後、ゲート電圧を前記VGonにしても前記トランジスタが導通状態にならない電圧V3にまでデータ端子電圧を上昇させ、そして、ゲート電圧をVGoffからVGonへと上昇させることで、前記コンデンサの電位を前記トランジスタのゲート電圧VGから前記トランジスタの閾値電圧Vthを引いた値(VC=VG−Vth)にする第5手段をさらに含む請求項10または11に記載の装置。
  13. 前記第2手段と第3手段のそれぞれの操作に先立って、前記演算装置により、前記電源を用いて、あるデータ端子電圧V2のもとで前記トランジスタが導通状態となる電圧VGonを前記ゲート端子に加え、次いで、ゲート電圧をVGonにしたままで、ゲート電圧がVGonでも前記トランジスタが導通状態にならない電圧V3にまでデータ端子電圧を上昇させることで、前記コンデンサの電位を前記トランジスタのゲート電圧VGから前記トランジスタの閾値電圧Vthを引いた値(VC=VG−Vth)に近い値にする手段をさらに含む請求項10または11に記載の装置。
  14. 2及びV1+ΔV及びV2はVGon−Vthより小さい電圧であり、V3及びV4はVGon−Vthより大きい電圧である、請求項12または13に記載の装置。
  15. 0=V0’であり、V0、V1、V2のうち、2以上が等しい電圧である、請求項12から14のいずれかに記載の装置。
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