JP2006156308A - 異形部材及び電子デバイス部材並びにそれらの製造方法 - Google Patents

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宏一郎 高島
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順一 小笠原
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Abstract

【課題】配線及びコネクタのコンタクトの形成時に水分解性樹脂型を用いて、配線部のみならず、コンタクトも一体で形成することが可能な異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法を得るようにする。
【解決手段】コネクタのコンタクト30のような異形部材の作成時に樹脂基体43或いは配線用基板1上にPVAの様な水分解性樹脂雄型22を形成することによって、配線部分及びコネクタのコンタクト30を一体で形成させて信頼性が高く、容易に設計変更が可能な配線付き電子デバイス部材及び異形部材の製造方法を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、立体的形状面を有する異形部材及び電子デバイス部材とそれらの製造方法に係わり、特に、バネ状コンタクトやコイルバネの如き異形部材及び電子デバイスとそれらの製造法方に関する。
従来から電子デバイスおよび電子デバイスの製造方法として、最初に作る樹脂基体に、必要とする回路パターン溝を直接作り込み、次のプロセスで、先に作った回路パターン溝に導電性物質を充填した電子デバイスの基体構造及びその製造方法が特許文献1に開示されている。
図8(A)は特許文献1に開示された樹脂基体に導電性物質を充填する機構を示す概念図である。以下、図8(B)により、図8(A)に示す立体的形状を有する樹脂基体80の製造方法を説明する。樹脂基体80を成形する材料は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂を用いてトランスファ成形法あるいは射出成形法で形成されている。例えば、樹脂基体80の成形用材料として、半導体封止用材料等に用いられているシリカ配合熱硬化性エポキシ樹脂を用いている。
金型構造は図8(B)示す様に上型82及び下型83には成形する樹脂基体80の表面に対応する立体形状を賦形し、その立体表面に回路のパターン溝81を4個所に設けている。それぞれの回のパターン溝81の形状は長方形断面となる様な形状の樹脂基体80を成形できる上下金型82,83を製作し、成形した樹脂基体80の回路パターン溝81に、導電性物質84を充填する。導電性物質84の主材料として銅粉を用いているが、電気導電性に優れた材料、例えば銀、アルミニュウム、或いは金等でもよく、銅粉とそのバインダとなる樹脂の混合比は例えば、銅粉70Vol%、バインダ30Vol%を用いている。
シリカ配合熱硬化性エポキシ樹脂をトランスファ成形法で樹脂基体80を成形した後、銅粉70Vol%、PPS(ポリフェニレンサルファイド)粉末30Vol%の割合で混合した導電性物質84を混練溶融後、粉砕ペレット化し、図8(B)に示す略方形状の上下金型82,83を用い射出成形法でノズル85を介し導電物質84を充填成形する。即ち、下金型83に樹脂基体1をインサートし、上金型82をかぶせ、ノズル85から導電性物質84を射出注入することで回路パターン溝81に完全充填される様に成されている。
又、図9(A)に示す様に合成樹脂で枠状に形成された枠状樹脂基体90に電子デバイス部品としてコネクタ91等を形成し、このコネクタ91のコンタクト92に配線を施す場合には、一般にはFPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)が利用され、又、枠状樹脂基体90の形成と共に配線をインサート成型させて配線を同時に形成したものなどが知られている。
従来構成では、図9(B)に示す様に、枠状樹脂基体90の形成と同時にコネクタ91のコンタクト(接触子〕92が挿入可能な段部溝93が形成され、この段部溝93内に先端が略コ字状或いはJ字状に折れ曲がったコンタクト92を挿入固定した後にコンタクト92にFPCやFFCのケーブル94の先端に半田付け95されている。
特開2001−196705号公報
従来例の図9(A),図9(B)で説明した異形構造のコネクタ91用のコンタクト92からなる電子デバイス部材を枠状樹脂基体90に配設するためには、枠状樹脂基体90の成型後にコンタクト92を段部溝93内に挿入固定する作業の他にFFC等のケーブルの半田付け作業を必要とし、作業が煩雑化する課題がある。更に、コンタクト92を作成する為の金型の作成や別工程でのコンタクト92のプレス作業等を考慮すると、更に作業工程が増大する。
又、特許文献1の公開技術を用いて枠状樹脂基体90にコネクタ用のコンタクト92を取り付ける場合を考えると、特許文献1では、枠体樹脂基体90上にリード配線のみを施すための技術であり、リード配線部分とコンタクト92の端子部分が同時に一体で形成できない。この技術を実際に実施した場合、配線部やプラグピンに対して安定した接圧を発生しながら電気的に接触するいわゆるコンタクト92を上述の様に別途プレス成型して用意する必要があり、コンタクト92等の異形部材の形状が複雑になった場合、コンタクト92の折り曲げ工程や折り曲げ部を有する金型において、コストが増大するだけでなく、設計変更等(配線およびコンタクト92の位置の変更)が起こった場合に、射出成型金型の変更が必要となり、金型の設計変更に要する時間が長くなり、コストが更に高まり、信頼性の面で非常に好ましくない。
本発明は叙上の課題を解消するためになされたもので、発明が解決しようとする課題は簡単な工程によって樹脂基体や枠体樹脂基体に異型部材を形成する場合、配線と同時にコンタクトの様な異形部材を得ることを目的とするものである。特に、本発明に於いては設計変更に対して、容易かつ廉価に短期間に回路変更及び電子デバイス部品の作成が可能なものが得られる。
第1の本発明の異形部材は、立体形状を有する樹脂基体に形成される異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を樹脂基体に形成し、樹脂基体に異形部材部を形成し、異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解して、異型部材を形成する様に成したものである。
第2の本発明の電子デバイス部材は、立体形状を有する樹脂基体に形成される電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を樹脂基体に形成し、樹脂基体に配線を形成すると同時に電子デバイス部材部を形成し、電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解して、電子デバイス部材を形成する様に成したものである。
第3の本発明の異形部材の製造方法は、立体形状を有する樹脂基体に形成される異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を樹脂基体に形成する工程と、樹脂基体に異形部材部を形成する工程と、異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解する工程により異形部材を形成する様に成したものである。
第4の本発明の電子デバイス部材の製造方法は、立体形状を有する樹脂基体に形成される電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を樹脂基体に形成する工程と、樹脂基体に配線を形成すると同時に電子デバイス部材部を形成する工程と、電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解する工程により電子デバイス部材を形成する様に成したものである。
本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法によれば、MID(Molded Interconnect Device)やFPC、FFCを採用せず、又、コンタクト等の湾曲部を有する異形部材の折り曲げ工程や折り曲げ部用の金型を廃止することによって、廉価に異形部材や電子デバイス機能付き樹脂基体を製造することが可能となり、特に、設計変更に容易に短時間で対応可能で、射出成型金型の変更が必要でなく、コンタクト形成用の樹脂型の形成に代用させることで容易にコンタクト位置、配線パターンの変更が可能となる。更に、コンタクトの湾曲部の応力集中や電気接合面や接触面に電気的不安定原因が存在しないことから、電気的接触の信頼性の向上した電子デバイスが得られる。
以下、本発明の1形態例の異形部材及び電子デバイス部材並びにそれらの製造方法を図1乃至図5により詳記する。図1は、本発明の配線及び異形部材の形成方法説明用の斜視図、図2(A)乃至(E)は,本発明の異形部材及び電子デバイス部材の製作工程を示す斜視図、図3(A)(B)は、本発明の1形態例の異形部材を構成するコネクタのコンタクトの要部斜視図及び側断面図、図4は本発明の異形部材及び電子デバイス部材が用いられる電子機器の1形態例を示す要部の組み立て状態を示す斜視図、図5は本発明の異形部材としてのコネクタのコンタクトを形成する為の説明用の斜視図である。
図1乃至図5において、図1乃至図3を説明するに、さきだち図4の組立図及び図5のコンタクト形成方法によって、本発明が用いられる電子機器としてのタッチパネル付表示装置の全体的構成を説明する。
図4(A)及び図4(B)に於いて、図4(A)はタッチパネル付表示装置の組み立て状態図、図4(B)はタッチパネル付表示装置の分解斜視図であり、図4(A)に於いて、40は全体としてタッチパネル付表示装置(以下LCD「液晶表示装置」と記す)を示すものであり、額縁状のベゼル41の下端には枠状のタッチプレート42が嵌め込まれ、更に、タッチプレート42の下端には同じく枠型の樹脂基体43が配設されている。この樹脂基体43は熱可塑性合成樹脂或いは熱硬化性合成樹脂によってトランスファ成形法あるいは射出成形法で形成されている。
上述の樹脂基体43の直方形の枠体を構成する長手方向の桁部材45aの略中央位置には圧電素子44が装入されて保持される圧電素子装着部46が設けられ、桁部材45aの手前側には入出力コネクタ部48が形成されている。樹脂基体43の枠体を構成する短辺方向の梁部材45b及び桁部材45aの上面にはFFCやFPCを介して入出力コネクタ部48と圧電素子装着部46間を接続する配線47が敷設されている。圧電素子44は圧電素子装着部48上に載置され配線47に半田付けされる。この枠型の樹脂基体43に下端には更に、LCDモジュール49aが配設されている。49bはLCDモジュール49aの底面を覆う底板である。
上述の様な各部品を組み上げたLCD40は電子機器の本体側の制御回路を介して入出力コネクタ部48に所定の入力電圧が供給されて圧電素子44に与えられる。よって、この圧電素子46からの電圧出力に応じてタッチパネルを変位させることで、タッチパネル42を操作しているユーザの指先には圧電素子46の変位感触の感覚を与えることが出来る様に成されている。
上記した樹脂基体43をLCDモジュール49aの下方向から視た斜視図が、従来例として説明した図9(A)及び図9(B)に示されている様に段部溝93内にコネクタ91のコンタクト92が挿入され、この段部溝93内に異形部材、即ち、先端が略コ字状或いはJ字状に折れ曲がったコンタクト92を挿入固定した後にFPCやFFCのリードの先端に半田付けされている。
本発明では上記した、樹脂基体43の入出力コネクタ部48のコンタクト等の異形部材を簡単に形成するために、FFCやFPCを用いずに、設計変更が容易で簡単にコンタクト92等の異形部材及び配線が可能な異形部材及び電子デバイス部材並びにそれらの製造方法を得ようとするものである。本発明の入出力コンタクト部48は特許文献1に開示されたと同様に樹脂基体43の成型と同時に予め配線用の回路パターン用の配線溝50を図5に示す様に形成しておき、この配線溝50内にデスペンサーを介して導電性物質84を充填するが、この導電性物質84の充填作業の前に予め水分解性樹脂でコンタクト92即ち、異形部材の形状と対応する面に反対形状の水分解性樹脂型51を賦形した後に導電性物質84を配線溝50内に沿ってデスペンサーを介して充填させて行き配線を形成すると共に水分解性樹脂型51上にも導電性物質84を図4の矢印Dの様に連続して塗布して行き乾燥後にコンタクト92等の異形部材を構成させている。
以下、図2(A)〜図2(E)及び図3(A)図3(B)によって電子デバイス部材として、コネクタ用のコンタクト(接栓座用接触子バネ)の形成方法を詳記する。図2(A)で1は図4及び図5で説明したと同様の樹脂基体43であり、又、樹脂基体43の材料としては、射出成型が可能で射出成型の温度及び水分解性型の分解工程に耐えるものであれば、特に指定はなく、樹脂基体43自体の機械的強度の観点から、たとえば、ABS、PC、PC+ABS等の熱可塑性或いは熱硬化性合成樹脂を用いることが出来る。この樹脂基体43の図2(A)の如き所定位置21上にコンタクト30を形成する場合に、この所定位置21上に水分解性樹脂、例えば、ポリビニルアルコール(Polyvinyl Alcohol:以下PVAと記す)を用いて、図3(A)に示す様な例えば、先端に段部31と湾曲部32を有し、コネクタプラグのピン又は接触片に所定の摩擦力を付与可能なコンタクト30の段部31や湾曲部32と対応する水分解性樹脂型22を樹脂基体43の所定位置21上に図2(B)に示す様に形成して、設計変更に容易かつ短時間で廉価に対応させようとするものである。
次の工程では、図2(C)に示す様に、回路パターンは主材料として銅粉を用いた導電性物質84をデスペンサーによる押し出してパターニングする。導電性物質84は電気導電性に優れた材料、例えば銀、アルミニュウム、或いは金などでもよく、銅粉とそのバインダとなる樹脂の混合比は特許文献1と同様に例えば、銅粉70Vol%、バインダ30Vol%であつてよい。この導電性物質84により回路パターンの配線(ケーブル)84とコンタクト30が連続的に同時に形成される。
このような、樹脂基体43と導電性物質84との接着力を高めるために、図5で説明したように樹脂基体84の成型時に同時に配線溝50を形成し、又は、回路パターンの配線84を貼り付け、或いは、版を作成して回路パターンを形成しても良い。又、水分解性樹脂型51にコンタクト用の溝52を形成しても良い。
次の工程では、図2(D)に示す様に導電性物質84とコンタクト30を熱処理により硬化させることで導電性物質84の配線とコンタクト30が一体に形成される。
更に、次の工程では図2(E)に示すように、水分解性樹脂型22を水23により洗い流すことで、水分解性樹脂型22が無くなり、弾性に富むコンタクト30が形成される。PVAで構成された水分解樹脂型22は酢酸ビニルを重合しポリ酢酸ビニルとし、これを鹸化(けん化、加水分解)するが、完全な加水分解物のみでなく、けん化物を含むが熱水によれば、水分解性樹脂型22はよく溶解する。従って、ポリ酢酸ビニルを部分けん化して結晶性を阻害して常温の水に溶けるようにしても良い。又、液体アンモニウム、ジメチルスルホキシドや有機性溶剤としてのジメチルホルムアミド、エチレングライコール、エタノールアミンで溶解させても良い。上述のような工程により図3(A)、図3(B)に示すコンタクト30が樹脂基体43上に形成可能となる。
図1(A)は本発明の異形部材の他の形成方法を模式的に示した要部の斜視図であり、1は樹脂基体43と同様の電子機器の筐体、電子デバイス部材筐体等を含む配線用基板であり、この配線用基板1上に回路パターン用版2を形成する。この回路パターン用版2の配線路溝3の所定位置に水分解樹脂型22をPVAで形成する。この水分解樹脂型22は図2(A)で説明したと同様に異形部材となるコンタクト30の形状に対応する反対の形状に賦形する。
次に、金属粉にバインダを混合した導電性物質84を回路パターン用版2に形成された配線路溝3に沿ってデスペンサー4から所定角度θ傾け一定の速度Vで移動送出する。更に、配線路溝3に連接する水分解樹脂雄型22の外表面に沿ってコンタクト30の段部31と湾曲部32に対応する曲率面5上にデスペンサー4の角度θの傾度を所定角度に調整し、かつ、速度Vで移動させ導電性物質84を配線路溝3内より厚く塗布する。
上記した導電性物質3で形成された配線及びコンタクトが硬化した段階で水分解樹脂型22を水又は熱水或いは上記した各種溶剤によって溶解させた後に回路パターン用版2を除去すれば、配線用基板1上に配線と連接したコネクタ用のコンタクト30を図1(A)のように構成することが出来る。
図6は電子デバイス部材としてコイルを互いに直交する様に配設された配線用基板間に垂直に形成させるように成したものであり、第1の配線用基板60上で第2の配線用基板62近傍に略円柱状の外周に螺旋形状溝を形成したPVAで形成した雌型61を立設し、図1で説明したと同様にデスペンサー4を介して第1及び第2の配線基板60、61上の配線及び雌型61の螺旋溝に沿って導電性物質84を連続形成し、乾燥後に雌型61を除去或いは除去しない様(コアーとする)に形成することで、電子デバイス部材を立設配置することが出来る。
図7(A)(B)は異形部材としてのコイルバネ73の形成方法を示すもので、図7(A)に示す様にシャーシ、樹脂基体、底板などで構成される基板70上に円錐体の外周に沿って形成した螺旋状溝を形成したPVAで形成した雌型71を植立し、雌型71の螺旋溝に沿って導電性物質84を充填形成することで図7(B)の様な円筒状或いは円錐状のコイルバネ73を得るようにしたものである。
上記した本発明によれ、MIDによる樹脂基体やFPC,FFCを採用せず、又、電気配線の折り曲げ工程を行なわず、配線と同時に樹脂基体上コンタクトの様ない異形部材を製造することが可能となる。
又、本発明によれば、版および、コンタクト形成用水分解性樹脂型を用いることで、製作に長時間を要する射出成金型の変更を行なうことなく、設計変更に容易に短時間で廉価に対応可能となる。
更に、応力集中するコネクタ端子の折り曲げ部やコネクタ端子と配線部の接触面の如き電気的接触の不安定原因となる電気接合界面が存在しないことから、電気接触部の信頼性が大幅に向上するなどの効果を奏する。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本例では電子機器としてタッチパネル付LCDについて説明したが、一般の記録再生装置、携帯用電話機、TV受像機、デジタルカメラ等の筐体、樹脂基板、電子デバイ部品に等に適用可能である。
本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法の一形態例を示す要部の斜視図である。 本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法の工程を説明するための要部の側断面図である。 本発明で得られた異形部材及び電子デバイス全体的な斜視図及び側断面図である。 本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法が用いられる電子機器の分解斜視図である。 本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法の他の工程を説明するためのコネクタ部の斜視図である。 本発明の異形部材及び電子デバイス並びにそれらの製造方法の更に他の工程を説明するためのコイルの斜視図である。 本発明の異形部材及びにそれらの製造方法の更に他の工程を説明するためのコイルバネの斜視図である。 従来の電子デバイス及びその製造方法を示す斜視図及び側断面図である。 従来の電子デバイス及びにその製造方法を示す樹脂基体とコネクタ部の斜視図である。
符号の説明
1…配線用基板、2…回路パターン用版、3…配線路溝、4…デスペンサー、5…曲率面、21…所定位置、22,51…水分解性樹脂雄型、30…コンタクト、31…段部、32…湾曲部、40…タッチパネル付表示装置、41…ベセル、42…タッチプレート、43…枠型の樹脂基体、48…入出力コネクタ部、49a…LCDモジュール、49b…底板、50…配線溝、60…第1の配線基板、61,71…雌型、62…第2の基板、63…配線、64…コイル、70…基板、73…コイルバネ、80…樹脂基板、81…パターン溝、82…上型、83…下型、90…樹脂基体、91…コネクタ、92…コンタクト

Claims (7)

  1. 立体形状を有する樹脂基体に形成される異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を該樹脂基体に形成し、該樹脂基体に該異形部材部を形成し、該異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解して、該異型部材を形成して成ることを特徴とする異形部材。
  2. 前記異形部材がコイルバネであることを特徴とする請求項1記載の異形部材。
  3. 立体形状を有する樹脂基体に形成される電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を該樹脂基体に形成し、該樹脂基体に配線を形成すると同時に該電子デバイス部材部を形成し、該電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解して、該電子デバイス部材を形成する様に成したことを特徴とする電子デバイス部材。
  4. 前記電子デバイス部材がコネクタのコンタクトであることを特徴とする請求項3記載の電子デバイス部材。
  5. 前記電子デバイス部材がコイルであることを特徴とする請求項3記載の電子デバイス部材。
  6. 立体形状を有する樹脂基体に形成される異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を該樹脂基体に形成する工程と、
    前記樹脂基体に前記異形部材部を形成する工程と、
    前記異形部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解する工程により該異形部材を形成する様に成したことを特徴とする異形部材の製造方法。
  7. 立体形状を有する樹脂基体に形成される電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を該樹脂基体に形成する工程と、
    前記樹脂基体に配線を形成すると同時に前記電子デバイス部材部を形成する工程と、
    前記電子デバイス部材形状と反対形状の水分解性樹脂を分解する工程により該電子デバイス部材を形成する様に成したことを特徴とする電子デバイス部材の製造方法。
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